JPH0886904A - 複合非球面レンズの成形型装置 - Google Patents

複合非球面レンズの成形型装置

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JPH0886904A
JPH0886904A JP22209694A JP22209694A JPH0886904A JP H0886904 A JPH0886904 A JP H0886904A JP 22209694 A JP22209694 A JP 22209694A JP 22209694 A JP22209694 A JP 22209694A JP H0886904 A JPH0886904 A JP H0886904A
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JP
Japan
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mold
aspherical
lens
rotatable
coupling member
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Withdrawn
Application number
JP22209694A
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English (en)
Inventor
Toru Chiba
亨 千葉
Yoshitaka Kawamura
義孝 川村
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非球面レンズ内の歪を小さく保ち、形状精度
と耐久性を改善することを可能とし、しかもレンズ成形
作業を容易かつ正確に行い得、作業性の向上を可能とす
る複合非球面レンズの成形型装置を提供すること。 【構成】 光軸を有するガラスレンズの一面に、該光軸
を軸とする回転対称の合成樹脂材料からなる非球面層を
成形するための第1非球面型;ガラスレンズの他面に、
ガラスレンズの光軸を軸とする回転対称の合成樹脂材料
からなる非球面層を成形するための第2非球面型;第1
非球面型の軸と一致する軸を有し、この第1非球面型を
支持する下型;第2非球面型の軸と一致する軸を有し、
この第2非球面型を支持する上型;上型と下型にそれぞ
れ設けられた、該上型と下型を係合させたとき両者の軸
を一致させる自動調心カップリング;及び、第1非球面
型、第2非球面型、上型、及び下型の軸に光軸を一致さ
せてガラスレンズを支持するレンズ支持手段;を有する
複合非球面レンズの成形型装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベースとなるガラスレ
ンズに樹脂層を貼り合わせて設けた複合非球面レンズを
成形するための成形型装置に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】従来より、ベースとなるガ
ラスレンズ上に樹脂層を形成した積層型(複合型)の構
成を有する非球面レンズが知られている。このような複
合非球面レンズは、例えば非球面形状の型面を有する金
型と、球面状または無限の曲率半径を有する平面状のガ
ラスレンズ(ベースレンズ)を組合わせた方法によって
成形される。この方法によれば、金型の非球面状型面を
ガラスレンズに押し当てるとき形成される成形空間に合
成樹脂材料を介在させ、この合成樹脂材料を紫外線や熱
により硬化させ、この後金型を取り外すことによって複
合非球面レンズを成形することができる。このような複
合非球面レンズの成形方法は、生産要求が大量の場合に
も少量多品種の場合にも対応可能であり、低コスト化が
比較的容易なこと等により、近年広く採用されるように
なった(特開平2-108001号参照)。
【0003】一方、非球面レンズとして要求される光学
性能、形状、精度も多様化しており、この要求に応える
べく様々な工夫が成されている。特に、複合非球面レン
ズの非球面量は、合成樹脂層に直接影響するものであ
り、加工法の立場からは、合成樹脂層の硬化時間の増
加、硬化樹脂による歪が大きくなって形状精度の点で
不利、等の問題が生じる。特に、紫外線硬化型樹脂を用
いる場合は、安定して硬化できる厚みに限界があり、非
球面量も数百μmに限られている。また、合成樹脂層の
材料として熱硬化型樹脂を用いる場合、硬化性能に問題
はないが、樹脂層が厚みを増すのに伴い、硬化樹脂によ
る歪を避けることが困難となる。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記問題点に基づき成された
もので、非球面レンズ内の歪を小さく保ち、形状精度と
耐久性を改善することを可能とし、しかもレンズ成形作
業を容易かつ正確に行い得、作業性の向上を可能とする
複合非球面レンズの成形型装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【発明の概要】上記目的を達成するための本発明は、光
軸を有するガラスレンズの一面に、該光軸を軸とする回
転対称の合成樹脂材料からなる非球面層を成形するため
の第1非球面型;上記ガラスレンズの他面に、上記ガラ
スレンズの光軸を軸とする回転対称の合成樹脂材料から
なる非球面層を成形するための第2非球面型;上記第1
非球面型の軸と一致する軸を有し、この第1非球面型を
支持する下型;上記第2非球面型の軸と一致する軸を有
し、この第2非球面型を支持する上型;上記上型と下型
にそれぞれ設けられた、該上型と下型を係合させたとき
両者の軸を一致させる自動調心カップリング;及び、上
記第1非球面型、第2非球面型、上型、及び下型の軸に
光軸を一致させてガラスレンズを支持するレンズ支持手
段;を有することを特徴としている。
【0006】
【実施例】以下図示実施例に基づいて本発明を説明す
る。図1は、本発明に係る複合非球面レンズ成形型装置
の第1実施例を示す断面図である。この成形型装置は、
熱硬化型エポキシ樹脂等の熱硬化型樹脂を用いて複合非
球面レンズを成形するもので、特に大型のレンズを成形
する場合に効果を発揮する。
【0007】同図において、複合非球面レンズ成形型装
置(以下、「成形型装置」という)11は、下型B、上
型U、及び外周支持体12を有している。この外周支持
体12は、円孔12aと、支持面12bと、この円孔1
2aと支持面12bの間に形成された支持段部12cと
を有している。
【0008】下型Bは、回転対称形状の第1非球面型5
0の軸(中心)と一致する軸(中心)を有し、この第1
非球面型50を支持するものである。この下型Bは、後
述の支持段部13gにより、光軸を有する球面状または
平面状(曲率半径が無限)のガラスレンズ(ベースレン
ズ)20の一面20a周縁部を支持する。この支持段部
13gは、下型Bの軸に一致させた第1非球面型50の
軸に、光軸を一致させた状態でガラスレンズ20を支持
する。上型Uは、回転対称形状の第2非球面型51の軸
(中心)と一致する軸を有し、この第2非球面型51を
支持するものである。この上型Uは、後述の突当部19
aにより、ガラスレンズ20の他面20bの周縁部を支
持する。
【0009】第1非球面型50は、ガラスレンズ20の
一面20aに、該レンズ20の光軸を軸とする回転対称
の合成樹脂材料からなる非球面レンズ部(非球面層)6
を成形するためのものである。この第1非球面型50
は、同心状の小径部50b、大径部50cと、この小径
部50bの軸(中心)に一致する雌ねじ孔50aと、ガ
ラスレンズ20の一面20aと対向しこの一面20aに
非球面レンズ部6を成形する凹状の非球面状型面50d
とを有している。
【0010】第2非球面型51は、ガラスレンズ20の
他面20bに、該レンズ20の光軸を軸とする回転対称
の合成樹脂材料からなる非球面レンズ部(非球面層)7
を成形するためのものである。この第2非球面型51
は、同心状の小径部51b、大径部51cと、この小径
部51bの軸(中心)に一致する雌ねじ孔51aと、ガ
ラスレンズ20の他面20bと対向しこの他面21aに
非球面レンズ部7を成形する凸状の非球面状型面51d
とを有している。
【0011】成形型装置11はまた、第1自動調心カッ
プリング17を有している。この第1自動調心カップリ
ング17は、上型Uに固定された上型側カップリング部
材17aと、下型Bに固定された下型側カップリング部
材17bとを有し、該上型側及び下型側カップリング部
材17a、17bを互いに合わせた(係合させた)と
き、上型Uと下型Bの軸(中心)を、この下型Bの支持
段部13gに支持したガラスレンズ20の光軸に一致さ
せることができる。
【0012】下型Bは、基台13を有し、この基台13
は、該基台13の中心に形成した貫通孔13a、大径部
13b、この大径部13bと同心状の小径部13c、平
坦面13d、凹部13e、及び雌ねじ孔13fを有して
いる。基台13はまた、大径部13bを円孔12aに嵌
合させその平坦面13dを支持段部12cと同一平面に
位置させた状態で、外周支持体12に固定手段(図示せ
ず)を介して固定されている。また小径部13cの内周
側には、ガラスレンズ20と略同径で該レンズ20の周
縁部を支持する上記支持段部13g、第1非球面型50
の周縁部を嵌合させる嵌合部13h、この第1非球面型
50の周縁部を支持する支持段部13i、及び内周凹部
13jが形成されている。
【0013】外周支持体12に固定された基台13に
は、この外周支持体12の支持面12bに嵌合されその
周縁部を支持段部12cと平坦面13dに当て付けた上
記下型側カップリング部材17bが、固定ボルト29b
により固定されている。また基台13には、内周凹部1
3jに小径部50bを挿入し、かつ支持段部13iに周
縁部を当て付けた第1非球面型50が、基台13の上記
軸と一致する貫通孔13aを貫通させた固定ボルト14
を、雌ねじ孔50aに螺合されることにより固定されて
いる。
【0014】上型Uは、中間型19と回動可能型22と
を有している。この中間型19は、この中間型19の内
周側の周方向に等角度間隔で突出形成された突当部19
a、大径部19b、嵌合孔19c、及び周縁部に形成し
た雌ねじ孔19d、19eを有している。複数の突当部
19aの外側面は、上型側カップリング部材17aの位
置決め孔17cに隙間なく嵌合するように精密に形成さ
れている。また中間型19は、大径部19bを上型側カ
ップリング部材17aの上部に当て付けた状態で、複数
の突当部19aの先端部を全て、下型Bに支持されたガ
ラスレンズ20の周縁部に当接させる。
【0015】回動可能型22は、回転対称形状に形成さ
れ、嵌合孔19cに回動可能に嵌合されて中間型19の
内方に向けて突出する小径部22aと、この小径部22
aより大径でかつ該小径部22aと同心に形成された、
中間型19の大径部19bに当て付く大径部22bとを
有している。回動可能型22はまた、大径部22bと同
心の円筒状に形成され、かつ図1上方に向けて突出する
把持部22gと、この把持部22gの内周に位置する内
周平坦部22cとを有している。回動可能型22はさら
に、この回動可能型22の回転中心(軸)に一致させて
形成した貫通孔22dと、中間型19の雌ねじ孔19e
と対向する貫通孔22eとを有している。このような構
成の回動可能型22は、小径部22aを嵌合孔19cに
嵌合させ、大径部22bを大径部19bに当て付けた状
態で、貫通孔22eを貫通した固定ボルト31を中間型
19の雌ねじ孔19eに螺合させることにより、この中
間型19に固定されている。
【0016】中間型19に固定された回動可能型22に
は、第2自動調心カップリング28を介して第2非球面
型51が支持されている。この第2自動調心カップリン
グ28は、図1の上部側に位置する回動可能型側カップ
リング部材28aと、下部側に位置する非球面型側カッ
プリング部材28bとを有している。両カップリング部
材28a、28bは、互いに同寸法の回転対称形状に構
成され、回転中心(軸)と同軸の貫通孔28c、28d
を有している。また両カップリング部材28a、28b
は対向する周縁部に、多数の係合凸部3a、4a及び多
数の係合凹部3b、4bをそれぞれに有している。
【0017】即ち図5に示されるように、回動可能型側
カップリング部材28aの周縁部には、中心から径方向
に向けて放射状(カップリング部材28aはカップリン
グ部材28bと同形状なので図4を参照)に形成された
多数の係合凸部3aと係合凹部3bが、交互に形成され
ている。また非球面型側カップリング部材28bの周縁
部には、図4と図5に示されるように、中心から径方向
に向けて放射状に形成された多数の係合凸部4aと係合
凹部4bが、交互に形成されている。そして両カップリ
ング部材28a、28bは、それぞれの周方向に等角度
間隔で形成されたボルト孔28jに挿通された固定ボル
ト(図示せず)により、回動可能型22と第2非球面型
51にそれぞれ固定されている。
【0018】よって、第2自動調心カップリング28
は、両カップリング部材28a、28bを上下方向に合
わせたとき、互いの係合凸部3aと係合凹部4b、及び
係合凹部3bと係合凸部4aとが係合するため、第2非
球面型51と回動可能型22の軸(中心)を容易かつ確
実に一致させることができる。このように、第2非球面
型51と回動可能型22の軸をそれぞれに一致させた状
態で、貫通孔22dと貫通孔28c、28dとを貫通さ
せた固定ボルト23を、第2非球面型51の雌ねじ孔5
1aに螺合させて、第2非球面型51を回動可能型22
に固定する。なお、符号S2 は、カップリング部材28
a、28bの内面側に形成される空間である。
【0019】他方、上記第1自動調心カップリング17
の上型側、下型側カップリング部材17a、17bは、
互いに同形状に構成され、それぞれの中心には同径の位
置決め孔17c、17dが形成されている。また両カッ
プリング部材17a、17bは対向する周縁部に、多数
の係合凸部5a、6a及び多数の係合凹部5b、6bを
それぞれに有している。
【0020】即ち図3に示されるように、上型側カップ
リング部材17aの周縁部には、中心から径方向に向け
て放射状(カップリング部材17aはカップリング部材
17bと同形状なので図2を参照)に形成された多数の
係合凸部5aと係合凹部5bが、交互に形成されてい
る。また下型側カップリング部材17bの周縁部には、
図2と図3に示されるように、中心から径方向に向けて
放射状に形成された多数の係合凸部6aと係合凹部6b
が、交互に形成されている。よって、第1自動調心カッ
プリング17は、両カップリング部材17a、17bを
上下方向に合わせたとき、互いの係合凸部5aと係合凹
部6b、及び係合凹部5bと係合凸部6aを係合させる
ことができ、それぞれの位置決め孔17cと17dの軸
(中心)を容易かつ確実に一致させることができる。ま
た両カップリング部材17a、17bはそれぞれ、周方
向に等角度間隔で形成されたボルト孔17i、17jを
有している。
【0021】外周支持体12に固定された基台13に
は、外周面を支持面12bに嵌合させかつ位置決め孔1
7dを小径部13cに嵌合させ、その軸を、該基台13
の軸即ち第1非球面型50の軸に一致させた下型側カッ
プリング部材17bが、貫通孔17jに挿通した固定ボ
ルト29bを雌ねじ孔13fに螺合させることにより固
定されている。
【0022】また回動可能型22を固定した中間型19
には、位置決め孔17cを複数の突当部19aに嵌合さ
せ、その軸を、該中間型19の軸即ち第2非球面型51
の軸に一致させた上型側カップリング部材17aが、貫
通孔17iに挿通された固定ボルト29aを雌ねじ孔1
9dに螺合させることにより固定されている。上型側カ
ップリング部材17aを固定した上型Uは、上型側カッ
プリング部材17aの外周を外周支持体12の支持面1
2bに沿って下降され、両カップリング部材17aと1
7bを合わせ、それぞれの係合凸部5aと係合凹部6
b、及び係合凹部5bと係合凸部6aを係合させた状態
とされている。
【0023】これにより、上型Uと下型Bの軸、つまり
第1非球面型50と第2非球面型51の軸が、ガラスレ
ンズ20の光軸に一致される。同時に、ガラスレンズ2
0の一面20aと第1非球面型50の非球面状型面50
dとにより非球面レンズ部6を成形する成形空間が、ま
た他面20bと第2非球面型51の非球面状型面51d
とにより非球面レンズ部7を成形する成形空間が形成さ
れる。なお、S1 は、両カップリング部材17aと17
bの内面に形成された凹部17gと17hによって形成
される空間である。
【0024】以上のように組立てられた本成形型装置1
1を用いて、複合非球面レンズを成形する場合の工程を
説明する。先ず、把持部22gを把持する等により上型
U全体を上昇させて、下型Bから離間させる。この状態
において、軸を下型Bの軸と一致させて基台13に固定
された第1非球面型50の非球面状型面50d上に、熱
硬化型樹脂を適量滴下する。そしてガラスレンズ20
を、基台13の小径部13cの内周に嵌合させて、周縁
部を支持段部13g上に載せる。これにより、非球面状
型面50dに対するガラスレンズ20の一面20aの位
置が規定され、所定のレンズ成形空間が形成され、同時
に、一面20aを押し付けられた非球面状型面50d上
の熱硬化型樹脂が、この非球面状型面50d上で延びて
薄く行き渡る。
【0025】さらにこの状態において、ガラスレンズ2
0の他面20b上に熱硬化型樹脂を適量滴下し、上型側
カップリング部材17aの外周を外周支持体12の支持
面12bに沿わせながら、第2非球面型51を支持しか
つ該カップリング部材17aを固定した上型Uを下降さ
せ、中間型19の突当部19aを、ガラスレンズ20の
周縁部に当て付ける。これにより、ガラスレンズ20の
他面20bに対する非球面状型面51dの位置が規定さ
れ、所定のレンズ成形空間が形成される。同時に、上型
側、下型側カップリング部材17a、17bが、それぞ
れ有する放射状の係合凸部5aと係合凹部6b、及び係
合凹部5bと係合凸部6aを係合させる。これにより、
上型Uと下型Bそれぞれの軸(中心)が、この下型Bに
支持されたガラスレンズ20の光軸と一致する。
【0026】この状態において、ガラスレンズ20の他
面20b上に滴下された熱硬化型樹脂は、第2非球面型
51の非球面状型面51dに挟まれて他面20b上にお
いて延び、薄く行き渡る。さらに固定ボルト31を、回
動可能型22の固定時と反対の方向に回転させて中間型
19及び回動可能型22から外す。そして、回動可能状
態になった回動可能型22を、上型Uの軸即ちガラスレ
ンズ20の光軸を中心に適宜の方向に回動させると、こ
の回転が第2自動調心カップリング28を介して第2非
球面型51に伝えられ、非球面状型面51dが他面20
bに対して回動する。これにより、他面20bと非球面
状型面51dとの間の熱硬化型樹脂を、成形空間内にお
いてより確実に行き渡らせることができる。この後、貫
通孔22eに固定ボルト31を挿通させ、対向する雌ね
じ孔19eに螺合させて回動可能型22を中間型19に
固定し、第2非球面型51とガラスレンズ20との相対
位置を決定する。
【0027】このようにセットされた成形型装置11
を、加熱炉(図示せず)に入れて加熱する。すると、加
熱炉による熱は、基台13、第1非球面型50、回動可
能型22、中間型19及び第2非球面型51等を介して
熱硬化型樹脂に伝わり、硬化反応を起こさせる。そして
適切な熱量の供給により、熱硬化型樹脂が次第に硬化さ
れて非球面レンズ部6、7が形成され、よってガラスレ
ンズ20に非球面レンズ部6、7を貼着した複合非球面
レンズが成形される。この成形後、成形型装置11を組
立時と反対の手順で分解し、完成した複合非球面レンズ
を取り出す。
【0028】このように、本成形型装置11によれば、
上型Uと下型Bの軸を、該上型Uと下型Bの間に介在さ
せたガラスレンズ20の光軸に一致させる作業を容易か
つ確実に行うことができる。よって、作業時間を短縮さ
せる等、作業性を向上させることができる。また、両面
に非球面樹脂層を設けた複合非球面レンズを成形するた
め、非球面レンズ内の歪を小さく保ち、形状精度と耐久
性を改善することができる。
【0029】次に、図6により、成形型装置の第2実施
例を説明する。この成形型装置は、第2非球面型51側
だけでなく、第1非球面型50側にも自動調心カップリ
ングを用いている。同図において、図1の成形型装置1
1と機能的に同じ部材には同符号を付している。
【0030】図6において、成形型装置41は、成形型
装置11と同様に、下型B、上型U及び外周支持体12
を有し、この外周支持体12は、円孔12a、支持面1
2b及び支持段部12cを有している。下型Bは、回転
対称形状の第1非球面型50の軸と一致する軸を有し、
この非球面型50を支持する。この下型Bは支持段部1
3gにより、光軸を有するガラスレンズ20の一面20
a周縁部を支持する。支持段部13gは、下型Bの軸に
軸を一致させて支持される第1非球面型50の軸に、光
軸を一致させた状態でガラスレンズ20を支持する。ま
た上型Uは、回転対称形状の第2非球面型51の軸と一
致する軸を有し、この非球面型51を支持する。この上
型Uは突当部19aにより、ガラスレンズ20の他面2
0bの周縁部を支持する。
【0031】第1非球面型50は、同心状の小径部50
b、大径部50cと、この小径部50bの軸に一致する
雌ねじ孔50aと、ガラスレンズ20の一面20aに非
球面レンズ部6を成形する凹状の非球面状型面50d
と、固定ボルト57bを螺合させる雌ねじ孔50eとを
有している。また第2非球面型51は、同心状の小径部
51b、大径部51cと、この小径部51bの軸に一致
する雌ねじ孔51aと、ガラスレンズ20の他面20b
に非球面レンズ部7を成形する凸状の非球面状型面51
dとを有している。
【0032】上型Uに固定された上型側カップリング部
材17aと、下型Bに固定された下型側カップリング部
材17bからなる第1自動調心カップリング17は、該
上型側、下型側カップリング部材17a、17bを互い
に合わせたとき、上型Uと下型Bの軸を、支持段部13
gに支持したガラスレンズ20の光軸に一致させる。
【0033】下型Bの基台13は、大径部13bと、上
方、下方にそれぞれ突出する、該大径部13bと同心状
の小径部13c、13mと、この小径部13mの中心に
形成された嵌合孔13nと、この小径部13cの内周側
に形成された上記支持段部13gと、平坦面13dと、
雌ねじ孔13fとを有している。この基台13は、大径
部13bを円孔12aに嵌合させその平坦面13dを支
持段部12cと同一平面に位置させた状態で、雌ねじ孔
12dに螺合した固定ねじ8により該支持体12に固定
されている。
【0034】基台13には、外周支持体12の支持面1
2bに嵌合されその周縁部を支持段部12cと平坦面1
3dに当て付けた下型側カップリング部材17bが、固
定ボルト29bにより固定されている。また基台13に
は、第1非球面型50が、回動可能型53を介して固定
されている。
【0035】この回動可能型53は、嵌合孔13nに回
動可能に嵌合されて基台13の内方に向けて突出する小
径部53aと、この小径部53aより小径でかつ該小径
部53aと同心に形成された、上方に向けて突出形成さ
れた突出円筒部53hと、小径部53aに形成された、
固定ボルト57aを螺合させる雌ねじ孔53kと、小径
部53aより大径でかつ該小径部53aと同心に形成さ
れた、基台13の小径部13mに当て付く大径部53b
とを有している。回動可能型53はまた、大径部53b
と同心の円筒状に形成され、かつ図6下方に向けて突出
する把持部53gと、この把持部53gの内周に位置す
る内周平坦部53cと、該回動可能型53の軸に一致さ
せた貫通孔53dと、基台13の雌ねじ孔13pと対向
する貫通孔53eとを有している。このような構成の回
動可能型53は、小径部53aを嵌合孔13nに嵌合さ
せ、大径部53bを小径部13mに当て付けた状態で、
貫通孔53eを貫通した固定ボルト54を基台13の雌
ねじ孔13pに螺合させることにより、該基台13に固
定されている。
【0036】基台13に固定された回動可能型53に
は、第3自動調心カップリング56を介して第1非球面
型50が支持されている。この第3自動調心カップリン
グ56は、図6の上部側に位置する非球面型側カップリ
ング部材56bと、下部側に位置する回動可能型カップ
リング部材56aとを有している。両カップリング部材
56aと56bは、互いに同寸法の回転対称形状に構成
され、回転中心(軸)と同軸の貫通孔56c、56dを
有している。両カップリング部材56a、56bの対向
する周縁部には、カップリング部材28a、28bと同
様の多数の係合凸部3a、4a及び多数の係合凹部3
b、4bがそれぞれに形成されている(図4、図5参
照)。同図中の符号59は、スラスト調整スペーサであ
る。
【0037】即ち、回動可能型側カップリング部材56
aの周縁部には、中心から径方向に向けて放射状に形成
された多数の係合凸部3aと係合凹部3bが交互に形成
され、非球面型側カップリング部材56bの周縁部に
は、中心から径方向に向けて放射状に形成された多数の
係合凸部4aと係合凹部4bが交互に形成されている。
よって、第3自動調心カップリング56は、両カップリ
ング部材56a、56bを上下方向に合わせたとき、互
いの係合凸部3aと係合凹部4b、及び係合凹部3bと
係合凸部4aとを係合させることができ、それぞれの貫
通孔56cと56dの中心を容易かつ確実に一致させる
ことができる。両カップリング部材56a、56bは、
それぞれの周方向に等角度間隔で形成されたボルト孔5
6i、56jに挿通された固定ボルト57a、57bに
よって、回動可能型53と第1非球面型50にそれぞれ
固定される。
【0038】また上型Uは、中間型19と回動可能型2
2とを有している。この中間型19は、内周側に等角度
間隔で形成された突当部19aと、大径部19bと、嵌
合孔19cと、及び周縁部に形成した雌ねじ孔19d、
19eとを有している。複数の突当部19aの外側面
は、上型側カップリング部材17aの位置決め孔17c
に隙間なく嵌合するように精密に形成されている。中間
型19は、大径部19bを、スラスト調整スペーサ52
を介してカップリング部材17a上部に当て付けた状態
で、複数の突当部19aの先端部を全て、下型Bに支持
されたガラスレンズ20の周縁部に当接させる。
【0039】回動可能型22は、回転対称形状に形成さ
れ、小径部22aと、この小径部22aより小径でかつ
該小径部22aと同心に形成された、下方に向けて突出
形成された突出円筒部22hと、小径部22aに形成さ
れた、固定ボルト26aを螺合させる雌ねじ孔22a
と、小径部22aより大径でかつ該小径部22aと同心
に形成された、中間型19の上面に当て付く大径部22
bとを有している。回動可能型22はまた、図6上方に
向けて突出する把持部22gと、内周平坦部22cと、
該回動可能型22の回転中心に一致する貫通孔22d
と、基台13の雌ねじ孔13pと対向する貫通孔22e
とを有している。このような回動可能型22は、小径部
22aを嵌合孔19cに嵌合させ、大径部22bを中間
型19上面に当て付けた状態で、貫通孔22eを貫通し
た固定ボルト31を雌ねじ孔19eに螺合させることに
より、中間型19に固定される。
【0040】回動可能型22には、第2自動調心カップ
リング28を介して第2非球面型51が支持されてい
る。この第2自動調心カップリング28を構成する非球
面型側、回動可能型カップリング部材28a、28b
は、互いに同寸法の回転対称形状に構成され、回転中心
(軸)と同軸の貫通孔28c、28dを有している。両
カップリング部材28a、28bの対向する周縁部に
は、多数の係合凸部3a、4a及び多数の係合凹部3
b、4bがそれぞれに形成されている。よって、第2自
動調心カップリング28は、両カップリング部材28
a、28bを上下方向に合わせたとき、互いの係合凸部
3aと係合凹部4b、及び係合凹部3bと係合凸部4a
とを係合させ、それぞれの貫通孔28cと28dの中心
を容易かつ確実に一致させる。両カップリング部材28
a、28bは、周方向のボルト孔28i、28jに挿通
された固定ボルト26a、26bによって、回動可能型
22と第2非球面型51にそれぞれ固定される。
【0041】第1自動調心カップリング17の上型側、
下型側カップリング部材17a、17bは、互いに同形
状に構成され、それぞれの中心に同径の位置決め孔17
c、17dが形成され、対向する周縁部に、多数の係合
凸部5a、6a及び多数の係合凹部5b、6bが形成さ
れている。よって、第1自動調心カップリング17は、
両カップリング部材17a、17bを上下方向に合わせ
たとき、互いの係合凸部5aと係合凹部6b、及び係合
凹部5bと係合凸部6aを係合させ、それぞれの位置決
め孔17cと17dの軸を容易かつ確実に一致させるこ
とができる。
【0042】基台13には、外周面を支持面12bに嵌
合させ、位置決め孔17dを小径部13cに嵌合させ、
軸を、該基台13の軸即ち第1非球面型50の軸に一致
させた下型側カップリング部材17bが、固定ボルト2
9bにより固定されている。回動可能型22を固定した
中間型19には、位置決め孔17cを突当部19aに嵌
合させ、軸を、第2非球面型51の軸に一致させた上型
側カップリング部材17aが、固定ボルト29aにより
固定されている。上型側カップリング部材17aを固定
した上型Uは、このカップリング部材17aを外周支持
体12の支持面12bに沿わせて下降され、両カップリ
ング部材17aと17bを合わせ、係合凸部5aと係合
凹部6b、及び係合凹部5bと係合凸部6aを係合させ
る。これにより、上型Uと下型Bの軸即ち第1、第2非
球面型50、51の軸が、ガラスレンズ20の光軸に一
致される。なお、図6中の符号35、58は抜止リング
部材、25はスラスト調整スペーサ、70は成形型装置
41の受け台である。
【0043】以上のように組立てられた本成形型装置4
1は、下型B側にも自動調心カップリングを設けた点で
図1の成形型装置11と区別されるが、複合非球面レン
ズの成形工程は上記第1実施例と略同様に行われる。即
ち、基台13に、第3自動調心カップリング56と回動
可能型53を介して固定された第1非球面型50の非球
面状型面50d上に、熱硬化型樹脂を適量滴下し、ガラ
スレンズ20を、基台13の小径部13cの内周に嵌合
させて周縁部を支持段部13g上に載せ、以下第1実施
例と同様の工程で作業を進める。この第2実施例の成形
型装置41によれば、第1実施例の成形型装置11が奏
する上述の効果に加え、下型B側においても回動可能型
53によって熱硬化型樹脂を成形空間内でより確実に行
き渡らせ得るという効果を奏することができる。しか
も、第2非球面型51の基台13に対する調心作業を、
極めて容易に行うことが可能となる。
【0044】なお、上記第1、第2実施例では、複合非
球面レンズの成形に使用する合成樹脂材料として熱硬化
型樹脂を用いたが、成形型装置11、41の各構成部品
を全て、ガラス等の光透過性を有する材料から構成すれ
ば、紫外線硬化型型脂等の光硬化型樹脂を用いて複合非
球面レンズを成形することが可能となる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、非球面レ
ンズ内の歪を小さく保ち、形状精度と耐久性を改善する
ことを可能とし、しかもレンズ成形作業を容易かつ正確
に行い得、作業性の向上を可能とする複合非球面レンズ
の成形型装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合非球面レンズ成形型装置の第
1実施例を示す断面図である。
【図2】第1自動調心カップリングの下型側カップリン
グ部材を示す平面図である。
【図3】同第1自動調心カップリングの上型側及び下型
側カップリング部材の係合状態を部分的に示す側面図で
ある。
【図4】第2自動調心カップリングの下型側カップリン
グ部材を示す平面図である。
【図5】同第2自動調心カップリングの回動可能型側及
び非球面型側カップリング部材の係合状態を部分的に示
す側面図である。
【図6】本発明に係る複合非球面レンズ成形型装置の第
2実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
6 7 非球面レンズ部(非球面層) 11 41 成形型装置 17 第1自動調心カップリング 17a 上型側カップリング部材 17b 下型側カップリング部材 13 基台 13g 支持段部(レンズ支持手段) 20 ガラスレンズ 20a 一面 20b 他面 22 53 回動可能型 28 第2自動調心カップリング 28a 回動可能型側カップリング部材 28b 非球面型側カップリング部材 50 第1非球面型 51 第2非球面型 53 回動可能型(第2回動可能型) 56 第3自動調心カップリング 56a 回動可能型側カップリング部材(第2回動可能
型側カップリング部材) 56b 非球面型側カップリング部材(第2非球面型側
カップリング部材) B 下型 U 上型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 11:00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸を有するガラスレンズの一面に、該
    光軸を軸とする回転対称の合成樹脂材料からなる非球面
    層を成形するための第1非球面型;上記ガラスレンズの
    他面に、上記ガラスレンズの光軸を軸とする回転対称の
    合成樹脂材料からなる非球面層を成形するための第2非
    球面型;上記第1非球面型の軸と一致する軸を有し、こ
    の第1非球面型を支持する下型;上記第2非球面型の軸
    と一致する軸を有し、この第2非球面型を支持する上
    型;上記上型と下型にそれぞれ設けられた、該上型と下
    型を係合させたとき両者の軸を一致させる自動調心カッ
    プリング;及び、 上記第1非球面型、第2非球面型、上型、及び下型の軸
    に光軸を一致させてガラスレンズを支持するレンズ支持
    手段;を有することを特徴とする複合非球面レンズの成
    形型装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上型は、この上型に
    支持された第2非球面型との間に介在され、この第2非
    球面型をガラスレンズの光軸を中心に回動操作可能に支
    持する回動可能型を有している複合非球面レンズの成形
    型装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、第2非球面型と回動
    可能型との間には第2自動調心カップリングが介在され
    ており、この第2自動調心カップリングは、第2非球面
    型に固定される非球面型側カップリング部材と、回動可
    能型に固定される回動可能型側カップリング部材とを有
    し、該非球面型側及び回動可能型側カップリング部材を
    互いに合わせたとき、第2非球面型と回動可能型との中
    心を一致させることを特徴とする複合非球面レンズの成
    形型装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、下型は、この下型に
    支持された第1非球面型との間に介在され、この第1非
    球面型をガラスレンズの光軸を中心に回動操作可能に支
    持する第2回動可能型を有している複合非球面レンズの
    成形型装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、第1非球面型と第2
    回動可能型との間には第3自動調心カップリングが介在
    されており、この第3自動調心カップリングは、第1非
    球面型に固定される第2非球面型側カップリング部材
    と、第2回動可能型に固定される第2回動可能型側カッ
    プリング部材とを有し、該第2非球面型側及び回動可能
    型側カップリング部材を互いに合わせたとき、第1非球
    面型と第2回動可能型との中心を一致させることを特徴
    とする複合非球面レンズの成形型装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、ガラスレンズの一面
    と第1非球面型の非球面状型面との間、及び該ガラスレ
    ンズの他面と第2非球面型の非球面状型面との間には熱
    硬化型樹脂が介在され、このガラスレンズの一面、他面
    の熱硬化型樹脂の硬化は同時に進行されることを特徴と
    する複合非球面レンズの成形型装置。
JP22209694A 1994-09-16 1994-09-16 複合非球面レンズの成形型装置 Withdrawn JPH0886904A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1400827A1 (en) * 2002-09-17 2004-03-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Aspherical lens and video projector
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JP2022524479A (ja) * 2019-03-22 2022-05-06 フェイスブック・テクノロジーズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー 整合面を有するモールド対

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