JP2003229875A - Can−コントローラ内部のデータ伝送におけるエラーの認識方法,can−コントローラ,プログラム,記録媒体,及び制御装置 - Google Patents

Can−コントローラ内部のデータ伝送におけるエラーの認識方法,can−コントローラ,プログラム,記録媒体,及び制御装置

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JP2003229875A
JP2003229875A JP2002303735A JP2002303735A JP2003229875A JP 2003229875 A JP2003229875 A JP 2003229875A JP 2002303735 A JP2002303735 A JP 2002303735A JP 2002303735 A JP2002303735 A JP 2002303735A JP 2003229875 A JP2003229875 A JP 2003229875A
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    • H04L2012/40208Bus networks characterized by the use of a particular bus standard
    • H04L2012/40215Controller Area Network CAN

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送路全体の恒久的な監視をすることを可能
にする。 【解決手段】 CAN−コントローラ内部のデータ伝送
におけるエラーの認識方法において,前記伝送されたデ
ータの一貫性を保証するための検査をすることが可能
な,少なくとも1つのチェックビットが生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,CAN−コントロ
ーラ内部のデータ伝送におけるエラーの認識方法,CA
N−コントローラ,プログラム,記録媒体,及び制御装
置に関し,さらに詳細には,特にマイクロプロセッサと
インタフェースユニットとの間のデータ伝送におけるエ
ラーの認識方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】近年においては,車両内に,開ループ制
御及び閉ループ制御技術をますます多く使用するという
傾向が明確に見ることができる。例えば,エンジン及び
トランスミッション制御,アンチロックブレーキングシ
ステム(ABS),アンチスリップ制御(ASR)及び
多数の機能を含む走行ダイナミクス制御が挙げられる。
これらの要素間におけるデータ交換を実時間条件の元で
可能にするためには,高性能のバスシステムが必要であ
る。このため,かかる課題のために最適なバスシステ
ム,コントローラエリアネットワーク(Control
ler AreaNetwork(CAN))が開発さ
れている。かかるCANは,車両領域を越えて,他の工
業的な使用においても広範囲に広まっている。
【0003】CAN−バスは,シリアルのバスであっ
て,それに個々のステーション(例えば制御装置)が,
CAN−バスコントロールユニット(CAN−コントロ
ーラ)を介して接続されている。個々のステーション
は,バスを介してメッセージを送信及び受信することに
よって,他のステーションと通信することができる。
【0004】車両においては,伝達されるデータの多く
は,安全上重要である。即ち,これらのデータは車両内
に設けられている安全上重要なシステム(例えばブレー
キシステム)を制御するために使用される。安全上重要
なシステムは,エラーの場合においても安全上危険な状
態が生じないことを保証しなければならない。したがっ
て,安全上重要なデータは,伝送する際に歪曲されては
ならず,あるいは歪曲が認識されることが保証されなけ
ればならない。
【0005】各メッセージを伝達する場合には,僅かな
確率であったとしても,メッセージ内部であるビットが
その値を変化させる(例えば1から0になる)ことが生
じ得る。さらに,メッセージ内部で一度に多数のビット
が「一変」することが,生じ得る。
【0006】かかる障害が発生する主な理由は,電磁的
なノイズ場であって,それは技術的設備においては回避
することができない。
【0007】エラーの発生(例えばビットの「一変:um
kippen」)は,阻止することができないので,エラーを
確実に認識する努力をしなければならない。これは,送
信機によってメッセージ内に冗長なチェックビットを挿
入することによって行われる。受信機は,チェックビッ
トを使用して伝送が正しいか,あるいはエラーが存在す
るかを確認することができる。
【0008】CAN−コントローラは,一般に,極めて
信頼できるデータ伝送を支援する。データには,送信す
る際にCRC−チェックビットが設けられる。これが,
受信の際に調べられる。このようにして,エラーのある
伝送を認識して,それに応じて反応することができる。
即ち,例えば従前に正しく受信されなかったデータを再
度要請することができる。
【0009】CAN−バスへの,CAN−コントローラ
内の本来のインタフェースは,CAN−プロトコル−サ
ーネル(CAN−Protocol−Cernel)と
称される。これによって,データがバスへ送信され,か
つバスから受信される。送信の際に,CAN−コントロ
ーラ−サーネルはチェックビットを生成し,このチェッ
クビットを従属するデータと共に送信する。メッセージ
を受信する際には,CAN−コントローラ−サーネルは
受信したチェックビットを調べて,それによってデータ
が誤りなく伝達されたかを確認する。
【0010】しかし,CAN内のCRC−チェックビッ
トによっては,コントローラ間の特に障害の生じやすい
伝送しか監視されない。また,CAN−コントローラ内
部の伝送の場合,及びCAN−コントローラとマイクロ
プロセッサ,中央演算ユニット(CPU)との間の伝送
の際にも,伝送エラーを排除することはできない。従っ
て,従来のCAN−コントローラにおいては,伝送され
るデータのエラー監視に隙間がある,という問題があ
る。
【0011】また,他の従来のシステムにおいては,内
部のデータ伝送の安全を確保するために,例えばいわゆ
る「ループバックモード(Loop Back Mod
e)」が使用される。その場合に,CAN−バス側の出
力とCAN−コントローラサーネルの入力が接続され
て,定められたデータがCPUから送信され,かつ直接
また受信される。送信したデータと受信したデータを比
較することによって,内部の伝送区間全体を検査するこ
とができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来の方法では,検査の間,制御装置はバスから切り離さ
れるので,検査データがバスにおいては見られなくなっ
てしまうという問題がある。また,多くのシステムにお
いては,バス加入者が時々切り離されることは受容され
ないので,「ループバックテスト」は,スイッチオンす
る際に1回だけしか実施することができないという問題
がある。
【0013】このように,上記従来の方法では,安全上
重要なシステムにおいては必要な伝送路全体の恒久的な
監視をすることができない。
【0014】したがって,本発明の目的は,伝送路全体
の恒久的な監視をすることが可能な新規かつ改良された
CAN−コントローラ内部のデータ伝送におけるエラー
の認識方法等を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め,本発明の第1の観点においては,CAN−コントロ
ーラ(13,20)内部のデータ伝送における,特にマ
イクロプロセッサ(14,21)とインタフェースユニ
ット(23)との間のデータ伝送における,エラーの認
識方法において,伝送されたデータの一貫性を保証する
ための検査することが可能な,少なくとも1つのチェッ
クビットが生成される,ことを特徴とするデータ伝送に
おけるエラーの認識方法が提供される。
【0016】上記記載の発明では,マイクロプロセッサ
からマイクロプロセッサへのデータ伝送の隙間のない監
視を保証することができる。したがって,安全上重要な
システムにおいて必要な伝送路全体の恒久的な監視を行
うことができるので,システムの安全性が,著しく向上
される。
【0017】また,CAN−バス(11,22)上にあ
るデータがインタフェースユニット(23)によって受
信され,次に少なくとも1つのチェックビットが生成さ
れ,データが少なくとも1つのチェックビットと共にメ
モリユニット(24)に格納されて,次にデータが少な
くとも1つのチェックビットと共にマイクロプロセッサ
(14,21)によって読み込まれ,そしてマイクロプ
ロセッサ(14,21)によって少なくとも1つのチェ
ックビットが検査できる,如く構成することができる
【0018】また,マイクロプロセッサ(14,21)
は,受信したデータが安全上重要であるか否かを決定す
る,如く構成することができる。また,マイクロプロセ
ッサ(14,21)は,少なくとも1つのチェックビッ
トを検査する,如く構成することができる。また,マイ
クロプロセッサ(14,21)は,少なくとも1つのチ
ェックビットを検査しない,如く構成することができ
る。
【0019】即ち,余り重要ではないデータを効率的に
伝送するために,オフにすることができる。CAN−コ
ントローラ内のデータ伝送は,好ましくはバスインタフ
ェースを介して行われる。バスインタフェース内の論理
は,データの伝送に用いられ,そのデータはその後,バ
スインタフェース内で個々のコンポーネントの要請に従
って変化させられる。エラー認識は,各々検査するため
の冗長なチェックビットが多く伝達されるほど,それだ
け有効になる。原理的には,さらに,多くのチェックビ
ットをテレグラム内に挿入して,それによって受信機が
テレグラム内のエラーのあるビットを求め,それによっ
て補正もできるようにすることができる。もちろん,チ
ェックビットの数が増大するにつれて,伝送効率は減少
する。導線を介してチェックビットを送信する時間内
は,新しいデータビットを伝送することはできない。こ
こでも,伝送の安全性と効率との間で妥協しなければな
らない。
【0020】データ安全確保の簡単な形式は,パリティ
ビットである。付加的なビット,パリティビットは,ビ
ット内の1の数,従ってデータビットプラスパリティビ
ット,が偶数であるように,データビットに付加され
る。伝送路上で1つのビットが「反転」した場合には,
データビットプラスパリティビットにおける1の数は,
もはや偶数ではない。従って,受信機は,エラーが存在
することを確認する。しかし同時に2つあるいは他の偶
数のビットがその値を変化させた場合には,このエラー
はもはやパリティビットによっては検出されない。
【0021】データ安全確保の他の可能性は,チェック
サムを求めることである。データ安全確保の極めて効率
的な方法は,いわゆる周期冗長検査(CRC)である。
この方法は,CAN−バスにおいて,CAN−バスに結
合されているステーション間のデータ伝送の場合にも使
用される。
【0022】また,CAN−バス(11,22)を介し
て送信すべきデータがマイクロプロセッサ(14,2
1)から提供され,このデータについて少なくとも1つ
のチェックビットが生成され,データが少なくとも1つ
のチェックビットと共にメモリユニット(24)に格納
され,次にデータと少なくとも1つのチェックビットが
インタフェースユニット(23)によって読み出され
て,次にインタフェースユニット(23)が少なくとも
1つのチェックビットを検査することができる,如く構
成することができる。このとき,エラーが存在しない場
合には,データはCAN−バスへ出力される。
【0023】また,生成されたチェックビットはインタ
フェースユニット(23)に,安全上重要なデータが存
在するか否かを示す,如く構成することができる。ま
た,インタフェースユニット(23)は,少なくとも1
つのチェックビットを検査する,如く構成することがで
きる。また,インタフェースユニット(23)は,少な
くとも1つのチェックビットを検査しない,如く構成す
ることができる。
【0024】したがって,マイクロプロセッサは,送信
する際に,安全上重要な伝送が存在するかを判断してチ
ェックビットを求め,あるいはインタフェースユニット
にデータ伝送の検査が必要ないことを信号で知らせるチ
ェックビットを,計算の手間なしで生成することができ
る。
【0025】上記課題を解決するため,本発明の第2の
観点においては,CAN−バス(11,22)とデータ
交換するためのインタフェースユニット(23)と,受
信されたデータと送信すべきデータがその中に格納され
る,メモリユニット(24)と,メモリユニット(2
4)とインタフェースユニット(23)との間のデータ
伝送を制御するための電子ユニット(26)と,を有す
るCAN−コントローラ(13,20)において,イン
タフェースユニット(23)は,受信されたデータのた
めの少なくとも1つのチェックビットを生成する手段
と,送信すべきデータのための少なくとも1つのチェッ
クビットを検査する手段とを有することを特徴とするC
AN−コントローラが提供される。
【0026】上記記載の発明では,CAN−コントロー
ラ内部のデータ伝送におけるエラーを認識するために,
少なくとも1つの他の内部のチェックビットが挿入され
る。1つあるいは複数のチェックビットは,データと共
にメモリユニットに格納される。データを受信する場合
に,インタフェースユニット内でチェックビットが生成
されて,次に,メモリユニットからデータを読み出すマ
イクロプロセッサがそれを検査することができる。デー
タを送信する場合には,マイクロプロセッサ内で少なく
とも1つのチェックビットが生成されて,その後,イン
タフェースユニットがデータをCAN−バスへ出力する
前に,インタフェースユニットがそれを検査することが
できる。
【0027】インタフェースユニット内で少なくとも1
つのチェックビットを生成して検査する手段は,ハード
ウェア内で実現することができ,あるいはコンピュータ
プログラムとして存在することができる。その場合にコ
ンピュータプログラムは,少なくとも1つのチェックビ
ットを生成して検査するためのプログラムコード手段を
有している。
【0028】また,メモリユニット(24)は,RAM
−モジュールであって,前記ラムモジュールにおいては
各可能なデータのために所定のメモリ領域が設けられて
いる,如く構成するのが好ましい。このことにより,個
々のコンポーネント間の通信を,著しく容易にすること
ができる。
【0029】また,データ伝送の制御に用いられる,C
AN−コントローラ内の電子ユニット(26)は,状態
マシンである,如く構成するのが好ましい。状態マシン
は,頻繁に使用される開発工具によって容易に設計図を
作成して実現することができる。
【0030】また,バスインタフェース(25)が設け
られており,その内部論理は,インタフェースユニット
(23),メモリユニット(24),電子ユニット(2
6)及びマイクロプロセッサ(21)間でデータ伝送す
るために用いられる,如く構成すれば,の内部論理が個
々のコンポーネント間のデータ伝送に用いられので,効
果的である。
【0031】上記課題を解決するため,本発明の第3の
観点においては,そのコンピュータプログラムがコンピ
ュータ上又は適当な計算ユニット上,特にインタフェー
スユニット(23)又はマイクロプロセッサ(14,2
1)上で実施される場合に,少なくとも1つのチェック
ビットを生成し,かつ検査するためのプログラムコード
手段を有するプログラムが提供される。
【0032】上記課題を解決するため,本発明の第4の
観点においては,コンピュータ読出し可能なデータ担体
上に記憶されているプログラムコード手段を有し,この
プログラムコード手段は,コンピュータプログラムがコ
ンピュータ上又は適当な計算ユニット上,特にインタフ
ェース(23)又はマイクロプロセッサ(14,21)
上で実施される場合に,少なくとも1つのチェックビッ
トを生成し,かつ検査する,コンピュータが読み取り可
能な記録媒体が提供される。記録媒体には,少なくとも
1つのチェックビットを生成して検査する手段が記憶さ
れている。なお,好適な記録媒体として,EEPRO
M,フラッシュメモリ,そしてまたCD−ROM,ディ
スケットあるいはハードディスクドライブを使用するこ
とができる。
【0033】また,上記課題を解決するため,本発明の
第5の観点においては,請求項10から13のいずれか
1項に記載のCAN−コントローラ(13,20),マ
イクロプロセッサ(14)及びメモリ装置(15)を有
する制御装置において,マイクロプロセッサ(14,2
1)は,チェックビットを生成し,かつ検査する手段を
有する,ことを特徴とする制御装置が提供される。
【0034】上記記載の発明では,データの受信後に,
CAN−コントローラ内のインタフェースユニット内で
少なくとも1つのチェックビットが生成される。データ
は,1つ又は複数のチェックビットと共にメモリユニッ
トに格納される。マイクロプロセッサは,データを少な
くとも1つのチェックビットと共に読み出し,かつ少な
くとも1つのチェックビットを検査することができる。
1つ又は複数のチェックビットに基づいて,マイクロプ
ロセッサは,CAN−コントローラ内部のデータ伝送に
エラーが存在するか,を決定することができる。
【0035】データを送信する場合には,少なくとも1
つのチェックビットがマイクロプロセッサ内で求められ
て生成され,次にデータと共にメモリユニットに格納さ
れる。送信すべきデータをメモリユニットから読み出す
インタフェースユニットは,少なくとも1つのチェック
ビットを検査して,それによって,データ伝送内にエラ
ーが存在するか,を決定することができる。このように
して,マイクロプロセッサとメモリユニット間あるいは
メモリユニットとインタフェースユニット間のデータ伝
送におけるエラーが認識される。
【0036】制御装置内のCAN−コントローラは,単
独のモジュールとしてマイクロプロセッサに接続するこ
とができる。しかしまた,マイクロプロセッサとCAN
−コントローラを1つのモジュール内に統合することも
可能である。現在では,CAN−インタフェースあるい
はCAN−コントローラを内蔵する,多数のマイクロプ
ロセッサあるいはマイクロコントローラを入手すること
ができる。この場合には,CAN−コントローラは,
「オンボード(on board)」で存在する。
【0037】また,マイクロプロセッサ(14,21)
とCAN−コントローラ(13,20)が1つのモジュ
ールに統合されている,如く構成することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら,
本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。な
お,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構
成を有する構成要素については,同一の符号を付するこ
とにより重複説明を省略する。
【0039】(第1の実施の形態)まず,図1に基づい
て,本実施形態にかかる制御装置の構成を説明する。な
お,図1は,本実施形態にかかる制御装置の構成を示す
ブロック図である。
【0040】まず,図1に示すように,本実施形態にか
かる制御装置10は,CAN−バス11に結合されてお
り,矢印12により,制御装置10とCAN−バス11
との間で双方向の通信が可能であることが示されてい
る。
【0041】制御装置10は,CAN−コントローラ1
3,マイクロプロセッサ14及びメモリ素子15(本実
施形態においては,RAM−モジュール)を有する。制
御装置10内のコンポーネントは,データ線16を介し
て互いに接続されている。CAN−コントローラ13
は,CAN−バス11へのインタフェースとして使用さ
れる。データは,このCAN−コントローラ13を介し
て,CAN−バス11に送信され,あるいはCAN−バ
ス11から受信される。
【0042】CAN−コントローラ13は,まず,CA
N−バス11を介して伝達されたデータを読み込む。次
にCAN−コントローラ13内で,受信されたデータに
ついてチェックビットが生成される。データは,チェッ
クビットと共にマイクロプロセッサ14によって読み込
まれる。それによって,CAN−コントローラ13から
マイクロプロセッサ14へのデータ伝送においてエラー
が存在するか,を確認することができる。
【0043】次に,本実施形態にかかるCAN−コント
ローラの構成を説明する。なお,図2は,本実施形態に
かかるCAN−コントローラの構成を示すブロック図で
ある。
【0044】図2に示すように,CAN−コントローラ
20は,インタフェースユニット23,メモリユニット
24,バスインタフェース25及び電子ユニット26を
有する。
【0045】インタフェースユニット23(本実施形態
においては,いわゆるCAN−プロトコル−サーネル)
は,バスシステム(CAN−バス)22への本来のイン
タフェースを表している。ここでデータがCAN−バス
22へ送信され,あるいはCAN−バス22から受信さ
れる。CAN−コントローラ内部及びCAN−コントロ
ーラ20とマイクロプロセッサ21との間の通信は,デ
ータ線27を介して実行される。なお,インタフェース
ユニット23との間の双方向の接続は,矢印28によっ
て示されている。
【0046】メモリユニット24(例えば,いわゆるメ
ールボックスRAM)内に,受信されたデータと送信す
べきデータが格納される。CAN−コントローラ20内
の個々のコンポーネントは,バスインタフェース25内
の論理によって結合されている。
【0047】インタフェースユニット23とメモリユニ
ット24との間のデータ伝送は,電子ユニット26,好
ましくは状態マシン(ステートマシン)によって制御さ
れる。マイクロプロセッサ21は,受信されたデータを
メモリユニット24から呼び出し,あるいは送信すべき
データをそこに格納する。
【0048】どのデータあるいはメッセージが受信され
て,送信されるか,は明確であるので,各メッセージの
ためにメモリユニット24内に領域が設けられている。
【0049】次に,本実施形態にかかるCAN−バスを
介して受信されたデータの処理方法を説明する。なお,
図3は,本実施形態にかかるCAN−バスを介して受信
されたデータの処理方法を示すフローチャートである。
【0050】まず,ステップS30において,インタフ
ェースユニット23によってデータが受信される(ステ
ップS30)。なお,受信されたデータは,例えば制御
指令を表している。
【0051】次に,ステップS31で,インタフェース
ユニット23によって好適なチェックビットが生成され
る(ステップS31)。その後,ステップS32で,デ
ータは,該当するチェックビットと共にメモリユニット
24に格納される(ステップS32)。さらに,ステッ
プS33で,付属のチェックビットを備えたデータは,
マイクロプロセッサ21によって読み出される(ステッ
プS33)。
【0052】その後,ステップS34で,マイクロプロ
セッサ21は,それが安全上重要なデータであるか否か
を判断する(ステップS34)。安全上重要なデータが
存在しないと判断される場合には,ステップS36に移
行し,検査することなく使用することができる(ステッ
プS36)。その場合に,例えば制御指令が実施され
る。
【0053】一方,データが安全上重要なデータである
と判断される場合には,ステップS35で,チェックビ
ットの検査が行われる(ステップS35)。かかる検査
によって,伝送の際にエラーが存在しないことが明らか
にされた場合には,ステップS36に移行し,データが
使用される。
【0054】一方,ステップS35で,エラーが検出さ
れた場合には,ステップS37に移行し,それに応じた
手段が導入されて処理される(ステップS37)。必要
に応じて,新たにデータが要請される。
【0055】次に,図4に基づいて,本実施形態にかか
るCAN−バスを介して送信すべきデータの処理方法を
説明する。なお,図4は,本実施形態にかかるCAN−
バスを介して送信すべきデータの処理方法を示すフロー
チャートである。
【0056】まず,ステップS40で,送信すべきデー
タがマイクロプロセッサ21から提供される(ステップ
S40)。なお,このデータは,例えば実施されたアク
ションの後のフィードバック又は制御装置のステータス
を表している。
【0057】次いで,ステップS41で,マイクロプロ
セッサ21は,それが安全上重要なデータであるか否か
を判断する(ステップS41)。このとき,判断結果に
応じてチェックビットが,生成される。
【0058】その後,ステップS42で,データは,チ
ェックビットと共にメモリユニット24へ格納される
(ステップS42)。さらに,ステップS43で,イン
タフェースユニット23によるメモリ内容の読出しが行
われる(ステップS43)。
【0059】次いで,ステップS44では,インタフェ
ースユニット23は,チェックビットを使用して,それ
が安全上重要なデータであるか否かを判断する(ステッ
プS44)。データが安全上重要でないと判断される場
合には,ステップS46に移行し,これはそれ以上検査
されずにCANバス24に与えられる(ステップS4
6)。
【0060】一方,データが安全上重要であると判断さ
れる場合には,ステップS45に移行し,チェックビッ
トの検査(エラー検出)が行われる(ステップS4
5)。エラーが検出されない場合には,ステップS46
に移行し,データは,CAN−バス22に与えられる。
【0061】一方,エラーが検出された場合には,ステ
ップS47に移行し,それに応じた手段が導入されて処
理される(ステップS47)。
【0062】本実施形態においては,既知の方法におい
て存在した,エラー監視における隙間を塞ぐことができ
る。CAN−バスコントローラ22の内部のデータ伝送
におけるエラーを認識するために,少なくとも1つの他
のチェックビットが導入される。チェックビットは,そ
れぞれデータと共にメモリユニット26に格納される。
CANバス22を介してデータを受信する場合には,イ
ンタフェースユニット23によってチェックビットが生
成されて,マイクロプロセッサ21によって検査され
る。送信する場合には,チェックビットはマイクロプロ
セッサ21によって生成されて,インタフェースユニッ
ト23によって検査される。
【0063】CAN−バス22に接続されているCAN
−コントローラ22間の特に障害の生じやすい伝送を監
視するためには,当然ながら,さらに既知の方法を使用
することができる。即ち,代表的には,インタフェース
ユニット23が詳細なデータのチェックビットを検査
し,かつデータを送信する際に検査ビットを生成する。
このようにして,CAN−バスを介してのデータ伝送に
おけるエラーが検出される。
【0064】従って,本実施形態においては,マイクロ
プロセッサからマイクロプロセッサへのデータ伝送の隙
間のない監視を保証することができる。このことによ
り,システムの安全性は,著しく向上する。改良は,F
MEA−分析によっても明確に示される。
【0065】FMEA−分析は,システムの開発におけ
る行動モデルを表している。この分析においては,シス
テム開発の際にすでに可能なエラーが一緒に考慮され
る。従って分析は,エラーの発生の少ないシステムの開
発を支援する。さらに,システムをそのエラーの生じ易
さに関して評価することが可能である。
【0066】なお,CAN−バス22上で使用されるチ
ェックビットは,内部のデータ伝送には利用されないこ
とに言及しなければならない。というのは,そこでは本
来のデータの他に伝送フレームの値も入ってくるからで
ある。しかし,データフレームをマイクロプロセッサ2
1へさらに伝えることは,チェックビットの新たな計算
よりも高い費用となってしまう。
【0067】また,重要でないデータを効果的に伝送す
るために,この方法をオフにできることも,特別な利点
である。例えば,チェックビットとしてチェックサムが
計算される場合には,簡単な実現は,インタフェースユ
ニット23内でのチェックサム計算と検査は,ハードウ
ェア内で行われる。ゼロに等しいチェックサムは,ハー
ドウェアによって無視される。
【0068】データを送信する場合に,マイクロプロセ
ッサ21は,安全上重要な伝送が存在するかを決定し
て,それに応じてチェックビットを生成する。安全上重
要なデータが存在しない場合には,マイクロプロセッサ
によって計算の手間なしでチェックサムゼロが生成され
る。その後,ゼロに等しいチェックサムは,インタフェ
ースユニット23内で無視される。
【0069】受信の際には,インタフェースユニット2
3内でハードウェアによって求められたチェックサムが
評価されるか,はマイクロプロセッサに委ねられる。
【0070】このように,全監視路の恒久的な監視が可
能になる。
【0071】以上,本発明に係る好適な実施の形態につ
いて説明したが,本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において,各種の修正例および変更例を想定し
得るものであり,それらの修正例および変更例について
も本発明の技術範囲に包含されるものと了解される。
【0072】
【発明の効果】全監視路の恒久的な監視が可能なので,
システムの安全性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる制御装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態にかかるCAN−コントロー
ラの構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態にかかるCAN−バスを介し
て受信されたデータの処理方法を示すフローチャートで
ある。
【図4】第1の実施の形態にかかるCAN−バスを介し
て送信すべきデータの処理方法を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 制御装置 11 CAN−バス 13 CAN−コントローラ 14 マイクロプロセッサ 15 メモリ素子 16 データ線 23 インタフェースユニット 24 メモリユニット 25 バスインタフェース 26 電子ユニット
フロントページの続き (72)発明者 ヨハネス ヘッセルバルス ドイツ連邦共和国 71696 メーグリンゲ ン リュッケルトヴェーク 6 (72)発明者 アレクサンダー シュプリンゲル ドイツ連邦共和国 74376 ゲムリヒハイ ム アムゼルヴェーク 5 Fターム(参考) 2F073 AA40 AB01 BB04 BC01 CC03 CD11 EF01 GG01 GG08 5B083 BB01 CC02 EE11 EF01 5K014 BA06 FA11 GA01 5K032 AA05 BA06 CC03 DB22 EA04 5K048 AA06 BA42 DA05 DC04 FA08

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CAN−コントローラ内部のデータ伝送
    におけるエラーの認識方法において,前記伝送されたデ
    ータの一貫性を保証するための検査をすることが可能
    な,少なくとも1つのチェックビットが生成される,こ
    とを特徴とするデータ伝送におけるエラーの認識方法。
  2. 【請求項2】 CAN−バス上にあるデータがインタフ
    ェースユニットによって受信され,少なくとも1つのチ
    ェックビットが生成され,前記データは,前記少なくと
    も1つのチェックビットと共にメモリユニットに格納さ
    れ,前記データ及び前記少なくとも1つのチェックビッ
    トは,マイクロプロセッサによって読み込まれ,前記マ
    イクロプロセッサによって少なくとも1つのチェックビ
    ットが検査される,ことを特徴とする請求項1に記載の
    データ伝送におけるエラーの認識方法。
  3. 【請求項3】 前記マイクロプロセッサは,受信したデ
    ータが安全上重要であるか否かを決定する,ことを特徴
    とする請求項2に記載のデータ伝送におけるエラーの認
    識方法。
  4. 【請求項4】 前記マイクロプロセッサは,少なくとも
    1つのチェックビットを検査する,ことを特徴とする請
    求項3に記載のデータ伝送におけるエラーの認識方法。
  5. 【請求項5】 前記マイクロプロセッサは,少なくとも
    1つのチェックビットを検査しない,ことを特徴とする
    請求項4に記載のデータ伝送におけるエラーの認識方
    法。
  6. 【請求項6】 CAN−バスを介して送信すべきデータ
    がマイクロプロセッサから提供され,前記データについ
    て少なくとも1つのチェックビットが生成され,前記デ
    ータは,前記少なくとも1つのチェックビットと共にメ
    モリユニットに格納され,前記データ及び前記少なくと
    も1つのチェックビットがインタフェースユニットによ
    って読み出され,前記インタフェースユニットにより,
    少なくとも1つのチェックビットが検査される,ことを
    特徴とする請求項1に記載のデータ伝送におけるエラー
    の認識方法。
  7. 【請求項7】 前記生成されたチェックビットは,イン
    タフェースユニットに,安全上重要なデータが存在する
    か否かを示す,ことを特徴とする請求項6に記載のデー
    タ伝送におけるエラーの認識方法。
  8. 【請求項8】 前記インタフェースユニットは,少なく
    とも1つのチェックビットを検査する,ことを特徴とす
    る請求項7に記載のデータ伝送におけるエラーの認識方
    法。
  9. 【請求項9】 前記インタフェースユニットは,少なく
    とも1つのチェックビットを検査しない,ことを特徴と
    する請求項7に記載のデータ伝送におけるエラーの認識
    方法。
  10. 【請求項10】 CAN−バスとデータ交換するための
    インタフェースユニットと,受信されたデータと送信す
    べきデータが格納されるメモリユニットと,前記メモリ
    ユニットと前記インタフェースユニットとの間のデータ
    伝送を制御するための電子ユニットと,を有するCAN
    −コントローラにおいて,前記インタフェースユニット
    は,前記受信されたデータのための少なくとも1つのチ
    ェックビットを生成する手段と,前記送信すべきデータ
    のための少なくとも1つのチェックビットを検査する手
    段と,を有する,ことを特徴とするCAN−コントロー
    ラ。
  11. 【請求項11】 前記メモリユニットは,RAM−モジ
    ュールであって,前記RAM−モジュールにおいては各
    可能なデータのために所定のメモリ領域が設けられてい
    る,ことを特徴とする請求項10に記載のCAN−コン
    トローラ。
  12. 【請求項12】 前記電子ユニットは,状態マシンであ
    る,ことを特徴とする請求項10又は11に記載のCA
    N−コントローラ。
  13. 【請求項13】 前記バスインタフェースが設けられて
    おり,その内部の論理は,前記インタフェースユニッ
    ト,前記メモリユニット,前記電子ユニット及び前記マ
    イクロプロセッサ間でデータ伝送するために使用され
    る,ことを特徴とする請求項10,11,12項のうち
    いずれか1項に記載のCAN−コントローラ。
  14. 【請求項14】 コンピュータに対し,少なくとも1つ
    のチェックビットを生成し,かつ検査するためのプログ
    ラムコード手段して機能させるためのプログラム。
  15. 【請求項15】 コンピュータに対し,少なくとも1つ
    のチェックビットを生成し,かつ検査するためのプログ
    ラムコード手段して機能させるためのプログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記請求項10〜13のいずれか1項
    に記載のCAN−コントローラ,マイクロプロセッサ及
    びメモリ装置を有する制御装置において,前記マイクロ
    プロセッサは,チェックビットを生成し,かつ検査する
    手段を有する,ことを特徴とする制御装置。
  17. 【請求項17】 前記マイクロプロセッサと前記CAN
    −コントローラが1つのモジュールに統合されている,
    ことを特徴とする請求項16に記載の制御装置。
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