JPH0825560B2 - 輸送容器及び輸送容器に用いるパネル材 - Google Patents

輸送容器及び輸送容器に用いるパネル材

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JPH0825560B2
JPH0825560B2 JP28222293A JP28222293A JPH0825560B2 JP H0825560 B2 JPH0825560 B2 JP H0825560B2 JP 28222293 A JP28222293 A JP 28222293A JP 28222293 A JP28222293 A JP 28222293A JP H0825560 B2 JPH0825560 B2 JP H0825560B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組立式の輸送容器及び
この輸送容器に使用される嵌め込み式のパネル材に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用部品等の輸送に使用され
る輸送容器は、床構造の外周縁四方の側壁を平鉄板等か
らなるがわパネルとつまパネルとで構成し、その剛性を
補強するため、各パネルの内面に縦、横及び斜めに多数
の支柱材や支枠材等を取付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の輸送容器によれ
ば、側壁を構成するパネルの内面に多数の支柱材や支枠
材を取付けていたので、構成部品数が多く、容器の総重
量が重くなると共に、構成部品相互の接合作業のための
容器の組立てには、作業者の熟練と多大の労力とを要す
ると共に、時間がかかり、容器の組立及び分解を簡単に
は実行できないという問題点があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑み提案されたも
ので、輸送容器の構成部品数を減らし、重量を軽減し、
なおかつ強度を高めるため、輸送容器の特に四側壁を波
形鋼板で構成することとし、このような側壁、すなわ
ち、パネル材を容器として組立てる作業を床構造の周縁
に嵌め込むだけのワンタッチで行なえるようにしようと
するもので、その目的とするところは、軽量、安価、堅
牢で取扱いやすい輸送容器及び輸送容器用の波形鋼板製
嵌め込み式パネル材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、容器の周囲の四側壁を構成するパネル材
を波形鋼板、特に、波形亜鉛鋼板で製作する。波形鋼板
は、波を縦にして用い、下端縁の波を潰して断面鈎形を
なす変形部を形成する。この変形部は、波と波の間に、
波と略直角をなして連続する水平状の段部と、この段部
の先に略直角に連続する偏平化された直立面とからな
る。補強の意味で、この偏平部に連なる各々の波の山の
基部を内方へ潰して斜凹面を形成してもよい。
【0006】このようなパネル材の変形部の裏面に、前
記段部と偏平直立面とに夫々接する上段面と、直壁面と
直壁面下端から上段面と反対側に延びる下段面とを有す
る、謂わば二重アングル材ともいうべき形状の下カマチ
材を取付ける。
【0007】この下カマチ材は、容器の底を構成する床
構造の四周に設けるグリップ金具に単に嵌め込み挾持さ
せて、パネル材を床構造上に直立に保持させるものであ
る。
【0008】グリップ金具は、床構造の四周に取付けら
れるもので、床構造周縁のやや内側に起立する直壁と、
その直壁下端に連続する底壁と、底壁外端に連続し、内
方上方へ斜状に延びる斜壁とからなり、直壁と斜壁との
間に前記下カマチ材が嵌入され、下カマチ材の下段面が
グリップ金具直壁と斜壁との間に挾まれた形で把持さ
れ、パネル材を直立に保持させる。
【0009】隣接するパネル材のコーナ部分、すなわ
ち、がわパネル材とつまパネル材との隣接部分には、夫
々チャンネル材及びL形材からなる支柱が固着されてい
て、両パネル材を立設したとき、L形材をチャンネル材
に嵌め込み、かみ合わせる構造になっている。このかみ
合わせ構造部分は、例えば、普通のボルト、ナット又は
ラッチ等のような固定手段により着脱容易に固定され得
る。
【0010】
【作用】本発明の嵌め込み式パネル材は、その下端の下
カマチ材を、床構造のグリップ金具に嵌め込んでパネル
材を起こし、ついで隣接するパネル材のコーナ部を前記
のかみ合わせ構造で連結するだけの嵌め込み作業で組上
がるから、容器は素人にも極めて簡単に組立られ、特殊
な熟練や工具の使用は必要ない。
【0011】また、組立てられている容器の分解も極め
て簡単であり、コーナ部の連結を外して各パネル材を外
側へ倒しつつその下カマチ材をグリップ金具から外して
引き上げるだけで、容器の四側壁を分解することができ
る。
【0012】パネル材下端の変形部は、継目なしに連続
した被覆体として下カマチ材を覆っているから、パネル
材を通して雨水等が浸透するのを防ぎ、下カマチ材を嵌
め込むグリップ金具は、その直壁で水の浸入を遮断する
と共に、両端が切れて開放しているから、雨水等を容易
に容器外へ排出し、容器の防水性及び防錆性を高めるの
に役立つ。
【0013】
【実施例】以下本発明に係る輸送容器及び嵌め込み式パ
ネル材の実施例について図1乃至図11を参照して説明す
る。
【0014】図1はパネル材と、これを立設すべき床構
造とを分離して示す斜視図であり、完成した輸送容器の
例は図10に示してある。上記パネル材(1)は容器の両
側壁を構成するがわパネル(1s)と、両端面を構成す
るつまパネル(1e)とからなる。両パネルともコーナ
のかみ合わせ構造を除いて実質的に同一構造であるの
で、以下共通部分については単にパネル材(1)として
説明する。
【0015】パネル材(1)は、特に、図2及び図3に
詳細を示すように、波形鋼板(2)、好ましくは亜鉛波
形鋼板から形成されるもので、波の軸線X(図2参照)
を縦にして用いられる。鋼板(2)の下端(2m)に
は、波形をプレス加工又はその他の作業により変形させ
た変形部(3)が形成される。この変形部(3)は、図
2のV−V線部分段面図である図5に示すように、山P
と谷Vの繰返しからなる波の下端(2m)において、谷
Vを前方(山の方)へ押出すと共に、略直角に折曲げて
波と波の間に平な段部(4)を形成し、段部(4)の外
端は波の山Pと略同高に連続した直立面である偏平面
(5)に形成し、この偏平面(5)と各山Pの基部との
接続部を谷側に押し潰して斜凹面(6)に形成したもの
である。この変形部(3)は、鋼板(2)の波の部分と
継目なしに一体に連続したものである。
【0016】変形部(3)の段部(4)と偏平面(5)
の裏面に下カマチ材(10)が溶接等により固着される。
下カマチ材(10)は、二重アングル金具というべき断面
形状のもので、上段面(11)と、これに直角をなす直壁
面(12)と、これに直角をなし上段面(11)と反対側へ
延びる下段面(13)とからなる。
【0017】図2に示すように、がわパネル(1s)の下
カマチ材(10)の上段面(11)は、端部が切欠部(11
a)とされ、鋼板(2)の両縦縁に固着される第1の支
柱(7)(チャンネル材)を受入れる。つまパネル(1
e)の下カマチ材(10)の上段面(11)は、図3に示す
ように、両端まで完全に延びており、鋼板(2)の両側
縁には、L形材である第2の支柱(7’)が固着され
る。第2の支柱(7’)は、図4の部分平面図から認め
られるように、第1の支柱(7)内にかみ合わされ、コ
ーナ連結構造となる。第1及び第2の支柱(7)
(7’)には、鋼板(2)の側縁(2s)が若干被って
いる。
【0018】鋼板(2)の上端(2u)は、波形P、V
を変形させることなく上カマチ材(8)を被せて補強さ
れる。上カマチ材(8)は、つまパネル(1e)では、
両端まで完全に延びている(図3)が、がわパネル(1
s)では前記第1の支柱(7)の幅に相当する部分が切
欠部(8a)とされている。
【0019】組立式輸送容器の床構造(20)は、図1に
示すように、角木材又は角鉄パイプ等からなる数本の水
平足部材(又は滑材)(21)と、その上に敷設した底板
(22)とから基本的に構成される。この上面に敷設され
る底板(22)は、図示の例では、波形鋼板を用いている
が、これに限定されない。波形鋼板製の底板(22)の場
合は、波と平行な二辺、すなわち、図1に示すように、
両端縁(22e)において、波を潰して平坦化され、その
最外端は折上げ縁(22et)としてグリップ金具(24)の
直壁(25)の内面に当接させる。底板(22)の波と直角
な両側縁(22s)も一部平坦化されて、波の端面(22r)
を形成している。これらの平坦縁(22e)(22s)は適宜
ボルト(23)又は溶接などにより足部材(21)に固定さ
れる。
【0020】上記底板(22)の外側で、グリップ金具
(24)が溶接又はネジ止め等により足部材(21)に取付
けられる。グリップ金具(24)は、断面略J字形状であ
って、床構造の最外縁よりやや内側に立設される直壁
(25)と、その下端に連なり足部材(21)の上面に接触
している底壁(26)と、底壁(26)の外端から上方内方
へ折返された斜壁(27)とからなる。
【0021】次に、パネル材(1)の床構造(20)への
組立て手順を図5及び図6を参照しながら説明する。こ
れらの図では、がわパネル(1s)を示してあるが、つ
まパネル(1e)の場合も組立て手順は基本的に同じで
あるから、代表してパネル材(1)として説明する。ま
ず、床構造(20)を略水平に横たえ、図6に示すよう
に、そのグリップ金具(24)の一個に対し1枚のパネル
材(1)の下端を斜めに挿入する。
【0022】下カマチ材(10)の下段面(13)がグリッ
プ金具(24)の斜壁(27)の内側へ入ったら、パネル材
(1)を次第に直立させ、図5に示すように、下カマチ
材(10)の下段面(13)をグリップ金具(24)の斜壁
(27)と直壁(25)との間に鋏込むようにして底壁(2
6)上に着座させると共に、上段面(11)をグリップ金
具(24)の直壁(25)の上縁に着座させる。グリップ金
具(24)の直壁(25)の高さは、下カマチ材(10)の直
壁面(12)の高さと略等しく定められていて、また直壁
面(12)の背面が直壁(25)の表面に略接触した状態で
下カマチ材(10)の下段面(13)の先端(13a)がグリ
ップ金具(24)の斜壁(27)の内面に係合する長さに定
められているから、図5に示すように直立させたパネル
材(1)はグリップ金具(24)により下端を把持された
形になり、手を離してもパネル材(1)が内側へ倒れる
ことはない。
【0023】組立ての順序は、がわパネル(1s)を先
にしてもよいし、つまパネル(1e)を先にしてもよ
い。一対のつまパネル(1e)を先に立設した場合は、
がわパネル(1s)を直立させつつ第1の支柱(7)に
つまパネル(1e)の第2の支柱(7’)を嵌め込むよ
うにすればよい。第1及び第2の支柱(7)(7’)が
若干ずれても、グリップ金具(24)の両端が切れて開放
しているから、がわパネル(1s)を横にスライドさせ
て第1及び第2の支柱(7)と(7’)を容易に一致さ
せることができる。逆に、先に1枚のがわパネル(1
s)を立設した場合は、その端部と干渉しない位置でつ
まパネル(1e)をグリップ金具(24)に嵌め込み、直
立させてから横にスライドさせてコーナをかみ合わせる
ようにすればよい。こうして床構造(20)の上に箱形の
容器主体部が組立てられる。
【0024】次に、隣接パネル材(1s)(1e)のか
み合わせたコーナ部は適宜の方法で着脱容易に固定され
る。図7乃至図9にその固定手段の具体例を示す。
【0025】図7は、上カマチ材(8)の両端付近に形
成したスリット(29)に係合させるコーナピース(30)
の一例を示す。コーナピース(30)の両端には係止部
(31)が形成され、その上端に水平部を介して連続して
屈曲する当接部(32)は上カマチ材(8)の内方壁に当
接し、両当接部(32)間に斜交部(33)が連続してい
る。
【0026】図8はラッチ(35)による固定方法を例示
する。
【0027】パネル材(1s)の上端内部に固着された
ラッチ(35)のスライドピン(36)が、第1の支柱
(7)に穿設した貫通孔(7b)からコーナ部へ進入し
て、つまパネル材(1e)の第2の支柱(7’)の内面
に摺接し抑え込む。ツマミを持って反対方向にピン(3
6)を摺動させれば、結合は容易に外れる。
【0028】これらと異なりパネルコーナのかみ合わせ
構造は、ボルトとナットにより着脱可能に固定すること
もできる。図9はその例を示し、(37)で略示する位置
に穿設した孔を通してボルトを挿通締結し、第1及び第
2の支柱(7)と(7’)を固定してもよい。あるいは
(37')で示す位置にボルト及びナットを配してもよ
い。
【0029】このように上記パネル材(1)を床構造上
に立設する作業が極めて単純で容易迅速であり、コーナ
部の着脱式固定もまた簡単であると共に、組立てられた
容器を分解しようとする時は逆の手順の作業を行なえば
よく、組立て及び分解の極めて容易な輸送容器が提供さ
れるものである。
【0030】組立てられた容器の外観は、図10に示すよ
うなもので、頂部に天パネル(40)が被冠される。図示
の天パネル(40)は平鉄板を用いたもので、その内面
に、図11に示すような天梁(41)が天梁金具(42)を介
して1本又は数本固着される。天梁(41)は断面U字形
の鋼材で、U字の頂部を外側へ張り出した部分を有す
る。天梁金具(42)は逆U字の一方の脚を内方へ張り出
し、この上に天梁(41)を支えている。天梁金具(42)
は、容器の上カマチ材(8)に跨装される。
【0031】図10の組立てた輸送容器は、さらに結束バ
ンド(44)を自装している。バンド(44)は、天パネル
(40)の側縁に取付けたD環(46)が、がわパネル(1
s)に取付けられ、バンド端を挿通し締め上げる二重D
環(47)がバンド(44')に取付けられている。上記床
構造(20)の周囲四方にパネル材(1)を起立保持して
構成した容器主体部に天パネル(40)に被冠したら、バ
ンド(44)をD環(46)に通して折返し、二重D環(4
7)に挿通して締め上げるだけで、天パネル(40)は容
器主体部に強固に取付けられる。
【0032】図10で、足部材(21)に取付けられている
D環(46')は容器を分解したときの結束用に使用され
る。すなわち、分解した4枚のパネル材(1s)(1
e)を床構造上に横たえて積み重ね、この上に天パネル
(40)を重ねてバンド(44)をD環(46')に通し、二
重D環(47)で締め上げる。こうして容器1個分の構成
要素はコンパクトなユニットとして運送され得、また収
納することができる。
【0033】このように本発明に係る組立式輸送容器
は、組立作業と共に結束作業もまた極めて容易であっ
て、輸送容器の反復使用を容易ならしめるものである。
【0034】
【発明の効果】本発明に係る輸送容器によれば、床構造
の外周囲四方にパネル材を嵌脱可能に嵌合係止させる構
造であるので、組立作業、分解作業及び開梱作業を極め
て簡単、かつ、迅速になし得る。したがって、輸送が終
った時は、素人でも簡単に分解して、パネル材、床構造
を小体積のユニットに結束して返送に便ならしめると共
に、小スペースに効率よく収納することができる。
【0035】また、容器の四側壁を構成するパネル材、
すなわち、がわパネル及びつまパネル材は、単に床構造
の四周のグリップ金具に嵌め込めばよい下カマチ材を備
えているから、組立に際しネジ止めや釘打ち、溶接等の
面倒な作業を一切必要とせず、素人でも簡単に箱形の容
器を組立てることができる。下カマチ材は波形鋼板の波
形部と継目なしに連続一体化している変形部で外側を被
覆されているから、容器内への雨水等の浸入をよく防止
し、また床構造のグリップ金具は両端が開放して排水に
適しているから、容器内への水滴、湿気の進入は完全に
遮断され、容器内の防湿、防錆に卓越した効果がある。
【0036】さらに本発明のパネル材は、波形鋼板で構
成されるから、平鉄板等で製作される従来の輸送容器よ
り構成部品数が少なく、軽量でありながら堅牢であり、
取扱いにも便であるので、特に組立式の輸送容器の構成
材として適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る輸送容器を構成する嵌め込
み式パネル材の2枚と、これを立設する床構造とを分離
して示す斜視図。
【図2】がわパネルの詳細を示す一部を分離した部分斜
視図。
【図3】つまパネルの詳細を示す一部切欠いた部分斜視
図。
【図4】がわパネルとつまパネルのコーナかみ合わせ構
造を説明する部分平面図。
【図5】波形鋼板下端の変形部と下カマチ材の詳細を示
す図2V−V線に相当する部分断面図。
【図6】パネル材を床構造に対し組立てる作業順序を説
明する部分断面図。
【図7】隣接するパネル材のコーナかみ合わせ部の固定
具の一具体例を示す部分斜視図。
【図8】固定具の他の具体例を示す部分斜視図。
【図9】他の固定手段の具体例を示す部分斜視図。
【図10】本発明のパネル材を用いた組立式の輸送容器の
完成例を示す斜視図。
【図11】図10に示した天パネルの内面を示す一部切欠斜
視図。
【符号の説明】
1 パネル材 3 変形部 4 段部 5 偏平部 7、7’ 支柱 8 上カマチ材 8a 切欠部 10 下カマチ材 11 上段面 12 直壁面 13 下段面 20 床構造 24 グリップ金具 25 直壁 27 斜壁 40 天パネル 44 結束バンド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周縁に、底壁の内側縁に上方に起立し
    た直壁を有し、かつ、底壁の外側縁に内方斜上方に折返
    された斜壁を有する断面略J字形状のグリップ金具を固
    着した方形状の床構造と、 波形鋼板の波を縦にして、波の下端縁を潰して形成した
    平坦な段部と垂直な偏平面とからなる変形部の裏面に、
    直壁面の上下端縁に内方及び外方の反対方向に夫々略水
    平に延びる上段面及び下段面を設けた下カマチ材を固着
    した4枚のパネル材とからなり、 上記床構造の夫々のグリップ金具に各パネル材の下カマ
    チ材の下段面を嵌脱可能に嵌入係着して組立てるように
    したことを特徴とする輸送容器。
  2. 【請求項2】 波形鋼板の波を縦にして、波の下端縁を
    潰して形成した段部と偏平面とからなる変形部の裏面
    に、直壁面の上下端縁に反対方向に略水平に延びる上段
    面及び下段面を設けた下カマチ材を固着してなり、 下カマチ材の直壁面の高さは、床構造の周縁に設けられ
    る直壁と斜壁とを有するグリップ金具の直壁の高さと略
    等しいものとし、下カマチ材の下段面はグリップ金具の
    斜壁と直壁の間に挾持される寸法に定めたことを特徴と
    する輸送容器用パネル材。
  3. 【請求項3】 波の上端縁には、波を潰さずに上カマチ
    材を被覆固定してなる請求項2記載の輸送容器パネル
    材。
  4. 【請求項4】 輸送容器の両側壁を構成するがわ用パネ
    ル材の両側縁に第1の支柱を固着し、第1の支柱の幅に
    相当する上カマチ材の部分を切欠き、輸送容器の両端壁
    を構成するつま用のパネル材の両側縁に第2の支柱を固
    着し、第1の支柱に第2の支柱をかみ合わせて隣接する
    がわ用パネル材とつま用パネル材とを連結する構造とし
    た請求項2及び3記載の輸送容器用パネル材。
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