JPH08258924A - 物流システムにおける物品補充システム - Google Patents

物流システムにおける物品補充システム

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JPH08258924A
JPH08258924A JP9613295A JP9613295A JPH08258924A JP H08258924 A JPH08258924 A JP H08258924A JP 9613295 A JP9613295 A JP 9613295A JP 9613295 A JP9613295 A JP 9613295A JP H08258924 A JPH08258924 A JP H08258924A
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Noboru Saito
昇 斎藤
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TAKAHATA DENSHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配送センター等における物品のピッキングシ
ステムにおいて、ピッキングに対応させて配置する仕分
け区分棚装置での物品の補充を指令する際に、主制御装
置に入力したピッキングの数量の情報を用いて、主制御
装置から物品の補充を指令して、ピッキングの作業に支
障が生じないようにする。 【構成】 ピッキング作業を行う棚装置31に対応させ
て、物品を一時保管する場所に補充指令表示装置21を
配置し、棚装置31には補充表示器80を配置する。物
流システム全体の制御を行うための主制御装置3には、
ピッキング処理用端末装置5を介してピッキングの作業
を指令する分岐装置26等を配置し、各棚装置31に対
する物品の取り出しと物品の保管状態の管理を行う。そ
して、物品が棚装置から欠乏することが予想される場合
には、主制御装置3からの指令により補充指令表示装置
21に補給指令を表示し、物品の補充作業を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物流倉庫や配送センタ
ー等における物品の取り扱いシステムに関し、特に、ピ
ッキング作業に対応する仕分け保管装置に対して、物品
の補充の指令とその補充作業の確認を、用紙にプリント
したデータを使用せずに、端末に表示するデータに基づ
いて行うことができる物流システムにおける物品補充シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術および解決を要する課題】一般の問屋等に
おいては、お客から発注される物品の数量のデータ等を
まとめて、製造メーカーに注文を出し、メーカーから納
品された品物をまとめてお客に発送するような事務処理
が行われている。これに対して、お客の注文を受ける前
に、各取り扱い物品の需要予測を行い、その予測した数
量のデータに基づいてメーカーに発注する等して在庫を
確保しておき、お客の注文に直ちに対応できるようにす
ることも行われている。そのように、物品の需要予測の
データに基づいて在庫を確保するようにすると、その問
屋等が取り扱う品数が多い場合には、お客からの注文に
応じて、在庫の物品の中から必要な数をピッキングし
て、1つの荷物にまとめてから発送することが必要とな
る。ところが、取り扱う物品の種類が非常に多い場合に
は、その物品の種類と数量を常時把握しておき、それぞ
れの物品の在庫の数と需要予測、および、発送数量等の
データに基づいて、次の発注の予測を行う必要があり、
事務処理が非常に面倒になるという問題が発生する。
【0003】また、非常に多数の小売店を担当する配送
センター等においては、取り扱う物品の種類と数が非常
に多いものであり、各小売店毎に仕分けて発送する業務
が非常に繁雑であるという問題を持っている。さらに、
比較的小さな物品を取り扱う場合には、物品を保管する
倉庫等でピッキング作業を行うために、多くの作業員を
配置し、各作業員に対してピッキング作業のための伝票
を持たせて、それぞれの伝票に対応するピッキングの作
業を行わせるようにする。したがって、非常に多数のお
客を担当する配送センターでは、倉庫の中で作業を行う
人数が非常に多くなり、ピッキング作業を行った後で、
検品等の確認のための作業が非常に面倒になるという問
題も発生する。前記問題に加えて、非常に多数種類の物
品を取り扱う場合には、倉庫の在庫数量と出荷数量の管
理、および、今後の需要予測の管理が非常に繁雑な業務
となる。
【0004】前述したような問題の他に、従来の配送セ
ンター等においては、ピッキング作業に対応させて、多
数の棚等の仕分け保管装置を配置し、それぞれの棚区分
に対して、1種類ずつの物品を区分して配置している。
そして、ピッキングを行う作業員は、指定された棚区分
等から指定された数量の物品を取り出すような作業を行
って、それぞれの作業員等が所持する伝票の記載内容に
対応するピッキング作業を行うようにしている。ところ
が、物品を仕分け保管する棚区分に、必要とする物品が
不足している場合には、ピッキング作業を中断して、物
品を新たに補給することが必要となり、ピッキング作業
の能率に大きな影響を及ぼすことが多くある。また、特
に、ピッキングを行う作業工程に対しては、例えば、ピ
ッキング作業を行う前に、従来のデータに基づいて予測
される数量の物品を保管しておく等の処理を行うことが
可能である。しかしながら、そのような予備的な物品の
数量管理を、ピッキング工程の全部の保管区分に対して
行うことは非常に困難であり、そのような物品の管理を
行うためには、非常に多くの労力を必要とするという問
題もある。
【0005】
【発明の目的】本発明は、前述したようなピッキング工
程に対する物品の補充の問題を解消するもので、主制御
装置に入力している物品の保管数量の情報と、ピッキン
グを行った物品の数量の情報を用いて、仕分け保管区分
のそれぞれにおける情報を得て、物品の補充の指令と数
量を作業員が容易に見ることができるように表示する手
段を提供すること、および、物品の補充の作業が終了し
た際の情報の伝達の動作を容易に行い得るようにすると
ともに、情報の伝達と確認の動作を伝票等を用いずに行
い得る装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、入荷した物品
を検品する入荷検品工程と、検品が終了した物品を仕分
けて保管し、ピッキングの作業に対応させる工程、ピッ
キングの終了した物品を検品する出荷検品工程、およ
び、検品の終了した物品を箱詰めして発送する工程を、
物品の流れにしたがって構成してなる物流システムに関
する。本発明においては、前記物品の流れにしたがって
主制御装置に接続する端末装置をそれぞれ配置し、各端
末装置に接続する表示装置と入力装置を用いて物品の流
れを管理する装置を構成し、前記主制御装置に設定した
物品の取り扱い情報にしたがって、各端末装置を介して
表示を行う手段を配置し、前記各端末装置では、それぞ
れの作業内容にしたがって実施した作業情報を入力装置
を用いて入力し、主制御装置を用いた工程の管理を行う
とともに、前記ピッキング工程に対応させて多数の仕分
け保管装置を配置し、各仕分け保管装置に対して物品の
補充を指令する入力装置と、物品の補充を行う仕分け保
管装置を指定する表示装置を配置している。
【0007】また、本発明においては、前記物流システ
ムにおいて、ピッキング作業工程でピッキングを行った
情報と、主制御装置で得られる物品の保管数量の情報と
を比較する手段を設け、ピッキング工程に対応させて配
置する仕分け保管装置において、物品の保管数量の残量
の情報をそれぞれ得て、前記物品の保管数量の情報に基
づいて、物品の補充を指令する装置を作動させることが
できる。さらに、本発明に置いては、前記物流システム
の物品の補充指令を表示する装置を、ランプ等を点灯さ
せて補充箇所を指定する手段と、補充を指定する場所と
数量の表示を行う手段を用いて構成することができる。
前記構成に加えて、本発明においては、前記仕分け保管
装置に配置する各物品の保管区分に対応させて、保管区
分を表示する手段を設け、前記保管区分を表示する部材
の読取り手段を配置するとともに、前記保管区分に物品
を補修した情報を、前記保管区分を表示する部材の読取
り手段を用いて主制御装置に向けて伝達することによ
り、補充作業の終了を確認する手段を構成している。
【0008】
【作用】前述したような構成を有する本発明の物流シス
テムにおいては、システムを構成する各作業装置に対応
させて、個別の作業の制御を行うための端末装置をそれ
ぞれ配置し、各端末装置に入出力する情報を、1つの主
制御装置により管理するので、入出力する情報を一貫し
て管理することができ、情報の伝達漏れ等が発生するこ
とを防止できる。また、主制御装置に接続する端末装置
のそれぞれには、各作業工程に対応する表示装置や入力
装置を接続して配置し、伝票等を用いないで、作業の指
令と結果の入力等の動作を行うことができ、伝票に起因
する間違い等が生じないシステムを構築することができ
る。さらに、本発明のピッキング工程に対応する仕分け
保管装置においては、主制御装置からのピッキングを行
う物品と数量等を表示する表示装置を配置し、前記表示
装置に表示された指令にしたがって、ピッキング作業員
がピッキングの作業を行うようにしている。
【0009】そして、前記指令に応じて物品を取り出し
た後で、物品の保管区分に設けたバーコード等の表示手
段を、バーコードリーダーを用いて読み取ることによ
り、物品の補充の作業の終了を伝達することができるよ
うにする。そして、前記主制御装置においては、指定し
た保管区分に対して、物品の補充が終了したことを確認
し、ピッキングの作業の継続させるとともに、作業中に
随時物品の補給を指令することにより、ピッキング作業
が中断しないような管理を行うことを可能にする。した
がって、本発明の物流システムにおける物品補充システ
ムにおいては、各ピッキング作業エリアにピッキング作
業内容を指令する表示装置と、作業結果を入力するため
の入力装置をそれぞれ配置し、主制御装置によりピッキ
ング作業の管理を行うことにより、ピッキング作業の効
率を向上させ得るようにするとともに、作業情報の管理
を容易に行うことができるようにする。
【0010】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明の物流シ
ステムの説明を行う。本発明においては、図1に示すよ
うな装置を用いているもので、前記図1に示される物流
システム1においては、図2に示すように、入荷した物
品の受入れを行うための入荷検品装置10と、物品に値
付を行うための値付ラベルプリンタ15とを配置する。
前記入荷検品装置10は、物品に添付したバーコード等
の符号を読み取るための装置と、その読み取り結果を表
示する装置とから構成している。また、前記入荷検品装
置10により確認した物品の種類等に応じて、値付ラベ
ルプリンタ15から値付を行ったラベル等を発行し、物
品に添付させるようにする。また、一時保管装置20は
入荷検品装置10で検品が終了した物品を一次保管する
棚装置、または、倉庫で構成するものであるが、値付が
行われた物品も必要に応じて保管する。
【0011】前記構成に加えて、ピッキング用仕分け保
管装置30は非常に多数の棚部材や、倉庫を仕切った多
数の区分で構成されるもので、物品の大きさや保管を要
する数等に対応させて、任意の広さや空間スペースまた
は棚部材の数等に区画してそれぞれ保管し、ピッキング
作業を容易に行い得るように構成する。なお、前記保管
装置30でのピッキング作業を行うためには、コンベア
装置や運搬用台車装置、その他の任意の搬送装置を使用
することができるが、出荷用に使用する段ボールやプラ
スチック製等の任意の箱部材等を使用して、物品のピッ
キング作業を行うことができるようにする。
【0012】前述したようにして、前記保管装置30で
ピッキング作業を行った物品を検品するために、検品装
置40を配置するが、前記検品装置40は、入荷検品装
置に使用する装置と同様に、物品に添付したバーコード
等の符号を読み取るための装置と、その読み取り結果を
表示する装置とから構成することができる。前記保管装
置に接続して配置する値付ラベルプリンタ50は、保管
装置において読み取った物品のデータに応じて、値付を
行ったラベル等を発行するもので、前記ラベルを物品に
貼り付ける等して添付する作業を行うようにする。ま
た、前記値付ラベルプリンタ50においては、検品装置
40で読み取った物品の数に対応させて、同数のラベル
を発行するような装置を構成する。前記値付ラベルプリ
ンタ50に続いて配置する宛先ラベル発行部60では、
ピッキングを指令した箱や台車等の信号に基づいて、発
送先を指定するラベルを発行する装置を用いている。
【0013】前記物流システム1においては、ピッキン
グ用仕分け保管装置30からピッキングを行った物品
は、検品装置40における作業工程において、ピッキン
グ作業用の箱や台車等の搬送部材から1個ずつ取り出
し、検品装置40により走査して品名と数量の確認を行
うことができる。そして、前記検品装置40により走査
した物品の品名に応じて、各物品に添付するラベルを発
行するが、そのラベルを添付した後で、発送用の箱等に
詰め込む作業を行うようにする。その後の工程に配置す
る宛先ラベル発行部60では、前記検品装置40で確認
した箱に対して、発送先を表示するための宛名表示ラベ
ルを発行し、そのラベルを箱に添付することにより、発
送の準備が行われることになる。
【0014】また、前記図1の物流システム1の各作業
機に対して、制御装置2を配置しており、前記制御装置
2は、ホストコンピュータで構成する主制御装置3と、
各作業工程に対応させた端末装置4〜6をそれぞれ配置
して構成している。前記端末装置としては、入荷検品装
置10に対応する入荷処理用端末装置4、ピッキング用
仕分け保管装置30におけるピッキングの作業を制御す
るためのピッキング処理用端末装置5、および、検品装
置40に対応させる検品用端末装置6をそれぞれ配置し
て、各作業に対応させた制御の動作を行うようにする。
また、前記主制御装置3に対しては、お客からの発注デ
ータを入力し、その発注データに基づいて、ピッキング
用仕分け保管装置30におけるピッキングの指令を出力
するとともに、検品装置40における検品作業での物品
の種類と数量等の管理を行い、宛先ラベル発行部60で
のラベルの発行の作業に対しても、主制御装置のデータ
を利用する。
【0015】前述したように構成した装置において、入
荷した物品の種類や数量等のデータは、入荷検品装置1
0から入荷処理用端末装置4を介して主制御装置3に入
力し、前記主制御装置に入力した情報を在庫の管理情報
として用いる。また、受注情報を主制御装置3に入力
し、その受注情報に基づいて、ピッキング処理用端末装
置5にピッキングの情報を出力し、そのピッキングの情
報にしたがって、ピッキング用仕分け保管装置30内で
の、作業員に対するピッキングの作業を行わせるように
する。そして、ピッキング処理用端末装置30の指令に
基づいたピッキングが行われた後で、検品装置40によ
り検品作業を行う際に、検品用端末装置6から得られる
検品情報をピッキング処理用端末装置5の情報と比較
し、ピッキング作業が正常に行われたことを確認する
と、値付ラベルプリンタ50から値付ラベルを発行す
る。その後に、物品を詰め込んだ箱が宛先ラベル発行部
60の位置に搬送されてくると、検品用端末装置6の指
令により宛先ラベル発行部60が作動して宛先を表示し
たラベルを発行する。前述したようなピッキングと検品
の動作を制御するためのデータは、主制御装置3に入力
した受注情報に応じて、ピッキング処理用端末装置5と
検品用端末装置6を順次作動させ、前記各端末装置に設
定したプログラムにしたがって実行させるようにする。
【0016】前述したように構成した本発明の物流シス
テム1において、物品の在庫管理のためのデータは、ピ
ッキング処理用端末装置5により得られる物品の取り出
しのデータを用いて行うようにしている。例えば、配送
センター等の物流拠点においては、入荷処理用端末装置
4から入力された物品の数量のデータと、ピッキング処
理用端末装置5で得られる物品の搬出のデータを用いる
ことにより、在庫管理のための基本的な情報を容易に得
ることが可能になる。つまり、従来の一般的な物流シス
テムにおいては、入荷検品のデータと、ピッキングのデ
ータ、および、検品のデータ等をホストコンピュータに
入力して、それぞれの端末装置が得られるデータを総合
的に判断するようにして、在庫管理システムを構築して
いる。これに対して、本発明においては、入荷処理用端
末装置4から得られる入荷のデータと、ピッキング処理
用端末装置5から得られるピッキングのデータのみを主
制御装置に入力することによって、在庫管理と、それに
付随する発注管理等を容易に行うことができる装置を構
成する。
【0017】前述したように構成した本発明の流通シス
テムにおいて、前記ピッキング処理用端末装置5におい
ては、物品の取り出しのための情報をピッキング用仕分
け保管装置30に配置する表示装置に向けて出力し、そ
の表示装置に表示されたピッキング情報に応じて、作業
員が指定された棚から物品を取り出す作業を行わせるよ
うにする。そして、前記ピッキング処理用端末装置5か
ら出力される1種類の物品に基づいて、指定された数だ
け取り出した後で、その物品に対するピッキングの作業
が終了した情報を、表示装置に設けたボタン等をセット
することにより、ピッキング処理用端末装置5に対して
作業の終了の情報を出力させることができる。したがっ
て、前記ピッキング作業終了の情報は、検品用端末装置
6における検品のための情報として用いる他に、ピッキ
ング処理用端末装置5から主制御装置3に向けて物品の
搬出情報を伝達し、前記主制御装置3では、入荷処理用
端末装置4から既に入力されている物品の在庫情報と、
ピッキング処理用端末装置5から入力された物品の搬出
情報とを用いて、在庫の管理を行うようにする。
【0018】
【入荷検品システム】本発明の物流システムにおいて、
前記入荷検品装置を図2に示すような装置を組み合わせ
て構成しており、主制御装置3に接続される入荷処理用
端末装置4を用いて情報の処理を行うようにしている。
前記図2に示される検品のための装置は、物品に添付さ
れているラベルや、伝票の表示を読み取るための読取装
置11と、その読み取った情報を品名に変換して表示す
る表示装置12を組み合わせて構成している。前記読取
装置としては、バーコード読み取り手段等を用いて構成
することができるが、その他に、キーボードを用いて品
名を手動で入力する手段を配置することも可能である。
また、前記読取装置に接続する表示装置は、一般のディ
スプレー装置を使用するが、一般のキーボードを設けた
パソコンを用いてもよく、前記読取装置により得られる
物品の入庫のデータは、入荷処理用端末装置4から主制
御装置に伝達し、その後の物品の処理のための基礎デー
タとして用いる。
【0019】前記入荷検品装置10により得られるデー
タに基づいて、値付ラベルプリンタ15により値付ラベ
ルを発行し、物品にラベルを添付することにより、その
後の物品の取り扱いの作業を容易に行い得るようにす
る。また、物品を保管する必要がある場合には、棚番指
定プリンタ16に対しても入荷検品装置10の情報を伝
達して、入荷した物品を一時保管装置20に一時保管す
る際の区画の指定や棚等の番号等を指定し、入庫作業員
に対して保管の作業を容易に行い得るようにする。そし
て、前述したようにして、検品が終了した各物品に対し
て、それぞれの一時保管装置における保管場所や、棚等
の区画を指定して保管させることにより、ピッキングの
作業に伴う品別毎の物品の補充作業に対応させることが
できる。
【0020】また、前記入荷検品装置における検品作業
のデータは、主制御装置に入力されるので、在庫状態を
管理する資料として用いることの他に、メーカーからの
発送伝票との照合を行う際の資料として用いることがで
きる。なお、前記入荷検品装置において、検品に伴って
値付ラベルプリンタ15からラベルを発行する場合に、
特に価格等を表示する必要のない場合や、ピッキング後
に発注先別に異なる価格を表示する必要がある場合等に
は、品名のラベルのみを出力して、物品の仕分け先を指
定することも可能である。さらに、入荷検品装置10に
棚番指定プリンタのみを接続して、一時保管の作業のた
めのみに用いることや、一時保管せずに直接ピッキング
用仕分け保管装置に向けて送り出し、直ちにピッキング
の作業に供給することもできるが、それ等の入荷検品装
置を通った後での物品の取り扱い作業は、システムを構
成する際に、物品の種類等の情報に対応させて、任意の
作業プログラムを設定することにより指定作業を行うよ
うにする。
【0021】
【ピッキングのための装置】前記入荷検品工程を経て、
一時保管装置20に保管された物品は、次のピッキング
工程に対応させてピッキング用仕分け保管装置30の棚
に仕分け保管される。前記ピッキング用仕分け保管装置
30は、図3に示すように、多数の仕分け保管用の仕分
け棚32……を設けた棚装置31により構成されるもの
で、各仕分け棚32……に対応させて、棚番号表示部材
35とピッキング作業表示器70をそれぞれ組にして配
置している。また、前記棚装置31には、作業員がピッ
キングの作業を行う際に、その作業区域に指定した物品
があることを表示するためのエリア表示灯33を配置し
ており、後述するように、作業員がピッキングを行う区
域に入ったことが確認されると、前記エリア表示灯33
に表示して、作業員に対してその区域でピッキング作業
を行うように指令する。そして、そのエリア表示灯33
により表示された棚装置31においては、ピッキング作
業表示器70に表示された仕分け棚から物品を指定され
た数だけ取り出す作業を行うようにする。前述したよう
なピッキングの工程は、ピッキングエリアに配置する多
数の棚装置に対して順次行うようにし、1つの棚装置の
区画が終了すると、次の棚装置の区画に移行して、その
棚装置においてピッキングを指定された物品を取り出す
作業を行わせるようにする。
【0022】本発明においては、前記ピッキング用仕分
け保管装置30に対して、主制御装置3からピッキング
処理用端末装置5を接続し、前記ピッキング処理用端末
装置5に対してコントローラ25を介して分岐装置26
を接続し、多数の棚装置31……に対して、それぞれ分
岐装置26……を別系統で接続して、各棚装置に対する
物品の出し入れの作業のコントロールを行うようにす
る。前記ピッキング処理用端末装置5には、作業状況を
打ち出すためのプリンタ27と、ワイヤレスで信号の送
受信を行うための無線モデム28を配置しており、さら
に、各棚装置31……に対応させて、補充表示器80と
作業状況表示器85を配置している。なお、本発明の棚
装置31に配置する仕分け棚32……は、収容する物品
の大きさや、ピッキング数の多少等の条件に応じて、1
つの区画を大きく設定することや、他の区画に比較して
小さく設定すること等が可能であり、必ずしも同一サイ
ズの区画のみを並べて構成する必要がないものである。
【0023】前述したように構成される図3の装置にお
いて、仕分け棚32に配置するピッキング作業表示器7
0は、図4に示すように構成している。前記ピッキング
作業表示器70は、表示部71と数量表示部73、その
他の表示ランプ74を配置しているもので、前記表示部
71には、作業員に対応させて色分けしたランプ72…
…を設けている。前記図4に示すピッキング作業表示器
70では、5人の作業員が同時にピッキングエリアに入
って作業を行うことができるように構成しているもの
で、各作業員に対して色別のボタンを区分して設定し、
各作業員は、表示部71に表示された仕分け棚から数量
表示部73の表示した数だけ物品を取り出すようにす
る。また、前記表示部71に配置する複数のランプ72
……は、ランプとボタンとを組み合わせた部材として構
成されるもので、ランプが点灯している仕分け棚で、指
定された作業員がランプに付随するボタンを押すと、数
量表示部73に取り出す物品の数量が表示されるので、
作業員はその指定された物品の数だけ仕分け棚から取り
出すようにする。さらに、前記ピッキング作業表示器7
0において、追加の表示ランプ74は、例えば、トラブ
ルが発生した際の信号を出力する場合等に用いることが
できるもので、その他に、物品の数量が不足した場合
に、物品の補充を指令するボタンして用いることも可能
である。
【0024】前述したように構成したピッキング装置で
は、ピッキング作業を行うエリア(棚装置31)に作業
員が立ち入ったことをセンサにより検知した場合、また
は、前の棚装置での作業終了の信号を受けて、ピッキン
グ処理用端末装置から分岐装置26を介して次の棚装置
に信号が伝達された場合に、ピッキング作業を行うピッ
キング用仕分け保管装置30にエリア表示灯33が点灯
される。そして、作業員はエリア表示灯33が点灯して
いるエリアに入る際に、センサにより作業員を確認する
ことにより、ピッキングを行う仕分け棚に作業員を指定
するランプが点灯するので、例えば、赤のランプを受け
持つ作業員は、その赤のランプに設けたスイッチを押す
と、数量表示部73に取り出す物品の数が表示される。
そこで、ピッキング作業員は、その数量表示部に指定さ
れた数の物品を仕分け棚から取り出す作業を行い、その
取り出し作業を終了すると、再びランプに設けたスイッ
チを押すことにより、ランプが消灯するとともに、作業
が終了したことをピッキング処理用端末装置に伝達す
る。また、前記指定エリア内でピッキング作業を行う際
に、物品をバラで取り出すか、パッケージのままで取り
出すかを指令することもできる。例えば、バラで物品を
取り出す場合には、数量表示部に対して数量を表示する
のみにし、パッケージのままで取り出す場合には、その
ための記号を追加して表示することにより、作業員がパ
ッケージのままで物品を取り出すことができるようにし
て、作業能率を向上させることができるようにする。
【0025】前述したようなピッキングに伴うランプの
点灯と、スイッチを押して数量の確認を行う動作は、5
個のランプを設けた場合には、1つの作業エリア内で同
時に5人の作業員に対して、ピッキングを行うことを指
令することができる。例えば、5人の作業員を同時に別
個の作業に従事させようとする場合には、各作業員に対
して、赤、黄、緑、青、および白の各色を指定してお
き、ピッキング作業員の各々が1つの仕分け棚のエリア
内で作業する際には、そのエリアのピッキング作業表示
器70に自分の担当する色のランプが点灯されているか
を確認する。そして、自分の担当する色のランプが点灯
されていることを確認すると、それぞれの色のランプに
付属したスイッチを押して、数量表示部73に表示され
る数量に基づいたピッキングを行い、そのピッキングが
終了すると、スイッチを押して作業の終了を報告する。
したがって、その作業エリア内で5人の作業員のピッキ
ング作業が終了すると、ピッキング処理用端末装置5の
棚装置に対応する分岐装置では、作業終了を確認してエ
リア表示灯33を消灯することになるが、1人の作業員
でも残っていると、エリア表示灯33は消灯しないの
で、次の作業員のグループは、そのエリアに入ってピッ
キング作業を行うことができない状態となる。つまり、
2組の作業員が同時に1つのピッキング作業エリア内
で、ピッキング作業を行わないようにコントロールし、
作業に間違いが発生しないように制限している。
【0026】前述したように、ピッキング作業表示器7
0に対して5個のランプとスイッチとをそれぞれ色別に
別けて配置した場合に、物品の不足等の異常な事態が発
生すると、追加の表示ランプ74に付属させて設けるス
イッチを押すことにより、その特定の色を担当する作業
員のピッキングに支障が生じたことが表示される。これ
に対して、ピッキング作業表示器70に対して別のスイ
ッチ、例えば、物品の不足を表示するスイッチを設ける
場合には、その不足を表示するスイッチを押すことによ
り、図3に示すエリア表示灯33には、物品の補充を指
令する表示を行うことができる。そして、前述したよう
な物品の不足の表示が行われると、その棚装置を包含す
る作業エリア内でのピッキングの作業を一時停止させ、
ピッキング用仕分け保管装置の作業を停止させることが
できる。
【0027】なお、5個の表示ランプをピッキング作業
表示器に配置して、4人の作業員を同一エリア内で作業
させるような計画を立てた場合には、残りの1つのラン
プとスイッチの組を、物品の補充指令のための表示部材
として用い、作業員がピッキングを行っている途中で、
物品の補充を要求するような装置を構成することもでき
る。そして、前記1つの余分なスイッチを用いて物品の
不足を表示した場合に、ピッキング処理用端末装置5か
ら出力したピッキングの数の指令に対して、主制御装置
が仕分け棚の在庫の数量と、取り出しを指令した数とを
比較し、そのピッキング作業に支障が生じない状態で
は、単純に物品の補充の指令の信号として用いて、作業
を中断させないような処置を行うようにする。したがっ
て、前述したようなピッキング装置を構成する場合に
は、物品の補充の指令と、物品の不足の状態の表示を任
意に使い分けることが可能であり、ピッキング作業を中
断させずに物品の補充の作業に対して指令を出力するの
みの対応等が可能である。
【0028】
【物品補充システム】前述したように、物品の不足の信
号に基づいて、新たに物品を保管区分としての仕分け棚
に補充する場合には、図5に示すように、仕分け棚に配
置する棚番号表示部材35と、補充作業員が持つ入力装
置を用いて補充信号の伝達を行うことが可能である。前
記棚番号表示部材35には、図6に示されるバーコード
等により表示される棚番号が記載されており、物品を補
充する作業員は、無線モデム38に付属したバーコード
リーダー37を携帯する。そして、指定された仕分け棚
に対して所定の数の物品を補充してから、棚番号をバー
コードリーダー37により読み取り、無線モデム38を
用いてピッキング処理用端末装置の無線モデム28に向
けて送信することにより、物品の補充作業が終了したこ
とを確認できるようにする。
【0029】前述したような構成に加えて、本発明にお
いては、ピッキング用仕分け保管装置30に配置する棚
装置31……に対して、図7に示すような補充表示器8
0……を各々配置しておき、作業員が物品の不足の信号
をピッキング作業表示器を介して出力する。前記補充表
示器80においては、物品の補充を指令する棚装置の位
置を表示する補充表示ランプ83と、仕分け棚の番号と
物品の補充数を表示する手段とを配置しており、補充作
業員が棚装置と仕分け棚を容易に判断できるようにす
る。
【0030】前記補充表示器80を用いた物品の補充指
令装置では、ピッキング作業員が入力した物品の不足の
信号により、ピッキング処理用端末装置5を介して主制
御装置に入力された情報に基づいて、主制御装置では仕
分け棚に通常保管しておく物品の数量と、ピッキングに
より取り出された物品の数との対比を行い、物品の補充
数を計算する。そして、補充作業員は、前記補充表示器
に表示された物品の種類と数量の指令に基づいて、指定
された棚装置の仕分け棚に対して補充の作業を行うよう
にする。
【0031】前述したような物品の補充の作業を、作業
員が入力した情報に基づいて行う他に、本発明の物流シ
ステムにおいては、ピッキング作業の結果の情報を用い
て、主制御装置が自動的に仕分け棚における物品の数量
の情報を確認し、不足が想定される場合に、その物品に
対する補充の指令を出力する装置を構成することができ
る。例えば、特定の仕分け棚における物品の状態を、ピ
ッキングを行った物品の数量の情報と、在庫の情報とを
比較することにより確認し、その後にピッキングにより
取り出す物品の数量の予測の情報に基づいて、主制御装
置から端末装置5に向けて物品の補充の信号を出力させ
る。そして、前記物品の補充指令の信号に基づいて、図
7に示す補充表示器80に対する表示装置の指令を出力
し、前記補充表示器80においては、補充表示ランプ8
3を点灯させるとともに、仕分け棚の番号と物品の補充
数を表示する手段81に対する表示を行うようにする。
【0032】なお、前述したような補充表示器等の物品
の補充指令表示手段は、各棚装置に対応させて配置する
が、一時保管装置20に対しても、物品の補充を指令す
る表示部材を配置する必要がある。そこで、本発明にお
いては、図8に示すように、主制御装置3に接続される
ピッキング処理用端末装置5に対して補充指令表示装置
21を接続し、前記補充指令表示装置21を一時保管装
置に配置して、物品の補充の指令を行うことができるよ
うにする。前記補充指令表示装置21は、端末装置22
と表示装置23および、プリンタ24を配置しているも
ので、前記表示装置23には、物品の補充を必要とする
棚装置の番号や、仕分け棚区分の番号、物品の名称、補
充する数量等を表示可能にする。また、プリンタ24を
配置して、作業員が伝票を見ながら一時保管装置から物
品を取り出し、棚装置31に向けて送り出すこともでき
るようにする。
【0033】また、前記物品の補充の作業に用いるため
に、ピッキング処理用端末装置5から各棚装置31……
に対して制御信号の伝達用の分岐装置26を配置し、各
棚装置に配置する補充表示器80を配置して、補充指令
表示装置21に補充指令を表示するとともに、補充表示
器80に対しても、物品の補充箇所を表示させるように
する。さらに、前記物品の補充の作業に対応させて、前
記図6に示したような構成のバーコードリーダー37を
作業員に保持させて、棚装置に対して物品を補充した後
で、バーコードリーダー37を用いて仕分け棚に配置し
た棚番号表示部材35を読取り、補充作業の終了を送信
する。前記バーコードリーダーにより読み取った情報
は、有線で送信すること持できるが、無線モデム38を
用いてピッキング処理用端末装置5に向けて送信する手
段を用いて、物品の補充作業が終了したことを確認させ
ることも可能である。
【0034】つまり、前記図8に示されるような物品補
充指令手段を用いる場合には、主制御装置3においてピ
ッキング作業の状態の情報に基づいてそれぞれの棚区分
における物品の保管状態を把握し、主制御装置から補充
指令表示装置21と棚装置の補充表示器80に対して物
品の補給を指令する手段を構成することができる。ま
た、ピッキング作業員が棚区分における物品の状態を把
握して、物品の補給を要求する信号を出力することも可
能であり、その場合には、前述したような仕分け棚に配
置する棚番号表示部材35と、補充作業員が持つ入力装
置を用いて補充信号の伝達を行うことが可能である。そ
して、ピッキング作業員が物品の補充を指示する場合に
は、ピッキング処理用端末装置5を介して主制御装置3
に情報を伝達し、主制御装置3からの指令に基づいて、
各端末装置を作動させるようにする。また、前述したよ
うにして、物品を棚装置の仕分け棚に配送した後では、
補充作業員が補充の作業を終了した信号を、バーコード
を読み取って入力することにより、棚装置に配置した数
量表示部とともに、一時保管装置における補充指令を解
消することができる。
【0035】したがって、前述したような動作により、
仕分け棚に物品を補充する作業が終了すると、ピッキン
グ処理用端末装置5から主制御装置に向けて補充完了の
信号が出力されて、補充表示器80と補充指令表示装置
21の表示を解除する。そして、主制御装置3において
は、ピッキングの作業のためのデータを書き換えて、次
のピッキング作業の指令を継続できるようにする。前述
したような物品の補充の動作は、ピッキング作業を行っ
ている間に随時行うことが可能であり、本発明の物流シ
ステムにおいては、主制御装置により、ピッキングの情
報と、入荷の情報等を常時管理して、新たに発注する物
品の管理を行うことに、物品が不足する等の問題が生じ
ないようにすることができる。
【0036】
【検品および発送装置】前述したようなピッキング工程
を終了すると、次に、検品工程に移行し、ピッキングさ
れた物品の種類と数量の確認を行う。図1に示す例にお
いては、検品装置40と値付ラベルプリンタ50、およ
び、宛先ラベル発行部60をコンベアを介して接続し、
ピッキングが終了した物品を確認して、値付ラベルプリ
ンタ50から値付ラベルを発行し、箱詰め工程を経て宛
先ラベルを添付し、発送部65に向けて送り出すことが
できるように構成している。そして、前述したような検
品作業を行うために、主制御装置3に検品用端末装置6
を接続し、前記検品用端末装置6に対して検品装置40
と宛先ラベル発行部60等の装置をそれぞれ接続して、
検品の情報と、コンテナの情報、宛先ラベル発行部60
における宛先のラベルの発行の動作等を、主制御装置と
の間の信号に応じて行わせるようにする。
【0037】
【発明の効果】本発明の物流システムにおいては、シス
テムを構成する各作業装置に対応させて、個別の作業の
制御を行うための端末装置をそれぞれ配置し、各端末装
置に入出力する情報を、1つの主制御装置により管理す
るので、入出力する情報を一貫して管理することがで
き、情報の伝達漏れ等が発生することを防止できる。ま
た、主制御装置に接続する端末装置のそれぞれには、各
作業工程に対応する表示装置や入力装置を接続して配置
し、伝票等を用いないで、作業の指令と結果の入力等の
動作を行うことができ、伝票に起因する間違い等が生じ
ないシステムを構築することができる。さらに、本発明
のピッキング工程に対応する仕分け保管装置において
は、主制御装置からのピッキングを行う物品と数量等を
表示する表示装置を配置し、前記表示装置に表示された
指令にしたがって、ピッキング作業員がピッキングの作
業を行うことが可能である。
【0038】そして、前記指令に応じて物品を取り出し
た後で、物品の保管区分に設けたバーコード等の表示手
段を、バーコードリーダーを用いて読み取ることによ
り、物品の補充の作業の終了を伝達することができるよ
うにする。また、前記主制御装置においては、ピッキン
グの終了の情報と、棚装置に保管されている物品の数量
の情報等を用いて、棚装置における物品の状態を常時監
視することができるので、物品の不足が予想される状態
では、主制御装置からの指令により、補充指令表示装置
を用いて随時物品を補給する動作を行わせることが可能
になる。また、ピッキング作業の途中で、ピッキング作
業員が物品の補充を指令することも可能であり、その物
品の補充の作業のための表示を、一時保管装置と、棚装
置の双方に表示することによって、物品の補充作業を容
易に行うことが可能になる。そして、補充を指令した物
品を棚装置に収納した後で、その補修し例を解除する作
業も容易に行うことが可能であり、物品の補充が終了し
たことを確認し、ピッキングの作業の継続させるととも
に、作業中に随時物品の補給を指令することにより、ピ
ッキング作業が中断しないような管理を行うことを可能
にする。したがって、本発明の物流システムにおける物
品補充システムにおいては、各ピッキング作業エリアに
ピッキング作業内容を指令する表示装置と、作業結果を
入力するための入力装置をそれぞれ配置し、主制御装置
によりピッキング作業の管理を行うことにより、ピッキ
ング作業の効率を向上させ得るようにするとともに、作
業情報の管理を容易に行うことができるようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の物流システムを構成する各作業工程
と、相互の作業工程の接続関係および、制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 本発明の入荷検品装置の構成を示す説明図で
ある。
【図3】 本発明のピッキング装置と制御装置の関係を
示す説明図である。
【図4】 本発明のピッキング表示装置の構成を示す説
明図である。
【図5】 本発明の棚装置に配置する棚番号表示部材を
示す説明図である。
【図6】 本発明の読取装置を示す説明図である。
【図7】 本発明の補充表示器の構成を示す説明図であ
る。
【図8】 本発明の物品補充装置の構成を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 物流システム、 2 制御装置、 3 主制
御装置、4 入荷処理用端末装置、 5 ピッキン
グ処理用端末装置、6 検品用端末装置、 10
入荷検品装置、15 値付ラベルプリンタ、 20
一時保管装置、21 補充指令表示装置、 23
表示装置、30 ピッキング用仕分け保管装置、
32 仕分け棚、35 棚番号表示部材、 40
検品装置、50 値付ラベルプリンタ、 60
宛先ラベル発行部、70 ピッキング作業表示器、
80 補充表示器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入荷した物品を検品する入荷検品工程
    と、検品が終了した物品を仕分けて保管し、ピッキング
    の作業に対応させる工程、ピッキングの終了した物品を
    検品する出荷検品工程、および、検品の終了した物品を
    箱詰めして発送する工程を、物品の流れにしたがって構
    成してなる物流システムにおいて、 前記物品の流れにしたがって主制御装置に接続する端末
    装置をそれぞれ配置し、各端末装置に接続する表示装置
    と入力装置を用いて物品の流れを管理する装置を構成
    し、 前記主制御装置に設定した物品の取り扱い情報にしたが
    って、各端末装置を介して表示を行う手段を配置し、前
    記各端末装置では、それぞれの作業内容にしたがって実
    施した作業情報を入力装置を用いて入力し、主制御装置
    を用いた工程の管理を行うとともに、 前記ピッキング工程に対応させて多数の仕分け保管装置
    を配置し、各仕分け保管装置に対して物品の補充を指令
    する入力装置と、物品の補充を行う仕分け保管装置を指
    定する表示装置を配置することを特徴とする物流システ
    ムにおける物品補充システム。
  2. 【請求項2】 前記物流システムにおいて、ピッキング
    作業工程でピッキングを行った情報と、主制御装置で得
    られる物品の保管数量の情報とを比較する手段を設け、 ピッキング工程に対応させて配置する仕分け保管装置に
    おいて、物品の保管数量の残量の情報をそれぞれ得て、 前記物品の保管数量の情報に基づいて、物品の補充を指
    令する装置を作動させることを特徴とする請求項1に記
    載の物流システムにおける物品補充システム。
  3. 【請求項3】 前記物流システムの物品の補充指令を表
    示する装置を、ランプ等を点灯させて補充箇所を指定す
    る手段と、補充を指定する場所と数量の表示を行う手段
    を用いて構成することを特徴とする請求項2に記載の物
    流システムにおける物品補充システム。
  4. 【請求項4】 前記仕分け保管装置に配置する各物品の
    保管区分に対応させて、保管区分を表示する手段を設
    け、前記保管区分を表示する部材の読取り手段を配置す
    るとともに、 前記保管区分に物品を補修した情報を、前記保管区分を
    表示する部材の読取り手段を用いて主制御装置に向けて
    伝達することにより、補充作業の終了を確認することを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載の物流シス
    テムにおける物品補充システム。
JP9613295A 1995-03-29 1995-03-29 物流システムにおける物品補充システム Pending JPH08258924A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010189151A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Daifuku Co Ltd 仕分け設備
WO2016142997A1 (ja) * 2015-03-06 2016-09-15 株式会社日立物流 作業支援システム、端末装置及びサーバ装置

Cited By (3)

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JPWO2016142997A1 (ja) * 2015-03-06 2017-09-21 株式会社日立物流 作業支援システム、端末装置及びサーバ装置

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