JPH08262832A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08262832A
JPH08262832A JP8091099A JP9109996A JPH08262832A JP H08262832 A JPH08262832 A JP H08262832A JP 8091099 A JP8091099 A JP 8091099A JP 9109996 A JP9109996 A JP 9109996A JP H08262832 A JPH08262832 A JP H08262832A
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公良 林
Kazuhiko Hirooka
和彦 廣岡
Yasushi Murayama
泰 村山
Akio Ono
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好なフルカラー画像が形成できない状況に
おいて、操作者が速やかに対処できる画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 複数の着脱可能な画像形成手段(現像
器)の各装着状態を判別し(ステップ4)、未装着があ
れば操作表示部のランプを点灯して操作者に装着をうな
がし(ステップ5)、良好なフルカラー画像が形成でき
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フルカラー画像を
形成することが可能な画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来フルカラー画像の形成には、フルカ
ラー画像の形成を行うために必要とする複数の現像器又
は複数のインクカートリッジ等の画像形成手段が用いら
れていた。
【0003】また、上記画像形成手段を着脱可能とする
技術は知られていた(実開昭52−89046号公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の例では、
フルカラー画像の形成に必要な複数の画像形成手段の各
々が装着される装着箇所に幾つかの未装着部分がある場
合に、未装着の現像器による像形成が指示された際に
は、フルカラー画像を像形成できないままになってい
た。
【0005】しかし、この場合、操作者にとっては単に
装置に装着されるべき像形成手段がないのか、或いは装
置が故障しているのか何れであるかを判別することが難
しいという問題があった。かかる問題はフルカラー画像
形成が可能なC,M,Y,K等の現像器を有する装置に
おいて特に著しい。
【0006】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、フルカラー画像を形成するべく複数の着脱可能
な画像形成手段を用いる画像形成装置において、良好な
フルカラー画像を形成できない状況にあれば、操作者が
速やかに対処できる画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明では画像形成装置を次の(1)のとおりに構
成する。
【0008】(1)フルカラー画像を形成するべく複数
の着脱可能な画像形成手段を用いる画像形成装置であっ
て、前記複数の着脱可能な画像形成手段の各装着状態を
判別する判別手段と、該判別手段による判別に従った報
知を行う報知手段とを有する画像形成装置。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図を用
いて詳しく説明する。
【0010】図1は本発明を適用した画像形成装置(カ
ラー複写装置)の側断面図である。
【0011】図において、潜像担持体である感光ドラム
1は矢印方向に回転する。その周囲には帯電器2、露光
光学系3、現像装置4、転写系5、そしてクリーニング
器6が配設されている。光学系3は原稿走行部3aと色
分解フィルター部3bを有す。また、現像装置4はイエ
ロートナーを用いるイエロー現像器4Y、マゼンタトナ
ーを用いるマゼンタ現像器4M、シアントナーを用いる
シアン現像器4Cそしてブラックトナーを用いるブラッ
ク現像器4Bkを一体に有す。各現像器は、本願出願人
による特公昭55−20579号公報に開示がある如
く、マグネットローラRによる磁界の作用でトナーの飛
散を防止し、図示の如く回転体4aに着脱可能に保持さ
れ、中心軸4bを中心に回転することで、現像位置に対
する現像器の交換を行う。なお、Sはトナー攪拌用スク
リューである。
【0012】一方、転写部5はグリッパ5aを有したド
ラム5bと、その内側の転写用放電器5cを有してい
る。カラー画像の形成は、上記転写ドラム5b上に支持
した転写材上に順次色トナーを転写することで形成す
る。この転写材はカセット7から供給され、転写工程を
終了した転写材は分離手段8により分離され、定着器9
を介してトレイ10上に至る。
【0013】図2は現像装置4の要部を示す斜視図であ
る。
【0014】図中、11は回転体4aの後端部に設けら
れ、周辺部にギヤ11aを有する円板状の後側板であ
る。12は回転体駆動用サーボモータで、その出力軸1
2aの一端に固着したギヤ13は、ギヤ14を介して前
出の回転体外周ギア11aに連係している。図示の回転
体4aでは、ブラック現像器4Bkが感光ドラム1と接
した現像位置にあり、他にイエロー現像器4Y、マゼン
タ現像器4M(図では陰になっている)、シアン現像器
4c(装着途中の状態)と4色の現像器が装填されてい
る。
【0015】15a〜dは現像器の種別(すなわち現像
器のトナー色)を検知する現像器種別検知用フォトセン
サで回転体4aの後側板11に固定されている。16a
〜16dはこのフォトセンサ15a〜15dに対向する
位置の現像器端面に設けた反射板である。このフォトセ
ンサ15a〜15dと反射板16a〜16dとは各現像
器4Y,4M,4C,4Bkごとにそれぞれ設けられ、
現像器有無及び種別検知手段17を構成している。各反
射板16a〜16dは、それぞれ個有の反射率とし、各
フォトセンサ15a〜15dはその反射光量に応じて異
なる電圧レベルの信号を出力するようになっている。
【0016】この現像器の種別検知手段17の詳細を、
更に図3により説明する。反射型の各フォトセンサ15
a〜dは、それぞれ発光ダイオード17aと受光トラン
ジスタ17bを内蔵している。例えば発光ダイオード1
7aの出力光は反射板16aで反射されて受光トランジ
スタ17bに入射する。その入射光量に応じたアナログ
出力電圧VAは、入力インタフェイス43に設けたA/
D変換器17cによりデジタル化され、そのデジタル信
号はバス43aを介しI/Oポート44に入力されるよ
うにしてある。反射板16a〜16dの反射率は現像器
の種別に応じて異なり、また最低反射率のものでも、現
像器が装填されていない場合とは差異が識別できる程度
にしてある、上記のアナログ出力電圧VAのレベルは現
像器の種別と有無により異なる。この出力電圧VAを可
変抵抗器VRを介して適当に調整すれば、色種別及び現
像器の有無に対して、A/D変換器17cのデジタル出
力信号を例えば下記の表1のように設定し、色モードと
現像器の有無を確実に検知できる。
【0017】
【表1】
【0018】今、例えば8ビットのA/D変換器とすれ
ば、255種の色材まで判別可能となる。なお、A/D
変換器17cに代えてコンパレータ等で構成することも
可能である。
【0019】図2中20は回転体4aの停止位置(現像
位置)検知手段の一例を示すもので、回転体4aの中心
軸4bの末端に一体回転可能に固着された反射板21
と、その軸外延の周りに配設され、本体側に固定されて
いるフォトセンサ22a,22b,22c,22dを備
えている。これらのフォトセンサ22a〜22dで反射
板21の位置を検出することにより、回転体1の現在位
置を知る。
【0020】なお、31は、図示しない現像器内トナー
残量検知手段のセンサ部で、現像装置4の外部に設けら
れている。
【0021】図4はこの実施例の現像装置の制御回路の
ブロック図である。図において、40は画像形成装置全
体の制御を統括するシーケンスコントローラ(CP
U)、41は画像形成装置の操作およびディスプレイ用
キーを設けた操作及び表示部(後述)、42はメモリで
予め画像形成プログラムが書き込まれたROM及びデー
タを書き込むためのRAMを備えている。現像装置4の
作動を制御するための各信号、すなわちトナー残量検知
センサ31、現像器種別検知センサ15a〜15d、回
転体停止位置検知センサ22a〜22d(フォトセン
サ)からの信号は、入力インタフェイス43に入力さ
れ、I/Oポート44を介してCPU40によりメモリ
42に入力される。
【0022】CPU40からの指令はモータドライブ回
路45に送られて、現像装置4の駆動モータ12を制御
する。これにより回転体4a、所定の現像位置へ移動す
る。またI/Oポート44には、カラー複写を行うため
に機内に設けられている負荷群46a〜46nをドライ
ブするための負荷ドライブ回路46も接続されている。
【0023】図5は先に述べた操作及び表示部41のパ
ネル構成を示すもので、コピーキー50,テンキー5
1,色モードキー52等の諸入力キー操作部と、7セグ
メントの数字表示53,現像器未装着表示54,トナー
補給表示55,紙送り点検表示56等の諸表示部とを備
えている。
【0024】次に図6のフローチャートにより現像装置
についての作用を述べる。
【0025】まずCPU40に起動をかけて、メモリ4
2をクリアすると共に、I/Oポート44を初期化する
(ステップ1)。
【0026】次に、CPU40は操作表示部41のコピ
ーキー入力や色モードキー入力を受付け、例えばフルカ
ラーモードでコピーする場合は、色モードキー52のフ
ルカラーキー52aが入力されるから、これをメモリ4
2にストアーする(ステップ2)。続いて回転体4aに
設けられた現像器種別検知センサ15a〜15dからの
情報を表1に示すAD値として読み込む(ステップ
3)。
【0027】この時、複数の現像器種別センサ15a〜
15dからの情報に、表1の40AD値以上のものが一
つでもあれば、現像器未装着ありと判断し(ステップ
4)、操作表示部41の現像器未装着表示54のランプ
を点灯させると共に、ステップ2のキー入力受付けフロ
ーに戻る(ステップ5)。
【0028】このためコピーシーケンスにはコピーキー
入力は受付けられず、回転体駆動モータ12は始動しな
い。よって回転体駆動モータ12の偏荷重回転は完全に
防止されることとなる。これを解除するには、未装填箇
所に現像器を装着すれば良い。
【0029】一方、回転体4aに全ての現像器が装着さ
れていれば、ステップ6へ進み、色モードキー52を介
して入力されている色モードを、そのコピー順位に対応
させ色モードテーブルとしてレジスタにロードする。例
えばフルカラーキー52aによりフルカラーモードが入
力されている場合は、図7に示す色モードテーブルレジ
スタ70の上位レジスタにはコピー順位データが、下位
レジスタにはこのコピー順位データに対応させて、フル
カラーの色モードが下記表2に示すコード番号で、それ
ぞれロードされる。
【0030】
【表2】
【0031】上述の色モードテーブルレジスタ70への
色モードテーブルのロードは、テンキー51により直接
行える。すなわち、「*」キーを押すと7セグメントの
数字表示53部に「01」が点滅するから、これに従っ
て「0」,「1」,「*」の如くキー入力する。次は
「02」が点滅し、同様にして「0」,「2」,「*」
の如く入力する。「03」「04」とも同様に入力し
て、最後の「0」,「4」,「*」のキー入力後に重ね
て「*」を入力することによりモード指定は終り、その
時色モードテーブルレジスタ70の上位ビットの「0
5」に対応して、下位ビットには「00」が書き込まれ
る。以上は4色のモードの場合であるが、1色,2色或
いは3色のコピーの場合も、「*」キーを連続2回入力
することにより、色モードテーブルレジスタ70の上位
ビットに対応した順位の下位ビット「00」が書き込ま
れる。
【0032】色モードテーブルレジスタ70への色モー
ド読み込みが終了して色モードごとのコピー順位が定ま
ると、続いて回転体4aの移動位置を指定する。
【0033】これは図8に示す色モードレジスタ80に
回転体移動テーブルデータをロードすることにより行わ
れる(ステップ7)。
【0034】現像器種別並びに有無検知手段17を構成
する種別検知用フォトセンサ15a〜15dから出力さ
れるアナログの現像器識別(色識別)情報は、先に述べ
た例えば表1に示すようなデジタル情報(AD値)に変
換されていて、色別に定められたそのデジタル情報の上
位ビットに「1」を加えたものは色モードのコードに対
応する。今、各現像器をそれぞれ回転体4a内の任意の
装填箇所に装着しても、色ごとに定めた反射率の相異に
応じて、種別検知フォトセンサ15a〜15dから個有
の識別信号が出されるから、現在どの色の現像器がどの
箇所に装着されているかは明らかである。そこで下記表
3のように、回転体4aの移動内容をコード化し、色モ
ードレジスタ80に、色モードコピー順位に対応させて
格納する。
【0035】
【表3】
【0036】次に、メモリ42に書き込まれたコピーフ
ラグを判別して、入力されていなければキー入力受付へ
もどり(ステップ8)、入力されていればプレコピー回
転を行い、色モードレジスタ80のコピー順位を示す上
位の「01」レジスタに対応する下位レジスタの内容
「01」を位置指定データとして、I/Oポート44の
モータドライブ回路45に出力し、所定の現像器(この
例では種別センサ15a箇所に装着のもの)を現像位置
に移動させる(ステップ9)。そこでその現像器の色に
よる単色コピーシーケンスが実行される(ステップ1
0)。続いて、色モードレジスタ80をインクリメント
して、「00」データでなければ他の色モード有と判断
して(ステップ11)、ステップ12へ進み、色モード
レジスタ80の回転体移動データに従って次の現像器を
現像位置へ移動させ(ステップ12)、然る後次の単色
コピーシーケンスを繰返す(ステップ10)。上記のル
ープを色モードレジスタ80に「00」データが出る迄
繰り返す。「00」データであれば、転写ドラム5bか
ら転写材が分離手段により分離され、定着器9を経てト
レイ10上に送り出される。回転体4aは、I/Oポー
ト44からモータドライブ回路45に出力される「0
0」データに応じてホームポジションに移動する(ステ
ップ13)。その後ステップ2のキー入力受付けへ移行
し、コピーキー50のON入力を待機する。
【0037】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、フ
ルカラー画像を形成するべく複数の着脱可能な画像形成
手段を用いる画像形成装置において、画像形成手段の装
着箇所に未装着箇所が存在する為に良好なフルカラー画
像を形成できない状況にあれば、その旨をランプ点灯等
により報知することにより操作者が対処できる画像形成
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 回転式多色現像装置を備えた画像形成装置の
側断面図
【図2】 現像装置の要部斜視図
【図3】 現像器種別検知手段の詳細図
【図4】 制御回路のブロック図
【図5】 操作および表示部の平面図
【図6】 制御動作のフローチャート
【図7】 色モードテーブルレジスタ説明図
【図8】 色モードレジスタ説明図
【符号の説明】
4 現像装置 4a 回転体 4Y,4M,4c,4Bk 現像器 12 回転体駆動手段 17 現像器有無及び種別検知手段 20 現像位置検知手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 画像形成装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像を形成
することが可能な画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来カラー画像の形成には、カラー画像
の形成を行うために必要とする複数の現像器又は複数の
インクカートリッジ等の画像形成手段が用いられてい
た。
【0003】また、上記画像形成手段を着脱可能とする
技術は知られていた(実開昭52−89046号公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の例では
ラー画像の形成に必要な複数の画像形成手段の各々が
装着される装着箇所に幾つかの未装着部分がある場合
に、未装着の現像器による像形成が指示された際には
ラー画像を像形成できないままになっていた。
【0005】しかし、この場合、操作者にとっては単に
装置に装着されるべき像形成手段がないのか、或いは装
置が故障しているのか何れであるかを判別することが難
しいという問題があった。かかる問題はカラー画像形成
が可能なC,M,Y,K等の現像器を有する装置におい
て特に著しい。
【0006】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、カラー画像を形成するべく複数色の画像形成手
段を有する画像形成装置において、良好なカラー画像を
形成できない状況にあれば、操作者が速やかに対処でき
る画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の請求項1に記載の画像形成装置によれば、
カラー画像を形成するべく複数色の画像形成手段を格納
し、該複数色の画像形成手段を用いてカラー画像を形成
する画像形成装置であって、前記複数色の画像形成手段
が格納されるべき格納スペースに、所定の画像形成手段
が格納できる格納スペースがある際に画像形成前に報知
を行う報知手段を有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図を用
いて詳しく説明する。
【0009】図1は本発明を適用した画像形成装置(カ
ラー複写装置)の側断面図である。
【0010】図において、潜像担持体である感光ドラム
1は矢印方向に回転する。その周囲には帯電器2、露光
光学系3、現像装置4、転写系5、そしてクリーニング
器6が配設されている。光学系3は原稿走行部3aと色
分解フィルター部3bを有す。また、現像装置4はイエ
ロートナーを用いるイエロー現像器4Y、マゼンタトナ
ーを用いるマゼンタ現像器4M、シアントナーを用いる
シアン現像器4Cそしてブラックトナーを用いるブラッ
ク現像器4Bkを一体に有す。各現像器は、本願出願人
による特公昭55−20579号公報に開示がある如
く、マグネットローラRによる磁界の作用でトナーの飛
散を防止し、図示の如く回転体4aに着脱可能に保持さ
れ、中心軸4bを中心に回転することで、現像位置に対
する現像器の交換を行う。なお、Sはトナー攪拌用スク
リューである。
【0011】一方、転写部5はグリッパ5aを有したド
ラム5bと、その内側の転写用放電器5cを有してい
る。カラー画像の形成は、上記転写ドラム5b上に支持
した転写材上に順次色トナーを転写することで形成す
る。この転写材はカセット7から供給され、転写工程を
終了した転写材は分離手段8により分離され、定着器9
を介してトレイ10上に至る。
【0012】図2は現像装置4の要部を示す斜視図であ
る。
【0013】図中、11は回転体4aの後端部に設けら
れ、周辺部にギヤ11aを有する円板状の後側板であ
る。12は回転体駆動用サーボモータで、その出力軸1
2aの一端に固着したギヤ13は、ギヤ14を介して前
出の回転体外周ギア11aに連係している。図示の回転
体4aでは、ブラック現像器4Bkが感光ドラム1と接
した現像位置にあり、他にイエロー現像器4Y、マゼン
タ現像器4M(図では陰になっている)、シアン現像器
4c(装着途中の状態)と4色の現像器が装填されてい
る。
【0014】15a〜dは現像器の種別(すなわち現像
器のトナー色)を検知する現像器種別検知用フォトセン
サで回転体4aの後側板11に固定されている。16a
〜16dはこのフォトセンサ15a〜15dに対向する
位置の現像器端面に設けた反射板である。このフォトセ
ンサ15a〜15dと反射板16a〜16dとは各現像
器4Y,4M,4C,4Bkごとにそれぞれ設けられ、
現像器有無及び種別検知手段17を構成している。各反
射板16a〜16dは、それぞれ個有の反射率とし、各
フォトセンサ15a〜15dはその反射光量に応じて異
なる電圧レベルの信号を出力するようになっている。
【0015】この現像器の種別検知手段17の詳細を、
更に図3により説明する。反射型の各フォトセンサ15
a〜dは、それぞれ発光ダイオード17aと受光トラン
ジスタ17bを内蔵している。例えば発光ダイオード1
7aの出力光は反射板16aで反射されて受光トランジ
スタ17bに入射する。その入射光量に応じたアナログ
出力電圧VAは、入力インタフェイス43に設けたA/
D変換器17cによりデジタル化され、そのデジタル信
号はバス43aを介しI/Oポート44に入力されるよ
うにしてある。反射板16a〜16dの反射率は現像器
の種別に応じて異なり、また最低反射率のものでも、現
像器が装填されていない場合とは差異が識別できる程度
にしてある、上記のアナログ出力電圧VAのレベルは現
像器の種別と有無により異なる。この出力電圧VAを可
変抵抗器VRを介して適当に調整すれば、色種別及び現
像器の有無に対して、A/D変換器17cのデジタル出
力信号を例えば下記の表1のように設定し、色モードと
現像器の有無を確実に検知できる。
【0016】
【表1】
【0017】今、例えば8ビットのA/D変換器とすれ
ば、255種の色材まで判別可能となる。なお、A/D
変換器17cに代えてコンパレータ等で構成することも
可能である。
【0018】図2中20は回転体4aの停止位置(現像
位置)検知手段の一例を示すもので、回転体4aの中心
軸4bの末端に一体回転可能に固着された反射板21
と、その軸外延の周りに配設され、本体側に固定されて
いるフォトセンサ22a,22b,22c,22dを備
えている。これらのフォトセンサ22a〜22dで反射
板21の位置を検出することにより、回転体1の現在位
置を知る。
【0019】なお、31は、図示しない現像器内トナー
残量検知手段のセンサ部で、現像装置4の外部に設けら
れている。
【0020】図4はこの実施例の現像装置の制御回路の
ブロック図である。図において、40は画像形成装置全
体の制御を統括するシーケンスコントローラ(CP
U)、41は画像形成装置の操作およびディスプレイ用
キーを設けた操作及び表示部(後述)、42はメモリで
予め画像形成プログラムが書き込まれたROM及びデー
タを書き込むためのRAMを備えている。現像装置4の
作動を制御するための各信号、すなわちトナー残量検知
センサ31、現像器種別検知センサ15a〜15d、回
転体停止位置検知センサ22a〜22d(フォトセン
サ)からの信号は、入力インタフェイス43に入力さ
れ、I/Oポート44を介してCPU40によりメモリ
42に入力される。
【0021】CPU40からの指令はモータドライブ回
路45に送られて、現像装置4の駆動モータ12を制御
する。これにより回転体4a、所定の現像位置へ移動す
る。またI/Oポート44には、カラー複写を行うため
に機内に設けられている負荷群46a〜46nをドライ
ブするための負荷ドライブ回路46も接続されている。
【0022】図5は先に述べた操作及び表示部41のパ
ネル構成を示すもので、コピーキー50,テンキー5
1,色モードキー52等の諸入力キー操作部と、7セグ
メントの数字表示53,現像器未装着表示54,トナー
補給表示55,紙送り点検表示56等の諸表示部とを備
えている。
【0023】次に図6のフローチャートにより現像装置
についての作用を述べる。
【0024】まずCPU40に起動をかけて、メモリ4
2をクリアすると共に、I/Oポート44を初期化する
(ステップ1)。
【0025】次に、CPU40は操作表示部41のコピ
ーキー入力や色モードキー入力を受付け、例えばフルカ
ラーモードでコピーする場合は、色モードキー52のフ
ルカラーキー52aが入力されるから、これをメモリ4
2にストアーする(ステップ2)。続いて回転体4aに
設けられた現像器種別検知センサ15a〜15dからの
情報を表1に示すAD値として読み込む(ステップ
3)。
【0026】この時、複数の現像器種別センサ15a〜
15dからの情報に、表1の40AD値以上のものが一
つでもあれば、現像器未装着ありと判断し(ステップ
4)、操作表示部41の現像器未装着表示54のランプ
を点灯させると共に、ステップ2のキー入力受付けフロ
ーに戻る(ステップ5)。
【0027】このためコピーシーケンスにはコピーキー
入力は受付けられず、回転体駆動モータ12は始動しな
い。よって回転体駆動モータ12の偏荷重回転は完全に
防止されることとなる。これを解除するには、未装填箇
所に現像器を装着すれば良い。
【0028】一方、回転体4aに全ての現像器が装着さ
れていれば、ステップ6へ進み、色モードキー52を介
して入力されている色モードを、そのコピー順位に対応
させ色モードテーブルとしてレジスタにロードする。例
えばフルカラーキー52aによりフルカラーモードが入
力されている場合は、図7に示す色モードテーブルレジ
スタ70の上位レジスタにはコピー順位データが、下位
レジスタにはこのコピー順位データに対応させて、フル
カラーの色モードが下記表2に示すコード番号で、それ
ぞれロードされる。
【0029】
【表2】
【0030】上述の色モードテーブルレジスタ70への
色モードテーブルのロードは、テンキー51により直接
行える。すなわち、「*」キーを押すと7セグメントの
数字表示53部に「01」が点滅するから、これに従っ
て「0」,「1」,「*」の如くキー入力する。次は
「02」が点滅し、同様にして「0」,「2」,「*」
の如く入力する。「03」「04」とも同様に入力し
て、最後の「0」,「4」,「*」のキー入力後に重ね
て「*」を入力することによりモード指定は終り、その
時色モードテーブルレジスタ70の上位ビットの「0
5」に対応して、下位ビットには「00」が書き込まれ
る。以上は4色のモードの場合であるが、1色,2色或
いは3色のコピーの場合も、「*」キーを連続2回入力
することにより、色モードテーブルレジスタ70の上位
ビットに対応した順位の下位ビット「00」が書き込ま
れる。
【0031】色モードテーブルレジスタ70への色モー
ド読み込みが終了して色モードごとのコピー順位が定ま
ると、続いて回転体4aの移動位置を指定する。
【0032】これは図8に示す色モードレジスタ80に
回転体移動テーブルデータをロードすることにより行わ
れる(ステップ7)。
【0033】現像器種別並びに有無検知手段17を構成
する種別検知用フォトセンサ15a〜15dから出力さ
れるアナログの現像器識別(色識別)情報は、先に述べ
た例えば表1に示すようなデジタル情報(AD値)に変
換されていて、色別に定められたそのデジタル情報の上
位ビットに「1」を加えたものは色モードのコードに対
応する。今、各現像器をそれぞれ回転体4a内の任意の
装填箇所に装着しても、色ごとに定めた反射率の相異に
応じて、種別検知フォトセンサ15a〜15dから個有
の識別信号が出されるから、現在どの色の現像器がどの
箇所に装着されているかは明らかである。そこで下記表
3のように、回転体4aの移動内容をコード化し、色モ
ードレジスタ80に、色モードコピー順位に対応させて
格納する。
【0034】
【表3】
【0035】次に、メモリ42に書き込まれたコピーフ
ラグを判別して、入力されていなければキー入力受付へ
もどり(ステップ8)、入力されていればプレコピー回
転を行い、色モードレジスタ80のコピー順位を示す上
位の「01」レジスタに対応する下位レジスタの内容
「01」を位置指定データとして、I/Oポート44の
モータドライブ回路45に出力し、所定の現像器(この
例では種別センサ15a箇所に装着のもの)を現像位置
に移動させる(ステップ9)。そこでその現像器の色に
よる単色コピーシーケンスが実行される(ステップ1
0)。続いて、色モードレジスタ80をインクリメント
して、「00」データでなければ他の色モード有と判断
して(ステップ11)、ステップ12へ進み、色モード
レジスタ80の回転体移動データに従って次の現像器を
現像位置へ移動させ(ステップ12)、然る後次の単色
コピーシーケンスを繰返す(ステップ10)。上記のル
ープを色モードレジスタ80に「00」データが出る迄
繰り返す。「00」データであれば、転写ドラム5bか
ら転写材が分離手段により分離され、定着器9を経てト
レイ10上に送り出される。回転体4aは、I/Oポー
ト44からモータドライブ回路45に出力される「0
0」データに応じてホームポジションに移動する(ステ
ップ13)。その後ステップ2のキー入力受付けへ移行
し、コピーキー50のON入力を待機する。
【0036】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、カ
ラー画像を形成するべく複数色の画像形成手段を有する
画像形成装置において、画像形成手段の格納スペース
所定の画像形成手段が格納できる格納スペースがある際
には、その旨をランプ点灯等により画像形成前に報知す
ることにより例えば操作者が画像形成前に画像形成手段
を用意する等の対処き不正な画像形成を防止できる
画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 回転式多色現像装置を備えた画像形成装置の
側断面図
【図2】 現像装置の要部斜視図
【図3】 現像器種別検知手段の詳細図
【図4】 制御回路のブロック図
【図5】 操作および表示部の平面図
【図6】 制御動作のフローチャート
【図7】 色モードテーブルレジスタ説明図
【図8】 色モードレジスタ説明図
【符号の説明】 4 現像装置 4a 回転体 4Y,4M,4c,4Bk 現像器 12 回転体駆動手段 17 現像器有無及び種別検知手段 20 現像位置検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 晃生 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フルカラー画像を形成するべく複数の着
    脱可能な画像形成手段を用いる画像形成装置であって、 前記複数の着脱可能な画像形成手段の各装着状態を判別
    する判別手段と、 該判別手段による判別に従った報知を行う報知手段とを
    有することを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6912364B2 (en) * 2002-07-15 2005-06-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Consumable product unit, consumable product replacement sensing system and method thereof
JP2011022176A (ja) * 2009-07-13 2011-02-03 Brother Industries Ltd 画像形成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60230169A (ja) * 1984-04-27 1985-11-15 Toshiba Corp 像形成装置

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