JPH08252133A - ハンドルロック機構 - Google Patents

ハンドルロック機構

Info

Publication number
JPH08252133A
JPH08252133A JP7056291A JP5629195A JPH08252133A JP H08252133 A JPH08252133 A JP H08252133A JP 7056291 A JP7056291 A JP 7056291A JP 5629195 A JP5629195 A JP 5629195A JP H08252133 A JPH08252133 A JP H08252133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
lock mechanism
pin member
shaft
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7056291A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsushi Matsudaira
充司 松平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7056291A priority Critical patent/JPH08252133A/ja
Publication of JPH08252133A publication Critical patent/JPH08252133A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運搬用ハンドル機構で、ハンドル収納時に打
撃音を出さず、任意の装置姿勢において、ハンドルを確
実に収納する。 【構成】 キャビネット5に対し回転自在に取り付けら
れた運搬用ハンドル1と、このハンドル1と連動する回
転シャフト2と、このシャフト2に連動するロックを目
的にしたピン部材2aとを設ける。回転シャフト2の回
転ガイド3を設け、この回転ガイドに、ピン部材2aを
ロックする機構3aを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハンドルロック機構に
関し、特に、運搬を目的とする、ハンドルが取り付けら
れている装置等に用いるハンドルロック機構に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のハンドルロック機構は、
第1の従来例としてあげられる図7に示すように、ハン
ドル11を収納する方向にばね16等により力を加えて
ハンドル11を保持していた。
【0003】第2の従来例として実開平3−10478
2号公報をあげることができる。
【0004】この第2の従来例に開示された技術は、ハ
ンドルの左右アームに突設した取付軸をキャビネットの
ハンドル取付部の内端基部に回動、起伏可能に取り付
け、このハンドル取付部の切起し片に脱落不可に掛支さ
せ、このハンドル取付部の内端基部外周に屈曲形成した
アングルを一体的に添設してその弾性一側片の取付用孔
に前記取付軸を嵌合させるとともにこの側片により前記
切起し片を弾性的に押さえるようにしてなることを特徴
とする機器のハンドル装置である。
【0005】第3の従来例としてあげられる実開平4−
56378号公報に開示された技術は、キャビネットの
ハンドル支持部に回動可能に支持された運搬用ハンドル
を所定位置で保持する運搬用ハンドルの保持機構におい
て、前記ハンドル支持部は側壁部に形成された切欠部
と、この切欠部から挿入された前記ハンドルピンを切欠
部の縁部とともに弾性保持する受け部とを具備してお
り、前記受け部とハンドルピンとには運搬用ハンドルを
所定位置で保持するための保持手段が形成されているこ
とを特徴とする運搬用ハンドルの保持機構である。
【0006】第4の従来例としてあげられる実開平4−
72386号公報に記載された技術は、ホルダに対して
着脱自在とされる機器本体に回動自在に取り付けられた
ハンドルを所定位置にてロックするロック機構におい
て、係合段部を有し、前記ハンドルの端部に設けられた
係合プレートと、ばねによって付勢力が与えられるとと
もに、前記ハンドルが所定位置に戻されたとき、前記ば
ねの付勢力によって前記係合段部に嵌り込むロック部材
と、前記ハンドルを所定位置から引き出す際に操作さ
れ、前記ロック部材の係合プレートへの係合を解除して
係合プレートを回動させる押出しボタンとを具備するこ
とを特徴とするロック機構である。
【0007】第5の従来例として実開平4−94780
号公報をあげることができる。
【0008】この第5の従来例に記載された技術は、電
子機器本体の操作面側部を支点として、操作面の縁部に
沿う第1の姿勢から操作面の前方へ立つ第2の姿勢へ回
動するハンドルと、このハンドルに一体として取り付け
られて、このハンドルが第1の姿勢に回動されたとき
に、電子機器本体とこれを搭載する搭載用部材とのロッ
クに供されるロックレバーとを備えた電子機器におい
て、前記ロックレバーの側部に形成された段差部と、こ
の段差部に当接して付勢する回動自在な駆動レバーとを
備え、この駆動レバーの回動により、前記第1の姿勢に
あるハンドルを第2の姿勢方向へ所定角度回動させるハ
ンドル回動機構が設けられていることを特徴とする電子
機器のハンドル回動装置である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この第
1の従来例の保持方法では、ハンドルが常に収納方向に
力を加えられており、収納時の打撃音が発生するととも
に、装置の姿勢、例えば逆さにした場合等にはハンドル
が収納されずに垂れ下がる問題が発生していた。
【0010】また、第2〜第5の従来例に示された技術
は、いずれも構造が複雑化され、コスト高となるばかり
か、故障が多く発生する欠点があった。
【0011】本発明は従来の上記実情に鑑がみてなされ
たものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内
在する上記諸欠点を解消し、ハンドル収納ロック時の打
撃音と装置の任意の姿勢においてハンドルがロック状態
より外れることを防止することを可能とした新規なハン
ドルロック機構を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明によるハンドルロック機構は、キャビネット
を運搬するハンドルロック機構において、前記キャビネ
ットに対して回転自在に取り付けられた運搬用ハンドル
と、該ハンドルと連動する回転シャフト、該回転シャフ
トに連動するロックを目的としたピン部材と、前記回転
シャフトに連結された前記ピン部材をロックするロック
機構を備えた回転ガイド部とを具備して構成される。
【0013】
【実施例】以下に、本発明によるハンドルロック機構を
その好ましい各実勢例について図面を参照しながら具体
的に説明する。
【0014】図1は本発明に係るハンドルロック機構の
第1の実施例を示す要部斜視図である。
【0015】図1を参照するに、ハンドル1は、キャビ
ネット5に収納された状態で示されている。この時ハン
ドル1と連動するシャフト2とシャフト2に連結されて
シャフト2と連動するロック部材として作用するピン2
aの先端は、シャフト2の回転ガイド3上に設けられた
ロック機構3aにロックされた状態である。また、本実
施例においては、ハンドル1とシャフト2は、ねじ4に
より固定され連動するように形成されている。このねじ
4によるシャフト2のハンドル1に対する固定方法はハ
ンドル1の直下に雌ねじを形成し、この雌ねじにねじ
(雄ねじ)4を螺合しねじ4の先端をシャフト2の表面
に接触させる。その際にねじ4の先端とシャフト2の表
面が点接触とならないようにシャフト2の表面の一部に
ざぐり(平面または凹部)を形成することが望ましい。
このざぐりを形成することによって、このざぐりはピン
2aの先端がロック機構3aに対応する位置に制御する
機能を有するようになる。
【0016】図2は、図1の全体構成を矢印Aより見た
回転ガイド3と回転シャフト2のピン2aの関係を示す
ものである。
【0017】図7に示した従来例では、ハンドル11と
連動するシャフト12にハンドル11の収納方向にばね
16により引っ張り力を加えている。この従来例では、
ばね16の力によりハンドル11を引っ張っているため
に収納時に打撃音が発生する。
【0018】次に、図3は本発明に係るハンドル1の運
搬時における状態を示す概略正面図である。
【0019】また、図4はロック機構3aの詳細を示す
要部正面図である。ハンドル1の収納時に、シャフト2
と連動するピン2aは、ロック機構3aにおけるピン2
aの直径より狭い爪状の部分3bにおいてハンドル1の
収納時の力を低減させ、ピン2aを保持するピン保持部
分3c部に導くと共にロックを行う。
【0020】図5、図6は本発明に係るハンドルロック
機構の第2の実施例を示し、そのうち図5はハンドル収
納時における要部正面図、図6はハンドル使用時におけ
る要部正面図である。
【0021】図5、図6を参照するに、本発明による第
2の実施例においては、前記した第1の実施例にばね8
が追加されている。即ちばね8は、中央部分がシャフト
2とピン2aの接続部領域に巻回され、一端が回転ガイ
ド3の任意の部分に固定され、他端がピン2aに固定
(係合)されている。
【0022】ここでハンドル1の収納時には、ハンドル
1と固定されたシャフト2がばね8により回転する方向
と逆の力を受けながら、回転ガイド3に設けられたロッ
ク機構(爪部)3aの入り口部分の狭い部分3bで、更
にハンドル回転力が落とされ、ピン保持部3cに入り込
み収納される(図5参照)。
【0023】次に、キャビネット5の運搬時には、回転
シャフト2は、回転軸ガイド3に設けられたロック機構
(爪部)3aより外れ、ばね8によりハンドル1が起立
状態で押さえられている(図6参照)。
【0024】本発明による第3の実施例として、シャフ
ト2とピン2aとを直接接続しないで、即ちシャフト2
とピン2aとを切り離し、シャフト2とピン2aとを複
数個(例えば3個)のギアを介して接続することも可能
である。
【0025】この第3の実施例の場合にはピン2aの先
端をロックするロック機構を前記第1、第2の実施例に
おいて用いたロック機構3よりも、もっと単純化するこ
とができる。
【0026】またこの第3の実施例では重力による衝撃
を緩和することが可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるハン
ドルロック機構は、ハンドルと連動するシャフトとピン
と、ピンをロックする保持手段により構成されたことを
特徴としたために、ハンドル収納時の打撃音の防止、装
置姿勢にかかわらずハンドルの確実な収納が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例を示す要部斜視図で
ある。
【図2】第1の実施例におけるハンドル収納時の要部正
面図である。
【図3】第1の実施例におけるハンドル使用時の要部正
面図である。
【図4】本発明による回転ガイド上に設けられたロック
機構の詳細を示す要部正面図である。
【図5】本発明による第2の実施例におけるハンドル収
納時の要部正面図である。
【図6】第2の実施例におけるハンドル使用時の要部正
面図である。
【図7】第1の従来例を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1、11…ハンドル 2、12…シャフト 2a…ピン 3…回転ガイド 3a…ロック機構 3b…爪部 3c…ピン保持部 4…ねじ 5、15…キャビネット 8…ばね 16…ばね 17…ねじ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットを運搬するハンドルロック
    機構において、前記キャビネットに対して回転自在に取
    り付けられた運搬用ハンドルと、該ハンドルと連動する
    回転シャフトと、該回転シャフトに連動するロックを目
    的としたピン部材と、前記回転シャフトに連結された前
    記ピン部材をロックするロック機構を備えた回転ガイド
    部とを有することを特徴としたハンドルロック機構。
  2. 【請求項2】 前記シャフトと前記ピン部材の接続部周
    辺に巻回され、一端が前記回転ガイド部に固定されると
    共に他端が前記ピン部材の先端部周辺に固定されたばね
    を設けたことを更に特徴とする請求項1に記載のハンド
    ルロック機構。
  3. 【請求項3】 前記回転ガイドに形成されたロック機構
    を、前記ピン部材の先端の入口となる各先端部の間隔が
    該ピン部材の先端の直径よりも狭く形成されると共に内
    部に前記ピン部材の先端を収容するピン保持部を有する
    2個の爪片により構成したことを更に特徴とする請求項
    1に記載のハンドルロック機構。
  4. 【請求項4】 前記ロック機構の前記2個の爪片の後方
    に切欠き孔を設けたことを更に特徴とする請求項3に記
    載のハンドルロック機構。
  5. 【請求項5】 前記シャフトと前記ピン部材との接続部
    を切り離し、該接続部の部分に複数個のギアを設け、該
    各ギアを噛み合わせることによって前記シャフトの回転
    を前記ピン部材の変位に変換することを更に特徴とする
    請求項1に記載のハンドルロック機構。
JP7056291A 1995-03-15 1995-03-15 ハンドルロック機構 Pending JPH08252133A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7056291A JPH08252133A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 ハンドルロック機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7056291A JPH08252133A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 ハンドルロック機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08252133A true JPH08252133A (ja) 1996-10-01

Family

ID=13023006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7056291A Pending JPH08252133A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 ハンドルロック機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08252133A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002355328A (ja) * 2001-03-30 2002-12-10 Nohmi Bosai Ltd 消火栓装置
JP2009204326A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Micronics Japan Co Ltd 電気的接続装置
CN106937508A (zh) * 2015-12-29 2017-07-07 南宁富桂精密工业有限公司 散热装置及其安装模组
CN108903772A (zh) * 2018-08-02 2018-11-30 天佑电器(苏州)有限公司 盖体组件及具有其的吸尘器

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002355328A (ja) * 2001-03-30 2002-12-10 Nohmi Bosai Ltd 消火栓装置
JP2009204326A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Micronics Japan Co Ltd 電気的接続装置
CN106937508A (zh) * 2015-12-29 2017-07-07 南宁富桂精密工业有限公司 散热装置及其安装模组
CN106937508B (zh) * 2015-12-29 2018-11-13 南宁富桂精密工业有限公司 散热装置及其安装模组
CN108903772A (zh) * 2018-08-02 2018-11-30 天佑电器(苏州)有限公司 盖体组件及具有其的吸尘器
CN108903772B (zh) * 2018-08-02 2024-03-08 天佑电器(苏州)有限公司 盖体组件及具有其的吸尘器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6978903B2 (en) Apparatus for receiving module for use in computer
US5144290A (en) Display unit attachment device
JPH06211363A (ja) 用紙カセットと用紙カセット装着機構とその着脱方法
US6705688B2 (en) Electronic equipment
JPH08252133A (ja) ハンドルロック機構
US7036797B2 (en) Slippage-preventing device for tubular jack
JP4698969B2 (ja) バッテリー着脱装置
JP2954020B2 (ja) 携帯通信機のバッテリー保持構造
US20200186901A1 (en) Loudspeaker assemblies and related methods
JP4256053B2 (ja) 横引き式塗膜転写具
JP2001265465A (ja) 中継装置
JP2003318555A (ja) 電子機器用取手
JP2001120804A (ja) パチンコ機
JP2533443Y2 (ja) Icカード装着機構
JP2006249861A (ja) 文字合せ錠
JPH0779827A (ja) 引出し構造
JP3158136B2 (ja) ダブルカセットテープ記録再生装置
JP4245598B2 (ja) 車両用収納体装置
JPH0519896Y2 (ja)
JPH0945300A (ja) 二次電池収納装置
JPH0426990Y2 (ja)
JP2002353643A (ja) 装着機構を備えた電子機器
JPH07102833A (ja) 扉用ロックハンドル装置
JP2720861B2 (ja) Icカード
JP2002042759A (ja) 電子機器及びこれに使用する電池カートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees