JPH08261900A - 直接引張試験用治具及びその使用方法 - Google Patents
直接引張試験用治具及びその使用方法Info
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- JPH08261900A JPH08261900A JP9304195A JP9304195A JPH08261900A JP H08261900 A JPH08261900 A JP H08261900A JP 9304195 A JP9304195 A JP 9304195A JP 9304195 A JP9304195 A JP 9304195A JP H08261900 A JPH08261900 A JP H08261900A
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- JP
- Japan
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- jig
- groove
- base plate
- segment
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- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】供試体を確実に保持し、安定した試験結果を得
ることができる直接引張試験用治具と、試験終了後の治
具清掃が簡単に済む治具の使用方法を提供する。 【構成】一方の面に引張試験機に結合するための結合部
5が設けられたベースプレート2の他方の面に、供試体
の端部周面を覆う筒状空間を区画する複数のセグメント
3を着脱自在に固定する。各セグメント3の内周面には
溝10を設ける。供試体は筒状空間の周壁及び底壁に塗
布された接着剤を介して治具1に固着される。接着剤が
溝10に充填されることにより、物理的付着力に加えて
接着剤と溝とのかみ合いによる機械的抵抗力が作用し、
この二重の抗力により供試体と治具との一体性が高めら
れる。
ることができる直接引張試験用治具と、試験終了後の治
具清掃が簡単に済む治具の使用方法を提供する。 【構成】一方の面に引張試験機に結合するための結合部
5が設けられたベースプレート2の他方の面に、供試体
の端部周面を覆う筒状空間を区画する複数のセグメント
3を着脱自在に固定する。各セグメント3の内周面には
溝10を設ける。供試体は筒状空間の周壁及び底壁に塗
布された接着剤を介して治具1に固着される。接着剤が
溝10に充填されることにより、物理的付着力に加えて
接着剤と溝とのかみ合いによる機械的抵抗力が作用し、
この二重の抗力により供試体と治具との一体性が高めら
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は直接引張試験用治具及
びその使用方法に関する。さらに詳細には、コンクリー
ト等の直接引張試験(一軸引張試験)において、供試体
の両端部を保持するための治具及びその使用方法に関す
る。
びその使用方法に関する。さらに詳細には、コンクリー
ト等の直接引張試験(一軸引張試験)において、供試体
の両端部を保持するための治具及びその使用方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンクリートの引張試験方法として、供
試体に軸方向に圧縮荷重を載荷し、ひび割れが発生する
荷重から引張強度を間接的に求めるいわゆる割裂試験が
知られている。また、供試体に直接引張荷重を載荷し
て、引張強度を求める直接引張試験方法も知られてい
る。後者の直接引張試験方法は、2枚の鋼板の表面に供
試体の両端面をエポキシ系接着剤で固着し、鋼板の裏面
に固定した鋼棒を引張試験機により引張ることにより行
われている。
試体に軸方向に圧縮荷重を載荷し、ひび割れが発生する
荷重から引張強度を間接的に求めるいわゆる割裂試験が
知られている。また、供試体に直接引張荷重を載荷し
て、引張強度を求める直接引張試験方法も知られてい
る。後者の直接引張試験方法は、2枚の鋼板の表面に供
試体の両端面をエポキシ系接着剤で固着し、鋼板の裏面
に固定した鋼棒を引張試験機により引張ることにより行
われている。
【0003】しかし、従来の直接引張試験方法において
は、供試体の端面が鋼板の表面に接着されているだけで
あるため、試験中に接着面での供試体の剥離あるいは離
脱が起こりやすく、安定した試験結果を得にくいという
問題点があった。
は、供試体の端面が鋼板の表面に接着されているだけで
あるため、試験中に接着面での供試体の剥離あるいは離
脱が起こりやすく、安定した試験結果を得にくいという
問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目
的を達成するものである。
な技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目
的を達成するものである。
【0005】この発明の目的は、供試体を確実に保持
し、安定した試験結果を得ることができる直接引張試験
用治具を提供することにある。
し、安定した試験結果を得ることができる直接引張試験
用治具を提供することにある。
【0006】この発明の他の目的は、試験終了後の治具
清掃が簡単に済む直接引張試験用治具の使用方法を提供
することにある。
清掃が簡単に済む直接引張試験用治具の使用方法を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を達
成するために、次のような手段を採る。
成するために、次のような手段を採る。
【0008】すなわちこの発明は、一方の面に引張試験
機に結合するための結合部が設けられたベースプレート
と、前記ベースプレートの他方の面に着脱自在に固定さ
れ、供試体の端部周面の少なくとも一部を覆う複数のセ
グメントとを備えてなる直接引張試験用治具にある。
機に結合するための結合部が設けられたベースプレート
と、前記ベースプレートの他方の面に着脱自在に固定さ
れ、供試体の端部周面の少なくとも一部を覆う複数のセ
グメントとを備えてなる直接引張試験用治具にある。
【0009】またこの発明は、一方の面に引張試験機に
結合するための結合部が設けられたベースプレートと、
前記ベースプレートの他方の面に着脱自在に固定され、
供試体の端部周面を覆う筒状空間を区画する複数のセグ
メントとを備えてなる直接引張試験用治具にある。
結合するための結合部が設けられたベースプレートと、
前記ベースプレートの他方の面に着脱自在に固定され、
供試体の端部周面を覆う筒状空間を区画する複数のセグ
メントとを備えてなる直接引張試験用治具にある。
【0010】さらにこの発明は、前記セグメントの内周
面に周方向に沿った溝が形成されていることを特徴とす
る直接引張試験用治具にある。
面に周方向に沿った溝が形成されていることを特徴とす
る直接引張試験用治具にある。
【0011】さらにこの発明は、前記溝が複数条形成さ
れていることを特徴とする直接引張試験用治具にある。
れていることを特徴とする直接引張試験用治具にある。
【0012】さらにこの発明は、前記溝の内周面に剥離
剤を塗布した後、前記セグメント内方の前記ベースプレ
ート面及び前記溝の内部を含む前記セグメントの内周面
に接着剤を塗布し、前記供試体の端面及び端部周面をそ
れぞれ前記ベースプレート及び前記セグメントに固着す
ることを特徴とする直接引張試験用治具の使用方法にあ
る。
剤を塗布した後、前記セグメント内方の前記ベースプレ
ート面及び前記溝の内部を含む前記セグメントの内周面
に接着剤を塗布し、前記供試体の端面及び端部周面をそ
れぞれ前記ベースプレート及び前記セグメントに固着す
ることを特徴とする直接引張試験用治具の使用方法にあ
る。
【0013】
【作用】引張試験に際しては、セグメントの内周面及び
セグメント内方のベースプレート面に接着剤が塗布さ
れ、供試体はこの接着剤を介して治具に固着される。供
試体はその端面のみならず、端部周面も接着剤の物理的
付着力により治具に固着されるので、付着面積が広が
り、試験中に治具から容易に離脱することがない。ま
た、セグメントの内周面に溝を設け、この溝にも接着剤
を充填することにより、物理的付着力に加えて接着剤と
溝とのかみ合いによる機械的抵抗力が作用し、この二重
の抗力により供試体と治具との一体性が高められる。溝
の内周面にあらかじめ剥離剤を塗布することにより、試
験終了後の供試体の取り外し、治具清掃が容易になる。
セグメント内方のベースプレート面に接着剤が塗布さ
れ、供試体はこの接着剤を介して治具に固着される。供
試体はその端面のみならず、端部周面も接着剤の物理的
付着力により治具に固着されるので、付着面積が広が
り、試験中に治具から容易に離脱することがない。ま
た、セグメントの内周面に溝を設け、この溝にも接着剤
を充填することにより、物理的付着力に加えて接着剤と
溝とのかみ合いによる機械的抵抗力が作用し、この二重
の抗力により供試体と治具との一体性が高められる。溝
の内周面にあらかじめ剥離剤を塗布することにより、試
験終了後の供試体の取り外し、治具清掃が容易になる。
【0014】
【実施例】この発明の実施例を図面を参照しながら以下
に説明する。
に説明する。
【0015】図1から図5はこの発明の第1実施例を示
し、図1は治具の全体斜視図、図2は平面図、図3は図
2のA−A線断面図、図4は図3のB−B線矢視図、図
5はセグメントの斜視図である。この第1実施例は、供
試体を円柱形とした場合に用いる治具である。
し、図1は治具の全体斜視図、図2は平面図、図3は図
2のA−A線断面図、図4は図3のB−B線矢視図、図
5はセグメントの斜視図である。この第1実施例は、供
試体を円柱形とした場合に用いる治具である。
【0016】治具1はベースプレート2と、複数(この
実施例では4つ)のセグメント3とからなっている。ベ
ースプレート1は鋼製の部材であり、この実施例では正
方形に作られている。ベースプレート1の裏面には引張
試験機に結合するための、ねじ孔4を有する結合部5が
設けられている。
実施例では4つ)のセグメント3とからなっている。ベ
ースプレート1は鋼製の部材であり、この実施例では正
方形に作られている。ベースプレート1の裏面には引張
試験機に結合するための、ねじ孔4を有する結合部5が
設けられている。
【0017】各セグメント3はそれぞれ同形状の鋼製の
部材である。各セグメント3は図5に示すように、外側
面6に対し45度の角度をなす2つの接合面8を有し、
内周面9は部分円筒面に形成されている。そして、この
内周面9には周方向に沿って複数条(この実施例では2
つ)の溝10が形成されている。
部材である。各セグメント3は図5に示すように、外側
面6に対し45度の角度をなす2つの接合面8を有し、
内周面9は部分円筒面に形成されている。そして、この
内周面9には周方向に沿って複数条(この実施例では2
つ)の溝10が形成されている。
【0018】各セグメント3はそれらの接合面8を突き
合わせた状態で、接合面8を横切るボルト11により着
脱自在に互いに固定される。また、各セグメント3の下
部はボルト12によりベースプレート2の表面に着脱自
在に固定される。このように複数のセグメント3を互い
に固定し、ベースプレート2に固定することによって治
具1を組み立てると、治具1は全体に箱形を呈し、また
各セグメント3が互いに共働して供試体を受け入れるた
めの円筒状空間13が区画される。この状態で、各セグ
メント3の溝10は連続した円環状溝を形成する。
合わせた状態で、接合面8を横切るボルト11により着
脱自在に互いに固定される。また、各セグメント3の下
部はボルト12によりベースプレート2の表面に着脱自
在に固定される。このように複数のセグメント3を互い
に固定し、ベースプレート2に固定することによって治
具1を組み立てると、治具1は全体に箱形を呈し、また
各セグメント3が互いに共働して供試体を受け入れるた
めの円筒状空間13が区画される。この状態で、各セグ
メント3の溝10は連続した円環状溝を形成する。
【0019】図6から図8はこの発明の第2実施例を示
し、図6は治具の全体斜視図、図7は平面図、図8は図
7のC−C線断面図である。この第2実施例は、供試体
を正四角柱形とした場合に用いる治具である。ベースプ
レート2は第1実施例と同様に結合部5を有している。
し、図6は治具の全体斜視図、図7は平面図、図8は図
7のC−C線断面図である。この第2実施例は、供試体
を正四角柱形とした場合に用いる治具である。ベースプ
レート2は第1実施例と同様に結合部5を有している。
【0020】複数のセグメント23a、23bは、この
実施例ではプレート状のものからなっている。互いに対
向する一方の対のセグメント23a、23aは下端がベ
ースプレート2の側面まで延びる長さを有し、また他方
の対のセグメント23b,23bの下端には鍔部24が
設けられている。セグメント23a、23bの内面に
は、第1実施例と同様に複数条(この実施例では3つ)
の溝10が設けられている。
実施例ではプレート状のものからなっている。互いに対
向する一方の対のセグメント23a、23aは下端がベ
ースプレート2の側面まで延びる長さを有し、また他方
の対のセグメント23b,23bの下端には鍔部24が
設けられている。セグメント23a、23bの内面に
は、第1実施例と同様に複数条(この実施例では3つ)
の溝10が設けられている。
【0021】セグメント23a、23bは、一方の対の
セグメント23a、23aが他方の対のセグメント23
b,23b間に挟まれた状態で、ボルト25により着脱
自在に互いに固定される。また、セグメント23a、2
3bは、一方の対のセグメント23aの下端においてボ
ルト26により、他方の対のセグメント23bの鍔部2
4においてボルト27によりそれぞれ着脱自在に固定さ
れる。このようにして治具1を組み立てると、各セグメ
ント23a、23bが互いに共働して供試体を受け入れ
るための四角筒状空間28が区画される。この状態で、
各セグメント23a、23bの溝10は連続した四角形
の環状溝を形成する。
セグメント23a、23aが他方の対のセグメント23
b,23b間に挟まれた状態で、ボルト25により着脱
自在に互いに固定される。また、セグメント23a、2
3bは、一方の対のセグメント23aの下端においてボ
ルト26により、他方の対のセグメント23bの鍔部2
4においてボルト27によりそれぞれ着脱自在に固定さ
れる。このようにして治具1を組み立てると、各セグメ
ント23a、23bが互いに共働して供試体を受け入れ
るための四角筒状空間28が区画される。この状態で、
各セグメント23a、23bの溝10は連続した四角形
の環状溝を形成する。
【0022】使用状態 次にこの発明による治具の使用状態を第1実施例に示し
たものを例にとって説明する。図9は使用状態を示す正
面図、図10は供試体が固着された治具の内部を示す部
分断面図である。直接引張試験に際しては、2つの治具
を使用する。治具1、1を組立て、セグメント3の溝1
0の内周面にプレビン油等の剥離剤を塗布した後、円筒
状空間13の周壁及び底壁全体に接着剤31を塗布す
る。
たものを例にとって説明する。図9は使用状態を示す正
面図、図10は供試体が固着された治具の内部を示す部
分断面図である。直接引張試験に際しては、2つの治具
を使用する。治具1、1を組立て、セグメント3の溝1
0の内周面にプレビン油等の剥離剤を塗布した後、円筒
状空間13の周壁及び底壁全体に接着剤31を塗布す
る。
【0023】接着剤31は層厚が5mm程度になるよう
に塗布され、溝10内にも充填される。接着剤31とし
ては、従来と同様に速硬性のエポキシ系接着剤が用いら
れるが、石膏その他の接着剤を用いてもよい。そして、
接着剤が硬化する前に、治具1、1の円筒状空間13に
コンクリート供試体Pの両端部を挿入し、供試体Pの端
面及び端部周面を治具1、1に固着する。
に塗布され、溝10内にも充填される。接着剤31とし
ては、従来と同様に速硬性のエポキシ系接着剤が用いら
れるが、石膏その他の接着剤を用いてもよい。そして、
接着剤が硬化する前に、治具1、1の円筒状空間13に
コンクリート供試体Pの両端部を挿入し、供試体Pの端
面及び端部周面を治具1、1に固着する。
【0024】次いで、図9に示すように、各治具1の結
合部5に鋼棒32のユニバーサルジョイント部33をね
じ込み、鋼棒32を図示しない引張試験機に連結する。
このようにしてセッティングが完了したら、鋼棒32に
引張荷重を載荷し、所要の引張試験を行う。
合部5に鋼棒32のユニバーサルジョイント部33をね
じ込み、鋼棒32を図示しない引張試験機に連結する。
このようにしてセッティングが完了したら、鋼棒32に
引張荷重を載荷し、所要の引張試験を行う。
【0025】引張試験中、供試体Pはその端面のみなら
ず、端部周面も接着剤31の物理的付着力により治具1
に固着されているので、付着面積が広がり従来のように
供試体Pが治具から容易に離脱することがない。また、
接着剤31は溝10にも充填されているので、物理的付
着力に加えて接着剤31と溝10とのかみ合いによる機
械的抵抗力が作用し、この二重の抗力により供試体Pと
治具1との一体性が高められる。したがって、供試体P
の離脱の可能性は一層低下し、安定した試験結果を得る
ことができる。試験終了後、供試体Pは治具1、1から
取り外されるが、溝10には剥離剤が塗布されているの
で、供試体Pの取り外しを容易に行うことができ、また
治具1の清掃も簡単に行うことができる。
ず、端部周面も接着剤31の物理的付着力により治具1
に固着されているので、付着面積が広がり従来のように
供試体Pが治具から容易に離脱することがない。また、
接着剤31は溝10にも充填されているので、物理的付
着力に加えて接着剤31と溝10とのかみ合いによる機
械的抵抗力が作用し、この二重の抗力により供試体Pと
治具1との一体性が高められる。したがって、供試体P
の離脱の可能性は一層低下し、安定した試験結果を得る
ことができる。試験終了後、供試体Pは治具1、1から
取り外されるが、溝10には剥離剤が塗布されているの
で、供試体Pの取り外しを容易に行うことができ、また
治具1の清掃も簡単に行うことができる。
【0026】上記実施例は好ましい態様ではあるが単な
る例示にすぎず、この発明はその本質を逸脱しない限
り、例えば以下に記すような種々の変形が可能である。
る例示にすぎず、この発明はその本質を逸脱しない限
り、例えば以下に記すような種々の変形が可能である。
【0027】(1)上記実施例ではセグメントにより供
試体の端部周面の全体を覆う筒状空間を形成するように
したが、供試体の一部のみを覆うようにしてもよい。こ
の場合も、そのセグメントに上記実施例で示したような
溝を設けるとより効果的である。
試体の端部周面の全体を覆う筒状空間を形成するように
したが、供試体の一部のみを覆うようにしてもよい。こ
の場合も、そのセグメントに上記実施例で示したような
溝を設けるとより効果的である。
【0028】(2)上記実施例では治具の組立てによっ
て連続した環状溝を形成する溝を各セグメントに設けた
が、この溝は各セグメント間で断続してもよい。また、
溝は一部のセグメントにのみ設けるようにしてもよい。
て連続した環状溝を形成する溝を各セグメントに設けた
が、この溝は各セグメント間で断続してもよい。また、
溝は一部のセグメントにのみ設けるようにしてもよい。
【0029】(3)この発明の治具は供試体がコンクリ
ートである場合に限らず、岩石等他の供試体の引張試験
にも適用できる。
ートである場合に限らず、岩石等他の供試体の引張試験
にも適用できる。
【0030】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、供試体
と治具との一体性が高められ、試験中の供試体の離脱を
防止でき、安定した試験結果を得ることができる。ま
た、試験終了後の供試体の取り外しが容易であり、治具
清掃を簡単に行うことができる。
と治具との一体性が高められ、試験中の供試体の離脱を
防止でき、安定した試験結果を得ることができる。ま
た、試験終了後の供試体の取り外しが容易であり、治具
清掃を簡単に行うことができる。
【図1】図1はこの発明の第1実施例を示し、治具の全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図2】図2は平面図である。
【図3】図3は図2のA−A線断面図である。
【図4】図4は図3のB−B線矢視図である。
【図5】図5はセグメントの斜視図である。
【図6】図6はこの発明の第2実施例を示し、治具の全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図7】図7は平面図である。
【図8】図8は図7のC−C線断面図である。
【図9】図9は使用状態を示す正面図である。
【図10】図10は供試体が固着された治具の内部を示
す部分断面図である。
す部分断面図である。
1…治具 2…ベースプレート 3…セグメント 5…結合部 9…部分円筒面 10…溝 13…円筒状空間 23a…セグメント 23b…セグメント P…供試体
Claims (5)
- 【請求項1】一方の面に引張試験機に結合するための結
合部が設けられたベースプレートと、 前記ベースプレートの他方の面に着脱自在に固定され、
供試体の端部周面の少なくとも一部を覆う複数のセグメ
ントとを備えてなる直接引張試験用治具。 - 【請求項2】一方の面に引張試験機に結合するための結
合部が設けられたベースプレートと、 前記ベースプレートの他方の面に着脱自在に固定され、
供試体の端部周面を覆う筒状空間を区画する複数のセグ
メントとを備えてなる直接引張試験用治具。 - 【請求項3】前記セグメントの内周面に周方向に沿った
溝が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記
載の直接引張試験用治具。 - 【請求項4】前記溝が複数条形成されていることを特徴
とする請求項3記載の直接引張試験用治具。 - 【請求項5】前記溝の内周面に剥離剤を塗布した後、 前記セグメント内方の前記ベースプレート面及び前記溝
の内部を含む前記セグメントの内周面に接着剤を塗布
し、 前記供試体の端面及び端部周面をそれぞれ前記ベースプ
レート及び前記セグメントに固着することを特徴とする
請求項3又は4記載の直接引張試験用治具の使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9304195A JPH08261900A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 直接引張試験用治具及びその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9304195A JPH08261900A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 直接引張試験用治具及びその使用方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08261900A true JPH08261900A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=14071427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9304195A Pending JPH08261900A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 直接引張試験用治具及びその使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08261900A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100665912B1 (ko) * | 2005-04-13 | 2007-01-10 | 인하대학교 산학협력단 | 벨로우즈 고정장치 |
CN103837335A (zh) * | 2012-11-21 | 2014-06-04 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种测试汽车排气波纹管刚度的固定装置 |
KR101532297B1 (ko) * | 2013-11-14 | 2015-06-29 | 한국건설기술연구원 | 인장몰드, 초기재령 인장실험장치 및 방법 |
CN112798409A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-05-14 | 东北轻合金有限责任公司 | Xxxx高端铝合金拉伸试样专用夹具及使用方法 |
-
1995
- 1995-03-27 JP JP9304195A patent/JPH08261900A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100665912B1 (ko) * | 2005-04-13 | 2007-01-10 | 인하대학교 산학협력단 | 벨로우즈 고정장치 |
CN103837335A (zh) * | 2012-11-21 | 2014-06-04 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种测试汽车排气波纹管刚度的固定装置 |
KR101532297B1 (ko) * | 2013-11-14 | 2015-06-29 | 한국건설기술연구원 | 인장몰드, 초기재령 인장실험장치 및 방법 |
CN112798409A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-05-14 | 东北轻合金有限责任公司 | Xxxx高端铝合金拉伸试样专用夹具及使用方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040324 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |