JPH08261871A - 貼合せレンズの芯出し方法とその装置及びレンズの芯取り方法とその装置 - Google Patents

貼合せレンズの芯出し方法とその装置及びレンズの芯取り方法とその装置

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JPH08261871A
JPH08261871A JP6455695A JP6455695A JPH08261871A JP H08261871 A JPH08261871 A JP H08261871A JP 6455695 A JP6455695 A JP 6455695A JP 6455695 A JP6455695 A JP 6455695A JP H08261871 A JPH08261871 A JP H08261871A
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JP
Japan
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lens
centering
spindle
spindles
pair
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JP6455695A
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Inventor
Atsuo Sekiyama
篤郎 関山
Seiji Kitaoka
誠次 北岡
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良品率の高い貼合せレンズの芯出し方法とそ
の装置及びレンズの芯取り方法とその装置を得る。 【構成】 レンズと環状に接触する環状接触部を有する
芯出しスピンドルを、該レンズに接触させた状態で振動
させると、レンズの芯が出るという現象を利用した方法
及び装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、貼合せレンズの芯出し方法と装
置、及びレンズの芯取り方法と装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】貼合せレンズは、貼り合
わせた二枚のレンズの光軸の一致度が高い程好ましいの
は当然であり、光軸のズレ量が一定値を越えると、不良
品とされる。不良品の再生は、接着剤の剥離、洗浄等の
工程を経なければならず、作業性が悪い。
【0003】レンズの芯取りは、同様に、レンズ光軸と
外形の円形の中心との一致度が高いほど好ましく、両者
のズレが一定値を越えれば、不良品となり、小径に再加
工する以外に再生の道はない。
【0004】従来の貼り合わせレンズの芯出し方法と装
置、レンズの芯取り方法と装置はしかし、不良品の発生
率において問題があり、十分な良品率が確保されている
とは言い難い。
【0005】
【発明の目的】本発明は従って、良品率を高めることが
できる、貼り合わせレンズの芯出し方法と装置、レンズ
の芯取り方法と装置を得ることを目的とする。
【0006】
【発明の概要】本発明は、レンズに、光軸を中心とする
環状接触部を接触させて振動を与えると、迅速にかつ正
確にその芯が出ることを見出して完成されたものであ
る。本発明の貼り合わせレンズの芯出し方法は、接合す
べき二枚のレンズの一方のレンズ上に、該一方のレンズ
の光軸を中心とする環状の接触部を有する芯出しスピン
ドルを設け、一方のレンズに他方のレンズを重ねた状態
で、上記芯出しスピンドルの環状接触部を該他方のレン
ズに接触させて押圧し、該芯出しスピンドルに振動を与
えることを特徴としている。
【0007】本発明の貼り合わせレンズの芯出し装置
は、接合すべき二枚のレンズの一方のレンズを支持する
レンズ支持手段と;このレンズ支持手段に支持される該
一方のレンズの光軸を中心とする環状の接触部を有する
芯出しスピンドルと;この芯出しスピンドルに振動を与
えるバイブレータと;レンズ支持手段に支持された一方
のレンズ上に接着剤を介して他方のレンズを重ねた状態
で、レンズ支持手段と芯出しスピンドルを接近させて該
芯出しスピンドルを上記他方のレンズに接触させて押圧
する昇降手段と;を備えたことを特徴としている。
【0008】レンズ支持手段は、レンズの光軸を芯出し
スピンドルの軸心と正確に一致させて支持できるもので
あれば、具体的構成は問わないが、例えば、レンズの光
軸を中心とする環状の接触部を有するレンズ支持台と;
このレンズ支持台と同一の中心を有する金属製のチャッ
ク本体と;このチャック本体に設けられ、該チャック本
体の自由状態でこのレンズ支持台上のレンズを支持する
チャック爪と;上記チャック本体にレンズ開放方向の変
形を与える手段と;を備えた装置を用いることができ
る。
【0009】本発明のレンズの芯取り方法は、芯取りす
べきレンズを、該レンズの光軸を中心とする環状接触部
を有する、同軸上に位置する一対の芯取りスピンドルで
挟着し、この芯取りスピンドルとレンズを回転させなが
ら、該レンズの外周を円形に切削するレンズの芯取り方
法において、一対の芯取りスピンドルの間にレンズを挟
着するとき、一方の芯取りスピンドルに振動を与えるこ
とを特徴としている。
【0010】本発明のレンズの芯取り方法は、同一軸線
上に位置する一対の芯取りスピンドルと;この一対の芯
取りスピンドルにそれぞれ形成された、芯取りすべきレ
ンズと接触する該スピンドルの軸心を中心とする環状接
触部と;一対の芯取りスピンドルを接離運動させる移動
機構と;一対の芯取りスピンドルの一方に振動を与える
バイブレータと;一対の芯取りスピンドルを回転させる
回転装置と;一対の芯取りスピンドルに挟着され回転中
のレンズの外周を切削する切削手段と;を備えたことを
特徴としている。
【0011】環状接触部を有する芯出しスピンドルある
いは芯出しスピンドルにレンズ側への押圧力を与えなが
ら振動を与えると芯が出る理由は、環状接触部が均等に
レンズに接触するようにレンズが移動し、その移動後の
位置が芯が出た位置であるからと考えられる。
【0012】芯出しスピンドルあるいは芯出しスピンド
ルに与える具体的な振動数、振幅は、レンズ径、曲率半
径等に応じて定めるが、例えば、径が10mm程度のレ
ンズに5000サイクル/分の振動を0.02〜0.0
6mm程度の振幅で1秒前後与えると、よい結果が得ら
れた。振動の方向は、光軸方向である。
【0013】芯出しスピンドルあるいは芯出しスピンド
ルは、硬質な材料、例えば焼き入れ鋼から構成する。こ
のように硬質な材料を用いても、レンズには傷がつかな
いことが確認された。
【0014】
【発明の実施例】以下図示実施例について本発明を説明
する。図1ないし図4は、本発明の芯出し装置をレンズ
貼り合わせ装置10に適用した実施例である。この貼り
合わせ装置10は、図1に示すように、基台11上に、
レンズユニット20と、スぺーサ12が固定され、スぺ
ーサ12上にスピンドル支持台30が固定されている。
スピンドル支持台30には、レンズ支持ユニット20と
同一軸線上に位置する芯出しスピンドル31が昇降自在
に支持されており、この芯出しスピンドル31には、軸
32で、スイングアーム33の一端部が枢着されてい
る。スイングアーム33は、その中間部分を軸34でス
ピンドル支持台30上に枢着されており、このスイング
アーム33の他端は、軸35で昇降シリンダ36のピス
トンロッド36aに枢着されている。昇降シリンダ36
は、その下端部がスぺーサ12に軸36bで枢着されて
いる。芯出しスピンドル31と軸32との間には、軸3
2の芯出しスピンドル31の軸と直交する方向の動きを
吸収する遊び機構が設けられている。従って、昇降シリ
ンダ36により、ピストンロッド36aを進退させる
と、スイングアーム33が軸34を中心にスイング運動
し、芯出しスピンドル31が昇降運動する。芯出しスピ
ンドル31の上端部には、芯出しスピンドル31自身を
軸方向に振動させるエアバイブレータ38が固定されて
おり、下端部には、レンズと接触する接触ビット39が
固定されている。接触ビット39の下端部に備えられた
環状接触部39aは、芯出しスピンドル31の軸線と直
交する平面内に位置し、芯出しスピンドル31の軸線を
中心とする環状をなしている。
【0015】レンズ支持ユニット20は、下方から上方
に重ねて固定した下部台21、シリンダ台22、チャッ
ク本体23を有している。これらはいずれも金属材料か
らなり、チャック本体23は、中央の環状薄肉部23a
の中心部に、チャック取り付け孔23bを備えている。
チャック取り付け孔23bには、周方向に分割された複
数(例えば8個)のチャック爪が固定されており、この
チャック爪24の内面に円筒面の一部からなるチャック
面24aが形成されている。このチャック爪24は、チ
ャック本体23に外力を加えない自由状態で、そのチャ
ック面24a間に、円形のレンズL1を支持する形状を
している。
【0016】シリンダ台22及びチャック本体23の中
心部には、筒状のレンズ支持台25が位置し、このレン
ズ支持台25の周囲にピストン体26が摺動自在に嵌ま
っている。レンズ支持台25は、その下端フランジ25
aが下部台21とシリンダ台22の間に挟着されて固定
される固定部材であり、その上端部に、被接合レンズL
1の下端面と接触する環状接触部25bが形成されてい
る。この環状接触部25bは、接触ビット39の環状接
触部39aと同じく、レンズ支持台25の軸線と直交す
る平面内に位置し、レンズ支持台25の軸線を中心とす
る環状をなしている。レンズ支持台25の軸線、芯出し
スピンドル31の軸線及び複数のチャック爪24の中心
とは、高い加工精度で同軸に保持されている。
【0017】ピストン体26は、シリンダ台22のピス
トン室22aに嵌まるピストン部26aと、ピストン室
22aからチャック本体23側に延びて該チャック本体
23に当接する押圧部26bとを有する。ピストン部2
6aは、ピストン室22aとの間にピストン室22bを
構成し、このピストン室22bには、エア通路27を介
して圧縮空気が供給される。ピストン室22bに圧縮空
気が供給されると、ピストン体26が上昇して押圧部2
6bがチャック本体23を突き上げて薄肉部23aを弾
性変形させ、その結果、チャック爪24による被接合レ
ンズL1のチャックが開放される。28はエアシールで
ある。
【0018】上記構成の本レンズ貼り合わせ装置10
は、次のように作動する。昇降シリンダ36により芯出
しスピンドル31を上昇させ、かつのピストン室22b
に圧縮空気を供給してピストン体26によりチャック本
体23を突き上げた状態において、例えばロボットによ
りレンズ支持台25の環状接触部25b上に被接合レン
ズL1を載置する。その後、ピストン室22bへの圧縮
空気の供給を断つと、チャック本体23の薄肉部23a
が自身の弾性により複数のチャック爪24が中心部に移
動する方向に変形し、被接合レンズL1は、レンズ支持
台25(芯出しスピンドル31)との高い同心性で、チ
ャック爪24に保持される。
【0019】このようにしてレンズ支持ユニット20に
保持された被接合レンズL1上に、図3に示すように、
適量の紫外線硬化型樹脂14を滴下し、その後、例えば
ロボットにより、被接合レンズL1上に該レンズL1に
接合すべき被接合レンズL2を載せる。次に、昇降シリ
ンダ36により芯出しスピンドル31が下降し、その接
触ビット39の環状接触部39aが被接合レンズL2を
被接合レンズL1側に押す。この押圧動作により紫外線
硬化型樹脂14は、被接合レンズL1とL2の隙間に拡
がる。この押圧動作と同時に、芯出しスピンドル31に
はエアバイブレータ38によって短時間振動が与えられ
る(図4)。すると、この振動によって、被接合レンズ
L2は被接合レンズL1との同心位置に移動する。被接
合レンズL1とL2の接合部に紫外線を照射し、その
後、芯出しスピンドル31を上昇させると、被接合レン
ズL1とL2の接合作業が完了する。接合レンズを取り
出し、以下、以上と同じ接合動作が繰り返される。
【0020】振動を与えると、レンズL2がレンズL1
との同心位置に移動する理由は、次のように考えられ
る。単純にレンズL1上に載せたレンズL2には、レン
ズL1の光軸に対していくらかの傾きを持っている。こ
のレンズL2に、接触ビット39の環状接触部39aが
最初に接触すると、環状接触部39aは一部のみが被接
合レンズL2に接触する。この状態において、接触ビッ
ト39にレンズL2側の押圧力を加え、かつ振動を与え
ると、環状接触部39aの全部がレンズL2に接触する
方向にレンズL2が移動する。つまり同一Rに加工され
ているレンズL1上を滑る。この動作は、被接合レンズ
L1とL2の接触面に抵抗がなければ、単にレンズL2
を押すだけで生じるはずであるが、実際には紫外線硬化
型樹脂14による抵抗があり、押すだけでは、被接合レ
ンズL2は十分に動かない。ところが、接触ビット39
には、押圧力だけでなく、振動も与えられるため、この
振動により被接合レンズL2が動く。環状接触部39a
が全面的にレンズL2に接触している状態が最も安定し
た系であり、そのとき被接合レンズL1とL2の光軸は
一致する。
【0021】接触ビット39の形状は、レンズ形状に応
じて変化させる。図5に示すように、被接合レンズL2
が凹面からなる場合には、円柱状の接触ビット39の下
端面が平面であっても、その周囲は、環状接触部39a
を構成する。要は、レンズ形状に応じて、該レンズとの
環状接触部39aが構成されるように、接触ビット39
の形状を設定すればよい。本発明によれば、99%以上
の良品率が達成されることが確認された。
【0022】図6は、本発明をレンズの芯取り装置40
に適用した実施例である。この実施例も、環状接触部を
有する芯出しスピンドルを振動させると、レンズの芯が
出るという現象を利用した点で、最初の実施例と共通で
ある。一対の芯出しスピンドル41、42は、同一軸線
上にあって対向しており、その対向端部には、それぞれ
環状接触部41a、42aが形成されている。芯出しス
ピンドル41と42の間の空中位置には、レンズ支持プ
レート43が固定されており、このレンズ支持プレート
43には、レンズ支持座43aと、このレンズ支持座4
3aの中心のスピンドル通過孔43bとが備えられてい
る。芯出しスピンドル41は可動側、芯出しスピンドル
42は固定側で、可動側の芯出しスピンドル41は、こ
のレンズ支持プレート43のスピンドル通過孔43bを
通って固定側のスピンドル42に対して接離移動でき
る。エアバイブレータ44は、この可動側の芯出しスピ
ンドル41に設けられている。芯出しスピンドル41の
移動機構は図示していない。芯出しスピンドル42の下
端部の側部には、切削砥石45が該芯出しスピンドル4
2に向かって進退可能に支持されている。スピンドルの
可動側、固定側の別は、軸方向についていうもので、芯
出しスピンドル41、42は、図示しない回転駆動機構
に接続されている。
【0023】上記構成の本レンズの芯取り装置40は、
芯出しスピンドル41を下降させた状態において、例え
ばロボットによりレンズ支持プレート43上に芯取りレ
ンズL3を載置する。その後、芯出しスピンドル41を
上昇させてスピンドル通過孔43bを通過させると、レ
ンズ支持座43a上の芯取りレンズL3がスピンドル4
1上に移って、芯取りスピンドル42に向かって移動
し、やがて、環状接触部41aと42aとの間に挟着さ
れる。かくして、芯出しスピンドル41が芯取りレンズ
L3を芯出しスピンドル42に向けて押圧するとき、エ
アバイブレータ45は、芯出しスピンドル41に振動を
与える。すると、レンズの貼り合わせ装置10について
述べたのと同じ原理で、芯取りレンズL3の光軸が芯出
しスピンドル41、42の軸に一致する。その後、芯取
りレンズL3は、芯出しスピンドル41、42の回転に
よって回転し、回転している芯取りレンズL3に対し、
切削砥石45が接近して芯取りレンズL3の周囲を削
り、芯取りが行なわれる。
【0024】芯出しスピンドル41、42の環状接触部
41a、42aの形状を、レンズ形状に応じて、レンズ
と環状に接触するように定めることは、レンズの貼り合
わせ装置10について説明したのと同じである。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、貼合せレンズの芯出
し、及びレンズの芯取りにおいて、良品率を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接合レンズの芯取り装置の実施例を示
す側面図である。
【図2】図1のレンズ支持装置の拡大断面図である。
【図3】下方のレンズ上に接着剤を滴下した状態を示す
模式図である。
【図4】下方のレンズ上に別のレンズを重ね、芯出しス
ピンドルで振動を与える状態を示す模式図である。
【図5】芯出しスピンドルの環状接触部の他の形状例を
示す図である。
【図6】本発明のレンズの芯取り装置の実施例を示す正
面図である。
【符号の説明】
L1 L2 被接合レンズ L3 芯取りレンズ 10 レンズの貼り合わせ装置 14 紫外線硬化型樹脂 20 レンズ支持ユニット 23 チャック本体 23a 環状薄肉部 23b チャック取り付け孔 24 チャック爪 25 レンズ支持台 25b 環状接触部 26 ピストン体 30 スピンドル支持台 31 芯出しスピンドル 38 エアバイブレータ 39 接触ビット(スピンドル) 39a 環状接触部 40 レンズの芯取り装置 41 42 芯出しスピンドル 41a 41b 環状接触部 43 レンズ支持プレート 44 エアバイブレータ 45 切削砥石

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接合すべき二枚のレンズの一方のレンズ
    上に、該一方のレンズの光軸を中心とする環状の接触部
    を有する芯出しスピンドルを設け、 上記一方のレンズに他方のレンズを重ねた状態で、上記
    芯出しスピンドルの環状接触部を該他方のレンズに接触
    させて押圧し、該芯出しスピンドルに振動を与えること
    を特徴とする貼合せレンズの芯出し方法。
  2. 【請求項2】 接合すべき二枚のレンズの一方のレンズ
    を支持するレンズ支持手段と;このレンズ支持手段に支
    持される該一方のレンズの光軸を中心とする環状の接触
    部を有する芯出しスピンドルと;この芯出しスピンドル
    に振動を与えるバイブレータと;上記レンズ支持手段に
    支持された一方のレンズ上に接着剤を介して他方のレン
    ズを重ねた状態で、上記レンズ支持手段と芯出しスピン
    ドルを接近させて該芯出しスピンドルを上記他方のレン
    ズに接触させて押圧する昇降手段と;を備えたことを特
    徴とする貼合せレンズの芯出し装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、レンズ支持手段は、
    レンズの光軸を中心とする環状の接触部を有するレンズ
    支持台と;このレンズ支持台と同一の中心を有する金属
    製のチャック本体と;このチャック本体に設けられ、該
    チャック本体の自由状態でこのレンズ支持台上のレンズ
    を支持するチャック爪と;上記チャック本体にレンズ開
    放方向の弾性変形を与える手段と;を備えている貼合せ
    レンズの芯出し装置。
  4. 【請求項4】 芯取りすべきレンズを、該レンズの光軸
    を中心とする環状接触部を有する、同軸上に位置する一
    対の芯取りスピンドルで挟着し、この芯取りスピンドル
    とレンズを回転させながら、該レンズの外周を円形に切
    削するレンズの芯取り方法において、 上記一対の芯取りスピンドルの間にレンズを挟着すると
    き、一方の芯取りスピンドルに振動を与えることを特徴
    とするレンズの芯取り方法。
  5. 【請求項5】 同一軸線上に位置する一対の芯取りスピ
    ンドルと;この一対の芯取りスピンドルにそれぞれ形成
    された、芯取りすべきレンズと接触する該スピンドルの
    軸心を中心とする環状接触部と;上記一対の芯取りスピ
    ンドルを接離運動させる移動機構と;上記一対の芯取り
    スピンドルの一方に振動を与えるバイブレータと;上記
    一対の芯取りスピンドルを回転させる回転装置と;上記
    一対の芯取りスピンドルに挟着され回転中のレンズの外
    周を切削する切削手段と;を備えたことを特徴とするレ
    ンズの芯取り装置。
JP6455695A 1995-03-23 1995-03-23 貼合せレンズの芯出し方法とその装置及びレンズの芯取り方法とその装置 Pending JPH08261871A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000176810A (ja) * 1998-12-08 2000-06-27 Olympus Optical Co Ltd レンズ芯取方法と芯取機およびこれに用いる芯出装置

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