JP2008037411A - トラクターの操作装置 - Google Patents

トラクターの操作装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008037411A
JP2008037411A JP2006319555A JP2006319555A JP2008037411A JP 2008037411 A JP2008037411 A JP 2008037411A JP 2006319555 A JP2006319555 A JP 2006319555A JP 2006319555 A JP2006319555 A JP 2006319555A JP 2008037411 A JP2008037411 A JP 2008037411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
tractor
work
seat
operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006319555A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Komoda
祥二 菰田
Hiroyoshi Ono
弘喜 小野
Tomoyuki Ishida
智之 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2006319555A priority Critical patent/JP2008037411A/ja
Publication of JP2008037411A publication Critical patent/JP2008037411A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Abstract

【課題】限られた大きさのキャビン内における操作性を損なうことなく、多数の操作具の
操作性を確保することができるトラクターの操作装置を提供する。
【解決手段】トラクターの操作装置は、トラクターを構成する走行系および作業系の機器
を制御操作するための操作具(23a〜25e)と、これら操作具(23a〜25e)を
支持して運転座席(7)の片側方に集中配置する操作パネル(22t)とから構成され、
上記操作パネル(22t)は、運転座席(7)と隣接する平坦状の基段部(23)と、そ
の後端から急傾斜で起立する中段部(24)と、その上端から奥高に緩く傾斜する上段部
(25)とからなり、それぞれに操作具(23a〜25e)を配置したものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、トラクターの構成機器を操作するための操作具を運転座席の片側方に集中配置したトラクターの操作装置に関するものである。
特許文献1に示されるように、トラクターを構成する走行系および作業系の各機器を操作するための操作具と、これら操作具を支持して運転座席の片側方に集中配置する操作パネルとからなるトラクターの操作装置が知られている。この操作装置は、エンジン動力調節、走行速度設定、作業機の昇降等のスイッチやシフトレバーからなる各種の操作具を集中配置したものであり、これをキャビン内の運転座席の片側方に集中配置して構成することにより、トラクターの運転に際し、オペレータの意向を反映して効率のよい操作を可能
とする。
特開2003−40148号公報
しかしながら、操作装置は、トラクターの多機能化および機器制御の多様化に伴い、また、オペレータの意向を幅広く反映するための選択肢の拡大と対応して多数の操作具が必要となっており、これらの操作具を限られた大きさのキャビン内の一定範囲に密集配置した場合は、隣接の操作具に触れて意図しない機器動作によって不測の事態を招くこととなり、逆に、大きな操作パネルを構成した場合は、運転座席から遠い位置の操作具について操作性を損なうのみならず、キャビン内における運転操作に支障を来すという問題に直面する。
発明が解決しようとする課題は、限られた大きさのキャビン内における運転操作性を損なうことなく、多数の操作具の操作性を確保することができるトラクターの操作装置を提供することにある。
請求項1に係る発明は、トラクターを構成する走行系および作業系の機器を制御操作するための操作具(23a〜25e)と、これら操作具(23a〜25e)を支持して運転座席(7)の片側方に集中配置する操作パネル(22t)とからなるトラクターの操作装置において、上記操作パネル(22t)は、運転座席(7)と隣接する平坦状の基段部(23)と、その後端から急傾斜で起立する中段部(24)と、その上端から奥高に緩く傾斜する上段部(25)とからなり、それぞれに操作具(23a〜25e)を配置してなることを特徴とする。
基段部および上段部については操作パネルの床面積相当の操作具配置面が確保され、また、中段部についてはその起立高さ寸法に応じた操作具配置面が確保される。
請求項2に係る発明は、請求項1の構成において、前記上段部(25)には、操作用のレバー類からなる操作具(25a〜25e)を配置してなることを特徴とする。
上段部の操作具は、運転座席から比較的離れた位置に配置される。
請求項1の構成により、基段部および上段部については操作パネルの床面積相当の操作具配置面が確保され、また、中段部についてはその起立高さ寸法に応じた操作具配置面が確保されることから、コンパクトな構成によって限られた大きさのキャビン内における運転操作性を確保しつつ、多数の操作具を操作性を損なうことなく、運転座席の片側方に配置して多様な機器操作が可能となる。
請求項2の構成により、上段部の操作具は、運転座席から比較的離れた位置とすることにより、腕を伸ばして大きなストローク操作を要するレバー式操作具の操作性を確保することができる。
上記技術思想に基づいて具体的に構成された実施の形態について以下に図面を参照しつつ説明する。
本発明の作業車両の1例としての農用トラクタ1は、機体側面図を図1に示すように、前輪2、2と後輪3、3とを備えた機体の前部を覆うボンネット内にエンジン4を搭載し、このエンジン4の回転動力をミッションケース5内の変速伝動部5aに伝達し、この変速伝動部5aで適宜減速された動力を前輪2、2と後輪3、3とに伝達するとともに、付図示の3Pリンクに連結した作業機に付図示のPTO軸を介して後部出力するように構成されている。
キャビン内には、図2の斜視図に示すように、オペレータ操作のために、ミッションケース5の上部位置に運転座席7を配置し、この運転座席7の片側のアームレスト21およびその外側方に後述の操作装置22を設けるほか、運転座席7の他側方に、駐車ブレーキ7b、PTOチェンジレバー7c、7d等を配置して操作部を構成し、また、ステアリングハンドル11の近傍に前後進切換レバー11a、基部にクラッチペダル11b、左右ブレーキペダル11c、11d、アクセルペダル11e等の走行操作具が配置される。
アームレスト21には、作業機昇降レバー21a、作業機昇降スイッチ21b、走行変速スイッチ21c、21d等の作業走行用の操作具が配置される。
作業機昇降レバー21aは、後側が「上昇」、前側が「下降」で、機体旋回等の際に作業機を昇降する。
作業機昇降スイッチ21bは、シーソースイッチであり、後側のワンプッシュ操作で上げ調整ダイヤルで調整した最大位置まで上昇し、前側のワンプッシュ操作で作業機昇降レバー21aの位置まで下降する。
2つ一組の走行変速スイッチ21c、21dは、それぞれを1回押すごとにシフトアップ、シフトダウンし、低速8段、中速8段、高速8段、路上走行速4段の範囲で速度調整する。
また、第1のPTOチェンジレバー7cは前から「2速」−「N(中立)」−「1速」のポジションによりPTO回転を変更する。第2のPTOチェンジレバー7dは、正逆切換(前側が正転、後側が逆転)用であり、そのバリエーションとして、エコノミーPTO切換レバー(前側が「切」、後側が「入」)の場合は、「入り」にするとPTOの回転が所定回転ダウンし、グランドPTO切換レバー(前側が「切」、後側が「入」)の場合は、「入り」にするとPTOの回転が車速にシンクロする。
操作装置22は、拡大斜視図を図3に示すように、操作性を向上するために作業機や走行系およびエンジン回転数等の操作部を運転座席7の片側方(図例は右側方)に集中配置したものであり、トラクターを構成する走行系および作業系の機器を制御操作するための操作具23a〜25eと、これら操作具23a〜25eを支持して運転座席7の片側方に集中配置する操作パネル22tとから構成する。
操作パネル22tは、運転座席7と隣接する平坦状の基段部23と、その奥側から急傾斜で起立する中段部24と、その上端から奥高に緩く傾斜する上段部25とからなり、それぞれに操作具を配置する。すなわち、一体のレバーガイドで上面をカバーして構成し、運転座席7に近いところは平面部23を設け、この平面部23より奥側の座席から遠いところに、やや傾斜して平面部23よりは高い位置の傾斜部25を設け、この傾斜部25と前記平面部23を前記傾斜部より傾斜角度のきつい傾斜面24でつなぐように配置面を構成し、全ての面に各々、操作スイッチやレバー等の操作具を配置する。
特に、運転座席7から近い基段部23と中段部24は、スイッチ等の電気系の操作具を配置し、比較的離れている上段部25はストローク動作するレバー類による操作具を配置することにより、操作具に応じた操作性を確保することができる。
上記操作装置22の各操作具の具体的な説明は以下のとおりである。
基段部23には、取付け面見取図を図4に示すように、PTO入り切りスイッチ23a、PTO手動自動スイッチ23b、デフロックスイッチ23c等のトランスミッションの動力伝達と遮断を直接実施する操作スイッチを配置する。これらスイッチは、操作が比較的複雑なモード設定スイッチと異なり、操作が単純であることから、オペレータが腕を曲げた状態の比較的窮屈な姿勢でも容易に操作することができる。
PTO入り切りスイッチ23a(左で「切り」、右で「入り」)は、押して右に回すと「入り」、「入り」状態で押すと自動で「切り」に戻る。
PTO手動自動スイッチ23b(左で「手動」、右で「自動」)は主に水田作業で利用し、「手動」の時はPTO入りでチェンジが入っていると常時回転し、「自動」の時はクラッチを踏んだり、3Pリンクを上げると回転が止まる。
デフロックスイッチ23cは、運転座席7に寄った手前側は押せないシーソースイッチであり、座席と反対側を押すとデフロック、もう一度押すとデフロックを解除する。
中段部24には、パネル面見取図を図5に示すように、2つのエンジン回転数記憶スイツチ24a、24b、ドラフト比調整ダイヤル24c、上げ調整ダイヤル24d、傾き調整ダイヤル24e、4WD切替スイッチ24f、水平シリンダ手動上げ下げスイッチ24g等を配置する。
第1のエンジン回転数記憶スイツチ24aは指を離すと中立に自動で戻るシーソースイッチであり、上側がA回転数、下側がB回転数の2通り記憶できる。第2のエンジン回転数記憶スイッチ24bは指を離すと中立に自動で戻るシーソースイッチであり、上側が(+)であり、下側が(−)。第1のエンジン回転数記憶スイツチ24aでA又はBを選んだ後、第2のエンジン回転数記憶スイッチ24bの(+)を押すと回転数が上昇し、(−)を押すと回転数が下がり、スイッチを離したところの回転数が記憶される。
ドラフト比調整ダイヤル24cはドラフトコントロールの感度を調整するダイヤルであり、圃場の状態やユーザーの好みで調整する。左の「ポジション」、右の「ドラフト」の範囲で調整でき、「ポジション」側にするほど鈍くなる。詳細には、「ポジション」側(左)に回すほど負荷に対する作業機の昇降変化量が少なくなり、「ドラフト」側(右)に回すほど負荷に対する作業機の昇降変化量が大きくなる。調整による耕深および土質は、ドラフト比調整ダイヤルが「1」(左回し)の場合の「浅くする」「軽い」、また、「ドラフト」(右回し)の場合の「深くする」「重い」の範囲で調整される。
上げ調整ダイヤル24dは、その左の「低」、右の「高」の範囲で3Pリンクの上げ高さを調整する。作業機によっては最上げにするとトラクタ本体に当たるものもあるので高さを調整する。また、不必要に上げなくてもよい作業機はこのダイヤルで調整して効率的な作業を行う。傾き調整ダイヤル24eは左の「右上がり」、右の「右下がり」の範囲で調整する。
4WD切替スイッチ24fの「走行オート4WD」は設計変更で走行ローダに表示(名称)変更する。「走行ローダ」は路上走行ローダ作業時に使用する。通常は2輪駆動であり、ぬかるみに入ったり、急な坂道、凹凸道になると自動的に4輪駆動になるほか、ブレーキをかけると自動的に4輪駆動となる。即ち、停止距離が短くなり、運転中に停止すると4輪駆動状態になる。「2WD」は後輪駆動、「4WD」は4輪駆動である。「スーパーフルターン」は旋回時に前輪の速度が増速され、クイックな旋回となる。「2WDターン」は固い圃場などで旋回時のみ前輪の駆動を抜くことで、片ブレーキ旋回がクイックにスムーズに行える。
水平シリンダの手動上げ下げスイッチ24gは作業機の脱着等に使用し、3Pリンクの水平シリンダを手動で動かす。
操作パネル22tの上段部25には、スロットルレバー25a、副変速レバー25b、サブコンレバー25c、25d、オプションのサブコンレバー25e、また、操作パネル22tの後部には、スイッチボックス26a、シガーライター26bを配置する。
スロットルレバー25aは、エンジンのアクセル開度を指示し、図6のレバーガイドラベルに示すように、前に倒すとエンジン回転増大、一番手前にするとアイドリングとなる。このスロットルレバー25aは操作性を確保するべく、上段部25の前端位置に配置し、かつ、中段部24の前端位置に配置のエンジン回転数記憶スイツチ24a、24bを近接配置することにより、両者の組合わせ操作の際の操作性を確保することができる。
副変速レバー25bは、図7のレバーガイドラベルに示すように、前後左右方向のXY動作レバーにより、低速、中速、高速、路上走行速のポジションを備える。各ポジションについて、低速8段、中速8段、高速8段、路上走行速4段(高速8段の上側4段)の変速帯域をカバーする。
2つのサブコントロールレバー(サブコンレバー)25c、25dは、図8のレバーガイドラベルに示すように、外部油圧取り出しレバーであり、トラクタの作業機の油圧シリンダなどに高圧のオイルを供給するためのものであり、図例は、1連目と2連目25c,25dを実装し、3連目、4連目をオプション25eで組込み可能に構成する。
上記構成の操作装置22は、基段部23および上段部25にはその広さの範囲内で操作具が配置でき、また、中段部24にはその起立高さ寸法に応じて操作具を配置することができることから、運転座席の片側方における操作具の操作性を損なうことなく、多数の操作具によりコンパクトに多様な機器操作が可能となる。
このように、スイッチ等の操作具が数多くあり、キャビン内において運転座席7の片側に集中レバー配置する場合に、上記装置により、大きな操作パネルを要することなく、多数の操作具をコンパクトに配置することができる。したがって、農用作業車両は圃場作業および移動走行の両面から受ける規制に対応するべく、車幅寸法を小さく抑えるとともに、左右バランス、車上スペースを確保することによってオペレータの作業環境の改善を図
ることができる
また、上段部25には、傾動操作用のレバーを有する操作具25a〜25eを配置することにより、腕を伸ばした位置で運転座席から比較的離れた配置とすることにより、大きなストローク操作を要するシフトレバー式操作具の操作性を確保することができる。したがって、上段部の操作具は、レバー操作ストロークを機械的なリンク機構によってアクチュエータおよび最終稼動部に伝達する構成とし、入切の操作感覚と対応する大きなストロークを設定することができる。
上記構成の具体例として副変速レバーのリンク機構について説明する。
副変速レバー25bは、リンク機構の側面図を図9に示すように、XYアーム機構27を備えて2本のケーブル27a,27bをミッションケース5に取付けたブラケット28に連結する。XYアーム機構27は、正面図(a)、側面図(b)を図10に示すように、前後シフト動作のX方向ストロークと、左右スライド動作のY方向ストロークを分離してそれぞれケーブル27a,27bで取り出し、図11の拡大図に示すように、ブラケット28と連結して変速伝動部5aの変速比を切換える副変速シフト軸5bの回動動作、進退動作に変換する。
次に、前記スイッチボックス26aについて説明する。
スイッチボックス26aは、使用状態の正面図を図12に示すように、スイッチ類を複数収納したスイッチパネル31にカバー31aを開閉可能に設けて構成する。これを操作パネル22tの後部位置において運転座席7のオペレータに向けて傾斜して配置する。このスイッチボックス26aは、使用頻度が低い機能について操作部を小さくしてコンパクトに構成し、使用しない場合はオペレータの視界の外に位置し、使用する場合は運転座席7から操作できる近い位置に配置することにより、通常の作業に支障を来すことなく、ユーザーにより、或いは、作業により、必要に応じて、全ての機能を運転座席7から操作することができる。
上記スイッチボックス26aのスイッチ配置について具体的に説明する。
パネル面には、作業機上昇・下降モニターランプ32a、ATシフト作業感度ダイヤル32b、下げ速度ダイヤル32c、ブレーキ調整ダイヤル32dを比較的大きく配置し、その他、電子油圧制御を初めとする制御設定のスイッチ類33a〜33e、34a〜34eの操作ボタンBをモニターランプLとともに比較的小さく集中して配置する。
作業機上昇・下降モニターランプ32aは、上下配置の2つのLED等のランプL、Lにより作業機昇降出力と連動してモニタ表示する。半透明樹脂によってカバー31aを形成し、カバー31aを閉じたままでモニタできるように構成する。このモニタはドラフト作業中等に効き具合を見るために便利であり、LEDを基板に入れることにより安価に構成することができる。また、カバー31aを閉じたままLEDを確認できることから、安価な構成で確認が可能になる。
また、側面図を図13に示すように、作業機上昇・下降モニターランプ32aの前面部31bを除いてカバー31aの表面をシボ加工処理Sにより透過性を抑えることにより、使用しないスイッチ類が隠されて複雑なパネル面が単純化される。
ATシフト作業感度ダイヤル32bは自動的に車速を増減速する感度を変更するダイヤルである。その下方に配置のATシフトの作業スイッチ33bを「入り」にすると、その設定感度で自動変速(オードドライブ)制御が適用される。
下げ速度ダイヤル32cは作業機下降速度を調整する。「速」側(右回り)に操作すると作業機は速く降り、作業機重量が軽い場合に適用する。「遅」側(左回り)に操作すると作業機は遅く降り、作業機重量が重い場合に適用する。
ブレーキ調整ダイヤル32dはオートブレーキスイッチ33eが「入り」のときに作用するブレーキ力を調整(左が弱、右が強)する。
また、電子油圧制御等の各制御設定スイッチ類33a〜33e、34a〜34eについては、それぞれ、スイッチボタンBとそのモニターランプLを対応して配置する。
ATシフト路上スイッチ33aは、「入り」にすると路上走行のときに自動変速(オートドライブ)する。
ATシフト作業スイッチ33bは、「入り」にすると作業走行のときに自動変速(オートドライブ)する。
バックアップ入切スイッチ33cは、「入り」にすると後進動作と連動して作業機が上昇する。
オートリフト入切スイッチ33dは、「入り」にすると機体旋回時のハンドル操作と連動して作業機が上昇する。
オートブレーキ入切スイッチ33eは、「入り」にすると機体旋回時のハンドル操作と連動して旋回内側の後輪のみにブレーキがかかる。
接続感度変速スイッチ34aは、入り切りすることで主変速を変速したときの接続フィーリングを変更する。「入り」(モニタ点灯)で緩やかな変速、「切り」(モニタ消灯)で急接続となる。プラウなどの牽引系の作業で使用することにより、主変速の変速操作時の接続時間が短くなる。
接続感度PTOスイッチ34bは、PTOのつながり方を切換える。「ロータリ」はPTOのつながりが早くなる。PTOが回転始めると、すぐに土の抵抗に負けない回転力で回るので、主にロータリなどの耕うん作業機で使用する。「牧草1」、「牧草2」はPTOのつながりが緩やか(2つの変速)となる。主に牧草作業機やスノーブロワーなどPTO接続をゆっくり行う作業機で使用する。
水平感度スイッチ34cは、自動水平制御装置の動作感度を切換える。スイッチを押すと、自動水平制御の動きが遅くなり、再びスイッチを押すと元に戻る。
水平切換スイッチ34dは、作業機の水平制御を行う。「自動水平」は水平センサにより、自動的に水平を保持する。「手動」は上記傾き調整ダイヤル24eによる手動調整用
である。「平行」は本機に対して3Pリンクを常に平行にする。「傾斜」は地面に対してある一定の角度をもたせる。
3P切換スイッチ34eは、リフトシリンダ取り付け穴の選択によって、電子油圧操作ボックスの3P切換の選択を行う。カテゴリ1の作業機(ロワーリンクの前穴に付けるとき)は「1」を選択し、カテゴリ2の作業機(ロワーリンクの後穴に付けるとき)は「2」を選択する。
以上の各制御設定スイッチ類33a〜33e、34a〜34eは、機器動作メンテナンスにおけるチェックモード状態中は、スイッチがオンの時のみモニターを点灯制御することにより、スイッチの故障(ショート)を容易に把握することができる。
例えば、通常制御時は、スイッチ操作と対応してモニターが点灯・消灯することから、スイッチを押してもモニターが点灯しない場合は、スイッチとモニターの何れの故障か判断できないので、チェックモード状態でスイッチがオンの時のみ点灯する構成とすることにより、故障の部位(スイッチ、モニター)の判断が行いやすい。また、スイッチの変化のみはメーターパネルで確認することができる(短絡、オープンは確認できない)。
また、チェックモードへの移行は所定のヒューズを外すことを条件とし、本機では、チェックモードに移行する前の操作パネルの設定で制御し、チェックモード状態においては、スイッチの操作による電子油圧や走行系の切換えを行わない制御構成とすることにより、機器の不意な動きを防止することができる。
この場合において、本機制御系コントローラの不揮発性メモリに設定状態の記憶がある時はその値を使用し、また、操作パネル自体の不揮発性メモリに設定状態の記憶がある時はその値を使用することにより、機器の不意な動きを防止することができる。
農用トラクタの機体側面図である。 キャビン内2の斜視図である。 操作装置の拡大斜視図である。 基段部の取付け面見取図である。 中段部のパネル面見取図である。 スロットルレバーのレバーガイドラベルである。 副変速レバーのレバーガイドラベルである。 サブコントロールレバーのレバーガイドラベルである。 副変速レバーのリンク機構の側面図である。 XYアーム機構の正面図(a)、側面図(b)である。 ブラケット部の拡大図である。 スイッチボックスの使用状態の正面図である。 スイッチボックスの側面図である。
符号の説明
7 運転座席
11 ステアリングハンドル
21 アームレスト
22 操作装置
22t 操作パネル
23 基段部
23a PTOスイッチ
23b PTO自動スイッチ
23c デフロックスイッチ
24 中段部
24a エンジン回転数記憶スイツチ
24b エンジン回転数記憶スイッチ
24c ドラフト比調整ダイヤル
24d 上げ調整ダイヤル
24e 傾き調整ダイヤル
24f 4WD切替スイッチ
24g 水平シリンダ昇降スイッチ
25 上段部
25a スロットルレバー
25b 副変速レバー
25c サブコンレバー
25d サブコンレバー
25e オプションサブコンレバー

Claims (2)

  1. トラクターを構成する走行系および作業系の機器を制御操作するための操作具(23a〜25e)と、これら操作具(23a〜25e)を支持して運転座席(7)の片側方に集中配置する操作パネル(22t)とからなるトラクターの操作装置において、
    上記操作パネル(22t)は、運転座席(7)と隣接する平坦状の基段部(23)と、その後端から急傾斜で起立する中段部(24)と、その上端から奥高に緩く傾斜する上段部(25)とからなり、それぞれに操作具(23a〜25e)を配置してなることを特徴とするトラクターの操作装置。
  2. 前記上段部(25)には、操作用のレバー類からなる操作具(25a〜25e)を配置
    してなることを特徴とする請求項1記載のトラクターの操作装置。
JP2006319555A 2006-07-12 2006-11-28 トラクターの操作装置 Withdrawn JP2008037411A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006319555A JP2008037411A (ja) 2006-07-12 2006-11-28 トラクターの操作装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006191274 2006-07-12
JP2006319555A JP2008037411A (ja) 2006-07-12 2006-11-28 トラクターの操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008037411A true JP2008037411A (ja) 2008-02-21

Family

ID=39172909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006319555A Withdrawn JP2008037411A (ja) 2006-07-12 2006-11-28 トラクターの操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008037411A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140056676A1 (en) * 2012-08-21 2014-02-27 Iseki & Co., Ltd. Working vehicle
WO2015019943A1 (ja) 2013-08-09 2015-02-12 ヤンマー株式会社 作業車両
JP2016080054A (ja) * 2014-10-16 2016-05-16 ヤンマー株式会社 作業車両
JP2016078612A (ja) * 2014-10-16 2016-05-16 ヤンマー株式会社 作業車両
KR20170051500A (ko) 2014-10-16 2017-05-11 얀마 가부시키가이샤 작업 차량
JP7543511B2 (ja) 2018-12-06 2024-09-02 株式会社クボタ 作業車両

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140056676A1 (en) * 2012-08-21 2014-02-27 Iseki & Co., Ltd. Working vehicle
CN103625569A (zh) * 2012-08-21 2014-03-12 井关农机株式会社 作业车
US8931586B2 (en) * 2012-08-21 2015-01-13 Iseki & Co., Ltd. Working vehicle
KR101506521B1 (ko) * 2012-08-21 2015-03-27 이세키노우키가부시키가이샤 작업차
WO2015019943A1 (ja) 2013-08-09 2015-02-12 ヤンマー株式会社 作業車両
KR20160040461A (ko) 2013-08-09 2016-04-14 얀마 가부시키가이샤 작업 차량
EP3032371A4 (en) * 2013-08-09 2017-05-31 Yanmar Co., Ltd. Working vehicle
US9751572B2 (en) 2013-08-09 2017-09-05 Yanmar Co., Ltd. Working vehicle
JP2016080054A (ja) * 2014-10-16 2016-05-16 ヤンマー株式会社 作業車両
JP2016078612A (ja) * 2014-10-16 2016-05-16 ヤンマー株式会社 作業車両
KR20170051500A (ko) 2014-10-16 2017-05-11 얀마 가부시키가이샤 작업 차량
JP7543511B2 (ja) 2018-12-06 2024-09-02 株式会社クボタ 作業車両

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6991645B2 (ja) トラクタ
JP2008037411A (ja) トラクターの操作装置
JP5003311B2 (ja) 作業車両
WO2016067986A1 (ja) 作業車両
KR101578788B1 (ko) 작업 차량의 암레스트 구조, 작업 차량의 조작부 구조, 및 암레스트 유닛
JP4961935B2 (ja) トラクタ用pto制御装置
JP4779958B2 (ja) トラクタ用エンジン制御装置
JP2009156190A (ja) 作業車両
JP5045552B2 (ja) 作業車両
JP5899909B2 (ja) 作業車両のpto制御装置
JP4114418B2 (ja) 苗移植機
JP2011109924A (ja) 対地作業部付き作業車両
JP2010019401A (ja) 作業車両の変速装置
JP2009047044A (ja) 走行制御機構
JP5104722B2 (ja) 作業車両
JP5003797B2 (ja) 作業車両
JP4257460B2 (ja) 乗用田植機
JP4501504B2 (ja) 農業用トラクタ
JP5272654B2 (ja) トラクタの走行伝動装置
JP2010195285A (ja) 作業車両
JP4984393B2 (ja) 作業車両
JP5369901B2 (ja) 作業車両の変速装置
JP5387114B2 (ja) 苗移植機
JP3630156B2 (ja) 作業機におけるローリング制御装置
JP2004105022A (ja) 水田作業機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20100202