JPH0825133A - 切断方法およびその装置 - Google Patents

切断方法およびその装置

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JPH0825133A
JPH0825133A JP15885994A JP15885994A JPH0825133A JP H0825133 A JPH0825133 A JP H0825133A JP 15885994 A JP15885994 A JP 15885994A JP 15885994 A JP15885994 A JP 15885994A JP H0825133 A JPH0825133 A JP H0825133A
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JP
Japan
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work
cutting
cut
vise
burr
Prior art date
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Application number
JP15885994A
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English (en)
Inventor
Minoru Aoyanagi
實 青柳
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0825133A publication Critical patent/JPH0825133A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断加工されたワークの搬出中に発生したバ
リを除去し、切断機をシステム化した場合の装置の信頼
性を高めると共に製品精度を高め、さらにバリが飛散し
て装置を傷つけることのないようにした切断方法および
その装置を提供することにある。 【構成】 切断機3で切断加工されたワークWをフロン
トバイス装置29で次工程へ搬出するとき、切断機3の
前側に配置されたバリ取り装置53をタイミングを合せ
て駆動させて前記ワークWを搬出しながらワークWに発
生したバリBを除去することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、切断機でワークに切
断加工を行った際に、切断加工されたワークに発生した
バリを除去する切断方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、切断機としての例えば帯鋸盤にて
ワークに切断加工を行ったときに、ワークの切り終り部
にバリが発生する。特にこのバリは製品となるワーク側
に多く発生し、素材のワーク側には比較的少ない。
【0003】このように切断機で切断加工されたワーク
を次工程へ搬出するときに、ワークに発生したバリを除
去する対策を講じていないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の切断機としての帯鋸盤を含めてシステム化しようと
すると、切断加工されたワークに発生して付いているバ
リが次工程の作業に色々な不具合を発生させる。例え
ば、バリが製品チャッキングの邪魔をして加工精度を低
下させたり、または、バリが製品の搬送中にとれて、こ
のとれたバリにより装置を傷つけたり、動作不良を引き
起す原因を招いていた。
【0005】この発明の目的は、切断加工されたワーク
の搬出中に発生したバリを除去し、切断機をシステム化
した場合の装置の信頼性を高めると共に製品精度を高
め、さらにバリが飛散して装置を傷つけることのないよ
うにした切断方法およびその装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明の切断方法は、切断機で切断加工されたワー
クをフロントバイス装置で次工程へ搬出するとき、切断
機の前側に配置されたバリ取り装置をタイミングを合せ
て駆動させて前記ワークを搬出しながらワークに発生し
たバリを除去することを特徴とするものである。
【0007】また、この発明の切断装置は、切断機の前
側に切断加工されたワークを次工程へ搬出するフロント
バイス装置を前後方向へ移動自在に設けると共に、この
フロントバイス装置の移動経路の途中に前記ワークに発
生したバリを除去するバリ取り装置を設けてなることを
特徴とするものである。
【0008】前記切断装置において、前記バリ取り装置
はサンドペーパ製のブラシを回転可能に備えてなること
が望ましいものである。
【0009】
【作用】以上のような切断方法およびその装置とするこ
とにより、切断機で切断加工されたワークはフロントバ
イス装置にクランプされて次工程へ搬出される。切断加
工されたワークを次工程へ搬出しながら切断機の前側に
配置されたバリ取り装置をタイミングを合せて駆動させ
ることにより、切断加工されたワークに発生したバリを
除去することができる。
【0010】したがって、切断機をシステム化した場合
の装置の信頼性が高められると共に製品精度が高められ
る。さらにバリが飛散して装置が傷つけられることから
解消される。
【0011】バリ取り装置にサンドペーパ製のブラシを
回転可能に備えることにより、バリが容易かつ確実に除
去される。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。
【0013】図5,図6および図7を参照するに、切断
装置1は、切断機としての例えば横型帯鋸盤3を備えて
おり、この横型帯鋸盤3の後方(図5において左方)に
はワークを横型帯鋸盤3へ送材するワーク送材装置5が
配置されていると共に、前記帯鋸盤3の前方(図5にお
いて右方)には切断加工されたワークを搬出せしめるワ
ーク搬出装置7が配置されている。
【0014】前記横型帯鋸盤3はすでに公知であるた
め、概略のみ説明すると、図6および図7に示されてい
るように、ベット9を備えており、このベット9上には
ヒンジピン11を支点として鋸刃ハウジング13が揺動
可能に設けられている。この鋸鋸刃ハウジング13の
右,左部には駆動ホイール15と従動ホイール17とが
設けられており、駆動ホイール15が図示省略の駆動モ
ータによって駆動されるようになっている。前記駆動ホ
イール15と従動ホイール17とには帯鋸刃19が巻回
されている。
【0015】上記構成により、駆動ホイール15を駆動
し回転せしめることによって帯鋸刃19が走行されるこ
とになる。
【0016】前記鋸刃ハウジング13のワーク送材装置
5側には図示省略の固定バイスと移動バイスとからなる
本体バイス装置が設けられている。ワークWを帯鋸刃1
9で切断加工する際にワークを本体バイス装置でクラン
プしてワークWが固定されるものである。
【0017】前記ワーク送材装置5もすでに公知な構成
であるために構成を簡単に説明すると、前後方向へ適宜
な間隔で複数の送材ローラ21が回転可能に設けられて
いる。
【0018】上記構成により、ワークを横型帯鋸盤3へ
送材する際には、ワークWが複数の送材ローラ21上に
載り、図示省略の駆動装置により各送材ローラ21を駆
動せしめることによってワークWは送材されることにな
る。
【0019】前記ワーク搬出装置7は、立設した支持フ
レーム23を備えており、この支持フレーム23上には
前後方向(図5,図6において左右方向)へ延伸した複
数のガイドレール25が敷設されている。このガイドレ
ール25には複数のLMガイド27を介してフロントバ
イス装置29のフロントバイス本体31が設けられてい
る。
【0020】前記支持フレーム23上の前後端には軸受
33が取付けられており、この軸受33には前後方向へ
延伸したボールねじ35が回転自在に支承されている。
このボールねじ35に螺合したナット部材37が前記フ
ロントバイス本体31の下部に一体的に設けられてい
る。
【0021】前記ボールねじ35の前端(図5,図6に
おいて右端)には従動プロケット39が嵌着されてい
る。一方、前記支持フレーム23の前側内には図3に示
されているように、駆動モータ41が設けられている。
この駆動モータ41の出力軸には駆動スプロケット43
が嵌着されている。この駆動スプロケット43と前記従
動スプロケット39とにはチエン45が巻回されてい
る。
【0022】上記構成により、駆動モータ41を駆動せ
しめると出力軸を介して駆動スプロケット43、チェン
45および従動スプロケット39を介してボールねじ3
5が回転される。このボールねじ35の回転によりナッ
ト部材37を介してフロントバイス装置29のフロント
バイス本体31がガイドレール25に案内されながら前
後方向へ移動されることになる。
【0023】前記フロントバイス本体31には左右方向
(図5において紙面に対して直交する方向、図6におい
て上下方向、図7において左右方向)へ延伸したガイド
レール47が敷設されており、このガイドレール47に
は固定された固定バイス49と左右方向へ移動可能な移
動バイス51が設けられている。この移動バイス51は
油圧シリンダや駆動モータなとのアクチュエータにより
移動可能に構成されている。
【0024】上記構成により、加工すべきワークWは、
ワーク送材装置5の送材ローラ21上に載せられて横型
帯鋸盤3へ送材されて所望の位置に停止されて位置決め
した後、本体バイス装置を作動せしめてワークWをクラ
ンプせしめる。必要によってはフロントバイス装置29
の固定バイス49と移動バイス51を作動せしめてワー
クWをクランプせしめてもよい。
【0025】この状態において帯鋸刃19を走行せしめ
ると共に鋸刃ハウジング13を下降せしめてワークWに
切断加工が行われる。切断加工されたワークWはフロン
トバイス装置31の固定バイス49と移動バイス51と
でクランプされてボールねじ35の回転により前側へ搬
送されて次工程へ搬出されることになる。
【0026】前記支持フレーム23の後側(図5,図6
において左側)寄りの搬送経路にはバリ取り装置53が
配置されている。しかも支持フレーム23の一側(図6
において上側)には製品受台55が直列して配置されて
いると共に、後側の製品受台55の下方にはバケット5
7が設けられている。
【0027】前記バリ取り装置53は、図1および図2
に示されているように、横型帯鋸盤3のベット9上の支
持フレーム59上にはワークWの先端位置決めを行う出
没自在なストッパピン61が設けられている。また、前
記支持フレーム59にはブラケット63が取付けられて
おり、このブラケット63にはエアによって回転される
回転装置65が取付金具67によって取付けられてい
る。回転装置65の先端における回転軸69にはサンド
ペーパでできたブラシ71が取付けられている。なお、
前記バリ取り装置53の下方には横型帯鋸盤3における
オイルパン73が配置されている。なお、回転装置65
はすでに公知のエアドリルの回転機構を採用しているも
ので、詳細な回転機構の説明は省略する。
【0028】図2に示されているように、回転装置65
の下端には配管75の一端が接続されていると共に配管
75の他端はエアソレノイドバルブ77のBポートに接
続されている。エアソレノイドバルブ77にはソレノイ
ドSOLが備えられている。またエアソレノイドバルブ
SOLのP,Rポートにはそれぞれ配管79,81の一
端が接続されていると共に配管79,81の他端はエア
源83、タンク85に接続されている。前記回転装置6
5の下部にはスイッチ87が設けられている。
【0029】上記構成により、エア源83からのエアは
スイッチ87をONせしめてソレノイドバルブ77のソ
レノイドSOLの作動でPポートとBポートが接続され
ると、配管75を経て回転装置65に送られて回転軸6
9を介してブラシ71が回転されることになる。
【0030】前記帯鋸刃19でワークWに切断加工を行
うと切断加工されたワークW(製品)の下部には図3
(A),(B)に示されているように、バリBが発生す
る。すなわち、ワークWが丸棒の場合にはワークWを中
心合わせのクランプにすると、常に一定の位置に発生す
る。このバリBが発生したワーク(製品)Wはフロント
バイス装置29でクランプされて次工程へ搬出するため
に図1において左方向へ搬送させる。この搬送中にタイ
ミングを合わせてバリ取り装置53における回転装置6
5の回転軸69を回転せしめることによりブラシ71が
図1において時計方向廻りへ回転されることにより、バ
リBをブラシ71により除去することができる。
【0031】したがって、切断機としての横型帯鋸盤3
のシステム化をする場合には、装置の信頼性が高くなる
と共に製品精度を高めることができる。また、バリBが
飛び散って装置を傷つけることがなくなる。
【0032】さらにバリ取り装置65にサンドペーパ製
のブラシ71を回転可能に備えることにより、バリBを
容易かつ確実に除去できると共に製品に傷が付くのを防
止できる。
【0033】ワークWが丸棒でなく、角材の場合には図
4に示されているように、バリBが一定の場所に発生し
ないのは、角材の中に合わせたブラシ71の巾にするの
がよい。ブラシ71の回転方向、大きさは特に制限され
ないものである。
【0034】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。
【0035】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明から理解され
るように、この発明の請求項1,2によれば、切断機で
切断加工されたワークに発生したバリは、フロントバイ
ス装置にクランプされて次工程へ搬出させながら、タイ
ミングを合わせてバリ取り装置を駆動させることによ
り、バリを除去することができる。
【0036】したがって、切断機をシステム化した場合
の装置の信頼性を高めることができると共に製品精度を
高めることができる。また、バリが飛散して装置を傷を
つけることがなくなる。
【0037】さらに請求項3によれば、バリ取り装置に
サンドペーパ製のブラシを回転可能に備えることによ
り、バリを容易かつ確実に除去することができると共に
製品に傷がつくのが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部であるバリ取り装置の側面図
である。
【図2】図1における正面図である。
【図3】ワークが丸棒の場合におけるバリの発生状態を
示した説明図である。
【図4】ワークが角材の場合におけるブラシとの関係を
示した図である。
【図5】この発明を実施する一実施例の切断装置の側面
図である。
【図6】図5における平面図である。
【図7】図5における正面図である。
【符号の説明】
1 切断装置 3 横型帯鋸盤(切断機) 5 ワーク送材装置 7 ワーク搬出装置 19 帯鋸刃 29 フロントバイス装置 31 フロントバイス本体 49 固定バイス 51 移動バイス 53 バリ取り装置 65 回転装置 71 ブラシ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断機で切断加工されたワークをフロン
    トバイス装置で次工程へ搬出するとき、切断機の前側に
    配置されたバリ取り装置をタイミングを合せて駆動させ
    て前記ワークを搬出しながらワークに発生したバリを除
    去することを特徴とする切断方法。
  2. 【請求項2】 切断機の前側に切断加工されたワークを
    次工程へ搬出するフロントバイス装置を前後方向へ移動
    自在に設けると共に、このフロントバイス装置の移動経
    路の途中に前記ワークに発生したバリを除去するバリ取
    り装置を設けてなることを特徴とする切断装置。
  3. 【請求項3】 前記バリ取り装置はサンドペーパ製のブ
    ラシを回転可能に備えてなることを特徴とする請求項2
    記載の切断装置。
JP15885994A 1994-07-11 1994-07-11 切断方法およびその装置 Pending JPH0825133A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15885994A JPH0825133A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 切断方法およびその装置

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JP15885994A JPH0825133A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 切断方法およびその装置

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JPH0825133A true JPH0825133A (ja) 1996-01-30

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ID=15680966

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JP15885994A Pending JPH0825133A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 切断方法およびその装置

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JP (1) JPH0825133A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000000495A (ko) * 1999-10-29 2000-01-15 황선문 베어링 라바실 제조공정의 사상작업, 검사작업,포장작업의 자동화 방법
KR100653129B1 (ko) * 2006-09-18 2006-12-04 이구산업 주식회사 버 제거장치

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000000495A (ko) * 1999-10-29 2000-01-15 황선문 베어링 라바실 제조공정의 사상작업, 검사작업,포장작업의 자동화 방법
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