JPH08263411A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH08263411A
JPH08263411A JP7066178A JP6617895A JPH08263411A JP H08263411 A JPH08263411 A JP H08263411A JP 7066178 A JP7066178 A JP 7066178A JP 6617895 A JP6617895 A JP 6617895A JP H08263411 A JPH08263411 A JP H08263411A
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JP
Japan
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data
key input
key
data processing
flag
Prior art date
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JP7066178A
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Saneho Ota
実穂 太田
Takehiro Takahashi
武博 高橋
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Maxell Holdings Ltd
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Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な回路構成で、キー入力データの取り込
みと通信データの取り込みとを見掛け上同時に行うこと
ができ、しかも通信データの取りこぼしを生じないデー
タ処理装置を提供する。 【構成】 外部機器からの通信データが受信されたと
き、受信監視用フラグをセットして、前記キー入力手段
を操作することによって入力されるキー入力のメモリへ
の取り込み処理を禁止し、該フラグがセットされていな
い場合のみ、当該キー入力のメモリへの取り込み処理を
行う。前記キー入力手段が操作されたとき、当該キー入
力手段に対応するキー入力データをメモリに取り込むと
共に、キー操作フラグをセットして、同一のキー入力デ
ータの複数回の取り込み処理を禁止し、先に操作された
キー入力手段が解除された後は、前記キー操作フラグを
クリアして、次のキー入力手段の操作に応じたキー入力
データの取り込み処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICカードなどのデー
タ担体が接続されるデータ処理装置に係り、特に、外部
機器との間の通信を行う通信インタフェースと、各種動
作を指示するキー入力手段とを備えたデータ担体のデー
タ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、商取引の発達や金融サービスの拡
大に伴って、商取引をより一層便利なものにするため、
現金を用いない商取引システムの研究、開発が精力的に
行われている。その一例としては、図1に示すように、
ユーザ(一般消費者)が、預金残高が記憶されたICカ
ード1(本明細書においては、当該ICカード1を用い
て取引を行うことが可能な最高金額を、「預金残高」と
いう)と、小型のデータ処理装置2とを携帯し、取引に
当たっては、ICカード1が装着されたデータ処理装置
2に、店舗に設置された端末装置3より、取引された商
品の品名データと単価データと個数データと合計金額デ
ータとを無線で送信し、これらのデータをICカード1
に記憶すると共に、ICカード1に記憶された預金残高
データを端末装置3に読み込んで取引後の預金残高を演
算し、端末装置3よりこの取引後の預金残高データをデ
ータ処理装置2に送信して、ICカード1の預金残高デ
ータを取引後の預金残高に書き換えるというシステムが
提案されている。
【0003】前記データ処理装置2には、前記端末装置
3との間で相互にデータを通信するための通信インタフ
ェース(図示省略)と、取引データや預金残高データな
どを表示するための表示装置11と、例えば暗証番号な
どを入力するためのキー入力手段13とが備えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
なデータ通信処理システムにおいては、データの処理速
度を高速化するため、データ通信と前記キー入力手段1
3を用いたキー入力とを平行して行えるようにすること
が望ましい。一般に、大型のデータ通信処理システムに
おいては、かかる要求に対処するため、キー入力回路と
通信回路とを夫々独立に構成し、キー入力回路と通信回
路の監視を同時に行う方法が取られる。
【0005】しかるに、前記データ処理装置2は、その
性質上、小型軽量かつ安価に製造できることが特に要求
され、しかも通信インタフェースと表示装置とキー入力
手段とを必須の構成要件とするため、夫々独立に構成さ
れたキー入力回路と通信回路とを搭載することは、寸法
的及びコスト的に困難である。このため、データ処理装
置2に搭載されたマイクロコンピュータにて、キー入力
データと通信データの取り込みをソフト的に処理し、簡
単な回路構成で、両データの取り込みを見掛け上平行に
処理できるようにする必要がある。しかも、先に説明し
た商取引システム等においては、通信データの取り込み
処理時間に比べてキー入力データの取り込み処理時間が
格段に長く、通信データの取りこぼしが生じやすいた
め、通信データの取りこぼしを防止可能なプログラムの
開発が特に嘱望されている。
【0006】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたものであって、その目的は、簡単な回路構成で、
キー入力データの取り込みと通信データの取り込みとを
見掛け上同時に行うことができ、しかも通信データの取
りこぼしを生じないデータ処理装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するため、外部機器との間の通信を行うインタフェ
ースと、各種動作を指示するキー入力手段とを有するデ
ータ処理装置において、前記外部機器からの通信データ
が受信されたとき、受信監視用フラグをセットして、前
記キー入力手段を操作することによって入力されるキー
入力のメモリへの取り込み処理を禁止し、該フラグがセ
ットされていない場合のみ、当該キー入力のメモリへの
取り込み処理を行うようにした。
【0008】
【作用】前記手段に示した処理をサブルーチン化してデ
ータ処理装置に搭載されたマイクロコンピュータに格納
し、繰り返しループを廻るようにすると、外部機器から
の通信データの受信及びキー入力の有無を監視できる。
また、外部機器からの通信データが受信された場合に、
フラグを立て、一連のデータ受信が終了するまでキー入
力のメモリへの取り込み処理を禁止すると、その間にお
いては受信の監視だけを行うことができるので、通信デ
ータの取りこぼしを完全に防止できる。よって、簡単な
回路構成で、キー入力データの取り込みと通信データの
取り込みとを見掛け上同時に行うことができ、しかも通
信データの取りこぼしを生じないデータ処理装置を提供
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、キャッシュレス
ショッピングシステムに適用されるデータ処理装置を例
にとって説明する。
【0010】キャッシュレスショッピングシステムは、
前出の図1に示したシステム構成を有し、電子化された
預金残高データを持つICカード1をデータ処理装置2
に挿入し、POS端末3側から光通信によりコマンドを
送ることで、ICカード1に記憶されたデータのリード
又はライトを制御し、取引金額の清算を行うようになっ
ている。
【0011】具体的には、図2に示すように、店側に設
置されたPOS端末3に購入された商品の品名と単価と
数量とが登録されると、当該POS端末3からユーザが
携帯するデータ処理装置2にそれらのデータが順次光通
信され、購入品の登録が終了したところで合計金額が光
通信される。これらのデータは、データ処理装置2に備
えられた表示装置11に表示される。ユーザが表示装置
11に表示されたデータを確認し、データ処理装置2に
備えられたキー入力手段13を操作して引き落とし了解
の指示として、例えば暗証番号を入力すると、引き落と
し了解信号がデータ処理装置2よりPOS端末3に光通
信される。POS端末3は、引き落とし了解信号を受信
後、ICカード1に記憶された預金残高データ及びそれ
に付随するデータのリードコマンドをデータ処理装置2
に送信する。これによって、ICカード1に記憶された
預金残高データ等が、データ処理装置2を介して、PO
S端末3に送信される。POS端末3は、取り込まれた
取引前の預金残高から取引の合計金額を引いて取引後の
預金残高を演算し、データ処理装置2に、ICカード1
へのライトコマンドと、取引後の預金残高データとを送
信する。データ処理装置2は、当該ライトコマンドにし
たがって、ICカード1の預金残高データを取引後の預
金残高に書き換える。これによって、現金を受渡しする
ことなく、取引を終了できる。
【0012】なお、POS端末3よりデータ処理装置2
に送信された品名、単価、数量、合計金額データ等は、
単に表示装置11に表示するだけでなく、データ処理装
置2に備えられたメモリに格納し、買い物の記録として
後に参照したり、プリントアウトできるようにすること
もできる。また、POS端末3においても、これらのデ
ータを記憶しておき、ユーザ管理のために後に参照した
り、プリントアウトできるようにすることもできる。
【0013】図3にデータ処理装置2の構成例を、図4
に本例装置で行われるデータ処理の手順を示す。図3か
ら明らかなように、本例のデータ処理装置2は、各種の
制御動作を行うマイクロプロセッサ4と、各種のプログ
ラムが格納されたROM5と、RAM6と、タイムアウ
トの監視などに使用するタイマ7と、外部機器とのイン
タフェース8と、ICカード1への電源供給を制御する
電源制御回路9と、液晶ドライバコントローラ10と、
液晶表示装置11と、キー制御回路12と、各種の指示
を入力するためのキー入力手段13と、ICカード1な
らびにデータ処理装置2の送受信動作を監視するシリア
ルコミュニケーションインタフェース14と、復調回路
15と、光信号を受信する受光回路16と、変調回路1
7と、光信号を送信する発光回路18と、ICカード1
を接続するためのICカードインタフェース19とが備
えられている。
【0014】図4のデータ処理手順は、ROM5に記憶
されており、マイクロプロセッサ4にて実行される。以
下、その手順について説明する。
【0015】ICカード1がデータ処理装置2に装着さ
れると、データ処理装置2がPOS端末3からの光通信
待ち状態にセットされ(手順S−1)、入力終了状態に
なっているか否かが判定される(手順S−2)。ここ
で、入力終了状態とは、POS端末3からの送信信号や
ユーザのキー操作によって、データ処理を終了するよう
に指示された状態をいう。POS端末3からの入力終了
指示は、例えばPOS端末3からデータ処理装置2に送
信される取引後の預金残高データの最後に、データ処理
の終了を指示する特定のデータを付与する等の方法によ
って行うことができ、また、ユーザによる入力終了指示
は、例えば暗証番号の入力を終了した後、予め定められ
た特定のキーを操作する等の方法によって行うことがで
きる。
【0016】POS端末3又はユーザによって入力終了
が指示された場合には、そのままシステムを閉じる。ま
た、入力終了が指示されていない場合には、手順S−3
でのデータの受信か、手順S−6でのキー入力があるま
で待機する。
【0017】手順S−3で、POS端末3からの送信デ
ータを受信したと判定された場合には、手順S−7,S
−8,S−9,S−5のループに移行して、受信中であ
ることを示すフラグ(以下、「受信中フラグ」とい
う。)のセットと、送信データの取り込みと、表示装置
への受信データの表示とが、手順S−5において受信中
フラグがセットされていないと判定されるまで繰り返さ
れる。かように、受信中フラグがセットされている限り
は、受信データの監視が継続的に行われるので、受信デ
ータの取こぼしが防止される。なお、図3に示す本例の
データ処理装置において、POS端末3からの送信デー
タの受信は、シリアルコミュニケーションインタフェー
ス(SCI)14を監視することで得られる。すなわ
ち、SCI14には、レシーブデータレジスタ(RD
R)というレジスタが備えられており、データを1バイ
ト受信する毎に受信データが入るので、RDRに受信デ
ータが入ったときに、データ受信を行ったと判定するこ
とができる。
【0018】タイマ7に予め設定された一定の時間が経
過しても、RDRに受信データが入らない場合には、手
順S−3において、受信データ無しと判定される。この
場合には、手順S−4に移行して受信中フラグをクリア
し、キー入力の取り込みループに移る。すなわち、ま
ず、手順S−6で、キー入力の有無が判定される。手順
S−6でキー入力ありと判定された場合には、手順S−
11に移行し、キー入力手段13を構成するキーが操作
されたことを示すフラグ(以下、「キー操作フラグ」と
いう。)がセットされたか否かの判定がなされる。手順
S−11において、キー操作フラグがセットされている
場合には、キー入力が続行中ということであるので、手
順S−2に戻って、受信データの有無を監視する。ま
た、手順S−11において、キー操作フラグがセットさ
れていない場合には、キー入力が開始されたということ
であるので、手順S−12〜手順S−14のループに移
行し、キー入力データのRAM6への取り込みと、キー
入力データのエコーバック表示と、キー操作フラグのセ
ットとを行い、しかる後に手順S−2に戻って、受信デ
ータの有無を監視する。なお、エコーバック表示として
は、操作されたキーに対応する数字を表示装置11に表
示するほか、回路構成を簡略化するため、例えばアスタ
リスクなどの予め定められた特定のマークを、キー操作
の数だけ表示するという方式を採用することもできる。
【0019】手順S−6で、キー入力なしと判定された
場合には、キー入力が終了したということであるので、
手順S−14に移行してキー操作フラグをクリアし、し
かる後に手順S−2に戻って、受信データの有無を監視
する。
【0020】以上の処理手順をサブルーチン化しておく
と、商品の取引に際して、このサブルーチンを呼び出す
ことにより、データ処理装置2をキー入力に対しても受
信に対してもすぐに反応させることができる。そして、
データ受信とキー入力の監視を同時に行うことができる
ので、見掛け上、受信状態におけるキー入力が可能にな
る。この場合、データ受信開始後に受信中フラグを立
て、一連の受信が終わるまでは受信の監視だけを行うよ
うにしたので、受信の途中でデータを取りこぼすことが
ない。
【0021】また、キー入力の実行時には、キー操作フ
ラグを立て、一旦当該フラグがクリアされるまでは、同
一キーによる入力を禁止するようにしたので、1動作の
キー操作で同じキー入力が幾つも入力されるということ
がなく、装置の操作性及び信頼性を向上することができ
る。すなわち、仮にキー操作フラグを立てないとする
と、キーの押し方・離し方が不適切な場合、1つのキー
が押されてから離されるまでの間に監視の1サイクルを
回ってしまい、同じキー入力が重ねて入力されるといっ
た不都合を生じる。かように、キーの押し方・離し方に
よって適正なキー入力ができたりできなかったりする
と、確実に決まったキーだけを入力するためには装置に
対する慣れが必要となり、装置の汎用性及び利便性が害
される。特に、暗証番号の入力の場合、入力したキーが
数字の形でエコーバック表示される場合は兎も角とし
て、エコーバック表示されない場合、あるいはアスタリ
スクなどの特別なマークがエコーバック表示される場合
には、同じキー入力が重ねて入ったためにエラーとなっ
ても、ユーザには理由がわからないことが多く、システ
ムの信頼性が著しく低下する。キー操作フラグを立て、
一旦当該フラグがクリアされるまでは、同一キーによる
入力を禁止するようにすれば、かかる不都合を回避でき
る。
【0022】なお、購入品目の登録時に、POS端末3
側で購入品目ごとに連続番号を付し、この連続番号を品
名や単価のデータと共にデータ処理装置2へ送信し、デ
ータ処理装置2側で全部のデータを受け取った後に各デ
ータの番号を検証し、脱落があった場合にはPOS端末
3に再送を要求するという手順を追加すれば、万が一、
受信データの取りこぼしを生じた場合にも、取引データ
に欠落を生じることがなく、システムの信頼性をより高
めることができる。また、前記の構成に代えて、1つの
購入品目に関する一連のデータ受信を終了する度にデー
タ処理装置2側から受信終了を示すコードをPOS端末
3に向けて送信し、POS端末3はこのコードを受け取
ってから次のデータを送信することとし、もし終了コー
ドが一定のタイムアウトの間に送られてこない場合は、
もう一度同じデータを送信するというような手順を追加
しても、同様の効果が得られる。
【0023】また、前記実施例においては、キャッシュ
レスショッピングシステムに適用されるデータ処理装置
を例にとって説明したが、本発明のデータ処理装置は、
他の用途にも勿論適用可能である。例えば、幾つかの製
品名をデータとして受信し、そのデータに分類コードを
追加してそのコードごとに製品名をデータ処理装置内の
メモリ上に保管するような処理を行う場合に、受信され
たデータ名を見ながら判断のできた時点で分類コードを
入力するというような処理に適用することができる。特
に、通信に時間のかかる場合には有効である。
【0024】以下、図5〜図7に基づいて、本発明のデ
ータ処理装置に好適なキー入力装置を説明する。図5は
キー入力装置の回路図、図6は操作キーの検出処理の手
順を示すフローチャート、図7は操作キーの特定処理の
手順を示すフローチャートである。
【0025】図5に示すように、本例のキー入力装置
は、キー制御装置21と、データ処理装置2に備えられ
たマイクロプロセッサ4とから成る。キー制御装置21
には、4×4個のキーk1 〜k16がマトリックス状に配
置されており、各キーの接続点には、一端が0Vにアー
スされた3ステートダイオードD1 〜D4 と、5Vの信
号線が接続されている。マイクロプロセッサ4は、4個
の出力ポートPO1 〜PO4 と4個の入力ポートPI1
〜PI4 でキー制御装置21と接続されている。かよう
に、i×j個のマトリックス構造をもつキーを有する場
合、マイクロプロセッサ4は、一般にi個の出力ポート
とj個の入力ポートでキー制御装置21と接続される。
【0026】キー操作の検出処理は、図6の手順にした
がって行われる。すなわち、全ての出力ポートPO1
PO4 を“H(高レベルの状態)”とし、入力ポートP
1〜PI4 の信号状態を1つずつ順番に調べて、“L
(低レベルの状態)”になっている入力ポートが1つで
もあれば、キーが操作されたと判定する。この判定方法
は、図4における手順S−6の判定に利用される。
【0027】また、操作キーの特定処理及びメモリへの
取り込み処理は、図7の手順にしたがって行われる。す
なわち、まず、第1の出力ポートPO1 を“H”とし、
入力ポートPI1 〜PI4 の信号状態を順番に調べて、
“L”になっている入力ポートがあるか否かを調べる。
どの入力ポートも“L”でない場合には、第1の出力ポ
ートPO1 を“L”とし、第2の出力ポートPO2
“H”として、入力ポートPI1 〜PI4 の信号状態を
1つずつ調べる。以下同様に、これによっても“L”の
入力ポートがない場合には、第3の出力ポートPO3
第4の出力ポートPO4 を順次選択的に“H”にしつ
つ、入力ポートPI1 〜PI4 の信号状態を1つずつ調
べて、“L”になっている入力ポートがあるか否かを調
べる。出力ポートPOi が“H”のときに、“L”にな
る入力ポートPIj があれば、操作されたキーは、i−
jであるということになるので、前記の操作を全ての出
力ポートPO1 〜PO4 及び入力ポートPI1 〜PI4
について行うことにより、操作キーを特定することがで
きる。
【0028】なお、2つ以上のキーが同時に操作された
場合には、特定のキーを操作キーとして特定できないの
で、この場合には、そのキー入力は無効とする。そのた
め、操作キーの特定処理の途中で操作キーが発見されて
も、全ての出力ポートPO1〜PO4 及び入力ポートP
1 〜PI4 について前記の探索を行う。このようにし
て探索された操作キーのキー入力は、データ処理装置2
に備えられたRAM6に格納され、その後のデータ処理
に使用される。この方法は、図4における手順S−12
のキー入力の取り込みに利用される。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ受信とキー入力の取り込みとを同時に監視するこ
とができるので、見掛け上、データ受信中にキー入力を
実行することができ、ICカード等のデータ担体を用い
たデータ処理を効率的に行うことができる。また、外部
機器からの通信データが受信された場合に、受信中フラ
グを立て、一連のデータ受信が終了するまでキー入力の
メモリへの取り込み処理を禁止するので、その間におけ
る通信データの取りこぼしを完全に防止でき、システム
の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るキャッシュレスショッピングシス
テムを示す概要図である。
【図2】POS端末とデータ処理装置間で行われる通信
の際の処理の流れを示す説明図である。
【図3】実施例に係るデータ処理装置の構成図である。
【図4】データ処理装置におけるデータ受信とキー入力
の取り込みの処理フローを示すフローチャートである。
【図5】データ処理装置に適用されるキー入力装置の実
施例図である。
【図6】操作キーの検出処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図7】操作キーの特定処理の手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 ICカード 2 データ処理装置 3 POS端末 4 マイクロプロセッサ 5 ROM 6 RAM 7 タイマ 8 インタフェース 9 電源制御回路 10 液晶ドライバコントローラ 11 液晶表示装置(LCD) 12 キー制御回路 13 キー入力装置 14 シリアルコミュニケーションインタフェース 15 復調回路 16 受光回路 17 変調回路 18 発光回路 19 ICカードインタフェース
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器との間の通信を行うインタフェ
    ースと、各種動作を指示するキー入力手段とを有するデ
    ータ処理装置において、前記外部機器からの通信データ
    が受信されたとき、受信監視用フラグをセットして、前
    記キー入力手段を操作することによって入力されるキー
    入力のメモリへの取り込み処理を禁止し、該フラグがセ
    ットされていない場合のみ、当該キー入力のメモリへの
    取り込み処理を行うことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ処理装置におい
    て、前記キー入力手段が操作されたとき、当該キー入力
    手段に対応するキー入力データをメモリに取り込むと共
    に、キー操作フラグをセットして、同一のキー入力デー
    タの複数回の取り込み処理を禁止し、先に操作されたキ
    ー入力手段が解除された後は、前記キー操作フラグをク
    リアして、次のキー入力手段の操作に応じたキー入力デ
    ータの取り込み処理を行うことを特徴とするデータ処理
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデータ処理装置におい
    て、前記外部機器から全ての通信データを受け取った後
    に、当該通信データを検証し、過不足がある場合には、
    前記外部機器に通信データの再送を要求することを特徴
    とするデータ担体のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のデータ処理装置におい
    て、前記外部機器から一連の通信データを受け取るごと
    に、前記外部機器に受信終了コードを送信することを特
    徴とするデータ担体のデータ処理装置。
JP7066178A 1995-03-24 1995-03-24 データ処理装置 Withdrawn JPH08263411A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001512876A (ja) * 1997-08-11 2001-08-28 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレ−ション 取引処理装置および電子データ転送取引を実行する方法

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001512876A (ja) * 1997-08-11 2001-08-28 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレ−ション 取引処理装置および電子データ転送取引を実行する方法

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