JPH08263777A - ドアホン装置 - Google Patents

ドアホン装置

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JPH08263777A
JPH08263777A JP6374195A JP6374195A JPH08263777A JP H08263777 A JPH08263777 A JP H08263777A JP 6374195 A JP6374195 A JP 6374195A JP 6374195 A JP6374195 A JP 6374195A JP H08263777 A JPH08263777 A JP H08263777A
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聖 高橋
Hideo Sakamoto
英雄 阪本
Tomohide Furuya
智英 古屋
Yoshihiro Tanigawa
嘉浩 谷川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一のケーブルを用いて、誤動作をせずに警
報を行うことができるドアホン装置を提供する。 【構成】 親機2のキャリア発生回路2Pは、警報受信
回路2Mから警報信号が入力されると、音声信号に影響
を与えない周波数のキャリア信号を発生させて多重分離
回路2Bに出力する。多重分離回路2Bは、入力された
キャリア信号をケーブルCa1中の信号に多重化して子
機1に送信する。子機1は、多重分離回路1Iにおい
て、多重化して親機2から送信されてきたキャリア信号
を分離し、分離されたキャリア信号がキャリア検出回路
1Jで検出されると、警報駆動回路1Kは、警報出力回
路1Lを駆動させるための電圧を発生させる。警報出力
回路1Lは、警報駆動回路1Kで発生させた電圧に基づ
いて発光ダイオードledを点灯させる。従って、キャ
リア信号を音声信号に影響を与えない周波数に設定して
いるので、音声信号を送信するケーブルCa1と同一の
ケーブルを用いてキャリア信号を送信することにより警
報を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、玄関等に設置される子
機と居室等に設置される親機との間で、信号の送受信を
行うドアホン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来例に係るドアホン装置を
示すブロック図である。建物の玄関等に設置される子機
1は、ケーブルCa1,Ca2により、建物の居室等に
設置される親機2に接続されている。子機1は、建物内
の住人との会話を行ったり、また、建物内の火災等の非
常事態を建物の外部に知らせるものであり、電源回路1
Aと、カメラユニット1Bと、映像FM変調回路1C
と、映像送信回路1Dと、マイク1Eと、スピーカ1F
と、音声送受話回路1Gと、呼出釦1Hと、多重分離回
路1Iと、警報表示灯LEDを有して成る。ここで、電
源回路1Aは、多重分離回路1Iで分離された直流電源
を、自己の警報表示灯LEDを除く各回路に供給するも
のである。カメラユニット1Bは、来客の画像を撮影し
て映像信号として映像FM変調回路1Cに送信するもの
である。映像FM変調回路1Cは、入力された映像信号
をFM変調して映像FM信号として映像送信回路1Dに
送信するものである。映像送信回路1Dは、入力された
映像FM信号を増幅して多重分離回路1Iに送信するも
のである。マイク1Eは、来客の音声を音声信号として
音声送受話回路1Gに送信するものである。スピーカ1
Fは、親機2から音声送受話回路1Gを介して入力され
た音声信号を音声として再生するものである。音声送受
話回路1Gは、マイク1Eから入力された音声信号を増
幅して多重分離回路1Iに送信するとともに、親機2か
ら送信されてきた音声信号を増幅してスピーカ1Fに送
信するものである。呼出釦1Hは、来客が操作すること
により来客の存在を建物の住人に知らせる呼出信号を多
重分離回路1Iに送信するものである。多重分離回路1
Iは、ケーブルCa1中の信号に、映像FM信号,音声
信号,呼出信号を多重化して親機2に送信するととも
に、親機2から多重化して送信されてきた音声信号や直
流電源を分離して、音声送受話回路1Gや電源回路1A
に送信するものであり、ケーブルCa1の子機1側に接
続されている。警報表示灯LEDは、建物内で非常事態
が発生したことを建物の外部に知らせるものであり、親
機2からケーブルCa2を介して直流電源が供給される
ことにより点灯または点滅する。
【0003】親機2は、電源回路2Aと、多重分離回路
2Bと、映像受信回路2Cと、映像FM復調回路2D
と、モニタユニット2Eと、音声送受話回路2Fと、ハ
ンドセット2Gと、呼出信号検出回路2Hと、呼出音発
生回路2Iと、スピーカ2Jと、スイッチ2Kと、セン
サー入力インターフェース2Lと、警報受信回路2M
と、警報音発生回路2Nと、表示器2Oと、リセットス
イッチ2Qと、警報表示灯駆動回路2Rとを有して成
る。ここで、電源回路2Aは、商用電源(図示せず)に
接続され、親機2の各回路が動作するための直流電源を
供給するとともに、ケーブルCa1を介して、子機1に
も直流電源を供給するものである。多重分離回路2B
は、子機1から多重化して送信されてきたケーブルCa
1中の映像FM信号,音声信号,呼出信号を分離して、
映像受信回路2C,音声送受話回路2F,呼出信号検出
回路2Hに送信するとともに、ケーブルCa1中の信号
に、音声送受話回路2Fからの音声信号を多重化して子
機1に送信するものである。映像受信回路2Cは、多重
分離回路2Bで抽出された映像FM信号を受信して映像
FM復調回路2Dに送信するものである。映像FM復調
回路2Dは、映像受信回路2Cから入力された映像FM
信号を復調して映像信号としてモニタユニット2Eに送
信するものである。モニタユニット2Eは、映像FM復
調回路2Dから入力された映像信号を画像表示するもの
である。音声送受話回路2Fは、多重分離回路2Bで分
離された子機1からの音声信号を受信してハンドセット
2Gに送信するとともに、ハンドセット2Gからの音声
信号を増幅して多重分離回路2Bに送信するものであ
る。ハンドセット2Gは、子機1から音声送受話回路2
Fを介して送信されてきた音声信号を音声として再生す
るとともに、住人等の音声を音声信号として音声送受話
回路2Fに送信するものである。呼出信号検出回路2H
は、多重分離回路2Bで分離された呼出信号を検出し
て、呼出音発生回路2Iに送信するものである。呼出音
発生回路2Iは、呼出信号検出回路2Hから呼出信号が
入力されると、呼出音を発生させてスピーカ2Jに送信
するものである。スピーカ2Jは、呼出音発生回路2I
からの呼出音及び警報音発生回路2Nからの警報音によ
り鳴動するものである。警報受信回路2Mは、居室内で
非常事態が発生して住人等がスイッチ2Kを操作したと
き、または、火災センサー等(図示せず)が作動してセ
ンサー入力インターフェース2Lに入力があったとき
に、警報音発生回路2N,表示器2O,警報表示灯駆動
回路2Rに警報信号を送信するものである。警報音発生
回路2Nは、警報受信回路2Mから警報信号が入力され
ると、警報音を発生させてスピーカ2Jに送信するもの
である。表示器2Oは、警報受信回路2Mからの警報信
号に基づいて警報内容を表示するものである。リセット
スイッチ2Qは、非常事態を解除するものである。警報
表示灯駆動回路2Rは、警報受信回路2Mから警報信号
が入力されると、ケーブルCa2を介して警報表示灯L
EDに対して直流電源を供給するものである。
【0004】以下、従来例における動作について説明す
る。待機(来客がない)時、親機2は、電源回路2Aに
より子機1の各回路を動作させない低い電圧(例えば6
V)の直流電源を子機1の各回路に供給して、呼出釦1
Hの操作を待ち受ける。
【0005】来客時、子機1の呼出釦1Hを来客が操作
することにより発生した呼出信号は、多重分離回路1I
において、ケーブルCa1中の直流電源に多重化されて
直流電源の電圧変化(例えば瞬時に2V)として親機2
に送信される。親機2は、多重分離回路2Bにおいて分
離された呼出信号が呼出信号検出回路2Hで検出される
と、呼出音発生回路2Iで呼出音を発生させてスピーカ
2Jを鳴動させる。そして、親機2は、ケーブルCa1
中の直流電源の電圧が変化すると、子機1の各回路を動
作させる高い電圧(例えば24V)の直流電源を電源回
路2Aから子機1の各回路に供給する。
【0006】子機1の各回路が起動されると、子機1
は、カメラユニット1Bで来客等の画像を撮影して映像
信号として映像FM変調回路1Cに送信し、変調を行っ
て映像FM信号として映像送信回路1Dに送信し、増幅
して多重分離回路1Iに送信される。多重分離回路1I
では、入力された映像FM信号を多重化して親機2に送
信する。
【0007】親機2は、子機1から多重化して送信され
てきた映像FM信号を多重分離回路2Bで分離し、映像
受信回路2Cで受信されると、受信した映像FM信号を
映像FM復調回路2Dで復調して映像信号としてモニタ
ユニット2Eに送信し、画像表示させる。
【0008】そして、居室内の住人がハンドセット2G
をオフフック操作することにより、呼出音発生回路2I
が停止してスピーカ2Jからの鳴動が止むとともに、子
機1と親機2との間に通話路が形成される。来客等の音
声は、マイク1E,音声送受話回路1Gを介して音声信
号として多重分離回路1Iに入力される。多重分離回路
1Iは、入力された音声信号をケーブルCa1中に多重
化して親機2に送信する。
【0009】親機2は、多重分離回路2Bにおいて、多
重化して送信されてきた音声信号を分離して音声送受話
回路2Fを介してハンドセット2Gで再生するととも
に、居室内の住人の音声は、ハンドセット2G,音声送
受話回路2Fを介して多重分離回路2Bに入力される。
多重分離回路2Bは、入力された音声信号をケーブルC
a1中に多重化して子機1に送信する。
【0010】子機1は、多重分離回路1Iにおいて、多
重化して送信されてきた音声信号を分離して音声送受話
回路1Gを介してスピーカ1Fで再生する。
【0011】通話終了時、居室内の住人は、ハンドセッ
ト2Gをオンフック操作することにより、電源回路2A
は、子機1の各回路を動作させない低い電圧(例えば6
V)の直流電源の供給に切り替え、待機状態に戻る。
【0012】一方、居室内で非常事態が発生して、住人
がスイッチ2Kを操作したり、センサー入力インターフ
ェース2Lに入力があると、警報受信回路2Mは起動さ
れ、警報信号を警報音発生回路2N,表示器2O,警報
表示灯駆動回路2Rに送信する。警報音発生回路2N
は、警報信号が入力されると警報音を発生させて、スピ
ーカ2Jを鳴動させ、表示器2Oは、警報信号に基づい
て警報内容を表示させる。警報表示灯駆動回路2Rは、
警報信号が入力されると、警報表示灯LEDを点灯また
は点滅させるための直流電源を、ケーブルCa2を介し
て供給し、子機1の警報表示灯LEDは、ケーブルCa
2を介して直流電源を供給されることにより点灯または
点滅する。そして、非常事態が解消されたときには、リ
セットスイッチ2Qを操作することにより、警報表示灯
駆動回路2Rは、警報表示灯LEDへの直流電源の供給
を止めて、警報表示灯LEDの点灯または点滅を停止す
るとともに、スピーカ2Jからの鳴動も止む。
【0013】
【発明の解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成のドアホン装置においては、ケーブルCa1中の
直流電源に音声信号,映像FM信号が多重化され、更
に、子機1からの呼出信号が、親機2において、直流電
源の電圧の変化として検出されるので、直流電源の電圧
の変化によって警報表示灯LEDの点滅または点灯の制
御が行われる警報表示灯駆動回路2Rから警報表示灯L
EDへの直流電源の供給をケーブルCa1中に重畳させ
ることは、呼出信号検出の誤動作の原因となるため、警
報表示灯LEDへの直流電源の供給のためのケーブルC
a2を別配線で設ける必要があった。
【0014】しかし、ケーブルCa2を別配線で設ける
ときに誤配線をしてしまったり、また、配線工事の煩雑
さを増す原因となっていた。
【0015】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、同一のケーブルを用
いて、誤動作をせずに警報を行うことができるドアホン
装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
音声信号を送受信する音声送受信回路と、送信信号を多
重化して送信するとともに、受信信号を分離する多重分
離回路とを有して成る子機と、音声信号を送受信する音
声送受信回路と、送信信号を多重化して送信するととも
に、受信信号を分離する多重分離回路とを有して成る親
機とを伝送線を介して接続し、前記親機と子機との間
で、多重分離回路で多重化された信号を送受信するよう
にしたドアホン装置において、前記親機には、非常事態
を検出して警報信号を送信する警報送信回路と、前記警
報送信回路から警報信号が出力されると、前記音声信号
に影響を与えない周波数のキャリア信号を発生させるキ
ャリア発生回路とを付加し、前記子機には、前記キャリ
ア信号を検出するキャリア検出回路と、警報を行う警報
出力回路と、前記キャリア検出回路で前記キャリア信号
が検出されると前記警報出力回路を駆動する警報駆動回
路とを付加し、前記親機は、前記キャリア発生回路から
出力されたキャリア信号を、前記多重分離回路により多
重化して前記子機に送信し、前記子機は、該多重分離回
路で分離されたキャリア信号を前記キャリア検出回路で
検出し、該キャリア検出回路で検出されたキャリア信号
に基づいて前記警報駆動回路により前記警報出力回路を
駆動し、前記警報出力回路により警報を行うようにした
ことを特徴とするものである。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載のド
アホン装置において、撮影した映像信号を変調する映像
FM変調回路と、音声信号を送受信する音声送受信回路
と、送信信号を多重化して送信するとともに、受信信号
を分離する多重分離回路とを有して成る子機と、変調さ
れた映像信号を復調する映像FM復調回路と、音声信号
を送受信する音声送受信回路と、送信信号を多重化して
送信するとともに、受信信号を分離する多重分離回路と
を有して成る親機とを伝送線を介して接続し、前記親機
と子機との間で、多重分離回路で多重化された信号を送
受信するようにしたドアホン装置において、前記親機に
は、非常事態を検出して警報信号を送信する警報送信回
路と、前記警報送信回路から警報信号が出力されると、
前記音声信号及び変調された映像信号に影響を与えない
周波数のキャリア信号を発生させるキャリア発生回路と
を付加し、前記子機には、前記キャリア信号を検出する
キャリア検出回路と、警報を行う警報出力回路と、前記
キャリア検出回路で前記キャリア信号が検出されると前
記警報出力回路を駆動する警報駆動回路とを付加して成
ることを特徴とするものである。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のドアホン装置において、前記キャリア検出
回路及び警報駆動回路をフィルタ回路で構成し、前記キ
ャリア信号の振幅電圧を前記警報出力回路を駆動させる
ために十分な電圧としたことを特徴とするものである。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載のドアホン装置において、前記キャリア発生回
路で異なる周波数を有する複数のキャリア信号を発生さ
せ、前記キャリア検出回路で前記複数のキャリア信号を
検出し、前記警報出力回路により、前記複数のキャリア
信号に基づいて複数種の警報を行うようにしたことを特
徴とするものである。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項3または請
求項4記載のドアホン装置において、前記警報出力回路
を、2つの発光ダイオードを互いに逆方向に並列に接続
した構成とすることを特徴とするものである。
【0021】
【作用】請求項1乃至請求項3記載の発明は、キャリア
発生回路において、音声信号や映像信号に影響を与えな
い周波数のキャリア信号を発生させ、子機は、親機から
送信されてきたキャリア信号に基づいて警報出力回路に
より警報を行うようにしており、音声信号や映像信号と
同一の伝送線を用いてキャリア信号を送信して警報を行
うことができる。
【0022】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載のドアホン装置において、キャリア発生回路
で、警報の種類に対応させて異なる周波数を有する複数
のキャリア信号を発生させ、キャリア検出回路で複数の
キャリア信号を検出し、警報出力回路でキャリア信号に
基づいた警報を行うようにしており、子機において、非
常事態の内容に基づいた複数種の警報を行うことができ
る。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項3または請
求項4記載のドアホン装置において、警報出力回路を、
2つの発光ダイオードを互いに逆方向に並列に接続した
構成としており、キャリア信号の正負の周期に対応し
て、2つの発光ダイオードが交互に点灯し、明るさが増
して警報表示の視認度を向上させることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に基づ
き説明する。図1は、本発明の一実施例に係るドアホン
装置の一例を示すブロック図である。なお、従来例とし
て図11に示したものに対して同一の箇所については同
一符号を付して説明を省略する。キャリア検出回路1J
は、多重分離回路1Iで分離された後述するキャリア信
号を検出するものである。警報駆動回路1Kは、キャリ
ア検出回路1Jでキャリア信号が検出されると、警報出
力回路1Lを動作させる電圧を発生させるものであり、
マルチバイブレータや積分回路等が用いられる。警報出
力回路1Lは、建物の外部に対して建物内の非常事態を
知らせるものであり、図2に示すように、マルチバイブ
レータ1Kで発生された電圧に基づき点滅または継続し
て点灯する発光ダイオードledと、発光ダイオードl
edと逆方向で並列に接続されたダイオードDを有して
成る。なお、ダイオードDは、発光ダイオードledを
逆電圧の印加から保護するためのものである。
【0025】親機2のキャリア発生回路2Pは、警報受
信回路2Mから警報信号が入力されると、キャリア信号
を発生させ多重分離回路2Bに送信するものである。図
3は、本実施例に係るキャリア信号の一例を示す模式図
であり、図4は、キャリア信号の送信の一例を示す模式
図である。キャリア発生回路2Pは、図3,図4に示す
ように、音声信号に影響を与えない周波数(例えば30
KHz)のキャリア信号を生成し、多重分離回路2Bに
対して、キャリア信号が送信される時間T1とキャリア
信号が送信されない時間T2が繰り返されるように送信
する。
【0026】以下、本実施例の動作について説明する。
なお、待機(来客がない)時,来客時及び警報音発生回
路2N,表示器2Oの動作については、従来例に示した
動作と同じであるので、ここでは説明を省略する。キャ
リア発生回路2Pは、警報受信回路2Mから警報信号が
入力されると、図4に示すような音声信号に影響を与え
ない周波数(例えば30KHz)のキャリア信号を発生
させて多重分離回路2Bに送信する。多重分離回路2B
は、入力されたキャリア信号をケーブルCa1中の信号
に多重化して子機1に送信する。
【0027】子機1は、多重分離回路1Iにおいて、多
重化して送信されてきたキャリア信号を分離し、分離さ
れたキャリア信号がキャリア検出回路1Jで検出される
と、警報駆動回路1Kは、警報出力回路1Lを駆動させ
るための電圧を発生させ、警報出力回路1Lの発光ダイ
オードledは、警報駆動回路1Kで発生した電圧に基
づき点灯する。
【0028】ここで、警報出力回路1Lの発光ダイオー
ドledは、親機2からキャリア信号が送信されている
ときだけ点灯し、キャリア信号が送信される時間T1と
キャリア信号が送信されない時間T2が繰り返されるこ
とにより、点滅することになる。
【0029】従って、本実施例においては、非常事態が
発生したときに送信されるキャリア信号を、音声信号に
影響を与えない周波数に設定するようにしたので、親機
2が、呼出信号を直流電源の電圧の変化として検出する
場合において、警報を行うためのキャリア信号を呼出信
号と誤って判断することがなく、ドアホン装置が誤動作
するのを防止することができる。
【0030】なお、本実施例では、キャリア信号が送信
される時間T1とキャリア信号が送信されない時間T2
が繰り返されるようにキャリア発生回路2Pで設定する
ようにしたが、これに限定される必要はなく、絶えずキ
ャリア信号が送信されるようにして発光ダイオードle
dを継続して点灯させるようにしてもよい。また、本実
施例においては、発光ダイオードledの点滅または継
続点灯の設定をキャリア発生回路2Pで行ったが、これ
に限定される必要はなく、警報駆動回路1Kで設定する
ようにしてもよい。更に、本実施例においては、警報出
力回路1Lにおいて、発光ダイオードledを点滅また
は継続して点灯するようにしたが、これに限定される必
要はなく、音声等により建物の外部に知らせるようにし
てもよい。
【0031】図5は、本発明の他の実施例に係るドアホ
ン装置の一例を示すブロック図である。本実施例に示す
ブロック図は、図1に示すブロック図の子機1側に、カ
メラユニット1B,映像FM変調回路1C,映像送信回
路1Dを付加し、親機2側に、映像受信回路2C,映像
FM復調回路2D,モニタユニット2Eを付加したもの
であり、上述の実施例において、更に、映像を送信でき
るようにしたものである。本実施例においては、図6に
示すように、音声信号,映像FM信号に影響を与えない
周波数(例えば30KHz)のキャリア信号を、キャリ
ア発生回路2Pで発生させて多重分離回路2Bによりケ
ーブルCa1中の信号に多重化して子機1に送信し、子
機1は、多重分離回路1Iで分離されたキャリア信号を
キャリア検出回路1Jで検出すると、警報駆動回路1K
は、警報出力回路1Lを駆動させて点滅または継続して
点灯させる。
【0032】従って、本実施例においても、上述の実施
例と同様に、音声信号及び映像FM信号を送受信するケ
ーブルCa1を用いてキャリア信号を子機1に多重化し
て送信することができ、子機1の警報出力回路1Lで警
報を行うことができる。
【0033】なお、本実施例においては、キャリア発生
回路2Pでキャリア信号を1つだけ生成したが、これに
限定される必要はなく、図7に示すように、親機2の第
1及び第2のキャリア発生回路2Pa,2Pbにおい
て、非常事態の種類(例えばスイッチ2Kの操作または
センサー入力インターフェース2Lへの入力)に応じて
異なる周波数のキャリア信号を生成し、子機1の第1及
び第2のキャリア検出回路1Ja,1Jbにおいて所定
のキャリア信号を検出するようにして、非常事態を判別
できるようにしてもよい。
【0034】また、以上の実施例においては、親機2の
キャリア発生回路2P,2Pa,2Pbで生成したキャ
リア信号を、子機1のキャリア検出回路1J,1Ja,
1Jbで検出して警報駆動回路1K,1Ka,1Kbで
発生させた電圧により警報出力回路1L,1La,1L
bの発光ダイオードledを点滅させたが、これに限定
される必要はなく、図8,図9に示すように、フィルタ
回路1M,1Ma,1Mbを用いて所定のキャリア信号
を検出するようにし、かつ、図3に示すように、キャリ
ア信号の振幅電圧の半分の電圧Eが、発光ダイオードl
edの発光する電圧(例えば1.5V)に対して十分大
きな電圧(例えば2V)にすることにより、警報駆動回
路1K,1Ka,1Kbを不要とすることができる。
【0035】更に、図8,図9に示す実施例において、
警報出力回路1Lを発光ダイオードled,ダイオード
Dで構成したが、これに限定される必要はなく、図10
に示すように、ダイオードDの代わりに発光ダイオード
led’を設け、キャリア信号の正の半波に対し発光ダ
イオードledが発光し、負の半波に対し発光ダイオー
ドled’が発光するようにすることにより、明るさが
増して警報表示の視認度を向上させるようにしてもよ
い。
【0036】
【発明の効果】請求項1乃至請求項3記載の発明は、キ
ャリア発生回路において、音声信号や映像信号に影響を
与えない周波数のキャリア信号を発生させ、他の信号と
多重化して同一の伝送線で送信することができるので、
省線化が達成できて施工及び保守を容易とすることがで
き、音声信号や映像信号を送信する伝送線と同一の伝送
線を用いてキャリア信号を送信しても誤動作をせずに警
報を行うことができるドアホン装置を提供することがで
きた。
【0037】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載のドアホン装置において、キャリア発生回路で
異なる周波数を有する複数のキャリア信号を発生させ、
キャリア検出回路で複数のキャリア信号を検出し、警報
出力回路で複数のキャリア信号に基づいた警報を行うよ
うにしており、子機において、非常事態の内容に基づい
た複数種の警報を行うことができる。
【0038】請求項5記載の発明は、請求項3または請
求項4記載のドアホン装置において、警報出力回路を、
2つの発光ダイオードを互いに逆方向に並列に接続した
構成としており、キャリア信号の正負の周期に対応して
2つの発光ダイオードが交互に点灯し、明るさが増して
警報表示の視認度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るドアホン装置の一例を
示すブロック図である。
【図2】上図における警報出力回路の一例を示す回路図
である。
【図3】本実施例に係るキャリア信号の一例を示す模式
図である。
【図4】本実施例に係るキャリア信号の送信の一例を示
す模式図である。
【図5】本発明の他の実施例に係るドアホン装置の一例
を示すブロック図である。
【図6】本実施例に係るキャリア信号の送信の一例を示
す模式図である。
【図7】本発明の他の実施例に係るドアホン装置の一例
を示すブロック図である。
【図8】本発明の他の実施例に係るドアホン装置の一例
を示すブロック図である。
【図9】本発明の他の実施例に係るドアホン装置の一例
を示すブロック図である。
【図10】本発明の他の実施例に係る警報出力回路の一
例を示す模式図である。
【図11】従来例に係るドアホン装置のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 子機 1A 電源回路 1B カメラユニット 1C 映像FM変調回路 1D 映像送信回路 1E マイク 1F スピーカ 1G 音声送受話回路 1H 呼出釦 1I 多重分離回路 1J キャリア検出回路 1Ja 第1のキャリア検出回路 1Jb 第2のキャリア検出回路 1K 警報駆動回路 1Ka 第1の警報駆動回路 1Kb 第2の警報駆動回路 1L 警報出力回路 1La 第1の警報出力回路 1Lb 第2の警報出力回路 1M フィルタ回路 1Ma 第1のフィルタ回路 1Mb 第2のフィルタ回路 2 親機 2A 電源回路 2B 多重分離回路 2C 映像受信回路 2D 映像FM復調回路 2E モニタユニット 2F 音声送受話回路 2G ハンドセット 2H 呼出信号検出回路 2I 呼出音発生回路 2J スピーカ 2K スイッチ 2L センサー入力インターフェース 2M 警報受信回路 2N 警報音発生回路 2O 表示器 2P キャリア発生回路 2Pa 第1のキャリア発生回路 2Pb 第2のキャリア発生回路 2Q リセットスイッチ 2R 警報表示灯駆動回路 LED 警報表示灯 led,led’ 発光ダイオード D ダイオード Ca1,Ca2 ケーブル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に基づ
き説明する。図1は、本発明の一実施例に係るドアホン
装置の一例を示すブロック図である。なお、従来例とし
て図11に示したものに対して同一の箇所については同
一符号を付して説明を省略する。キャリア検出回路1J
は、多重分離回路1Iで分離された後述するキャリア信
号を検出するものである。警報駆動回路1Kは、キャリ
ア検出回路1Jでキャリア信号が検出されると、警報出
力回路1Lを動作させる電圧を発生させるものであり、
マルチバイブレータや積分回路等が用いられる。警報出
力回路1Lは、建物の外部に対して建物内の非常事態を
知らせるものであり、図2に示すように、警報駆動回路
1Kで発生された電圧に基づき点滅または継続して点灯
する発光ダイオードledと、発光ダイオードledと
逆方向で並列に接続されたダイオードDを有して成る。
なお、ダイオードDは、発光ダイオードledを逆電圧
の印加から保護するためのものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷川 嘉浩 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号を送受信する音声送受信回路
    と、送信信号を多重化して送信するとともに、受信信号
    を分離する多重分離回路とを有して成る子機と、音声信
    号を送受信する音声送受信回路と、送信信号を多重化し
    て送信するとともに、受信信号を分離する多重分離回路
    とを有して成る親機とを伝送線を介して接続し、前記親
    機と子機との間で、多重分離回路で多重化された信号を
    送受信するようにしたドアホン装置において、前記親機
    には、非常事態を検出して警報信号を送信する警報送信
    回路と、前記警報送信回路から警報信号が出力される
    と、前記音声信号に影響を与えない周波数のキャリア信
    号を発生させるキャリア発生回路とを付加し、前記子機
    には、前記キャリア信号を検出するキャリア検出回路
    と、警報を行う警報出力回路と、前記キャリア検出回路
    で前記キャリア信号が検出されると前記警報出力回路を
    駆動する警報駆動回路とを付加し、前記親機は、前記キ
    ャリア発生回路から出力されたキャリア信号を、前記多
    重分離回路により多重化して前記子機に送信し、前記子
    機は、該多重分離回路で分離されたキャリア信号を前記
    キャリア検出回路で検出し、該キャリア検出回路で検出
    されたキャリア信号に基づいて前記警報駆動回路により
    前記警報出力回路を駆動し、前記警報出力回路により警
    報を行うようにしたことを特徴とするドアホン装置。
  2. 【請求項2】 撮影した映像信号を変調する映像FM変
    調回路と、音声信号を送受信する音声送受信回路と、送
    信信号を多重化して送信するとともに、受信信号を分離
    する多重分離回路とを有して成る子機と、変調された映
    像信号を復調する映像FM復調回路と、音声信号を送受
    信する音声送受信回路と、送信信号を多重化して送信す
    るとともに、受信信号を分離する多重分離回路とを有し
    て成る親機とを伝送線を介して接続し、前記親機と子機
    との間で、多重分離回路で多重化された信号を送受信す
    るようにしたドアホン装置において、前記親機には、非
    常事態を検出して警報信号を送信する警報送信回路と、
    前記警報送信回路から警報信号が出力されると、前記音
    声信号及び変調された映像信号に影響を与えない周波数
    のキャリア信号を発生させるキャリア発生回路とを付加
    し、前記子機には、前記キャリア信号を検出するキャリ
    ア検出回路と、警報を行う警報出力回路と、前記キャリ
    ア検出回路で前記キャリア信号が検出されると前記警報
    出力回路を駆動する警報駆動回路とを付加して成ること
    を特徴とする請求項1記載のドアホン装置。
  3. 【請求項3】 前記キャリア検出回路及び警報駆動回路
    をフィルタ回路で構成し、前記キャリア信号の振幅電圧
    を前記警報出力回路を駆動させるために十分な電圧とし
    たことを特徴とする請求項1または請求項2記載のドア
    ホン装置。
  4. 【請求項4】 前記キャリア発生回路で異なる周波数を
    有する複数のキャリア信号を発生させ、前記キャリア検
    出回路で前記複数のキャリア信号を検出し、前記警報出
    力回路により、前記複数のキャリア信号に基づいて複数
    種の警報を行うようにしたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項3記載のドアホン装置。
  5. 【請求項5】 前記警報出力回路を、2つの発光ダイオ
    ードを互いに逆方向に並列に接続した構成とすることを
    特徴とする請求項3または請求項4記載のドアホン装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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