JPH08258382A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH08258382A
JPH08258382A JP7061196A JP6119695A JPH08258382A JP H08258382 A JPH08258382 A JP H08258382A JP 7061196 A JP7061196 A JP 7061196A JP 6119695 A JP6119695 A JP 6119695A JP H08258382 A JPH08258382 A JP H08258382A
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JP
Japan
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tape
printing tape
print tape
winding
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Application number
JP7061196A
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English (en)
Inventor
Hideki Yamano
秀樹 山野
Takeo Yamazaki
威夫 山崎
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NIPPON TETRAPACK KK
Original Assignee
NIPPON TETRAPACK KK
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Publication date
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  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】印字テープの搬送系、デーティングスタンプ等
に異常が発生したときに、直ちに包材の搬送を停止させ
る。 【構成】印字テープ21を送り出す送出部23と、印字
テープ21のインクを熱転写によって打ち抜き、印刷を
行う印刷部と、印字テープ21を搬送するニップ部と、
印字テープ21の搬送方向におけるニップ部より下流側
に配設され、印字テープ21を巻き取る巻取部24と、
印字テープ21の搬送方向における印刷部より下流側に
配設され、印字テープ21において印刷後に透明になっ
た部分の有無を検出する印字テープ検出部35と、制御
部とを有する。制御部は、印字テープ検出部35による
検出結果に基づいて印刷が正常に行われたかどうかを判
断する判断手段を備える。印刷が行われないまま包材1
4が搬送されるのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品等の製品の包装に
際し、日付その他の情報表示を施す印字装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、牛乳、豆腐等の各種の食
品においては、紙製、プラスチック製等の包装容器によ
って包装を行う場合、可撓(かとう)性の積層体等から
成るウェブ状の包材内に食品を供給することによって、
包装食品を製造するようになっている。
【0003】この場合、包材製造機によって製造された
ウェブ状の包材を、リールの状態で包装機の送出部にセ
ットし、該送出部によって送り出して包装機内を搬送
し、食品の供給に同期させて供給する。また、前記包材
は、紙基材、該紙基材の両面に被覆されたフィルム等の
ほか、必要に応じて紙基材とフィルムとの間に配設され
たアルミニウムホイル等から成る積層体構造を有する。
【0004】そして、包材が搬送される間に食品を供給
して包材内に充填する。次に、該包材を両側から密封用
ジョーによって挟持し、所定の間隔ごとにシールして、
枕(まくら)状、袋状等の原型容器を形成する。続い
て、必要に応じて横方向にシールされた部分を切断し、
各原型容器をあらかじめ形成された折り目に沿って所定
の形状に成形し、一定量の食品が収容された複数の包装
容器を完成させることができるようになっている。
【0005】ところで、通常、包装容器の表面には、製
造年月日、ロット番号、製造工場の番号等の情報表示が
施される。そのために、包材製造機又は包装機に印字装
置が配設され、該印字装置によってウェブ状の包材の表
面に製品情報が印刷されるようになっている。前記印字
装置としては、熱転写印刷装置が使用される。該熱転写
印刷装置においては、間欠的に搬送される包材とデーテ
ィングスタンプとの間に印字テープを送り、前記デーテ
ィングスタンプを印字テープを介して包材に押し付け、
インクを溶融させて転写するようになっている。
【0006】そのために、搬送用ローラを回転させるこ
とによって、送出部にセットされたリール状の印字テー
プを間欠的に送り出すようにしている。そして、印刷後
の印字テープは、巻取部に巻き取られる。また、印字テ
ープにおける送出部と搬送ローラとの間(以下「送出し
側」という。)、及び搬送ローラと巻取部との間(以下
「巻取り側」という。)にテンションが加わるように送
出部及び巻取部に加わるトルクを調整し、印字テープに
たるみが発生しないようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の印字装置においては、印字テープの搬送系、デーテ
ィングスタンプ等に異常が発生したりすると、印刷が行
われることなく包材の搬送が続けられ、情報表示が施さ
れていない包装容器が形成されたり、包装食品が製造さ
れたりしてしまう。
【0008】したがって、その間に形成された包装容器
又は包装食品を廃棄しなければならず、包装容器又は包
装食品の製造コストが高くなってしまう。本発明は、前
記従来の印字装置の問題点を解決して、印字テープの搬
送系、デーティングスタンプ等に異常が発生したとき
に、直ちに包材の搬送を停止させることができ、包装容
器及び包装食品の製造コストを低くすることができる印
字装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の印
字装置においては、印字テープを送り出す送出部と、印
字テープのインクを熱転写によって打ち抜き、印刷を行
う印刷部と、印字テープの搬送方向における前記印刷部
より下流側に配設され、印字テープを搬送するニップ部
と、印字テープの搬送方向における前記ニップ部より下
流側に配設され、印字テープを巻き取る巻取部と、印字
テープの搬送方向における前記印刷部より下流側に配設
され、印字テープにおいて印刷後に透明になった部分の
有無を検出する印字テープ検出部と、制御部とを有す
る。
【0010】そして、該制御部は、前記印字テープ検出
部による検出結果に基づいて印刷が正常に行われたかど
うかを判断する判断手段を備える。
【0011】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、前記のように
印字装置においては、印字テープを送り出す送出部と、
印字テープのインクを熱転写によって打ち抜き、印刷を
行う印刷部と、印字テープの搬送方向における前記印刷
部より下流側に配設され、印字テープを搬送するニップ
部と、印字テープの搬送方向における前記ニップ部より
下流側に配設され、印字テープを巻き取る巻取部と、印
字テープの搬送方向における前記印刷部より下流側に配
設され、印字テープにおいて印刷後に透明になった部分
の有無を検出する印字テープ検出部と、制御部とを有す
る。
【0012】そして、該制御部は、前記印字テープ検出
部による検出結果に基づいて印刷が正常に行われたかど
うかを判断する判断手段を備える。この場合、送出部か
ら送り出された印字テープは、印刷部に送られ、該印刷
部において包材に情報表示が施される。印刷後の印字テ
ープは搬送ローラによって搬送され、巻取部に送られ、
該巻取部によって巻き取られる。
【0013】そして、印字テープ検出部は、印字テープ
において印刷後に透明になった部分の有無を検出し、判
断手段は、前記印字テープ検出部による検出結果に基づ
いて印刷が正常に行われたかどうかを判断する。したが
って、印字テープにおいて印刷後に透明になった部分が
ない場合、制御部は、印刷が正常に行われなかったと判
断して、直ちに包装機の運転を中止し、包材の搬送を停
止させることができる。その結果、印刷が行われないま
ま包材が搬送されるのを防止することができるので、包
装容器及び包装食品の製造コストを低くすることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例における
印字装置の平面図、図2は本発明の実施例における印字
装置の正面図、図3は本発明の実施例における印字装置
の制御ブロック図である。
【0015】図において、11は印字装置であり、フレ
ーム8の上下に一つずつ配設され、二つの印字装置11
によって同時に2箇所で包材14に情報表示を施すこと
ができるようになっている。なお、各印字装置11間の
相対的な位置は位置調整機構60によって調整すること
ができる。前記印字装置11の中央にデーティングスタ
ンプ12が配設され、該デーティングスタンプ12と対
向させてプラテン13が配設され、デーティングスタン
プ12及びプラテン13によって印字部が形成される。
そして、前記デーティングスタンプ12とプラテン13
との間にウェブ状の包材14が搬送され、該包材14の
表面に、製造年月日、ロット番号、製造工場の番号等の
情報表示が施されるようになっている。
【0016】前記デーティングスタンプ12は先端に配
設されたヘッド16、及び該ヘッド16の後方に配設さ
れ、ヘッド16を進退させる空気シリンダ17を有す
る。前記ヘッド16の先端には、情報を文字フェースと
して有するスタンプ(いわゆるホットスタンプ)18が
着脱自在に配設される。したがって、該スタンプ18を
取り替えることによって、情報を変更することができ
る。
【0017】前記包材14とヘッド16との間に印字テ
ープ21を送り、ヘッド16を作動させると、印字テー
プ21における前記スタンプ18の文字フェースに対応
する部分のインクが溶融させられ、包材14に転写され
る。このようにして、情報表示を包材14に施すことが
できる。前記デーティングスタンプ12の図1における
左方には送出部23が形成され、該送出部23にリール
状の印字テープ21がセットされる。一方、前記デーテ
ィングスタンプ12の図1における右方には巻取部24
が形成され、該巻取部24に印刷後の印字テープ21が
巻かれる。
【0018】そして、前記送出部23から送り出された
印字テープ21は、テープキャッチ部25を経てレジス
トローラ26に送られ、該レジストローラ26からリタ
ーンローラ27、ダンサローラ28、リターンローラ2
9を経てピンチローラ31に送られる。なお、前記リタ
ーンローラ29に対向させて配設されたタッチローラ3
3によって印字テープ21をリターンローラ29に押し
付けることができるようになっている。
【0019】また、前記印字テープ21を送り出す際
に、印字テープ21に一定のテンションを加えるため、
前記送出部23のシャフト51にブレーキ機能を有する
トルクコントローラ75が配設される。印刷後の印字テ
ープ21は、ピンチローラ34及び印字テープ検出部3
5を介してニップ部に送られる。該ニップ部は、搬送ロ
ーラ37、及び該搬送ローラ37と対向させて配設され
たタッチローラ38から成る。また、前記搬送ローラ3
7のシャフトにはステッピングモータ(M)97が連結
され、該ステッピングモータ97を駆動することによっ
て搬送ローラ37を回転させ、前記印字テープ21を搬
送することができるようになっている。すなわち、印刷
が終了するたびに印字テープ21は設定された量だけ搬
送される。この場合、ステッピングモータ97を使用し
ているので、印字テープ21の搬送量を安定化させるこ
とができる。また、印刷される文字の大きさ等に対応さ
せて印刷ピッチを容易に変更することができる。
【0020】そして、前記搬送ローラ37を通過した印
字テープ21は、ダンサローラ40及びリターンローラ
41を経て、巻取部24に送られ、該巻取部24によっ
て巻き取られる。ところで、送出部23の印字テープ2
1が全部繰り出されると、新しい印字テープ21をセッ
トしなければならない。ところが、新しい印字テープ2
1をセットするためには、空の紙管を取り外し、新しい
印字テープ21を送出部23に置くとともに、古い印字
テープ21の後端と新しい印字テープ21の先端とを接
続しなければならない。したがって、その間、デーティ
ングスタンプ12による印刷を中止しなければならな
い。
【0021】そこで、新しい印字テープ21をセット
し、古い印字テープ21の後端と新しい印字テープ21
の先端とを接続する間に、印刷を継続することができる
ように、前記ダンサローラ28が配設される。該ダンサ
ローラ28は、アーム43の先端において回転自在に支
持され、該アーム43は軸44を中心として揺動自在に
支持され、実線位置と破線位置とを採る。また、前記ア
ーム43を破線位置側に付勢するために、アーム43の
中央部にピン46が、ベース10にポスト47が配設さ
れ、前記ピン46とポスト47との間にスプリング48
が配設される。さらに、前記ベース10には、ピン46
の軌跡に対応する溝49が形成され、前記アーム43は
ピン46を溝49に沿って移動させて揺動する。
【0022】印字装置11における通常の運転状態にお
いては、前記ダンサローラ28は前記スプリング48の
付勢力によって破線位置に置かれ、送出し側において印
字テープ21は、長い距離を移動した後にピンチローラ
31に到達することになる。すなわち、送出し側におい
て印字テープ21が蓄えられる。また、該印字テープ2
1の搬送路におけるダンサローラ28より上流側におい
て、古い印字テープ21を挟んで固定するために、前記
テープキャッチ部25が配設される。したがって、該テ
ープキャッチ部25によって古い印字テープ21を固定
した状態において、古い印字テープ21の後端と新しい
印字テープ21の先端とを接続することができるので、
印字テープ21の接続作業が容易になる。
【0023】そして、前記テープキャッチ部25によっ
て印字テープ21を固定し、該印字テープ21の接続作
業を行っている間、印字部においては、デーティングス
タンプ12によって間欠的に印刷が行われ、印字テープ
21は間欠的に搬送される。その間、ダンサローラ28
は破線位置から実線位置に向けて移動し、送出し側に蓄
えられた印字テープ21を放出する。
【0024】一方、巻取部24においては、印刷後の印
字テープ21が空の紙管に巻き取られるようになってい
る。この場合、前記巻取部24による巻取りは巻取モー
タ107によって行われる。そして、該巻取モータ10
7を常時駆動することなく、印字量に対応させて間欠的
に駆動するようにしている。そのために、巻取り側に前
記ダンサローラ40が配設される。該ダンサローラ40
はアーム52の先端において回転自在に支持され、該ア
ーム52は軸53を中心として揺動自在に支持され、実
線位置と破線位置とを採る。また、前記アーム52を破
線位置側に付勢するために、該アーム52の中央部にピ
ン54が、ベース10にポスト55が配設され、前記ピ
ン54とポスト55との間にスプリング57が配設され
る。さらに、前記ベース10には、ピン54の軌跡に対
応する溝56が形成され、前記アーム52はピン54を
溝56に沿って移動させて揺動する。
【0025】印字装置11における通常の運転状態にお
いては、印刷が終了するたびに印字テープ21は設定さ
れた量だけ搬送されるが、前記巻取部24を回転させる
ための巻取モータ107は、常時駆動されない。したが
って、前記ダンサローラ40は前記スプリング57の付
勢力によって徐々に破線位置に移動し、巻取り側におい
て印字テープ21は長い距離を移動した後に巻取部24
に到達することになる。すなわち、巻取り側において印
字テープ21が蓄えられる。
【0026】そして、蓄えられた量に対応させて巻取部
24の巻取モータ107が駆動され、蓄えられた印字テ
ープ21が巻取部24に巻き取られるようになってい
る。そのために、前記アーム52の破線位置に対応させ
て巻取スタートセンサ111が、実線位置に対応させて
巻取ストップセンサ112が配設される。したがって、
前記アーム52が破線位置に置かれると、前記巻取スタ
ートセンサ111がそれを検出する。そして、制御部1
50は、巻取モータ107を駆動し、巻取部24による
巻取りを開始し、前記アーム52が実線位置に置かれ、
前記巻取ストップセンサ112がそれを検出すると、巻
取モータ107の駆動を終了する。
【0027】ところで、前記印字テープ21は透明なフ
ィルムの表面にインク層を被覆することによって形成さ
れるので、印刷後の印字テープ21における前記スタン
プ18の文字フェースに対応する部分においては、イン
クが熱転写によって打ち抜かれ除去される。その結果、
印字テープ21は前記スタンプ18の文字フェースに対
応する部分が透明になる。ところが、印字テープ21の
搬送系、デーティングスタンプ11等に異常が発生して
印刷が正常に行われないと、スタンプ18の文字フェー
スに対応する部分が透明にならない。
【0028】そこで、前記印字テープ検出部35によっ
て、熱転写によって打ち抜かれて(すなわち、後述する
スタンプ18が接触することにより前記印字テープ21
のその部分のワックスがインクとともに溶解して、被印
刷部である包材14に転写されて失われることにより)
印字テープ21がベースフィルムだけ透明になった部分
に発光素子によって光を照射し、印字テープ21を経た
透過光を受光素子によって受光し、その情報を判定手段
151において処理し、単位時間当たりの透過率を算出
することによって、印刷が正常に行われたかどうかを判
断するようにしている。なお、異常時の透過率の変化を
判断しやすくするために、日付が変わるたびに設定が変
化していく日付の印字部分よりも、打ち抜かれるパター
ンがほぼ一定している製造工場番号、製造ライン番号等
を表示する部分を露光位置とすることがより望ましい。
そして、印字テープ21の透明になった部分がない場
合、印刷が正常に行われなかったと判断して、直ちに包
装機の運転を中止し、包材14の搬送を停止させるよう
にしている。その結果、包装容器及び包装食品の製造コ
ストを低くすることができる。
【0029】なお、印字テープ21は一回の印刷が終了
するたびに設定された量だけ搬送されるので、印字テー
プ21における各印刷ピッチ間に透明にならない部分が
生じる。したがって、設定された時間内で印字テープ2
1の透明でない部分を検出した場合に、印刷が正常に行
われなかったと判断するようにしている。なお、レジス
トローラ26、リターンローラ27、29、41、ダン
サローラ28、40、ピンチローラ31、34、搬送ロ
ーラ37等はいずれも鉄製にされ、表面に硬質クロムめ
っきが施される。また、85は近接センサ、153は切
換弁ソレノイドである。
【0030】次に、デーティングスタンプ12について
説明する。図4は本発明の実施例におけるデーティング
スタンプの平面図、図5は本発明の実施例におけるデー
ティングスタンプの正面図である。図において、12は
デーティングスタンプであり、該デーティングスタンプ
12は、先端に配設されたヘッド16、該ヘッド16の
後方に配設され、ヘッド16を進退させる空気シリンダ
17を有する。該空気シリンダ17内には図示しない空
気室が形成され、該空気室に空気供給管61を介して圧
縮空気を供給することができるようになっている。
【0031】前記空気シリンダ17には図示しないピス
トンが摺動(しゅうどう)自在に配設され、該ピストン
にロッド62が固定され、前方に突出させられる。そし
て、該ロッド62の先端には、クロスヘッド63が固定
され、該クロスヘッド63に複数のロッド64が固定さ
れる。したがって、図示しない空気圧回路の切換弁ソレ
ノイド153(図3)に切換信号を送り、切換弁を切換
え、前記空気室に対して選択的に圧縮空気を給排する
と、前記ピストンが移動し、ヘッド16が進退させられ
る。
【0032】該ヘッド16の先端には、情報を文字フェ
ースとして有するスタンプ18が着脱自在に配設され
る。したがって、該スタンプ18を取り替えることによ
って、情報を変更することができる。また、情報の量の
多少によって、前記スタンプ18の数を変更することも
できる。そして、該スタンプ18を印字テープ21(図
1)に接触させたときにスタンプ18の熱が印字テープ
21のインクに伝達され、該インクを溶融させるように
なっている。したがって、前記スタンプ18は熱伝導性
の高い材料で形成される。
【0033】また、前記スタンプ18の後方には、熱伝
導性の高い材料で形成された第1ブロック65及び第2
ブロック66が配設され、該第2ブロック66に一対の
カートリッジヒータ67及び熱電対68が配設される。
したがって、該熱電対68によって第2ブロック66の
温度を検出し、スタンプ18の温度を一定の温度に維持
することができる。本実施例においては、スタンプ18
の温度は約150〔℃〕に維持される。
【0034】次に、送出部について説明する。図6は本
発明の実施例における送出部の平面図、図7は本発明の
実施例における送出部の正面図、図8は本発明の実施例
における送出部の背面図である。図において、23は送
出部、71は該送出部23に回転自在に支持された回転
盤であり、該回転盤71にリール状の印字テープ21が
セットされる。また、前記回転盤71の下方にシャフト
72が固定され、該シャフト72をベアリング73、7
4が回転自在に支持する。さらに、前記シャフト72の
先端には、トルクコントローラ75が配設され、該トル
クコントローラ75によってシャフト72にブレーキ機
能を与え、印字テープ21にテンションを加えることが
できる。
【0035】そして、前記送出部23に隣接させて印字
テープ21の残量を検出するために、印字テープ残量検
出装置76が配設される。該印字テープ残量検出装置7
6は、ベース10に対して回転自在に支持されたシャフ
ト77、該シャフト77にアーム78を介して配設され
た押付ローラ79を有する。前記シャフト77はベース
10を貫通して下方に延び、シャフト77の先端に第1
の歯車80が固定される。したがって、前記送出部23
にセットされた印字テープ21の残量が少なくなると、
該印字テープ21の径が小さくなり、アーム78はシャ
フト77を中心として図7における時計回りに回転し、
それに伴って第1の歯車80が時計回りに回転させられ
る。
【0036】該第1の歯車80と噛合(しごう)する第
2の歯車81がシャフト82によって回転自在に支持さ
れる。この場合、第1の歯車80の歯数より第2の歯車
81の歯数が少なく設定されているので、アーム78が
わずかに回転すると、カム板83が大きく回転させられ
るようになっている。また、前記第2の歯車81と一体
的にカム板83が形成され、該カム板83の円周上の設
定された箇所に切欠84が形成される。したがって、前
記カム板83の周縁に対向させて近接センサ85等を配
設し、該近接センサ85によってカム板83の切欠84
を検出することによって、印字テープ21の残量を検出
することができる。なお、本実施例において、印字テー
プ21の残量が約1000〔mm〕になると、オペレー
タに知らされるようになっている。
【0037】次に、前記テープキャッチ部25について
説明する。図9は本発明の実施例におけるテープキャッ
チ部の平面図、図10は本発明の実施例におけるテープ
キャッチ部の側面図である。図において、88は印字テ
ープ21(図1)を送るローラ、89は該ローラ88と
対向させて配設された停止部材であり、該停止部材89
は、シャフト90によって揺動自在に支持されたアーム
91、及び該アーム91の先端に固定された摩擦材92
から成る。この場合、オペレータが前記アーム91を揺
動させ、印字テープ21を挟んで摩擦材92をローラ8
8に押し付けることによって、印字テープ21を固定す
ることができる。
【0038】次に、前記ダンサローラ28について説明
する。図11は本発明の実施例におけるダンサローラの
配設状態図である。図において、28はアーム43の先
端において回転自在に支持されたダンサローラである。
前記アーム43を図1の破線位置側に付勢するために、
前記アーム43の中央部にピン46が、ベース10にポ
スト47が配設され、前記ピン46とポスト47との間
にスプリング48が配設される。さらに、前記ベース1
0には、ピン46の軌跡に対応する溝49が形成され、
前記アーム43はピン46を溝49に沿って移動させて
揺動する。なお、44は軸である。
【0039】次に、前記印字テープ検出部35について
説明する。図12は本発明の実施例における印字テープ
検出部の平面図、図13は本発明の実施例における印字
テープ検出部の側面図である。図において、21は印刷
が終了された後の印字テープであり、該印字テープ21
における前記スタンプ18(図4)の文字フェースに対
応する部分P1〜P3は、熱転写によって打ち抜かれイ
ンクが除去されて透明になる。そこで、前記透明な部分
P1〜P3の有無を検出するために、印字テープ検出部
35が配設される。
【0040】該印字テープ検出部35は発光部94と受
光部95とから成り、透明な部分P1〜P3がある場合
には、前記発光部94において発光された光は、前記透
明な部分P1〜P3を通過して受光部95に至るように
なっている。なお、34はピンチローラ、37は搬送ロ
ーラである。次に、前記ニップ部について説明する。
【0041】図14は本発明の実施例におけるニップ部
の断面図である。ニップ部は、搬送ローラ37及び該搬
送ローラ37と対向させて配設されたウレタンゴム製の
タッチローラ38から成る。また、前記搬送ローラ37
のシャフト96はベース10を貫通して下方に延び、先
端にステッピングモータ97が配設される。
【0042】印字テープ21(図1)を搬送する力を発
生させるために、前記搬送ローラ37に向けてタッチロ
ーラ38が付勢される。そのために、該タッチローラ3
8は、アーム98の先端において回転自在に支持され、
該アーム98がシャフト99によって回転自在に支持さ
れる。そして、前記搬送ローラ37に向けてタッチロー
ラ38を付勢するために、スプリング100が配設され
る。
【0043】次に、巻取部24について説明する。図1
5は本発明の実施例における巻取部の平面図である。図
において、24は巻取部、103は該巻取部24に回転
自在に支持された回転盤であり、該回転盤103に印刷
後の印字テープ21がセットされる。また、前記回転盤
103の下方にシャフト104が固定され、該シャフト
104をベアリング105、106が回転自在に支持す
る。さらに、前記シャフト104の先端には、巻取モー
タ107が配設され、該巻取モータ107によって印字
テープ21を間欠的に巻き取ることができる。なお、前
記巻取モータ107は同期モータによって構成される。
【0044】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における印字装置の平面図であ
る。
【図2】本発明の実施例における印字装置の正面図であ
る。
【図3】本発明の実施例における印字装置の制御ブロッ
ク図である。
【図4】本発明の実施例におけるデーティングスタンプ
の平面図である。
【図5】本発明の実施例におけるデーティングスタンプ
の正面図である。
【図6】本発明の実施例における送出部の平面図であ
る。
【図7】本発明の実施例における送出部の正面図であ
る。
【図8】本発明の実施例における送出部の背面図であ
る。
【図9】本発明の実施例におけるテープキャッチ部の平
面図である。
【図10】本発明の実施例におけるテープキャッチ部の
側面図である。
【図11】本発明の実施例におけるダンサローラの配設
状態図である。
【図12】本発明の実施例における印字テープ検出部の
平面図である。
【図13】本発明の実施例における印字テープ検出部の
側面図である。
【図14】本発明の実施例におけるニップ部の断面図で
ある。
【図15】本発明の実施例における巻取部の平面図であ
る。
【符号の説明】
11 印字装置 12 デーティングスタンプ 13 プラテン 21 印字テープ 23 送出部 24 巻取部 35 印字テープ検出部 37 搬送ローラ 38 タッチローラ 150 制御部 151 判断手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)印字テープを送り出す送出部と、
    (b)印字テープのインクを熱転写によって打ち抜き、
    印刷を行う印刷部と、(c)印字テープの搬送方向にお
    ける前記印刷部より下流側に配設され、印字テープを搬
    送するニップ部と、(d)印字テープの搬送方向におけ
    る前記ニップ部より下流側に配設され、印字テープを巻
    き取る巻取部と、(e)印字テープの搬送方向における
    前記印刷部より下流側に配設され、前記印字テープにお
    いて印刷後に透明になった部分の有無を検出する印字テ
    ープ検出部と、(f)制御部とを有するとともに、
    (g)該制御部は、前記印字テープ検出部による検出結
    果に基づいて印刷が正常に行われたかどうかを判断する
    判断手段を備えることを特徴とする印字装置。
JP7061196A 1995-03-20 1995-03-20 印字装置 Pending JPH08258382A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104044777A (zh) * 2014-06-08 2014-09-17 郑运婷 防改日期包装袋制造方法
JP2019171611A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 ブラザー工業株式会社 層転写装置

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