JPH08256515A - 作業機自動昇降装置 - Google Patents

作業機自動昇降装置

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JPH08256515A
JPH08256515A JP6129395A JP6129395A JPH08256515A JP H08256515 A JPH08256515 A JP H08256515A JP 6129395 A JP6129395 A JP 6129395A JP 6129395 A JP6129395 A JP 6129395A JP H08256515 A JPH08256515 A JP H08256515A
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邦彦 家木
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 機体の後部に作業機を連結した動力農機に於
いて、作業中に変速レバーをリバース位置へシフトした
ときは、作業機を自動的に上昇させて上昇位置にて保持
し、作業終了後は変速レバーをリバース位置へシフトし
てもリフトシリンダのスプールが切り替わらないように
する。 【構成】 変速レバー18をリバース位置へシフトした
ときにオンとなる第1のスイッチ25と、リフトレバー
19を最上げ位置にしたときにオンとなる第2のスイッ
チ26と、電動モータ28とを設ける。リフトシリンダ
22のスプールの切替軸29と電動モータ28の揺動シ
ャフトをロッド30や回動アーム31等で連結する。変
速レバー18をリバース位置へシフトしたときは、電動
モータ28が駆動されてロッド30が前方へ引張られ、
作業機が上昇する。作業終了後には電源回路が遮断され
るので、変速レバー18をリバース位置へシフトして
も、スプールの切替軸29が上昇側へ回動することはな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は動力農機に連結された作
業機の自動昇降装置に関するものであり、特に、機体の
後退操作に伴って作動する作業機自動昇降装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】機体の後部に対地作業機を連結して昇降
自在にした動力農機では、圃場で耕耘中に機体を後退す
るときに、リフトレバーを操作して作業機を上昇させる
必要がある。
【0003】機体の後退時に作業機を自動的に上昇させ
る装置として、本願出願人は変速レバーのリバース位置
に揺動機構部を設け、この揺動機構部によってリバース
位置へのシフト操作を機械的に読み取り、リフトシリン
ダのスプールの切替軸を上昇側へ回動させるように形成
した作業機自動昇降装置を提案している(特願平6−2
21996号)。
【0004】上記作業機自動昇降装置は、図6に示すよ
うにスプールの切替軸1の近傍に規制具2を枢着し、こ
の規制具2に円弧状のガイド部3とストッパ部4を設け
る。また、変速レバーのリバース位置に揺動機構部(図
示せず)を設け、この揺動機構部にロッド5を連結し、
ロッド5の後端に接続されたリンク6に長孔7を開穿す
る。そして、前記スプールの切替軸1に連結アーム8を
固設し、この連結アーム8の先端部8aを前記規制具2
のガイド部3、及びリンク6の長孔7へ係止する。
【0005】而して、オペレータが変速レバーをリバー
ス位置へシフトしたときは、ロッド5が前方へ引張され
てリンク6も一体に移動し、リンク6の長孔7に係合し
た連結アーム8が前方へ押圧される。従って、図7に示
すように、前記スプールの切替軸1が図中反時計方向へ
回動し、リフトシリンダ内のスプールがリフトアーム9
の上昇側へ切り替わって作業機が上昇する。
【0006】このとき、連結アーム8の先端部8aが規
制具2のストッパ部4に係止され、スプールの切替軸1
はリフトアーム9の上昇位置でロックされる。変速レバ
ーをリバース位置から他の位置へシフトし、ロッド5が
元の位置へ復帰しても前記スプールの切替軸1は上昇位
置にロックされており、作業機は上昇状態に保持され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本願出願人が出願中で
ある作業機自動昇降装置は、前述したように、変速レバ
ーのリバース位置へのシフトを機械的に検出し、スプー
ルの切替軸を機械式の構成にて上昇側へ回動させてい
る。機械式の構成であるため、例えば作業終了時に動力
農機の電源回路をオフにしてオペレータが機体から離れ
た後に、他の者が誤まって変速レバーをリバース位置へ
シフトしたときには、電源オフであるにも拘わらず、前
記スプールの切替軸が上昇位置に切り替わってロックさ
れる。
【0008】然るときは、電源オフであるので油圧回路
は作動せず、作業機が上昇することはないが、次回の作
業開始時に動力農機の電源をオンにしたときは、リフト
シリンダのスプールが上昇位置にある状態で油圧回路が
作動することになる。前述したように、変速レバーをリ
バース位置から他の位置へ戻した場合であっても、スプ
ールの切替軸は上昇位置にロックされたままであるの
で、オペレータは変速レバーの位置のみではスプールの
切替軸のロックを確認することができず、作業機が突然
上昇して事故を発生することがある。
【0009】そこで、作業中に変速レバーをリバース位
置へシフトしたときは、リフトシリンダのスプールを上
昇位置に切り替えて作業機を上昇させるとともに、作業
終了後は変速レバーをリバース位置へシフトしても、リ
フトシリンダのスプールが切り替わらないようにするた
めに解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発
明はこの課題を解決することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、運転席に設けたリフ
トレバーの上下動により、リフトシリンダ内のスプール
を切り替えてリフトアームを回動させ、機体の後部に連
結した対地作業機を昇降自在にした動力農機に於いて、
変速レバーをリバース位置へシフトしたときにオンとな
る第1のスイッチと、前記リフトレバーを最上げ位置に
したときにオンとなる第2のスイッチと、前記第1のス
イッチがオンのときに一方向へ傾転し前記第2のスイッ
チがオンのときに他方向へ傾転する揺動シャフトを備え
た電動モータとを設け、該電動モータの揺動シャフトに
モータアームを固設し、揺動シャフトと平行且つ電動モ
ータより低位置にアーム軸を設け、このアーム軸に回動
アームの中央部を枢着し、一方、前記リフトシリンダの
スプールの切替軸にリンクアームを固設し、このリンク
アームの先端部にロッドの後部を連結するとともに、該
ロッドの前部を前記回動アームの下端部に連結し、更
に、該回動アームの上端部を前記モータアームの先端部
に連結して、前記第1のスイッチがオンとなったときに
前記スプールの切替軸を上昇側へ回動させ、且つ、前記
第2のスイッチがオンとなったときに前記スプールの切
替軸を下降側へ回動させるように形成した作業機自動昇
降装置を提供するものである。
【0011】
【作用】作業中に機体を後退させるためにオペレータが
変速レバーをリバース位置にシフトしたときは、このシ
フト操作によって第1のスイッチがオンとなり、電動モ
ータが駆動されて揺動シャフトが一方向へ傾転する。こ
のとき、該揺動シャフトに固設したモータアームが同方
向へ回動し、回動アームが回動してロッドが前方へ引張
される。従って、ロッドの後部に連結したリンクアーム
が前方へ傾倒し、スプールの切替軸が上昇側へ回動して
リフトシリンダのスプールが上昇位置に切り替わる。
【0012】斯くして、リフトアームが上方へ回動して
作業機が上昇する。このとき、前記電動モータの揺動シ
ャフトは一方向へ傾転した状態にロックされるので、変
速レバーをリバース位置から他の位置へシフトした場合
でも、作業機は上昇状態に保持される。
【0013】作業機の上昇保持状態を解除する場合は、
リフトレバーを一旦最上げ位置まで上動する。このリフ
トレバーの操作によって第2のスイッチがオンとなり、
電動モータが逆転側へ駆動されて前記揺動シャフトが他
方向へ傾転する。そして、揺動シャフトに固設したモー
タアームが同方向へ回動し、前記回動アームが前述とは
反対の方向へ回動する。
【0014】このとき、リフトレバーを最上げ位置から
下動すれば、リフトレバーの下げ動作に追従してリンク
アームが後方へ傾倒し、スプールの切替軸が下降側へ回
動してリフトシリンダのスプールが下降位置に切り替わ
る。斯くして、リフトアームが下方へ回動して作業機が
下降する。
【0015】また、作業機を下降させた状態にて作業終
了後は、動力農機の電源がオフとなるので、変速レバー
をリバース位置へ操作しても第1のスイッチはオンとな
らず、電動モータは駆動されない。従って、作業終了後
に誤操作によってリフトシリンダのスプールの切替軸が
上昇側へ切り替わることはない。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図5に従
って詳述する。図1は動力農機の一例としてトラクタ1
1を示したものであり、機体12の前部にエンジン13
を載設し、該エンジン13の動力は変速装置14で減速
された後に、デファレンシャル装置15を介して後輪1
6,16へ伝達される。
【0017】運転席17の側部に変速レバー18を設
け、オペレータがこの変速レバー18を前後左右へ傾倒
することにより、前記変速装置14のギヤの組合せが前
進低速位置から前進中速若しくは前進高速位置、或いは
リバース位置へと任意の位置へシフトされる。
【0018】また、機体12の後部にロータリ等の作業
機を連結し、運転席17の側部に設けたリフトレバー1
9を上下動することにより、後述するリフトシリンダ2
2のスプールを切り替えてリフトアーム20,20を回
動し、作業機をオペレータの任意に昇降できるように形
成してある。
【0019】図2は運転席17の平面を示し、運転席1
7の下方の前部に前記変速装置14を収容したチェンジ
メタル21が設けられ、その後部にリフトシリンダ22
を収容したシリンダケース23が設けられている。変速
レバー18のシフトアーム24の近傍には、該変速レバ
ー18がリバース位置へシフトしたときにオンとなる第
1のスイッチ25を設け、リフトレバー19の基端部近
傍には該リフトレバー19を最上げ位置にしたときにオ
ンとなる第2のスイッチ26を設ける。第1及び第2の
スイッチ25,26は夫々コントローラ27を介して電
動モータ28へ接続される。後述するように、リフトシ
リンダ22のスプールの切替軸29と電動モータ28の
シャフトは、ロッド30や回動アーム31等によって連
結されている。
【0020】また、運転席17の側方のサイドパネル3
2に手動上下スイッチ33を設け、該手動上下スイッチ
33の操作により作業機を最上げ位置若しくは最下げ位
置へ昇降するようにしてある。更に、運転席17の前方
に設けた計器パネル34には、計器類のほかにメインス
イッチ35と自動バックアップスイッチ36が設けられ
ている。メインスイッチ35はトラクタ11の電源回路
をオンオフするスイッチであり、自動バックアップスイ
ッチ36は後述するように、機体12の後進時に作業機
を自動的に上昇させる制御をオンオフするスイッチであ
る。
【0021】図2及び図3に示すように、チェンジメタ
ル21の右側部と右フェンダ37との間には正面視逆L
字形のブラケット38を固設してあり、該ブラケット3
8の水平面の上部に前記コントローラ27を配設し、該
ブラケット38の垂直面に電動モータ28を装着する。
チェンジメタル21と右フェンダ37との間にブラケッ
ト38を固設したことにより、右フェンダ37の強度が
増加する。
【0022】また、該ブラケット38の水平面の上部に
コントローラ27を配設したことにより、圃場から撥ね
上げられた泥水がコントローラ27に直接飛散せず、コ
ントローラ27内部の電子部品の防水性及び耐振性を向
上できる。更に、該ブラケット38に電動モータ28を
はじめ、ロッド30、回動アーム31等を予め組付ける
ことにより、サブアッセンブリが可能となって組立性が
向上する。
【0023】図4は前記電動モータ28とリフトシリン
ダ22のスプールの切替軸29との連結状態を示し、前
述したように、ブラケット38の垂直面に電動モータ2
8が取り付けられている。該電動モータ28はワイパ用
のモータを使用し、前記第1のスイッチ25がオンとな
ったときに揺動シャフト39が図中反時計方向へ傾転
し、前記第2のスイッチ26がオンとなったときに揺動
シャフト39が時計方向へ傾転する。
【0024】該揺動シャフト39にはモータアーム40
を固設してあり、このモータアーム40は揺動シャフト
39と一体に回動し、第1のスイッチ25がオンのとき
のモータアーム40の回動位置と、第2のスイッチ26
がオンのときのモータアーム40の回動位置とは、約1
80度弱の角度差が生じるようになっている。また、該
揺動シャフト39と平行且つ電動モータ28より低位置
にアーム軸41を固設し、このアーム軸41に前述した
回動アーム31の中央部を枢着する。
【0025】一方、前記スプールの切替軸29にリンク
アーム43を固設し、このリンクアーム43の先端部に
ロッド30の後部を連結するとともに、ロッド30の前
部を前記回動アーム31の下端部に設けたボス44へ遊
挿し、更にナット45を螺着してボス44が前方へ脱落
しないようにする。また、前記回動アーム31の上端部
とモータアーム40の先端部とをモータロッド46にて
連結する。
【0026】而して、トラクタ11のメインスイッチ3
5をオンにしたときの初期状態では、電動モータ28の
揺動シャフト39及びモータアーム40、並びに回動ア
ーム31、ロッド30、リンクアーム43は図示した状
態になっている。このとき、前記スプールの切替軸29
は、リフトシリンダ22のスプールが下降位置の状態に
回動している。
【0027】ここで、前記自動バックアップスイッチ3
6をオンにし、機体12を後退すべくオペレータが前記
変速レバー18をリバース位置へシフトしたときは、前
記第1のスイッチ25がオンとなり、電動モータ28が
駆動されて揺動シャフト39が同図中反時計方向へ傾転
し、モータアーム40も一体に反時計方向へ回動する。
モータアーム40の先端部と回動アーム31の上端部は
モータロッド46にて連結されているので、モータアー
ム40の回動により回動アーム31はアーム軸41を中
心にして時計方向へ回動する。従って、図5の実線で示
すように、回動アーム31の下端部に設けたボス44を
介して前記ロッド30が前方へ引張され、リンクアーム
43が前方へ傾倒してスプールの切替軸29が上昇側へ
回動する。
【0028】斯くして、リフトシリンダ22のスプール
が上昇位置に切り替わり、リフトアーム20,20が上
方へ回動して作業機が上昇する。このとき、前記電動モ
ータ28の揺動シャフト39は反時計方向へ傾転した状
態にロックされるので、変速レバー18をリバース位置
から他の位置へシフトして、第1のスイッチ25がオフ
となった場合でも、モータアーム40をはじめ回動アー
ム31等の各連結部材は実線で示した位置から移動せ
ず、スプールの切替軸29が上昇位置に固定されるた
め、作業機は上昇状態を保持して不慮下降することはな
い。尚、ナット45を回転してロッド30の取付長さを
調整すれば、作業機上昇高さを変更できる。
【0029】次に、図5に示した作業機の上昇保持状態
を解除するときは、リフトレバー19を一旦最上げ位置
まで上動する。然るときは、リフトレバー19の基端部
が第2のスイッチ26に接触して該第2のスイッチ26
がオンとなり、電動モータ28が逆転側へ駆動されて揺
動シャフト39が時計方向へ傾倒する。従って、同図の
二点鎖線で示すように、モータアーム40が下方へ回動
し、前記回動アーム31はアーム軸41を中心に反時計
方向へ回動する。そして、回動アーム31の下端部に設
けられたボス44は、ロッド30上を後方へスライドし
てナット45から離反し、リンクアーム43が後方へ傾
倒可能となって作業機の上昇保持状態が解除される。
【0030】このとき、前記リフトレバー19を最上げ
位置から下動させれば、該リフトレバー19の下げ動作
に追従してリンクアーム43が後方へ傾倒し、図4に示
した状態に復帰してスプールの切替軸29が下降側へ回
動する。従って、リフトシリンダ22のスプールが下降
位置に切り替わり、リフトアーム20,20が下方へ回
動して作業機が下降する。
【0031】尚、図2に示したように、サイドパネル3
2には手動上下スイッチ33が設けられており、該手動
上下スイッチ33を上げ側に操作したときは、主変速レ
バー18のシフト位置やリフトレバー19の上下位置に
拘わらず、リフトシリンダ22のスプールが上昇位置に
切り替わり、作業機は最上げ位置へ上昇する。また、該
手動上下スイッチ33を下げ側に操作したときは、主変
速レバー18やリフトレバー19の位置に拘わらず、リ
フトシリンダ22のスプールが下降位置に切り替わって
作業機は最下げ位置へ下降する。
【0032】また、作業機を下降させた状態にて作業を
終了するときは、前記メインスイッチ35をオフにして
トラクタ11の電源回路を遮断する。従って、作業終了
後に変速レバー18をリバース位置へ操作しても第1の
スイッチ25はオンとならず、リフトシリンダ22のス
プールの切替軸29が上昇側へ回動することがないの
で、次回の作業開始時にメインスイッチ35をオンした
ときに、作業機が突然上昇することはない。
【0033】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0034】
【発明の効果】本発明は上記一実施例に詳述したよう
に、変速レバーをリバース位置へシフトしたときに電動
モータが駆動され、回動アームやロッド等を介してリフ
トシリンダのスプールの切替軸が上昇側へ回動し、リフ
トシリンダのスプールが上昇位置にてロックするように
してある。従って、機体の後退時には作業機が自動的に
上昇し、一定高さに保持されるのでオペレータの操作性
が著しく向上する。
【0035】そして、リバース位置へのシフトを電気的
に検出するため、構成が簡素化される。また、作業終了
後は電源回路が遮断されるので、変速レバーをリバース
位置へシフトした場合でもリフトシリンダのスプールが
上昇位置に切り替わることがなく、作業再回時に作業機
が突然上昇することがなくなり、安全性の向上にも寄与
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、トラクタの側面図。
【図2】運転席の平面図。
【図3】ブラケットの取付部位を示す正面図。
【図4】リフトシリンダのスプールが下降位置にあると
きの電動モータとスプールの切替軸との連結状態を示す
側面図。
【図5】リフトシリンダのスプールが上昇位置にあると
きの電動モータとスプールの切替軸との連結状態を示す
側面図。
【図6】従来例を示し、リフトシリンダのスプールが下
降位置にあるときのスプールの切替軸の側面図。
【図7】従来例を示し、リフトシリンダのスプールが上
昇位置にあるときのスプールの切替軸の側面図。
【符号の説明】
11 トラクタ 12 機体 17 運転席 18 変速レバー 19 リフトレバー 20 リフトアーム 22 リフトシリンダ 25 第1のスイッチ 26 第2のスイッチ 28 電動モータ 29 スプールの切替軸 30 ロッド 31 回動アーム 39 揺動シャフト 40 モータアーム 41 アーム軸 43 リンクアーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席に設けたリフトレバーの上下動に
    より、リフトシリンダ内のスプールを切り替えてリフト
    アームを回動させ、機体の後部に連結した対地作業機を
    昇降自在にした動力農機に於いて、変速レバーをリバー
    ス位置へシフトしたときにオンとなる第1のスイッチ
    と、前記リフトレバーを最上げ位置にしたときにオンと
    なる第2のスイッチと、前記第1のスイッチがオンのと
    きに一方向へ傾転し前記第2のスイッチがオンのときに
    他方向へ傾転する揺動シャフトを備えた電動モータとを
    設け、該電動モータの揺動シャフトにモータアームを固
    設し、揺動シャフトと平行且つ電動モータより低位置に
    アーム軸を設け、このアーム軸に回動アームの中央部を
    枢着し、一方、前記リフトシリンダのスプールの切替軸
    にリンクアームを固設し、このリンクアームの先端部に
    ロッドの後部を連結するとともに、該ロッドの前部を前
    記回動アームの下端部に連結し、更に、該回動アームの
    上端部を前記モータアームの先端部に連結して、前記第
    1のスイッチがオンとなったときに前記スプールの切替
    軸を上昇側へ回動させ、且つ、前記第2のスイッチがオ
    ンとなったときに前記スプールの切替軸を下降側へ回動
    させるように形成したことを特徴とする作業機自動昇降
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105493661A (zh) * 2015-12-23 2016-04-20 宁波江北怡和工业设计有限公司 一种旋耕机
WO2023037259A1 (en) * 2021-09-07 2023-03-16 Alma Mater Studiorum - Universita' Di Bologna Lifting system for a farm vehicle for precision agriculture and relative farm vehicle

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CN105493661A (zh) * 2015-12-23 2016-04-20 宁波江北怡和工业设计有限公司 一种旋耕机
WO2023037259A1 (en) * 2021-09-07 2023-03-16 Alma Mater Studiorum - Universita' Di Bologna Lifting system for a farm vehicle for precision agriculture and relative farm vehicle

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