JP2533443Y2 - Icカード装着機構 - Google Patents
Icカード装着機構Info
- Publication number
- JP2533443Y2 JP2533443Y2 JP1991020534U JP2053491U JP2533443Y2 JP 2533443 Y2 JP2533443 Y2 JP 2533443Y2 JP 1991020534 U JP1991020534 U JP 1991020534U JP 2053491 U JP2053491 U JP 2053491U JP 2533443 Y2 JP2533443 Y2 JP 2533443Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- lock lever
- ejector
- shutter
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はICカードを装着した
状態でICカードが外れないようにするロック機構を有
するICカード装着機構に関する。
状態でICカードが外れないようにするロック機構を有
するICカード装着機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電子計測器にICカードを装着し
替えることにより、各種の動作をさせることができるよ
うにすることがある。つまりICカードごとに各種のプ
ログラムやデータを記憶してあり、その電子計測器を有
効に利用することができる。しかし従来においてはIC
カードを装着した時、ICカードは単に挿入されただけ
であるため、被装着物が振動や、衝撃を受けると、IC
カードの接続が外れたり、脱落することがあった。
替えることにより、各種の動作をさせることができるよ
うにすることがある。つまりICカードごとに各種のプ
ログラムやデータを記憶してあり、その電子計測器を有
効に利用することができる。しかし従来においてはIC
カードを装着した時、ICカードは単に挿入されただけ
であるため、被装着物が振動や、衝撃を受けると、IC
カードの接続が外れたり、脱落することがあった。
【0003】
【課題を解決するための手段】この考案によれば、IC
カード装着機構はICカードの挿入口に回動自在に取付
けられたシャッタと、ICカードの挿入方向に操作され
るICカード取出し用のイジェクタと、シャッタの回動
軸に中間部が軸支されて回動自在とされ、かつ一端がイ
ジェクタと上記挿入方向において係合されたロックレバ
ーと、一端がシャッタに係止され、他端がロックレバー
に係止されて、それらシャッタとロックレバーとを上記
回動軸回りにおいて互いに逆方向に回動偏倚するばねと
を備え、ICカードが挿入された状態で、ロックレバー
の他端がばねの偏倚力により、その挿入されたICカー
ドの外側端面に圧接されて、そのICカードの抜けが防
止される。イジェクタの操作により、ロックレバーが回
動して抜け防止が解除され、ICカードの取出しによ
り、シャッタが上記ばねの偏倚力により回動して挿入口
が塞がれる。
カード装着機構はICカードの挿入口に回動自在に取付
けられたシャッタと、ICカードの挿入方向に操作され
るICカード取出し用のイジェクタと、シャッタの回動
軸に中間部が軸支されて回動自在とされ、かつ一端がイ
ジェクタと上記挿入方向において係合されたロックレバ
ーと、一端がシャッタに係止され、他端がロックレバー
に係止されて、それらシャッタとロックレバーとを上記
回動軸回りにおいて互いに逆方向に回動偏倚するばねと
を備え、ICカードが挿入された状態で、ロックレバー
の他端がばねの偏倚力により、その挿入されたICカー
ドの外側端面に圧接されて、そのICカードの抜けが防
止される。イジェクタの操作により、ロックレバーが回
動して抜け防止が解除され、ICカードの取出しによ
り、シャッタが上記ばねの偏倚力により回動して挿入口
が塞がれる。
【0004】
【実施例】図1にこの考案の実施例を示す。被装着物
(例えば計測器)11に挿入口12が形成されている。
挿入口12はシャッタ13によりほぼ塞がれている。シ
ャッタ13は軸14を中心に回動自在とされている。挿
入口12にシャッタ13を押し込むようにICカード1
5を挿入すると、シャッタ13は回動し、ICカード1
5を挿入し終る少し前に、図1Bに示すように、回動レ
バー16の一端にICカード15の挿入端がぶつかり、
回動レバー16が軸17を中心に図において時計方向に
回動し、回動レバー16の他端が、図1Cに示すように
ICカード挿脱方向に延長したイジェクタ18の内端を
押して、イジェクタ18を外側に押し出し、ICカード
装着状態になる。
(例えば計測器)11に挿入口12が形成されている。
挿入口12はシャッタ13によりほぼ塞がれている。シ
ャッタ13は軸14を中心に回動自在とされている。挿
入口12にシャッタ13を押し込むようにICカード1
5を挿入すると、シャッタ13は回動し、ICカード1
5を挿入し終る少し前に、図1Bに示すように、回動レ
バー16の一端にICカード15の挿入端がぶつかり、
回動レバー16が軸17を中心に図において時計方向に
回動し、回動レバー16の他端が、図1Cに示すように
ICカード挿脱方向に延長したイジェクタ18の内端を
押して、イジェクタ18を外側に押し出し、ICカード
装着状態になる。
【0005】この状態でイジェクタ18を押し込むと、
前述と逆に動作してICカード15が少し押し出されて
図1Bに示すように、挿入口12から少し突出し、その
突出した部分を掴んで容易にICカード15を抜き取る
ことができる。ロックレバー19は、その中間部がシャ
ッタ13の軸14に軸支されて回動自在とされ、ロック
レバー19とシャッタ13とに両端を係合したコイルば
ね21が軸14上に設けられ、ばね21により、シャッ
タ13は反時計方向に、ロックレバー19は時計方向に
それぞれ回動偏倚される。ロックレバー19の一端はイ
ジェクタ18のつまみ22の内端と係合し、ICカード
15を抜いた状態(図1A)ではロックレバー19の一
端がイジェクタ18のつまみ22により、内側に移動
し、他端が外側に移動してICカード挿脱方向と斜めに
なってロックレバー19はICカード15の挿脱に邪魔
にならない状態になっている。また、シャッタ13はば
ね21の偏倚力により反時計方向に回動して、挿入口1
2を塞いだ状態となる。
前述と逆に動作してICカード15が少し押し出されて
図1Bに示すように、挿入口12から少し突出し、その
突出した部分を掴んで容易にICカード15を抜き取る
ことができる。ロックレバー19は、その中間部がシャ
ッタ13の軸14に軸支されて回動自在とされ、ロック
レバー19とシャッタ13とに両端を係合したコイルば
ね21が軸14上に設けられ、ばね21により、シャッ
タ13は反時計方向に、ロックレバー19は時計方向に
それぞれ回動偏倚される。ロックレバー19の一端はイ
ジェクタ18のつまみ22の内端と係合し、ICカード
15を抜いた状態(図1A)ではロックレバー19の一
端がイジェクタ18のつまみ22により、内側に移動
し、他端が外側に移動してICカード挿脱方向と斜めに
なってロックレバー19はICカード15の挿脱に邪魔
にならない状態になっている。また、シャッタ13はば
ね21の偏倚力により反時計方向に回動して、挿入口1
2を塞いだ状態となる。
【0006】ICカード15を挿入口12に挿入し、装
着終了近くになると前述したように、イジェクタ18が
押し出され、図1Cに示すようにロックレバー19はば
ね21の偏倚力により時計方向に回動して、ロックレバ
ー19の外端は挿入されたICカード15の外側の端面
に圧接され、ICカード15はロックされる。よって被
装着物11が振動や衝撃を受けても、ロックレバー19
によりICカード15が押えられているため、ICカー
ド15の被装着物11に対する接続状態がゆるんだり、
ICカード15が抜け出したりするおそれがない。IC
カード15を抜く時はイジェクタ18を押せば、ロック
レバー19が回動してロックレバー19によるロックが
解除され、ロックレバー19に邪魔されることなく、I
Cカード15が突出するため、ICカード15を容易に
抜き取ることができる。
着終了近くになると前述したように、イジェクタ18が
押し出され、図1Cに示すようにロックレバー19はば
ね21の偏倚力により時計方向に回動して、ロックレバ
ー19の外端は挿入されたICカード15の外側の端面
に圧接され、ICカード15はロックされる。よって被
装着物11が振動や衝撃を受けても、ロックレバー19
によりICカード15が押えられているため、ICカー
ド15の被装着物11に対する接続状態がゆるんだり、
ICカード15が抜け出したりするおそれがない。IC
カード15を抜く時はイジェクタ18を押せば、ロック
レバー19が回動してロックレバー19によるロックが
解除され、ロックレバー19に邪魔されることなく、I
Cカード15が突出するため、ICカード15を容易に
抜き取ることができる。
【0007】
【考案の効果】以上述べたようにこの考案によれば、I
Cカードを挿入すると、ロックレバーによりICカード
の抜けが防止されるため、振動や衝撃により、ICカー
ドが抜けたり、ゆるんだりして、被装着物が正常に動作
しなくなるおそれがない。しかも、イジェクタに対し、
ICカード取出し操作をすると、自動的にロックが解除
され、ICカードを容易に抜き取ることができる。
Cカードを挿入すると、ロックレバーによりICカード
の抜けが防止されるため、振動や衝撃により、ICカー
ドが抜けたり、ゆるんだりして、被装着物が正常に動作
しなくなるおそれがない。しかも、イジェクタに対し、
ICカード取出し操作をすると、自動的にロックが解除
され、ICカードを容易に抜き取ることができる。
【0008】なお、ロックレバーの回動偏倚用のばね及
び回動軸と、シャッタの回動偏倚用のばね及び回動軸と
の共通化が図られているため、その点で部品点数が少な
く、構成が簡易なものとなっている。
び回動軸と、シャッタの回動偏倚用のばね及び回動軸と
の共通化が図られているため、その点で部品点数が少な
く、構成が簡易なものとなっている。
【図1】この考案の実施例の各動作状態を示す図。
Claims (1)
- 【請求項1】 ICカードの挿入口に回動自在に取付け
られたシャッタと、 上記ICカードの挿入方向に操作されるICカード取出
し用のイジェクタと、 上記シャッタの回動軸に中間部が軸支されて回動自在と
され、かつ一端が上記イジェクタと上記挿入方向におい
て係合されたロックレバーと、 一端が上記シャッタに係止され、他端が上記ロックレバ
ーに係止されて、それらシャッタとロックレバーとを上
記回動軸回りにおいて互いに逆方向に回動偏倚するばね
とを備え、 上記ICカードが挿入された状態で、上記ロックレバー
の他端が上記ばねの偏倚力により、その挿入されたIC
カードの外側端面に圧接されて、そのICカードの抜け
が防止され、 上記イジェクタの上記操作により、上記ロックレバーが
回動して上記抜け防止が解除され、 上記ICカードの取出しにより、上記シャッタが上記ば
ねの偏倚力により回動して上記挿入口が塞がれることを
特徴とするICカード装着機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991020534U JP2533443Y2 (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | Icカード装着機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991020534U JP2533443Y2 (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | Icカード装着機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04120153U JPH04120153U (ja) | 1992-10-27 |
JP2533443Y2 true JP2533443Y2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=31906594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991020534U Expired - Lifetime JP2533443Y2 (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | Icカード装着機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2533443Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8156600B2 (en) | 1995-11-09 | 2012-04-17 | The Gillette Company | Gum massaging oral brush |
US8584299B2 (en) | 2003-04-23 | 2013-11-19 | The Procter & Gamble Company | Electric toothbrushes |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62208193A (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Icカ−ドリ−ドライト装置 |
-
1991
- 1991-04-01 JP JP1991020534U patent/JP2533443Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8156600B2 (en) | 1995-11-09 | 2012-04-17 | The Gillette Company | Gum massaging oral brush |
US8584299B2 (en) | 2003-04-23 | 2013-11-19 | The Procter & Gamble Company | Electric toothbrushes |
US8955186B2 (en) | 2003-04-23 | 2015-02-17 | The Procter & Gamble Company | Electric toothbrushes |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04120153U (ja) | 1992-10-27 |
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JPH048518Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961022 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |