JP2002353643A - 装着機構を備えた電子機器 - Google Patents

装着機構を備えた電子機器

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JP2002353643A
JP2002353643A JP2001162364A JP2001162364A JP2002353643A JP 2002353643 A JP2002353643 A JP 2002353643A JP 2001162364 A JP2001162364 A JP 2001162364A JP 2001162364 A JP2001162364 A JP 2001162364A JP 2002353643 A JP2002353643 A JP 2002353643A
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engaging
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JP2001162364A
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Masaki Enomoto
正樹 榎本
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着機構を備えた電子機器において、その本
体部への装置の装着を簡単に行えるようにする。 【解決手段】 電子機器1の装着部に装着される装置2
において、係合穴2A、2Aを形成し、当該装置に対す
る装着機構にはこれを載置して装着方向に沿って搬送す
るスライドベース19と、当該装置2の係合穴2A、2
Aに係合される係合部材30、30を設ける。そして、
装置2をスライドベース19に載置して装着方向に移動
させて所定の位置に来たときに、各係合部材30が係合
穴2A、2Aにそれぞれ係合されるとともに、スライド
ベース19がロックされることで装置2を保持する。ま
た、この状態で装置2をその装着方向に向けてさらに移
動させることでロックが解除されるようにし、スライド
ベース19が装着方向とは反対側に移動されて、係合穴
2Aに対する係合部材30の係合が解除されるように構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部の装置を本体
部の装着して使用できるように、当該装置の装着機構を
備えた電子機器において、装着操作を簡単化することで
使い易くするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】別の装置を本体部に装着して使用できる
構造をもった電子機器が知られている。例えば、オーデ
ィオ機器では、ヘッドホン・ステレオ等の携帯型機器
を、操作キー等が付設された別の装置(装着する機器に
対して、ベースあるいはステーションとなる装置であ
り、通常は据え置き型の機器である。)に装着して使用
することで操作や機能についての拡張を可能とする機器
が挙げられ、また、コンピュータ等の情報処理機器で
は、補助記憶装置として、ディスク状記録媒体を含むデ
ィスクドライブユニットを、コンピュータの本体部に対
して脱着自在に装着できるようにしたもの(所謂リム−
バブル型のハードディスク等)が挙げられる。
【0003】そして、この種の機器では、本体部の装着
部に対して、外部から装置を装着してこれを収容した状
態で使用するための装着機構が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子機器にあっては、装置の装着作業が簡単でないた
め、操作が面倒であり、使い勝手が良くないという問題
がある。
【0005】例えば、装置をべ−ス機器の装着部に装着
してから保持用の操作部材(スライドレバーあるいは回
動レバー等)を操作してロックする機構を備えた機器で
は、先ず、装着部に装置をセットした後で、レバーをス
ライド(又は回動)させるという、2段階の動作が必要
となり、装着のための操作が面倒であり、時間もかかっ
てしまう。
【0006】そこで、本発明は、本体部への装置の装着
を簡単に行えるようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を解決するために、外部から本体部の装着部に装着され
る装置には係合穴を形成するとともに、当該装置の装着
機構にはこれを載置してその装着方向に沿って搬送する
ためのスライドベース及び当該装置の係合穴に係合され
る係合部材を設ける。そして、当該装置をスライドベー
スに載置した後、これを装着方向に移動させてスライド
ベースが所定の位置に来たときに、係合部材が係合穴に
係合されるとともに、スライドベースがこの状態でロッ
クされることにより当該装置が保持され、また、この状
態でロックされたスライドベースに載置された装置に対
して、当該装置の装着方向に向けてさらに移動させるこ
とでロックが解除され、スライドベースが装着方向とは
反対側に移動されるとともに、装置の係合穴に対して係
合部材の係合が解除されるように構成したものである。
【0008】従って、本発明によれば、装置をその装着
後に保持するための操作部材を用いる必要がなく、装置
を本体部の装着部に装着させる操作(動作)のみによっ
て当該装置の保持や保持解除を行うことができるので、
装着作業が非常に簡単になる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、本体部の装着部に対し
て、外部から装置を装着して当該装置を収容した状態で
使用することが可能な電子機器に関するものであり、そ
のために、本体部内には、当該装置を脱着自在に装着す
る装着機構を備えたものである。
【0010】図1は電子機器1とこれに装着して使用す
る装置2を示すものである。例えば、装置2として大容
量のリムーバブル・ハードディスクユニットを想定した
場合に、電子機器1にはコンピュータや画像処理装置等
の情報機器が挙げられるが、本発明に関する限り電子機
器1と装置2との関係について、それらの如何は問わな
い。
【0011】電子機器1の本体部1aのうち、装置2が
装着される面には開口3が形成されており、当該開口3
を介して装置2が本体部1aに挿入されてから内部の装
着部4に装着される。つまり、外部から装置2を装着部
4に装着した収容状態で当該装置2を使用することがで
きるようになっており、本体部1a内には装置2を脱着
自在に装着するための装着機構が設けられている(その
詳細は後述する。)。
【0012】図2及び図3は、装置2の構成例について
概略的に示したものである。
【0013】図2に示すように、装置2の外筐2aに
は、上記装着部4への装着方向における端部(後端部)
2bに2つの係合穴2A、2Aが所定の間隔をもって形
成されている。尚、図には横長の角穴としてそれぞれの
係合穴が形成されている。
【0014】そして、図3に示す端部2bについての断
面図から分かるように、係合穴2A、2Aは、外筐2a
の内外を連通しており、これらの穴は、装着機構の側に
設けられた後述の係合部材をそれぞれ係合させるために
設けられたものである。
【0015】尚、係合穴の数や形状に関しては任意であ
るが、数が多いと機構の複雑化を招く虞があるので、本
例のように一対の係合穴が好ましい。
【0016】装置2に対して受け手側である本体部1a
の装着部4には、当該装置2を載置してその装着方向に
沿って搬送するためのスライドベース(あるいは搬送テ
ーブル)と、装置2の係合穴2A、2Aに係合される係
合部材が設けられており、これらは装着機構の一部を構
成している(後で詳述する。)。
【0017】図4乃至図6は本体部1aに対する装置2
の装着方向に沿ってスライドベースを移動可能な状態で
支持するシャーシ5の構成例を示したものである。
【0018】金属材料等により板状に形成されるシャー
シ5は、後述のスライドベースに対する支持部を構成す
る平坦部6と、当該平坦部の両端縁からL字状にそれぞ
れ屈曲された2つの取付脚7、7とが一体に形成されて
いる。尚、各取付脚7のうち、平坦部6に接続された部
分7aが側面であり、これに連続する長方形状の部分7
bが本体部1aへの取付部とされ、当該取付部7bに
は、シャーシ5の前後方向(以下、装置2を本体部1a
に装着する方向を前後方向と定義する。つまり、各図に
示す矢印Fが前方を示し、矢印Rが後方を示すものとす
る。)に沿って挿通孔7c、7c、…が所定の間隔をも
って前後方向に配置されている。
【0019】平坦部6の中央には、ホームベース形をし
た5角形の切欠部8、8が形成されており、これらが横
並びに配置されている。尚、切欠部8におけるV字状を
した内縁8aが、シャーシ5の前方に向かって形成され
ており、その両脇には挿通孔9、10、10がそれぞれ
形成されている。つまり、挿通孔9が切欠部8と8との
間に形成されていて、小判形の形状をしており、円形状
をした挿通孔10、10が切欠部8を挟んで挿通孔9と
は反対側にそれぞれ配置されている。
【0020】切欠部8、8に関して挿通孔9、10、1
0とは反対側の場所には、3つの挿通孔11、11、1
1が形成されており、これらはシャーシ5の前後方向に
おいて挿通孔9、10、10にそれぞれ対応する位置関
係をもっている(後述するように、挿通孔9、10、1
1はハートカム部材の取付用に形成されたものであ
る。)。
【0021】切欠部8、8よりもシャーシ5の後方に寄
った場所12には、平面で見てほぼハ字状をなした一対
のガイド長孔13L(図4の左側に位置する長孔)、1
3R(図4の右側に位置する長孔)が形成されている。
そして、これらのガイド長孔は、シャーシ5の前後方向
に沿って直線的に延びる溝13aと、これから後方に連
続されて斜め方向に延びる溝13b、そして再びシャー
シ5の前後方向に延びる溝13cとによって構成されて
いる。即ち、ガイド長孔13L、13Rについては、平
面でみて溝13a、13aが互いに平行な関係をもって
延びており、これらの溝からシャーシ5の後方に進むと
溝13b、13bに連続して、後方にいくに従って両者
の間隔が狭まっていく。そして、さらにシャーシ5の後
方に進むと溝13c、13cに至り、両者の間隔が最も
狭くなる。
【0022】平坦部6には、3つの支持ピン14、1
4、14が設けられており、平面でみて(逆)3角形の
各頂点位置にそれぞれ配置されている。つまり、これら
支持ピンの1つが、図4の右側に位置する切欠部8の右
方に位置され、別の支持ピンが同図の左側に位置する切
欠部8の左方に位置されており、残りの支持ピンは、切
欠部8、8よりもかなり前方に離れたところに位置され
ている。尚、各支持ピン14は後述するスライドベース
をシャーシ5の前後方向に沿って移動可能な状態で支持
するために必要な部材であり、図5に示すように、ガイ
ド部14aが各支持ピン14に形成されている。
【0023】平坦部6の前端には、その左右両端寄りの
位置においてL字状に屈曲された2つの屈曲部15、1
5が設けられており、これらには孔16、16が形成さ
れている。尚、屈曲部15は、後述のスライドベースに
対して付勢手段を構成するバネ部材のためのバネ掛け部
として機能する。
【0024】各屈曲部15よりも後方に寄った位置に
は、シャーシ5の前後方向に所定の間隔をおいて形成さ
れた角孔17、17がそれぞれに形成されているが、こ
れらは、装置2を支持するための支持台(載置台)1
8、18(これらは直方体状をしており、図4に一点鎖
線で示す。)を取り付けるための取付孔である。
【0025】図7及び図8はスライドベース19の構成
例を示したものであり、図7が平面図(矢印F、Rの意
味は既述の通りである。)、図8が側面図(一部を切断
して示す。)である。
【0026】スライドベース19は金属等により平板状
に形成されており、図7に示すように、装置2に対する
基台部20(装置2の載置部あるいは移動テーブルを構
成する。)には、3つのガイド長孔21、21、21が
前後方向に沿って形成されている。これらのガイド長孔
は、前記したシャーシ5の各支持ピン14に対応するも
のであり、各ガイド長孔21には支持ピン14のガイド
部14aが係合されるようになっている。これによって
スライドベース19は、各ガイド長孔21の形成範囲内
においてシャーシ5に対して前後方向に移動自在な状態
で支持されることになる。尚、図示は省略するが、支持
ピン14に対するガイド長孔21からの抜け止めについ
ては、当該支持ピン14の先端に、例えば、Eリングや
止め輪を嵌める等の方法で行えば良い。
【0027】3つのガイド長孔21、21、21のう
ち、その1つが基台部20における前端寄りの中央に形
成されている。そして、残る2つのガイド長孔について
は、これより後方であって左右両端寄りの位置にそれぞ
れ形成されており、両者の間には、切欠22が形成され
ている。
【0028】この切欠22は、円弧状をしたやや幅広の
溝22a、22aを横に連続させた形状をしており、そ
れらの円弧溝22a、22aの各曲率中心に対応する位
置には取付部23、23がそれぞれ設けられている。
尚、各取付部23は、後述するアーム部材を回動可能な
状態でスライドベース19に取り付けるために必要とさ
れる。
【0029】スライドベース19の後端には、左右両端
部に近い位置において後方に張り出した延長部24、2
4が基台部20と一体に設けられている。これら延長部
24、24には、支持ピン25、25がそれぞれ取り付
けられているが(図8参照)、これらには後述する係合
部材が取り付けられて、その回動支軸として機能する。
【0030】延長部24、24の近くであって、基台部
20における左右の後端部26、26はL字状に屈曲さ
れており、装置2の装着時における突き当て部とされ
る。つまり、装置2の後端部2b(係合穴2A、2Aが
形成された端部)がこれらに突き当たることで当該部分
がストッパーとして機能し、装着時において装置2に当
接される。
【0031】図7に示すように、基台部20は、ガイド
長孔21や取付部23、23が配置された前端部20A
と、これよりも後ろ側の部分(残り2つのガイド長孔や
切欠22等が形成された部分)20Bとからなってお
り、後者の方が左右方向の幅が広くなっている。そし
て、当該部分20Bの前端であって左右両端寄りの位置
には孔27、27がそれぞれ形成されている。尚、これ
らの孔は、前記したシャーシ5の屈曲部15に形成され
た孔16と同様のバネ掛け用の孔である。つまり、スラ
イドベース19に対して付勢手段(後述する)を構成す
るバネ部材のためのバネ掛け部である。
【0032】基台部20の部分20Bに形成された各ガ
イド長孔21の直ぐ内側には、前後方向に所定の間隔を
おいて形成された角孔28、28がそれぞれに形成され
ているが、これらは、装置2に対する支持台29、29
(これらは直方体状をしており、図7に一点鎖線で示
す。)を取り付けるための取付孔である。
【0033】図9乃至図12は、装置2の係合穴2Aに
係合される係合部材の構成例30を示したものである。
【0034】尚、本例では、係合穴2Aの数に対応すべ
く2つの係合部材30、30が用いられ、これらが前記
したスライドベース19の支持ピン25、25にそれぞ
れ取り付けられる。そして、各係合部材30については
左右対称性を有しており、左右の違い(つまり、右用か
左用かの違い)を除いて同じ形状をしているので、以下
ではその一方だけについて説明する。
【0035】合成樹脂等で形成された係合部材30に
は、上記係合穴2Aに係合される係合部31が設けられ
ており、例えば、図示のように鍵状をした係合爪(ある
いは係止爪)として形成されている。
【0036】この係合部31は、円筒部32に一体に形
成されていて、当該円筒部32の側面から所定の方向に
突出された後、その先端部31aがさらに角度をつけて
別の方向を向いている。
【0037】円筒部32には、その中心軸に沿う貫通孔
32aが形成されており(図10参照)、前記したスラ
イドベース19の支持ピン25に外嵌されることで軸支
される。即ち、円筒部32が支持ピン25の回りに回動
可能な状態で取り付けられる結果、係合部材30がスラ
イドベース19に対して回動可能な状態で支持されるこ
とになる。
【0038】図9に示すように、円筒部32の側面に
は、貫通孔32aの中心に関して、係合部31とは反対
側の位置から反時計回り方向に所定の角度をもってずれ
た位置にアーム部33が突設されている。このアーム部
33の先端寄りの部分には被ガイド部34(図10乃至
12参照)が一体に形成されて、この部分は上記シャー
シ5のガイド長孔13Lや13Rに係合される。つま
り、スライドベース19を前後方向に移動させると、2
つのガイド長孔13L、13Rにより構成されるガイド
部13によって、各係合部材30の被ガイド部34がそ
れぞれに案内されるようになっており、これによって、
支持ピン25を回動支軸とする係合部材30の回動状態
が規定されることになる。
【0039】尚、本例において、被ガイド部34が丸棒
状をした軸部材として形成されており、その中央でアー
ム部33に結合されているが、これは左右の係合部材を
兼用した部材として利用するための配慮である。即ち、
図9に示す係合部材30を紙面の表側からみた場合に
は、左用の部材となり、同じものを紙面の裏側からみれ
ば右用の部材となる(被ガイド部34を構成する軸部材
の端部は、係合部材30が左用か右用かに応じて、その
いずれかが上記ガイド長孔13L又は13Rに係合され
るので、例えば、左用の場合に当該軸部材の一端部がガ
イド長孔13Lに係合されるものとすると、右用の場合
には軸部材の他端部がガイド長孔13Rに係合され
る。)。
【0040】図13乃至図17は、シャーシ5に取り付
けられるハートカム部材の構成例を示したものである。
【0041】ハートカム部材35は合成樹脂材料で形成
されており、図13に示すように、信頼性の向上を考慮
し、ハート形をした2つの案内溝(カム溝)36、36
が形成されている。尚、両溝は同じ形状をしているの
で、以下ではその一方についてのみ説明する。
【0042】案内溝36は、36A乃至Dの4つの溝か
ら構成されており、各溝を展開してそれらの深さを概略
的に示すと、図14のようになる。尚、図中に示すポイ
ントPs、Pa〜Pdについては、図13において溝3
6内に一点鎖線で示すループ状の経路中で要所となる位
置をそれぞれ示しており、各ポイントの意味は下記に示
す通りである。
【0043】・「Ps」=溝36Aにおいて設定した経
路の起点(あるいは終点) ・「Pa」=溝36Aと36Bとの境界(段差)に設定
した点 ・「Pb」=溝36Bと36Cとの境界(段差)に設定
した点 ・「Pc」=溝36Cと36Dとの境界(段差)に設定
した点 ・「Pd」=溝36Dと36Aとの境界(段差)に設定
した点 尚、図14には起点Psからループを一回りした後、再
び点Psに戻る過程について、溝の深さを高低差として
概略的に示している。
【0044】図示するように、溝36Aでは、起点Ps
から点Paに進むに従って高さが徐々に上がっていき
(つまり、点Psから点Paに近づくにつれて溝が次第
に浅くなっていく)、点Paで一段下がり、さらに点P
bで一段下がる。そして、点Pcで一段下がってから
は、点Pdに近づくに従って高さが徐々に上がってい
き、当該点Pdで一段下がって元の点Psに戻るという
経路を辿る。つまり、溝36Aや36Dでは溝底に斜面
が形成されているのに対して、溝36B、36Cでは溝
底が平坦とされて階段状をなしている。尚、図15には
図13の一点鎖線上における溝36A、36Bの部分を
示し、図16には溝36B、36C及び36Dの一部分
を示しており、図17には溝36D及び36A等の一部
を示している。但し、図16及び図17に関しては、も
う一方の案内溝について示す。
【0045】尚、溝36Cには、図13に示すように、
V字溝36Lが形成されているが、これは後述するアー
ム部材の係合ピンが当該溝部に係合されることでスライ
ドベース19をロックする役目を果たす。
【0046】図15乃至図17に示すように、ハートカ
ム部材35の主部27がやや厚みのある角板状に形成さ
れていて、これに上記案内溝36、36が形成されてい
る。また、図13において、案内溝36、36の間を通
る中心線上に立設された係合突部38、38は、前記し
たシャーシ5の挿通孔9、11(図4参照)にそれぞれ
係合されるものであって、ハートカム部材35をシャー
シ5に対して位置決めする際に使用される。尚、同図の
4隅にそれぞれ形成された挿通孔39、39、…は、前
記したシャーシ5の挿通孔10、10及び11、11に
対応しており、ネジ部材を用いてハートカム部材35を
シャーシ5に対して締結により取り付けるためのもので
ある。
【0047】ハートカム部材35は、図4に示すシャー
シ5の平坦部6に対して、その背面側から取り付けられ
るようになっており、シャーシ5の挿通孔9、11に、
突部38、38をそれぞれ係合させて位置決めを行った
後、ハートカム部材35をシャーシ5に取り付けた状態
では、図18に示すように、案内溝36、36がシャー
シ5の切欠部8、8に対応した位置関係を有する(つま
り、各切欠部8を通してそれぞれの案内溝36が平坦部
6の表側に現れることになる。)。
【0048】図19及び図20はスライドベース19に
取り付けられる(回動)アーム部材の構成例を示したも
のである。尚、スライドベース19に取り付けられる2
つのアーム部材については同じ形状を有しているので、
これらの図には、その一方だけを示す。
【0049】アーム部材40は、板バネ等を用いて形成
された平板部41と、その一端部に取り付けられた係合
ピン42(その取り付け状態を、図20の大円枠内に拡
大して断面を示す。)とによって構成されている。
【0050】尚、係合ピン42については、その一部が
平板部41に形成された挿通孔41aに通されて加締等
により固定されている。
【0051】また、平板部41のうち、係合ピン42が
取り付けられた方の端部とは反対側の端部には、円孔4
1bが形成されていて、これはスライドベース19の取
付部23(図7参照)に挿合されるものであり、アーム
部材40をスライドベース19に取り付けた後で抜け止
めの処置が施される。そして、この状態では、図21に
示すように、各アーム部材40の係合ピン42が、切欠
22の円弧溝22a、22aにそれぞれ挿通されるとと
もに、当該アーム部材40が取付部23の中心を回動支
点として回動可能な状態でスライドベース19に取り付
けられるようになっている。尚、係合ピン42、42
は、円弧溝22a、22aをそれぞれ通して、ハートカ
ム部材35の案内溝36、36にそれぞれ係合される
(図18参照)。
【0052】これらのアーム部材40、40は、前記し
たハートカム部材35とともに、スライドベース19に
対するロック機構43を構成するものである。
【0053】図23は上記シャーシ5、スライドベース
19、ハートカム部材35、アーム部材40、係合部材
30の組み立て後における各部材を示しており(透視図
として示す。)、装置2の装着前の状態を示している。
【0054】つまり、スライドベース19がシャーシ5
に対して移動可能な状態で支持されるとともに、当該ス
ライドベースには、その延長部24、24の支持ピン2
5、25に対して係合部材30、30が回動可能な状態
で支持されている。そして、係合部材30、30の各被
ガイド部34が、シャーシ5に形成されたガイド長孔1
3L、13Rにそれぞれ係合されている。
【0055】スライドベース19において、その取付部
23、23にそれぞれ取り付けられた各アーム部材40
については、それらの係合ピン42が切欠22の円弧溝
22aをそれぞれ介して、(シャーシ5に取り付けられ
た)ハートカム部材35の案内溝36にそれぞれ係合さ
れる。尚、各係合ピン42が案内溝36の各溝36A乃
至36Dに対して順次に係合された状態で順次に案内さ
れることで、逆方向への移動(逆転動作)が規制されて
いる(図14に示す展開図を参照)。
【0056】スライドベース19には、これを装置2の
取り出し方向に移動させるための付勢力を付与する付勢
手段が設けられており、本例では、図22、図23に示
すように、シャーシ5の屈曲部15、15とスライドベ
ース19の部分20Bとに亘ってコイルバネ44、44
が架け渡されている。即ち、各コイルバネの一端が屈曲
部15の孔16に引っ掛られ、他端がスライドベース1
9の孔27に引っ掛けられている。
【0057】図24乃至図27は各構成部品(支持台や
締結用部材等を除く。)を示した斜視図である。尚、図
24が要部全体の分解斜視図であり、図25及び図26
がスライドベース19及びこれに取り付けられる部材を
示し、図27がシャーシ5を中心として各部材を示す。
【0058】図28乃至図31は、装着機構の動作につ
いて説明するための図である。尚、図28が装置2をス
ライドベース19の基台部20に置いた状態(正確には
装置2を支持台18、29の上に置いた状態)を示し、
図29が装着の途中状態を示し、図30は装置2の装着
を完了した状態を示し、図31は装置2の取り出し途中
の状態を示している。尚、これらの図については透視図
としており、また、図示の便宜上、装置2を一点鎖線で
示す。
【0059】図28において、装着機構の各構成要素
(スライドベース19、係合部材30、アーム部材40
等)について、それらの状態は図23と同じである。
【0060】つまり、スライドベース19については、
上記したようコイルバネ44、44の付勢力により、シ
ャーシ5に対して最も前方の位置に来ており、シャーシ
5の各支持ピン14が、各ガイド長孔21における後縁
の位置で係合した状態とされる。
【0061】そして、各アーム部材40の係合ピン42
は、切欠22を介してハートカム部材35の案内溝36
に係合されているが、その位置は前記したポイントPs
とされている。
【0062】また、係合部材30、30については、そ
れらの被ガイド部34が、シャーシ5のガイド長孔13
L、13Rのうち、溝13a、13aにおける前縁の位
置で係合された状態とされており、装置2の後端部2b
をスライドベース19の後端部26に突き当てた状態に
おいて、各係合部31が装置2の後端部に形成された係
合穴2A、2Aにそれぞれ挿入される(つまり、この状
態では、係合部31が係合穴2Aに挿入されているだけ
であって、両者が係合状態にないので、装置2は装着部
に対して未だ自由に抜き差しできる。換言すれば、各係
合穴2Aの形成幅については、各係合部31の挿入幅を
考慮して設定されている。)。
【0063】装置2の後端部2bをスライドベース19
の後端部26に突き当てたままの状態で、当該装置2を
後方に押すと、図29に示すように、コイルバネ44、
44の力に抗して装置2を載置したスライドベース19
が装着方向(後方)に移動される。尚、図29では、各
アーム部材40が図の反時計回り方向にやや回動され
て、それらの係合ピン42が案内溝36、36の溝36
A、36Aにそれぞれ係合されている。
【0064】装置2をさらに後方に押していくと、各係
合部材30の被ガイド部34がガイド長孔13L、13
Rの溝13b、13bの内縁に係合されるため、図29
の右側に位置された係合部材30については、その支持
ピン25を中心として反時計回りに回動され、図29の
左側に位置された係合部材30については、その支持ピ
ン25を中心として時計回りに回動されていく。
【0065】そして、スライドベース19が所定の位置
(以下、「装着完了位置」という。)に来たときには、
図30に示すように、各係合部材30の被ガイド部34
がガイド長孔13L、13Rの溝13c、13cの内縁
にそれぞれ係合され、よって、各係合部材30が、図2
8に示す状態から最も回動された状態となり、このとき
に、各係合部材30の係合部31、31が装置2の係合
穴2A、2Aにそれぞれ係合される。つまり、装置2が
スライドベース19に載置された状態で装着方向に移動
されて装着完了位置に到達するまでの間に、各係合部材
30の被ガイド部34がガイド部13を構成するガイド
長孔13L、13Rにそれぞれ案内されることで各係合
部材30が回動され、装着完了位置において各係合部材
30の係合部31が装置2の係合穴2A、2Aにそれぞ
れ係合された状態(装置2内に挿入された係合部31が
装置後端部2bの内壁に係合される。図32参照。)と
なる。その結果、装置2がスライドベース19に対して
ロックされ、当該装置2が取り出せなくなる。
【0066】この装着完了位置に到達するまでの間、各
アーム部材40の係合ピン42は案内溝36の溝36A
から36B、さらに36Cへと移動する。そして、装着
完了位置においては、各係合ピン42が、案内溝36、
36における溝36C、36CのV字溝36L、36L
にそれぞれ係合した状態となり、従って、スライドベー
ス19がこの状態でロックされる。よって、スライドベ
ース19上に載置された装置2を装着完了位置で保持す
ることができる。
【0067】この状態で装置2を取り出すには、スライ
ドベース19上に載置された装置2に対して、当該装置
をその装着方向(後方)に向けてさらに移動させれば良
い(そのために、図30の状態において、各係合部材3
0の被ガイド部34は、ガイド長孔13L、13Rの溝
13c、13cにおいて若干の余裕を残して係合されて
いる。)。つまり、装置2をさらに押し込んでスライド
ベース19を後方に移動させると、各アーム部材40の
係合ピン42と上記V字溝36Lとの係合が外れ、当該
アーム部材40が同図の時計回り方向にやや回動すると
ともに各係合ピン42が溝36Cから溝36Dへと移動
し、上記したスライドベース19に対するロックが解除
される。その結果、図31に示すように、コイルバネ4
4、44の付勢力によってスライドベース19が装着方
向とは反対側(前方)に移動される。
【0068】スライドベース19の移動に伴って、各ア
ーム部材40の係合ピン42は案内溝36の溝36Dに
係合されて案内されるとともに、各係合部材30につい
ては、それらの被ガイド部34がシャーシ5のガイド長
孔13L、13Rにおいて、溝13cから溝13b、1
3aへと上記とは逆の経路に沿って前方に案内されてい
く。
【0069】そして、各係合部材30の被ガイド部34
が、ガイド長孔13L、13Rの各溝13a、13aに
それぞれ係合される状態において、装置2の係合穴2
A、2Aに対して係合部材30、30の係合が解除さ
れ、最終的に、再び図28に示す状態に戻る。
【0070】上記の装着機構を備えた電子機器によれ
ば、装置2をスライドベース19上に載置して装着方向
に移動させて装着部4に装着する操作により、装着完了
位置において当該装置2の係合穴2A、2Aに対して係
合部材30、30を係合させることができるとともに、
ハートカム部材35とアーム部材40、40を含むロッ
ク機構43により、装置2を載置したスライドベース1
9をロックすることができる。そして、装着完了位置に
おいて装置2をその装着方向に沿ってさらに押し込むこ
と(装着時と同じ方向への移動)でスライドベース19
に対するロックが解除され、付勢手段(本例ではコイル
バネ44、44)によって当該スライドベースが装置2
の排出方向に移動されるので当該装置2を装着部4から
容易に取り出すことができる。
【0071】従って、装置2に対する1回目の押し込み
操作でロックが完了し、2回目の押し込み操作で当該ロ
ックが解除されるので、従来のように装置保持や保持解
除のためにレバー等をいちいち操作する必要がなくな
る。
【0072】尚、上記した構成例は本発明を実施するに
あたっての一例に過ぎず、例えば、装置の誤挿入防止用
機構(例えば、上記のハートカム部材に突片を形成し
て、シャーシに形成された孔を通して突設させておき、
装置の誤挿入時に突片により装着を機械的に規制する
等。)を必要に応じて講じるといった各種態様での実施
が可能なことは勿論である。
【0073】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、請求項1に係る発明によれば、装着部への装置の装
着後にこれを保持するために操作される操作部材を用い
る必要がなくなり、装置を本体部の装着部に装着させる
一方向性の操作(動作)のみによって当該装置の保持や
保持解除を行うことができる。よって、電子機器の本体
部に対する装置の装着作業を手早く簡単に行うことがで
きる。
【0074】請求項2に係る発明によれば、アーム部材
とハートカム部材を用いたロック機構を設けることによ
り、比較的簡単な構成でスライドベースのロックを行う
ことができ、部品点数が少なく、動作の確実性を期すこ
とができる。
【0075】請求項3や請求項4に係る発明によれば、
シャーシのガイド部によって案内される被ガイド部を備
えた係合部材によって、その係合部を装置の係合穴に係
合させることができるので、構成が簡単であり、部品点
数やコスト面で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装着機構を備えた電子機器の基本
構成を概略的に示す斜視図である。
【図2】図3とともに脱着対象としての装置について説
明するための図であり、本図は装置を概略的に示す斜視
図である。
【図3】係合穴の形成部分を示す要部の断面図である。
【図4】図5及び図6とともにシャーシの形状例につい
て説明するための図であり、本図は平面図である。
【図5】シャーシの一部を切り欠いて示す側面図であ
る。
【図6】図5とは異なる角度から見た側面図である。
【図7】図8とともにスライドベースの構成例を示す図
であり、本図は平面図である。
【図8】スライドベースの側面図である。
【図9】図10乃至図12とともに係合部材の形状例を
示す図であり、本図は平面図である。
【図10】一部を切断して示す要部の側面図である。
【図11】側面図である。
【図12】図11とは異なる角度から見た側面図であ
る。
【図13】図14乃至図17とともにハートカム部材の
形状例を示す図であり、本図は平面図である。
【図14】案内溝の深さについて展開して示す説明図で
ある。
【図15】案内溝の一部を示す断面図である。
【図16】案内溝のうち別の溝部を示す断面図である。
【図17】案内溝のうち、さらに別の溝部を示す断面図
である。
【図18】シャーシにハートカム部材を取り付けた状態
を示す平面図である。
【図19】図20とともにアーム部材の構成例を示す図
であり、本図は平面図である。
【図20】アーム部材の側面形状とともに要部を拡大し
て示す図である。
【図21】スライドベースに係合部材及びアーム部材を
取り付けた状態を示す平面図である。
【図22】スライドベースをシャーシに取り付けて支持
した状態を示す平面図である。
【図23】装置2を除く各構成部品を組み合わせて示す
平面図である。
【図24】全体の構成を示す分解斜視図である。
【図25】スライドベース及び係合部材、アーム部材を
示す分解斜視図である。
【図26】スライドベースに係合部材、アーム部材を取
り付けた状態を示す斜視図である。
【図27】シャーシ及びハートカム部材を示す斜視図で
ある。
【図28】図29乃至図31とともに、装着動作につい
て説明するための図であり、本図はスライドベース上に
装置を載置した状態を示す。
【図29】スライドベースが装着完了位置に至る途中の
状態を示す図である。
【図30】装着完了状態を示す図である。
【図31】装置の排出途中の状態を示す図である。
【図32】装着完了位置において、装置の係合穴に対し
て係合部材の係合部が係合された状態を示す図である。
【符号の説明】
1…電子機器、1a…本体部、2…装置、2A…係合
穴、4…装着部、5…シャーシ、13…ガイド部、19
…スライドベース、30…係合部材、31…係合部、3
4…被ガイド部、35…ハートカム部材、36…案内
溝、40…アーム部材、42…係合ピン、43…ロック
機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部に設けられた装着部に、外部から
    装置を装着して当該装置を収容した状態で使用するため
    に、本体部内に当該装置を脱着自在に装着する装着機構
    を備えた電子機器において、 上記装置には係合穴が形成されるとともに、上記装着機
    構には当該装置を載置してその装着方向に沿って搬送す
    るためのスライドベース及び当該装置の係合穴に係合さ
    れる係合部材が設けられており、 上記装置をスライドベースに載置した後、これを装着方
    向に移動させて当該スライドベースが所定の位置に来た
    ときに、上記係合部材が上記係合穴に係合されるととも
    に、当該スライドベースがこの状態でロックされること
    により当該装置が保持され、 また、上記状態でロックされたスライドベースに載置さ
    れた装置に対して、当該装置の装着方向に向けてさらに
    移動させることで上記ロックが解除され、当該スライド
    ベースが装着方向とは反対側に移動されるとともに、上
    記係合穴に対する上記係合部材の係合が解除されるよう
    にしたことを特徴とする装着機構を備えた電子機器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装着機構を備えた電子
    機器において、 スライドベースが、本体部に対する装置の装着方向に沿
    って移動可能な状態で本体部のシャーシに支持されると
    ともに、当該スライドベースに対しては、これをロック
    するためのロック機構が設けられており、 上記ロック機構が、 一端部に係合ピンを有し、かつ他端部が回動可能な状態
    で上記スライドベースに取り付けられたアーム部材と、 上記シャーシに設けられ、上記アーム部材の係合ピンに
    係合されるハート形の案内溝を有するハートカム部材と
    を備えていることを特徴とする装着機構を備えた電子機
    器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装着機構を備えた電子
    機器において、 スライドベースが、装置の装着方向に沿って移動可能な
    状態で本体部のシャーシに支持されており、 係合部材が上記スライドベースに回動可能な状態で支持
    されるとともに、当該係合部材には、上記装置の係合穴
    に係合するための係合部と、上記シャーシに設けられた
    ガイド部によって案内される被ガイド部とが設けられて
    おり、 上記装置が上記スライドベースに載置された状態で装着
    方向に移動されて装着完了位置に到達するまでの間に、
    上記係合部材の被ガイド部が上記ガイド部に案内される
    ことで当該係合部材が回動され、装着完了位置では上記
    係合部が上記装置の係合穴に係合された状態となること
    を特徴とする装着機構を備えた電子機器。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の装着機構を備えた電子
    機器において、 係合部材がスライドベースに回動可能な状態で支持され
    るとともに、当該係合部材には、装置の係合穴に係合す
    るための係合部と、シャーシに設けられたガイド部によ
    って案内される被ガイド部とが設けられており、 上記装置が上記スライドベースに載置された状態で装着
    方向に移動されて装着完了位置に到達するまでの間に、
    上記係合部材の被ガイド部が上記ガイド部に案内される
    ことで当該係合部材が回動され、装着完了位置では上記
    係合部が上記装置の係合穴に係合された状態となること
    を特徴とする装着機構を備えた電子機器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010012802A (ja) * 2009-10-22 2010-01-21 Seiko Epson Corp 液体容器
JP2013008416A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Seiko Epson Corp 光ディスク処理装置およびその光学ドライブ着脱機構
JP7396915B2 (ja) 2020-02-03 2023-12-12 ファナック株式会社 電子機器

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