JPH08252739A - パレット受渡制御方法 - Google Patents

パレット受渡制御方法

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JPH08252739A
JPH08252739A JP7086548A JP8654895A JPH08252739A JP H08252739 A JPH08252739 A JP H08252739A JP 7086548 A JP7086548 A JP 7086548A JP 8654895 A JP8654895 A JP 8654895A JP H08252739 A JPH08252739 A JP H08252739A
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JP
Japan
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pallet
workpiece
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stored
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Application number
JP7086548A
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English (en)
Inventor
Hideaki Suemasu
秀昭 末増
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Seibu Electric and Machinery Co Ltd
Original Assignee
Seibu Electric and Machinery Co Ltd
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は工作物を載置したパレットを複数保管
して、工作物を工作機械に順次供給し、また工作機械か
ら取出すパレット受渡制御方法に関し、特に加工済の工
作物を搬出して未加工の工作物を搬入する段取部を含め
たパレットの受渡しを制御するパレット受渡制御方法に
関し、保管棚及び段取部の総てに工作物を載置したパレ
ットがより多く収納され各パレットを順次受け渡すこと
ができるパレット受渡制御方法を提供することを目的と
する。 【構成】未加工の工作物を受渡部4が工作機械3に供給
し、次に加工する未加工の工作物を受渡部4が取出して
搭載すると共に、加工済の工作物を工作機械3から回収
してさらに搭載し、搭載している未加工の工作物を工作
機械3に供給し、段取部2に未加工の工作物が収納され
ている場合には収納されている未加工の工作物を取出し
て空の保管領域11〜1nに収納し、他方に搭載されて
いる加工済の工作物を段取部2へ収納するようにしたの
で、保管棚1の複数の保管領域11〜1nに加えて段取
部2にも工作物を保管できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作物を載置したパレッ
トを複数保管して、工作物を工作機械に順次供給し、ま
た工作機械から取出すパレット受渡制御方法に関し、特
に加工済の工作物を搬出して未加工の工作物を搬入する
段取部を含めたパレットの受渡しを制御するパレット受
渡制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパレット取扱装置として
実開平4−13276号公報に開示されるものがあっ
た。このパレット取扱装置は、パレット上に載置された
工作物を収納する円弧状に配設された保管棚と、当該保
管棚に沿って旋回し上記工作物を受渡しする受渡装置
と、該受渡装置に対峙して配設された工作機械とを備え
るものである。前記受渡装置は、複数個の工作物を搭載
し得る昇降台と、前記昇降台を昇降するための複数個の
電動機を有する昇降台駆動装置とを備えるものである。
【0003】前記受渡装置によって保管棚に収納されて
いる未加工の工作物から取出すように動作する。この受
渡装置により取出された加工済の工作物は段取部から外
部に加工済の工作物を搬入する。また、この段取部は加
工済の工作物を搬入した後は、必要に応じて未加工の工
作物を搬入して受渡装置に受渡しの対象とする。
【0004】また、従来のパレット取扱装置としては、
特開昭61−159356号公報、特開昭62−136
334号公報に記載のもの等が知られている。前記特開
昭61−159356号公報、特開昭62−13633
4号公報には、複数のパレットを立体的に載置するパレ
ット置台を有する保管棚と、保管棚の中央で旋回する受
渡装置とを備えたパレットストア或いはパレット搬入装
置が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のパレット取扱装
置及び前記パレット取扱装置を実施するためのパレット
受渡制御方法は以上のように構成されていたことから、
保管棚にのみ工作物が載置されたパレットを受渡しの対
象とすることとなり、段取部が工作物の搬入・搬出にの
み使用されるという課題を有する。即ち、工作物を保管
する数量が保管棚を構成する複数に分割された保管領域
数に限定されることとなる。本発明は前記課題を解消す
るためになされたもので、保管棚及び段取部の総てに工
作物を載置したパレットがより多く収納され各パレット
を順次受け渡すことができるパレット受渡制御方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るパレット受
渡制御方法は、複数の保管領域からなり、工作機械の加
工対象となる工作物が載置されたパレットを前記各保管
領域に個別独立して収納する保管棚と、前記工作機械に
より加工された工作物を外部に搬出すると共に、未加工
の工作物を搬入する段取部と、前記保管棚、段取部及び
工作機械に対するパレットの受渡しを前記パレットを複
数個搭載して実行する受渡部とを備え、前記工作機械の
加工開始前において前記保管棚のいずれかの保管領域又
は総ての保管領域及び段取部に各々パレットが収納さ
れ、当該収納されたパレットのうちいずれかの未加工の
工作物を受渡部が取出して工作機械に供給し、前記収納
されたパレットのうちいずれかの未加工の工作物を受渡
部が取出して搭載すると共に、前記工作機械で加工が完
了した工作物をさらに搭載し、前記搭載された工作物を
受渡部が工作機械に供給し、前記段取部に未加工の工作
物が収納されていると判断された場合には、前記受渡部
が段取部に収納された未加工の工作物を取出して前記保
管棚のうち空の保管領域に収納し、前記保管棚の保管領
域及び段取部に収納される未加工の工作物を受渡部が前
記動作により順次受渡すものである。また、本発明は必
要に応じて、前記段取部が加工済の工作物を受渡される
ごとに加工された工作物を搬出し、未加工の工作物を搬
入するものである。
【0007】
【作用】本発明においては、未加工の工作物を受渡部が
工作機械に供給し、次に加工する未加工の工作物を受渡
部が取出して搭載すると共に、加工済の工作物を工作機
械から回収してさらに搭載し、搭載している未加工の工
作物を工作機械に供給し、段取部に未加工の工作物が収
納されている場合には収納されている未加工の工作物を
取出して空の保管領域に収納し、他方に搭載されている
加工済の工作物を段取部へ収納するようにしたので、保
管棚の複数の保管領域に加えて段取部にも工作物を保管
できることとなる。
【0008】また本発明においては、段取部へ加工済の
工作物が収納されるごとに、加工済の工作物を搬出する
と共に未加工の工作物を搬入できることとなり、より多
量な工作物の加工を連続して行なうことができる。
【0009】
【実施例】
(本発明の一実施例)以下、本発明の一実施例に係るパ
レット受渡制御方法を図1ないし図4に基づいて説明す
る。この図1は本実施例方法の動作フローチャート、図
2は本実施例方法の実施に用いられるパレット取扱装置
のブロック構成図、図3は図2記載装置の具体的配設平
面図、図4は図2記載装置の具体的配設側面図を示す。
【0010】前記各図において本実施例に係るパレット
受渡制御方法は、保管棚1の保管領域11、〜、1nに
収納されたパレットのうちいずれかの未加工の工作物を
受渡部4が取出してマシニングセンタ3に供給し、前記
収納されたパレットのうちいずれかの未加工の工作物を
受渡部4が取出して搭載すると共に、前記マシニングセ
ンタ3で加工が完了した工作物をさらに取出して搭載
し、前記搭載された工作物を受渡部4がマシニングセン
タ3に供給し、段取部2に未加工の工作物が収納されて
いると判断された場合には、前記受渡部4が段取部2に
収納された未加工の工作物を取出して前記保管棚1のう
ち空の保管領域11、〜、1nに受渡し、前記保管棚1
の保管領域11、〜、1n及び段取部2に収納される未
加工の工作物を受渡部1が前記動作により順次受渡すも
のである。
【0011】また、本実施例に用いられるパレット取扱
装置は、複数の保管領域11、〜、1nからなり、この
保管領域11、〜、1nに工作物が載置されたパレット
を個別独立して収納する保管棚1と、この保管棚1に対
向して配設され、前記パレットが供給されてパレットに
載置された工作物を加工する工作機械としてのマシニン
グセンタ(M/C)3と、このマシニングセンタ3と保
管棚1との間に配設され、前記パレットの受渡しを2個
のパレットを搭載して実行する受渡部4と、前記マシニ
ングセンタ3により加工された加工済の工作物を排出す
ると共に、未加工の工作物を搬入する段取ステーション
2と、前記複数の工作物の加工順序等を入力指令する入
力部5と、この入力指令に基づいて段取ステーション2
及び受渡部4を制御する制御装置6と、この制御装置6
により制御される各種データを格納する管理メモリ7と
を備える構成である。
【0012】前記保管棚1は、保管領域11、〜、1n
を3段の積層構造とすると共に、前記受渡部4を中心と
して円弧状に配設される構成である。前記段取ステーシ
ョン2は、受渡部4から受渡された加工済の工作物が載
置されたパレットから手動又は自動で工作物が取外さ
れ、必要とされる場合には新たな未加工の工作物がパレ
ット上に載置取付ける構成である。
【0013】前記受渡部4は、保管棚1に沿って昇降台
42を旋回させる旋回台41と、この旋回台41に立設
された一対のポスト43の間を昇降する昇降台42と、
この昇降台42上の二方向へ進退自在に延出し、前記保
管棚1からパレットを取出す第1及び第2のフォーク4
2a、42bと、前記昇降台42を昇降させると共に第
1及び第2のフォーク42a、42bを進退自在に駆動
させる駆動装置(図示を省略)とを備える構成である。
【0014】前記制御装置6は、前記入力部5からの入
力指令に基づいて装置全体を制御する制御演算部61
と、この制御演算部61の演算制御に基づいて段取ステ
ーション(ST)制御部63と、前記受渡部4の受渡動
作を制御する受渡制御部64とを備える構成である。
【0015】次に、本実施例方法の動作をパレット取扱
装置により実行した場合について説明する。前提として
入力部5から複数の工作物に関する加工順序等のスケジ
ュールが制御演算部61を介して管理メモリ7に格納さ
れているものとする。
【0016】まず、入力部5から入力される動作指示に
より制御演算部61が管理メモリ7からスケジュールを
読出し、このスケジュールに基づいて必要なデータを受
渡制御部64に出力して受渡部4の動作を指示する(ス
テップ1)。この受渡制御部64は受渡部4の駆動装置
を駆動させて、昇降台42を所定の高さに昇降させると
共に旋回台41を所定角度に旋回させることにより、保
管棚1の該当する保管領域11(又は12、〜、1n)
に昇降台42を移動させた後第1のフォーク42aを延
出させて収納されたパレットを取込み、さらにこれをマ
シニングセンタ3に供給する(ステップ2)。このマシ
ニングセンタ3は供給されたパレットに載置された工作
物に対して加工動作を開始する。
【0017】前記加工動作が実行されている間に制御演
算部61が読出したスケジュール中の次に実行すべきデ
ータを受渡制御部64に出力し、この受渡制御部64は
受渡部4を駆動させて次に加工する工作物が収納されて
いる保管棚1の保管領域12(又は、13、〜、1n)
に移動してパレットを昇降台42の第1のフォーク42
aに搭載した状態で待機する(ステップ3)。
【0018】前記加工動作が完了すると加工済のパレッ
トを受渡部4の第2のフォーク42bを延出させてマシ
ニングセンタ3から回収する(スッテプ4)。この状態
においては受渡部4には加工済のパレットと未加工のパ
レットとの二つが搭載されていることとなる。
【0019】前記加工済のパレットが第2のフォーク4
2bで取出されると受渡部4の旋回台41を180度回
動させて第1のフォーク42aを延出させることにより
未加工のパレットをマシニングセンタ3に供給する(ス
テップ5)。次に、段取ステーション2にパレットが存
在するか否かを段取ステーション制御部63を介して制
御演算部61が判断する(ステップ6)。パレットが有
ると判断された場合には、このパレットが加工済である
か否かを制御演算部61が判断する(ステップ7)。
【0020】前記段取ステーション2に存在するパレッ
トが加工済でない(未加工)と判断された場合には、こ
の未加工のパレットを段取ステーション2から受渡部4
の第1のフォーク42aを延出させて取出す(ステップ
8)。さらに、受渡部4の旋回台41を180度回動さ
せて第2のフォーク42bを延出させることにより加工
済のパレットを段取ステーション2に取出す(ステップ
9)。前記ステップ8で取出した未加工のパレットを受
渡部4の第1のフォーク42aが保管棚1の空の保管領
域11(又は12、〜、1n)に受渡して収納する(ス
テップ10)。
【0021】前記ステップ6において段取ステーション
2にパレットが存在しないと判断された場合には、前記
ステップ4で取込んだ加工済のパレットを段取ステーシ
ョン2に受渡す(ステップ13)。また、前記ステップ
7において段取ステーション2のパレットが加工済と判
断された場合には、前記ステップ4で取込んだ加工済の
パレットを保管棚1の空の保管領域11(又は12、
〜、1n)に受渡して収納する(ステップ12)。
【0022】前記ステップ10、ステップ12及びステ
ップ13の後はいずれの場合も制御演算部61により前
記読出されたスケジュールがすべて完了したか否かが判
断される(ステップ11)。総て完了したと判断された
場合にはパレットの受渡動作を終了する。
【0023】また、ステップ11で総てのスケジュール
が完了していないと判断された場合には前記ステップ3
に戻り、前記ステップ3からステップ11を繰り返すこ
ととなる。
【0024】(本発明の他の実施例)図5は本発明の他
の実施例における段取ステーションの動作フローチャー
トを示す。同図において、他の実施例方法はステップ1
3で段取ステーション2に加工済のパレットを受渡した
後(ステップ13)は、制御演算部61が新たな未加工
のパレットを搬入するか否かを判断する(ステップ1
4)。新たなパレットを搬入すると判断された場合に
は、加工済のパレットから工作物を取外して工作物を搬
出する(ステップ15)。この工作物が取外されたパレ
ットに未加工の工作物を取付けて未加工のパレットの搬
入を行なう(ステップ16)。この未加工のパレットを
受渡部4の第2のフォーク42bで取込んで保管棚1の
空きの保管領域11(又は、12、〜、1n)に受渡し
て収納する(ステップ17)。
【0025】前記ステップ14において新たな未加工の
パレットを搬入しないと判断された場合には、ステップ
11のスケジュールが総て完了したか否かが判断され、
以降は前記図1と同様に受渡動作を行なう。以上のよう
に段取ステーション2に加工済のパレットが受渡された
度に新たな未加工のパレットを搬入するか否かを判断し
て前記動作を繰り返すことにより、連続的に未加工のパ
レットを追加して加工することができる。
【0026】図6は本発明の他の実施例における段取ス
テーションから搬出される未加工の工作物の受渡動作フ
ローチャート、図7及び図8は本発明の他の実施例にお
ける保管棚、段取ステーション、マシニングセンタの相
互間における工作物の受渡動作フローチャートを示す。
【0027】前記図6において本実施例における工作物
が載置されたパレットの受渡動作は、まず入力部5から
保管棚1の保管領域11、〜、1nの数、パレットの
数、パレットの加工処理順序等からなるデータテーブル
がスケジュールとして入力され、このスケジュールが制
御演算部61を介して管理メモリ7に格納される(ステ
ップ101)。この制御演算部61は起動指令が入力部
5から入力されるとスケジュールが有るか否かを判断し
(ステップ102)、スケジュールが存在すると判断さ
れた場合には段取ステーション(ST)2にパレットが
あるか否かを判断する(ステップ103)。
【0028】パレットが有ると判断された場合には段取
ステーション2のパレットに工作物の取付作業が完了し
たか否かが段取ステーション制御部63で判断され、こ
の判断結果が制御演算部61に出力される(ステップ1
04)。この作業が完了したと判断された場合には、制
御演算部61は段取ステーション2の工作物が「未加
工」であるとするデータを管理メモリ7に格納する(ス
テップ105)。さらに前記スケジュールが総て完了し
たか否かを制御演算部61が判断する(ステップ10
6)。
【0029】前記ステップ106においてスケジュール
が完了していないと判断された場合には、段取ステーシ
ョン2のパレットを受渡部4の空いている第1(又は、
第2)のフォーク42a(又は、42b)で取込む(ス
テップ107)。この第1(又は、第2)のフォーク4
2a(又は、42b)のパレットの取込みにより制御演
算部61は段取ステーション2が「空き」(パレットな
し)であることのデータを管理メモリ7に格納すると共
に、取込んだ第1(又は、第2)のフォーク42a(又
は、42b)に取込んだパレットの番号を管理メモリ7
に格納する(ステップ108)。 前記制御演算部61
はスケジュールで指定される番号のパレットを収納しよ
うとする保管棚1の保管領域11(又は、12、〜、1
n)から空いている第2(又は、第1)のフォーク42
b(又は、42a)で取込む(ステップ109)。この
パレットの取込み動作に伴い制御演算部61は前記パレ
ットが収納されていた保管領域11(又は12、〜、1
n)が「空き」であることのデータを管理メモリ7に格
納すると共に、取込んだパレットの番号を管理メモリ7
に格納する(ステップ110)。
【0030】次に、制御演算部61は保管棚1の保管領
域11、〜、1nのうち「空き」のものを検索し(ステ
ップ111)、この検索された空きの保管領域11(又
は、12、〜、1n)に前記段取ステーション2から取
込んだパレットを収納する(ステップ112)。
【0031】このパレットを収納した保管領域11(又
は、12、〜、1n)の番号と、収納したパレットの番
号と、このパレットが未加工であることのデータとを制
御演算部61が管理メモリ7に格納する(ステップ11
3)。前記ステップ109で保管領域11(又は、1
2、〜、1n)から取込んだパレットを段取ステーショ
ン2に取出す(ステップ114)。制御演算部61は段
取ステーション2にパレットが加工済であることのデー
タ及びこのパレットの番号を管理メモリ7に格納し(ス
テップ115)、前記ステップ104に戻る。
【0032】前記ステップ103において段取ステーシ
ョン2にパレットが無いと判断された場合には、空いて
いる第1(又は、第2)のフォーク42a(又は、42
b)によりスケジュールで最初に指定されるパレットを
保管棚1の保管領域11(又は、12、〜、1n)から
取込む(ステップ116)。このパレットが取込まれた
保管領域11(又は、12、〜、1n)が「空き」であ
るとのデータを管理メモリ7に格納すると共に、第1
(又は、第2)のフォーク42a(又は、42b)に取
込んだパレットが加工済であることのデータ、このパレ
ットの番号を管理メモリ7に格納する(ステップ11
7)。
【0033】前記取込んだパレットを段取ステーション
2に取出し(ステップ118)、この段取ステーション
2のパレットが加工済であることのデータ及びこのパレ
ットの番号を管理メモリ7に格納する(ステップ11
9)。また、前記ステップ106においてスケジュール
が総て完了したものと制御演算部61が判断した場合に
はスケジュールによる段取ステーション2への段取り替
えを終了する(ステップ106)。
【0034】次に、図7及び図8に基づいてスケジュー
ルによるパレットの取出し、取込みの受渡し動作につい
て説明する。まず、入力部5から複数のパレットに対す
る加工の順序等からなるスケジュールを制御演算部61
を介して管理メモリ7に格納する(ステップ201)。
この制御演算部61は受渡し動作指令が入力されている
間、スケジュールが有るか否かを判断する(ステップ2
02)。
【0035】この判断でスケジュールが有るとされた場
合には、このスケジュールで特定されるパレットを第1
(又は、第2)のフォーク42a(又は、42b)で保
管棚1の該当する保管領域11(又は、12、〜、1
n)から取込む(ステップ203)。この取込み動作に
伴い制御演算部61は取込まれたパレットが未加工であ
ることのデータとパレット番号とを管理メモリ7に格納
すると共に、取出された保管領域11(又は、12、
〜、1n)が「空き」であることのデータを管理メモリ
7に格納する(ステップ204)。
【0036】この第1(又は、第2)のフォーク42a
(又は、42b)でパレットを取込んだ状態で、制御演
算部61はマシニングセンタ3への供給が可能か否かを
判断する(ステップ205)。供給が可能であると判断
された場合には、第1(又は、第2)のフォーク42a
(又は、42b)をマシニングセンタ3に延出させてパ
レットを供給し、この供給されたパレットの番号を管理
メモリ7に格納する(ステップ206)。
【0037】さらに、スケジュールで特定される次に加
工するパレットを第1(又は第2)のフォーク42a
(又は、42b)で該当する保管領域12(又は13、
〜、1n)から取込む(ステップ207)。この取込み
動作に伴い、制御演算部61は取出された保管領域12
(又は13、〜、1n)を「空き」とするデータを管理
メモリ7に格納すると共に、第1(又は、第2)のフォ
ーク42a(又は、42b)に取込んだパレットが未加
工であるとするデータ及びパレット番号を管理メモリ7
に格納する(ステップ208)。この第1(又は第2)
のフォーク42a(又は、42b)にパレットを取込
み、他方の第2(又は、第1)のフォーク42b(又
は、42a)を「空き」の状態で、この他方の第2(又
は第1)のフォーク42b(又は、42a)をマシニン
グセンタ3に対向させて待機させる(ステップ20
9)。
【0038】この待機状態で制御演算部61はマシニン
グセンタ3が加工を完了してパレットを回収できるか否
かを判断する(ステップ210)。回収できると判断さ
れた場合には、待機状態にある空の第2(又は第1)の
フォーク42b(又は、42a)がマシニングセンタ3
に延出して加工済のパレットを回収する(ステップ21
1)。このパレットの回収動作に伴って回収されたパレ
ットが加工済であるとするデータ及びパレット番号を管
理メモリ7に格納する(ステップ212)。
【0039】制御演算部61はマシニングセンタ3がパ
レットの供給を受けることができる状態であるか否かを
判断し(ステップ213)、供給可能の状態であれば第
1(又は、第2)のフォーク42a(又は、42b)に
取込まれているパレットをマシニングセンタ3に供給す
る(ステップ214)。このパレット供給に伴いマシニ
ングセンタ3に供給したパレットの番号を管理メモリ7
に格納する(ステップ215)。
【0040】さらに、制御演算部61は段取ステーショ
ン制御部63を介して段取ステーション2が「空き」で
あるか否かを判断する(ステップ216)。この判断に
おいて「空き」でないとされた場合には、段取ステーシ
ョン2のパレットを空きの第1(又は、第2)のフォー
ク42a(又は、42b)で取込む(ステップ21
7)。このパレットの取込みに伴って制御演算部61は
受渡制御部64を介して取込まれたパレットが未加工又
は加工済であるとするデータを管理メモリ7に格納する
と共に、段ステーション2が「空き」であるとするデー
タを管理メモリ7に格納する(ステップ218)。
【0041】前記パレットに関するデータが格納される
と段取ステーション2からパレットを取込んだ側の第1
(又は、第2)のフォーク42a(又は、42b)から
保管棚1の「空き」状態にある保管領域11(又は、1
2、〜、1n)にパレットを収納する(ステップ21
9)。この収納した保管領域11(又は、12、〜、1
n)の番号、この収納されたパレットの番号、このパレ
ットが未加工又は加工済であるとするデータを制御演算
部61が管理メモリ7に格納する(ステップ220)。
【0042】前記ステップ220で各種データを格納し
た後又は前記ステップ216において段取ステーション
2が「空き」であると判断された場合には、前記ステッ
プ211でマシニングセンタ3から第2(又は、第1)
のフォーク42b(又は42a)が回収したパレットを
段取ステーション2へ取出す(ステップ221)。この
パレットの取出しに伴って段取ステーション2に取出さ
れたパレットの番号及びこのパレットが加工済であると
するデータを管理メモリ7に格納する(ステップ22
2)。
【0043】この段取ステーション2への取出し及びデ
ータ格納がなされていると、制御演算部61は段取ステ
ーション制御部63を介して段取ステーション2におい
て加工済の工作物がパレットから取外されて搬出され、
このパレットに未加工の工作物が取付られて搬入される
作業が完了したか否かを判断する(ステップ223)。
【0044】この段取ステーション2における作業が完
了したものと判断された場合には、空きの第1(又は、
第2)のフォーク42a(又は、42b)で段取ステー
ション2に搬入された未加工のパレットを取込む(ステ
ップ224)。このパレットの取込みに伴って制御演算
部61は第1(又は、第2)のフォーク42a(又は、
42b)で取込んだパレットの番号及びこのパレットが
未加工であるとするデータを管理メモリ7に格納し、さ
らに段取ステーション2が「空き」であるとするデータ
を管理メモリ7に格納する(ステップ225)。
【0045】次に前記第1(又は、第2)のフォーク4
2a(又は、42b)のパレットを空きの保管領域11
(又は、12、〜、1n)に収納する(ステップ22
6)。このパレットの収納に伴って制御演算部61は収
納して保管領域11(又は、12、〜、1n)の番号、
収納したパレットの番号、このパレットが未加工である
とするデータを管理メモリ7に格納する(ステップ22
7)。
【0046】さらに、制御演算部61は前記スケジュー
ルが総て完了したか否かを判断し、完了していないと判
断された場合には前記ステップ207(図7を参照)へ
戻り、前記ステップ207からステップ228を繰り返
すこととなる。
【0047】図9は本発明方法を実行する他のパレット
取扱装置の平面図を示す。同図において他のパレット取
扱装置は、保管棚1の複数の保管領域11、〜、1n及
び4個の段取ステーション21、〜、24を直列上に配
設し、この直列状の保管領域11、〜、1nに対向して
3台のマシニングセンタ31、32、33を直列状に配
設し、この直列状に対向配設された保管棚1及びマシニ
ングセンタ31、32、33との間を直線状に受渡部4
が走行移動してパレットを受渡すように構成されてい
る。
【0048】このような構成のパレット取扱装置におい
ても前記実施例と同様に本発明を実行することができ、
複数の保管領域に加え4個(複数個)の段取ステーショ
ン21、〜、24にもパレットを保管できることとな
る。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明においては、未加工
の工作物を受渡部が工作機械に供給し、次に加工する未
加工の工作物を受渡部が取出して搭載すると共に、加工
済の工作物を工作機械から回収してさらに搭載し、搭載
している未加工の工作物を工作機械に供給し、段取部に
未加工の工作物が収納されている場合には収納されてい
る未加工の工作物を取出して空の保管領域に収納し、他
方に搭載されている加工済の工作物を段取部へ収納する
ようにしたので、保管棚の複数の保管領域に加えて段取
部にも工作物を保管できるという効果を奏する。また本
発明においては、段取部へ加工済の工作物が収納される
ごとに、加工済の工作物を搬出すると共に未加工の工作
物を搬入できることとなり、より多量な工作物の加工を
連続して行なうことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るパレット受渡制御方法
の動作フローチャートである。
【図2】本発明の一実施例に係るパレット受渡方法の実
施に用いられるパレット取扱装置のブロック図である。
【図3】図2に記載のパレット取扱装置の具体的配設平
面図である。
【図4】図2に記載のパレット取扱装置の具体的配設側
面図である。
【図5】本発明の他の実施例に係るパレット受渡方法の
一部動作フローチャートである。
【図6】本発明の他の実施例に係るパレット受渡方法に
おける段取ステーションから搬出される未加工の工作物
の受渡動作フローチャートである。
【図7】本発明の他の実施例に係るパレット受渡方法に
おける保管棚、段取ステーション、マシニングセンタの
相互間における工作物の受渡動作フローチャートであ
る。
【図8】本発明の他の実施例に係るパレット受渡方法に
おける保管棚、段取ステーション、マシニングセンタの
相互間における工作物の受渡動作フローチャートであ
る。
【図9】本発明の他の実施例に係るパレット受渡方法を
実行する他のパレット取扱装置の平面図である。
【符号の説明】
1 保管棚 2、21、〜、24 段取ステーション 3、31、32、33 マシニングセンタ 4 受渡部 5 入力部 6 制御装置 7 管理メモリ 11、〜、1n 保管領域 61 制御演算部 63 段取ステーション制御部 64 受渡制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の保管領域からなり、工作機械の加
    工対象となる工作物が載置されたパレットを前記各保管
    領域に個別独立して収納する保管棚と、前記工作物機械
    により加工された工作物を外部に搬出すると共に、未加
    工の工作物を搬入する段取部と、前記保管棚、段取部及
    び工作機械に対するパレットの受渡しを前記パレットを
    複数個搭載して実行する受渡部とを備え、 前記工作機械の加工開始前において前記保管棚のいずれ
    かの保管領域又は総ての保管領域及び段取部に各々パレ
    ットが収納され、当該収納されたパレットのうちいずれ
    かの未加工の工作物を受渡部が取出して工作機械に供給
    し、 前記収納されたパレットのうちいずれかの未加工の工作
    物を受渡部が取出して搭載すると共に、前記工作機械で
    加工が完了した工作物をさらに搭載し、 前記搭載された工作物を受渡部が工作機械に供給し、 前記段取部に未加工の工作物が収納されていると判断さ
    れた場合には、前記受渡部が段取部に収納された未加工
    の工作物を取出して前記保管棚のうち空の保管領域に収
    納し、 前記保管棚の保管領域及び段取部に収納される未加工の
    工作物を受渡部が前記動作により順次受渡すことを特徴
    とするパレット受渡制御方法。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載のパレット受渡制御
    方法において、 前記段取部が加工済の工作物を受渡されるごとに加工さ
    れた工作物を搬出し、未加工の工作物を搬入することを
    特徴とするパレット受渡制御方法。
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