JPH08261036A - 内燃機関の出力制御装置および出力制御用調節装置 - Google Patents

内燃機関の出力制御装置および出力制御用調節装置

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JPH08261036A
JPH08261036A JP8064343A JP6434396A JPH08261036A JP H08261036 A JPH08261036 A JP H08261036A JP 8064343 A JP8064343 A JP 8064343A JP 6434396 A JP6434396 A JP 6434396A JP H08261036 A JPH08261036 A JP H08261036A
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throttle valve
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internal combustion
combustion engine
full load
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JP8064343A
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Martin Knoss
マルティーン・クノス
Diethard Loehr
ディートハルト・レーア
Martin Dr Streib
マルティーン・シュトライブ
Berthold Steinmann
ベルトルト・シュタインマン
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
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    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既知の内燃機関の出力制御方法において発生
する欠点を回避する手段を提供することである。 【解決手段】 絞り弁が負荷制御回路の範囲内で調節さ
れる内燃機関の出力制御装置が提案されている。所定運
転フェーズにおいて、とくにスタートフェーズおよび全
負荷フェーズにおいては負荷制御が中断されかつ絞り弁
が所定の設定値に応じて調節される。さらに出力を決定
する調節要素を2つの機械式終端ストッパの間で調節す
る働きをなす内燃機関の出力制御のための調節装置が提
案され、ここで少なくとも内燃機関の全負荷に対応する
上限終端ストッパがたわみ可能に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の出力制御
装置および出力制御用調節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような装置ないしはこのような調節
装置がドイツ特許公開第3940681号から既知であ
る。そこでは内燃機関に供給される空気量の目標値と実
際の吸引空気量とに基づいて内燃機関の出力を制御する
ために、実際値が目標値に近づくように内燃機関の絞り
弁が調節される。この場合、絞り弁の調節は調節装置を
介して行われ、調節装置は電動機を有し、電動機は絞り
弁をその全開位置に対応するストッパとその全閉位置に
対応するストッパとの間で調節する。
【0003】このような空気量制御においては、内燃機
関に供給される空気量の変化が絞り弁角度の増加と共に
減少するという問題がある。この関係が図2において種
々のエンジン回転速度に対して示されている。ここで縦
軸に供給空気量がまた横軸に最小値と最大値との間で動
く絞り弁位置αが目盛られている。図示の曲線群のパラ
メータはエンジン回転速度である。絞り弁位置が大きい
場合(たとえばα0以上)、曲線の勾配は平らになる。
エンジンによってはこの範囲の曲線の勾配が負の値をと
るものもある。絞り弁位置を正確に制御するためには空
気量測定の精度は十分でないことがわかっているので、
既知の制御装置はこの範囲において満足すべき結果を与
えていない。同様な問題は空気量信号がまだ存在しない
内燃機関のスタート時においても発生する。したがっ
て、絞り弁の制御はスタート時においては既知の方針に
従って実行することはできない。同様な問題は絞り弁を
調節するために、したがって内燃機関の出力を調節する
ために空気量または負荷を制御するときにおいても発生
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、既知の方
法において発生する欠点を回避する手段を提供すると共
に、絞り弁の位置を測定するための測定装置のような構
成部品を節約して、潜在的な故障源を排除し得る内燃機
関の出力制御装置および出力制御用調節装置を提供す
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】内燃機関の出力制御装置
は、内燃機関の出力を決定する設定要素とくに絞り弁を
調節するために負荷制御回路を有する。負荷制御回路
は、エンジン負荷に対する目標値およびエンジン負荷の
実際値に応じて、実際値を目標値に近づける方向に設定
要素用操作信号を発生する。
【0006】このような制御は、所定の運転フェーズ、
特にスタートフェーズおよび全負荷フェーズにおいては
中断され、絞り弁が所定の設定値に応じて調節される。
【0007】内燃機関の全負荷範囲において絞り弁位置
が大きい場合でも絞り弁の満足な制御が実行可能であ
る。この場合、直流モータおよび回転調節器において調
節装置のモータ内を流れる電流が制御ないしは制限され
る。この範囲においては空気量制御、空気容量制御また
はエンジン負荷制御(以下においてはまとめて負荷制御
という)が遮断される。
【0008】内燃機関のスタート時においても同様に絞
り弁が開かれている。これもまた調節装置のモータ内を
流れる電流を制御することにより行われる。
【0009】スタート時に設定すべき電流が適応修正に
より絞り弁を開くように調節される。
【0010】少なくとも絞り弁の全開位置に対応する上
限ストッパがたわみ可能に形成されている調節装置が使
用される。これにより、全負荷範囲において絞り弁がス
トッパに当接するように制御された場合、調節装置の範
囲内で機械的損傷が回避される。さらに、絞り弁がオー
バーシュートした場合でも弾性ストッパが機械的損傷に
対する保護を提供するので、絞り弁調節の動的制限を設
ける必要はない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施態
様により詳細に説明する。
【0012】図1に、内燃機関(図示せず)の出力制御
装置のブロック回路図が示されている。制御ユニット1
0は出力ライン12を介して出力段14を制御し、出力
段14はライン16および18を介して内燃機関の調節
装置22の電動機20と結合されている。この場合、調
節装置22はさらに内燃機関の吸気管内に付属の絞り弁
24を含む。出力段14からライン26が制御ユニット
10にフィードバックされている。さらに制御ユニット
10はエンジン負荷(空気量または空気容量)を測定す
るための測定装置30からの入力ライン28を有してい
る。同様に測定装置30の代わりに絞り弁24の下流側
の吸気管圧力を測定してもよい。以下において、空気容
量、空気量または吸気管圧力ならびにエンジン回転速度
を考慮して形成された対応の負荷値などの値は「負荷」
と総称する。
【0013】ライン32は制御ユニット10への他の入
力ラインを示し、ライン32はドライバにより操作可能
な操作要素36の位置を測定する測定装置34から出て
いる。その他の入力ラインはエンジン回転速度を測定す
る測定装置40からのライン38ならびに内燃機関の点
火が投入されていることを示す信号を制御ユニット10
に供給する入力ライン42である。
【0014】制御ユニット10は、操作要素の位置か
ら、ドライバ希望をエンジン負荷に対する目標値の形に
形成する。目標値は、冒頭記載の従来技術におけるよう
に、測定装置30により測定される負荷の実際値と比較
されかつ実際値が目標値に近づくように出力段14を介
してモータが制御される。好ましい実施態様においては
Hブリッジ出力段として設計された出力段14の操作は
少なくとも1つのサイクル操作信号を介して行われ、サ
イクル操作信号は好ましくは直流モータとして形成され
たモータ20の操作に平行して出力段のスイッチトラン
ジスタを一方または他方方向に操作する。安全のために
絞り弁を中立位置に付勢しているリセットばねに抗して
モータ20は作動するので、絞り弁が調節されるときモ
ータ内を流れる平均電流が測定される。この平均電流は
出力段において好ましくは測定抵抗を介して測定されか
つライン26を介して制御ユニット10にフィードバッ
クされる。
【0015】冒頭に記載のように、既知の制御方法にお
いてはスタート時および絞り弁の全負荷位置の範囲にお
いて問題が発生する。後者の問題は図2において負荷値
の絞り弁位置に対する線図により示されている。内燃機
関のタイプに応じて異なりかつ回転速度の関数でもある
絞り弁位置α0以降においては、負荷値は絞り弁位置の
変化と共に減少するように変化する。この範囲において
は冒頭記載の制御はもはや満足には作動しない。同様の
ことが、制御のための負荷信号が利用できないスタート
時においても発生する。
【0016】これらの問題は本発明により、上記の運転
範囲において絞り弁が、調節装置の駆動モータ内を流れ
る電流に対する所定値に応じて調節されることにより解
決される。このとき負荷制御はこれらの運転状態におい
て遮断される。
【0017】このことが図3のブロック線図にわかりや
すく示されている。この場合既に図1において図示され
かつ説明された要素には同じ記号がつけられている。
【0018】ライン32を介して供給される操作要素の
位置は目標値形成ユニット100において負荷目標値に
変換される。これは所定の特性曲線群により、場合によ
りエンジン回転速度、ギヤ変速比等を考慮して行われ、
ならびに空気供給系統内の遅れを考慮したフィルタリン
グにより行われる。負荷目標値はライン102を介して
比較段104に供給され、比較段104にはさらにライ
ン28を介して負荷実際値が供給されている。負荷目標
値と負荷実際値との差がライン106を介して制御器1
08に供給される。制御器108は所定の方法に従っ
て、たとえば差信号の比例増幅、積分増幅および微分増
幅を用いて出力信号を形成し、出力信号はライン11
0、スイッチ要素112および出力信号12を介して出
力段14に供給されている。制御器108の出力信号は
好ましくは少なくとも1つのサイクル信号であり、この
サイクル信号の通電率は調節装置のモータ内を流れる平
均電流を示している。操作要素の位置ないしは好ましい
実施態様において負荷目標値は、ライン114を介して
さらにしきい値段116に供給される。しきい値段11
6内にはドライバ希望の全負荷領域ないしは全負荷に近
い領域を制限するしきい値が記憶されている。ドライバ
希望がこのしきい値を超えたとき、しきい値段116は
その出力ライン118に対応信号を発生する。出力ライ
ン118は電流目標値を設定するためにメモリユニット
120に供給されている。さらにライン118から論理
OR要素124にライン122が通じている。
【0019】好ましい実施態様においては、しきい値段
116内に設定されるしきい値は運転変数の関数であ
り、とくにエンジン回転速度の関数である。これは図3
において破線で示すライン126により表わされ、ライ
ン126はライン38からしきい値段116にエンジン
回転速度の尺度を供給している。この場合1つ以上のし
きい値が、制御のために十分な負荷測定精度を有する範
囲を不十分な精度を有する範囲から分離するように設定
される。
【0020】ライン38はさらに他のしきい値段128
にも通じている。しきい値段128は、エンジン回転速
度が所定の回転速度値であるかぎり、しきい値段128
の出力ライン130に信号を発生している。この回転速
度値によりスタート過程の終了が決定される。好ましい
実施態様においては、この値は300rpmに設定され
ている。出力ライン130は入力ライン42と共に論理
AND要素132に通じている。AND要素132の出
力ライン134はOR要素124およびメモリユニット
120に通じている。OR要素124の出力ライン13
6はスイッチ要素112に通じてスイッチ要素112を
操作している。ライン136上の信号に応じて、スイッ
チ要素112はライン110またはライン138を出力
ライン12と結合する。この場合、ライン138は他の
制御器140の出力ラインであり、制御器140には一
方でライン142がメモリユニット120から供給さ
れ、他方でライン26が供給されている。
【0021】エンジン回転速度がしきい値段128内に
設定されているスタート終端回転速度を超えてなくかつ
ドライバが点火スイッチを閉じた(ライン42)ときの
スタート時において、AND要素132およびOR要素
124を介してスイッチ要素112がライン138に切
り換えられる。同時にメモリユニット120内でスイッ
チ要素に対する目標電流値が読み取られかつライン14
2を介して制御器140に供給される。制御器140は
ライン138を介して実際電流値を目標電流値に近づけ
る方向に調節装置22のモータ20を操作する。好まし
い実施態様においては、制御器140は比例、積分およ
び微分成分を有する制御装置である。回転速度がスター
ト終端回転速度を超えてスタート過程が終了した後、ラ
イン136を介してスイッチ要素112がライン110
にリセットされる。このとき絞り弁およびモータの調節
は上記の負荷制御回路の範囲内で行われる。
【0022】ドライバが全負荷(加速ペダルの全負荷ス
トッパまたは全負荷ストッパの付近、好ましくは加速ペ
ダルの位置の値が最大値を100%としたときに75%
以上の場合)、しきい値段116はその出力ライン11
8に対応の出力信号を発生する。OR要素124を介し
てスイッチ要素112は再びライン138に切り換えら
れる。同時にライン118上の出力信号は制御器140
において、絞り弁をその全負荷ストッパに当接させる制
御に対応する電流目標値の設定を行う。上記のように制
御器140はこの電流目標値を調節する。
【0023】したがって本発明による方法は、スタート
時および全負荷時においては所定の電流値に基づいて絞
り弁の調節を行いかつこれらの運転範囲においては満足
に作動しない負荷制御をこのように置き換えている。
【0024】好ましい実施態様においては、全負荷範囲
に対しては電流の制御が行われないでモータ電流を所定
の最大値へ制限することのみが行われる。この場合好ま
しい実施態様においては、制御器140により所定の固
定通電率が与えられ、この通電率が絞り弁を全負荷スト
ッパに当接させる制御を行う。このとき最大電流は制御
器140により制限される。
【0025】好ましい実施態様においては、スタート時
に対してメモリユニット120内に記憶された電流目標
値を運転中に適応修正することが行われる。これは本発
明により、負荷制御の作用を受けて絞り弁が所定の位置
をとる運転状態において、電流値が測定され、場合によ
りスタート時に対する電流目標値として形成された追加
の値が記憶されることにより行われる。この場合、運転
状態としてはとくに、内燃機関のアイドリングまたは逆
行運転が適している。この場合有利な実施態様において
は、さらに内燃機関の温度が考慮され、これによりスタ
ート目標値に対して温度の関数である特性曲線群が得ら
れる。他の有利な方法においては、スタート値を示す負
荷値において絞り弁の調節に必要な電流が測定されかつ
スタート電流値として記憶されることにより適応修正が
行われる。スタート値が温度の関数として求められるこ
ともまた有利である。
【0026】絞り弁の調節のために直流モータを使用す
る代わりに、他の実施態様において、たとえば回転調節
器のような他のモータタイプを使用してもよい。この場
合も本発明による方法は上記のように行われる。
【0027】絞り弁の操作のために負荷制御回路の範囲
内でステップモータが使用された場合、電流値設定およ
び電流値制御の代わりに所定のステップ数の設定ないし
はマイクロステップ運転においてはステップ数と電流目
標値との組合せが使用され、このとき電流目標値は電流
制御を介して調節可能である。
【0028】図4に示す流れ図に、本発明による方法を
実行する指針がコンピュータプログラムとして与えられ
ている。
【0029】点火が投入されている場合、所定時点にお
いてプログラム部分がスタート後、第1のステップ20
0においてエンジン回転速度Nが読み取られる。その後
ステップ202において、エンジン回転速度Nがスター
ト終端回転速度Nstartを超えているか否かが判定され
る。この判定が否定の場合、ステップ204において、
記憶されているスタート時の目標値Istartが読み取ら
れる。その後ステップ206において、モータ内を流れ
る実際電流Iistが測定されかつそれに続くステップ2
08において制御器により目標電流値Istartと実際電
流値Iistとの差に基づいて操作信号の通電率τが形成
される。その後プログラム部分は終了する。
【0030】ステップ202においてスタートフェーズ
が終了しかつエンジン回転速度Nがスタート終端回転速
度Nstartを超えたことが確定されたとき、ステップ2
10において加速ペダル位置βが読み取られる。その後
ステップ212において、加速ペダル位置が全負荷領域
ないし全負荷付近の領域内VLにあるか否かが判定され
る。これは加速ペダル位置の所定しきい値との比較によ
り行われる。このしきい値は、それが負荷制御の限界を
示す絞り弁位置に対応するように決定される。これは図
2に示すように、負荷測定の結果が負荷制御が行われる
絞り弁位置以下の負荷測定精度が十分に得られる範囲内
に入るように選択される。したがって有利な実施態様に
おいては、しきい値は回転速度の関数として選択するこ
とが可能である。
【0031】ステップ212において加速ペダル位置が
全負荷範囲または全負荷付近の範囲に存在することが検
出されたとき、ステップ214において全負荷に対する
電流値IVLが読み取られる。それに続くステップ216
において実際電流値Iistが読み取られる。次のステッ
プ218において制御器は目標値IVLと実際値Iist
の差の関数として操作信号変数τを決定するが、この場
合好ましい実施態様においては制限機能のみが実行され
る。ステップ218の後プログラム部分は終了しかつ所
定時間後プログラム部分は反復される。
【0032】ステップ212の判定において加速ペダル
位置が全負荷付近にない場合、次に負荷制御が実行され
る。これはステップ220において測定された加速ペダ
ル位置βに基づき負荷目標値Qsollを形成することによ
り開始される。その後ステップ222において負荷実際
値Qistが読み取られかつそれに続くステップ224に
おいて制御機能の範囲内で操作信号変数τが目標値Q
sollと実際値Qistとの差の関数として実際値を目標値
に近づけるように決定される。ステップ224の後プロ
グラム部分は終了しかつ所定の時間経過後プログラム部
分は反復される。
【0033】とくに全負荷運転フェーズにおいて、絞り
弁は本発明の方法によりその最大ストッパに当接するよ
うに制御されるので、機械式の固定ストッパを有する従
来の調節装置においては絞り弁または絞り弁の軸の損傷
が発生することがある。したがって、上記の制御装置と
組み合わせてこの目的を解決する調節装置が提案され
る。本発明により、絞り弁の全負荷位置に付属の絞り弁
の最大ストッパはたわみ可能に形成される。これは好ま
しくは圧縮ばねまたはアームばねのようなばね要素によ
り行われ、このばね要素はストッパに当接する絞り弁の
圧力によりたわむことが可能である。同様にストッパは
弾性変形が可能なプラスチックから形成してもよい。こ
の場合、たわみ可能なストッパの寸法は、全負荷範囲に
おける所定の最大電流により絞り弁がストッパに当接す
るように操作されたとき、終端ストッパが硬くなくさら
にたわみ可能なように決定され、これにより最大電流を
超えて絞り弁が操作された場合でも余裕が存在すること
になる。
【0034】図5に本発明による調節装置が示されてい
る。調節装置は内燃機関の吸気管内に設けられた絞り弁
301を含み、絞り弁の軸300はモータ20のロータ
303と結合されている。最小ストッパ302および最
大ストッパ304が絞り弁301の調節範囲を制限して
いる。絞り弁301のハウジング316はストッパ32
0を有し、ストッパ320に中間部材306のストッパ
318が付属している。中間部材とハウジングとの間に
ばね314が存在している。中間部材306は第2のス
トッパ312を有し、第2のストッパ312は軸300
のストッパ310に付属している。軸300のストッパ
310と中間部材306との間に第2のばね308が存
在する。
【0035】モータ20は絞り弁301を図面平面内で
左から右へないしはその逆方向へ移動させる。モータ2
0を操作したとき絞り弁の軸300は絞り弁を開くよう
に右方向へ操作される。ストッパ310を介して中間部
材306が同伴されかつばね314に張力が加えられ
る。ばね314は故障の場合に絞り弁をその中立位置に
引き戻す働きをする。運転中に軸300のストッパ31
0はばね308によりストッパ312と接触を保持して
いる。この手段により故障の場合絞り弁の非常用空気断
面が確保される。この場合、ばねはモータ20が絞り弁
の軸300をその全負荷ストッパ304に当接可能なよ
うに設計されている。このストッパは本発明によりたわ
み可能に形成されている。このように絞り弁ないしはそ
の軸を全負荷ストッパ304に当接させるように制御し
た場合、機械的損傷が防止される。
【0036】電流の代わりに同様に電流に関連の変数を
選択してもよい。好ましい実施態様においては、絞り弁
を操作する変数、通電率または制御器の操作信号値が適
切であることがわかっている。このとき、前記運転状態
においては制御回路はこれらの変数の1つで構成され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関の出力制御装置の全体ブロック回路図
である。
【図2】負荷値と絞り弁位置との関係を示す線図であ
る。
【図3】本発明の方法による制御ユニットのブロック線
図である。
【図4】本発明を実行する指針をコンピュータプログラ
ムとして示した流れ図である。
【図5】本発明による調節装置の実施態様図である。
【符号の説明】
10 制御ユニット 12、16、18、26、28、32、38、42、1
02、106、110、114、118、122、12
6、134、136、138、142 ライン 14 出力段 20 電動機 22 調節装置 24、301 絞り弁 30 空気量測定装置 34 操作要素位置の測定装置 36 操作要素 40 エンジン回転速度の測定装置 100 目標値形成ユニット 104 比較段 108、140 制御器 112 スイッチ要素 116、128 しきい値段 120 メモリユニット 124 OR要素 132 AND要素 300 絞り弁の軸 302 下限(最小)ストッパ 303 モータのロータ 304 全負荷(最大)ストッパ 306 中間部材 308 第2のばね 310 絞り弁軸のストッパ 312 中間部材の第2のストッパ 314 ばね 316 絞り弁のハウジング 318 中間部材のストッパ 320 絞り弁ハウジングのストッパ Iist 実際電流値 Istart スタート時の電流値 IVL 全負荷電流値 N エンジン回転速度 Nstart スタート時のエンジン回転速度 Q 負荷値 Qist 負荷実際値 Qsoll 負荷目標値 α 絞り弁位置 β 加速度ペダル位置 τ 通電率
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ディートハルト・レーア ドイツ連邦共和国 74535 マインハルト, ザルツシュトラーセ 1 (72)発明者 マルティーン・シュトライブ ドイツ連邦共和国 71665 ヴァイヒンゲ ン,ホーエンツォレルン・シュトラーセ 13 (72)発明者 ベルトルト・シュタインマン ドイツ連邦共和国 71679 アスペルグ, アレーンシュトラーセ 23

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の出力を決定する設定要素とく
    に絞り弁が制御回路の範囲内で調節され、この制御回路
    においてエンジン負荷に対する目標値およびエンジン負
    荷の実際値に応じて実際値を目標値に近づける方向に設
    定要素用操作信号が発生される内燃機関の出力制御装置
    において、 所定の運転フェーズにおいて、この制御が中断されかつ
    絞り弁が所定の設定値に応じて調節されることを特徴と
    する内燃機関の出力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の運転フェーズが内燃機関のス
    タートフェーズであることを特徴とする請求項1の装
    置。
  3. 【請求項3】 前記スタートフェーズにおいて、前記設
    定要素のモータ内を流れる電流に対する目標値または電
    流に割り当てられた相関値が与えられかつ電流の実際値
    が所定の電流となるように制御されて、前記設定要素が
    調節されることを特徴とする請求項2の装置。
  4. 【請求項4】 前記割り当てられた値が絞り弁、通電
    率、制御出力値等に対する操作信号変数であることを特
    徴とする請求項3の装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の電流値が適応修正されること
    を特徴とする請求項3の装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の運転フェーズが全負荷フェー
    ズであることを特徴とする請求項1の装置。
  7. 【請求項7】 前記全負荷フェーズにおいて、前記設定
    要素がその最大位置に設定されるように該設定要素のモ
    ータが操作されることを特徴とする請求項6の装置。
  8. 【請求項8】 前記全負荷フェーズにおいて前記モータ
    内を流れる電流に対する最大値が与えられ、その最大値
    が制限されかつ制御され、またはいずれかにされるよう
    に調節されることを特徴とする請求項7の装置。
  9. 【請求項9】 ドライバ希望が所定のしきい値、場合に
    より運転変数の関数であるしきい値を超えたときに全負
    荷範囲が検出されることを特徴とする請求項6の装置。
  10. 【請求項10】 設定要素、とくに電動機により操作さ
    れる絞り弁であって、絞り弁が下限ストッパとおよび上
    限ストッパすなわち全負荷ストッパとの間でモータによ
    り調節可能である前記設定要素を備えた内燃機関の出力
    制御用調節装置において、 少なくとも前記上限ストッパがたわみ可能に形成されか
    つ前記絞り弁が少なくとも1つの運転フェーズにおいて
    その上限ストッパに当接するように制御されることを特
    徴とする内燃機関の出力制御用調節装置。
  11. 【請求項11】 前記上限ストッパが圧縮ばね、アーム
    ばね等を有するばね要素または弾性変形が可能なプラス
    チックからなるばね要素として形成されていることを特
    徴とする請求項10の調節装置。
JP8064343A 1995-03-24 1996-03-21 内燃機関の出力制御装置および出力制御用調節装置 Pending JPH08261036A (ja)

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