JPH08259696A - ポリジオルガノシロキサンエマルジョンの製造法 - Google Patents

ポリジオルガノシロキサンエマルジョンの製造法

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JPH08259696A
JPH08259696A JP8847295A JP8847295A JPH08259696A JP H08259696 A JPH08259696 A JP H08259696A JP 8847295 A JP8847295 A JP 8847295A JP 8847295 A JP8847295 A JP 8847295A JP H08259696 A JPH08259696 A JP H08259696A
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JP
Japan
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emulsion
mixture
added
aqueous solution
organosiloxane
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Pending
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JP8847295A
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English (en)
Inventor
Akira Yanagase
昭 柳ヶ瀬
Koichi Ito
伊藤  公一
Hideaki Kuwano
英昭 桑野
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリオルガノシロキサンエマルジョンの粘度
をその製造過程において低くする方法を提供する。 【構成】 オルガノシロキサン、乳化剤、酸触媒および
水からなる混合物を乳化して重合するポリオルガノシロ
キサンエマルジョンの製造方法において、無機電解質を
加えることを特徴とするポリジオルガノシロキサンエマ
ルジョンの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐衝撃性樹脂のゴムの
原料として使用されるポリオルガノシロキサンエマルジ
ョンの製法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリオルガノシロキサンの乳化重合法と
しては、米国特許2,891,920号がポリシロキサ
ン前駆物質、界面活性剤、重合触媒および水を混合し
て、その混合物を攪拌しながら加熱しラテックスを得る
方法を開示している。
【0003】米国特許3,294,725号には、ポリ
オルガノシロキサンの乳化重合用の触媒として、脂肪族
置換ベンゼンスルホン酸、脂肪族スルホン酸、脂肪族置
換ナフタレンスルホン酸などが開示されている。
【0004】特公平4−71097号公報には水と重合
触媒からなる重合媒質に、ジオルガノシロキサンと界面
活性剤と水とからなるエマルジョン前駆体を添加し、
0.15μm以下のマイクロエマルジョンを製造する方
法が開示されている。特開平5−194740号公報に
は着色性を改良したシリコーンラテックスの製造法を開
示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特公平4−71097
号公報並びに特開平5−194740号公報に記載され
た方法で、高含量のポリオルガノシロキサンのエマルジ
ョンを得ようとする場合、重合途中でエマルジョンの粘
度が上昇するために、撹拌できなくなるという問題点が
あった。
【0006】すなわちこれまでに知られている乳化重合
法では、高ポリオルガノシロキサン含量のエマルジョン
の重合過程で、エマルジョンの粘度が上昇し、エマルジ
ョンの製造に際し困難を伴っていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的はポリオル
ガノシロキサンエマルジョンの粘度をその製造過程にお
いて低くする方法を提供することである。
【0008】本発明の第1の発明は、オルガノシロキサ
ン、乳化剤、酸触媒および水からなる混合物を乳化して
重合するポリオルガノシロキサンエマルジョンの製造方
法において、無機電解質を加えることを特徴とするポリ
ジオルガノシロキサンエマルジョンの製造方法であり、
第2の発明は、オルガノシロキサン、乳化剤および水か
らなる混合物を予備攪拌して乳化させたエマルジョン前
駆体を、酸水溶液中に滴下させて重合させるポリオルガ
ノシロキサンエマルジョンの製造方法において、エマル
ジョン前駆体中と酸水溶液中の少なくとも一方に無機電
解質を加えることを特徴とするポリオルガノシロキサン
エマルジョンの製造方法である。
【0009】本発明において用いられるオルガノシロキ
サンとしては、3員環以上の各種のオルガノシロキサン
系環状体が挙げられるが、その中でも3〜6員環のもの
が好ましい。具体的には、ヘキサメチルシクロトリシロ
キサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメ
チルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキ
サシロキサン、トリメチルトリフェニルシクロトリシロ
キサン、テトラメチルテトラフェニルシクロテトラシロ
キサン、オクタフェニルシクロテトラシロキサン等が挙
げられ、これらは単独でまたは二種以上混合して用いら
れる。
【0010】オルガノシロキサン系混合物中におけるオ
ルガノシロキサンの量は通常は50重量%以上であり、
好ましくは70重量%以上である。オルガノシロキサン
の主部は環状シロキサンからなることが望ましいけれど
も、該環状物に他のシロキサンを添加することができ
る。例えば、環状物とともに有機官能性ポリジオルガノ
シロキサンを使用して、ポリジオルガノシロキサンに有
機官能性を与えることができる。環状シロキサンに添加
することができる他の物質は有機官能性シランを含む加
水分解性シランを含む。
【0011】乳化剤としては、通常のアニオン系乳化剤
もしくはノニオン系乳化剤が使用される。アニオン系乳
化剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、ラウリルスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナト
リウム、スルホコハク酸ナトリウム、ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテル硫酸エステルナトリウム、ア
ルケニルカルボン酸カリウム、N−ラウロイルザルコシ
ンナトリウム、オレイン酸カリウムなどの中から選ばれ
た乳化剤が使用される。特にアルキルベンゼンスルホン
酸ナトリウム、ラウリルスルホン酸ナトリウムなどのス
ルホン酸系の乳化剤が好ましい。ノニオン系乳化剤とし
ては、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル等が使われる。
【0012】酸触媒としては、脂肪族スルホン酸・脂肪
族置換ベンゼンスルホン酸・脂肪族置換ナフタレンスル
ホン酸などのスルホン酸類、および硫酸・塩酸・硝酸な
どの鉱酸類が挙げられる。また、これらの中では、オル
ガノシロキサンエマルジョンの安定化作用にも優れてい
る点で脂肪族置換ベンゼンスルホン酸が好ましく、n−
ドデシルベンゼンスルホン酸が特に好ましい。
【0013】本発明において用いられる無機電解質とし
ては特に限定されるものでもないが、特に強電解質、さ
らに望ましいのは硫酸塩、塩化物である。具体的には、
硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸アルミニウ
ム、硫酸カルシウム、塩化ナトリウム等が挙げられる。
無機塩の添加はエマルジョン中の粒子の周囲に存在する
電気二重層の厚さを薄くし、それによってエマルジョン
の粘度が低下するものと考えられる。
【0014】本発明において、オルガノシロキサン、乳
化剤、酸触媒および水を混合する方法は、高速攪拌によ
る混合・ホモジナイザーなどの高圧乳化装置による混合
などがあるが、ホモジナイザーを使用した方法が好まし
い。
【0015】また、微粒径(約0.1μ以下)のポリジ
オルガノシロキサンのエマルジョンを得る場合には、オ
ルガノシロキサン、乳化剤および水からなる混合物を予
備攪拌して乳化させたエマルジョン前駆体を、酸水溶液
中に滴下させて重合させる方法が好ましい。この方法に
おいて、無機電解質はエマルジョン前駆体の安定性の点
から酸水溶液中に加える方が好ましく、またこの添加量
は乳化剤全量に対して、0.5〜15重量%の範囲、特
に2〜10重量%の範囲が好ましい。電解質の添加量が
少なくても多くても粒子径が大きくなり好ましくない。
【0016】以下実施例により本発明を説明するが、評
価は以下の方法によって行った。
【0017】固形分とはサンプルを1〜2g量りとり、
170℃で30分間乾燥後、重量を量り元の重量で割っ
た値である。
【0018】粘度は東京計器(株)のB形粘度計BL形
を用いて25℃、 60rpmの条件で測定した。
【0019】エマルジョン中のポリオルガノシロキサン
の粒子径は動的光散乱法により測定した。この測定は、
エマルジョン中での粒子がブラウン運動をしていること
を利用する方法である。エマルジョン中の粒子にレーザ
ー光を照射すると粒子径に応じた揺らぎを示すのでこの
揺らぎを解析する事により粒子径を算出した。
【0020】
【実施例】
(実施例1)オクタメチルシクロテトラシロキサン500g
にドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5g、ドデシル
ベンゼンスルホン酸5g、硫酸ナトリウム0.5gを溶解した
蒸留水500gを添加し、その混合物をホモミキサーにて1
0,000rpm で2分間攪拌した後、ホモジナイザーに20
0kg/cm2の圧力で2回通し、冷却コンデンサーを備えた
セパラブルフラスコに注入して85℃で重合した。その
後、苛性ソーダ水溶液で中和した。このようにして得ら
れたエマルジョンを170℃で30分間乾燥して固形分
を求めたところ、44.8重量%であった。粘度を測定
し、その結果を表1に示した。
【0021】
【表1】
【0022】(比較例1)オクタメチルシクロテトラシ
ロキサン500gにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
5g、ドデシルベンゼンスルホン酸5gを溶解した蒸留水50
0gを添加し、その混合物をホモミキサーにて10,000rpm
で2分間攪拌した後、ホモジナイザーに200kg/cm2の
圧力で2回通し、冷却コンデンサーを備えたセパラブル
フラスコに注入して85℃で重合した。その後、苛性ソ
ーダ水溶液で中和した。このようにして得られたエマル
ジョンを170℃で30分間乾燥して固形分を求めたと
ころ、45.2重量%であった。また、粘度を測定し、
その結果を表1に示した。
【0023】(実施例2)オクタメチルシクロテトラシ
ロキサン400gにドデシルベンゼンスルホン酸30gを溶解
した蒸留水570gを添加し、ホモミキサーにて10,000rpm
で2分間攪拌した後、ホモジナイザーに200kg/cm2
圧力で2回通し、安定なエマルジョン前駆体を得た。一
方、冷却コンデンサーを備えたセパラブルフラスコにド
デシルベンゼンスルホン酸142gと硫酸ナトリウム8.6gと
蒸留水202gとを注入し、40重量%のドデシルベンゼン
スルホン酸水溶液を調製した。この水溶液を85℃に加
熱した状態で、エマルジョン前駆体を5g/minの速度で滴
下した、滴下終了まで粘度が上がることなく重合でき
た。この様にして得られたエマルジョンを170℃で3
0分間乾燥して固形分を求めたところ、29.2重量%
であった。エマルジョンについて粘度を求めた。それら
の結果を表2に示す。
【0024】(比較例2)オクタメチルシクロテトラシ
ロキサン400gにドデシルベンゼンスルホン酸30gを溶解
した蒸留水570gを添加し、ホモミキサーにて10,000rpm
で2分間攪拌した後、ホモジナイザーに200kg/cm2
圧力で2回通し、安定なエマルジョン前駆体を得た。一
方、冷却コンデンサーを備えたセパラブルフラスコにド
デシルベンゼンスルホン酸142gと蒸留水202gとを注入
し、41重量%のドデシルベンゼンスルホン酸水溶液を
調製した。この水溶液を85℃に加熱した状態で、エマ
ルジョン前駆体を5g/minの速度で滴下したが、滴下開始
から約1時間後にフラスコ内の物質はクリーム状にな
り、攪拌できなくなった。
【0025】(実施例3)オクタメチルシクロテトラシ
ロキサン1,000gにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム5gを溶解した蒸留水1,500gを添加し、ホモミキサーに
て10,000rpm で2分間攪拌した後、ホモジナイザーに2
00kg/cm2の圧力で2回通し、安定なエマルジョン前駆
体を得た。一方、冷却コンデンサーを備えたセパラブル
フラスコにドデシルベンゼンスルホン酸120gと硫酸ナト
リウム6gと蒸留水880gとを注入し、12重量%のドデシ
ルベンゼンスルホン酸水溶液を調製した。この水溶液を
85℃に加熱した状態で、エマルジョン前駆体を4時間
かけて滴下し、滴下終了後1時間その温度を維持し、冷
却した。その後、苛性ソーダ水溶液で中和した。結果を
表2に示す。
【0026】(比較例3)実施例3において、硫酸ナト
リウムを添加しなかった点以外は、実施例3と同様とし
てエマルジョンを製造した。結果を表2に示す。
【0027】(実施例4)実施例3において、電解質の
添加を酸水溶液中からエマルジョン前駆体中に変更した
以外は同様にしてエマルジョンを製造した。結果を表2
に示す。
【0028】(実施例5)実施例3において、硫酸ナト
リウムの代わりに硫酸を用いた点以外は、実施例3と同
様としてエマルジョンを製造した。結果を表2に示す。
【0029】(実施例6)実施例3において、硫酸ナト
リウムの代わりに塩化ナトリウムを用いた点以外は、実
施例3と同様としてエマルジョンを製造した。結果を表
2に示す。
【0030】(実施例7)実施例3において、硫酸ナト
リウムの代わりに炭酸ナトリウムを用いた点以外は、実
施例3と同様としてエマルジョンを製造した。結果を表
2に示す。
【0031】
【表2】
【0032】(実施例8)オクタメチルシクロテトラシ
ロキサン1,000gにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム5gを溶解した蒸留水1,300gを添加し、ホモミキサーに
て10,000rpm で2分間攪拌した後、ホモジナイザーに2
00kg/cm2の圧力で2回通し、安定なエマルジョン前駆
体を得た。一方、冷却コンデンサーを備えたセパラブル
フラスコにドデシルベンゼンスルホン酸100gと硫酸ナト
リウム5gと蒸留水900gとを注入し、10重量%のドデシ
ルベンゼンスルホン酸水溶液を調製した。この水溶液を
85℃に加熱した状態で、エマルジョン前駆体を4時間
かけて滴下し、滴下終了後1時間その温度を維持し、冷
却した。その後、苛性ソーダ水溶液で中和した。この様
にして得られたエマルジョンを170℃で30分間乾燥
して固形分を求めたところ、27.2重量%であった。
得られた結果を表3に示す。
【0033】(比較例4)オクタメチルシクロテトラシ
ロキサン1,000gにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム5gを溶解した蒸留水1,300gを添加し、ホモミキサーに
て10,000rpm で2分間攪拌した後、ホモジナイザーに2
00kg/cm2の圧力で2回通し、安定なエマルジョン前駆
体を得た。一方、冷却コンデンサーを備えたセパラブル
フラスコにドデシルベンゼンスルホン酸100gと蒸留水90
0gとを注入し、10重量%のドデシルベンゼンスルホン
酸水溶液を調製した。この水溶液を85℃に加熱した状
態で、エマルジョン前駆体を4時間かけて滴下し、滴下
終了後1時間その温度を維持し、冷却した。その後、苛
性ソーダ水溶液で中和した。この様にして得られたエマ
ルジョンを170℃で30分間乾燥して固形分を求めた
ところ、27.1重量%であった。得られた結果を表3
に示す。
【0034】(実施例9)オクタメチルシクロテトラシ
ロキサン1,000gにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム5gを溶解した蒸留水1,300gを添加し、ホモミキサーに
て10,000rpm で2分間攪拌した後、ホモジナイザーに2
00kg/cm2の圧力で2回通し、安定なエマルジョン前駆
体を得た。一方、冷却コンデンサーを備えたセパラブル
フラスコにドデシルベンゼンスルホン酸100gと硫酸ナト
リウム 20gと蒸留水900gとを注入し、10重量%のドデ
シルベンゼンスルホン酸水溶液を調製した。この水溶液
を85℃に加熱した状態で、エマルジョン前駆体を4時
間かけて滴下し、滴下終了後1時間その温度を維持し、
冷却した。その後、苛性ソーダ水溶液で中和した。この
様にして得られたエマルジョンを170℃で30分間乾
燥して固形分を求めたところ、27.5重量%であっ
た。得られた結果を表3に示す。
【0035】(実施例10)オクタメチルシクロテトラ
シロキサン1,000gにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム5gを溶解した蒸留水1,000gを添加し、ホモミキサー
にて10,000rpm で2分間攪拌した後、ホモジナイザーに
200kg/cm2の圧力で2回通し、安定なエマルジョン前
駆体を得た。一方、冷却コンデンサーを備えたセパラブ
ルフラスコにドデシルベンゼンスルホン酸100gと硫酸ナ
トリウム5gと蒸留水750gとを注入し、12重量%のドデ
シルベンゼンスルホン酸水溶液を調製した。この水溶液
を85℃に加熱した状態で、エマルジョン前駆体を4時
間かけて滴下し、滴下終了後1時間その温度を維持し、
冷却した。その後、苛性ソーダ水溶液で中和した。この
様にして得られたエマルジョンを170℃で30分間乾
燥して固形分を求めたところ、31.1重量%であっ
た。得られた結果を表3に示す。
【0036】
【表3】
【0037】
【発明の効果】本発明の方法によれば、ポリオルガノシ
ロキサンエマルジョンの重合過程におけるエマルジョン
粘度が低くなり、それによりエマルジョンの高濃度化及
びスケールアップが容易になり、ポリオルガノシロキサ
ンエマルジョンの生産性が向上する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オルガノシロキサン、乳化剤、酸触媒お
    よび水からなる混合物を乳化して重合するポリオルガノ
    シロキサンエマルジョンの製造方法において、無機電解
    質を加えることを特徴とするポリジオルガノシロキサン
    エマルジョンの製造方法。
  2. 【請求項2】 オルガノシロキサン、乳化剤および水か
    らなる混合物を予備攪拌して乳化させたエマルジョン前
    駆体を、酸水溶液中に滴下させて重合させるポリオルガ
    ノシロキサンエマルジョンの製造方法において、エマル
    ジョン前駆体中と酸水溶液中の少なくとも一方に無機電
    解質を加えることを特徴とするポリオルガノシロキサン
    エマルジョンの製造方法。
JP8847295A 1995-01-23 1995-04-13 ポリジオルガノシロキサンエマルジョンの製造法 Pending JPH08259696A (ja)

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