JPH08262164A - 電子時計に於ける発振誤差の自動補正装置 - Google Patents

電子時計に於ける発振誤差の自動補正装置

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JPH08262164A
JPH08262164A JP9024995A JP9024995A JPH08262164A JP H08262164 A JPH08262164 A JP H08262164A JP 9024995 A JP9024995 A JP 9024995A JP 9024995 A JP9024995 A JP 9024995A JP H08262164 A JPH08262164 A JP H08262164A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 補正方法自体に誤差がなく、発振手段から生
ずるクロック信号を分周して得られるクロック信号の周
期以内に、電子時計の誤差を常時収めて、発振周波数の
誤差による電子時計の狂いを自動的に補正する。 【構成】 一定誤差(=1秒)狂うまでの経過時間を予
め算出しておき、その時間だけ経過する毎に1秒補正
し、余り時間の間は補正を一時中断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子時計の技術分野で利
用されるものであって、具体的には、発振周波数の誤差
による時刻の狂いを自動的に補正することができる電子
時計に於ける発振誤差の自動補正装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電子時計の狂いを自動的に補正する方法
(装置)には、従来より特公平2−28839号公報に
記載されているものが存在し、この発明の基本原理を一
言でいえば、「一定時間に生ずる誤差を、その一定時間
内に解消するように時間を進み/遅れさせる装置」であ
って、その後、特開昭62−265589号公報とか特
開平2−12084号公報等で各種提案されている補正
方法も、いずれも上記の基本原理が用いられているが、
しかし、この補正方法には以下に述べる如き欠点があっ
た。
【0003】即ち、時計用の水晶振動子は、一般に公称
周波数が4.194304MHzの水晶、又は、32.
768KHzの水晶が用いられていて、今、仮りに4.
194304MHzの水晶が419Hz(Δf≒100
ppm相当)だけずれて発振しているとすると、一定時
間を1日とすれば、この時計は1日に8.630271
8…秒狂うことになり、而かも、小数点以下はとめども
なく永遠に続くことになる。
【0004】1日に上記の誤差を補正(修正)するとい
っても、補正の単位は限られており、小数点以下のどこ
かで四捨五入しなければならないから、ここに、上述し
た補正方法自体に誤差が生じる原因となるのであって、
例えば、小数点以下第1位まで補正可能である場合に
は、第2位以下の端数が補正自体の誤差となって現われ
しまうのである。
【0005】そして、補正自体の精度を高めようとする
と、1日で補正できなかったぶんを1週間経過した時点
で補正し、1週間で補正できなかったぶんは1ケ月経過
した時点で補正をかけ、1ケ月でできなかったぶんは…
…というように2重、3重に補正をかけなくてはなら
ず、而かも、依然として補正自体の誤差は生ずるのであ
る。
【0006】更に上記従来の補正方法には、ppmを依
りどころとして補正をかけるため、補正自体に誤差が生
じる欠点があった。
【0007】即ち、ppmとは百万分の1を表す単位で
あり、公称周波数f0に対して実際の周波数fがどれだ
けずれているかを、f0を分母とした「割合」で示すも
のであって、以下はその計算式である。 周波数偏差=(f−f0)/f0×106〔ppm〕
【0008】自動補正にとって、ppmで考えることが
何故に欠陥なのかと云えば、小数点以下がとめどもなく
続く割り切れない数字だからであって、したがって、こ
のppmを依りどころにして補正をかけたのでは、前述
した一定時間の欠点の場合と同様に補正自体の誤差が生
じてしまう問題がある。
【0009】そこで、本出願人は上記の様な問題を解決
するために、本来、周波数f0で発振すべき発振手段が
実際には周波数fで発振していた場合に、この発振クロ
ック信号をfだけ計数するごとに(f−f0)だけ補正
して、正しい時刻を得るようにした補正方法を考え出し
て、補正方法自体の誤差が皆無になったかに見えた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の補正
方法を電子時計本体の製造メーカーが実施しようとする
と、多くの場合、発振手段とか分周手段は他の専門メー
カーによってブラックボックス化して製造されているた
め、電子時計本体の製造メーカーは発振手段の発振クロ
ック信号を直接取り出すことができず、従って、発振手
段の発振クロック信号よりも低い周波数である分周手段
の出力クロック信号を用いて補正しなくてはならないか
ら、本出願人が考え出した上記補正方法では正しい時刻
を得られないという問題が生じた。
【0011】例えば、発振クロック信号がf=4194
723Hz、f0=4194304Hzであり、これが
分周手段により222で分周されるとすると、出力クロッ
ク信号は約1秒周期となり、この出力クロック信号を4
194723だけ計数する度に419(=419472
3−4194304)だけ減ずる補正をすれば、正しい
時刻を得ることができるのであるが、しかしながら、こ
れは48日と13時間12分3秒ごとに6分59秒ずら
すのと同じことであるので、時刻の狂いが常時1秒以内
に収まっているわけではないから、非現実的なものとな
ってしまうのである。
【0012】そこで本発明の技術的課題は、補正方法自
体の誤差は全く発生せず、また、発振手段から生ずるク
ロック信号を分周して得られるクロック信号の周期以内
に、この電子時計の誤差を常時収めることによって、発
振周波数の誤差による時刻の狂いを自動的に補正できる
ようにすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0014】発振手段から生ずる発振周波数に基づいて
時刻を進め、且つ、その発振周波数がfであり、また、
この発振手段の本来あるべき周波数がf0である電子時
計に於いて、
【0015】(1) (イ) {f÷|f−f0|}の
商を記憶する第1の記憶手段と、|f−f0|を記憶す
る第2の記憶手段と、{f÷|f−f0|}の剰余を記
憶する第3の記憶手段と、(ロ) 上記の発振手段から
生ずるクロック信号を分周して得られるクロック信号を
入力とし、これを計数して計数値が上記第1の記憶手段
に記憶された{f÷|f−f0|}の商に達する度に合
図を出すと共に、この計数値を初期化する第1の計数手
段と、この第1の計数手段からの合図を計数してその計
数値が上記第2の記憶手段に記憶された|f−f0|に
達した時に合図を出すと共に、この計数値を初期化する
第2の計数手段と、(ハ) 上記第1の計数手段の入力
と同一の分周クロック信号を計数して、計数値が上記第
3の記憶手段に記憶された{f÷|f−f0|}の剰余
に達した時に合図を出すと共に、この計数値を初期化す
る第3の計数手段と、(ニ) 上記第2の計数手段から
の合図により、上記第1の計数手段の計数動作を停止さ
せ、且つ、上記第3の計数手段の計数動作を開始させる
一方、第3の計数手段からの合図によって、この第3の
計数手段の計数動作を停止させ、且つ、第1の計数手段
の計数動作を開始させる動作切換手段と、(ホ) 上記
第1の計数手段から合図が出される度に、(f−f0
の+−符号とは逆の方向に上記第1の計数手段の入力で
ある分周クロック信号の周期幅だけ上記電子時計の時刻
を補正する補正手段、によって構成すること。
【0016】(2) 発振手段から生ずる発振周波数に
基づいて時刻を進め、且つ、その発振信号を分周して得
られる測定用クロック信号の周波数がfであり、また、
この測定用クロック信号の本来あるべき周波数がf0
あること。
【0017】(3) 発振手段から生ずる発振周波数に
基づいて時刻を進め、その結果、一定期間f0の間に時
刻がfだけ進むよう、又は、遅れるように構成するこ
と。
【0018】但し、ここに於いて|f−f0|とは、
(f−f0)の絶対値を意味し、また、電子時計とは、
タイムレコーダとかパソコン等を含む時計付き電気製品
の総称を意味する。
【0019】
【作用】上記(1),(2),(3)で述べた各手段は
以下の如く作用する。
【0020】上記(1)の(イ)〜(ホ)に記載した各
要素によれば、前述した従来の方法のような補正方法自
体の誤差は全く生じることがなく、且つ、発振手段から
生ずるクロック信号を分周して得られるクロック信号
(第1の計数手段の入力)の周期以内に、この電子時計
の時刻の誤差を常時収めることを可能にする。
【0021】同じく上記(1)の(イ)に記載した要素
によれば、時刻の誤差が一定値(=第1の計数手段の入
力である分周クロック信号の周期)に達するまでの経過
時間と、その一定値の幅だけの補正をする回数と、補正
を一時中断する余り時間とが、夫々第1、第2、第3の
各記憶手段によって記憶されるので、上記(ロ)及び
(ハ)で述べた計数動作が可能となる。
【0022】上記(1)の(ロ)と(ホ)に記載した各
要素によれば、第2の計数手段から合図が出るまでの
間、この電子時計の時刻を等間隔で一定値ずつ補正して
ゆくことを可能にする。
【0023】上記(1)の(ハ)に記載した要素によれ
ば、補正を一時中断しておく「余り時間」が経過したか
否かを知ることが可能となる。
【0024】同じく(1)の(ニ)に記載した要素によ
れば、上記(ロ)と(ハ)の各要素を制御して、等間隔
に一定値だけ時刻を補正する「補正フェーズ」と、補正
を一時中断する「余り時間フェーズ」との切換が可能と
なる。
【0025】上記(2)で述べた手段によれば、発振手
段と分周手段の製造上の都合、或は、周波数測定の測定
誤差を少なくする都合等により、発振クロック信号では
なく、この発振信号を分周して得られたクロック信号の
周波数fを測定して、この自動補正装置を運用するもの
であって、上記(1)の手段に付いて述べたのと同様の
作用を得ることを可能にする。
【0026】尚、上記(2)で述べた手段に於いて、周
波数測定用のクロック信号と第1の計数手段の入力とな
るクロック信号は、いずれも発振クロック信号を分周し
て得られるのであるが、この両者が同じ信号であるか、
分周の比率が異なる別々の信号であるかは任意であっ
て、どちらの信号でもかまわない。
【0027】上記(3)で述べた手段は、この電子時計
が例えば1週間に20秒遅れるのが予め判っているよう
な場合に用いるものであって、f=f0−20,f0=7
×24×60×60として、上記(1)の(イ)〜
(ホ)の各要素を利用することによって、正しい時刻を
得ることを可能にする。
【0028】以上の如くであるから、上記の手段によっ
て上述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問
題点を解消することができる。
【0029】
【実施例】以下に、上述した本発明に係る電子時計に於
ける発振誤差の自動補正装置の好適な実施例を添付した
図面と共に詳細に説明する。
【0030】図1は本発明に係る電子時計に於ける発振
誤差の自動補正装置の全体を示したブロック図であっ
て、図中Tは水晶振動子TAとコンデンサTB,TBと
で構成した発振手段、Fは分周器であって、この発振手
段Tの発振周波数がf=4194723Hzであり、ま
た、この発振手段Tの本来あるべき周波数がf0=41
94304Hzであって、これを分周器Fで222分周し
て得られる、周期が約1秒のクロック信号に基づいて時
刻が進められる仕組に成っている。
【0031】また、1は{f÷|f−f0|}の商を記
憶する第1の記憶手段、2は|f−f0|を記憶する第
2の記憶手段、3は{f÷|f−f0|}の剰余を記憶
する第3の記憶手段であって、ここに於いて|f−f0
|とは(f−f0)の絶対値を意味している。
【0032】同じく図1に於いて、1Aは上記の発振手
段T及び分周器Fから得られる周期が約1秒のクロック
信号を入力とし、これを計数して計数値が上記第1の記
憶手段1に記憶された{f÷|f−f0|}の商に達す
る毎に合図を出すと共に、この計数値を初期化(クリア
ー)するように構成した第1の計数手段であって、2A
はこの第1の計数手段1Aの合図を計数して、計数値が
上記第2の記憶手段2に記憶された|f−f0|に達し
た時に合図を出すと共に、この計数値を初期化(クリア
ー)するように構成した第2の計数手段を示す。
【0033】更に、3Aは上記第1の計数手段の入力と
同一の分周クロック信号を計数して、計数値が上記第3
の記憶手段3に記憶された{f÷|f−f0|}の剰余
に達した時に合図を出すと共に、この計数値を初期化
(クリアー)するように構成した第3の計数手段であ
る。
【0034】また、4は上記第2の計数手段2Aからの
合図によって、スイッチ4Aを切換えて上記第1の計数
手段1Aの計数動作を停止させ、且つ、上記第3の計数
手段3Aの計数動作を開始させる一方、第3の計数手段
3Aからの合図によって、第3の計数手段の計数動作を
停止し、且つ、第1の計数手段1Aの計数動作を開始さ
せるように構成した動作切換手段である。
【0035】次に、5は上記第1の計数手段1Aから合
図が出される度に秒の計数手段6に合図を送って、(f
−f0)の+−符号とは逆の方向にこの電子時計時刻を
1秒だけ補正する補正手段である。
【0036】また、6と7は上述した発振手段T及び分
周器Fから得られる周期が約1秒のクロック信号を入力
として動作し、且つ、上記補正手段5から送られて来る
補正信号によって時刻が自動的に補正されるように構成
した秒の計数手段と分の計数手段である。
【0037】なお、以上に於いて、第1〜3の計数手段
の計数値を「初期化する」とは、アップカウンターを用
いた場合はクリアーを意味し、ダウンカウンターを用い
た場合はプリセットを意味する。
【0038】本発明に係る電子時計に於ける発振誤差の
自動補正装置は以上述べた如き構成であるから、従来の
補正方法のような補正方法自体の誤差は全く発生せず、
且つ、発振手段Tから生ずるクロック信号を分周器Fに
よって分周して得られるクロック信号の周期(=1秒)
以内に、この電子時計の時刻の誤差を常時収めることが
できるため、発振周波数の誤差による時刻の狂いを自動
的に補正することができるのであるが、次に、発振クロ
ック信号がf=4194723Hz、f0=41943
04Hzであり、これを222分周して得られる周期が約
1秒のクロック信号を上記第1の計数手段1Aの入力し
た場合に於ける補正の様子を、図2の記載に従って説明
する。
【0039】正しい時刻を得るには、周期が約1秒のク
ロック信号を用いて4194723秒毎に419秒ずら
せばよいが、本発明では一度に419秒ずらすのではな
く、図2に示すように、ある等間隔を置いて1秒ずつず
らしてゆく方法を採用している。
【0040】つまり、時刻の誤差が一定値(この場合は
1秒)に達するまでの経過時間を予め算出しておき、そ
の時間が経過する毎に一定値(この例では1秒)だけ補
正する仕組に成っており、次式によれば、1011秒ご
とに1秒だけ減ずる補正を419回を行えばよいことに
なる。 4194723÷419=10011…(余り114秒)
【0041】但し、上式では余りが生ずるため、この余
り時間(この例では114秒)の間は補正を一時中断す
るアイドル状態を設ける一方、この余り時間が終了した
時点で、図示の如く再び10011秒毎に1秒減じてゆ
くのである。
【0042】この様に、本発明の最大の特徴は、歩度調
整の1サイクルを「補正フェーズ」と「余り時間フェー
ズ」に分けたところにあり、これによって、補正方法自
体の誤差を皆無にすることを可能にしている。
【0043】
【発明の効果】以上述べた次第で、本発明に係る電子時
計に於ける発振誤差の自動補正装置によれば、補正方法
自体に誤差がないため、電子時計の狂いは、温度特性に
よる誤差と周波数の測定誤差だけがその主たる要因と成
るから、工場での組立てとか検査工程での電子時計の調
整作業が著しく簡略化され、また、製品が市場に出回っ
てからの電子時計の狂いによるフィールドクレームが減
少する利点を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子時計に於ける発振誤差の自動
補正装置の全体構成図である。
【図2】本発明による自動補正の様子を説明した説明図
である。
【符号の説明】
T 発振手段 F 分周器 1 第1の記憶手段 1A 第1の計数手段 2 第2の記憶手段 2A 第2の計数手段 3 第3の記憶手段 3A 第3の計数手段 4 切換手段 4A スイッチ 5 補正手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振手段から生ずる発振周波数に基づい
    て時刻を進め、且つ、その発振周波数がfであり、ま
    た、この発振手段の本来あるべき周波数がf0である電
    子時計に於いて、(イ) {f÷|f−f0|}の商を
    記憶する第1の記憶手段と、|f−f0|を記憶する第
    2の記憶手段と、{f÷|f−f0|}の剰余を記憶す
    る第3の記憶手段と、(ロ) 上記の発振手段から生ず
    るクロック信号を分周して得られるクロック信号を入力
    とし、これを計数して計数値が上記第1の記憶手段に記
    憶された{f÷|f−f0|}の商に達する度に合図を
    出すと共に、この計数値を初期化する第1の計数手段
    と、この第1の計数手段からの合図を計数してその計数
    値が上記第2の記憶手段に記憶された|f−f0|に達
    した時に合図を出すと共に、この計数値を初期化する第
    2の計数手段と、(ハ) 上記第1の計数手段の入力と
    同一の分周クロック信号を計数して、計数値が上記第3
    の記憶手段に記憶された{f÷|f−f0|}の剰余に
    達した時に合図を出すと共に、この計数値を初期化する
    第3の計数手段と、(ニ) 上記第2の計数手段からの
    合図により、上記第1の計数手段の計数動作を停止さ
    せ、且つ、上記第3の計数手段の計数動作を開始させる
    一方、第3の計数手段からの合図によって、この第3の
    計数手段の計数動作を停止させ、且つ、第1の計数手段
    の計数動作を開始させる動作切換手段と、(ホ) 上記
    第1の計数手段から合図が出される度に、(f−f0
    の+−符号とは逆の方向に上記第1の計数手段の入力で
    ある分周クロック信号の周期幅だけ上記電子時計の時刻
    を補正する補正手段、によって構成したことを特徴とす
    る電子時計に於ける発振誤差の自動補正装置。
  2. 【請求項2】 発振手段から生ずる発振周波数に基づい
    て時刻を進め、且つ、その発振信号を分周して得られる
    測定用クロック信号の周波数がfであり、また、この測
    定用クロック信号の本来あるべき周波数がf0であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子時計に於ける発振誤
    差の自動補正装置。
  3. 【請求項3】 発振手段から生ずる発振周波数に基づい
    て時刻を進め、その結果、一定期間f0の間に時刻がf
    だけ進むよう、又は、遅れるように構成したことを特徴
    とする請求項1記載の電子時計に於ける発振誤差の自動
    補正装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010025831A (ja) * 2008-07-23 2010-02-04 Casio Comput Co Ltd 時刻補正装置及び時刻補正方法
CN101995816A (zh) * 2010-10-25 2011-03-30 珠海精准电子有限公司 一种钟表自动校准方法和钟表自动校准装置
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