JPH08252879A - 段ボールの折り目構造及び積層体形成用の段ボール - Google Patents

段ボールの折り目構造及び積層体形成用の段ボール

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JPH08252879A
JPH08252879A JP7354932A JP35493295A JPH08252879A JP H08252879 A JPH08252879 A JP H08252879A JP 7354932 A JP7354932 A JP 7354932A JP 35493295 A JP35493295 A JP 35493295A JP H08252879 A JPH08252879 A JP H08252879A
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corrugated board
fold
corrugated
corrugated cardboard
shape
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JP7354932A
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Yoshimasa Yokoyama
佳正 横山
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YOKOYAMA SANKO KK
Hitachi Zosen Corp
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YOKOYAMA SANKO KK
Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 V字状に屈折するV字折り目を、設計に沿っ
てより正確に機械加工により段ボールへ形成する折り目
構造を提供すること、及び、設計に沿った積層体を形成
することができる積層体形成用の段ボールを提供するこ
と。 【解決手段】 段ボール1に段10と直角又は直角以外
の角度で交叉するように形成されたV字折り目12は、
折り目方向に沿って交互に配置され、かつ、前記段ボー
ル1を部分的に押しつぶした所定長さのヒンジ部12a
と前記段ボール1を貫通する所定長さの切断部12bと
によって構成され、切断部12bの端部には、隣接する
ヒンジ部12aの方向へ向く平面ほぼ山形状又は片矢状
で、かつ、前記切断部12bと連続して前記段ボール1
を貫通する補助切断部12cが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、段ボールの折り
目構造、及び、所定形状の段ボール積層体(段ボールブ
ロック)を製造する場合において正確,簡単に重ねるこ
とができる積層体形成用段ボールに関するものである。
前述のような段ボールの積層体は、各種の緩衝材、梱包
用スペーサ、物品包装用のパッド、各種パッケージ,パ
レット又は建材の間隙充填材、断熱板及びガス用のフィ
ルターエレメントなどに使用される。
【0002】
【従来の技術】段ボールへ段と交叉する状態に折り目を
形成する場合には、通常段ボールの屈折時に外側になる
(屈曲時に山形に突出する側)部分を残して、他の側部
から切込み(半切り状の折り目)を形成する。段ボール
へV字状に屈折するV字折り目(谷折りの折り目)と、
このV字折り目と平行に逆V字状に屈折する逆V字折り
目(山折りの折り目)とを形成する場合、前述のような
構造の折り目を形成しようとすると、段ボールに対して
両側からカット刃がくい込むような特別設計のダイカッ
タを必要とする。あるいは、段ボールを一度ダイカッタ
に通過させ、これを裏返してもう一度ダイカッタに通過
させる必要がある。しかしながら、段ボールに対して両
側からカット刃がくい込むようなダイカッタは特別設計
を要してで非常に高価であり、また、同じ加工ライン上
に段ボールを二回通過させて二種の折り目を形成するの
も製造コストが高価になる。したがって、段ボールに対
して片側からカット刃がくい込むような設計のダイカッ
タによって、互いに逆方向へ屈折する折り目を同時に形
成する場合には、V字折り目の構造を逆V字折り目とは
異なる構造にする必要がある。
【0003】例えば、実開昭49−100981号公報
には、図38で示すように、段ボール3へ逆V字折り目
30とV字折り目31とを交互に平行するように形成し
ており、逆V字折り目30は半切り状に形成されてい
る。他方V字折り目31は、当該折り目方向に沿って交
互に位置し、かつ、段ボール3の一部を押しつぶしたヒ
ンジ部31aと、段ボール3を貫通するように切断した
切断部31bとから構成している。また、切断部31b
の端部には、当該切断部31bとほぼ直角に交叉するよ
うに補助切断部31cを形成している。そして、各折り
目30と31には、それぞれの屈折方向へ曲げ圧力を加
えて曲げ方向性を付与し、前記段ボール3を前記折り目
30,31の部分から順に折り畳んで、図39で示すよ
うな段ボール積層体3aからなる商品収納箱用の充填材
を製造している。前述のヒンジ部31a,切断部31
b,補助切断部31c及び逆V字折り目30は、ダイカ
ッタにより一工程で形成される。なを、前記補助切断部
31cは、屈折時に切断部31bとヒンジ部31aとの
境界部分切断部31bから側方に向けて裂けるので、そ
れを防止するために形成されている。
【0004】特開平6−227567号公報には、矩形
状の両面段ボールに山折りする折り畳み折り目(逆V字
折り目)と、谷折りする折り畳み折り目(V字折り目)
とを平行かつ交互に形成した段ボール製の緩衝材(段ボ
ール積層体用素材)が提案されている。この緩衝材の逆
V字折り目は、折り曲げ時に内側になる面のライナを残
して他の部分を切断することによって形成されている。
他方、谷折りする折り目は、段ボールの一部(二箇所以
上)に短い残存部を残して当該段ボールを貫通状体に切
断し、折り曲げ時に前記残存部の外側になる部分を分断
することによって形成されている。したがって、前記谷
折りの折り目においては、段ボールは前記残存部におけ
る一方のライナの部分のみが連なった状態になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば段ボールなどの
厚い紙を加工機械により幅方向に沿って曲げ加工する場
合、紙の折り目加工部分に幅の狭い部分と広い部分があ
ると、幅の広い部分よりも幅の狭い部分が曲がり易く、
幅の狭い部分に曲げ癖が付く傾向を示す。
【0006】前述した実開昭49−100981号公報
に記載されたV字折り目の構造では、所定の幅をもつヒ
ンジ部31aは幅方向の各部において長さがほぼ同じで
あるから、機械加工により、最初V字折り目31の部分
へV字状に屈折する方向への曲げ圧力を加えたとき、プ
レスで押しつぶされているヒンジ部31aの幅方向の範
囲内において、設計どうりの位置に折り目が形成される
とは限らず、折り目形成位置がずれることがあった。そ
のため、段ボール3を折り畳んで積層体3aを形成する
ために、折り畳み装置により段ボール片3bへ段ボール
片3cを折り重ねる要領で多数折り重ねた場合、隣合う
片方の段ボール片3bに対して他方の段ボール片3cが
図39の矢印a又はbの方向へ僅かながらずれてしま
い、積層体3aの形状が崩れ易く、許容誤差の範囲内に
おさまる形状の積層体を製造することができない場合が
あった。積層体3aの形状が設計どうりに形成されずに
崩れると、これを目的にしたがって使用することができ
なくなる。
【0007】特開平6−227567号公報に記載され
たV字折り目の構造では、段ボールは前記の短い残存部
における一方のライナの部分のみが連なった状態である
から、谷折りの折り目(V字折り目)部分が非常に脆弱
であって、取扱い中にその折り目に沿って段ボールが分
離し易いという課題があった。また、V字折り目の部分
を強化するために、V字折り目における前記残存部を長
くすると、段ボールをV字状に折り曲げた際、折り曲げ
部分の外側が当該折り目に沿って破断せずに、前記残存
部と切断部との境界部分に、当該切断部と交差する状態
に裂け目が形成されるとともに、機械的手段によって正
確に谷折りすることができなくなる。
【0008】この発明の目的は、V字状に屈折するV字
折り目を機械加工によって段ボールへ形成する場合に、
設計の許容誤差内で前記折り目を形成することができる
構造の折り目構造を提供することにある。この発明の他
の目的は、V字折り目が充分に丈夫であって、取扱い中
にその折り目が破断し難い段ボールの折り目構造を提供
することにある。この発明のさらに他の目的は、機械的
手段によって、設計に沿った積層体を形成することがで
きる積層体形成用の段ボールを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明による段ボール
の折り目構造は、前記課題を解決するため以下のように
構成している。すなわち、請求項1の折り目構造によれ
ば、段ボール1に段10と直角又は直角以外の角度で交
叉するように形成されたV字折り目12は、当該折り目
方向に沿って交互に配置され、かつ、前記段ボール1を
部分的に押しつぶした所定長さのヒンジ部12aと前記
段ボール1を貫通する所定長さの切断部12bとによっ
て構成されている。そして、前記切断部12bの端部に
は、隣接するヒンジ部12aの方向へ凸状となる平面ほ
ぼ山形状又は片矢状で、かつ、前記切断部12bと連続
して前記段ボール1を貫通する補助切断部12cが形成
されている。前記切断部12bは線状に形成されていて
も、段ボールの厚み以下の幅のスリット状に形成されて
いても差し支えない。前記補助切断部12cが隣接のヒ
ンジ部12aの方に向くほぼ山形状のものである場合、
その平面形状は、三角状,円弧状又は台形状であるのが
好ましいが、先端方向へ先細り状になっていればその目
的を達成することができる。この場合において、補助切
断部12cは、切断部12bと連続しているかぎり前記
三角状,円弧状又は台形状の部分は、それぞれ三角形,
半円状及び台形状にそれぞれ打ち抜かれた孔になってい
ても差し支えない。前記補助切断部12cが片矢状であ
る場合に、その先端が隣接のヒンジ部12aの方に先細
り状に突出していればその効果を発揮することができる
ので、必ずしも鋭角状である必要はない。
【0010】請求項2の折り目構造によるV字折り目1
2は、当該折り目方向に沿って交互に配置され、かつ、
前記段ボール1を部分的に押しつぶした所定長さのヒン
ジ部12aと幅w1が前記段ボール1の厚みtの倍以下
で所定長さのスリット12eとによって構成されてい
る。そして、前記スリット12eの端部には、隣接する
ヒンジ部12aの方向へ凸状となる平面ほぼ山形状に形
成されている。請求項3の折り目構造は、前記請求項2
の折り目構造において、前記スリット12eの端部の平
面形状が、三角状,円弧状又は台形状に形成されてい
る。スリット12eの端部は先細り状になっていればそ
の目的を達成することができるので、必ずしも前記平面
形状に限定されない。
【0011】請求項4の折り目構造によるV字折り目1
2は、当該折り目方向に沿って交互に配置され、かつ、
前記段ボール1を部分的に押しつぶした所定長さのヒン
ジ部12aと最大幅w2が前記段ボール1の厚みtの倍
以下で所定長さのスリット12fとによって構成され、
前記スリット12fの両側辺は、側方へ凸円弧状に形成
されていることを特徴としている。
【0012】請求項5の折り目構造によるV字状折り目
12は、当該折り目方向に沿って連続し、かつ、前記段
ボール1の屈折時に内側になる部分へ形成された断面ほ
ぼ角溝状のヒンジ部12gによって構成され、前記ヒン
ジ部12gの幅w3は、前記段ボール1の厚みtのほぼ
倍又は当該厚みtの倍よりもやや小さく形成されている
こをと特徴としている。
【0013】請求項6の折り目構造によるV字折り目1
2は、当該折り目方向に沿って交互に配置され、かつ、
前記段ボール1の屈折時に内側になる部分へ形成された
所定長さの断面ほぼ角溝状のヒンジ部12hと前記段ボ
ール1を貫通する所定長さの切断部12bとによって構
成され、前記ヒンジ部12hの幅はw3は、前記段ボー
ル1の厚みtのほぼ倍又は当該厚みtの倍よりもやや小
さく形成されていることを特徴としている。請求項7の
折り目構造は、請求項5又は6の折り目構造において、
前記ヒンジ部12gが、前記段ボール1を厚み方向へ途
中まで切って形成した両側部12hと、当該両側部12
hの間を押しつぶして形成した内底部12iとを有して
いることを特徴としている。
【0014】請求項8の折り目構造によるV字折り目1
2は、当該折り目方向に沿って形成されたミシン目12
jによって構成され、前記ミシン目12jは、前記段ボ
ール1の屈折時に内側になる部分においては残され、屈
折時に外側になる部分においては破断されていることを
特徴としている。このような折り目構造は、ダイカッタ
により段ボール1へ折り目方向にミシン目を形成し、こ
の段ボール1へ前記ミシン目に沿って折り曲げのとき内
側になる方向から曲げ圧力を加え、曲げ方向性を与える
ことによって容易に形成することができる。
【0015】請求項9の積層体形成用の段ボールは、前
述の課題を解決するため、段ボール1に、前記請求項1
〜8のいずれかに記載の段ボールの折り目構造であるV
字折り目12と、前記段ボール1が逆V字状に屈折され
る逆V字折り目11とを、互いに平行にかつ交互に形成
したことを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜図37を参照しながら、こ
の発明の実施形態を詳細に説明する。 第1実施形態 図1及び図3には、折り目構造と積層体形成用段ボール
の第1実施形態が示されている。この実施形態の段ボー
ル1は、長さ方向に沿う多数の段10を有する一定幅の
両面段ボールである。
【0017】段ボール1には、それぞれ幅方向に沿って
互いに平行に、段ボール1を逆V字状に折り畳む逆V字
折り目11と、段ボール1をV字状に折り畳むV字折り
目12とが一定の間隔で交互に多数形成されている。逆
V字折り目11とV字折り目12は、折り曲げ方向が逆
であるがその構成は同じである。
【0018】各折り目11,12は、段ボール1を押し
つぶして形成したヒンジ部11a,12aと、段ボール
1を貫通した線状の切断部11b,12bとを交互かつ
列状に形成して構成したもので、段ボール1の側端部に
はヒンジ部11a,12aがそれぞれ位置している。切
断部11b,12bは隣接するヒンジ部11a,12a
の長さよりも長く形成されている。各切断部11b,1
2bの端部には、隣接するヒンジ部11a,12aの方
に凸状になるように、段ボール1を貫通した平面山形状
の補助切断部11c,12cが、各切断部11b,12
bと連続するようにそれぞれ形成されている。
【0019】この実施形態の折り目11,12における
補助切断部11c,12cは、それぞれの切断部11
b,12bに対して直角より狭い角度で交差するよう
に、その先端が尖っており、その平面形状は三角形の山
形である。切断部11b,12bとそれぞれの補助切断
部11c,12cの先端までの間隔L1は、段ボール1
の厚みtとほぼ同じかやや大きい。この実施形態の段ボ
ール1の折り目11,12は、段ボール1に対して一方
側から作用するカッタ刃をプレス片とを有する図示しな
いダイカッタにより、同時に形成することができる。
【0020】図示しないダイカッタにより、段ボール1
へ前述のようにヒンジ部11a,12a、補助切断部1
1c,12cを含む切断部11b,12bを形成した
後、それぞれの部分にプレスによって屈折方向への曲げ
圧力を加え、各折り目11,12を形成すると、積層体
形成用の段ボール1が製造される。
【0021】前述のように、隣接のヒンジ部11a,1
2aの方に凸状になる平面山形状の補助切断部11c,
12cが形成されているので、各ヒンジ部11a,12
aの長さは、その幅方向の各部において、隣接の補助切
断部11c,12cの頂部に対応する部分(この実施形
態では、ヒンジ部の幅方向の中央部)の長さが最も小さ
い。つまり、段ボール1に対して曲げ圧力を加えて、最
終的に設計に従って折り目11,12を形成するとき、
前記補助切断部11c,12cの頂部がガイドとなり、
それが位置する部分から折れ曲がるから、設計上の折り
目部分に補助切断部11c,12cのヒンジ部方向への
最突出部分を形成することにより、設計に沿ったほぼ正
確な折り目11,12を形成することができる。
【0022】前記段ボール1は、図示しない折り畳み装
置により、段ボール1へ図1の左右方向からつづら折り
状になるように折り畳み方向への外力を与えると、図2
の状態を経て図3のような段ボール積層体2が製造され
る。段ボール1は、設計上正確に形成された折り目1
1,12に沿って折り畳まれるから、積層体2の形状は
設計上の許容範囲に適合するようにより正確に形成され
る。折り目11,12におけるヒンジ部11a,12a
は、プレスして押しつぶしただけであるから、折り目1
1,12は十分丈夫であり、積層体2や段ボール1の取
扱い中に折り目11,12から隣接する段ボール片相互
が分離することはない。
【0023】図3の段ボール積層体2は、必要に応じて
それらの各層を貼り合わせることができる。この段ボー
ル積層体2が、左右方向から他の部材により拘束された
状態で使用される場合には、前述のように各層を貼り合
わせることを要しない。
【0024】段ボール積層体2の折り目11が集合した
上端面には、断面がほぼ円弧状になったヒンジ部11a
の外面のライナ14と、切断部11bで切断された段ボ
ール材1の切断端面が交互に位置するように表れる。ヒ
ンジ部11aの外面は、他の部分よりやや凹んだ状態に
表れる。また、折り目12が集合した下端面には、ヒン
ジ部12cの外面のライナ13と、切断部12bで切断
された段ボール材1の切断端面とが交互に位置するよう
に表れるとともに、それらの両側には段ボール材1の両
端面が表れる。
【0025】第1実施形態の積層体2の内部構造は、段
10が図3の上下方向に沿って平行しており、隣合う層
の段10がライナ13,14を介して接するのでほぼハ
ニカム構造になる。したがって、ハニカム状の端面に対
して直角な方向からの外力に対して強固であるので、こ
のような方向の外力を受ける断熱パネルの芯材や各種ス
ペーサ、物品包装用の枠などの用途に適するほか、ハニ
カムな孔に吸着剤や吸収剤などを担持させるのに適して
いるから、これらの担体として使用するのに適してい
る。
【0026】段ボール1は折り目11,12の部分で全
体が連なっていて、積層状態で使用されるまでは図1の
ように展開状態のままで取り扱うことができるから、輸
送や保管中に取り扱い易いとともに、自動梱包システム
においても自動供給などの扱いが極めて容易である。
【0027】第2実施形態 図4〜図6には、折り目構造と積層体形成用の段ボール
の第2実施形態が示されている。この実施形態における
段ボール1の逆V字折り目11は、図5のように、下面
のライナ13が連なっているヒンジ部11dを残して段
ボール1の他の部分を切断し、この部分に逆V字状に屈
折する方向へ曲げ圧力を与えることによって形成してい
る。他方V字折り目12は、第1実施形態の段ボール1
の折り目12と同様に形成されている。この実施形態の
段ボール1をつづら状に折り畳むと、図6のような段ボ
ール積層体2aが形成される。
【0028】この実施形態の段ボール積層体2の逆V字
折り目11が集合した端面には、ほぼハニカム状の面に
なる。他方、V字折り目12が集合した端面は、図6の
ように、ヒンジ部12aの外側のライナ13と、切断部
12bの切断端面とが交互に位置するように表れる。こ
の実施例の段ボール1及び段ボール積層体2a他の構
成,作用や効果は、第1実施形態の場合とほぼ同様であ
るので、それらの説明は省略する。
【0029】第3実施形態、第4実施形態 図7及び図8には、折り目構造及び段ボールの第3実施
形態及び第4実施形態ががそれぞれ示されている。これ
らの実施形態において、V字折り目12における平面山
形状の補助切断部12cは、第3実施形態では平面円弧
状に、第4実施形態では平面台形状に形成されている。
これらの実施形態におけるV字折り目12は、この折り
目部分に沿って段ボール1に曲げ圧力を加えると、ヒン
ジ部12aが補助切断部12cの最突出部分で折れ曲が
り始めるので、設計に沿ってより正確に屈折する折り目
になる。
【0030】図8の段ボール1は、長さ方向に対して斜
めの段10を有する面段ボールであるから、その段ボー
ル1をつづら折り状に折り畳んだ積層体は、隣合う層の
段10がほぼ一定の角度で互いに交叉した状態になる。
したがってその積層体が立方体ないし直方体である場合
には、四面にハニカム形状の面が表れ、各ハニカム形状
が表れる面に対する直角方向からの力に対してより強化
されたものとなる。これらの実施形態の折り目構造及び
段ボールの他の構成や作用,効果は、第2実施形態の場
合とほぼ同様であるので、それらの説明は省略する。
【0031】第5実施形態〜第7実施形態 図9〜図11には、この発明の折り目構造及び段ボール
の第5実施形態〜第7実施形態がそれぞれ示されてい
る。これらの実施形態において、V字折り目12におけ
る補助切断部12cは、隣のヒンジ部aに向くようにぞ
れぞれ平面片矢印状に形成されている。これらの実施形
態におけるV字折り目12は、この折り目部分に沿って
段ボール1に曲げ圧力を加えると、ヒンジ部12aが補
助切断部12cの片矢部分から折れ曲がり始めるので、
設計に沿ってより正確に屈折する折り目になる。その他
の構成や作用,効果は、第1実施形態の場合とほぼ同様
であるので、それらの説明は省略する。
【0032】第8実施形態 図12〜図13にはこの発明の第8実施形態が示されて
いる。この実施形態において、V字折り目12と逆V字
折り目11は折り曲げ方向が逆であるが構成は同じであ
る。折り目11,12は、図1のようなヒンジ部11
a,12aと、幅W1が段ボール1の厚みtの倍かそれ
よりもやや小さく、かつ、端部が隣合うヒンジ部11
a,12aの方向へ凸状になる平面山形状のスリット1
1e,12eとを、折り目方向に沿って交互に形成し、
それぞれの部分に曲げ圧力を加えて曲げ方向性を付与し
たものである。
【0033】第8実施形態の折り目11,12は、前述
のように、段ボール1のスリット11e,12eとヒン
ジ部11a,12aが形成されている部分に曲げ方向の
力を与えると、ヒンジ部11a,12aの部分において
は、各スリット11e,12eの端部の山形状の先端と
一致する部分から折れ曲がり始める。このように、スリ
ット11e,12eの端部が折れ曲がり始めのガイドと
なるので、設計に沿ってより正確に折れ曲がる折り目1
1,12が形成される。
【0034】図12の段ボール1を折り目11,12に
沿って折り畳むと、図14のような段ボール積層体2b
が形成される。この段ボール積層体2bは、スリット1
1e,12eに対応する部分が、ヒンジ部11a,12
aに対応する部分より低くなる。この実施形態のその他
の構成や作用,効果は、第1実施形態の場合とほぼ同様
である。
【0035】第9実施形態 図15にはこの発明の第9実施形態が示されている。こ
の実施形態は、第8実施形態の折り目11,12の変形
した例であり、折り目11,12のスリット11f,1
2fは、それらの両側片が円弧状になっており、その最
大幅W2は、段ボール1の厚みの倍か又は倍よりもやや
小さくしてある。図15のように、スリット11f,1
2fは端部が先細り状になっているので、段ボール1の
折り目部分に沿って曲げ圧力を加えた場合、スリット1
1f,12fの端部がヒンジ部11a,12aの折れ曲
がりのガイドとなり、ヒンジ部11a,12aは、前記
スリットの端部に沿う部分から折れ曲がり始める。した
がって、設計に沿ってより正確に屈折する折り目11,
12を形成することができる。そん他の構成や作用効果
は、第1実施形態の場合とほぼ同様である。
【0036】第10実施形態,第11実施形態 図16及び図17には、第8実施形態におけるスリット
12eの変形した第10実施形態と第11実施形態がそ
れぞれ示されている。図16の折り目12におけるスリ
ット12eの両端は、その山形が平面円弧状になってお
り、図17の折り目12におけるスリット12eの両端
は、当該部分が平面台形状に形成されている。スリット
12eの端部が前述の平面形状であっても、それらはヒ
ンジ部12aに向かって先細り状になっているので、段
ボール1へ最初に曲げ圧力を加えた場合、ヒンジ部12
aは前記スリット12eの先端に沿った部分から折れ曲
がる。したがって、設計に沿ってより正確に折れ曲がる
V字折り目12を形成することができる。
【0037】第12実施形態 図18及び図19には、第12実施形態の段ボールが示
されている。この実施形態の段ボール1には、幅方向に
沿う逆V字折り目11とV字折り目12とが、交互にか
つ互いに平行して一定の間隔に多数形成されている。逆
V字折り目11は、第2実施形態の段ボール1の逆V字
折り目11とほぼ同様に形成されている。V字折り目1
2は、そのV字折り目12に沿って段ボール1を折り曲
げる時に内側になる側に形成され、かつ、当該段ボール
1の厚みtのほぼ倍の幅W3を有するほぼ四角形断面の
溝状のヒンジ部12gによって構成されている。
【0038】V字折り目12を構成する前記ヒンジ部1
2gは、段ボール材を厚み方向へ途中まで切って形成し
た両側部12h,12hと、当該両側部12h,12h
の間の段を押しつぶして形成した底部12iとを有して
いる。このような溝12gは、段ボール1の前記両側部
12h,12hに相当する部分を、一方のライナ13を
残して段10と上面のライナ14とを切断するととも
に、その間を上方からプレスして当該部分の段を押しつ
ぶすことによって容易に形成される。前記折り目11
と、他方の折り目12を構成する溝状のヒンジ部12g
は、図18の段ボール材1に対し上方から作動する図示
しないカット刃及びプレス片を有するダイカッタによっ
て同時に形成される。
【0039】この実施形態における折り目12は、幅W
3が段ボール1の厚みtのほぼ倍である角溝状のヒンジ
部12gで構成されているから、折り目12に沿って段
ボール1をV字状に折り畳むと、折り目12側に見える
段ボール1の端部はヒンジ部12gを構成する溝の中へ
左右から重なった状態で収まる。したがって、設計に沿
ってより正確に折れ曲がる折り目12が形成される。
【0040】この実施形態の段ボール1は、図示しない
折り畳み装置で図18の左右方向から押すことにより、
折り目11,12に沿ってつづら折り状に折り畳まれ、
図19で示すような段ボール積層体2cが形成される。
段ボール1をこのように折り畳むときに、溝状のヒンジ
部12gの両側部12h,12hがヒンジ部12gに倒
れ込むことにより、段ボール1の折り畳みが非常に円滑
かつ正確に行われる。また図19で示すように、折り畳
まれた段ボール積層体2cの端面に表れるヒンジ部12
gの外面は、断面がほぼ角形になるので、当該端面に凹
凸が生じ難いという利点がある。この実施形態の他の構
成,作用及び効果は、第1実施形態の場合とほぼ同様で
あるので、それらの説明は省略する。
【0041】第13実施形態 図20〜図21には、第13実施形態の段ボールが示さ
れている。この実施形態の段ボール1には、幅方向に沿
う逆V字折り目11とV字折り目12とが、交互にかつ
互いに平行して一定の間隔に多数形成されている。逆V
字折り目11は、第2実施形態の段ボール1における逆
V字折り目11とほぼ同様に形成されている。V字折り
目12は、折り目方向に沿って交互に配置され、かつ、
前記段ボール1の屈折時に内側になる部分へ形成された
所定長さの断面ほぼ角溝状のヒンジ部12gと、前記段
ボール1を貫通する所定長さのスリット状の切断部12
bとによって構成されている。前記ヒンジ部12gの幅
はW3は、前記段ボール1の厚みtのほぼ倍又は当該厚
みtの倍よりもやや小さく形成されている。また、切断
部12bを形成するスリットの幅W4はほぼ段ボール1
の厚み程度である。
【0042】この実施形態の段ボール1は、図示しない
折り畳み装置により、折り目11,12に沿ってつづら
折り状に折り畳むことができる。この折り畳みの際、ヒ
ンジ部12gの両側部12hはヒンジ部12g内へ倒れ
込みながら左右に重なるように収まるので、段ボール1
は折り目12に沿ってV字状に正確に折り畳むことがで
きる。その他の構成や作用効果は、第1実施形態の場合
とほぼ同様である。
【0043】第14実施形態 図22及び図23には、第14実施形態の段ボールが示
されている。、段ボール1には、第13実施形態におけ
る逆V字折り目と同様な構造の逆V字折り目11と、V
字折り目12とが段10と直角に交叉するように、平行
にかつ交互に多数形成されている。V字折り目12は、
折り目方向に沿って形成されたミシン目12jによって
構成され、このミシン目12jは、段ボール1の屈折時
に内側になる部分においては残され、屈折時に外側にな
る部分においては破断されている。
【0044】この構造のV字折り目12を形成するに
は、半きり状の切目11と段ボール1を貫通するミシン
目12jとを同時に形成し、段ボール1に対し各ミシン
目12jに沿ってV字状に折れ曲がる方向の曲げ圧力を
加えて曲げ方向性を付与する。このようにすると、図2
3のように、ミシン目12jが形成されている部分は、
屈折時に外側になる側が破断されるとともに屈折時に内
側になる側でヒンジ部12jが残る。この実施形態の段
ボール1は、これを図示しない折り畳み装置で折り畳む
ことにより図示しない段ボール積層体を形成することが
できる。その段ボール積層体において、折り畳みの両端
面はほぼハニカム状の面になる。この実施形態によれ
ば、ミシン目12jは例えば、通常の基本設計のダイカ
ッタにより、設計に沿って正確に形成することができ、
このミシン目12jに沿って曲げ圧力を加えて曲げ方向
性を付与すると、ミシン目12jに沿った折り目12が
形成される。したがって、段ボール1は正確に折り畳む
ことができる。
【0045】第15実施形態 図24には、第15実施形態の段ボールがが示されてい
る。方形の段ボール1には、図24の左右方向に沿う多
数の段10を有する両面段ボールが使用されている。こ
の段ボール1には、図24の上下方向に沿う逆V字折り
目11とV字折り目12とが、一定の間隔で交互にそれ
ぞれ複数形成されている。折り畳み折り目11,12
は、図20の段ボール1とほぼ同様な構造の逆V字折り
目11とV字折り目12とが、それぞれ段10と直交す
るように交互に形成されている。
【0046】図24は段ボール1の裏面図であり、段ボ
ール1は、同図の左端寄り位置に形成された折り畳み折
り目18aと連続する切断部18と、右端寄り位置に形
成された折り畳み折り目19aと連続する切断部19と
により、上下方向へ段ボール片5,6,7に区分されて
いる。切断部18及び19は段ボール1を貫通してお
り、他方、折り畳み折り目18a及び19aは、ライナ
13の部分が連なったヒンジ部を残して他の部分を切断
することによって形成している。したがって、折り目1
8a,19aは、図24の状態においてともに段ボール
材1をV字状に折り畳む折り目である。
【0047】この実施形態の段ボール1は、各素材片
5,6,7を通じて連続するように形成されている折り
畳み折り目11,12に沿って、これを図25(a)の
ようにつづら折り状に折り畳む。このように折り畳む
と、同図のように、それぞれ折り畳み折り目18a,1
9aによって区分された小積層体50,60及び70に
区分される。そして、折り畳み折り目18a,19aに
沿って小積層体50,60,70を折り畳むと、図25
(b)のようにはるかに多層の段ボール積層体2dが製
造される。
【0048】この実施例の段ボールは、より多層の段ボ
ール積層体を製造する場合において、段ボールを裁断し
て非常に長い段ボール1を製造するのに代えて、面積効
率のよい段ボールを製造し、この段ボールを使用して、
より多層の段ボール積層体が形成される段ボール1を製
造することがきるという利点がある。この段ボール1の
他の作用や効果は、第13実施形態の段ボールとほぼ同
様であるので、それらの説明は省略する。
【0049】第16実施形態 図26には、第16実施形態の段ボールが示されてい
る。この実施形態の段ボール1は、長さ方向に対して所
定の角度で傾斜した多数の段10を有する片面段ボール
である。この段ボールには、当該段ボール1が逆V字状
に折り畳まれる逆V字折り目11と、V字状に折り畳ま
れるV字折り目12とが、当該段ボール1の幅方向に沿
ってそれぞれ平行かつ交互に多数形成されている。逆V
字折り目11及びV字折り目12は、図22の第14実
施形態の段ボール1の折り目11,12とほぼ同様に形
成され、段ボール材1の両端部分における折り目11,
12相互の間隔L2よりも、段ボール材1の中間部分の
折り目11,12の間隔L3が小さくしてあり、かつ、
各間隔L2、各間隔L3はそれぞれ同じに設定されてい
る。
【0050】この実施形態の段ボール1は、中間部にお
ける折り目11,12相互間の各間隔L3が両端部分に
おける折り目11,12相互間の各間隔L2よりも小さ
いため、これをつづら折り状に折り畳んで製造した図2
8の段ボール積層体2eには、上面に溝部20が形成さ
れる。したがって、図26の各間隔L2が他の各間隔L
3よりも小さい場合には、図28の段ボール積層体2e
の溝部20は逆に凸部になる。そして、各部における折
り目11と12との間隔を適宜変化させると、積層体2
eの上面又は(及び)下面には、種々の形状の溝部や凸
部が形成される。この実施形態のように、各部の折り目
11,12の間隔が異なるように構成できること、及び
間隔L2,L3の変化のパターンによって種々の構造の
段ボール積層体を製造できることは、他の実施形態につ
いても同様である。
【0051】第17実施形態 図27には、第17実施形態の段ボールが示されてい
る。この実施形態の段ボール1は、その長さ方向に対し
て斜めの多数の段10を有する片面段ボールである。こ
の段ボール材1には、その幅方向に沿い、一定の間隔で
逆V字折り目11とV字折り目12とが交互に多数形成
されている。逆V字折り目11及びV字折り目12は、
図22の第14実施形態の段ボール1の場合ととほぼ同
様に形成され、段ボール1の中央寄り部分には、各折り
目11にまがたる状態に、それぞれ同じ形状及び同じサ
イズの孔15が多数形成されている。
【0052】この実施形態の段ボール1は、前述のよう
な孔15が多数形成されているため、これをつづら折り
状に折り重ねて製造した図29の段ボール積層体2fに
は、直方体形状の凹部21が形成され、全体が箱状ない
しトレイのようになる。仮に、図27の孔15が段ボー
ル材1の中央寄り部分における各折り目12にまたがる
状態に形成されていれば、その段ボール1による積層体
2fの前記凹部21は積層体2fの下面に形成される。
また、全ての逆V字折り目11の部分に同様な孔15を
形成しておくと、積層体2fは全体が溝状に形成され
る。そして、前述のような多数の孔15のそれぞれの形
状を変化させることにより、積層体2fの上面又は(及
び)下面には種々の形状の凹部や凸部を形成することが
できる。この実施形態のように、段ボール1に孔を形成
できること、及びその孔のパターンによって種々の構造
の段ボール積層体を製造することができることは、他の
実施形態についても同様である。
【0053】第18実施形態 図30には、第18実施形態の段ボールが示されてい
る。この実施形態の段ボール1は、その長さ方向に対し
て斜めの多数の段10を有する両面段ボールである。こ
の段ボール1には、図22の第14実施形態におけると
同様な逆V字折り目11とV字折り目12とが、一定の
間隔で平行するように交互に形成され、段ボール1の中
央寄り部分へ多数の各折り目11,12にまたがるよう
に一つの長方形の孔16が形成されている。
【0054】この実施形態の段ボール1は、前述のよう
な孔16が形成されているため、これをつづら折り状に
折り畳んで製造した図32の段ボール積層体2gには、
中央に貫通する孔22が形成されて全体が方形の枠状に
なる。そして、前述のような孔16の形状を他の種々の
形状に変えることにより、種々の形状の孔を有する積層
体を製造することができる。段ボール1へ前述のような
孔16を形成できるとこ、及びその孔の形状を変えるこ
とにより、種々の形状の孔を有する段ボール積層体を製
造できることは、他の実施形態においても同様である。
【0055】第19実施形態 図31には、第19実施形態の段ボールが示されてい
る。この実施形態の段ボール1は、その長さ方向に対し
て斜めの多数の段10を有する両面段ボールである。こ
の段ボール1には、図22の第14実施形態の段ボール
とほぼ同様な逆V字折り目11とV字折り目12とが、
一定の間隔で平行するように交互に形成され、段ボール
1の中央寄り部分には、多数の各折り目11,12にま
たがるように長方形の切り欠き17,17が形成されて
いて、この切り欠き17,17が形成されている部分
は、段ボール1の幅が他の部分の幅よりも狭くなってい
る。
【0056】この実施形態の段ボール1は、前述のよう
な切り欠き17,17が形成されているため、これをつ
づら折り状に折り畳んで製造した図33の段ボール積層
体2hには、両側面に方形の切り欠き状部23,23が
形成される。そして、前述のような切り欠き17の形状
を他の種々の形状に変えることにより、種々の形状の切
り欠き状部を有する積層体を製造することができる。段
ボール1へこの実施形態のような切り欠き17を形成で
きること、及び、その切り欠きの形状を変えることによ
り、種々の形状の切り欠き状部を有する積層体を製造で
きることは、他の実施形態においても同様である。
【0057】第20実施形態 図34には、第20実施形態の段ボールが示されてい
る。この実施形態の段ボール1は、その長さ方向に対し
て斜めの多数の段10を有する両面段ボールである。こ
の段ボール1には、第14実施形態の段ボールとほぼ同
様な折り目11,12が平行かつ交互に多数形成され、
各折り目11,12の間にはそれぞれ同位置へ同径同サ
イズの長方形の孔16が、当該段ボール1の幅方向に沿
って形成されている。
【0058】この実施形態の段ボール1は、前述のよう
な多数の孔16が形成されているため、これをつづら折
り状に折り畳んで製造した図35の段ボール積層体2i
には、対の側面間に貫通するように長方形の孔22が形
成され全体が角筒状になる。
【0059】第21実施形態 図36には、第21実施形態の段ボールが示されてい
る。この実施形態の段ボール1は、その長さ方向に沿っ
て平行な多数の段10を有する両面段ボールである。こ
の段ボール1には、第14実施形態の段ボールと同様な
折り目11,12が平行かつ交互に多数形成され、幅方
向に沿う両側部には、各折り目11,12の間に位置す
るように同径同サイズの切り欠き17,17が形成され
ている。この実施形態の段ボール1には、前述のような
切り欠き17,17が形成されているため、これをつづ
ら折り状に折り畳んで製造した図37の積層体2jに
は、対の両側面に溝部20,20が形成される。
【0060】第16実施形態〜第21実施形態の段ボー
ル1において、逆V字折り目11とV字折り目12は、
第14実施形態における折り目11,12とそれぞれ同
様に構成したが、その他の実施形態の折り目と同様に構
成することができる。前述の実施形態では、段ボールの
材料として、片面段ボール及び両面段ボールを使用した
場合のみについて説明したが、複両面段ボール又は複々
両面段ボールを使用した場合の実施形態は、両面段ボー
ルを使用した前記各実施形態の段ボールとほぼ同様であ
るので、それらの説明は省略する。この発明の段ボール
は、前記折り目11,12が、当該段ボール1の長さ方
向に対してほぼ直角に形成されていることが望ましい
が、用途によってはその長さ方向に対して直角である必
要はない。
【0061】
【発明の効果】この発明による段ボールの折り目構造
は、以下のような効果を奏する。すなわち、請求項1の
折り目構造によれば、段ボール1に対して曲げ圧力を加
えて、最終的に設計に従ってV字折り目12を形成する
とき、平面山形状又は片矢状の補助切断部12cの頂部
がガイドとなり、それが位置する部分から折れ曲がるか
ら、設計上の折り目部分に補助切断部12cのヒンジ部
方向への最突出部分を形成することにより、設計に沿っ
たほぼ正確な折り目12が形成される。段ボール1は設
計上より正確に形成された折り目11,12に沿って折
り畳まれるから、積層体2の形状は設計上の許容範囲に
適合するようにより正確に形成される。V字折り目12
におけるヒンジ部12aは、プレスして押しつぶしただ
けであるから、折り目12は十分丈夫であり、積層体2
や段ボール1の取扱い中に折り目12から隣の段ボール
片相互が分離することはない。
【0062】請求項2及び3の折り目構造によれば、段
ボール1のスリット12eとヒンジ部12aが形成され
ている部分に曲げ方向の力を与えると、ヒンジ部12a
の部分においては、スリット12eの端部の山形状の先
端と一致する部分から折れ曲がり始める。このように、
スリット12eの端部が折れ曲がり始めのガイドとなる
ので、設計し沿ってより正確に折れ曲がるV字折り目を
形成することができる。
【0063】請求項4の折り目構造によれば、段ボール
1のスリット11fとヒンジ部12aが形成されている
部分に曲げ方向の力を与えると、ヒンジ部12aの部分
においては、スリット12fの端部の山形状の先端と一
致する部分から折れ曲がり始める。このように、スリッ
ト12fの端部が折れ曲がり始めのガイドとなるので、
設計し沿ってより正確に折れ曲がるV字折り目を形成す
ることができる。
【0064】請求項5の折り目構造によれば、折り目1
2は幅W3が段ボール1の厚みtのほぼ倍である角溝状
のヒンジ部12gで構成されているから、折り目12に
沿って段ボール1をV字状に折り畳むと、折り目12側
に見える段ボール1の端部はヒンジ部12gを構成する
溝の中に左右に重なった状態で収まる。したがって、設
計に沿ってより正確に折れ曲がる折り目12を形成する
ことができる。
【0065】請求項6の折り目構造によれば、折り目1
2は溝状のヒンジ部12gと段ボールを貫通する切断部
12bから構成されており、段ボール1を折り畳む際、
ヒンジ部12gの両側部12hはヒンジ部12g内へ倒
れ込んで左右に重なるように収まるので、段ボール1を
設計に沿ってより正確に折り畳むことができる折り目を
形成することができる。
【0066】請求項7の折り目構造によれば、前記ヒン
ジ部12gが、段ボール1を厚み方向へ途中まで切って
形成した両側部12hと、当該両側部12hの間を押し
つぶして形成した内底部12iとを有しているので、段
ボールを折り畳むときに、段ボールが溝状のヒンジ部1
2g内へ正確に収まり易い。
【0067】請求項8の折り目構造によれば、V字折り
目12を構成するはミシン目12jは、通常の基本設計
のダイカッタにより、設計に沿って正確に形成すること
ができ、このミシン目12jに沿って曲げ圧力を加えて
曲げ方向性を付与すると、ミシン目12jに忠実に沿っ
た折り目12が形成される。したがって、段ボール1は
正確に折り畳むことができる。
【0068】請求項9の積層体形成用の段ボールによれ
ば、V字折り目がより正確に折り畳まれるので、設計に
沿って正確な形状及び寸法の段ボール積層体を形成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による段ボールの第1実施形態を示す
部分平面図である。
【図2】図1の段ボールに曲げ方向性を付与して矢印A
−Aに沿って切断した状態の部分拡大断面図である。
【図3】図1の段ボール折り畳んだ積層体の拡大斜視図
である。
【図4】この発明による段ボールの第2実施形態を示す
一部破断部分平面図である。
【図5】図4の段ボールに曲げ方向性を付与して矢印B
−Bに沿って切断した状態の部分拡大断面図である。
【図6】図4の段ボールを折り畳んだ積層体の逆さ状態
の拡大斜視図である。
【図7】この発明による段ボールの第3実施形態を示す
一部破断部分平面図である。
【図8】この発明による段ボールの第4実施形態を示す
一部破断部分平面図である。
【図9】この発明による段ボールの第5実施形態を示す
一部破断部分平面図である。
【図10】この発明による段ボールの第6実施形態を示
す一部破断部分平面図である。
【図11】この発明による段ボールの第7実施形態を示
す一部破断部分平面図である。
【図12】この発明による段ボールの第8実施形態を示
す一部破断部分平面図である。
【図13】図12の矢印C−Cに沿う部分拡大断面図で
ある。
【図14】図12の段ボールを折り畳んだ積層体の一部
破断部分正面図である。
【図15】この発明による段ボールの第9実施形態を示
す部分平面図である。
【図16】この発明による段ボールの第10実施形態を
示す平面図である。
【図17】この発明による段ボールの第11実施形態を
示す平面図である。
【図18】この発明による段ボールの第12実施形態を
示す斜視図である。
【図19】図18の段ボールを折り畳んだ積層体の逆さ
状態の拡大斜視図である。
【図20】この発明による段ボールの第13実施形態を
示す平面図である。
【図21】図20の段ボールの部分拡大断面図である。
【図22】この発明による段ボールの第14実施形態を
示す斜視図である。
【図23】図22の段ボールに曲げ方向性を付与して切
断した状態の部分拡大断面図である。
【図24】この発明による段ボールの第15実施形態を
示す部分破断平面図である。
【図25】図24の段ボールを折り畳んだ積層体を示し
ており、(a)は積層体の完成前の平面図、(b)積層
体の完成状態の平面図である。
【図26】この発明による段ボールの第16実施形態を
示した斜視図である。
【図27】この発明による段ボールの第17実施形態を
示した斜視図である。
【図28】図26の段ボールを折り畳んだ積層体の斜視
図である。
【図29】図27の段ボールを折り畳んだ積層体の斜視
図である。
【図30】この発明による段ボールの第18実施形態を
示す部分平面図である。
【図31】この発明による段ボールの第19実施形態を
示す部分平面図である。
【図32】図30の段ボールを折り畳んだ積層体の斜視
図である。
【図33】図31の段ボールを折り畳んだ積層体の斜視
図である。
【図34】この発明による段ボールの第20実施形態を
示す部分平面図である。
【図35】図34の段ボールを折り畳んだ積層体の斜視
図である。
【図36】この発明による段ボールの第21実施形態を
示す部分平面図である。
【図37】図34の段ボールを折り畳んだ積層体の斜視
図である。
【図38】従来のV字折り目を形成した段ボールの部分
斜視図である。
【図39】図38の段ボールを折り畳んだ積層体の部分
斜視図である。
【符号の説明】
1,3 段ボール 10 段 11,30 逆V字折り目 12,31 V字折り目 11a,12a ヒンジ部 11b,12b 切断部 11c,12c 補助切断部 11d,12g ヒンジ部 12d ヒンジ部の側線 12e,12f スリット 12h ヒンジ部2gの両側部 12i ヒンジ部2gの内底部 12j ミシン目 12k 破断部 13,14 ライナ 15,16 孔 17 切り欠き 18,19 切断線 18a,19a 折り畳み折り目 2,2a〜2i 段ボール積層体 20 溝部 21 凹部 22 孔 23 切り欠き状部 5,6,7 素材片 50,60,70 小積層体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 佳正 神戸市東灘区御影町御影字篠坪1379番地の 4

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ボール1には段10と直角又は直角以
    外の角度で交叉するように当該段ボール1がV字状に屈
    折されるV字折り目12が形成され、 前記V字折り目12は、当該折り目方向に沿って交互に
    配置され、かつ、前記段ボール1を部分的に押しつぶし
    た所定長さのヒンジ部12aと前記段ボール1を貫通す
    る所定長さの切断部12bとによって構成され、 前記切断部12bの端部には、隣接するヒンジ部12a
    の方向へ凸状となる平面ほぼ山形状又は片矢状で、か
    つ、前記切断部12bと連続して前記段ボール1を貫通
    する補助切断部12cが形成されていることを特徴とす
    る、 段ボールの折り目構造。
  2. 【請求項2】 段ボール1には段10と直角又は直角以
    外の角度で交叉するように当該段ボール1がV字状に屈
    折されるV字折り目12が形成され、 前記V字折り目12は、当該折り目方向に沿って交互に
    配置され、かつ、前記段ボール1を部分的に押しつぶし
    た所定長さのヒンジ部12aと幅w1が前記段ボール1
    の厚みtの倍以下で所定長さのスリット12eとによっ
    て構成され、 前記スリット12eの端部は、隣接するヒンジ部12a
    の方向へ凸状となる平面ほぼ山形状に形成されているこ
    をと特徴とする、 段ボールの折り目構造。
  3. 【請求項3】 前記スリット12eの端部の平面形状
    は、三角状,円弧状又は台形状である、請求項3に記載
    の段ボールの折り目構造。
  4. 【請求項4】 段ボール1には段10と直角又は直角以
    外の角度で交叉するように当該段ボール1がV字状に屈
    折されるV字折り目12が形成され、 前記V字折り目12は、当該折り目方向に沿って交互に
    配置され、かつ、前記段ボール1を部分的に押しつぶし
    た所定長さのヒンジ部12aと最大幅w2が前記段ボー
    ル1の厚みtの倍以下で所定長さのスリット12fとに
    よって構成され、 前記スリット12fの両側辺は、側方へ凸円弧状に形成
    されていることを特徴とする、 段ボールの折り目構造。
  5. 【請求項5】 段ボール1には段10と直角又は直角以
    外の角度で交叉するように当該段ボール1がV字状に屈
    折されるV字折り目12が形成され、 前記V字折り目12は、当該折り目方向に沿って連続
    し、かつ、前記段ボール1の屈折時に内側になる部分へ
    形成された断面ほぼ角溝状のヒンジ部12gによって構
    成され、 前記ヒンジ部12gの幅w3は、前記段ボール1の厚み
    tのほぼ倍又は当該厚みtの倍よりもやや小さく形成さ
    れているこをと特徴とする、 段ボールの折り目構造。
  6. 【請求項6】 段ボール1には段10と直角又は直角以
    外の角度で交叉するように当該段ボール1がV字状に屈
    折されるV字折り目12が形成され、 前記V字折り目12は、当該折り目方向に沿って交互に
    配置され、かつ、前記段ボール1の屈折時に内側になる
    部分へ形成された所定長さの断面ほぼ角溝状のヒンジ部
    12gと前記段ボール1を貫通する所定長さの切断部1
    2bとによって構成され、 前記ヒンジ部12gの幅はw4は、前記段ボール1の厚
    みtのほぼ倍又は当該厚みtの倍よりもやや小さく形成
    されていることを特徴とする、 段ボールの折り目構造。
  7. 【請求項7】 前記ヒンジ部12gは、前記段ボール1
    を厚み方向へ途中まで切って形成した両側部12hと、
    当該両側部12hの間を押しつぶして形成した内底部1
    2iとを有している、請求項5又は請求項6に記載の段
    ボールの折り目構造。
  8. 【請求項8】 段ボール1には段10と直角又は直角以
    外の角度で交叉するように当該段ボール1がV字状に屈
    折されるV字折り目12が形成され、 前記V字折り目12は、当該折り目方向に沿って形成さ
    れたミシン目12jによって構成され、 前記ミシン目12jは、前記段ボール1の屈折時に内側
    になる部分においては残され、屈折時に外側になる部分
    においては破断されていることを特徴とする、 段ボールの折り目構造。
  9. 【請求項9】 段ボール1には、請求項1〜8のいずれ
    かに記載の段ボールの折り目構造であるV字折り目12
    と、前記段ボール1が逆V字状に屈折される逆V字折り
    目11とが、互いに平行にかつ交互に形成されているこ
    とを特徴とする、積層体形成用の段ボール。
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