JPH07268854A - コンクリート構造物の構築方法 - Google Patents

コンクリート構造物の構築方法

Info

Publication number
JPH07268854A
JPH07268854A JP6060864A JP6086494A JPH07268854A JP H07268854 A JPH07268854 A JP H07268854A JP 6060864 A JP6060864 A JP 6060864A JP 6086494 A JP6086494 A JP 6086494A JP H07268854 A JPH07268854 A JP H07268854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box culvert
box
steel rod
view
culverts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6060864A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2718362B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Kuroki
芳秋 黒木
Koichi Kawabata
耕一 川畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
MMK Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
MMK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp, MMK Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP6060864A priority Critical patent/JP2718362B2/ja
Publication of JPH07268854A publication Critical patent/JPH07268854A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2718362B2 publication Critical patent/JP2718362B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ボックスカルバート小割体5同士をそれらの
間に接着剤を介してCHジョイント10で連結してボッ
クスカルバート9とする。接着剤が硬化する前にボック
スカルバート9同志をPC鋼棒14で緊結し、その後、
ボックスカルバート小割体5同士をPC鋼棒14で緊結
する。 【効果】 コンクリート製小部材同士を極めて容易に、
高強度かつ剛に連結できる。しかも、コンクリート製小
部材の連結直後においても両者の結合は高強度かつ剛な
るものであるため、該小部材同士を連結してユニットを
構成した後、すぐにユニット同士をPC鋼材等で引き寄
せて連結することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンクリート構造物の構
築方法に係り、特にボックスカルバートの施工に適用す
るのに好適なコンクリート構造物の構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ボックスカルバート1は、第13図の如
く、2個のコ字形のボックスカルバート小割体1a,1
bを角筒状となるように当接させて両者を連結したもの
である。なお、コ字形の小割体1a,1bの間に平板状
の小割体を介在させることもある。角筒状に組み立てら
れたボックスカルバート1は、例えば第14図の如く、
地面の溝内に多数配置され、隣接するボックスカルバー
ト1同士を連結することにより暗渠が構築される。
【0003】従来、ボックスカルバート小割体1a,1
b同士を結合するには、第13図の如く、一方のボック
スカルバート小割体1aの端面から突出されたPC鋼棒
2を他方のボックスカルバート小割体1bに貫通設置さ
れたシース3に通し、このPC鋼棒2を緊張させると共
にその先端にナット4を螺じ込むようにしている。な
お、ボックスカルバート小割体1a,1bの端面の間に
はエポキシ等の接着剤を塗っておく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のようにして
ボックスカルバート小割体1a,1bを連結してボック
スカルバートを組み立てる方法にあっては、接着剤が硬
化するまでは、PC鋼棒2と直交方向の応力が加えられ
ると、ボックスカルバート小割体1a,1b同士がずれ
てしまう。このため、接着剤が十分に硬化するまでは、
小割体1a,1b同士の組み立て体よりなるボックスカ
ルバート1同志を引き寄せて連結することはできなかっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のコンクリート構
造物の構築方法は、コンクリート製小部材同士を連結し
てユニットとし、このユニットを複数個連結してコンク
リート製構造物を構築する方法において、前記小部材同
士を、それらの間に接着剤を介してCHジョイントで連
結して前記ユニットとなし、該接着剤が硬化する以前に
該ユニット同士をPC鋼材で連結し、その後、小部材同
士をPC鋼材で連結することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】かかる本発明のコンクリート構造物の構築方法
によると、小部材同士がCHジョイントで連結されてい
るため、該小部材同士を連結した直後でも小部材同士の
結合が極めて高強度かつ剛なるものとなる。従って、ユ
ニットを構成した後、直ちにユニット同士をPC鋼材で
連結できる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明す
る。第1図〜第11図は本発明の実施例に係るボックス
カルバートの組立方法を示すものであり、第1図はボッ
クスカルバートの組立方法を示す全体斜視図、第2図は
第1図の要部拡大図、第3図はCHジョイントの斜視
図、第4図は第1図の作業口付近の要部拡大斜視図、第
5図はボックスカルバート同士を連結する状態を示す斜
視図、第6図は第5図のVI−VI線に沿う断面図、第7図
は第5図のVII −VII 線に沿う断面図、第8図は第5図
のVIII−VIII線に沿う断面図、第9図は複数のボックス
カルバート同士を連結した状態を示す全体図、第10図
はボックスカルバート同士を連結した状態における作業
口付近の縦断面図、第11図は上下のボックスカルバー
ト小割体同士を緊張する状態を示す縦断面図である。
【0008】なお、本実施例では、ボックスカルバート
小割体がコンクリート製小部材に該当し、ボックスカル
バートがユニットに該当する。
【0009】本実施例では、ボックスカルバート小割体
5,5の端面にCHジョイント10のC型継手6が埋設
されている。このC型継手6は、C字形断面形状のもの
であり、アンカー筋7が螺着されている。
【0010】ボックスカルバート小割体5の端面にエポ
キシ等の接着剤を塗布した後、このボックスカルバート
小割体5同士を、それらの端面を突き合わせるようにし
て当接させ、次いで、H型継手8をC型継手6の中央孔
内6aに挿入することによりボックスカルバート小割体
5同士が連結される。
【0011】なお、ボックスカルバート小割体5には、
上下方向のシース11と水平方向のシース12とが埋設
されている。ボックスカルバート小割体5の内面の隅角
部には、水平方向のシース12の途中部分に臨むように
作業口13が凹設されている。
【0012】かかるボックスカルバート9の組立方法に
あっては、ボックスカルバート小割体5同士をCHジョ
イント10で連結した直後においても、ボックスカルバ
ート小割体5同士の連結が極めて高強度かつ剛なるもの
であるため、ボックスカルバート9同士を直ちに引き寄
せて連結作業を行うことができる。
【0013】この連結作業を行なうには、第5図に示す
如く、ボックスカルバート9A,9Bを突き合わせ、シ
ース12にPC鋼棒14を通す。このPC鋼棒14の両
端には雄螺子を刻設してある。ボックスカルバート9A
の作業口13に突き出されたPC鋼棒14の先端に、第
6図の如く、グラウトワッシャ15を介してナットを1
6を螺じ込む。
【0014】ボックスカルバート9Bの作業口13aに
は、PC鋼棒14の後端が突き出すので、第7図の如
く、グラウトワッシャ15aを介してナット16aを螺
じ込む。
【0015】次に、ボックスカルバート9Bの後端から
シース12にプルロッド17を通し、このプルロッド1
7の先端をカップラー(長いナット状部材)18によっ
てPC鋼棒14の後端に連結する。
【0016】ボックスカルバート9Bの後端面に、第8
図の如くセンターホールジャッキ19を取り付け、プル
ロッド17の後端にワッシャ20を介してアンカーナッ
ト21を締め込む。次いで、ジャッキ19に油圧を供給
し、プランジャ19aを後方(第8図の右方)へ突出さ
せ、プルロッド17を介してPC鋼棒14を緊張させ
る。そこで、PC鋼棒14の後端のナット16aをしっ
かりと螺じ込み、PC鋼棒14の張力を保持する。
【0017】その後、カップラー18を外し、プルロッ
ド17をボックスカルバート9Bから抜き出す。なお、
ボックスカルバート9A,9Bのすべてのシース12に
ついて同様にしてPC鋼棒14を通してボックスカルバ
ート9A,9B同士を連結する。これにより、ボックス
カルバート9A,9B同士が緊結される。
【0018】次に、第9図の如く、このボックスカルバ
ート9Bの隣りにボックスカルバート9Cを配置し、ボ
ックスカルバート9Cからボックスカルバート9Bに新
たなPC鋼棒14(14A)を通す。そして、第10図
の如く、このPC鋼棒14Aの先端にグラウトワッシャ
15を介してナット16を螺じ込んだ後、PC鋼棒14
Aの先端と前記PC鋼棒14の後端とをカップラー18
で連結する。PC鋼棒14Aの後端には、第7図と同様
にワッシャを介してナットを螺じ込んでおく。
【0019】ボックスカルバート9Cの後端からプルロ
ッドを挿入し、該プルロッドの先端をボックスカルバー
ト9Cの作業口内においてPC鋼棒14Aの後端に連結
した後、同様にジャッキによりプルロッドを介してPC
鋼棒14Aを緊張させ、次いで、PC鋼棒14Aの後端
のナットを締め込む。これにより、ボックスカルバート
9Bにボックスカルバート9Cが緊結される。
【0020】以下、この手順を繰り返すことにより、さ
らにボックスカルバート9D,9E,9F…(図示略)
が順次に緊結される。
【0021】所定数のボックスカルバート9を緊結した
後、各ボックスカルバート9において上下の小割体5同
士を緊結する。即ち、第11図の如く、シース11にP
C鋼棒24を挿入し、PC鋼棒24の下端及び上端にそ
れぞれグラウトワッシャ15を介してナット16を締め
込む。
【0022】そして、ジャッキ19を介してPC鋼棒2
4を緊張させた後、上端側のナット16を締め込む。そ
の後、ジャッキ19の圧力を解放し、ジャッキ19を取
り去る。なお、このようにPC鋼棒24の緊張工完了
後、速やかにグラウト注入を行う。
【0023】上記実施例では、コ字形のボックスカルバ
ート小割体5のみによってボックスカルバート9を組み
立てているが、該小割体5同志の間に平板状の小割体を
介在させて大型のボックスカルバートを構築する場合に
も本発明を適用できる。
【0024】第12図はその一例を示すものであり、符
号25は平板状の側壁材を示す。この側壁材25にもシ
ース26が上下方向に埋設され、PC鋼棒27が挿入さ
れている。
【0025】上記実施例はボックスカルバートに関する
ものであるが、本発明はその他のコンクリート構造物の
構築方法にも適用できる。
【0026】
【発明の効果】以上の通り、本発明のコンクリート構造
物の構築方法によると、コンクリート製小部材同士を極
めて容易に、高強度かつ剛に連結できる。しかも、コン
クリート製小部材の連結直後においても両者の結合は高
強度かつ剛なるものであるため、該小部材同士を連結し
てユニットを構成した後、すぐにユニット同士をPC鋼
棒等で引き寄せて連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボックスカルバートの組立方法を示す全体斜視
図である。
【図2】第1図の要部拡大図である。
【図3】CHジョイントの斜視図である。
【図4】第1図の作業口付近の要部拡大斜視図である。
【図5】ボックスカルバート同士を連結する状態を示す
斜視図である。
【図6】第5図のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】第5図のVII −VII 線に沿う断面図である。
【図8】第5図のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【図9】複数のボックスカルバート同士を連結した状態
を示す全体図である。
【図10】ボックスカルバート同士を連結した状態にお
ける作業口付近の縦断面図である。
【図11】上下のボックスカルバート小割体同士を緊張
する状態を示す縦断面図である。
【図12】別の実施例に係るボックスカルバートの平面
図である。
【図13】従来例のボックスカルバートの分解斜視図で
ある。
【図14】従来例のボックスカルバートが地面の構内に
配置された状態を示す斜視図である。
【符号の説明】 5 ボックスカルバート小割体 6 C型継手 7 アンカー筋 8 H型継手 9 ボックスカルバート 10 CHジョイント 11,12 シース 13 作業口 14 PC鋼棒 15 グラウトワッシャ 16 ナット 17 プルロッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート製小部材同士を連結してユ
    ニットとし、このユニットを複数個連結してコンクリー
    ト製構造物を構築する方法において、 前記小部材同士を、それらの間に接着剤を介してCHジ
    ョイントで連結して前記ユニットとなし、 該接着剤が硬化する以前に該ユニット同士をPC鋼材で
    連結し、 その後、小部材同士をPC鋼材で連結することを特徴と
    するコンクリート構造物の構築方法。
JP6060864A 1994-03-30 1994-03-30 コンクリート構造物の構築方法 Expired - Lifetime JP2718362B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6060864A JP2718362B2 (ja) 1994-03-30 1994-03-30 コンクリート構造物の構築方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6060864A JP2718362B2 (ja) 1994-03-30 1994-03-30 コンクリート構造物の構築方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07268854A true JPH07268854A (ja) 1995-10-17
JP2718362B2 JP2718362B2 (ja) 1998-02-25

Family

ID=13154689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6060864A Expired - Lifetime JP2718362B2 (ja) 1994-03-30 1994-03-30 コンクリート構造物の構築方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2718362B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100773907B1 (ko) * 2006-07-21 2007-11-07 김근택 프리-텐션 빔 제작대용 세그먼트, 이를 이용한 제작대 및이의 조립방법
KR100800308B1 (ko) * 2006-08-17 2008-02-01 홍석희 캠버프리스트레스가 도입된 단위프리스트레스 프리캐스트박스를 종방향으로 일체연결설치한 캠버프리스트레스 프리캐스트박스 및 이의 설치방법
CN106869174A (zh) * 2017-04-18 2017-06-20 黑龙江省中信路桥材料有限公司 一种u型组合式混凝土预制箱涵

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100773907B1 (ko) * 2006-07-21 2007-11-07 김근택 프리-텐션 빔 제작대용 세그먼트, 이를 이용한 제작대 및이의 조립방법
KR100800308B1 (ko) * 2006-08-17 2008-02-01 홍석희 캠버프리스트레스가 도입된 단위프리스트레스 프리캐스트박스를 종방향으로 일체연결설치한 캠버프리스트레스 프리캐스트박스 및 이의 설치방법
CN106869174A (zh) * 2017-04-18 2017-06-20 黑龙江省中信路桥材料有限公司 一种u型组合式混凝土预制箱涵

Also Published As

Publication number Publication date
JP2718362B2 (ja) 1998-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6327829B1 (en) Connecting structure for concrete block and connector used therefor
US4441289A (en) Earthquake-resistant reinforcement structure for an existing building with compression braces or tension braces
JPH07127139A (ja) 接合用治具
JPH1144044A (ja) 建築構築用複合材
JP2007211507A (ja) 梁構造
JP2718362B2 (ja) コンクリート構造物の構築方法
JP2001107473A (ja) 木質部材の接合部及び接合用木質部材
EP1002164B1 (en) A beam end fitting and a method for realizing joints for wooden beams
JP3544917B2 (ja) コンクリートブロック連結構造体
JP2798239B2 (ja) 建材の結合具
JPH07268937A (ja) ボックスカルバートの組立方法
JP3041814B2 (ja) 発進到達部の接合装置
JPH09221915A (ja) プレストレス導入ユニット
JP2000257174A (ja) 接合具及びそれを用いた柱、梁、桁等の接合装置並びに柱、梁、桁等の接合方法
JP2839437B2 (ja) 木材の接合構造
JP4029749B2 (ja) 木質構造における接合部補強構造
JP7449254B2 (ja) 耐震壁の構築方法
JP3017708B2 (ja) 木質構造における接合具と該接合具を用いた回転剛性による半固定の接合構造
JPH0270851A (ja) 構造用集成材の製造方法
JPH08120790A (ja) 建材の継手具
KR20020033146A (ko) 철근콘크리트 구조물의 외부 인장재 보강 방법 및 그구조
JP2603137Y2 (ja) 組立pc永久型枠
JPS62264234A (ja) 角鋼管コンクリ−ト柱
JP3315227B2 (ja) 構造部材の接合方法
JPS6058351B2 (ja) 鉄筋コンクリ−ト部材に設ける開口部のせん断補強方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971014