JP6865708B2 - 複合レンズの製造装置、製造方法、および製造プログラム - Google Patents
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Description
光学面が球面である基材レンズと、基材レンズの光学面に積層された樹脂レンズとを有する複合レンズの製造装置であって、
樹脂レンズの光学面の反転形状を有する転写面と、転写面の周囲に設けられた凸部であって、基材レンズの光学面の一部が突き当てられることにより転写面と基材レンズの前記光学面との間で樹脂レンズの厚みを規定する突き当て部とを備えた複合レンズ製造用の金型と、
金型を保持する金型保持部と、
金型保持部に設置された金型の転写面の光軸に垂直な平面を基準面として検出する第1の検出部と、
金型の突き当て部に基材レンズを載置する基材レンズ載置機構と、
基材レンズの位置を調整して基材レンズの光軸に垂直な平面を第1の検出部で検出された基準面に対して平行にする調整部とを備えた複合レンズの製造装置である。
「平行」とは、厳密に平行であることのみならず、例えば±1分、すなわち±1/60度程度のある程度の誤差を持って平行であることをも含む。
樹脂レンズの光学面の反転形状を有する転写面と、転写面の周囲に設けられた凸部であって、基材レンズの光学面の一部が突き当てられることにより転写面と基材レンズの光学面との間で樹脂レンズの厚みを規定する突き当て部とを備えた複合レンズ製造用の金型を用意し、
金型の転写面の光軸に垂直な平面を基準面として検出し、
金型の転写面に樹脂を供給し、
金型の突き当て部に基材レンズを載置し、
基材レンズの位置を調整して基材レンズの光軸に垂直な平面を基準面に対して平行にして樹脂レンズを成形する複合レンズの製造方法である。
樹脂レンズの光学面の反転形状を有する転写面と、転写面の周囲に設けられた凸部であって、基材レンズの光学面の一部が突き当てられることにより転写面と基材レンズの光学面との間で樹脂レンズの厚みを規定する突き当て部とを備えた複合レンズ製造用の金型の転写面の光軸に垂直な平面を基準面として検出する手順と、
金型の転写面に樹脂を供給する手順と、
金型の突き当て部に基材レンズを載置する手順と、
基材レンズの位置を調整して基材レンズの光軸に垂直な平面を基準面に対して平行にする手順とをコンピュータに実行させる複合レンズの製造プログラムである。
樹脂レンズの光学面の反転形状を有する転写面と、転写面の周囲に設けられた凸部であって、基材レンズの光学面の一部が突き当てられることにより転写面と基材レンズの光学面との間で樹脂レンズの厚みを規定する突き当て部とを備えた複合レンズ製造用の金型である。
この場合、平面にミラー面を有することが好ましい。
また、傾き検出部30は金型保持部20に設置された金型10の転写面MSの光軸MAに垂直な平面を基準面MPとして検出する第1の検出部であり、基材レンズLの光軸LAに垂直な平面の基準面MPに対する傾きを検出する第2の検出部である。
なお、このように光軸を一致させた状態で、金型の転写面と基材レンズの光学面との間で展延された硬化性樹脂を硬化させる。
基準面の設定がなされた金型10の転写面MSに、硬化性樹脂Rを供給する(図14の(a))。その後、基材レンズLを金型10上に載置すると、転写面MSに供給された硬化性樹脂Rが転写面MSと光学面LSとの間に展延される(図14の(b))。ここで、硬化性樹脂Rを硬化させる前に、基材レンズLの光軸と金型10の転写面との光軸を一致させる上記処理を行う。その後、図14の(c)に示すように、不図示の光源から硬化性樹脂Rに基材レンズLを透過した紫外線UVを照射して、硬化性樹脂Rを半硬化させる。さらに、図14の(d)に示すように、半硬化状態にある硬化性樹脂Rを、転写面MSと第1光学面LSとの間で加圧した状態で、不図示の加熱手段により加熱して完全に硬化させる。その後、離型させることにより、図14(e)に示すような、基材レンズLの光学面LSに樹脂レンズRLが積層形成された複合レンズCLが作製される。
金型110は、凸部12は転写面MSの光軸MAに対して垂直に交わる平面部12Sを有しており、この金型110の平面部12Sに、ミラー面16備えている。このミラー面16備えた金型110を用いれば、平行平板ミラーを用いることなく、そのミラー面16利用して金型110の傾きを検出することができる。
基材レンズL2は、樹脂レンズが積層される光学面MSとは反対の面に、基材レンズL2の光軸に垂直な平面部LS2を有しており、この基材レンズL2の平面部LS2にミラー面18を有している。このミラー面18を備えた基材レンズL2を用いれば、平行平板ミラーを用いることなく、そのミラー面18を利用して基材レンズL2の傾きを検出することができる。
10、110 金型
12、12A 金型の凸部
12C 突き当て部(凸部の角部)
12S 平面部
14 胴部
16 ミラー面
18 ミラー面
20 金型保持部
30 傾き検出部
35 平行平板ミラー
35a ミラー面
38 ミラー載置機構
40 基材レンズ保持部
41 ベースプレート
41a 開口
42 保持枠
45 駆動部
50 第1の移動部
60 第2の移動部
70 制御装置
71 基準設定部
72 レンズ位置調整処理部
101 測定光
102 反射光
CL 複合レンズ
L、L2 基材レンズ
LA 基材レンズの光軸
LS 基材レンズの光学面
LS2 基材レンズの平面部
MA 金型の転写面の光軸
MS 金型の転写面
R 硬化性樹脂
RA 樹脂レンズの光軸
RL 樹脂レンズ
Claims (10)
- 光学面が球面である基材レンズと、該基材レンズの前記光学面に積層された樹脂レンズとを有する複合レンズの製造装置であって、
前記樹脂レンズの光学面の反転形状を有する転写面と、該転写面の周囲に設けられた凸部であって、前記基材レンズの前記光学面の一部が突き当てられることにより前記転写面と前記基材レンズの前記光学面との間で前記樹脂レンズの厚みを規定する突き当て部とを備えた複合レンズ製造用の金型と、
前記金型を保持する金型保持部と、
前記金型保持部に設置された前記金型の前記転写面の光軸に垂直な平面を基準面として検出する第1の検出部と、
前記金型の前記突き当て部に前記基材レンズを載置する基材レンズ載置機構と、
前記基材レンズの位置を調整して該基材レンズの光軸に垂直な平面を前記第1の検出部で検出された前記基準面に対して平行にする調整部とを備えた複合レンズの製造装置。 - 前記調整部が、前記基材レンズの光軸に垂直な平面の前記基準面に対する傾きを検出する第2の検出部と、該第2の検出部により検出された傾きに応じて前記基材レンズを移動させる移動部とを備えた請求項1に記載の複合レンズの製造装置。
- 前記第2の検出部が、前記基材レンズ上に載置された平行平面ミラーに対して光を入反射させて前記基材レンズの光軸に垂直な面の前記基準面に対する傾きを検出する請求項2に記載の複合レンズの製造装置。
- 前記金型が、前記転写面の光軸に垂直な平面部を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の複合レンズの製造装置。
- 前記第1の検出部が、前記金型の前記突き当て部に載置された平行平面ミラーに対して光を入反射させて前記金型の前記転写面の光軸に垂直な平面を検出する請求項1から4のいずれか1項に記載の複合レンズの製造装置。
- 前記金型が、前記平面部にミラー面を有し、
前記第1の検出部が、前記ミラー面に対して光を入反射させて前記金型の前記転写面の光軸に垂直な平面を検出する請求項4に記載の複合レンズの製造装置。 - 前記金型の転写面が非球面である請求項1から6のいずれか1項に記載の複合レンズの製造装置。
- 光学面が球面である基材レンズと、該基材レンズの前記光学面に備えられた樹脂レンズとを有する複合レンズの製造方法であって、
前記樹脂レンズの光学面の反転形状を有する転写面と、該転写面の周囲に設けられた凸部であって、前記基材レンズの前記光学面の一部が突き当てられることにより前記転写面と前記基材レンズの前記光学面との間で前記樹脂レンズの厚みを規定する突き当て部とを備えた複合レンズ製造用の金型を用意し、
前記金型の前記転写面の光軸に垂直な平面を基準面として検出し、
前記金型の前記転写面に樹脂を供給し、
前記金型の前記突き当て部に前記基材レンズを載置し、
前記基材レンズの位置を調整して該基材レンズの光軸に垂直な平面を前記基準面に対して平行にして樹脂レンズを成形する複合レンズの製造方法。 - 前記基材レンズとして、前記樹脂レンズが積層される面とは反対の面に、該基材レンズの光軸に垂直な平面部を有する基材レンズを用いる請求項8に記載の複合レンズの製造方法。
- 光学面が球面である基材レンズと、該基材レンズの前記光学面に積層された樹脂レンズとを有する複合レンズの製造方法をコンピュータに実行させる製造プログラムをであって、
前記樹脂レンズの光学面の反転形状を有する転写面と、該転写面の周囲に設けられた凸部であって、前記基材レンズの前記光学面の一部が突き当てられることにより前記転写面と前記基材レンズの前記光学面との間で前記樹脂レンズの厚みを規定する突き当て部とを備えた複合レンズ製造用の金型の前記転写面の光軸に垂直な平面を基準面として検出する手順と、
前記金型の前記転写面に樹脂を供給する手順と、
前記金型の前記突き当て部に前記基材レンズを載置する手順と、
前記基材レンズの位置を調整して該基材レンズの光軸に垂直な平面を前記基準面に対して平行にする手順とをコンピュータに実行させる複合レンズの製造プログラム。
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