JPH08257328A - エアブロワ・フィルタの組合体 - Google Patents
エアブロワ・フィルタの組合体Info
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- JPH08257328A JPH08257328A JP8021909A JP2190996A JPH08257328A JP H08257328 A JPH08257328 A JP H08257328A JP 8021909 A JP8021909 A JP 8021909A JP 2190996 A JP2190996 A JP 2190996A JP H08257328 A JPH08257328 A JP H08257328A
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- Japan
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- housing
- air
- end wall
- pressure chamber
- baffle
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/10—Particle separators, e.g. dust precipitators, using filter plates, sheets or pads having plane surfaces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D50/00—Combinations of methods or devices for separating particles from gases or vapours
- B01D50/20—Combinations of devices covered by groups B01D45/00 and B01D46/00
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/42—Auxiliary equipment or operation thereof
- B01D46/4236—Reducing noise or vibration emissions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/24—Means for preventing or suppressing noise
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F8/00—Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying
- F24F8/10—Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying by separation, e.g. by filtering
-
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- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
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- F24F8/108—Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying by separation, e.g. by filtering using dry filter elements
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 エア清浄装置の騒音および震動を防止する。
【解決手段】 エアブロワとフィルタとが互いに近接し
て配置され、かつ、間を邪魔板（バッフル）で隔離され
て長方形のハウジング内に収められているエア清浄装置
で第１の対角線上の一対のコーナ８０、８１から間隔を
空けてハウジング２１の側壁２２各々から高圧室２６の
内側に伸びる一対のハウジングの端壁２３に向かって屈
曲された第１の屈曲手段８４と、第２の対角線上の一対
のコーナから間隔を空けてハウジングの側壁各々から高
圧室の内側に伸びる一対のハウジングの端壁２３に向か
って屈曲された第２の屈曲手段８８と、それらによって
エアが送風手段２８に対して放射状に外側に向けられた
ときエアが上記第１および第２の屈曲手段８４、８８に
よって上記第１および第２の対角線上の一対のコーナ８
０、８１、８２、８３から離れる方向に向けられるよう
にされている。
て配置され、かつ、間を邪魔板（バッフル）で隔離され
て長方形のハウジング内に収められているエア清浄装置
で第１の対角線上の一対のコーナ８０、８１から間隔を
空けてハウジング２１の側壁２２各々から高圧室２６の
内側に伸びる一対のハウジングの端壁２３に向かって屈
曲された第１の屈曲手段８４と、第２の対角線上の一対
のコーナから間隔を空けてハウジングの側壁各々から高
圧室の内側に伸びる一対のハウジングの端壁２３に向か
って屈曲された第２の屈曲手段８８と、それらによって
エアが送風手段２８に対して放射状に外側に向けられた
ときエアが上記第１および第２の屈曲手段８４、８８に
よって上記第１および第２の対角線上の一対のコーナ８
０、８１、８２、８３から離れる方向に向けられるよう
にされている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、エアブロワとフィル
タとが互いに近接して配置され、かつ、間を邪魔板（バ
ッフル）で隔離されて長方形のハウジング内に収められ
ているエアブロワとフィルタとのコンパクトな組合せに
関し、フィルタ経由で流れるエアの流れを囲繞された環
境中に導入するために使われるものに関する。より詳細
に述べれば、間に設置された邪魔板とハウジングの壁面
と協働する屈曲板とを使うことによって、騒音や震動を
減らし、上記エアブロワとフィルタとの組合体を通過す
るエアに合流する別のエアとの一貫性を向上させる改善
に関する。エアが間に設置された邪魔板の周囲を回って
フィルタの方へ流れて行くときハウジングの四隅からエ
アブロワに対し放射状に外方へ移動するエアの流れを屈
曲板が方向づけるのである。
タとが互いに近接して配置され、かつ、間を邪魔板（バ
ッフル）で隔離されて長方形のハウジング内に収められ
ているエアブロワとフィルタとのコンパクトな組合せに
関し、フィルタ経由で流れるエアの流れを囲繞された環
境中に導入するために使われるものに関する。より詳細
に述べれば、間に設置された邪魔板とハウジングの壁面
と協働する屈曲板とを使うことによって、騒音や震動を
減らし、上記エアブロワとフィルタとの組合体を通過す
るエアに合流する別のエアとの一貫性を向上させる改善
に関する。エアが間に設置された邪魔板の周囲を回って
フィルタの方へ流れて行くときハウジングの四隅からエ
アブロワに対し放射状に外方へ移動するエアの流れを屈
曲板が方向づけるのである。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術としては、Davisに付与され
た米国特許第4560395号があるが、これは囲繞された環
境中に設置されたエア浄化用のブロワとフィルタのコン
パクトな組合せにつき記載している。エアフィルタユニ
ットは天井に設置されるか、装置や装置外箱の上部に取
り付けられる。各ユニットは内装のブロワが入ってくる
エアをハウジングの端部に向けて外方へ方向づけるよう
な大略長方形のハウジングを有している。内部の邪魔板
は、ハウジングの端部に向かうエアの方向づけを補助
し、この補助を受けてエアはフィルタを経由してハウジ
ングから出口に向けられる。
た米国特許第4560395号があるが、これは囲繞された環
境中に設置されたエア浄化用のブロワとフィルタのコン
パクトな組合せにつき記載している。エアフィルタユニ
ットは天井に設置されるか、装置や装置外箱の上部に取
り付けられる。各ユニットは内装のブロワが入ってくる
エアをハウジングの端部に向けて外方へ方向づけるよう
な大略長方形のハウジングを有している。内部の邪魔板
は、ハウジングの端部に向かうエアの方向づけを補助
し、この補助を受けてエアはフィルタを経由してハウジ
ングから出口に向けられる。
【０００３】このタイプのエアブロワ・フィルタ組合体
は、囲繞環境内でエアを浄化するのに使われる従来のエ
アブロワ・フィルタ組合体に比し静かで震動も少ないの
であるが、それでも好ましくない騒音や震動を起こすこ
とには変わりないものとなっている。
は、囲繞環境内でエアを浄化するのに使われる従来のエ
アブロワ・フィルタ組合体に比し静かで震動も少ないの
であるが、それでも好ましくない騒音や震動を起こすこ
とには変わりないものとなっている。
【０００４】モータのさまざまなアンバランスがこのよ
うなフィルタの組合体のハウジングの震動を起こしてい
ることが、種々のテストの結果分かってきている。しか
もエアブロワは回転しているとき、内部の邪魔板に音波
を向けるようにするため騒音を起こす作用もしている。
そしてこのような組合せ装置は長方形構造になっている
ため、エアは内部の側壁に沿ってハウジングの四隅に向
かい、そこで大量の乱流が発生する。
うなフィルタの組合体のハウジングの震動を起こしてい
ることが、種々のテストの結果分かってきている。しか
もエアブロワは回転しているとき、内部の邪魔板に音波
を向けるようにするため騒音を起こす作用もしている。
そしてこのような組合せ装置は長方形構造になっている
ため、エアは内部の側壁に沿ってハウジングの四隅に向
かい、そこで大量の乱流が発生する。
【０００５】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は上述の従来技
術に見られる課題に鑑みなされたもので、その第１の目
的として、従来のものに比し騒音や震動が少なく作動す
るエアブロワ・フィルタのコンパクトな組合せ装置を提
供することにある。
術に見られる課題に鑑みなされたもので、その第１の目
的として、従来のものに比し騒音や震動が少なく作動す
るエアブロワ・フィルタのコンパクトな組合せ装置を提
供することにある。
【０００６】また本発明は、上部と下部、対面する側
壁、および対面する端部のある長方形のハウジングを備
えた空気濾過装置に係るが、このハウジングはブロワを
内部に設置した高圧室を内包し、ハウジングの上部に設
けた入口からエアを引き込むようにしている。第１の邪
魔板がハウジング内に取り付けられ、高圧室内をハウジ
ングの端壁に向けてブロワがエアを放射状に方向づけら
れて流れていくように補助している。好ましい実施例で
はブロワは、モータを吊るし持つブラケットとハウジン
グの上部との間に生起される震動を消音するゴム部材の
ような柔軟な部材を有する絶縁体を介して取り付けられ
る。フィルタは、第１邪魔板の端部周りを通るエア全部
がハウジングの底部に設けられた排出口から出ていく前
に、そこ（フィルタ）を通過するように第１邪魔板の下
に配置される。
壁、および対面する端部のある長方形のハウジングを備
えた空気濾過装置に係るが、このハウジングはブロワを
内部に設置した高圧室を内包し、ハウジングの上部に設
けた入口からエアを引き込むようにしている。第１の邪
魔板がハウジング内に取り付けられ、高圧室内をハウジ
ングの端壁に向けてブロワがエアを放射状に方向づけら
れて流れていくように補助している。好ましい実施例で
はブロワは、モータを吊るし持つブラケットとハウジン
グの上部との間に生起される震動を消音するゴム部材の
ような柔軟な部材を有する絶縁体を介して取り付けられ
る。フィルタは、第１邪魔板の端部周りを通るエア全部
がハウジングの底部に設けられた排出口から出ていく前
に、そこ（フィルタ）を通過するように第１邪魔板の下
に配置される。
【０００７】好ましい実施例では、第１邪魔板は、中央
凹部と、上方かつ外方へ張り出す端壁と、同じく上方か
つ外方へ張り出す側壁とを有している。音響反射板が該
中央凹部中に設置されたブロワの下側に配置されて、音
響がブロワから第１邪魔板に向かうように方向づけされ
ている。
凹部と、上方かつ外方へ張り出す端壁と、同じく上方か
つ外方へ張り出す側壁とを有している。音響反射板が該
中央凹部中に設置されたブロワの下側に配置されて、音
響がブロワから第１邪魔板に向かうように方向づけされ
ている。
【０００８】エアの乱流を防止し、局所的に集中する圧
力を減圧し、そしてユニット運転により生起される騒音
を減殺するため、屈曲板がハウジングの４隅から離した
位置であって、第１邪魔板とハウジングの上部との間に
設置される。ここでも好ましい実施例では、一対の第１
の屈曲板がハウジングの対角線上の一対の第１のコーナ
近傍の、しかしコーナに接していない位置に取り付けら
れ、コーナへ向かうエアの流れが端壁に向かって内側に
方向づけされ、そこからエアがフィルタに向かって再方
向づけされるようにされている。これらの第１の屈曲板
は無孔である。
力を減圧し、そしてユニット運転により生起される騒音
を減殺するため、屈曲板がハウジングの４隅から離した
位置であって、第１邪魔板とハウジングの上部との間に
設置される。ここでも好ましい実施例では、一対の第１
の屈曲板がハウジングの対角線上の一対の第１のコーナ
近傍の、しかしコーナに接していない位置に取り付けら
れ、コーナへ向かうエアの流れが端壁に向かって内側に
方向づけされ、そこからエアがフィルタに向かって再方
向づけされるようにされている。これらの第１の屈曲板
は無孔である。
【０００９】第１のコーナは、エアの流れの大部分がブ
ロワと第１邪魔板とによってそれらコーナに対してより
一層放射状に移動することにより比較的高い高圧が生起
される箇所である。もう一方の対向する対角線上の一対
のコーナに生起される圧力は、エアの一部がハウジング
の側壁によってそれらコーナに向かうように方向づけさ
れ、それらコーナでエアが互いに混合するためか、比較
的低くなる。
ロワと第１邪魔板とによってそれらコーナに対してより
一層放射状に移動することにより比較的高い高圧が生起
される箇所である。もう一方の対向する対角線上の一対
のコーナに生起される圧力は、エアの一部がハウジング
の側壁によってそれらコーナに向かうように方向づけさ
れ、それらコーナでエアが互いに混合するためか、比較
的低くなる。
【００１０】そこで、騒音をブロワの方へ反射させて押
し戻す板を備え、空気濾過装置のハウジング内でブロワ
とほぼ一直線上に配列された、コンパクトなブロワとフ
ィルタとの組合体を提供することも本発明の目的の１で
ある。
し戻す板を備え、空気濾過装置のハウジング内でブロワ
とほぼ一直線上に配列された、コンパクトなブロワとフ
ィルタとの組合体を提供することも本発明の目的の１で
ある。
【００１１】さらに、モータとユニットのハウジングと
を支持する複数のモータ取付ブラケット間にモータを震
動消音絶縁体から吊るすことによってエアのブロワとフ
ィルタとの組合体の騒音および震動を一層減殺すること
も本発明の目的である。
を支持する複数のモータ取付ブラケット間にモータを震
動消音絶縁体から吊るすことによってエアのブロワとフ
ィルタとの組合体の騒音および震動を一層減殺すること
も本発明の目的である。
【００１２】また、エアの乱流および局所的に高い高圧
がハウジングのコーナで発達することを防止する屈曲板
を設置することによって、このブロワとフィルタのコン
パクトな組合体の騒音ならびに震動のレベルを減殺する
ことも本発明の１目的である。
がハウジングのコーナで発達することを防止する屈曲板
を設置することによって、このブロワとフィルタのコン
パクトな組合体の騒音ならびに震動のレベルを減殺する
ことも本発明の１目的である。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明が採用する手段は、第１の対角線上の一対のコー
ナ、および第２の対角線上の一対のコーナを形成する対
向する側壁と対向する端壁ならびに上部および下部を有
するハウジングと、ハウジングの上部に入口が開口され
ハウジングの下部に出口が開口されている高圧室と、該
高圧室に取り付けられる送風手段と、該送風手段を回転
させる回転手段と、上記送風手段および出口との間に取
り付けられるフィルタと、上記送風手段とフィルタ手段
との間に取り付けられる対向する側壁と対向する端壁と
を有する第１の邪魔板と、ハウジングの端壁から間隔を
空けて取り付けられた第１邪魔板の端部と、ハウジング
の第２の対角線上の一対のコーナに向けて側壁に沿って
流れるエアの流れを方向づけるよう作用する送風手段と
からなるエア清浄装置において、第１の対角線上の一対
のコーナから間隔を空けてハウジングの側壁各々から高
圧室の内側に伸びる第１の一対の屈曲板であってハウジ
ングの端壁に向かって屈曲させられた箇所を有する第１
の屈曲手段と、第２の対角線上の一対のコーナから間隔
を空けてハウジングの側壁各々から高圧室の内側に伸び
る第２の一対の屈曲板であってハウジングの端壁に向か
って屈曲させられた箇所を有する第２の屈曲手段と、を
有しており、それらによってエアが送風手段に対して放
射状に外側に向けられたときエアが上記第１および第２
の屈曲手段によって上記第１および第２の対角線上の一
対のコーナから離れる方向に向けられることを特徴とす
る。
本発明が採用する手段は、第１の対角線上の一対のコー
ナ、および第２の対角線上の一対のコーナを形成する対
向する側壁と対向する端壁ならびに上部および下部を有
するハウジングと、ハウジングの上部に入口が開口され
ハウジングの下部に出口が開口されている高圧室と、該
高圧室に取り付けられる送風手段と、該送風手段を回転
させる回転手段と、上記送風手段および出口との間に取
り付けられるフィルタと、上記送風手段とフィルタ手段
との間に取り付けられる対向する側壁と対向する端壁と
を有する第１の邪魔板と、ハウジングの端壁から間隔を
空けて取り付けられた第１邪魔板の端部と、ハウジング
の第２の対角線上の一対のコーナに向けて側壁に沿って
流れるエアの流れを方向づけるよう作用する送風手段と
からなるエア清浄装置において、第１の対角線上の一対
のコーナから間隔を空けてハウジングの側壁各々から高
圧室の内側に伸びる第１の一対の屈曲板であってハウジ
ングの端壁に向かって屈曲させられた箇所を有する第１
の屈曲手段と、第２の対角線上の一対のコーナから間隔
を空けてハウジングの側壁各々から高圧室の内側に伸び
る第２の一対の屈曲板であってハウジングの端壁に向か
って屈曲させられた箇所を有する第２の屈曲手段と、を
有しており、それらによってエアが送風手段に対して放
射状に外側に向けられたときエアが上記第１および第２
の屈曲手段によって上記第１および第２の対角線上の一
対のコーナから離れる方向に向けられることを特徴とす
る。
【００１４】
【実施例】本発明は囲繞された環境もしくは半囲繞環境
中の天井に設置、または天井から吊り下げて通常構築さ
れるタイプのエア浄化のためのコンパクトな高効率の空
気濾過装置に関する。この種の好ましい空気濾過装置の
構造については、Davisに付与された米国特許第4560395
号に開示されているので、ここに指摘してその記載内容
を本明細書中に組み入れるものとする。
中の天井に設置、または天井から吊り下げて通常構築さ
れるタイプのエア浄化のためのコンパクトな高効率の空
気濾過装置に関する。この種の好ましい空気濾過装置の
構造については、Davisに付与された米国特許第4560395
号に開示されているので、ここに指摘してその記載内容
を本明細書中に組み入れるものとする。
【００１５】以下、本発明の１実施例を示す図面を参照
して詳細に説明する。対向する側壁２２、２２、および
対向する端壁２３、２３のある大略長方形のハウジング
２１を備えたエアのブロワとフィルタの組合体２０があ
る。このハウジングは通例の締付金具で上記側壁２２、
２２および端壁２３、２３に取り外し自在に取付けられ
る蓋２４を備えている。場合によっては、この蓋２４は
側壁２２および端壁２３と一体に構成されてもよい。ハ
ウジングの下部には、エアブロワとフィルタの組合体２
０を通るエアの出口をなす大開口部２５が設けられてい
る。
して詳細に説明する。対向する側壁２２、２２、および
対向する端壁２３、２３のある大略長方形のハウジング
２１を備えたエアのブロワとフィルタの組合体２０があ
る。このハウジングは通例の締付金具で上記側壁２２、
２２および端壁２３、２３に取り外し自在に取付けられ
る蓋２４を備えている。場合によっては、この蓋２４は
側壁２２および端壁２３と一体に構成されてもよい。ハ
ウジングの下部には、エアブロワとフィルタの組合体２
０を通るエアの出口をなす大開口部２５が設けられてい
る。
【００１６】ハウジング２１は、好ましくは対向する板
の間に取付けられる複数の縦方向ブレードを備えた遠心
力利用のファンまたはブロワからなる送風機２８が取付
けられる高圧室２６を含む。これらブレードは送風機２
８の回転軸Ａ−Ａから外方へ大略放射状に向かってい
る。
の間に取付けられる複数の縦方向ブレードを備えた遠心
力利用のファンまたはブロワからなる送風機２８が取付
けられる高圧室２６を含む。これらブレードは送風機２
８の回転軸Ａ−Ａから外方へ大略放射状に向かってい
る。
【００１７】エアが高圧室２６中に導入されるとき通る
蓋２４に形成された入口３２の下に設けられた高圧室２
６内に送風機２８は配置される。フィルタ前ハウジング
３４が入口３２の上に取付けられる。このフィルタ前ハ
ウジング３４には入口３５が設けられている。そしてこ
の入口３５内には、洗浄可能なポリウレタンフォームの
公知の粗フィルタ３６が挿入される。このようにしてエ
アの全ては高圧室２６に入る前に予め前処理的に濾過さ
れる。
蓋２４に形成された入口３２の下に設けられた高圧室２
６内に送風機２８は配置される。フィルタ前ハウジング
３４が入口３２の上に取付けられる。このフィルタ前ハ
ウジング３４には入口３５が設けられている。そしてこ
の入口３５内には、洗浄可能なポリウレタンフォームの
公知の粗フィルタ３６が挿入される。このようにしてエ
アの全ては高圧室２６に入る前に予め前処理的に濾過さ
れる。
【００１８】モータ４６を支持する複数のブラケット３
８が、モータ４６の隔離子４０を介して蓋２４に取付け
られる。図示の実施例では隔離子４０は、図７に示すよ
うに、対向する一対の小板４３、４４を取付けている互
いに逆方向にネジが切られたシャフト４２、４２を有し
ている。小板４３、４４はモータ４６から生起される震
動による力を消去するように作用する移動自在な軟質ゴ
ムまたはゴム様の円筒形の消去子４５の両端に当接され
る。ネジを切られたシャフト４２、４２は、ブラケット
３８と蓋２４とに保持される。ブラケット３８が隔離子
４０を介して設置されると、モータ４６とブラケット３
８、３８とは消去子４５、４５から吊るされる格好にな
る。こうしてモータ４６とブラケット３８、３８とは消
去子４５、４５を介して浮いた格好にされる。
８が、モータ４６の隔離子４０を介して蓋２４に取付け
られる。図示の実施例では隔離子４０は、図７に示すよ
うに、対向する一対の小板４３、４４を取付けている互
いに逆方向にネジが切られたシャフト４２、４２を有し
ている。小板４３、４４はモータ４６から生起される震
動による力を消去するように作用する移動自在な軟質ゴ
ムまたはゴム様の円筒形の消去子４５の両端に当接され
る。ネジを切られたシャフト４２、４２は、ブラケット
３８と蓋２４とに保持される。ブラケット３８が隔離子
４０を介して設置されると、モータ４６とブラケット３
８、３８とは消去子４５、４５から吊るされる格好にな
る。こうしてモータ４６とブラケット３８、３８とは消
去子４５、４５を介して浮いた格好にされる。
【００１９】モータ４６は、送風機２８をモータ４６の
駆動軸４８に従って回転させるように、送風機２８の中
心軸４７に接続される駆動軸４８を有する。モータ４６
の電源はハウジング２１の蓋２４に据え付けた接続箱５
０からの導電線４９経由で供給される。
駆動軸４８に従って回転させるように、送風機２８の中
心軸４７に接続される駆動軸４８を有する。モータ４６
の電源はハウジング２１の蓋２４に据え付けた接続箱５
０からの導電線４９経由で供給される。
【００２０】高圧室２６の内部には、ハウジング２１の
側壁２２、２２間に第１の邪魔板５２が張設される。図
３および図４において、第１邪魔板５２の端部５３、５
３は、邪魔板５２の端部５３周りにエア通路５４を形成
するように、ハウジング２１の端壁２３、２３から離さ
れて設置される。こうして、送風機２８から放出された
エアは、端壁２３、２３に向けて互いに逆方向に流さ
れ、端壁２３、２３からエアは邪魔板５２の下のエア通
路５４経由でハウジング２１の大開口部２５（出口）へ
と向けられる。
側壁２２、２２間に第１の邪魔板５２が張設される。図
３および図４において、第１邪魔板５２の端部５３、５
３は、邪魔板５２の端部５３周りにエア通路５４を形成
するように、ハウジング２１の端壁２３、２３から離さ
れて設置される。こうして、送風機２８から放出された
エアは、端壁２３、２３に向けて互いに逆方向に流さ
れ、端壁２３、２３からエアは邪魔板５２の下のエア通
路５４経由でハウジング２１の大開口部２５（出口）へ
と向けられる。
【００２１】第１邪魔板５２の下の高圧室２６内には大
フィルタ６０が取付けられており、ハウジング２１中を
流れてきたエアは、大開口部２５から放出される前に上
記大フィルタ６０を通過しなければならないようにされ
ている。大フィルタ６０は、好ましくは、０.３ミクロ
ン以上と言われる空気中の微粒子を除去することができ
るような一般にＨＥＰＡフィルタと呼ばれる高効率微粒
子フィルタにされているのがよい。第１邪魔板５２から
下流に流れるエアの全部が、放出前に必ず上記大フィル
タ６０を通過するように、ハウジング２１の内壁をシー
ルする格好で大フィルタ６０が取付けられるのが好まし
い。必要なら適当なパッキングを用いるのがよい。
フィルタ６０が取付けられており、ハウジング２１中を
流れてきたエアは、大開口部２５から放出される前に上
記大フィルタ６０を通過しなければならないようにされ
ている。大フィルタ６０は、好ましくは、０.３ミクロ
ン以上と言われる空気中の微粒子を除去することができ
るような一般にＨＥＰＡフィルタと呼ばれる高効率微粒
子フィルタにされているのがよい。第１邪魔板５２から
下流に流れるエアの全部が、放出前に必ず上記大フィル
タ６０を通過するように、ハウジング２１の内壁をシー
ルする格好で大フィルタ６０が取付けられるのが好まし
い。必要なら適当なパッキングを用いるのがよい。
【００２２】図２に示した実施例において、第１邪魔板
５２の両方の端部５３、５３周りを流れるエアは、端壁
２３、２３から離されて取付けられ側壁２２、２２間に
ハウジング２１の全幅に亙り張設された一対の対向する
幾分凹まされた第２邪魔板６２、６２によって方向づけ
られ逸らされるようにされている。第２邪魔板６２、６
２は幾分Ｕ字形にされているので、大フィルタ６０を通
過するエアの流れを平均的に分布させるよう流れを内側
に再方向づけするのを補助する。
５２の両方の端部５３、５３周りを流れるエアは、端壁
２３、２３から離されて取付けられ側壁２２、２２間に
ハウジング２１の全幅に亙り張設された一対の対向する
幾分凹まされた第２邪魔板６２、６２によって方向づけ
られ逸らされるようにされている。第２邪魔板６２、６
２は幾分Ｕ字形にされているので、大フィルタ６０を通
過するエアの流れを平均的に分布させるよう流れを内側
に再方向づけするのを補助する。
【００２３】ハウジング２１内を移動するエアによって
引き起こされる震動や騒音を減殺するため、絶縁層６１
を第２邪魔板６２、６２各々の表面に接着その他の方法
で取付ける。エアは第１邪魔板５２の下部と第２邪魔板
６２との間にエア分散板６４、６４を張設することによ
って、さらに分散される。これら分散板６４、６４は近
接して設けられる複数の開口部がある金属材またはプラ
スチック材で構成されるのが好ましい。また金属網を利
用することでもよい。こうした分散板６４、６４はハウ
ジングの側壁２２、２２間の全幅に亙って張設され、第
１邪魔板５２の両方の端部５３、５３周りを流れるエア
の全部が該分散板６４、６４を通っていかなければなら
ないようにされる。震動や運転による騒音を一層減殺す
るため防音材６５を蓋２４の内側面に張設する。
引き起こされる震動や騒音を減殺するため、絶縁層６１
を第２邪魔板６２、６２各々の表面に接着その他の方法
で取付ける。エアは第１邪魔板５２の下部と第２邪魔板
６２との間にエア分散板６４、６４を張設することによ
って、さらに分散される。これら分散板６４、６４は近
接して設けられる複数の開口部がある金属材またはプラ
スチック材で構成されるのが好ましい。また金属網を利
用することでもよい。こうした分散板６４、６４はハウ
ジングの側壁２２、２２間の全幅に亙って張設され、第
１邪魔板５２の両方の端部５３、５３周りを流れるエア
の全部が該分散板６４、６４を通っていかなければなら
ないようにされる。震動や運転による騒音を一層減殺す
るため防音材６５を蓋２４の内側面に張設する。
【００２４】図３および図４において、第１邪魔板５２
には、一対の対向する斜側壁６７、６７および斜端壁６
８、６８により形成される中央凹部６６を備えている。
この中央凹部６６は大略四角形または長方形の底壁６９
を有する。斜側壁６７各々は上端の水平縁部７０まで続
き、水平縁部７０は斜端壁６８、６８間に張り出て、ハ
ウジング２１の側壁２２に平行に伸びる上縁７１と従来
の公知技術によりハウジングに固定されている。
には、一対の対向する斜側壁６７、６７および斜端壁６
８、６８により形成される中央凹部６６を備えている。
この中央凹部６６は大略四角形または長方形の底壁６９
を有する。斜側壁６７各々は上端の水平縁部７０まで続
き、水平縁部７０は斜端壁６８、６８間に張り出て、ハ
ウジング２１の側壁２２に平行に伸びる上縁７１と従来
の公知技術によりハウジングに固定されている。
【００２５】騒音や震動を減殺するため、第１邪魔板５
２の端部５３、５３、斜端壁６８、６８および底壁６９
は、防音材７２で被覆されている。しかし対向する斜側
壁６７、６７は防音材７２を被覆されていない。第１邪
魔板５２はプラスチック材で形成されてもよいが、好ま
しくはアルミニウムその他の金属材で形成される。
２の端部５３、５３、斜端壁６８、６８および底壁６９
は、防音材７２で被覆されている。しかし対向する斜側
壁６７、６７は防音材７２を被覆されていない。第１邪
魔板５２はプラスチック材で形成されてもよいが、好ま
しくはアルミニウムその他の金属材で形成される。
【００２６】図２において、送風機２８は、ブレードの
一部が高圧室２６中の開口部に向けて第１邪魔板５２よ
り上方に出るように、第１邪魔板５２の中央凹部６６内
に収まる大きさにされている。好ましくは送風機２８の
上部は防音材６５の下面にほぼ接する程度に配置されて
いる。
一部が高圧室２６中の開口部に向けて第１邪魔板５２よ
り上方に出るように、第１邪魔板５２の中央凹部６６内
に収まる大きさにされている。好ましくは送風機２８の
上部は防音材６５の下面にほぼ接する程度に配置されて
いる。
【００２７】上述した構成のブロワ・フィルタ組合体２
０は、高効率に作動するし、また非常に低騒音、低震動
である。しかしハウジングが長方形をしているので、回
転式のブロワないしファンによって生起され拡大される
エア流れのパターンは、ハウジング２１内部の四隅に乱
流や高圧を生起させるおそれがある。例えば図２におい
て、ファンの回転Ｒが図中矢印で示されるような左回り
とする。すると、図２および図４に示すように、送風機
２８の回転によってエアが放出されると、第１邪魔板５
２の端部５３、５３に隣接の送風機２８から放出される
エアの一部は、矢印Ａ１で示すように、第１邪魔板５２
の端部５３、５３を越えてフィルタの方へ流れるように
なる。しかし端部５３、５３から放出されるエアの大半
は、矢印Ａ２で示すような、ハウジング２１の第１の対
をなす対角線上のコーナ８０、８１に向かう。ハウジン
グ２１の側壁２２、２２に向けて外方へ押しやられるエ
アは、矢印Ａ４が示すように一部はコーナに向かう放射
状の流れを生起し、第１邪魔板５２の端部５３にあるエ
ア通路５４に向かうが、矢印Ａ３で示すように、側壁２
２、２２沿いにハウジング２１のもう一つの対をなす対
角線上のコーナ８２、８３に向かう。
０は、高効率に作動するし、また非常に低騒音、低震動
である。しかしハウジングが長方形をしているので、回
転式のブロワないしファンによって生起され拡大される
エア流れのパターンは、ハウジング２１内部の四隅に乱
流や高圧を生起させるおそれがある。例えば図２におい
て、ファンの回転Ｒが図中矢印で示されるような左回り
とする。すると、図２および図４に示すように、送風機
２８の回転によってエアが放出されると、第１邪魔板５
２の端部５３、５３に隣接の送風機２８から放出される
エアの一部は、矢印Ａ１で示すように、第１邪魔板５２
の端部５３、５３を越えてフィルタの方へ流れるように
なる。しかし端部５３、５３から放出されるエアの大半
は、矢印Ａ２で示すような、ハウジング２１の第１の対
をなす対角線上のコーナ８０、８１に向かう。ハウジン
グ２１の側壁２２、２２に向けて外方へ押しやられるエ
アは、矢印Ａ４が示すように一部はコーナに向かう放射
状の流れを生起し、第１邪魔板５２の端部５３にあるエ
ア通路５４に向かうが、矢印Ａ３で示すように、側壁２
２、２２沿いにハウジング２１のもう一つの対をなす対
角線上のコーナ８２、８３に向かう。
【００２８】こうした作動上の特徴があるので、第２の
対角線上のコーナ８２、８３におけるよりも第１の対角
線上のコーナ８０、８１においての方がより高い高圧が
生起される。コーナ８２、８３ではエアの流れＡ３は、
エアの流れＡ４の一部を隣接の端部５３に向けて再方向
づけすることになる。
対角線上のコーナ８２、８３におけるよりも第１の対角
線上のコーナ８０、８１においての方がより高い高圧が
生起される。コーナ８２、８３ではエアの流れＡ３は、
エアの流れＡ４の一部を隣接の端部５３に向けて再方向
づけすることになる。
【００２９】ハウジング２１の第１のコーナ８０、８１
に向けて流れるエアを再方向づけするため、一対の無孔
の第１屈曲板８４が、第１邪魔板５２の対角線上のコー
ナ８０’、８１’に沿う側壁から張り出すように取り付
けられる。該無孔の第１屈曲板８４はハウジング２１の
蓋２４の下面を被覆する防音材６５に当接するまで上方
に張り出している。第１屈曲板８４は、ハウジング２１
の側壁２２に固定されるか、または第１邪魔板５２の上
縁７１、７１の一つに固定されるのがよい。エアＡ２が
第１屈曲板８４方向に移動するとき、エアは屈曲先端部
８６によってエア通路５４向きに内方向に方向づけら
れ、これによってハウジング２１のコーナ８０、８１に
対し乱流を生起することがなくなり、コーナ８０、８１
における圧力を減圧し、したがって従来技術において経
験したような騒音や震動を減殺することができる。図示
のように、第１屈曲板８４の屈曲先端部８６は、ハウジ
ング２１の端壁２３方向に側壁２２から屈曲されてい
る。
に向けて流れるエアを再方向づけするため、一対の無孔
の第１屈曲板８４が、第１邪魔板５２の対角線上のコー
ナ８０’、８１’に沿う側壁から張り出すように取り付
けられる。該無孔の第１屈曲板８４はハウジング２１の
蓋２４の下面を被覆する防音材６５に当接するまで上方
に張り出している。第１屈曲板８４は、ハウジング２１
の側壁２２に固定されるか、または第１邪魔板５２の上
縁７１、７１の一つに固定されるのがよい。エアＡ２が
第１屈曲板８４方向に移動するとき、エアは屈曲先端部
８６によってエア通路５４向きに内方向に方向づけら
れ、これによってハウジング２１のコーナ８０、８１に
対し乱流を生起することがなくなり、コーナ８０、８１
における圧力を減圧し、したがって従来技術において経
験したような騒音や震動を減殺することができる。図示
のように、第１屈曲板８４の屈曲先端部８６は、ハウジ
ング２１の端壁２３方向に側壁２２から屈曲されてい
る。
【００３０】一対の第２の屈曲板８８が第１邪魔板５２
の対角線上のコーナ８２’、８３’に沿って伸び、そこ
から上方に伸びて防音材６５に当接している。第２屈曲
板８８は複数の通孔８７が貫通して設けられており、一
部のエアが第２屈曲板８８を通過することができるよう
にされ、残りのエアはハウジング２１の側壁２２から屈
曲されるようにしている。こうすれば第２屈曲板８８は
放散部材として機能し、エアの流れの大半がハウジング
２１のコーナ８２、８３から再方向づけされる一方、エ
アの残部は騒音や震動を減殺させながら第２屈曲板８８
を通過するようにされている。逆乱流を生起するおそれ
があるハウジング２１のコーナ８２、８３における真空
地帯の発生を予防するように、これらの屈曲板は一部の
エアが屈曲板自体を通過するようにされているのが好ま
しい。第２屈曲板８８各々は、ハウジング２１の側壁２
２または第１邪魔板５２の上縁７１に固定される屈曲根
部８９を有している。第２屈曲板８８各々の屈曲先端部
９０、９０はハウジング２１の端壁２３、２３に向かっ
て屈曲されて伸びている。
の対角線上のコーナ８２’、８３’に沿って伸び、そこ
から上方に伸びて防音材６５に当接している。第２屈曲
板８８は複数の通孔８７が貫通して設けられており、一
部のエアが第２屈曲板８８を通過することができるよう
にされ、残りのエアはハウジング２１の側壁２２から屈
曲されるようにしている。こうすれば第２屈曲板８８は
放散部材として機能し、エアの流れの大半がハウジング
２１のコーナ８２、８３から再方向づけされる一方、エ
アの残部は騒音や震動を減殺させながら第２屈曲板８８
を通過するようにされている。逆乱流を生起するおそれ
があるハウジング２１のコーナ８２、８３における真空
地帯の発生を予防するように、これらの屈曲板は一部の
エアが屈曲板自体を通過するようにされているのが好ま
しい。第２屈曲板８８各々は、ハウジング２１の側壁２
２または第１邪魔板５２の上縁７１に固定される屈曲根
部８９を有している。第２屈曲板８８各々の屈曲先端部
９０、９０はハウジング２１の端壁２３、２３に向かっ
て屈曲されて伸びている。
【００３１】ブロワ・フィルタ組合体２０の騒音レベル
を一層減殺するため、平板９２が中央凹部６６の底壁６
９を被覆する防音材上に張設される。この平板９２は防
音材などで一切被覆されず、比較的円滑な上面を有して
いる。この点から、平板９２はアルミニウムまたは滑ら
かなプラスチック材でできているのがよい。平板９２は
図面上、長方形にされているが、別の形状でも可能であ
る。開口部９３が板９２の中央に穿設されていて、送風
機２８の中心軸４７が収まるようにされている。平板９
２は騒音反射器として取り付けられるのである。多くの
環境下で、送風機２８の形状如何にもよるが送風機２８
が回転すると、オーディオスピーカのように騒音がＡ−
Ａ軸に沿って下方に向かう。しかしこのとき平板９２が
騒音を反射するから、それによって送風機２８によって
生起された騒音を消音する。
を一層減殺するため、平板９２が中央凹部６６の底壁６
９を被覆する防音材上に張設される。この平板９２は防
音材などで一切被覆されず、比較的円滑な上面を有して
いる。この点から、平板９２はアルミニウムまたは滑ら
かなプラスチック材でできているのがよい。平板９２は
図面上、長方形にされているが、別の形状でも可能であ
る。開口部９３が板９２の中央に穿設されていて、送風
機２８の中心軸４７が収まるようにされている。平板９
２は騒音反射器として取り付けられるのである。多くの
環境下で、送風機２８の形状如何にもよるが送風機２８
が回転すると、オーディオスピーカのように騒音がＡ−
Ａ軸に沿って下方に向かう。しかしこのとき平板９２が
騒音を反射するから、それによって送風機２８によって
生起された騒音を消音する。
【００３２】場合によってはエアブロワ・フィルタ組合
体２０は、ハウジング２１の端壁２３、２３を下流のフ
ィルタに向けてエアを再方向づけすることができる上述
の第２邪魔板６２や屈曲板なしでも使うことができる。
しかしそのような実施例では、上述の屈曲板は乱流防止
用に使うことができ、ハウジングのコーナに方向づけら
れたエアの流れからもたらされる震動を防止することが
できる。
体２０は、ハウジング２１の端壁２３、２３を下流のフ
ィルタに向けてエアを再方向づけすることができる上述
の第２邪魔板６２や屈曲板なしでも使うことができる。
しかしそのような実施例では、上述の屈曲板は乱流防止
用に使うことができ、ハウジングのコーナに方向づけら
れたエアの流れからもたらされる震動を防止することが
できる。
【００３３】上述したことのほかにも、場合によって
は、フィルタ装置の１枚の端壁にのみエアが向かうよう
にされている米国特許第4560395号に記載のエアブロワ
・フィルタのコンパクトな組合体の変形例を利用するこ
ともできる。例えば、第１邪魔板５２が上記エア通路５
４のような通路を限定する端壁から間隔を空けて設けら
れた壁面を１つしかもたないものとすることがもでき
る。この場合は、１枚だけの第１屈曲板８４と１枚だけ
の第２屈曲板８８とがハウジング２１の対向するコーナ
の近傍に取り付けられ、ハウジング２１の端壁２３、２
３から間隔を空けて第１邪魔板５２の端部５３、５３と
の間に取り付けてもよい。同様に第１屈曲板８４、およ
び第２屈曲板８８の両方が、第１屈曲板８４に近いコー
ナにおける圧力の生起されることを防止し、第２屈曲板
８８近傍のハウジング２１のコーナに近いエアの分散を
可能にするように、端壁に向かって伸びていてもよい。
は、フィルタ装置の１枚の端壁にのみエアが向かうよう
にされている米国特許第4560395号に記載のエアブロワ
・フィルタのコンパクトな組合体の変形例を利用するこ
ともできる。例えば、第１邪魔板５２が上記エア通路５
４のような通路を限定する端壁から間隔を空けて設けら
れた壁面を１つしかもたないものとすることがもでき
る。この場合は、１枚だけの第１屈曲板８４と１枚だけ
の第２屈曲板８８とがハウジング２１の対向するコーナ
の近傍に取り付けられ、ハウジング２１の端壁２３、２
３から間隔を空けて第１邪魔板５２の端部５３、５３と
の間に取り付けてもよい。同様に第１屈曲板８４、およ
び第２屈曲板８８の両方が、第１屈曲板８４に近いコー
ナにおける圧力の生起されることを防止し、第２屈曲板
８８近傍のハウジング２１のコーナに近いエアの分散を
可能にするように、端壁に向かって伸びていてもよい。
【図１】本発明に係るエアブロワ・フィルタ組合体の斜
視図である。
視図である。
【図２】図１の２−２線で切った断面図である。
【図３】図２のエアブロワとフィルタとの間に配置され
る第１エア邪魔板の上方から眺めた斜視図である。
る第１エア邪魔板の上方から眺めた斜視図である。
【図４】第１邪魔板とハウジングとに対する本発明の改
良点を利用したエアの動きを示す矢印を描いた鎖線で示
された周囲のハウジングがある第１邪魔板の上方から眺
めた斜視図である。
良点を利用したエアの動きを示す矢印を描いた鎖線で示
された周囲のハウジングがある第１邪魔板の上方から眺
めた斜視図である。
【図５】本発明の第１屈曲板の斜視図である。
【図６】本発明の多孔の第２屈曲板の斜視図である。
【図７】本発明のハウジングに対しモータを支持するの
に使うモータの隔離子の斜視図である。
に使うモータの隔離子の斜視図である。
【図８】本発明の第１邪魔板と共に使われる音響反射用
の平板の斜視図である。
の平板の斜視図である。
２０ エアのブロワとフィルタの組合体 ２１ ハウジング ２２ 側壁 ２３ 端壁 ２４ 蓋 ２５ 大開口部／出口 ２６ 高圧室 ２７ ２８ 送風機 ２９ ３２ 入口 ３３ ３４ フィルタ前ハウジング ３５ 入口 ３６ 粗フィルタ ３７ ３８ ブラケット ３９ ４０ モータ隔離子 ４１ ４２ シャフト ４３ 小板 ４４ 小板 ４５ ゴム様の円筒形の消去子 ４６ モータ ４７ 中心軸 ４８ 駆動軸 ４９ 導電線 ５０ 接続箱 ５１ ５２ 第一邪魔板 ５３ 端部 ５４ エア通路 ６ ６０ 大フィルタ ６１ ６２ 第２邪魔板 ６３ ６４ エア分散板 ６５ 防音材 ６６ 中央凹部 ６７ 斜側壁 ６８ 斜端壁 ６９ 底壁 ７０ 縁部 ７１ 上縁 ７２ 防音材 ８０ コーナ ８１ コーナ ８２ コーナ ８３ コーナ ８４ 第一屈曲板 ８５ ８６ 屈曲先端部 ８７ ８８ 第２屈曲板 ８９ 屈曲根部 ９０ 屈曲先端部 ９１ ９２ 平板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デニス ケー．スミス アメリカ合衆国、87107 ニュー メキシ コ州、 アルバカーキ、サンディア ロー ド ノースウェスト 900
Claims (23)
- 【請求項１】 第１の対角線上の一対のコーナ、および
第２の対角線上の一対のコーナを形成する対向する側壁
と対向する端壁ならびに上部および下部を有するハウジ
ングと、ハウジングの上部に入口が開口されハウジング
の下部に出口が開口されている高圧室と、該高圧室に取
り付けられる送風手段と、該送風手段を回転させる回転
手段と、上記送風手段および出口との間に取り付けられ
るフィルタと、上記送風手段とフィルタ手段との間に取
り付けられる対向する側壁と対向する端壁とを有する第
１の邪魔板と、ハウジングの端壁から間隔を空けて取り
付けられた第１邪魔板の端部と、ハウジングの第２の対
角線上の一対のコーナに向けて側壁に沿って流れるエア
の流れを方向づけるよう作用する送風手段とからなるエ
ア清浄装置において、 第１の対角線上の一対のコーナから間隔を空けてハウジ
ングの側壁各々から高圧室の内側に伸びる第１の一対の
屈曲板であってハウジングの端壁に向かって屈曲させら
れた箇所を有する第１の屈曲手段と、 第２の対角線上の一対のコーナから間隔を空けてハウジ
ングの側壁各々から高圧室の内側に伸びる第２の一対の
屈曲板であってハウジングの端壁に向かって屈曲させら
れた箇所を有する第２の屈曲手段と、 それらによってエアが送風手段に対して放射状に外側に
向けられたときエアが上記第１および第２の屈曲手段に
よって上記第１および第２の対角線上の一対のコーナか
ら離れる方向に向けられることを特徴とするエア清浄装
置。 - 【請求項２】 上記第２屈曲手段の各々が、複数の通孔
を穿設され、それによっていくぶんかのエアが当該通孔
を通過することができるようにされていることを特徴と
する請求項１に記載のエア清浄装置。 - 【請求項３】 上記第１および第２の屈曲手段が上記第
１邪魔板とハウジング上部間に張り出ていることを特徴
とする請求項２に記載のエア清浄装置。 - 【請求項４】 上記第１および第２の屈曲手段がハウジ
ングの側壁に平行に張り出すように取り付けられる別の
部分が設けられていることを特徴とする請求項３に記載
のエア清浄装置。 - 【請求項５】 上記第１および第２の屈曲手段各々の上
記各部分がハウジングの端壁から間隔を空けて設けられ
ていることを特徴とする請求項３に記載のエア清浄装
置。 - 【請求項６】 第１邪魔板が、底壁、対向する斜端壁お
よび対向する斜側壁を有する中央凹部と、上記底壁およ
び斜端壁を被覆する絶縁手段と、該絶縁手段に上記底壁
を張設するように取り付けられた平板と、を有すること
を特徴とする請求項５に記載のエア清浄装置。 - 【請求項７】 送風手段を回転させる手段が、モータ
と、ハウジングに該モータを取り付けるモータ取付手段
とを有し、該モータ取付手段がモータに取り付けられる
少なくとも一つのブラケットと、該ブラケットとハウジ
ングとの間に設けられる隔離消音手段とを有しているこ
とを特徴とする請求項６に記載のエア清浄装置。 - 【請求項８】 ハウジングがハウジングの端壁各々に取
り付けられる第２邪魔板を有し、該第２邪魔板各々は、
全体をほぼ凹面に形成されエアの流れを第１邪魔板から
高圧室の内側へ、またフィルタ手段へ向けて逸らせるよ
うに形成されていることを特徴とする請求項７に記載の
エア清浄装置。 - 【請求項９】 フィルタ手段がＨＥＰＡフィルタである
ことを特徴とする請求項８に記載のエア清浄装置。 - 【請求項１０】 第１邪魔板が、底壁と対向する斜端壁
と対向する斜側壁とを有する中央凹部と、上記底壁およ
び斜端壁を被覆する絶縁手段と、該絶縁手段に上記底壁
を張設するように取り付けられる音響反射の平板と、を
有することを特徴とする請求項１に記載のエア清浄装
置。 - 【請求項１１】 送風手段を回転させる手段が、モータ
と、該モータをハウジングの上部に取り付ける手段と、
を有し、該モータ取付手段が、モータに取り付けられる
ブラケットと、該ブラケットの各々と上記ハウジングと
の間に取り付けられる隔離消音手段とを有していること
を特徴とする請求項１０に記載のエア清浄装置。 - 【請求項１２】 上記第１および第２の屈曲手段が、上
記第１邪魔板とハウジングの上部との間に張り出してい
ることを特徴とする請求項１１に記載のエア清浄装置。 - 【請求項１３】 ハウジングが、その端壁各々の近傍に
取り付けられる第２邪魔板を有し、該第２邪魔板各々
は、全体をほぼ凹面に形成されエアの流れを第１邪魔板
から高圧室の内側へ、またフィルタ手段へ向けて逸らせ
るように形成されていることを特徴とする請求項７に記
載のエア清浄装置。 - 【請求項１４】 上記第２屈曲手段に複数の通孔を穿設
されており、それによってエアの一部それら通孔を通っ
て抜けていくようにされていることを特徴とする請求項
１４に記載のエア清浄装置。 - 【請求項１５】 フィルタ手段がＨＥＰＡフィルタであ
ることを特徴とする請求項１４に記載のエア清浄装置。 - 【請求項１６】 第１の対角線上の一対のコーナ、およ
び第２の対角線上の一対のコーナを形成する対向する側
壁と対向する端壁ならびに上部および下部を有するハウ
ジングと、高圧室に入る入口と該高圧室からの出口とを
有する高圧室を内包するハウジングと、上記入口から出
口へエアを方向づける送風手段と、該送風手段を回転さ
せる回転手段と、上記高圧室内に取り付けられるフィル
タと、上記入口とフィルタとの間の高圧室内に取り付け
られる対向する斜側壁と対向する斜端壁とを有する第１
の邪魔板と、ハウジングの端壁から間隔を空けて取り付
けられた第１邪魔板の端部と、ハウジングの第２の対角
線上の一対のコーナに向けて側壁に沿って流れるエア流
れを方向づける第１邪魔板と送風手段とからなるエア清
浄装置において、 第１の対角線上の一対のコーナ近傍であって該コーナか
ら間隔を空けてハウジングの側壁各々から高圧室の内側
に伸びる一対の屈曲板であってハウジングの端壁から間
隔を空けた第１箇所とハウジングの端壁に向かって屈曲
させられた第２箇所とを有する第１の屈曲板と、 第２の対角線上の一対のコーナ近傍であって該コーナか
ら間隔を空けてハウジングの側壁各々から高圧室の内側
に伸びる一対の屈曲板であってハウジングの端壁から間
隔を空けられた第１箇所および該端壁に向かって屈曲さ
せられた第２箇所を有する第２の屈曲板と、 それらによってエアが第１邪魔板に対して放射状に外側
に向けられたときエアが上記第１および第２の屈曲板に
よって上記第１および第２の対角線上のコーナから離れ
る方向に向けられることを特徴とするエア清浄装置。 - 【請求項１７】 第２屈曲板の各々が複数の通孔を穿設
され、それによってエアの一部が通孔を通過するように
されていることを特徴とする請求項１６に記載のエア清
浄装置。 - 【請求項１８】 第１および第２の屈曲板が上記第１邪
魔板のコーナ箇所からハウジングの上部にまで張設され
ていることを特徴とする請求項１６に記載のエア清浄装
置。 - 【請求項１９】 第１邪魔板が、底壁、対向する斜端壁
および対向する斜側壁を有する中央凹部と、上記底壁お
よび斜端壁を被覆する絶縁手段と、該絶縁手段に上記底
壁を張設するように取り付けられた平板と、を有するこ
とを特徴とする請求項１６に記載のエア清浄装置。 - 【請求項２０】 送風手段を回転させる手段が、モータ
と、ハウジングの上部に該モータを取り付けるモータ取
付手段とを有し、該モータ取付手段がモータに取り付け
られるブラケットと、該ブラケット各々とハウジングと
の間に取り付けられる隔離消音手段とを有していること
を特徴とする請求項１６に記載のエア清浄装置。 - 【請求項２１】 第１と第２のコーナを形成する対向す
る側壁と端壁ならびに上部および下部を有するハウジン
グと、高圧室に入る入口と該高圧室からの出口とを有す
る高圧室を内包するハウジングと、上記入口から出口へ
エアを方向づける送風手段と、該送風手段を回転させる
回転手段と、上記高圧室内に取り付けられるフィルタ
と、上記入口とフィルタとの間の高圧室内に取り付けら
れる対向する側壁と対向する端壁とを有する第１の邪魔
板と、ハウジングの端壁から間隔を空けて取り付けられ
た第１邪魔板の端部と、ハウジングの第２の対角線上の
一対のコーナに向けて側壁に沿って流れるエア流れを方
向づける第１邪魔板と送風手段とからなるエア清浄装置
において、 第１のコーナ近傍であって該コーナから間隔を空けてハ
ウジングの第１側壁から高圧室の内側に伸びる屈曲板で
あってハウジングの端壁から間隔を空けた第１箇所とハ
ウジングの端壁に向かって屈曲させられた第２箇所とを
有する第１屈曲板と、 第２のコーナ近傍であって該コーナから間隔を空けてハ
ウジングの側壁から高圧室の内側に伸びる屈曲板であっ
てハウジングの端壁から間隔を空けられた第１箇所およ
び該端壁に向かって屈曲させられた第２箇所を有する第
２屈曲板と、 それらによってエアが第１邪魔板に対して放射状に外側
に向けられたときエアが上記第１および第２の屈曲板に
よって上記第１および第２の対角線上のコーナから離れ
る方向に向けられることを特徴とするエア清浄装置。 - 【請求項２２】 上記第１および第２の屈曲板がハウジ
ングの上部と第１邪魔板との間に張設されていることを
特徴とする請求項２１に記載のエア清浄装置。 - 【請求項２３】 上記第２屈曲板が、複数の通孔を穿設
されており、それを通過してエアの一部が抜け出るよう
にされていることを特徴とする請求項２２に記載のエア
清浄装置。
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