JPH08276644A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH08276644A
JPH08276644A JP8120295A JP8120295A JPH08276644A JP H08276644 A JPH08276644 A JP H08276644A JP 8120295 A JP8120295 A JP 8120295A JP 8120295 A JP8120295 A JP 8120295A JP H08276644 A JPH08276644 A JP H08276644A
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JP
Japan
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winding
printing
tape
arm
roller
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JP8120295A
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English (en)
Inventor
Hideki Yamano
秀樹 山野
Takeo Yamazaki
威夫 山崎
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NIPPON TETRA PACK KK
Nihon Tetra Pak KK
Original Assignee
NIPPON TETRA PACK KK
Nihon Tetra Pak KK
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Publication date
Application filed by NIPPON TETRA PACK KK, Nihon Tetra Pak KK filed Critical NIPPON TETRA PACK KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】印字ピッチを任意に設定することができ、印字
テープにたるみが生じることがなく、印字テープの搬送
系の耐久性を向上させる。 【構成】印字テープ21を送り出す送出部23と、印刷
部と、印字テープ21を搬送する搬送ローラ37と、該
搬送ローラ37を回転させるステッピングモータとを有
する。揺動自在に配設され、第1の位置から第2の位置
に向けて移動する間に印字テープ21を放出し、第2の
位置から第1の位置に向けて移動する間に印字テープ2
1を蓄えるアーム43、52と、印字テープ21を巻き
取る巻取部24と、該巻取部24を回転させる巻取モー
タとを有する。制御部は、前記巻取スタートセンサ11
1によってアーム52が検出されたときに前記巻取モー
タの駆動を開始し、前記巻取ストップセンサ112によ
ってアーム52が検出されたときに前記巻取モータを停
止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品等の製品の包装に
際し、製造年月日等の製品情報の表示を施す印字装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、牛乳、豆腐等の各種の食
品においては、紙製、プラスチック製等の包装容器によ
って包装を行う場合、可撓(かとう)性の積層体等から
成るウェブ状の包材内に食品を供給することによって、
包装食品を製造するようになっている。
【0003】この場合、包材製造機によって製造された
ウェブ状の包材を、リールの状態で包装機の送出部にセ
ットし、該送出部によって送り出して包装機内を搬送
し、食品の供給に同期させて供給する。また、前記包材
は、紙基材、該紙基材の両面に被覆されたフィルム等の
ほか、必要に応じて紙基材とフィルムとの間に配設され
たアルミニウムホイル等から成る積層体構造を有する。
【0004】そして、包材が搬送される間に食品が供給
されて包材内に充填(じゅうてん)されるとともに、該
包材を両側から密封用ジョーによって挟持し、所定の間
隔ごとにシールして、枕(まくら)状、袋状等の原型容
器を形成する。続いて、必要に応じて横方向にシールさ
れた部分を切断し、各原型容器をあらかじめ形成された
折り目に沿って所定の形状に成形し、一定量の食品が収
容された複数の包装容器を完成させることができるよう
になっている。
【0005】ところで、通常、包装容器の表面には、製
造年月日、ロット番号、製造工場の番号等の製品情報が
表示される。そのために、包材製造機又は包装機に印字
装置が配設され、該印字装置によってウェブ状の包材の
表面に前記製品情報が印刷されるようになっている。前
記印字装置としては、熱転写印刷装置が使用される。該
熱転写印刷装置においては、間欠的に搬送される包材と
デーティングスタンプとの間の印刷部に印字テープを送
り、前記デーティングスタンプを印字テープを介して包
材に押し付け、インクを溶融させて転写するようになっ
ている。
【0006】そのために、搬送用モータを駆動すること
によって搬送用ローラを回転させ、送出部にセットされ
たリール状の印字テープを間欠的に送り出すようにして
いる。そして、巻取モータを駆動することによって巻取
部を回転させ、印刷後の印字テープを巻き取るようにし
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の印字装置においては、印刷される製品情報が変更さ
れても印字ピッチの設定を変更することができない。す
なわち、個々の包材(ただし、切離し前である場合も含
む。)に対して1回の印刷を終了するたびに送られ、消
費される印字テープの量(以下「消費量」という。)が
製品情報の変更に伴って変化すると、前記消費量に対応
させて搬送用モータによる印字テープの搬送量を変更す
る必要があるだけでなく、巻取モータによる印字テープ
の巻取り量も変更する必要がある。
【0008】前記搬送用モータによる印字テープの搬送
量が、巻取モータによる印字テープの巻取り量より多く
なると、搬送ローラと巻取部との間において印字テープ
にたるみが生じ、一方、搬送用モータによる印字テープ
の搬送量が、巻取モータによる印字テープの巻取り量よ
り少なくなると、印字テープに必要以上のテンション
(張力)が加わり、印字テープの搬送系の耐久性、印字
品質等が低下してしまう。
【0009】本発明は、前記従来の印字装置の問題点を
解決して、印刷ピッチを任意に設定することができると
ともに、印字テープにたるみが生じることがなく、印字
テープの搬送系の耐久性、印字品質等を良好に維持する
ことができる印字装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の印
字装置においては、印字テープを送り出す送出部と、前
記印字テープのインクによって印刷を行う印刷部と、前
記印字テープの搬送方向における前記印刷部より下流側
に配設され、印字テープを搬送する搬送ローラと、該搬
送ローラを回転させるステッピングモータと、前記印字
テープの搬送方向における前記搬送ローラより下流側に
揺動自在に配設され、第1の位置から第2の位置に向け
て移動する間に印字テープを放出し、第2の位置から第
1の位置に向けて移動する間に印字テープを蓄えるアー
ムと、前記印字テープの搬送方向における前記アームよ
り下流側に配設され、印字テープを巻き取る巻取部と、
該巻取部を回転させる巻取モータと、前記第1の位置に
対応させて配設され、前記アームを検出する巻取スター
トセンサと、前記第2の位置に対応させて配設され、前
記アームを検出する巻取ストップセンサと、制御部とを
有する。
【0011】そして、該制御部は、設定された時間だけ
前記ステッピングモータを駆動するステッピングモータ
駆動手段と、前記巻取スタートセンサによって前記アー
ムが検出されたときに前記巻取モータの駆動を開始し、
前記巻取ストップセンサによって前記アームが検出され
たときに前記巻取モータを停止させる巻取モータ駆動手
段とを備える。
【0012】本発明の他の印字装置においては、さら
に、前記搬送ローラと対向させてニップローラを配設す
ることによってニップ部が形成される。
【0013】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、前記のように
印字装置においては、印字テープを送り出す送出部と、
前記印字テープのインクによって印刷を行う印刷部と、
前記印字テープの搬送方向における前記印刷部より下流
側に配設され、印字テープを搬送する搬送ローラと、該
搬送ローラを回転させるステッピングモータとを有す
る。
【0014】この場合、該ステッピングモータを駆動す
ることによって搬送ローラを回転させ、送出部から送り
出された印字テープを搬送し、その間に印刷部において
印刷を行うことができる。また、前記印字テープの搬送
方向における前記搬送ローラより下流側に揺動自在に配
設され、第1の位置から第2の位置に向けて移動する間
に印字テープを放出し、第2の位置から第1の位置に向
けて移動する間に印字テープを蓄えるアームと、前記印
字テープの搬送方向における前記アームより下流側に配
設され、印字テープを巻き取る巻取部と、該巻取部を回
転させる巻取モータとを有する。
【0015】この場合、該巻取モータを駆動することに
よって巻取部を回転させ、印刷部において印刷された後
の印字テープを巻き取ることができる。また、前記第1
の位置に対応させて配設され、前記アームを検出する巻
取スタートセンサと、前記第2の位置に対応させて配設
され、前記アームを検出する巻取ストップセンサと、制
御部とを有する。
【0016】そして、該制御部は、設定された時間だけ
前記ステッピングモータを駆動するステッピングモータ
駆動手段と、前記巻取スタートセンサによって前記アー
ムが検出されたときに前記巻取モータの駆動を開始し、
前記巻取ストップセンサによって前記アームが検出され
たときに前記巻取モータを停止させる巻取モータ駆動手
段とを備える。
【0017】したがって、前記アームが第1の位置に置
かれると、巻取モータが駆動されて巻取部による巻取り
が開始され、前記アームが第2の位置に置かれると、巻
取モータの駆動が停止される。この間、前記アームは第
1の位置から第2の位置に向けて移動し、アームが第1
の位置に置かれることによって形成された迂回経路中に
蓄えられていた印字テープを放出する。
【0018】このように、前記搬送ローラによる印字テ
ープの搬送と巻取モータによる印字テープの巻取りとが
独立させられるので、印刷ピッチを任意の値に設定する
ことができる。すなわち、印字ピッチの変更に伴って印
字テープの消費量が増減した場合でも、印字テープの巻
取速度を超えない範囲、すなわち、単位時間当たりの巻
取量を超えない範囲であれば、アームが巻取開始位置で
ある第1の位置に到達するたびに巻取モータを駆動する
ことにより印字テープの消費量を吸収できるので、印字
テープにたるみが生じることはなく、しかも、必要以上
のテンションが作用することもない。したがって、印字
テープの搬送系の耐久性、印字品質等が低下することが
ない。
【0019】本発明の他の印字装置においては、さら
に、前記搬送ローラと対向させてニップローラを配設す
ることによってニップ部が形成される。したがって、搬
送ローラより下流側のテンションの変化が上流側に伝達
されるのを確実に阻止することができるので、例えば、
巻取モータの駆動の際に生じるテンションの大幅な変動
が印刷部に伝達されて、印字中の文字が乱れる等の印字
品質の劣化を確実に阻止することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例における
印字装置の平面図、図2は本発明の実施例における印字
装置の正面図、図3は本発明の実施例における印字装置
の制御ブロック図、図4は本発明の実施例における印字
装置の動作を示すタイムチャートである。
【0021】図において、11は印字装置であり、フレ
ーム8の上下に一つずつ配設され、二つの印字装置11
によって同時に2箇所で包材14に製品情報を表示する
ことができるようになっている。なお、各印字装置11
間の相対的な位置は位置調整機構60によって調整する
ことができる。前記印字装置11の中央にデーティング
スタンプ12が配設され、該デーティングスタンプ12
と対向させてプラテン13が配設され、デーティングス
タンプ12及びプラテン13によって印字部が形成され
る。そして、前記デーティングスタンプ12とプラテン
13との間にウェブ状の包材14が搬送され、該包材1
4の表面に、製造年月日、ロット番号、製造工場の番号
等の製品情報が表示されるようになっている。
【0022】前記デーティングスタンプ12、該デーテ
ィングスタンプ12の先端に配設されたヘッド16、及
び該ヘッド16の後方に配設され、ヘッド16を進退さ
せる空気シリンダ17を有する。前記ヘッド16の先端
には、製品情報を文字フェースとして有するスタンプ
(いわゆるホットスタンプ)18が着脱自在に配設され
る。したがって、該スタンプ18を取り替えることによ
って、製品情報を変更することができる。
【0023】前記包材14とヘッド16との間に印字テ
ープ21を送り、ヘッド16を作動させると、前記印字
テープ21における前記スタンプ18の文字フェースに
対応する部分のインクが溶融させられ、包材14に転写
される。このようにして、製品情報を包材14に表示す
ることができる。前記デーティングスタンプ12の図1
における左方には送出部23が形成され、該送出部23
にリール状の印字テープ21がセットされる。一方、前
記デーティングスタンプ12の図1における右方には巻
取部24が形成され、該巻取部24に印刷後の印字テー
プ21が巻き取られる。
【0024】そして、前記送出部23から送り出された
印字テープ21は、テープキャッチ部25を経てレジス
トローラ26に送られ、該レジストローラ26からリタ
ーンローラ27、ダンサローラ28、リターンローラ2
9を経てピンチローラ31に送られる。なお、前記リタ
ーンローラ29に対向させて配設されたタッチローラ3
3によって印字テープ21をリターンローラ29に押し
付けることができるようになっている。
【0025】また、前記印字テープ21を送り出す際
に、該印字テープ21に一定のテンションを加えるた
め、前記送出部23のシャフト51にブレーキ機能を有
する図示しないトルクコントローラが配設される。そし
て、印刷後の印字テープ21は、ピンチローラ34及び
印字テープ検出部35を介してニップ部に送られる。該
ニップ部は、搬送ローラ37、及び該搬送ローラ37と
対向させて配設されたニップローラ38から成る。ま
た、前記搬送ローラ37のシャフトにはステッピングモ
ータ(M)97が連結され、該ステッピングモータ97
をステッピングモータ駆動手段153によって駆動する
ことにより、搬送ローラ37を回転させ、前記印字テー
プ21を搬送することができるようになっている。すな
わち、個々の包材について印刷が終了するたびに印字テ
ープ21は設定された消費量だけ搬送される。この場
合、ステッピングモータ97を使用しているので、印字
テープ21の搬送量を安定化させることができる。ま
た、印刷される文字の大きさ等に対応させて印刷ピッチ
を容易に変更することができる。
【0026】そして、前記搬送ローラ37を通過した印
字テープ21は、ダンサローラ40及びリターンローラ
41を経て、巻取部24に送られ、該巻取部24によっ
て巻き取られる。ところで、送出部23の印字テープ2
1が全部送り出されると、前記送出部23に新しい印字
テープ21をセットしなければならない。ところが、新
しい印字テープ21をセットするためには、空の紙管を
取り外し、新しい印字テープ21を送出部23にセット
するとともに、古い印字テープ21の後端と新しい印字
テープ21の先端とを接続しなければならない。したが
って、その間、デーティングスタンプ12による印刷を
中止しなければならない。
【0027】そこで、前記送出部23に新しい印字テー
プ21をセットし、古い印字テープ21の後端と新しい
印字テープ21の先端とを接続する間に、印刷を継続す
ることができるように、前記ダンサローラ28が配設さ
れる。該ダンサローラ28は、アーム43の先端におい
て回転自在に支持され、該アーム43は軸44を中心と
して揺動自在に支持され、実線位置と破線位置とを採
る。また、前記アーム43を破線位置側に付勢するため
に、該アーム43の中央部にピン46が、ベース10に
ポスト47が配設され、前記ピン46とポスト47との
間にスプリング48が配設される。さらに、前記ベース
10には、ピン46の軌跡に対応する溝49が形成さ
れ、前記アーム43はピン46を溝49に沿って移動さ
せて揺動する。
【0028】印字装置11における通常の運転状態にお
いては、前記アーム43は前記スプリング48の付勢力
によって破線位置に置かれ、印字テープ21は、送出部
23から搬送ローラ37までの送出し側において、長い
距離を移動した後にピンチローラ31に到達することに
なる。すなわち、送出し側において印字テープ21が蓄
えられる。
【0029】また、該印字テープ21の搬送路における
ダンサローラ28より上流側において、古い印字テープ
21を挟んで固定するために、前記テープキャッチ部2
5が配設される。したがって、該テープキャッチ部25
によって古い印字テープ21を固定した状態において、
古い印字テープ21の後端と新しい印字テープ21の先
端とを接続することができるので、印字テープ21の接
続作業が容易になる。
【0030】そして、前記テープキャッチ部25によっ
て印字テープ21を固定し、該印字テープ21の接続作
業を行っている間、前記印刷部においては、デーティン
グスタンプ12によって間欠的に印刷が行われ、印字テ
ープ21は間欠的に搬送される。その間、アーム43は
破線位置から実線位置に向けて移動し、アーム43が破
線位置に置かれることによって形成された迂回経路中に
蓄えられていた印字テープ21を放出する。
【0031】一方、巻取部24においては、印刷後の印
字テープ21が空の紙管に巻き取られるようになってい
る。この場合、前記巻取部24による巻取りは巻取モー
タ107によって行われる。そして、該巻取モータ10
7を常時駆動することなく、印字量に対応させて間欠的
に駆動するようにしている。そのために、搬送ローラ3
7と巻取部24との間の巻取り側に前記ダンサローラ4
0が配設される。該ダンサローラ40はアーム52の先
端において回転自在に支持され、該アーム52は軸53
を中心として揺動自在に支持され、実線位置と破線位置
とを採る。また、前記アーム52を破線位置側に付勢す
るために、該アーム52の中央部にピン54が、ベース
10にポスト55が配設され、前記ピン54とポスト5
5との間にスプリング57が配設される。さらに、前記
ベース10には、ピン54の軌跡に対応する溝56が形
成され、前記アーム52はピン54を溝56に沿って移
動させて揺動する。
【0032】印字装置11における通常の運転状態にお
いては、個々の包材への、あるいはこの印刷段階ではま
だ切り離されておらず、連続したウェブ状であるが後の
段階で個々の包材になる部分への印刷が終了するたびに
ステッピングモータ97が駆動され、搬送ローラ37及
びニップローラ38によって印字テープ21が搬送され
る。この場合、該印字テープ21の搬送量は、前記印刷
部において設定された印字テープ21の消費量に対応さ
せて設定される。したがって、印刷される製品情報が変
更されると、印刷ピッチが変更され、前記消費量及び搬
送量が変更される。
【0033】これに対して、巻取モータ107は、前記
ダンサローラ40によって蓄えられた印字テープ21の
量に対応させて、巻取モータ駆動手段152によって間
欠的に駆動される。したがって、搬送ローラ37を回転
させ、消費量に対応させて印字テープ21を搬送する
と、前記アーム52は前記スプリング57の付勢力によ
って徐々に破線位置に移動し、巻取り側において印字テ
ープ21は長い距離を移動した後に巻取部24に到達す
ることになる。すなわち、巻取り側において印字テープ
21が蓄えられる。
【0034】そして、蓄えられた印字テープ21の量に
対応させて巻取部24の巻取モータ107が駆動され、
蓄えられた印字テープ21が巻取部24に巻き取られる
ようになっている。そのために、前記アーム52の破線
位置に対応させて巻取スタートセンサ111が、実線位
置に対応させて巻取ストップセンサ112が配設され
る。したがって、前記アーム52が破線位置に置かれる
と、前記巻取スタートセンサ111がそれを検出する。
そして、制御部150は、巻取モータ107を駆動し、
巻取部24による印字テープ21の巻取りが開始され、
前記アーム52が実線位置に置かれ、前記巻取ストップ
センサ112がそれを検出すると、巻取モータ107の
駆動が停止させられる。
【0035】このように、前記アーム52が破線位置に
置かれると、巻取モータ107が駆動されて巻取部24
による印字テープ21の巻取りが開始され、アーム52
が実線位置に置かれると、巻取モータ107の駆動が停
止させられる。この間、前記アーム52は破線位置から
実線位置に向けて移動し、アーム52が破線位置に置か
れることによって形成された迂回経路中に蓄えられてい
た印字テープ21を放出する。
【0036】したがって、前記搬送ローラ37による印
字テープ21の搬送と巻取モータ107による印字テー
プ21の巻取りとを独立させることができるので、印刷
ピッチを任意の値に設定することができる。次に、ステ
ッピングモータ97及び巻取モータ107の動作につい
て図4に基づいて説明する。
【0037】図において、包材14は、クリース角度に
よって搬送され、0〜180〔°〕のクリース角度で停
止させられ、180〜360〔°〕のクリース角度で紙
送りが行われる。そして、0〜360〔°〕のクリース
角度に対応させて0〜1200〔ms〕の時間を対応さ
せると、空気シリンダ17が150〜350〔ms〕の
間にオンになり、印刷が行われる。そして、印刷が終了
すると、ステッピングモータ97が350〔ms〕の時
点においてオンになり、最大600〔ms〕の時間が経
過するまでの任意の時点においてオフになる。その間、
搬送ローラ37が回転させられ、印字テープ21が搬送
される。
【0038】また、巻取り側においては、巻取スタート
センサ111がアーム52を検出してオンになると、巻
取モータ107の駆動が開始(オン)され、巻取ストッ
プセンサ112がアーム52を検出してオンになると、
巻取モータ107の駆動が停止させられる。そして、該
巻取モータ107の駆動の開始及び停止(オフ)は、ス
テッピングモータ97のオン・オフとは無関係に行われ
る。
【0039】次に、前記ニップ部について説明する。図
5は本発明の実施例におけるニップ部の断面図である。
ニップ部は、搬送ローラ37、及び該搬送ローラ37と
対向させて配設されたウレタンゴム製のニップローラ3
8から成る。また、前記搬送ローラ37のシャフト96
はベース10を貫通して下方に延び、先端(図における
下方)にステッピングモータ97が配設される。
【0040】印字テープ21(図1)を搬送する力を発
生させるために、前記搬送ローラ37に向けてニップロ
ーラ38が付勢される。そのために、該ニップローラ3
8は、アーム98の先端において回転自在に支持され、
該アーム98がシャフト99によって回転自在に支持さ
れる。そして、前記搬送ローラ37に向けてニップロー
ラ38を付勢するために、スプリング100が配設され
る。
【0041】次に、巻取部24について説明する。図6
は本発明の実施例における巻取部の平面図である。図に
おいて、24は巻取部、103は該巻取部24に回転自
在に支持された回転盤であり、該回転盤103に印刷後
の印字テープ21がセットされる。また、前記回転盤1
03の下方にシャフト104が固定され、該シャフト1
04をベアリング105、106が回転自在に支持す
る。さらに、前記シャフト104の先端には、巻取モー
タ107が配設され、該巻取モータ107を間欠的に駆
動することによって印字テープ21を巻取部24により
巻き取ることができる。なお、前記巻取モータ107は
同期モータによって構成される。
【0042】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における印字装置の平面図であ
る。
【図2】本発明の実施例における印字装置の正面図であ
る。
【図3】本発明の実施例における印字装置の制御ブロッ
ク図である。
【図4】本発明の実施例における印字装置の動作を示す
タイムチャートである。
【図5】本発明の実施例におけるニップ部の断面図であ
る。
【図6】本発明の実施例における巻取部の平面図であ
る。
【符号の説明】
11 印字装置 12 デーティングスタンプ 13 プラテン 21 印字テープ 23 送出部 24 巻取部 37 搬送ローラ 38 ニップローラ 43、52 アーム 97 ステッピングモータ 107 巻取モータ 111 巻取スタートセンサ 112 巻取ストップセンサ 150 制御部 152 巻取モータ駆動手段 153 ステッピングモータ駆動手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)印字テープを送り出す送出部と、
    (b)前記印字テープのインクによって印刷を行う印刷
    部と、(c)前記印字テープの搬送方向における前記印
    刷部より下流側に配設され、印字テープを搬送する搬送
    ローラと、(d)該搬送ローラを回転させるステッピン
    グモータと、(e)前記印字テープの搬送方向における
    前記搬送ローラより下流側に揺動自在に配設され、第1
    の位置から第2の位置に向けて移動する間に印字テープ
    を放出し、第2の位置から第1の位置に向けて移動する
    間に印字テープを蓄えるアームと、(f)前記印字テー
    プの搬送方向における前記アームより下流側に配設さ
    れ、印字テープを巻き取る巻取部と、(g)該巻取部を
    回転させる巻取モータと、(h)前記第1の位置に対応
    させて配設され、前記アームを検出する巻取スタートセ
    ンサと、(i)前記第2の位置に対応させて配設され、
    前記アームを検出する巻取ストップセンサと、(j)制
    御部とを有するとともに、(k)該制御部は、設定され
    た時間だけ前記ステッピングモータを駆動するステッピ
    ングモータ駆動手段と、前記巻取スタートセンサによっ
    て前記アームが検出されたときに前記巻取モータの駆動
    を開始し、前記巻取ストップセンサによって前記アーム
    が検出されたときに前記巻取モータを停止させる巻取モ
    ータ駆動手段とを備えることを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送ローラと対向させてニップロー
    ラを配設することによってニップ部が形成される請求項
    1に記載の印字装置。
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