JPH08260182A - 高電流密度塩化亜鉛電気亜鉛メッキ方法及び組成物 - Google Patents

高電流密度塩化亜鉛電気亜鉛メッキ方法及び組成物

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JPH08260182A
JPH08260182A JP8061635A JP6163596A JPH08260182A JP H08260182 A JPH08260182 A JP H08260182A JP 8061635 A JP8061635 A JP 8061635A JP 6163596 A JP6163596 A JP 6163596A JP H08260182 A JPH08260182 A JP H08260182A
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copolymer
polyoxyalkylene glycol
average molecular
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JP8061635A
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Nicholas M Martyak
ニコラス・マイケル・マーティアク
John E Mccaskie
ジョン・エドワード・マカスキー
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Atotech USA LLC
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    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D3/00Electroplating: Baths therefor
    • C25D3/02Electroplating: Baths therefor from solutions
    • C25D3/22Electroplating: Baths therefor from solutions of zinc

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高電流密度電気亜鉛メッキ浴への添加剤とし
て用いる組成物、並びに浴から得られる亜鉛コーティン
グの高電流密度デンドライト形成及びエッジ焼けを減少
させ、高電流密度荒さ、粒度及び結晶学的配向を調節す
る方法を提供する。 【解決手段】 結晶微細化剤としての炭素原子3〜約4
のアルキレンオキシドをベースにした低分子ポリオキシ
アルキレングリコールホモポリマー或はコポリマーを、
抗デンドライト剤として用いるナフタレンとホルムアル
デヒドとのスルホン化縮合生成物と組み合わせて含むハ
ロゲン化亜鉛水性酸性電気亜鉛メッキコーティング浴か
ら得られる亜鉛コーティングの高電流密度デンドライト
形成及びエッジ焼けを減少させ、並びに高電流密度荒
さ、粒度及び配向を調節するための物質組成物。該物質
組成物を該浴に加え、電流を該浴中の亜鉛アノードから
該浴中の金属カソードに亜鉛コーティングを該カソード
に付着させるのに十分な時間通すことを含む方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】発明は、高電流密度ハロゲン
化亜鉛電気メッキ浴への添加剤として用いる物質組成
物、並びにかかる組成物を浴から得られる亜鉛コーティ
ングの高電流密度デンドライト形成及びエッジ焼けを減
少させ、高電流密度荒さ、粒度及び結晶学的配向を調節
するために利用する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スチールのような鉄金属上に電解塗布さ
れる亜鉛耐食性コーティングは、耐食性が要求される自
動車産業のような産業において広範囲に用いられてい
る。亜鉛は、保護される基材に対して陽極になるため、
保護されるべき領域において亜鉛がいくらか残りさえす
れば、鉄金属に犠牲保護をもたらす。付着物にわずかの
ピンホール或は不連続が存在することは、ほとんど重要
なことではない。亜鉛は、自動車やチューブラースチー
ル産業において用いられる連続スチール基材の電気亜鉛
メッキコーティングのようなほとんどの産業プロセスに
おいて連続してメッキされる。酸塩化物や酸性硫酸塩浴
は、それらが、シアニドコーティング浴に比べて一層高
いメッキ速度が可能であることから、広範囲に用いられ
ている。
【0003】また、EPA規制が、流出物中のシアニド
を減少させる或は除去することを要求していることか
ら、シアニド浴も示した。クロリド浴は、アンモニウム
イオン及びキレート化剤を含有する中性クロリド浴、並
びに中性浴において用いられるアンモニウムイオンの代
わりにカリウムイオンを使うpH約3.0〜約5.5を
有する酸クロリド浴を含む。酸浴は、実施において、大
部分中性浴に取って代わってきた。
【0004】鉄金属上の亜鉛付着物についてのASTM
規格は待ち設けるサービスの過酷度に応じて、厚さ約5
〜約25μmを必要とする。ASTMB633−78,
Specification For Electro
deposited Coatings Of Zin
c On Iron and Steel。水素が平衡
条件下で優先的に析出されるので、亜鉛は、高い水素過
電圧により水溶液から析出される。
【0005】これらのプロセスにおいて採用される典型
的なメッキ用タンクは、約5,000から約300,0
00ガロン(19〜1,100kl)のあたりを収容
し、亜鉛か或は亜鉛−鉄合金のような亜鉛合金のいずれ
かをメッキするために採用されることができる。これら
は、連続メッキ浴であり、直径約8フィート(2.4
m)のスチールロールを速度約200から約850フィ
ート/分(61〜260m/分)のあたりで、約20〜
約80グラム/m2 の様々の塗布量及びコーティング厚
さ約6〜約10μmで収容することになる。溶液流量
は、約0.5〜約5m/秒である。
【0006】スチールが導電性ロール上を延伸されて適
当な接触がもたらされかつコーティング溶液をロールに
達しさせないようにされる。亜鉛アノードが、浴中にコ
ーティングロールに隣接して浸漬される。亜鉛−鉄合金
メッキ作業の場合、別の鉄アノードが系に加えられる。
【0007】しかし、高い電流密度において亜鉛の過多
の集積が行われ得る。比較的狭いスチールストリップが
被覆されているならば、系に過多のアノードが存在し得
る。被覆されるべき次のストリップのサイズが大きくな
るかもしれないことから、過多のアノードを取り去るこ
とは不可能である。ラインの機構の故に、メッキされる
種々の基材のサイズに適応させるために、アノードを取
り去ったり、加えることは煩わしすぎる。電流密度約5
0〜約100A/dm2 (400〜1,000ASF)
が採用され、かかる電流密度は、また、メッキされたス
チールのエッジ上に亜鉛が過多に集積する原因ともな
る。そのような高電流密度メッキについての酌量は、溶
液導電率を調節し、接近したアノードカソード間隔を供
し、かつ高い溶液流量をもたらすことによってなされ
る。
【0008】別の主要な問題は、高い電流密度[HC
D]が、被覆されているスチールストリップのエッジで
デンドライトの形態の荒さを生じることである。これら
のデンドライト状付着物は、メッキする或はすすぐ間に
離脱(break off)し得る。電気亜鉛メッキさ
れたスチールがロール上を通されるにつれて、これらの
ゆるんだデンドライトは、被覆された基材に埋め込まれ
るようになり、次いで亜鉛−ピックアップと呼ばれる欠
陥として現れる。被覆されるスチールストリップのエッ
ジは、また、厚さが不均一であり、HCD加工のために
焼かれる。加えて、HCDプロセスは、スチールストリ
ップの幅を横切る荒さを引き起こし、亜鉛コーティング
の粒度及び結晶学的配向を変え得る。それにもかかわら
ず、HCDプロセスは、生産速度が直接電流密度に関係
する、すなわち電流密度が高くなる程、得られるコーテ
ィングライン速度は大きくなることができるので、産業
上望ましいものである。
【0009】よって、これらの問題を一部相殺するため
に、種々の結晶微細化剤[GR]や抗デンドライト剤
[ADA]が用いられる。それにもかかわらず、エッジ
が荒くなり、厚さが不均一になり、エッジが焼けること
の問題は、完全には解消されておらず、その結果、ほと
んどの工業プロセスは、スチールストリップが被覆され
た後に、スチールストリップからエッジをトリムするこ
とを必要とする。現在、エッジをトリムするのに、ダイ
ヤモンドナイフが使用される。過多の亜鉛集積を取り除
くのに、その他の機械的手段もまた用いてよい。GRや
ADA添加剤もまた、亜鉛コーティングのHCD荒さ、
粒度及び配向に関する問題を完全には排除しない。
【0010】標準のGR或はADA物質の内のいくつか
に関し、スチールストリップは、低い添加剤濃度におい
て相当のHCD焼けを示すのに対し、高い濃度において
小さな節(nodularity)或はHCD荒さが依
然見られることが分かった。
【0011】被覆されたスチールストリップの表面荒さ
は「Ra」単位で表わされるのに対し、荒さの度合は
「PPI」単位或はインチ当りのピークで表わされる。
これらのパラメーターは、表面荒さがペイント接着を助
成しかつ適したPPI値は、次いでプレス成形される自
動車部品或はその他の部品の製造において用いられる亜
鉛被覆されたスチールについての形成作業の間に重要な
油の保留を助成する点で重要である。経験法では、Ra
及びPPI値は、基材のそれらの値に近くすべきであ
る。亜鉛コーティングを基材よりも滑らかにするよりも
むしろ荒くし、時には基材よりも滑らかにする(すなわ
ち、基材の荒さに比べて荒さの程度がわずかに小さい)
のが一層良好になる例がいくつかある。よって、Ra値
は、大概、約40マイクロインチ(1マイクロメータ
ー)を越えるべきでなくかつPPI値は、約150から
約225のあたりにすべきである。
【0012】これらの利点の内のいくつかを得るため
に、組成物が用いられてきており、これは、分子量60
0を有するエチレンオキシドポリマーに、ナフタレンと
ホルムアルデヒドとのスルホン化縮合生成物を含む抗デ
ンドライト剤を等しい部で組み合わせたものをベースに
する。しかし、この組合せをこれらの割合で用いた場合
に、亜鉛コーティングは、亜鉛コーティングが塗布され
るスチール基材の表面荒さ(Ra)及び荒さの度合(P
PI)を実質的に写すことが分かった。基材よりも滑ら
かな亜鉛コーティングは、得られることができなかっ
た。加えて、電着された亜鉛の種々の結晶学的配向
[(002)、(110)、(102)、(100)、
(101)及び(103)]が得られるが、いくつかの
組成に関し、(101)配向が有利であることが分かっ
た。
【0013】上述した通りに、生産速度は、電流密度が
増大するにつれて増大させることができ、現在産業によ
り採用されている電流密度は、約1,000ASF(1
10A/dm2 )であり、一層大きな生産速度を得るた
めに、約1,500から約3,000ASFあたりの電
流密度が探究されている。これらの一層高い電流密度に
おける作業は、容認し得ないエッジ焼け、デンドライト
状形成及び脱離、粒度、(101)配向を得る或は保持
することに関する問題、並びにRa及びPPIについて
の容認し得ない値を生じてきた。加えて、約1,000
ASFにおいて用いられるメッキ浴への添加剤の内の多
くは、前記の困難を適当に処理しない。
【0014】Pilavovのソ連国特許第1,60
6,539号は、モノエタノールアミン中で造られるホ
ルムアルデヒドと1、5−及び1、8−アミノナフチル
アレンスルホン酸との縮合コポリマーを含有するスチー
ルを電気亜鉛メッキするための弱酸性浴について記載し
ている。亜鉛メッキされたスチールは、慣用の浴から得
られるものに比べてわずかの延性の低下を示す。
【0015】ワタナベ等の米国特許第4,877,49
7号は、塩化亜鉛、塩化アンモニウム又は塩化カリウム
及び飽和カルボン酸ナトリウム又はカリウム塩を含有す
る酸性電気亜鉛メッキ用水溶液について記載している。
その組成物は、アノードスラッジの生成を抑制する。ツ
チダ等の米国特許第4,581,110号は、キレート
化剤で可溶化させた鉄を含有するアルカリ性浴から亜鉛
ー鉄合金を電気メッキする方法について記載している。
【0016】Strom等の米国特許第4,515,6
63号は、比較的低い濃度のホウ酸並びにヒドロキシル
基を少なくとも3つ及び炭素原子を少なくとも4つ含有
するポリヒドロキシ添加剤を含有する亜鉛及び亜鉛合金
を析出させるための酸性電気メッキ用水溶液について開
示している。
【0017】Paneccasioの米国特許第4,5
12,856号は、エトキシル化/プロポキシル化多価
アルコールを新規な結晶微細化剤として用いる亜鉛メッ
キ用溶液及び方法について開示している。Kohlの米
国特許第4,379,738号は、無水フタル酸誘導化
合物及びそれらの類似体にポリエトキシアルキルフェノ
ールを組み合わせたものをベースにした抗デンドライト
添加剤を含有する浴から亜鉛を電気メッキするための組
成物について開示している。
【0018】Arcilesiの米国特許第4,13
7,133号は、少なくとも一種の浴可溶性の置換され
た又は未置換のポリエーテル、芳香族又はヘテロ芳香族
基を含有する少なくとも一種の脂肪族不飽和酸及び少な
くとも一種の芳香族又はN−ヘテロ芳香族アルデヒドを
協同性(cooperating)添加剤として含有す
る酸性亜鉛電気メッキプロセス及び組成物について開示
している。
【0019】Hildering等の米国特許第3,9
60,677号は、カルボキシを末端基とするアニオン
性湿潤剤並びにフラン、チオフェン及びチアゾールをベ
ースにした複素環式光沢剤化合物を含む酸性亜鉛電気メ
ッキ浴について記載している。Dubrow等の米国特
許第3,957,595号は、均一電着性を向上させる
ためにポリ第四アンモニウム塩及びモノマー第四塩を含
有する亜鉛電気メッキ浴について記載している。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明は、関
連する技術の制限及び不利によるこれらやその他の問題
の内の一つ又はそれ以上を実質的に除去する方法及び組
成物を指向する。これらやその他の利点は、上述した従
来の方法及び組成物の制限及び不利の内の一つ又はそれ
以上を実質的に除去する方法及び物質組成物を提供する
本発明に従って得られる。発明の更なる特徴及び利点
は、下記の記述において説明することにし、一部下記の
記述から明らかになるものと思い、或は発明の実施によ
り学ぶことができよう。発明の目的及びその他の利点
は、特に記述及び特許請求の範囲において記載する方法
及び物質組成物によって実現されかつ得られることにな
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】発明のこれらやその他の
利点を達成するためにかつ発明の目的に従い、発明は、
具体化しかつ広く記載する通りに、ハロゲン化亜鉛水性
酸性電気亜鉛メッキコーティング浴から得られる亜鉛コ
ーティングの高電流密度デンドライト形成及びエッジ焼
けを減少させ、並びに高電流密度荒さ、粒度及び配向を
調節するための高電流密度電気亜鉛メッキ方法及び物質
組成物を含む。ハロゲン化亜鉛水性酸性電気亜鉛メッキ
コーティング浴は、本明細書中、その他の方法で示さな
い場合は、そのままで或は浴もしくはコーティング浴と
呼ぶことにする。
【0022】その方法は、結晶微細化剤としての炭素原
子3〜約4のアルキレンオキシドをベースにした低分子
ポリオキシアルキレングリコール及び抗デンドライト剤
として作用するナフタレンとホルムアルデヒドとのスル
ホン化縮合生成物を含む物質組成物を浴に加えることに
よって行う。電流を、浴中の亜鉛アノードから浴中の金
属カソードに、カソード上に亜鉛コーティングを析出さ
せる程の時間通す。発明のこの態様において言う通りの
高い電流密度或はHCDとは、約50〜約4,000A
SF又はそれ以上、約100〜約3,500ASF、特
に約300〜約3,000ASF、特に約1,000〜
約3,000ASFの電流を含むことを意図する。
【0023】炭素原子3〜約4のアルキレンオキシドを
ベースにした低分子ポリオキシアルキレングリコール
は、ホモポリマー或はそれらと互いとの及び/又はエチ
レンオキシドとのコポリマーを含む。コポリマーは、ラ
ンダムコポリマーでも或はブロックコポリマーでもよ
く、ブロックコポリマーの反復単位はブロックもしくは
ヘテリック(heteric)、或は当分野で知られて
いるこれらの反復単位の種々の組合せである。これに関
する低分子ポリオキシアルキレングリコールは、分子量
約300〜約1,100、特に約325〜約800、好
ましくは約350〜約550を有するものである。平均
分子量約425を有するものが特に有用である。プロピ
レンオキシドをベースにしたホモポリマー及びコポリマ
ー、特に例えばポリプロピレングリコール425のよう
なプロピレンオキシドをベースにしたホモポリマーが好
適である。
【0024】発明の別の態様では、その方法は、高分子
ポリオキシアルキレングリコール;アニリン化合物のよ
うな減極剤;及びジ−低級アルキルジチオカルバミル低
級アルキルスルホン酸を含むカルバメート化合物(低級
アルキル基は、炭素原子1〜約4を含有し、脂肪族アル
キル基並びにそれらの異性体、例えばイソプロピル或は
t−ブチル、或はi−ブチル成分、等を含有する)を含
む物質組成物を用いて行う。この物質組成物は、また、
アルデヒド、結晶微細化剤、或は抗デンドライト剤、或
はこれらの任意の組合せも含有してよい。一実施態様で
の結晶微細化剤は、炭素原子2〜約4のアルキレンオキ
シドをベースにした低分子ポリオキシアルキレングリコ
ールホモポリマー或はコポリマーを含み、ホモポリマー
或はコポリマーは、分子量約570〜約630を有し、
特に平均分子量約600を有する。エチレンオキシドを
ベースにしたホモポリマー或はコポリマー、特にエチレ
ンオキシドをベースにしたホモポリマーが好適である。
抗デンドライト剤は、ナフタレンとホルムアルデヒドと
のスルホン化縮合生成物を含む。
【0025】発明のそれ以上の態様では、抗デンドライ
ト剤と結晶微細化剤とを等しい部で含む物質組成物にお
いて、抗デンドライト剤を増大させかつ結晶微細化剤を
一定に保つ(すなわち、抗デンドライト剤の量を、それ
が重量基準で結晶微細化剤よりも多くなるように増大さ
せる)ことにより、本明細書中に記載する方法に従って
塗布されるHCD亜鉛コーティングは、それらが塗布さ
れるスチール基材程に荒くならない、すなわちスチール
基材に比べて小さいRa及びPPI値を有するようにな
る点で、一層滑らかになることが分かった。これに関す
る抗デンドライト剤は、ナフタレンとホルムアルデヒド
とのスルホン化縮合生成物を含み、結晶微細化剤は、炭
素原子2〜約4のアルキレンオキシドをベースにした低
分子ポリオキシアルキレングリコールホモポリマー或は
コポリマー、特にエチレンオキシドをベースにしたホモ
ポリマー或はコポリマーを含み、ホモポリマー或はコポ
リマーは、分子量約570〜約630を有し、特に平均
分子量約600を有する。本明細書中で用いる通りのグ
リコールの分子量及び平均分子量なる用語は、重量平均
分子量を言う。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の組成物に関し、及び本発
明の方法に従って用いることができるハロゲン化亜鉛電
気亜鉛メッキコーティング浴は、通常、溶液1リットル
当り約0.75から約3.0モルのあたり、特に約1.
25から約1.75モルのあたりのハロゲン化亜鉛と溶
液1リットル当り約5.5〜約11モル、特に約7.0
〜約9.5モルのハロゲン化アルカリ金属との混合物を
含む。ハロゲン化物は塩化物が好ましいが、ハロゲン化
物の混合物、特に2成分或は3成分混合物を含むフッ化
物、臭化物及び沃化物を用いることができる。アルカリ
金属は、第1A族金属の内のいずれか一種又はこれらの
混合物、特にナトリウム又はカリウム、好ましくはカリ
ウムにすることができる。
【0027】浴のpHは、約3から約5.5のあたり、
特に約4.0から約5.0のあたりにするのがよい。p
Hを調整するために、ハロゲン酸を浴に加えるのがよ
い。これらの酸は、フッ化水素酸、塩化水素酸、臭化水
素酸及び沃化水素酸或はこれらの任意の混合物、特に2
成分又は3成分混合物を含む。塩化水素酸が好適であ
る。
【0028】浴は、温度約120°F 〜約160°F
(49°〜71℃)、特に約130°F 〜約140°F
(54°〜60℃)において作動させる。電気亜鉛メッ
キ方法は、これまでに記載した、金属基材、特にスチー
ル基材を、電流を電気亜鉛メッキコーティング浴に浸漬
した亜鉛アノードから浴中の金属カソードに、カソード
上に亜鉛コーティングを付着させる程の時間通すことに
よって被覆するための条件下でかつ様式で行う。
【0029】発明の物質組成物を浴に、得られる亜鉛コ
ーティングの高電流密度デンドライト形成及びエッジ焼
けを減少させ、並びに高電流密度荒さ(Ra及びPP
I)、粒度及び配向を調節するために加え、それは三種
の配合物の内の一種にすることができる。
【0030】第一の配合物(配合物1)は、本明細書中
に記載しかつ結晶微細化剤として用いる炭素原子3〜約
4のアルキレンオキシドをベースにした低分子ポリオキ
シアルキレングリコール、及び抗デンドライト剤とし用
いるナフタレンとホルムアルデヒドとのスルホン化縮合
生成物を含む物質組成物である。
【0031】第二の配合物(配合物2)は、高分子ポリ
オキシアルキレングリコールであるグリコール化合物;
及びジ−低級アルキルジチオカルバミル低級アルキルス
ルホン酸を含むカルバメート化合物(低級アルキル基
は、炭素原子1〜約4を含有し、脂肪族アルキル基並び
にそれらの異性体、例えばイソプロピル或はt−ブチ
ル、或はi−ブチル成分、等を含む)を含む物質組成物
である。随意に、また、アニリン化合物のような減極
剤;低分子ポリオキシアルキレングリコール結晶微細化
剤;或は抗デンドライト剤とし用いるナフタレンとホル
ムアルデヒドとのスルホン化縮合生成物も加えてよい。
【0032】第三の配合物(配合物3)は、ナフタレン
とホルムアルデヒドとのスルホン化縮合生成物を含む抗
デンドライト剤を結晶微細化剤と組み合わせて含み、抗
デンドライト剤を結晶微細化剤よりも多い量で用いる。
結晶微細化剤は、炭素原子2〜約4のアルキレンオキシ
ドをベースにした低分子ポリオキシアルキレングリコー
ルホモポリマー或はコポリマー、特にエチレンオキシド
をベースにしたホモポリマー或はコポリマーを含み、ホ
モポリマー或はコポリマーは、分子量約570〜約63
0を有し、特に平均分子量約600を有する。エチレン
オキシドのホモポリマーが特に好適である。
【0033】抗デンドライト剤を増大させかつ結晶微細
化剤を一定に保つ(すなわち、抗デンドライト剤の量
を、それが重量基準で結晶微細化剤よりも多くなるよう
に増大させる)ことにより、本明細書中に記載する方法
に従って塗布されるHCD亜鉛コーティングは、それら
が塗布されるスチール基材程に荒くならない、すなわち
スチール基材に比べて小さいRa及びPPI値を有する
ようになる点で、一層滑らかになることが分かった。配
合物1、2或は3において、高電流密度エッジ焼け及び
デンドライト形成を更に減少させるために、水溶性酸化
硼素化合物もまた加えてよい。リグニン物質組成物もま
た光沢剤として加えてよい。
【0034】配合物1、2或は3において用いる通りの
本発明のポリオキシアルキレングリコールは、作業温度
において水溶性であるのが好ましく、ポリオキシアルキ
レングリコールエーテルの全ブロック、ブロック−ヘテ
リック、ヘテリック−ブロック或はヘテリック−ヘテリ
ックブロックコポリマー(アルキレン単位は炭素原子2
〜約4を有する)にすることができ、疎水性及び親水性
ブロック(各々のブロックは、少なくともオキシエチレ
ン基もしくはオキシプロピレン基或はこれらの基の混合
物をベースにする)を含有する界面活性剤を含んでもよ
い。また、ホモポリマーとコポリマーとの混合物、特に
2或は3成分混合物を用いてもよい。
【0035】利用可能な種々のポリエーテル−ポリオー
ルブロックコポリマーの内で、好適な物質は、界面活性
剤の場合、疎水性及び親水性ブロックを含有し、各々の
ブロックは、少なくともオキシエチレン基もしくはオキ
シプロピレン基或はこれらの基の混合物をベースにする
のが好ましいポリオキシアルキレングリコールエーテル
を含む。
【0036】これらの物質を得る最も一般的な方法は、
エチレンオキシドのようなアルキレンオキシドと少なく
とも1つの反応性水素を含有する物質とを反応させるこ
とによる。別のルートは、活性な水素物質と予備成形し
たポリグリコールとを反応させること或はアルキレンオ
キシドの代わりにエチレンクロロヒドリンを使用するこ
とを含む。反応する活性な水素物質は、少なくとも1つ
の活性な水素、好ましくはアルコール、随意に酸、アミ
ド、メルカプタン、アルキルフェノール、等を含有しな
ければならない。第一級アミンを同様に用いることがで
きる。
【0037】特に好適な物質は、ブロック重合技術によ
って得られるものである。モノマー供給及び反応条件を
注意深く調節することにより、親水性−親油性バランス
(HLB)、湿潤及びフォーミング力のような特性を正
確にかつ再現可能に調節することができる一連の化合
物、例えば界面活性剤を調製することができる。初期ポ
リマーブロックを形成する際に用いる初期成分の化学的
性質は、物質の種別を決めるのが普通である。初期成分
は、疎水性である必要はない。界面活性剤の場合、疎水
性は2つのポリマーブロックの内の1つに由来すること
になる。第一ポリマーブロックを形成する際の初期成分
の化学的性質は、物質の種別を決めるのが普通である。
典型的な出発原料或は初期成分は、メタノール、エタノ
ール、プロパノール、ブタノール、等のような一価アル
コール、並びにグリコール、グリセロールのような二価
物質、それより高級なポリオール、エチレンジアミン、
等を含む。
【0038】界面活性剤である、本発明のこの態様を実
施するために適した種々のクラスの物質は、Schmo
lkaにより「Non−Ionic Surfacta
nts」、Surfactant Science S
eries 第2巻、Schick,M.J.編集、ニ
ューヨーク在Marcel Dekker, In
c.、1967、第10章に記載されており、同文献を
本明細書中に援用する。
【0039】第一のかつ最も簡単なコポリマーは、各々
のブロックが均質である、すなわち調製の各々の工程の
間に単一のアルキレンオキシドをモノマー供給において
用いるものである。これらの物質は、全−ブロックコポ
リマーと呼ばれる。次のクラスは、ブロック−ヘテリッ
ク及びヘテリック−ブロックと呼ばれるものであり、こ
れらでは、分子の一部が単一のアルキレンオキシドで構
成され、他はかかる物質の二種又はそれ以上の混合物で
あり、それらの内の一種は分子の均質なブロック部分と
同じものでもよい。そのような物質を調製する際に、分
子のヘテロ部分は全くランダムになる。これらのコポリ
マーの性質は、純のブロックコポリマーの性質と完全に
異なるものになる。他のクラスは、異なる反復単位の調
製における両工程が、アルキレンオキシドの混合物を加
えることを伴うものであり、ヘテリック−ヘテリックブ
ロックコポリマーと規定される。
【0040】ブロックコポリマーは、一価アルコール、
酸、メルカプタン、第二級アミン或はN−置換されたア
ミドのような一官能価出発原料により代表される。これ
らの物質は、通常下記式によって例示することができ
る: I−[Am −Bnx (1) 式中、Iは前記した通りの出発原料分子である。A部分
は、アルキレンオキシド単位を含み、その内の少なくと
も1つの水素はアルキル基或はアリール基で置換される
ことができる反復単位であり、mは重合度であり、通常
約6より大きい。B成分は、オキシエチレンのような他
の反復単位であり、nは、再び重合度である。xの値は
Iの官能価である。すなわち、Iが一官能価のアルコー
ル或はアミンである場合、xは1であり;Iが、ジオー
ル(例えば、プロピレングリコール)のような多官能価
出発原料である場合、xは、Pluronic(登録商
標)界面活性剤の場合のように、2である。Iが、エチ
レンジアミンのような四官能価出発原料である場合、x
は、Tetronic(登録商標)界面活性剤の場合の
ように、4になる。このタイプの好適なコポリマーは、
ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレンブロックコ
ポリマーである。
【0041】多官能価出発原料は、また、均質なブロッ
クコポリマーを調製するのに、用いてもよい。ブロック
−ヘテリック及びヘテリック−ブロック物質において、
Aか或はBのいずれかは、オキシドの混合物になり、残
りのブロックは均質なブロックになる。コポリマーが界
面活性剤である場合、一方のブロックは疎水性物質にな
り、他方は親水性物質になり、2つのポリマー単位の内
のどちらも、水可溶化単位として働くことになるが、特
性は、どれが使用されるかに応じて異なることになる。
多官能価出発原料は、また、このタイプの物質において
も用いることができる。
【0042】ヘテリック−ヘテリックブロックコポリマ
ーは、本質的に前に検討したのと同じ方法で調製し、主
たる差異は、各々の工程におけるアルキレンオキシド用
のモノマー原料を二種又はそれ以上の物質の混合物で構
成することである。従って、ブロックは、モノマー原料
のランダムコポリマーになる。界面活性剤の場合、溶解
性は、潜在的に水溶性の物質と水不溶性の物質との相対
的な比によって決められることになる。
【0043】炭素原子3〜約4のアルキレンオキシドを
ベースにした配合物1のポリオキシアルキレングリコー
ルエーテルブロックコポリマーの平均分子量は、約30
0〜約1,000であり、特に平均分子量約425を有
するものである。(1)式によって表わされる通りのこ
れらのコポリマーは、A反復単位対B反復単位の重量比
もまた、約0.4:1〜約2.5:1、特に約0.6:
1〜約1.8:1、好ましくは約0.8:1〜約1.
2:1の範囲になるように調製する。
【0044】一実施態様では、配合物1のこれらのコポ
リマーは、下記の一般式を有する: RX(CH2 CH2 [CH2y O)n H (2) 式中、Rは、平均分子量約200〜約900、特に約3
00〜約850、特に約350〜約400を有し、R
は、通常、典型的な界面活性疎水性基であるが、また、
ポリオキシエチレン基、ポリオキシプロピレン基、ポリ
オキシブチレン基或はポリオキシプロピレン、ポリオキ
シエチレン及びポリオキシブチレン基の混合物のような
ポリエーテルでもよい。上記の式において、xは、酸素
或は窒素或はポリオキシエチレン鎖をRに結合すること
ができる別の官能価のいずれかであり、yは0、1又は
2の値を有する。ほとんどの場合、アルキレンオキシド
単位の平均数であるnは、約5或は約6より大きくなけ
ればならない。これは、特に、物質を有用にさせる程の
水溶性を付与することを所望する場合である。
【0045】本発明に従って用いる配合物2の高分子ポ
リオキシアルキレングリコールエーテルブロックコポリ
マーは、平均分子量約2,000〜約9,500、特に
約2,000〜約8,500を有することができるもの
である。A反復単位対B反復単位の重量比もまた、約
0.4:1〜約2.5:1、特に約0.6:1〜約1.
8:1、好ましくは約0.8:1〜約1.2:1の範囲
になる。
【0046】一実施態様では、これらのコポリマーは、
下記の一般式を有する: RX(CH2 CH2 O)n H (3) 式中、Rは、配合物2の高分子ポリオキシアルキレング
リコールについて、平均分子量約500〜約8,00
0、特に約1,000〜約6,000、好ましくは約
1,200〜約5,000を有する。配合物2において
用いる低分子ポリオキシアルキレングリコールのRにつ
いての値は、約200〜約600、特に約300〜約5
00である。Rは、通常、典型的な界面活性疎水性基で
あるが、また、ポリオキシエチレン基、ポリオキシプロ
ピレン基、ポリオキシブチレン基或はこれらの基の混合
物のようなポリエーテルでもよい。上記の式において、
xは、酸素或は窒素或はポリオキシエチレン鎖をRに結
合することができる別の官能価のいずれかである。ほと
んどの場合、オキシエチレン基におけるオキシエチレン
単位の平均数であるnは、約5或は約6より大きくなけ
ればならない。これは、特に、物質を有用にさせる程の
水溶性を付与することを所望する場合である。
【0047】好適なポリオキシアルキレングリコールエ
ーテルは、非イオン性ポリエーテル−ポリオールブロッ
ク−コポリマーである。しかし、発明において有用なそ
の他の非イオン性ブロック−コポリマーは、下記を出発
原料として使用する改質ブロック−コポリマーにするこ
とができる:(a)アルコール、(b)脂肪酸、(c)
アルキルフェノール誘導体、(d)グリセロール及びそ
の誘導体、(e)脂肪アミン、(f)1,4−ソルビタ
ン誘導体、(g)ヒマシ油及び誘導体、並びに(h)グ
リコール誘導体。
【0048】配合物1 配合物1では、結晶微細化剤として用いる炭素原子3〜
約4のアルキレンオキシドをベースにした低分子ポリオ
キシアルキレングリコールは、約0.025から約0.
5gm/リットルのあたり、特に約0.05から約0.
15gm/リットルのあたりの量で用いるのがよい。抗
デンドライト剤として用いるナフタレンとホルムアルデ
ヒドとのスルホン化縮合生成物は、約0.025から約
1.0gm/リットルのあたり、特に約0.05から約
0.5gm/リットルのあたりの量で用いる。
【0049】炭素原子3〜約4のアルキレンオキシドを
ベースにした好適な低分子ポリオキシアルキレングリコ
ールは、これらのアルキレンオキシドのホモポリマー或
はコポリマーである。これに関し、プロピレンオキシド
ポリマーが特に好適である。
【0050】前述の量は、電気亜鉛メッキコーティング
浴に加えた後の物質組成物の種々の成分の量を含む。こ
の物質組成物をこのコーティング浴に加える場合、それ
は、液、好ましくは水中の溶液或は分散液として、組成
物がコーティング浴中に、コーティング浴の容積を基準
にして容積により約25〜約1000ppm、特に約5
0〜約250ppmの量で存在するように加えるのが好
ましい。明細書全体を通して用いる通りの「ppm」な
る用語は、他に示さない場合は、コーティング浴の容積
を基準にした容積基準の100万当りの部を意味するこ
とにする。
【0051】抗デンドライト剤として用いる好適なナフ
タレンとホルムアルデヒドとのスルホン化縮合生成物
は、BLANCOL(登録商標)−Nを含む。配合物1
は、本明細書中で規定する通りの、特に約1500〜約
3000ASFの高い電流密度においてデンドライト形
成及びエッジ焼けを減少させるのに特に有効である。
【0052】その配合物を、下記の通りにハロゲン化亜
鉛溶液を含有するメッキ用セルにおいて評価した: Zn 80〜100gm/リットル Cl- Cl- として約300gm/リットル pH4.5;60℃;1000〜3000ASF 溶液流量:1〜3m/秒 アノード:カソード間隔:約2cm. 配合物1は、これらのコーティング条件においてエッジ
焼けの相当の減少示しかつ得られたこれらのサンプルの
50倍及び100倍の大きさで、デンドライトは、ある
としても、ほとんど観察されなかった。
【0053】配合物2 配合物2では、高分子グリコール化合物を約0.5から
約2.0gm/リットルのあたり、特に約1.0から約
1.5gm/リットルのあたりの量で存在させることが
できるのに対し、減極剤或はアニリン化合物をコーティ
ング浴の容積を基準にして容積により約0.001%〜
約0.02%、特に約0.005%〜約0.01%の量
で存在させる。カルバメート化合物を約0.005〜約
0.05gm/リットル、特に約0.01〜約0.03
gm/リットルの量で存在させる。低分子ポリオキシア
ルキレングリコール結晶微細化剤を約0.025〜約
0.5gm/リットル、特に約0.075〜約0.2g
m/リットルの量で存在させるのがよい。
【0054】配合物2の前述の量は、電気亜鉛メッキコ
ーティング浴に加えた後の物質組成物の種々の成分の量
を含む。この物質組成物をこのコーティング浴に加える
場合、それは、液、好ましくは水中の溶液或は分散液と
して、組成物がコーティング浴中に、コーティング浴の
約0.1〜約1.0容積%、特に約0.3〜約0.7%
容積の量で存在するように加えるのが好ましい。
【0055】使用する高分子グリコール化合物は、エチ
レンオキシドポリマー、特に分子量約2,000〜約
9,500、特に約2,000〜約8,500を有する
エチレンオキシドポリマー、好ましくは平均分子量約
8.000を有するエチレンオキシドポリマーを含むの
が好ましい。これらの化合物は、Union Carb
ide Corporationにより販売されるCA
BOWAX(登録商標)PEG 4000(分子量3,
000〜3,700)、PEG 6000(分子量6,
000〜7,000)及びPEG 8000を含む。
【0056】物質組成物において減極剤として用いるア
ニリン化合物は、モノ或はジ−低級アルキルアニリン
(低級アルキル基は、炭素原子1〜約4を含有し、脂肪
族アルキル基並びにそれらの異性体、例えばイソプロピ
ル或はt−ブチル、或はi−ブチル成分、等を含む)を
含むのが好ましい。ジメチルアニリンが特に好適であ
る。
【0057】アミノ位置がモノ或はジ−置換されるもの
を含んで用いてよいその他のアニリン化合物は下記であ
る:アセチルアニリン、アリルアニリン、アミノアニリ
ン、アミノジメチルアニリン、ベンザルアニリン、ベン
ジリデンアニリン、ベンゾイルアニリン、ベンジルアニ
リン、ビアニリン、ブロモアニリン、ジアセチルアニリ
ン、ジベンジルアニリン、ジクロロアニリン、ジメチル
アニリン、ジメチルアモノアニリン、ジニトロアニリ
ン、ジフェニルアニリン、エトキシアニリン、エチルア
ニリン、ホルミルアニリン、ヒドロキシアニリン、ヨー
ドアニリン、イソプロピルアニリン、メテニルトリアニ
リン、メトキシアニリン、N−メチルアニリン、ニトロ
ソアニリン、p−ニトロソジエチルアニリン、p−ニト
ロソジメチルアニリン、ペンタクロロアニリン、フェニ
ルアニリン、プロピオニルアニリン、チオアニリン、チ
オニルアニリン、トリブロモアニリン及びトリメチルア
ニリン。水溶性アニリン化合物が特に好適である。
【0058】カルバメート化合物は、ジ−低級アルキル
ジチオカルバミル低級アルキルスルホン酸(低級アルキ
ル基は、炭素原子1〜約4を含有し、脂肪族及び枝分れ
鎖の脂肪族低級アルキル基を含む)を含む。好適なカル
バメート化合物は、ジメチルジチオカルバミルプロピル
スルホン酸(また、N,N−ジメチル−ジチオ−カルバ
メート−3−スルホプロピルエステルナトリウム塩とも
呼ばれる)を含む。
【0059】前記の組成物は、随意に、アルデヒドを溶
液の0から約0.01重量%gmのあたり、特に約0.
002から約0.006重量%のあたりの量で含有して
よい。炭素原子1〜約6を有する脂肪族飽和もしくは不
飽和モノアルデヒドもしくはジアルデヒド或は炭素原子
7〜約15を有する芳香族アルデヒドを、これに関して
用いることができる。
【0060】ホルムアルデヒドは、それの入手が容易な
ことから、用いられることがしばしばある。ホルムアル
デヒドに加えて、また用いてよい脂肪族飽和アルデヒド
は、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチル
アルデヒド、バレルアルデヒド、及びカプロアルデヒド
を含む。脂肪族不飽和アルデヒドは、アクロレイン、ク
ロトンアルデヒド、チグリンアルデヒド、及びプロピオ
ンアルデヒドを含むのに、用いてもよい。
【0061】用いてよい種々の脂肪族ジアルデヒドは、
グリオキサール、スクシンアルデヒド及びアジポアルデ
ヒドを含む。本発明に従って有用な種々の芳香族アルデ
ヒドは、ベンズアルデヒド、トルアルデヒド、シンナム
アルデヒド、サリチルアルデヒド、アニスアルデヒド、
ナフトアルデヒド及びアントラアルデヒドを含む。水溶
性アルデヒドが特に好適である。
【0062】特に良好な結果は、配合物2を、ナフタレ
ンとホルムアルデヒドとのスルホン化縮合生成物を含む
抗デンドライト剤と共に用いて得られた。この組成物
は、商品名BLANCOL−Nで販売されている。この
抗デンドライト剤は、約0.025から約0.5gm/
リットルのあたり、特に約0.05から約0.2gm/
リットルのあたり量で用いてよいが、何にしてもそれが
浴中に約25〜約500ppm、特に約75〜約150
ppmで存在することになるように用いるのがよい。
【0063】配合物2は、また、炭素原子2から約4の
あたりを有するアルキレンオキシドをベースにした低分
子ポリオキシアルキレングリコールホモポリマー或はコ
ポリマー、特にエチレンオキシドポリマーホモポリマー
及びコポリマー、例えば分子量約570〜約630を有
するもの、特に平均分子量約600を有するエチレンオ
キシドポリマーのような結晶微細化剤も含むことができ
る。このエチレンオキシドポリマーは、配合物2におい
て、約0.025〜約0.5gm/リットル、特に約
0.075〜約0.2gm/リットルの量で用いること
ができる。低分子エチレンオキシドポリマーの量は、抗
デンドライト剤の場合のように、組成物を浴に加える場
合に、エチレンオキシドポリマー結晶微細化剤が、コー
ティング浴の容積を基準にして約25から約500pp
mのあたり、特に約75から約200ppmのあたりの
量で存在することになるように存在させるべきである。
【0064】好適な実施態様では、配合物2は、抗デン
ドライト剤及び結晶微細化剤の両方を、抗デンドライト
剤約0.25重量部対結晶微細化剤約4.0重量部、特
に抗デンドライト剤約0.5重量部対結晶微細化剤約
2.0重量部の比で含む。
【0065】配合物2のコーティングを、下記の条件を
用いてメッキ用セルにおいて評価した: Zn 80〜100gm/リットル Cl- 約300gm/リットル Cl- として約300gm/リットル pH4.5;60℃;100A/dm2 溶液流量:1〜3m/秒 アノード:カソード間隔:約1cm.
【0066】配合物2は、下記の通りであった: CABOWAX 8,000 66.0gm/リットル ジメチルアニリン 3.3gm/リットル ジメチルジチオカルバミル プロピルスルホン酸 1.0gm/リットル 結晶微細化剤 20.0gm/リットル BLANCOL−N 抗デンドライト剤 20.0gm/リットル ホルムアルデヒド 2.5gm/リットル
【0067】配合物2は、溶液の容積を基準にして5m
l/リットルの量で加えた。結晶微細化剤は、平均分子
量約600を有するエチレンオキシドポリマーを含み、
抗デンドライト剤は、ナフタレンとホルムアルデヒドと
のスルホン化縮合生成物であるBLANCOL−Nを含
むものであった。
【0068】スチール基材をメッキ用セルにおいて被覆
し、表面荒さは(Ra)及びインチ当りのピーク(PP
I)を測定した。結果を表1に報告する。配合物2を種
々の濃度で、結晶微細化剤及び抗デンドライト剤を用い
て及び用いないで、メッキ用セルに加えた。結晶微細化
剤及び抗デンドライト剤もまた変えた。
【0069】配合物2は、結晶微細化剤及び抗デンドラ
イト剤と共に、HCD荒さを減少させかつ結晶微細化剤
及び抗デンドライト剤濃度についての作業につていの機
会を増大させ、表面荒さ、粒度及び配向を最小にした。
【0070】
【表1】
【0071】表1は、配合物2だけを含有する溶液から
メッキした付着物において、表面荒さが鋭く増大するこ
とを示す。結晶微細化剤及び抗デンドライト剤を溶液中
に呼称量で用いることにより、Ra及びPPI値は容認
し得る値に減少する。結晶微細化剤対抗デンドライト剤
の比0.5を用いることにより、配合物2は、約5mL
/Lにおいて最も良好に利用されて自動車産業用に適し
たRa及びPPI値を有する付着物を生成する。
【0072】電流密度が高くなる程、用いることができ
る配合物2の濃度はわずかに低くなる。結晶微細化剤と
抗デンドライト剤との比1:1は、配合物2の濃度5m
L/Lにおいて容認し得る付着物を生成した。電流密度
が高くなる程、荒い付着物を生成する配合物2は、あま
りに多かった。結晶微細化剤と抗デンドライト剤との高
い呼称比2.5:1において、必要とする配合物2の量
は少なくなる。
【0073】また、配合物2は、900及び1,500
ASFにおいて割り当てられた時間でコーティング厚さ
およそ8μmが得られる点で、メッキ速度に大きな程度
に影響を与えないことも示された。配合物2だけを用い
た溶液からメッキした付着物のSEM分析は、2〜6μ
mの大きな粒子を生成した。しかし、結晶微細化剤濃度
の増大及び高い電流密度は、構造を変えることになるこ
とが求められた。加えて、エッジ荒さは、低い配合物2
濃度において依然ひどい。また、配合物2濃度が高くな
る程、エッジ荒さがわずかに低減することも得られた。
【0074】また、結晶微細化剤或は抗デンドライト剤
を用いない配合物2が、スチール基材上に亜鉛コーティ
ングの所望の(101)配向を生ずることもX線回折分
析により求められた。電流密度を増大させることは、観
測される反射をほんのわずかだけ変える。
【0075】配合物3 発明のそれ以上の実施態様では、抗デンドライト剤を増
大させかつ結晶微細化剤を一定に保つ(すなわち、抗デ
ンドライト剤の量を、それが重量基準で結晶微細化剤よ
りも多くなるように増大させる)ことにより、本明細書
中に記載する方法に従って塗布されるHCD亜鉛コーテ
ィングは、それらが塗布されるスチール基材程に荒くな
らない、すなわちスチール基材に比べて小さいRa及び
PPI値を有するようになる点で、一層滑らかになるこ
とが分かった。
【0076】特に良好な結果は、配合物3を、ナフタレ
ンとホルムアルデヒドとのスルホン化縮合生成物を含む
抗デンドライト剤と共に用いて得られた。この組成物
は、商品名BLANCOL−Nで販売されている。この
抗デンドライト剤は、約0.025から約0.5gm/
リットルのあたり、特に約0.05から約0.2gm/
リットルのあたりの量で用いてよいが、何にしてもそれ
が浴中に約25〜約600ppm、特に約45〜約45
0ppmで、何にしても浴中に用いる結晶微細化剤の量
の約1.2〜約15倍、特に約1.3〜約10倍存在す
ることになるように用いるのがよい。
【0077】配合物3は、炭素原子2から約4のあたり
を有するアルキレンオキシドをベースにした低分子ポリ
オキシアルキレングリコールホモポリマー或はコポリマ
ー、特にエチレンオキシドポリマーホモポリマー及びコ
ポリマー、例えば分子量約570〜約630を有するも
の、特に平均分子量約600を有するエチレンオキシド
ポリマーを含む結晶微細化剤を含む。このエチレンオキ
シドポリマーは、配合物3において、約0.025〜約
0.5gm/リットル、特に約0.075〜約0.2g
m/リットルの量で用いる。低分子エチレンオキシドポ
リマーの量は、組成物を浴に加える場合に、エチレンオ
キシドポリマー結晶微細化剤が、それが浴中で上述した
通りの抗デンドライト剤に比べて少ない量で用いる限
り、コーティング浴の容積を基準にして約25から約5
00ppmのあたり、特に約75から約200ppmの
あたりの量で存在することになるように存在させるべき
である。
【0078】配合物3のコーティングを、下記の条件を
用いてメッキ用セルにおいて評価した: Zn 80〜100gm/リットル Cl- 約300gm/リットル Cl- として約300gm/リットル pH4.5;60℃;100A/dm2 溶液流量:1〜3m/秒 アノード:カソード間隔:約1cm.
【0079】配合物3は、下記の通りであった: ポリエチレングリコール600結晶微細化剤 gm/
リットル* BLANCOL−N抗デンドライト剤 gm/
リットル* *表2を参照 スチール基材をメッキ用セルにおいて被覆し、表面荒さ
(Ra)及びインチ当りのピーク(PPI)を測定し
た。結果を表2に報告する。
【0080】
【表2】
【0081】配合物1、2或は3は、また、硼酸或は硼
酸アルカリ金属或はフルオロ硼酸アルカリ金属を含むフ
ルオロボレート(ここで、アルカリ金属は、本明細書中
で規定するものである)のような水溶性酸化硼素化合物
も含んでよい。水溶性酸化硼素化合物は、約10から約
70gm/コーティング浴のリットルのあたり、特に約
30から約40gm/コーティング浴のリットルのあた
りの量で用いる。これらの酸化硼素化合物をHCDメッ
キの条件下で用いる場合に、これらの酸化硼素化合物を
用いない場合に比べて、更にHCD焼けの減少があるこ
とが分かった。硼酸は、これに関し特に適している。
【0082】加えて、配合物1、2或は3は、また、リ
グニンから誘導されるアルデヒドであるバニリンのよう
なリグニン化合物も含有してよい。加えて、硫酸リグニ
ン或は当分野で知られているその他のリグニン塩を用い
てもよい。これらのリグニン化合物は、光沢剤であり、
光沢仕上が所望されるそれらの用途において用いられ
る。配合物1、2或は3におけるリグニン化合物は、約
0.002から約0.01gm/コーティング浴のリッ
トルのあたり、特に約0.03から約0.05gm/コ
ーティング浴のリットルのあたりの量で用いるのがよ
い。
【0083】亜鉛の合金は、また、配合物1、配合物2
か或は配合物3のいずれかをコーティング浴への添加剤
として用いて、析出させてもよい。鉄合金は、亜鉛タイ
プの防食コーティングにおいて用いられる最も一般的な
亜鉛の合金であり、これらのタイプの合金コーティング
の調製もまた本発明の範囲内である。鉄の外のその他の
第VIII族金属のいずれもこれに関して用いることが
でき、コバルトを含む。亜鉛に加えて或は亜鉛と共に、
その他の第IIB族金属もまたこのようにしてメッキし
てよく、このような金属はカドミウム及び水銀を含む。
Cr及びMnとの亜鉛合金もまたメッキすることができ
る。第VIII族及び/又は第IIB族又はCr又はM
nからの合金用金属の混合物、特に2成分或は3成分合
金もまた調製することができ、この場合、合金用金属を
コーティング中に、約0.2から約20重量%あたり、
特に約5から約15重量%あたりの量で存在させる。
【0084】合金は、合金金属をコーティング浴の中に
当分野で良く知られている様式でアノードとして装入す
ることにより調製する。合金は、また、合金用金属の塩
をコーティング浴に加えることによっても調製すること
ができる。
【0085】例は、電気亜鉛メッキ方法を、スチール基
材上に行う方法として記載するが、純金属であろうと或
は金属合金であろうと任意の導電性金属基材を用いてよ
く、かかる金属基材はその他の鉄−合金基材或は第I
B、IIB、IIIA、IVA、IVB、VA、VB、
VIBもしくはVIIB族をベースにした金属もしくは
合金を含み、合金は、これらの金属の内の二種又はそれ
以上の組合せ、特に金属の2又は3又は4成分の組合せ
を含む。合金用金属は、基材中に約0.1から約30重
量%のあたり、特に約2から約20重量%のあたりの量
で存在させる。
【0086】当業者ならば、発明の組成物及び方法に、
種々の変更態様及び変更を発明の精神或は範囲から逸脱
しないでなし得ることを認めるものと思う。本発明のこ
れらの変更態様及び変更は、特許請求の範囲の記載及び
それらの均等の範囲内に入る限り、発明の一部として含
むつもりの意図である。

Claims (62)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハロゲン化亜鉛水性酸性電気亜鉛メッキ
    コーティング浴から得られる亜鉛コーティングの高電流
    密度デンドライト形成及びエッジ焼けを減少させ、並び
    に高電流密度荒さ、粒度及び配向を調節する方法であっ
    て、下記:結晶微細化剤としての炭素原子3〜4のアル
    キレンオキシドをベースにした低分子ポリオキシアルキ
    レングリコールホモポリマー或はコポリマー、及び抗デ
    ンドライト剤としてのナフタレンとホルムアルデヒドと
    のスルホン化縮合生成物を含む物質組成物を該浴に加
    え、電流を該浴中の亜鉛アノードから該浴中の金属カソ
    ードに亜鉛コーティングを該カソード上に析出させるの
    に十分な時間通すことを含む方法。
  2. 【請求項2】 前記電流密度が100〜3,000AS
    Fである請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記炭素原子3〜4のアルキレンオキシ
    ドをベースにした低分子ポリオキシアルキレングリコー
    ルホモポリマー或はコポリマーが、分子量300〜1,
    100を有する請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 前記グリコール化合物が、平均分子量4
    25を有するプロピレンオキシドポリマーを含む請求項
    3の方法。
  5. 【請求項5】 前記組成物が、また、水溶性酸化硼素化
    合物も含有する請求項3の方法。
  6. 【請求項6】 前記組成物が、また、リグニン化合物も
    含有する請求項3の方法。
  7. 【請求項7】 下記:結晶微細化剤としての炭素原子3
    〜4のアルキレンオキシドをベースにした低分子ポリオ
    キシアルキレングリコールホモポリマー或はコポリマ
    ー、及びナフタレンとホルムアルデヒドとのスルホン化
    縮合生成物抗デンドライト剤を含む、ハロゲン化亜鉛水
    性酸性電気亜鉛メッキコーティング浴から得られる亜鉛
    コーティングの高電流密度デンドライト形成及びエッジ
    焼けを減少させ、並びに高電流密度荒さ、粒度及び配向
    を調節するための物質組成物。
  8. 【請求項8】 前記炭素原子3〜4のアルキレンオキシ
    ドをベースにした低分子ポリオキシアルキレングリコー
    ルホモポリマー或はコポリマーが、分子量300〜1,
    100を有する請求項7の組成物。
  9. 【請求項9】 前記グリコール化合物が、平均分子量4
    25を有するプロピレンオキシドポリマーを含む請求項
    8の組成物。
  10. 【請求項10】 また、水溶性酸化硼素化合物も含有す
    る請求項7の組成物。
  11. 【請求項11】 また、リグニン化合物も含有する請求
    項7の組成物。
  12. 【請求項12】 ハロゲン化亜鉛水性酸性電気亜鉛メッ
    キコーティング浴から得られる亜鉛コーティングの高電
    流密度デンドライト形成及びエッジ焼けを減少させ、並
    びに高電流密度荒さ、粒度及び配向を調節する方法であ
    って、下記:高分子ポリオキシアルキレングリコールホ
    モポリマー或はコポリマーを含むグリコール化合物、 減極剤、 ジ−低級アルキルジチオカルバミル低級アルキルスルホ
    ン酸を含むカルバメート化合物を含む物質組成物を該浴
    に加え、電流を該浴中の亜鉛アノードから該浴中の金属
    カソードに亜鉛コーティングを該カソード上に析出させ
    るのに十分な時間通すことを含む方法。
  13. 【請求項13】 前記組成物が、炭素原子1〜6を有す
    る脂肪族飽和もしくは不飽和モノアルデヒドもしくはジ
    アルデヒド或は炭素原子7〜15を有する芳香族アルデ
    ヒドを含有する請求項12の方法。
  14. 【請求項14】 前記電流密度が100〜3,000A
    SFである請求項12の方法。
  15. 【請求項15】 前記グリコール化合物が、平均分子量
    2,000〜9,500を有するポリオキシアルキレン
    グリコールホモポリマー或はコポリマーを含む請求項1
    2の方法。
  16. 【請求項16】 前記組成物が、ナフタレンとホルムア
    ルデヒドとのスルホン化縮合生成物を含む抗デンドライ
    ト剤を含有する請求項15の方法。
  17. 【請求項17】 前記組成物が、低分子ポリオキシアル
    キレングリコールホモポリマー或はコポリマーを含む結
    晶微細化剤を含有する請求項15の方法。
  18. 【請求項18】 前記組成物が、低分子ポリオキシアル
    キレングリコールホモポリマー或はコポリマーを含む結
    晶微細化剤を含有する請求項16の方法。
  19. 【請求項19】 前記低分子ポリオキシアルキレングリ
    コールホモポリマー或はコポリマーが、平均分子量57
    0〜630を有する請求項17の方法。
  20. 【請求項20】 前記低分子ポリオキシアルキレングリ
    コールホモポリマー或はコポリマーが、平均分子量57
    0〜630を有する請求項18の方法。
  21. 【請求項21】 前記低分子ポリオキシアルキレングリ
    コールホモポリマー或はコポリマーが、平均分子量60
    0を有するエチレンオキシドポリマーを含む請求項17
    の方法。
  22. 【請求項22】 前記低分子ポリオキシアルキレングリ
    コールホモポリマー或はコポリマーが、平均分子量60
    0を有するエチレンオキシドポリマーを含む請求項18
    の方法。
  23. 【請求項23】 前記グリコール化合物が平均分子量
    8,000を有するエチレンオキシドポリマーを含み、
    前記減極剤がジ−低級アルキルアニリンを含むアニリン
    化合物であり、前記カルバメートがジメチルジチオカル
    バミルプロピルスルホン酸を含む請求項12の方法。
  24. 【請求項24】 前記グリコール化合物が平均分子量
    8,000を有するエチレンオキシドポリマーを含み、
    前記減極剤がジ−低級アルキルアニリンを含むアニリン
    化合物であり、前記カルバメートがジメチルジチオカル
    バミルプロピルスルホン酸を含む請求項21の方法。
  25. 【請求項25】 前記グリコール化合物が平均分子量
    8,000を有するエチレンオキシドポリマーを含み、
    前記減極剤がジ−低級アルキルアニリンを含むアニリン
    化合物であり、前記カルバメートがジメチルジチオカル
    バミルプロピルスルホン酸を含む請求項22の方法。
  26. 【請求項26】 前記組成物が、また、水溶性酸化硼素
    化合物も含有する請求項12の方法。
  27. 【請求項27】 前記組成物が、また、リグニン化合物
    も含有する請求項12の方法。
  28. 【請求項28】 下記:高分子ポリオキシアルキレング
    リコールホモポリマー或はコポリマーを含むグリコール
    化合物、 減極剤、 ジ−低級アルキルジチオカルバミル低級アルキルスルホ
    ン酸を含むカルバメート化合物、及びナフタレンとホル
    ムアルデヒドとのスルホン化縮合生成物を含む抗デンド
    ライト剤を含む、ハロゲン化亜鉛水性酸性電気亜鉛メッ
    キコーティング浴から得られる亜鉛コーティングの高電
    流密度デンドライト形成及びエッジ焼けを減少させ、並
    びに高電流密度荒さ、粒度及び配向を調節するための物
    質組成物。
  29. 【請求項29】 前記グリコール化合物が、平均分子量
    2,000〜9,500を有するポリオキシアルキレン
    グリコールホモポリマー或はコポリマーを含む請求項2
    8の組成物。
  30. 【請求項30】 前記組成物が、低分子ポリオキシアル
    キレングリコールホモポリマー或はコポリマー結晶微細
    化剤を含有する請求項28の組成物。
  31. 【請求項31】 前記低分子結晶微細化剤が、平均分子
    量570〜630を有するポリオキシアルキレングリコ
    ールホモポリマー或はコポリマーを含む請求項30の組
    成物。
  32. 【請求項32】 前記グリコール化合物が、平均分子量
    2,000〜9,500を有するポリオキシアルキレン
    グリコールホモポリマー或はコポリマーを含む請求項3
    1の物質組成物。
  33. 【請求項33】 前記結晶微細化剤が、平均分子量60
    0を有するエチレンオキシドポリマーを含む請求項32
    の物質組成物。
  34. 【請求項34】 前記グリコール化合物が平均分子量
    8,000を有するエチレンオキシドポリマーを含み、
    前記減極剤がジ−低級アルキルアニリンを含むアニリン
    化合物であり、前記カルバメートがジメチルジチオカル
    バミルプロピルスルホン酸を含む請求項33の物質組成
    物。
  35. 【請求項35】 前記グリコール化合物が平均分子量
    8,000を有するエチレンオキシドポリマーを含み、
    前記減極剤がジ−低級アルキルアニリンを含むアニリン
    化合物であり、前記カルバメートがジメチルジチオカル
    バミルプロピルスルホン酸を含む請求項28の物質組成
    物。
  36. 【請求項36】 炭素原子1〜6を有する脂肪族飽和も
    しくは不飽和モノアルデヒドもしくはジアルデヒド或は
    炭素原子7〜15を有する芳香族アルデヒドを含有する
    請求項28の組成物。
  37. 【請求項37】 炭素原子1〜6を有する脂肪族飽和も
    しくは不飽和モノアルデヒドもしくはジアルデヒド或は
    炭素原子7〜15を有する芳香族アルデヒドを含有する
    請求項29の組成物。
  38. 【請求項38】 炭素原子1〜6を有する脂肪族飽和も
    しくは不飽和モノアルデヒドもしくはジアルデヒド或は
    炭素原子7〜15を有する芳香族アルデヒドを含有する
    請求項30の組成物。
  39. 【請求項39】 また、水溶性酸化硼素化合物も含有す
    る請求項28の組成物。
  40. 【請求項40】 また、リグニンも含有する請求項28
    の組成物。
  41. 【請求項41】 下記:高分子ポリオキシアルキレング
    リコールホモポリマー或はコポリマーを含むグリコール
    化合物、 減極剤、 ジ−低級アルキルジチオカルバミル低級アルキルスルホ
    ン酸を含むカルバメート化合物、及び結晶微細化剤とし
    ての低分子ポリオキシアルキレングリコールホモポリマ
    ー或はコポリマーを含む、ハロゲン化亜鉛水性酸性電気
    亜鉛メッキコーティング浴から得られる亜鉛コーティン
    グの高電流密度デンドライト形成及びエッジ焼けを減少
    させ、並びに高電流密度荒さ、粒度及び配向を調節する
    ための物質組成物。
  42. 【請求項42】 前記グリコール化合物が、平均分子量
    2,000〜9,500を有するポリオキシアルキレン
    グリコールホモポリマー或はコポリマーを含む請求項4
    1の組成物。
  43. 【請求項43】 前記低分子結晶微細化剤が、平均分子
    量570〜630を有するポリオキシアルキレングリコ
    ールホモポリマー或はコポリマーを含む請求項42の組
    成物。
  44. 【請求項44】 前記結晶微細化剤が、平均分子量60
    0を有するエチレンオキシドポリマーを含む請求項43
    の物質組成物。
  45. 【請求項45】 前記グリコール化合物が平均分子量
    8,000を有するエチレンオキシドポリマーを含み、
    前記減極剤がジ−低級アルキルアニリンを含むアニリン
    化合物であり、前記カルバメートがジメチルジチオカル
    バミルプロピルスルホン酸を含む請求項41の物質組成
    物。
  46. 【請求項46】 前記グリコール化合物が平均分子量
    8,000を有するエチレンオキシドポリマーを含み、
    前記減極剤がジ−低級アルキルアニリンを含むアニリン
    化合物であり、前記カルバメートがジメチルジチオカル
    バミルプロピルスルホン酸を含む請求項44の組成物。
  47. 【請求項47】 炭素原子1〜6を有する脂肪族飽和も
    しくは不飽和モノアルデヒドもしくはジアルデヒド或は
    炭素原子7〜15を有する芳香族アルデヒドを含有する
    請求項41の組成物。
  48. 【請求項48】 炭素原子1〜6を有する脂肪族飽和も
    しくは不飽和モノアルデヒドもしくはジアルデヒド或は
    炭素原子7〜15を有する芳香族アルデヒドを含有する
    請求項43の組成物。
  49. 【請求項49】 炭素原子1〜6を有する脂肪族飽和も
    しくは不飽和モノアルデヒドもしくはジアルデヒド或は
    炭素原子7〜15を有する芳香族アルデヒドを含有する
    請求項46の組成物。
  50. 【請求項50】 また、水溶性酸化硼素化合物も含有す
    る請求項41の組成物。
  51. 【請求項51】 また、リグニンも含有する請求項41
    の組成物。
  52. 【請求項52】 ハロゲン化亜鉛水性酸性電気亜鉛メッ
    キコーティング浴から得られる亜鉛コーティングの高電
    流密度デンドライト形成及びエッジ焼けを減少させ、並
    びに高電流密度荒さ、粒度及び配向を調節する方法であ
    って、下記:結晶微細化剤としての炭素原子2〜4のア
    ルキレンオキシドをベースにした低分子ポリオキシアル
    キレングリコールホモポリマー或はコポリマー、及び抗
    デンドライト剤としてのナフタレンとホルムアルデヒド
    とのスルホン化縮合生成物を含み、該結晶微細化剤は、
    該亜鉛コーティングが、それが析出されているカソード
    よりも円滑な表面を有することになるように抗デンドラ
    イト剤よりも多い量で存在する物質組成物を該浴に加
    え、電流を該浴中の亜鉛アノードから該浴中の金属カソ
    ードに亜鉛コーティングを該カソードに析出させるのに
    十分な時間通すことを含む方法。
  53. 【請求項53】 前記電流密度が100〜3,000A
    SFである請求項52の方法。
  54. 【請求項54】 前記炭素原子2〜4のアルキレンオキ
    シドをベースにした低分子ポリオキシアルキレングリコ
    ールホモポリマー或はコポリマーが、平均分子量570
    〜630を有する請求項52の方法。
  55. 【請求項55】 前記低分子ポリオキシアルキレングリ
    コールホモポリマー或はコポリマーが、平均分子量60
    0を有するエチレンオキシドポリマーを含む請求項54
    の方法。
  56. 【請求項56】 前記組成物が、また、水溶性酸化硼素
    化合物も含有する請求項51の方法。
  57. 【請求項57】 前記組成物が、また、リグニン化合物
    も含有する請求項51の方法。
  58. 【請求項58】 下記:結晶微細化剤としての炭素原子
    2〜4のアルキレンオキシドをベースにした低分子ポリ
    オキシアルキレングリコールホモポリマー或はコポリマ
    ー、及びナフタレンとホルムアルデヒドとのスルホン化
    縮合生成物抗デンドライト剤を含み、 該結晶微細化剤は、該亜鉛コーティングが、カソード上
    に電解析出される際に、カソードよりも円滑な表面を有
    することになるように抗デンドライト剤よりも多い量で
    存在するハロゲン化亜鉛水性酸性電気亜鉛メッキコーテ
    ィング浴から得られる亜鉛コーティングの高電流密度デ
    ンドライト形成及びエッジ焼けを減少させ、並びに高電
    流密度荒さ、粒度及び配向を調節するための物質組成
    物。
  59. 【請求項59】 前記低分子ポリオキシアルキレングリ
    コールホモポリマー或はコポリマーが、平均分子量57
    0〜630を有する請求項58の組成物。
  60. 【請求項60】 前記低分子ポリオキシアルキレングリ
    コールホモポリマー或はコポリマーが、平均分子量60
    0を有するエチレンオキシドポリマーを含む請求項59
    の組成物。
  61. 【請求項61】 また、水溶性酸化硼素化合物も含有す
    る請求項58の組成物。
  62. 【請求項62】 また、リグニンも含有する請求項58
    の組成物。
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