JPS6335031Y2 - - Google Patents

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JPS6335031Y2
JPS6335031Y2 JP1978025717U JP2571778U JPS6335031Y2 JP S6335031 Y2 JPS6335031 Y2 JP S6335031Y2 JP 1978025717 U JP1978025717 U JP 1978025717U JP 2571778 U JP2571778 U JP 2571778U JP S6335031 Y2 JPS6335031 Y2 JP S6335031Y2
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JP
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rail
panel
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panel rail
pair
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JP1978025717U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトラツクや貨車に用いるアオリ、特
に、組立時に、連結用のボルトの締付け工数が少
なく、使用中におけるこのボルトのゆるみが容易
に修正でき、更に、容易にメインテナンスできる
アオリに関する。
従来から、トラツク等の荷台のアオリは鋼製の
ものが用いられていたが、アルミニウム材の材質
的改善に加えて、構造的改善もなされて、現在で
は、アルミニウム材の中空部材のパネルレールか
ら成るアオリが用いられるようになつている。こ
のアオリは、各パネルレールをボルトで連結して
一体としたものであつて、大幅な軽量化が達成で
き、アオリ高さも自由に変えることができ、きわ
めて好都合のものであるが、この連結ボルトの締
付けに手数がかかり、使用中における連結ボルト
のゆるみ等を修正するのも困難である。また、従
来のアルミニウム材のアオリは、元来が大型トラ
ツク用として開発されたものが多く、小型若しく
は中型用のものの開発が望まれている。
すなわち、第1図は従来例に係るアオリの断面
図であつて、このアオリにおいては、アツパーレ
ール1、ミドルレール2、ロアーレール3の各パ
ネルレールがアルミニウムの中空部材から成り、
これら中空部材は、それぞれオスメス整合すると
同時にボルト5を貫通し、ボルト5の両端をナツ
ト6によつて締付けて一体化される。4はアツパ
ーレール1、ロアーレール3に取付けるインナー
カバーである。この構造のアオリは、各パネルレ
ールがオスメス整合を成し、共通のボルト5によ
つて一体化されているために、構造的に強度が大
きく、各パネルレールが中空部材から成るため、
軽量化されている。しかしながら、ボルト5によ
つて各パネルレール1,2,3を一体化する際
に、各パネルレールに順次にボルト5を通し、そ
の後、上端と下端とにおいてそれぞれナツト6を
締付けることになる。このため、ナツト6の締付
け作業が多く、アオリ高さが通常約1メートル前
後にまで達することもあつて、組立作業がきわめ
てはん雑でしかも作業自体が危険である。また、
トラツク等の運行中にうける衝撃その他外力で、
両端のナツト締付け部分がゆるみ易いが、この修
正作業もはん雑でメインテナンスの点でも問題で
ある。
本考案は上記欠点の解決を目的とし、特に各パ
ネルレールの一体化がきわめて容易で、しかも、
使用中の締付けナツトのゆるみ等を容易に修正で
き、メインテナンスの上でも問題が少ないトラツ
ク等のアオリを提案する。
すなわち、本考案は、一端に他のパネルレール
と整合する整合用凹所を有し、その両側壁に奥向
きに開口した一対の案内溝と開口向きの一対の整
合溝を形成するT字状断面の帯状片を対向して有
するパネルレールを形成し、該案内溝に係合する
一対の係合条を有する支持片を係合させ、かつ、
該整合溝に他のパネルレール整合部の整合突条を
嵌合させてパネルレールを整合するとともに、該
支持片にボルト等の連結杆の一端を固着し、この
連結杆を整合しあう他のパネルレールに貫通させ
て、その連結杆の先端をナツト等の締結具によつ
て締結して一体に結合して成ることを特徴とす
る。
以下図面によつて、本考案の実施態様について
説明する。
まず、第2図は本考案の一つの実施例に係るア
オリの縦断面図であつて、第2図において、符号
7はパネルレールを示し、このパネルレール7は
常法の通りに、トラツク荷台のサイドレール8の
上に取付けられている。また、パネルレール7は
従来例と同様にアルミニウムの押出材等の如く中
空部材として構成し、パネルレール7の上には上
部パネルレール9を整合させる。
次に、この上部パネルレール9において、第3
図に示す如く、その整合用凹所9′の両側壁に一
対の奥向きに開口した案内溝10,11を間隔を
おいて設け、更に、これら案内溝10,11に係
合するよう断面ほぼ状の支持片12を構成す
る。つまり、支持片12の両側縁にそれぞれ係合
条を設けて、これら係合条を各案内溝10,11
に係合させる。この場合、第3図に示す如く、上
部パネルレール9の整合部分において各内側面か
らT字状断面が帯状片13,14を突設し、各帯
状片13,14の内側の上部において容易に案内
溝10,11が形成される一方、下部においても
整合溝15,16が形成される。従つて、このよ
うに帯状片13,14を突設して一対の案内溝を
構成すると、下部に形成される各整合溝15,1
6にパネルレール7の上端が整合し(第2図参
照)、この整合部の左右及び上下方向のガタつき
が少なく、とくに、トラツク等の如く常に振動に
さらされることがあつてもガタがなく、更に、納
まりが良好である。
また、案内溝10,11と関連して、支持片1
2は第2図ならびに第3図に示す如く、必ずしも
板状材を折曲げて構成しなくとも、各案内溝1
0,11に係合できれば断面型の型材でも良
い。
次に、各支持片12にボルト17の上端を固着
する。このボルト17の固着にあたつては、施工
性の上からは、予め各支持片12にねじ孔を形成
しておき、ねじ孔にボルト17の上端17aを螺
合してから例えば溶接18等によつて固着する。
何故ならば、アオリの組立に先立つて、第3図の
如く、ボルト17の上端17aに容易に支持片1
2が固着でき、しかも、各支持片12を矢視A方
向から、各案内溝10,11に順次に係合させる
と、ボルト17は容易に上部パネルレール9に取
付けることができる(第4図参照)。
以上の通りに上部パネルレール9ならびに支持
片12を構成し、このボルト17の先端17aに
支持片12を固着し、この支持片12を上部パネ
ルレール9の案内溝10,11に係合させて、第
4図に示す如く組合わせる。そして、この状態に
おいて、第2図に示す如く、パネルレール7の整
合部に並列に突設した一対の整合突条7′,7′を
上部パネルレール9の前記整合溝15,16に嵌
合させて、両パネルレール7,9を整合させ、ボ
ルト17をパネルレール7の貫通孔に貫通させる
と共に、パネルレール7の下側からボルト17の
下端17bを突出させ、この突出部分17bに例
えば二重ナツト19を締付ける。このように構成
すると、アオリの下部において単位ボルトについ
て、ナツト19を締付けるのみで、パネルレール
7は上部パネルレール9と一体化でき、その組立
作業はいちじるしく軽減する。また、締付けによ
つて、上部パネルレールの整合部分が左右へ開い
たり、左右いずれかに傾くこともない。
なお、このように一体化された上部パネルレー
ル9は、例えば、第5図に示す如く、上方へ高く
した上部パネルレール9″に対して貫通孔20を
形成すれば、この貫通孔20を介して幌骨21等
をたてることもできる。
また、上記のところにおいて、本考案につい
て、単一のパネルレールに対して上部パネルレー
ル9を取付けた例を中心に説明したが、本考案
は、これらの間に複数個の中間パネルレールを積
重ねる場合にも適用できる。
すなわち、第6図には上記のところのパネルレ
ール7の上に更に通常の中間パネルレール23を
オスメス整合によつて積重ねたアオリであつて、
このようなアオリは第2図に示す例が通常小型ト
ラツクに適用されるものに反し、中型、大型のト
ラツク等に適用される。この構造のアオリにおい
ては、下部パネルレール7ならびに中間パネルレ
ール23にやや長目のボルト17を貫通させ、ボ
ルト17の下端17bにナツト19を螺合し、締
付ければ、容易に複数個のパネルレールとともに
上部レールも一体化できる。
更に第6図のボルト17を上下逆にして第7図
の如く用いることも可能である。
以上詳しく説明した通り、本考案は、一端に整
合用凹所を有するパネルレールを用意し、この整
合用凹所の両側壁に一対の奥向きの案内溝と一対
の開口向きの整合溝を形成するT字状断面の帯状
片を設け、しかも、これら案内溝に支持片を係合
させ、かつ、これらの整合溝に他のパネルレール
整合部の整合突条を嵌合させて、各パネルレール
を整合させる一方、各支持片にボルトの一端を固
着し、かつ、各パネルレール中を貫通させ、前記
ボルトの他端を締付けて一体化させて成るもので
ある。
従つて、本考案においては、アオリの組立て
は、各ボルトについて一ケ所で締付ければ十分で
あり、締付けにより案内溝を有するパネルレール
が開く恐れや左右へ傾くこともなく、使用中にお
いても、前記締結部分のみを補修すればゆるむこ
ともなく、特に、小型、中型等のトラツクのアオ
リとしても好適なものが得られる。また、パネル
レールの整合部にはホコリも侵入し難く、雨水の
侵入もないので、支持片の部分の腐食やそれによ
るアオリのガタつきの発生も防止し得る。
また、整合溝と整合突条の嵌合によりT字状断
面の帯状片が変形し難く、ボルト等の力が強くて
も安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例に係るアオリの縦断面図、第2
図は本考案の一つの実施例に係るアオリの縦断面
図、第3図ならびに第4図はそれぞれ第2図にお
ける上部パネルレールの整合部分と支持片との係
合状態を示す説明図と縦断面図、第5図は第2図
に示すアオリに幌骨を使用した一例を示す縦断面
図、第6図は本考案の他の実施例に係るアオリの
縦断面図、第7図は本考案の他の実施例を示すア
オリの縦断面図である。 符号1……アツパーレール、2……ミドルレー
ル、3……ロアーレール、4……インナーカバ
ー、5……ボルト、6……ナツト、7……パネル
レール、7′……整合突条、8……サイドレール、
9,9″,22……上部パネルレール、9′……整
合用凹所、10,11……案内溝、12……支持
片、13,14……帯状片、15,16……整合
溝、17……ボルト、18……溶接部、19……
二重ナツト、20……貫通孔、21……幌骨、2
3……中間パネルレール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端部を互いに整合して接続される複数個のパネ
    ルレールのうち、一方のパネルレールの整合用凹
    所の両側壁に奥向きの案内溝と開口向きの整合溝
    を形成するT字状断面の帯状片を各々対向して突
    設し、前記一対の案内溝に係合する一対の係合条
    を備えた支持片をボルト等の連結杆の一端に固着
    し、この支持片の各係合条を前記一方のパネルレ
    ールの一対の案内溝に係合させ、前記一方のパネ
    ルレールの一対の整合溝へ他方のパネルレールの
    整合部に並列に突設した一対の整合突条を嵌合さ
    せて、両パネルレールを整合させるとともに、前
    記連結杆の他端を他方のパネルレール中に貫通さ
    せ、この他端の突出部分をナツト等の締結具で締
    結して、前記複数個のパネルレールを一体に結合
    してなることを特徴とするトラツク等のアオリ。
JP1978025717U 1978-02-28 1978-02-28 Expired JPS6335031Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978025717U JPS6335031Y2 (ja) 1978-02-28 1978-02-28

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JP1978025717U JPS6335031Y2 (ja) 1978-02-28 1978-02-28

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Publication Number Publication Date
JPS54128212U JPS54128212U (ja) 1979-09-06
JPS6335031Y2 true JPS6335031Y2 (ja) 1988-09-16

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ID=28866611

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS437584Y1 (ja) * 1964-04-30 1968-04-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS437584Y1 (ja) * 1964-04-30 1968-04-04

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Publication number Publication date
JPS54128212U (ja) 1979-09-06

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