JP3500766B2 - トラクタのバックアップコントロールチェッカー - Google Patents

トラクタのバックアップコントロールチェッカー

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JP3500766B2
JP3500766B2 JP10259095A JP10259095A JP3500766B2 JP 3500766 B2 JP3500766 B2 JP 3500766B2 JP 10259095 A JP10259095 A JP 10259095A JP 10259095 A JP10259095 A JP 10259095A JP 3500766 B2 JP3500766 B2 JP 3500766B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、トラクタにおけるバ
ックアップコントロールが行われているかどうかを点検
するコントロールチェッカーに関する。バックアップコ
ントローラは、トラクタを後進させるときは、自動的に
リフトアームが上昇されて、これに連結される作業機を
非作業高さまで上昇するもので、作業機を上昇するため
の特別の油圧レバー等の操作を要することなく、操作性
を良くするものである。 【0002】 【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】トラ
クタのバックアップ制御では、車体後退時に後側に連結
の作業機を上昇させるものであるから、車体操縦席での
操縦者はバックアップ制御が行われるかどうかを的確に
判別できることが安全上必要である。 【0003】 【課題を解決するための手段】この発明は、変速レバー
1を後進位置に操作することにより、バックスイッチ2
をONしてバックアップコントローラ3から電動モータ
Mを駆動して油圧制御弁4を切替えてリフトアーム5を
上昇させるトラクタにおいて、該バックアップコントロ
ーラ3の入力回路に、油圧レバー6の上限位置操作でO
Nして該電動モータMを下降駆動する油圧レバースイッ
チ7と、該バックアップコントローラ3によるバックア
ップ制御を可能に切替えるバックアップスイッチ8と、
手動操作で優先的に上げ下げする手動上下スイッチ9と
を有して、該バックアップ制御で上昇されたリフトアー
ム5をこれら油圧レバースイッチ7や手動上下スイッチ
9等で下降できると共に、該バックアップスイッチ8の
ONにより点灯するモニタランプ10と、該油圧レバー
スイッチ7、バックスイッチ2、又は手動スイッチ9の
切替等で点灯するチェックランプ11とを設けてなるバ
ックアップコントロールチェッカーの構成とする。 【0004】 【作用、及び発明の効果】トラクタ作業中にバックアッ
プ制御を行わせるときは、バックアップスイッチ8をO
Nにしておく。このときモニタランプ10が点灯され
る。この状態でトラクタ作業時に変速レバー1を後進位
置へ操作すると、バックスイッチ2がONされて、コン
トロール3からの出力で電動モータMが駆動され、油圧
制御弁4が上げに切替えられる。このため油圧力によっ
てリフトアーム5が上方へ回動されて作業機を非作業位
置へ上昇する。 【0005】又、逆にこの上昇位置にある作業機を作業
位置へ下降するときは、油圧レバー6を上限位置へ操作
することにより油圧レバースイッチ7がONされて、コ
ントローラ3からの出力で電動モータMを駆動して、油
圧制御弁4を下げに切替えて、リフトアーム5により作
業機を下動させる。手動上下スイッチ9を中立位置から
上げ又は下げに切替えることによっても、前記バックア
ップコントローラ3からの出力により電動モータMを駆
動し、リフトアーム5を上昇、又は下降させる。 【0006】このような、操作乃至バックアップ制御に
おいて、バックアップスイッチ8をONすることによっ
てモニタランプ10が点灯されて、バックアップ制御が
行われる状態にあることを表示する。又、このバックア
ップスイッチ8がONのときバックスイッチ2がONす
るとチェックランプ11が点灯される。更に、このチェ
ックランプ11は、バックアップスイッチ8のON,O
FFに拘らず、油圧レバースイッチ7のONによるリフ
トアーム5の下げ時は、手動レバースイッチ9のONに
より上げ,下げ時においても点灯される。 【0007】このように、バックアップ制御のスイッチ
回路にチェックランプ11やモニタランプ10等を接続
することにより、チェッカーとしての構成が簡単で、点
検を容易にすることができる。又、回路に流す電流を比
較的大きくして、導通不良をなくし、各スイッチ部のチ
ェックを行うことができる。 【0008】 【実施例】トラクタ車体12は、前部のエンジンEから
後部のリヤミッションケース13に亘って、クラッチハ
ウジング14、スペーサケース15、フロントミッショ
ンケース16等を連接して一体構成とし、前車輪17を
ステアリングハンドル18で操向自在とし、リヤミッシ
ョンケース13の左右両側方にはリヤアクスルハウジン
グにより後車輪19を軸装し、エンジンEの駆動で伝動
回転して走行しうる。20はフェンダー、21は操縦
席、22はリヤミッションケース13上の油圧ケース
で、内部に設けられる油圧シリンダの作動でリフトアー
ム5を上下回動し、このリヤミッションケース13の後
側に三点リンク機構等で連結されるロータリ耕耘爪等の
作業機を昇降する。23はダッシュボードである。 【0009】操縦席21の一側部には、主変速レバー1
が設けられ、フロントミッションケース16内の走行伝
動系の変速機構を操作することができる。この変速レバ
ー1を中立位置乃至前進位置から後進位置へ操作すると
バックスイッチ2がONされる。又、中立乃至前進位置
に切替えるとOFFとなる。リフトアーム5は、三点リ
ンク機構のロアリンクにリフトロッドで連結されて、上
下動によって作業機を昇降するもので、油圧ケース22
内の油圧シリンダの伸縮によって上下回動される。又、
この油圧シリンダの伸縮は油圧回路の油圧制御弁4の切
替えによって行われる。 【0010】この油圧制御弁4は、ブラケット24で取
付けられた電動モータMの駆動によってクランク軸2
5、リンク26、ベルクランク27、ロッド28、及び
バルブアーム29等を経て、油圧シリンダに対してオイ
ルの給排を行わせない中立位置Nから上げ位置Uと下げ
位置Dとに切替えることができる。この連動機構におい
て、該ベルクランク27とロッド28との間は摺動自在
に嵌合されていて、ロッド28の先端に螺合するナット
30により係止してロッド28の下げ位置D側の移動を
連動する。 【0011】油圧レバー(ポジションレバー)6は、レ
バーガイド溝31に沿わせて前後に移動することによ
り、機械的連動によって、油圧制御弁4を操作して、油
圧シリンダの油圧作動により作業機を連結するリフトア
ーム5を上下回動することができる。この油圧レバー6
のレバーガイド溝31の後端部に油圧レバースイッチ7
を前後位置調節可能に設け、油圧レバー6を後端の最上
げ位置に操作することによってこの油圧レバースイッチ
7をONさせると、これによってコントローラ3を介し
てモータMによりクランク軸25を下げ位置D側へ回動
させる。 【0012】このように、油圧レバースイッチ7は、油
圧レバー6の上げ操作によってONされるものである
が、このスイッチ7のONによってモータM駆動で下げ
位置Dに作動されるクランク軸25及びベルクランク2
7は、油圧レバー6の最上げ位置への操作によって機械
的連動により上げ位置U側へ操作されている油圧制御弁
4及びロッド28とは逆方向の作動となるが、これらベ
ルクランク27とロッド28との間は、ナット30によ
る係合位置に至るまでの間、遊合状態にあって各々独自
に移動しうるものであり、油圧レバー6を一旦最上げ位
置へ操作して油圧レバースイッチ7をONさせない限
り、この油圧レバースイッチ7を該操作してのリフトア
ーム5の下降を許さないものである。油圧レバー6の下
げ操作での下降は操縦者の意識的なものであり安全なも
のである。 【0013】手動上下スイッチ9は、油圧レバー6の前
側に設けられ、中立のOFF位置から前後にノブ操作す
ることにより、モータMを下げ位置D方向へ駆動するこ
とにより、モータMを下げ位置D方向へ駆動したり、上
げ位置U方向へ駆動して、油圧制御弁4を作動してリフ
トアーム5を下げ上げするものである。この手動上下ス
イッチ9による昇降制御の切替は、前記油圧レバー(ポ
ジションレバー)6による上限位置と耕深設定ダイヤル
による下限位置とによって規制して、油圧レバー6を上
限位置に操作しているときこの手動上下スイッチ9の下
げ位置への切替えで下降を行わせ、これら油圧レバー6
又は耕深設定ダイヤルによるいずれか浅い側の設定値以
下の高さでこの手動上下スイッチ9を上げ位置への切替
えで上昇を行わせるように制御構成するもよい。 【0014】バックアップスイッチ8は、前記ダッシュ
ボード23部に設けられるが、バックアップ制御を行わ
せる作業を行うときは、このバックアップスイッチ8を
ONしておく。これによって作業中に変速レバー1で後
進位置へ操作するとバックスイッチ2をONして、自動
的に電動モータMが作業位置である下げ位置Dから上げ
位置Uへ駆動されて、作業機を上昇し非作業位置とな
る。このようなバックアップスイッチ8のONのときは
モニタランプ10が点灯される。又、バックアップスイ
ッチ8のOFFによって消灯される。 【0015】50はヒューズ32,33はダイオード、
34はアースである。バックアップコントローラ3の入
力スイッチ回路35において、前記油圧レバースイッチ
7や手動上下スイッチ9による下げ入力回路36と、バ
ックスイッチ2や手動上下スイッチ9による上げ入力回
路37とには、各々該ダイオード32,33を設けて、
前記チェックランプ11を介して導通させて点灯しうる
構成としている。又、このチェックランプ11は、これ
らいずれかのスイッチ7,9,2がONすることによっ
て点灯する。 【0016】38は前記ブラケット24に一体に取付け
られたホルダーで、このホルダー38は、板金製で一部
にチェックランプ11を嵌合保持するランプ穴39を有
し、U字状の挿込片40,41を突出させて、この挿込
片40,41にコントローラ3側の入出力用ハーネス4
2,43のコネクター44,45の側面に形成したソケ
ット部46,47部を挿込んで保持する。48,49は
これらコントローラ3側のコネクタ44,45に連接す
るコネクターである。 【0017】図6,図7において、上例と異なる点は、
前記油圧レバースイッチ7の取付構成に関し、油圧ケー
ス22等に対して着脱しうるブラケット51に、該油圧
レバースイッチ7と、アーム52とを設け、このアーム
52とスイッチ7との間にはボール53を介在させる。
又、このアーム52の枢支ピン54よりも基部55はブ
ラケット51のストッパー56に対して当接するストッ
パーとして、このアーム52の前方回動をスイッチ7の
OFF位置で規制する。前記油圧レバー(ポジションレ
バー)6を後方の上げ位置側へ回動することにより、こ
のアーム52を押圧して油圧レバースイッチ7をONさ
せる構成とするものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】回路図。 【図2】トラクタの側面図。 【図3】その一部の平面図。 【図4】その一部の側面図。 【図5】その一部の斜視図。 【図6】一部別実施例を示す斜視図。 【図7】その一部の側面図。 【符号の説明】 1 変速レバー 2 バックスイッチ 3 バックアップコントローラ 4 油圧制御弁 5 リフトアーム 6 油圧レバー 7 油圧レバースイッチ 8 バックアップスイッチ 9 手動上下スイッチ 10 モニタランプ 11 チェックランプ M 電動モニタ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 変速レバー1を後進位置に操作すること
    により、バックスイッチ2をONしてバックアップコン
    トローラ3から電動モータMを駆動して油圧制御弁4を
    切替えてリフトアーム5を上昇させるトラクタにおい
    て、該バックアップコントローラ3の入力回路に、油圧
    レバー6の上限位置操作でONして該電動モータMを下
    降駆動する油圧レバースイッチ7と、該バックアップコ
    ントローラ3によるバックアップ制御を可能に切替える
    バックアップスイッチ8と、手動操作で優先的に上げ下
    げする手動上下スイッチ9とを有して、該バックアップ
    制御で上昇されたリフトアーム5をこれら油圧レバース
    イッチ7や手動上下スイッチ9等で下降できると共に、
    該バックアップスイッチ8のONにより点灯するモニタ
    ランプ10と、該油圧レバースイッチ7、バックスイッ
    チ2、又は手動スイッチ9の切替等で点灯するチェック
    ランプ11とを設けてなるバックアップコントロールチ
    ェッカー。
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