JPH10173356A - 増設ユニット - Google Patents

増設ユニット

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JPH10173356A
JPH10173356A JP8328463A JP32846396A JPH10173356A JP H10173356 A JPH10173356 A JP H10173356A JP 8328463 A JP8328463 A JP 8328463A JP 32846396 A JP32846396 A JP 32846396A JP H10173356 A JPH10173356 A JP H10173356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
body device
connector
extension unit
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP8328463A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kondo
徹也 近藤
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】増設ユニットに関し、本体装置への連結、分離
操作を容易にすることを目的とする。 【解決手段】本体装置1への接続状態において本体装置
1を拡張する増設ユニットであって、本体装置1を支承
する支承面30にコネクタ4を露出させた筺体3と、筺
体3に回動操作可能に枢支され、係止爪50を支承面3
0上に載置された本体装置1に係止させて本体装置1を
脱離不能に連結するロック部材5を有し、前記ロック部
材5には、係止爪50の係止解除方向への操作に伴って
支承面30から突出して本体装置1をコネクタ4の嵌合
離脱方向に持ち上げるリフト片51が一体形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体装置に連結さ
れて本体装置の機能を拡張するための増設ユニットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コネクタボックス等の増設ユニッ
トを本体装置に連結する際には、増設ユニットに装着さ
れるロック部材を本体装置に係止させ、増設ユニットと
本体装置とが妄りに分離しないように双方を機械的に連
結する必要があり、増設ユニットを本体装置から分離す
る場合には、ロック部材の解除に加え、コネクタ同士の
嵌合を解除するために本体装置をコネクタ嵌合解除方向
押し上げるためのイジェクト手段を操作させる必要があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例においては、増設ユニットの分離時には、ロック部材
とイジェクト手段を作動させるためのイジェクトボタン
等の双方を操作する必要が生じ、操作が面倒な上、部品
点数も多くなってしまうという欠点を有する。
【0004】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たもので、本体装置への連結、分離操作が容易な増設ユ
ニットの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、本体装置1への接続状態において本体装置1を拡張
する増設ユニットであって、本体装置1を支承する支承
面30にコネクタ4を露出させた筺体3と、筺体3に回
動操作可能に枢支され、係止爪50を支承面30上に載
置された本体装置1に係止させて本体装置1を脱離不能
に連結するロック部材5を有し、前記ロック部材5に
は、係止爪50の係止解除方向への操作に伴って支承面
30から突出して本体装置1をコネクタ4の嵌合離脱方
向に持ち上げるリフト片51が一体形成される増設ユニ
ットを提供することにより達成される。
【0006】増設ユニットの筺体3には本体装置1を支
承する支承面30が形成され、ロック部材5の係止爪5
0は支承面30上に載置された本体装置1に係止して本
体装置1の脱離を防止する。
【0007】ロック部材5に一体形成されるリフト片5
1は、ロック部材5の回動操作により支承面30から出
没し、係止爪50と本体装置1との係止が解除される方
向にロック部材5を回動させた際に支承面30から突出
して本体装置1を上方に押し上げる。
【0008】この結果、本体装置1の取り外しに際して
は、ロック部材5のみを操作するだけで、係止爪50の
解除と、増設装置側のコネクタ4と本体装置1のコネク
タ10との嵌合を離脱させるためのリフト操作が行われ
るために、使い勝手が飛躍的に向上する。
【0009】増設ユニットへの本体装置1の連結は、本
体装置1を支承面30に対して直交方向に移動して行う
以外に、請求項2に記載されるように、本体装置1を回
動させて行うことも可能である。すなわち、請求項2記
載の発明において、増設ユニットの筺体3にはヒンジ部
6が設けられ、本体装置1は、ヒンジ受け部を増設ユニ
ットのヒンジ部6に係止させた後、底面が増設ユニット
の支承面30上に当接するまでヒンジ部6回りに回動さ
せることにより行われる。
【0010】支承面30上に配置されるコネクタ4の嵌
合部は本体装置1側のコネクタ10との接触時に、該本
体装置1側のコネクタ10のヒンジ部6を中心とする回
動軌跡の接線方向に向けられており、本体装置1側のコ
ネクタ10の先端が嵌合した後は、本体装置1側のコネ
クタ10の嵌合部の向きに合致するように揺動しつつ、
支承面30に平行に移動して本体装置1側のコネクタ1
0を受容する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1、2に携帯用ペン入力コンピ
ュータ(本体装置1)に接続されるコネクタボックスと
して構成された本発明の実施の形態を示す。携帯用ペン
入力コンピュータ1は、表面部に表示窓11を配置して
形成され、裏面部には各種の増設ユニットを接続するた
めのコネクタ10が配置される。
【0012】コネクタボックスは、側面壁に複数の外部
機器接続コネクタ(図示せず)を配置したボックス形状
の筺体3を有し、筺体3内に配置された実装基板7上に
実装されるコネクタ4が筺体3上面(支承面30)から
筺体3外部に突出される。
【0013】また、コネクタボックスの筺体3には、ロ
ック部材5が枢軸回りに回動自在に枢支される。ロック
部材5は、操作片52と、リフト片51とを有して断面
ほぼL字形状に形成され、トーションスプリング8によ
り図2(a)において矢印A方向に付勢される。
【0014】上記操作片52には支承面30の上方に飛
び出す係止爪50が設けられ、支承面30上に載置され
た本体装置1の係合溝部12に係止し、該本体装置1を
コネクタボックス上に固定する。リフト片51は、自由
端部に押圧部53を有し、筺体3のコネクタ4装着部近
傍に開設された孔部31に臨ませて配置される。
【0015】したがってこの実施の形態において、本体
装置1のコネクタボックスへの接続は、コネクタボック
スの支承面30に本体装置1を載せるだけで行うことが
でき、本体装置1の移動に伴って先ず、係止爪50の傾
斜面50aが本体装置1の底壁に干渉し、その後、トー
ションスプリング8の付勢力に抗して一旦ロック部材5
が図2(a)における矢印B方向に回動した後、本体装
置1の係合溝部12に弾発的に係止して本体装置1の脱
離が防止される。
【0016】一方、本体装置1の取り外しは、ロック部
材5を矢印方向に回動させることにより行うことが可能
であり、ロック部材5の回動により、係止爪50と係合
溝部12との係合が解除され、同時に、リフト片51の
押圧部53が本体装置1の底壁を上方に押し上げる。リ
フト片51により押し上げられることにより、本体装置
1のコネクタ10はコネクタボックス側のコネクタ4か
ら離脱し、電気的接続も解除される。
【0017】図3、4に本発明の第2の実施の形態を示
す。なお、本実施の形態の説明において、上述した実施
の形態と同一の構成要素は図中に同一符号を付して説明
を省略する。
【0018】この実施の形態において、コネクタボック
スの筺体3にはロッド状のヒンジ部6が配置され、支承
面30の先端部には本体装置1のコネクタ10にプラグ
インされるコネクタ4が配置される。一方、本体装置1
は断面C形状のヒンジ受け部13を有し、このヒンジ受
け部13をコネクタボックス側のヒンジ部6に弾発係合
させることによりコネクタボックスに連結される。
【0019】また、コネクタボックスのコネクタ4は、
図4(c)に示すように、フローティングボード9上に
固定される。フローティングボード9は、長孔90に軸
91を挿挿させて形成され、軸回りに揺動自在で、か
つ、長孔90に沿って横方向に移動自在に構成される。
このフローティングボード9は、初期状態において、該
フローティングボード9上のコネクタ4が本体装置1側
のコネクタ10の進入方向(図4(c)における矢印A
方向)を向くようにわずかに傾いてセットされる。
【0020】したがってこの実施の形態において、増設
ユニットに本体装置1を連結するには、先ず、図3
(b)、図4(b)に示すように、本体装置1のヒンジ
受け部13を増設ユニットのヒンジ部6に弾発係合させ
た後、図3(b)において矢印方向に回動させる。本体
装置1の回動操作により、本体側のコネクタ10は増設
ユニット側のコネクタ4に嵌合し、さらに、回動させる
とコネクタ4、10同士の嵌合深さに応じて増設ユニッ
ト側のコネクタ4は図4(c)において矢印B方向に回
動して起立しながら、側方に移動し本体装置1のコネク
タ10を受容する。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、本体装置への連結、分離を簡単な操作により
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す斜視図である。
【図2】ロック部材の動作を示す説明図で、(a)は本
体装置の連結状態を示す図、(b)はロック部材により
本体装置が持ち上げられた状態を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す図で、(a)
は本体装置の連結状態を示す図、(b)は連結前の状態
を示す図である。
【図4】図3の要部拡大図で、(a)はヒンジ部に本体
装置を連結する状態を示す図、(b)はヒンジ部への連
結状態を示す図、(c)はコネクタを示す図である。
【符号の説明】
1 本体装置 10 コネクタ 3 筺体 30 支承面 4 コネクタ 5 ロック部材 50 係止爪 51 リフト片 6 ヒンジ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体装置への接続状態において本体装置を
    拡張する増設ユニットであって、 本体装置を支承する支承面にコネクタを露出させた筺体
    と、 筺体に回動操作可能に枢支され、係止爪を支承面上に載
    置された本体装置に係止させて本体装置を脱離不能に連
    結するロック部材を有し、 前記ロック部材には、係止爪の係止解除方向への操作に
    伴って支承面から突出して本体装置をコネクタの嵌合離
    脱方向に持ち上げるリフト片が一体形成される増設ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】前記本体装置を筺体に着脱自在、かつ、回
    動自在に連結するヒンジ部を有し、 前記コネクタは、本体装置の回動中心軸に平行な軸回り
    に揺動自在で、かつ、支承面に平行な面に沿って水平移
    動自在に支持され、本体装置の回動操作に伴って本体装
    置側のコネクタに嵌合する請求項1記載の増設ユニッ
    ト。
JP8328463A 1996-12-09 1996-12-09 増設ユニット Pending JPH10173356A (ja)

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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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