JPH08251145A - プロセッサ間の転送データチェック方式 - Google Patents

プロセッサ間の転送データチェック方式

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JPH08251145A
JPH08251145A JP5485695A JP5485695A JPH08251145A JP H08251145 A JPH08251145 A JP H08251145A JP 5485695 A JP5485695 A JP 5485695A JP 5485695 A JP5485695 A JP 5485695A JP H08251145 A JPH08251145 A JP H08251145A
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JP
Japan
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data
processor
bus
processors
line control
Prior art date
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Pending
Application number
JP5485695A
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English (en)
Inventor
Hikari Shimoda
光 下田
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NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Communication Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Communication Systems Ltd filed Critical NEC Communication Systems Ltd
Priority to JP5485695A priority Critical patent/JPH08251145A/ja
Publication of JPH08251145A publication Critical patent/JPH08251145A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】送信側プロセッサから同一データを2回以上繰
り返し送信し、受信側プロセッサは受信データを比較し
て、データ化けしたデータの転送を未然に防ぐ。 【構成】プロセッサバス1と接続された回線制御プロセ
ッサ2A,2Bは回線3A,3Bを通して端末4A,4
Bを収容している。回線制御プロセッサ2Aの回線側受
信部21は端末4Aからのデータを受信し、送信先プロ
セッサ判定部22は受信データ内のアドレス情報により
送信先の回線制御プロセッサを判定し、バス側送信部2
3は端末4Aから入力されたデータをプロセッサバス1
に送信する。バス側受信部24はプロセッサバス1を通
して送信元の回線制御プロセッサからのデータを受信
し、データチェック部25は受信データの比較結果によ
りデータ転送の正常/異常を判定し、この判定が正常で
あったときには回線側送信部26はプロセッサバス1か
らのデータを回線3Aを通して端末4Aに転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプロセッサ間の転送デー
タチェック方式に関し、特にマルチプロセッサ方式デー
タ交換機におけるプロセッサ間の転送データチェック方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマルチプロセッサ方式デ
ータ交換機におけるプロセッサ間の転送データチェック
方式には、送信側プロセッサから送信したデータを正常
に受信することができたときのみ受信側プロセッサが応
答を返送する第1の手法と、パリティなどの論理方式に
より送受信プロセッサ間で転送されるデータをチェック
する第2の手法とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の第1の手法
では、受信側プロセッサは送信側プロセッサからのデー
タの正常受信の確認のみを行い、データの内容のチェッ
クは行っていないので、送信データがデータ化けを起こ
していてもそのままデータ転送が行われるという問題点
があった。
【0004】また、従来の第2の手法では、送信データ
に複数ビットのビット誤りがあったときにはパリティチ
ェックでこのビット誤りを検出できないため、やはりデ
ータ化けがあるとそのままデータ転送が行われるという
問題点があった。
【0005】本発明の目的は、送信側プロセッサから同
一データを2回以上繰り返し送信し、受信側プロセッサ
はこれら受信データを比較して転送データの正常性を確
認することにより、データ化けしたデータの転送が行わ
れるのを未然に防止するプロセッサ間の転送データチェ
ック方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、マルチ
プロセッサ方式データ交換機において、それぞれ端末を
収容したプロセッサ間で相互にデータ転送を行うとき送
信側プロセッサは同じ内容のデータを少なくとも2回繰
り返し送信し、受信側プロセッサは受信した前記送信側
プロセッサからの転送データを比較してその結果により
データ転送の正常/異常の判定を行う判定手段を備える
ことを特徴とするプロセッサ間の転送データチェック方
式が得られる。
【0007】また、前記受信側プロセッサは前記判定手
段による比較結果が一致のときには前記転送データは正
常であると判定して前記端末へのデータ転送を実施する
ことを特徴とするプロセッサ間の転送データチェック方
式が得られる。
【0008】さらに、前記受信側プロセッサは前記判定
手段による比較結果が不一致のときには前記転送データ
は異常であると判定して前記送信側プロセッサに転送デ
ータの否定応答を通知する通知手段を備えることを特徴
とするプロセッサ間の転送データチェック方式が得られ
る。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1(a)は本発明の一実施例を示すマル
チプロセッサ方式データ交換機のブロック図、(b)は
同図(a)におけるプロセッサ間のデータ転送シーケン
スを示すシーケンス図、図2は図1におけるプロセッサ
の処理動作を示すフローチャートで、(a),(b)は
それぞれ受信側プロセッサ,送信側プロセッサの動作フ
ローを示している。
【0011】まず、図1(a)を参照すると、本実施例
のマルチプロセッサ方式データ交換機は、プロセッサバ
ス1を通して相互にデータ転送を行う回線制御プロセッ
サ2A,2Bを備え、回線制御プロセッサ2A,2Bは
それぞれ回線3A,3Bを通して端末4A,4Bを収容
している。
【0012】そして、各回線制御プロセッサ2A,2B
は同じ内部構成を有し、例えば回線制御プロセッサ2A
は回線3Aを通して端末4Aからのデータを受信する回
線側受信部21と、この回線側受信部21からのデータ
に付加されているアドレス情報により送信先の回線制御
プロセッサを判定する送信先プロセッサ判定部22と、
回線側受信部21および送信プロセッサ判定部22を通
して端末4Aから入力されたデータをプロセッサバス1
に送信するバス側送信部23と、プロセッサバス1を通
して送信元の回線制御プロセッサからのデータを受信す
るバス側受信部24と、このバス側受信部24で受信し
た1回目,2回目のデータを比較してその結果によりデ
ータ転送の正常/異常を判定するデータチェック部25
と、このデータチェック部25による比較結果が一致し
たときは正常であると判定してバス側受信部24および
データチェック部25を通して受信したプロセッサバス
1からのデータを回線3Aを通して端末4Aに転送する
回線側送信部26とを備えている。
【0013】続いて、図1(a)に示した本実施例の動
作について図1(b)および図2(a),(b)を併用
して説明する。
【0014】ここでは、端末4Aから送信側の回線制御
プロセッサ2A,プロセッサバス1および受信側の回線
制御プロセッサ2Bを通して端末4Bにデータ転送を行
う場合を例にとって説明する。
【0015】端末4Aから送信先アドレス情報を付加し
たデータを入力すると、送信元の回線制御プロセッサ2
Aでは初期処理を行った後、回線側受信部21は回線3
Aを通して端末4Aからの入力データaを受信して(ス
テップS200)送信先プロセッサ判定部22に送る。
【0016】送信先プロセッサ判定部22は入力データ
a内のアドレス情報から送信先プロセッサは回線制御プ
ロセッサ2Bであることを認識し、バス側送信部23か
らプロセッサバス1に対しデータbの1回目の送信を行
う(S201)。
【0017】回線制御プロセッサ2Bでは、プロセッサ
バス1上のデータbに含まれるアドレス情報から自プロ
セッサ宛のデータであることを認識し、初期処理を行っ
た後、バス側受信部24はデータbを取り込む(S21
0)。
【0018】そして、バス側受信部24はデータbをデ
ータチェック部25に送って記憶させた後、バス側送信
部23に指示してプロセッサバス1へ1回目の応答c1
を返送させる(S211)。
【0019】回線制御プロセッサ2Aでは、バス側受信
部24が1回目の応答c1を受信してデータチェック部
25に送り、データチェック部25は送信先プロセッサ
の回線制御プロセッサ2Bから応答を受信したかを調べ
る(S202)。このS202でY、つまり回線制御プ
ロセッサ2Bからの応答であれば、この応答が肯定応答
かを調べる(S203)。
【0020】S203でYのときは、この受信した肯定
応答は2回目の応答c2であるかを調べる(S20
4)。ここでは1回目の応答c1であるので、S201
に戻ってS204までの処理を繰り返す。
【0021】すなわち、回線制御プロセッサ2Aは1回
目のデータbと同じ内容のデータの2回目の送信を行
い、回線制御プロセッサ2Bはプロセッサバス1から2
回目のデータbを受信する(S212)。
【0022】そして、回線制御プロセッサ2Bのデータ
チェック部25は記憶してある1回目のデータbとバス
側受信部24で今回受信した2回目のデータbとを比較
し(S213)、受信データは正常かを判定する(S2
14)。
【0023】ここで、1回目のデータbと2回目のデー
タbとが一致したときは、回線制御プロセッサ2Bのデ
ータチェック部25は受信データは正常である(データ
化けが発生していない)と判定し(S214でY)、バ
ス側送信部23に指示して2回目の応答c2(肯定応
答)をプロセッサバス1に送信させる(S215)。
【0024】これとともに、回線制御プロセッサ2Bの
回線側送信部26はバス側受信部24で受信したデータ
を転送データdとして端末4Bに送信する(S21
6)。
【0025】回線制御プロセッサ2Aはこの2回目の応
答(肯定応答)c2を受信すると(S203でY、且つ
S204でもY)、回線制御プロセッサ2Bへのデータ
送信を停止して終了する。
【0026】なお、回線制御プロセッサ2Aでは、S2
14でN(データチェック部25でのデータ比較結果が
不一致)のときには2回目の応答として否定応答を返送
する(S217)。
【0027】また、回線制御プロセッサ2Aでは、S2
02でN(送信先プロセッサから応答を受信しなかった
とき)、またはS203でN(送信先プロセッサから否
定応答が返送されたとき)には、転送データにデータ化
けが発生したものと判断して受信データを破棄し、いわ
ゆる異常終了処理を行う(S205)。
【0028】本実施例では、送信側プロセッサから同一
内容のデータを2回送信するとしたが、3回以上の複数
回としてもよいことは明らかである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、マルチプ
ロセッサ方式データ交換機において、それぞれ端末を収
容したプロセッサ間で相互にデータ転送を行うとき送信
側プロセッサは同じ内容のデータを少なくとも2回繰り
返し送信し、受信側プロセッサは受信した送信側プロセ
ッサからのこれらの転送データを比較してその結果によ
りデータ転送の正常/異常の判定を行う判定手段を備え
ることにより、プロセッサ間のデータ転送の際にデータ
化けが発生したときはこれを検出して化けたデータの転
送を行わないので、異常データが転送されるのを未然に
防ぐことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例を示すマルチプロセ
ッサ方式データ交換機のブロック図、(b)は同図
(a)におけるプロセッサ間のデータ転送シーケンスを
示すシーケンス図である。
【図2】図1におけるプロセッサの処理動作を示すフロ
ーチャートで、(a),(b)はそれぞれ受信側,送信
側プロセッサの動作フローを示している。
【符号の説明】
1 プロセッサバス 2A,2B 回線制御プロセッサ 3A,3B 回線 4A,4B 端末 21 回線側受信部 22 送信先プロセッサ判定部 23 バス側送信部 24 バス側受信部 25 データチェック部 26 回線側送信部 a 入力データ b データ c1 1回目応答 c2 2回目応答 d 転送データ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチプロセッサ方式データ交換機にお
    いて、それぞれ端末を収容したプロセッサ間で相互にデ
    ータ転送を行うとき送信側プロセッサは同じ内容のデー
    タを少なくとも2回繰り返し送信し、受信側プロセッサ
    は受信した前記送信側プロセッサからの転送データを比
    較してその結果によりデータ転送の正常/異常の判定を
    行う判定手段を備えることを特徴とするプロセッサ間の
    転送データチェック方式。
  2. 【請求項2】 前記受信側プロセッサは前記判定手段に
    よる比較結果が一致のときには前記転送データは正常で
    あると判定して前記端末へのデータ転送を実施すること
    を特徴とする請求項1記載のプロセッサ間の転送データ
    チェック方式。
  3. 【請求項3】 前記受信側プロセッサは前記判定手段に
    よる比較結果が不一致のときには前記転送データは異常
    であると判定して前記送信側プロセッサに転送データの
    否定応答を通知する通知手段を備えることを特徴とする
    請求項1記載のプロセッサ間の転送データチェック方
    式。
JP5485695A 1995-03-15 1995-03-15 プロセッサ間の転送データチェック方式 Pending JPH08251145A (ja)

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Cited By (1)

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