JPH08251022A - シンセサイザ - Google Patents

シンセサイザ

Info

Publication number
JPH08251022A
JPH08251022A JP7051506A JP5150695A JPH08251022A JP H08251022 A JPH08251022 A JP H08251022A JP 7051506 A JP7051506 A JP 7051506A JP 5150695 A JP5150695 A JP 5150695A JP H08251022 A JPH08251022 A JP H08251022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
vco
loop filter
charge pump
synthesizer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7051506A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunaga Ishitobi
数修 石飛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7051506A priority Critical patent/JPH08251022A/ja
Publication of JPH08251022A publication Critical patent/JPH08251022A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/085Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal
    • H03L7/089Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal the phase or frequency detector generating up-down pulses
    • H03L7/0891Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal the phase or frequency detector generating up-down pulses the up-down pulses controlling source and sink current generators, e.g. a charge pump
    • H03L7/0895Details of the current generators
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/10Details of the phase-locked loop for assuring initial synchronisation or for broadening the capture range
    • H03L7/107Details of the phase-locked loop for assuring initial synchronisation or for broadening the capture range using a variable transfer function for the loop, e.g. low pass filter having a variable bandwidth
    • H03L7/1072Details of the phase-locked loop for assuring initial synchronisation or for broadening the capture range using a variable transfer function for the loop, e.g. low pass filter having a variable bandwidth by changing characteristics of the charge pump, e.g. changing the gain

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シンセサイザにおいて、周波数を高速で切り
替え、かつ目標周波数に到達した場合のC/N、S/N
を改善する。 【構成】 VCO101と、ループフィルタ102と、
PLL103と、プログラマブルデバイダ106とをル
ープ上に接続した構成をなしている。PLL103は、
チャージポンプ103aと、位相比較器103bとを含
んでいる。チャージポンプ103aは可変電源112か
らの電圧信号によりその特性が切り替わる。周波数を切
り替える時に、チャージポンプ103aの特性を変化す
ることにより、目標周波数に収束する特性を変化するこ
とができる。周波数切替中は切替時間が短くなるように
変化させ、収束中、収束後は必要とされるS/N、C/
Nが得られるように変化させる。変化の方法は収束しか
けた周波数を乱さないようにできるだけスムーズに行
う。これによって、周波数切替時と収束時のPLLの系
の特性を変化することによって高速周波数切替を実現し
つつ、S/N、C/Nの向上を図ることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるフェイズロッ
クシンセサイザーに関する。特に、高速にその発振周波
数を切り替えることが可能なフェイズロックシンセサイ
ザーに関する。
【0002】
【従来の技術】図24には、従来広く用いられているシ
ンセサイザの構成ブロック図が示されている。図24に
示されているように、電圧制御発振器1は、供給される
電圧に応じた周波数の信号を出力する。ループフィルタ
2a、2bは、SW14の出力信号をフィルタリング
し、SW15へ供給する。カプラ4は、VCO1の出力
信号をシンセサイザ出力5と、プログラマブルデバイダ
6に対する出力とに分割して出力する。
【0003】また、図24に示されているように、PL
L3は、チャージポンプ3aと、位相比較器3bとから
構成されている。位相比較器3bはプログラマブルデバ
イダ6の出力信号の位相比較を行う。チャージポンプ3
aは、位相比較器3bの出力信号を処理した後、位相比
較器出力信号を出力する。さらに、SW14とSW15
とには専用線11が接続され、制御信号が印加されてい
る。また、SW15は、コントロール電圧8を出力す
る。このコントロール電圧8は、位相比較器出力信号を
ループフィルタ2aもしくはループフィルタ2bで処理
した信号である。
【0004】図24において、VCO1の出力信号は、
カプラ4においてシンセサイザ出力5と、プログラマブ
ルデバイダ6への入力信号とに分割される。プログラマ
ブルデバイダ6は予め設定されていたデータに基づきカ
プラ4の出力信号を分周する。PLL3は予め決められ
た基準周波数とプログラマブルデバイダ6の出力信号と
を位相比較して、位相の進みもしくは遅れを検出する。
そして、この検出された進み遅れに対応したデジタル信
号7aを出力する。このデジタル信号7aは、チャージ
ポンプ3aを通過して、位相比較器出力信号7bとな
る。位相比較器出力信号7bは、SW14及びSW15
でループフィルタ2a、ループフィルタ2bを使用する
か制御線11で選択され、コントロール電圧8となる。
VCO1は、コントロール電圧8により周波数が制御さ
れ、シンセサイザ出力5を生成する。
【0005】高速周波数切替特性を実現させるために
は、ループフィルタの帯域の狭いものと、広いものとを
それぞれ準備し、周波数切替時始めは、帯域の広いルー
プフィルタを使用し、周波数切替中の後半において帯域
の狭いループフィルタに切り替えていた。
【0006】収束後のシンセサイザとして必要な特性は
狭い方のループフィルタにより得られる。しかしなが
ら、最初から狭いループフィルタを使用すると周波数切
替時間が長くなり過ぎてしまう。このため、途中で切り
替えるのであるがSW14及びSW15を切り替えるこ
とによる外乱のために収束しかけていた周波数が乱され
てしまい、収束時間が増大してしまうという問題があ
る。
【0007】このようなシンセサイザのチャネル切替時
間は、主にループフィルタ2a、2bや、チャージポン
プ3aによって決定される。
【0008】尚、発生する周波数によって分周比を補正
する構成が特開昭64−78524号公報や、特開平1
−143420号公報に記載されている。また、ループ
フィルタの特性の抵抗をスイッチで切り換えて、変化さ
せる構成が特開平5−183435号公報に記載されて
いる。
【0009】その他、シンセサイザに関する従来技術と
しては、特開平6−45929号公報や、特開昭57−
63936号公報や、実開昭62−147932号公
報、特開平2−246520号公報、実開平3−101
046号公報、特開平2−65411号公報、特開昭5
8−10935号公報、特開平5−218861号公
報、特開平1−129615号公報、特開昭62−12
1843号公報、特開平5−90840号公報等に記載
されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】シンセサイザのチャネ
ル切替時間は、主にループフィルタ2a、2bチャージ
ポンプ3a、VCO1の電圧コントロール感度によって
決定される。周波数の切替時間を速くすると、シンセサ
イザ出力5のキャリア対ノイズ特性(以下C/N比)の
悪化や位相残留雑音を増加させるため、信号対雑音比
(以下S/N比と言う)の悪化を招く。逆に、C/N
比、S/N比を向上させると、周波数切替時間が増加し
てしまう。つまり、周波数切替特性と、スプリアス特
性、S/N比は相反する特性であると言えよう。
【0011】このため、帯域の広いループフィルタと、
狭いループフィルタとを準備し、周波数切替中に切り替
えていたわけであるが、この手法はフィルタを切り替え
る時のノイズ、位相の不連続のため収束しかけていた周
波数が乱されてしまい、収束時間がかえって増加してし
まうという問題点がある。
【0012】本発明は、係る問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は高速で周波数を切り替
え、かつ高いC/N比、S/N比を獲得することが可能
なシンセサイザを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、上記課
題を解決するために、供給される電圧信号に基づいて定
められる周波数の信号を発信するVCOと、前記VCO
の出力信号を分周するプログラマブルデバイダと、前記
プログラマブルデバイダの出力信号を位相比較する位相
比較器と、前記位相比較器の出力信号をアナログ信号に
変換し、前記VCOに前記電圧信号として供給するチャ
ージポンプと、を含み、前記チャージポンプは、その特
性が可変であることと特徴とするシンセサイザである。
【0014】第2の本発明は、上記課題を解決するため
に、第1の本発明のシンセサイザにおいて、さらに、前
記チャージポンプに供給する電圧を可変する可変電圧供
給手段を備えたことを特徴とするシンセサイザである。
【0015】第3の本発明は、上記課題を解決するため
に、第1の本発明のシンセサイザにおいて、前記チャー
ジポンプは電流源タイプであり、さらに、前記チャージ
ポンプに供給する電流を可変する可変電流供給手段を備
えたことを特徴とするシンセサイザである。
【0016】第4の本発明は、上記課題を解決するため
に、供給される電圧信号に基づいて定められる周波数の
信号を発信するVCOと、前記VCOの出力信号を分周
するプログラマブルデバイダと、前記プログラマブルデ
バイダの出力信号を位相比較する位相比較器と、前記位
相比較器の出力信号をアナログ信号に変換するチャージ
ポンプと、前記チャージポンプの出力信号をフィルタリ
ングし、フィルタリング後の信号を前記VCOに前記電
圧信号として供給するループフィルタと、を含み、前記
ループフィルタは、その特性が可変であることと特徴と
するシンセサイザである。
【0017】第5の本発明は、上記課題を解決するため
に、第4の本発明のシンセサイザにおいて、前記ループ
フィルタは、キャパシタンスを可変することができるラ
グリードフィルタであることを特徴とするシンセサイザ
である。
【0018】第6の本発明は、上記課題を解決するため
に、第4の本発明のシンセサイザにおいて、前記ループ
フィルタは、抵抗、キャパシタンスの値を変更すること
ができるRCフィルタであることを特徴とするシンセサ
イザである。
【0019】第7の本発明は、上記課題を解決するため
に、第4の本発明のシンセサイザにおいて、前記ループ
フィルタは、アクティブフィルタであることを特徴とす
るシンセサイザである。
【0020】第8の本発明は、上記課題を解決するため
に、供給される電圧信号に基づいて定められる周波数の
信号を発信するVCOと、前記VCOの出力信号を分周
するプログラマブルデバイダと、前記プログラマブルデ
バイダの出力信号を位相比較する位相比較器と、前記位
相比較器の出力信号をアナログ信号に変換するチャージ
ポンプと、前記チャージポンプの出力信号をフィルタリ
ングし、フィルタリング後の信号を前記VCOに前記電
圧信号として供給するループフィルタと、を含み、前記
VCOは、その入力感度が可変であることと特徴とする
シンセサイザである。
【0021】第9の本発明は、上記課題を解決するため
に、第4の本発明のシンセサイザにおいて、前記ループ
フィルタは、3個以上のフィルタを含み、外部からの制
御信号により、この3個のフィルタを切り替えることを
特徴とするシンセサイザである。
【0022】第10の本発明は、上記課題を解決するた
めに、第2の本発明のシンセサイザにおいて、前記電圧
供給手段が供給する電圧信号は、3値以上の値を取るこ
とを特徴とするシンセサイザである。
【0023】第11の本発明は、上記課題を解決するた
めに、第3の本発明のシンセサイザにおいて、前記電流
供給手段が供給する電流信号は、3値以上の値を取るこ
とを特徴とするシンセサイザである。
【0024】第12の本発明は、上記課題を解決するた
めに、第4の本発明のシンセサイザにおいて、前記ルー
プフィルタは、発信周波数が収束する前と収束した後と
において異なる値のキャパシタンスを取ることを特徴と
するシンセサイザである。
【0025】第13の本発明は、上記課題を解決するた
めに、第4の本発明のシンセサイザにおいて、前記ルー
プフィルタは、そのキャパシタンスの値を3段階以上に
変化することが可能であることを特徴とするシンセサイ
ザである。
【0026】第14の本発明は、上記課題を解決するた
めに、第4の本発明のシンセサイザにおいて、前記ルー
プフィルタは、その周波数特性を3段階以上に変化する
こと 第15の本発明は、上記課題を解決するために、第8の
本発明のシンセサイザにおいて、前記VCOは、外部か
らの制御電圧によって、その入力感度を3段階以上に変
化させることが可能であることを特徴とするシンセサイ
ザである。
【0027】第16の本発明は、上記課題を解決するた
めに、供給される電圧信号に基づいて定められる周波数
の信号を発信するVCOと、前記VCOの出力信号を分
周するプログラマブルデバイダと、前記プログラマブル
デバイダの出力信号を位相比較する位相比較器と、前記
位相比較器の出力信号をアナログ信号に変換し、前記V
COに前記電圧信号として供給する特性が可変なチャー
ジポンプと、前記チャージポンプに供給する電圧を可変
する可変電圧供給手段と、を含み、さらに、前記ループ
フィルタは、3個以上のフィルタを含み、外部からの制
御信号により、この3個のフィルタを切り替えることを
特徴とするシンセサイザである。
【0028】
【作用】第1の本発明に係るチャージポンプはその特性
が可変であるため、高速に周波数を切り換えてもC/N
比等を劣化させない。
【0029】第2の本発明に係る可変電圧供給手段は供
給電圧を変化させることにより、チャージポンプの特性
を変化させる。
【0030】第3の本発明に係る可変電流供給手段は供
給電流を変化させることにより、チャージポンプの特性
を変化させる。
【0031】第4の本発明に係るループフィルタはその
特性が可変であるため、高速に周波数を切り換えてもC
/N比等を劣化させない。
【0032】第5の本発明に係るループフィルタはその
キャパシタンスを変化させることにより、その特性を変
化させる。
【0033】第6の本発明に係るループフィルタはその
抵抗、キャパシタンスを変化させることにより、その特
性を変化させる。
【0034】第7の本発明に係るループフィルタはアク
ティブフィルタであるため、その特性を変化させること
が容易である。
【0035】第8の本発明に係るVCOはその入力感度
が可変であるため、高速に周波数を切り換えてもC/N
比等を劣化させない。
【0036】第9の本発明に係るループフィルタは3個
以上のフィルタを含んでいるため、その特性を変化させ
ることが容易である。
【0037】第10の本発明に係る電圧供給手段は、3
値以上の電圧信号を供給するので、その特性を変化させ
ることが容易である。
【0038】第11の本発明に係る電圧供給手段は、3
値以上の電流信号を供給するので、その特性を変化させ
ることが容易である。
【0039】第12の本発明に係るループフィルタは、
収束前と収束後とでその特性が異なる。そのため、高速
に周波数を切り換えてもC/N比等を劣化させない。
【0040】第13の本発明に係るループフィルタは3
値以上のキャパシタンスにきり返られるので、その特性
を変化させることが容易である。
【0041】第14の本発明に係るループフィルタはそ
の周波数特性を3段階以上に変化させることができるの
で、その特性を変化させることが容易である。
【0042】第15の本発明に係るVCOはその入力感
度を3段階以上に変化させることができるので、その特
性を変化させることが容易である。
【0043】第16の本発明に係る可変電圧供給手段は
供給電圧を変化させることにより、チャージポンプの特
性を変化させる。また、第16の本発明のループフィル
タは3個以上のフィルタを含んでいるため、その特性を
変化させることが容易である。
【0044】
【実施例】
実施例1 以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明する。図1
においてVCO101は、コントロール電圧108に基
づいて所定の周波数の信号を発生する。ループフィルタ
102は、フィルタリング動作を行う。PLL103
は、フェイズロックループ動作を行う。位相比較器10
3bはプログラマブルデバイダ106の出力の位相比較
を行い、位相比較デジタル出力107aを出力する。チ
ャージポンプ103aは、位相比較デジタル出力信号を
アナログ値に変換し、位相比較器出力信号107bを出
力する。カプラ104は、VCO101の出力信号をプ
ログラマブルデバイダ106への入力信号と、シンセサ
イザ出力105とに分割する。カプラ104は設けられ
ないこともある。この場合にはシンセサイザ出力105
は、プログラマブルデバイダ106に直接接続される。
切替制御信号111によって、VP112の出力電圧1
12aを制御し、チャージポンプ103aの利得を可変
するものである。
【0045】切替周波数を設定するか、もしくはC/
N、S/Nが悪化して良い状態の時より、切替制御信号
111によって可変電源112を制御する。
【0046】一実施例として、周波数切替のデータを注
入したと同時に図2(a)に示されるているようにBP
をV2に立ち上げる。周波数(PLLであるから実際は
位相比較である)が目標に接近するか、所定の時間が経
過した場合には、周波数が収束した後のVPをV2から
V1に変更する。VPの変更は切替制御信号111によ
って制御する。
【0047】ループフィルタ102として、ラグリード
フィルタを使用した場合で、PLLの特性を解析した計
算式を次に示す。
【0048】 K=A*V*dF(電圧源タイプ) ……(1) ξ=(N+K*K2)/{2*√(N*K*(K+1+P2)} ……(2) ωNn =√K/√{N*(P1+P2)} ……(3) ここで、Aは所定の定数であり、Vはチャージポンプ電
源電圧である。また、dFは、VCOコントロール電圧
感度である。ξはダンピングファクタである。Nはシン
セサイザ分周比であり、ωn はナチュラル周波数であ
る。また、P1及びP2はラグリードフィルタ時定数で
ある。
【0049】 H(s)=N*ωn 2 *(1+s*K2) /(s2 +2×ξ*ωn *s+ωn 2 ) ……(4) VP112Aの電圧を可変することによって、上記
(1)式のKを可変することが可能となり、ξ、ωn を
可変することができる。このため、チャネル切替時間、
C/N、S/Nを変化することが可能となる。この時の
VPを変化させた例が図2(a)及び(b)に示されて
いる。
【0050】図2(a)は、VP112aを速やかに立
ち上げた場合を表し、図2(b)の図はなだらかに立ち
上げた場合の様子を表す。両者共立ち下げはなだらかに
して収束しかけた周波数が乱されないようにしている。
図2に示されているようなVP112aを使用した場合
には、VP112aが所定の電圧V2 のとき、ωn が大
きくなりS/N、C/Nは悪化するが、周波数切替時間
はむしろ短縮される。周波数が目標値に近付きかけた
時、もしくは適切なところで緩かにVP112aの値を
V1 に戻すことにより、ωn の値が元に戻り、悪化して
いたC/N、S/Nも復活する。
【0051】このような方法により、周波数切替時間を
速くし、設定周波数に収束した後はC/N、S/Nの劣
化を防止することが可能となる。
【0052】(1)〜(3)式は、一例としてラグリー
ドフィルタを取り挙げて解析したがラグフィルタ、アク
ティブフィルタなどの他の方式を採用した場合において
も同様の作用効果を奏することは自明である。
【0053】実施例2 上記実施例1においてはチャージポンプの電圧を制御し
たが、PLL103のチャージポンプ103aが電流源
タイプの場合には、電流の駆動能力(電流源のシンク、
ソース電流値を切り替えても、同等の効果を得ることが
できる。
【0054】図3においては、可変電流源113を、切
替制御信号111によって図4(a)に示されているよ
うに制御する。上記実施例1と同様に、ξ、ωn を可変
することができる。この場合上記(1)式の「V」を
「I」に置き替えたとする。113a:Iの絶対値Iが
I2 の時に、上記実施例1と同様にωn が大きくなり、
周波数切替時間は短くなる。そして、目標周波数に接近
したところ、もしくは適当と思われるところでIをI1
に戻すことにより、ωn を元に戻すことができる。図4
も図2と同様に収束途上の周波数を乱さないように緩か
に変化させている。
【0055】実施例3 上記実施例1、2においては、PLL103のチャージ
ポンプ103aの電源電圧、電流源の駆動能力を切り替
えたが、ループフィルタ102の特性を変化させても同
等の効果を得ることができる。図5においては、ループ
フィルタ102として、図6のラグリードフィルタを使
用する。この時上記(1)〜(3)式のT1 及びT2 は
次の式で与えられる。
【0056】 T1 =R1 *C ……(5) T2 =R2 *C ……(6) 切替制御信号111によって上記T1 、T2 の値を制御
する。T1 及びT2 の値を小さくすると、ωn の値が大
きくなり、周波数切替時間が短縮される方向に向う。
【0057】このためには、図6のR1 、R2 、Cのい
ずれかは切替制御信号111によって値が変更できる必
要がある。例として、図7にCを可変する場合のラグリ
ードフィルタの構成ブロック図が示されている。また、
図8(a)、図8(b)、図8(c)には、この時のC
の値の変化の一実施例が3で示されている。ここで、図
8(a)は急峻にCの値を減らした場合を表し、図8
(b)は緩やかに減らした場合の例を表す。また、図8
(c)は連続的に変化させた場合を表す。切替中、もし
くは影響のないような時刻において、T1 、T2 を変更
して切替時間の短縮が可能となる。
【0058】ループフィルタ102として、ラグリード
フィルタを使用した場合について説明したが、当然のこ
とながら図9(a)に示されているラグフィルタ、図9
(b)に示されているアクティブフィルタを使用した場
合においても同様の作用効果を奏することは自明なこと
である。
【0059】実施例4 上記実施例3においては、ループフィルタ102として
ラグリードフィルタのみを使用した場合を説明した。実
際の使用においては、スプリアスなどを低減させるため
に、次段にフィルタを設けることも多い。このフィルタ
によって周波数切替時間が増大するため高速で切り替え
る必要がある場合には、従来は使用するフィルタを選択
して切り替えていた。しかしながら、切替時にせっかく
収束しかけていた周波数が再び乱されてしまい、切替時
間の増大を招いていた。
【0060】そこで、本実施例4においては、図10に
示されているように、フィルタを選択切替せずに、フィ
ルタ102bの特性を制御して周波数切替時間を短縮し
ている。 一実施例として、フィルタ102bにRCの
ローパスフィルタを使用した例が図11に示されてい
る。ここにおいて、R3もしくはC3の値を変化させる
と、カットオフ周波数と位相推移量を変化させることが
できる。PLLの周波数を切り替える時、もしくは影響
が少いときにフィルタ102bのカットオフ周波数を大
きくする、そして、位相推移量を少くなるように切替制
御信号111で制御し、ループフィルタ102の影響を
低減する。適当な時に元の状態に戻すことにより、ロッ
ク時のS/N、C/Nの値は劣化させることなく、高速
で周波数切替を行うことが可能となる。図13には、一
例としてローパスフィルタの振幅特性が示されている。
実施例としては、状態1から状態2(周波数切替中)、
そして状態1(周波数が収束しかけた時)に変化するよ
うに、フィルタ102bの特性を推移させていくことに
より実現可能となる。
【0061】図14には帯域阻止フィルタを用いた場合
が示されており、状態1から状態2に移り、さらに状態
1に再び遷移するように、フィルタ102bの振幅特性
を推移させた場合である。状態2へ推移させた場合に
は、図14に示されているようなきれいな減衰特性を実
現させる必要はなく周波数切替特性に影響を与えなけれ
ば十分である。
【0062】実施例5 図15においてコントロール電圧感度101aを制御し
ても同様の効果を得ることが可能である。
【0063】上記実施例1においては、一例として挙げ
たラグリードフィルタの場合に上記(1)式のVCOコ
ントロール電圧感度dFの値を変化させることに相当す
る。VCOコントロール電圧dFの値を変化させるため
に、上記(2)、(3)のξ、ωn を変化させることが
可能となる。
【0064】一実施例としては、図16(a)、図16
(b)に、VCOのコントロール電圧感度の制御例が示
されている。ここで、図16(a)は、急峻に感度を上
げた場合、図16(b)は緩かに上げた場合をそれぞれ
表す。両者共立下りは緩かにしてPLLの特性を満さな
いようにしている。感度を上げた場合ωn が上り、周波
数切替時間は短縮される。感度を元に戻すことによりC
/N、S/Nを回復させることが可能となる。
【0065】実施例6 上記実施例4においてはループフィルタに2組のフィル
タを使用し、1つのフィルタを構成したが、複数のフィ
ルタを使用してそれぞれを制御することも当然に可能な
ことである。実施例として、図17においては、ループ
フィルタ102の中に3組のフィルタを設けた場合のル
ープフィルタと制御線のブロック構成図が示されてい
る。フィルタの段数が増えると理論解析をするのが困難
となってくるので、ここでは解析解は示さないが、フィ
ルタの帯域を広げると周波数切替時間は短縮される。周
波数切替時には切替時間が短縮できるように制御し、目
標周波数に達した場合にはC/N、S/Nを満足するよ
うに制御が行われる。
【0066】実施例7 上記実施例1、2においては図1及び3のVP112
a、I13aの値をV1からV2 へ、さらにV1 へもし
くは、I1 からI2 へ、さらにI1 のように2値で変化
させたが、図18及び図19に示されているように3値
で変化させることも可能である。このような変更の仕方
はシンセサイザに要求されるS/A、C/N値が周波数
切替モードに異なる場合に有効である。また、必しも切
替前後で同じVP、Iにしなくても性能上満足する場合
にも有効である。3値に変更可能とすることができるの
であれば、当然もっと沢山の値を取ることが可能である
ことは自明である。また変化させる形も図21、図22
のように角をとった形とするなど任意の形状とすること
ができる。
【0067】実施例3においては、図8として3つの例
のCの変化例が示されているが、図20に示されている
ように変化前後の値が異なることも可能である。また変
化する値も三通りだけでなく複数通りとすることも可能
である。
【0068】同じ要領によって、実施例4のフィルタの
周波数特性、実施例5のVCOのコントロール電圧感度
の複数通りの制御が可能である。
【0069】実施例8 上記実施例1、5、6を組み合わせてVCO101の電
圧コントロール感度、ループフィルタ102、VP11
2aを可変することも当然可能である。このような場合
の構成例を図23に示した。また実施例1の代りに実施
例2の電流源のチャージポンプを組み合わせることも可
能である。また、特に挙げることはしないが、上記本実
施例を任意に組み合せて実施することは当然可能であ
る。
【0070】
【発明の効果】以上述べたように、第1の本発明によれ
ば、高速に周波数を切り換えてもC/N比、S/N比等
を劣化させないシンセサイザが得られる。という効果を
奏する。
【0071】第2の本発明によれば、供給電圧を変化さ
せることによりチャージポンプの特性を変化させたの
で、容易にC/N比、S/N比等を劣化させないシンセ
サイザが得られるという効果を奏する。
【0072】第3の本発明によれば、供給電流を変化さ
せることによりチャージポンプの特性を変化させたの
で、容易にC/N比、S/N比等を劣化させないシンセ
サイザが得られるという効果を奏する。
【0073】第4の本発明によれば、特性が変化するル
ープフィルタを用いたので、容易にC/N比、S/N比
等を劣化させないシンセサイザが得られるという効果を
奏する。
【0074】第5の本発明によれば、キャパシタンスの
変化するループフィルタを用いたので、容易にC/N
比、S/N比等を劣化させないシンセサイザが得られる
という効果を奏する。
【0075】第6の本発明によれば、抵抗、キャパシタ
ンスの変化するループフィルタを用いたので、容易にC
/N比、S/N比等を劣化させないシンセサイザが得ら
れるという効果を奏する。
【0076】第7の本発明によれば、アクティブフィル
タを用いたので、容易にC/N比、S/N比等を劣化さ
せないシンセサイザが得られるという効果を奏する。
【0077】第8の本発明によれば、入力感度が可変な
VCOを用いたので、容易にC/N比、S/N比等を劣
化させないシンセサイザが得られるという効果を奏す
る。
【0078】第9の本発明によれば、3個以上のフィル
タを含むループフィルタを用いているため、容易にC/
N比、S/N比等を劣化させないシンセサイザが得られ
るという効果を奏する。
【0079】第10の本発明によれば、3値以上の電圧
信号を供給する電圧供給手段を用いたので、容易にC/
N比、S/N比等を劣化させないシンセサイザが得られ
るという効果を奏する。
【0080】第11の本発明によれば、3値以上の電流
信号を供給する電流供給手段を用いたので、容易にC/
N比、S/N比等を劣化させないシンセサイザが得られ
るという効果を奏する。
【0081】第12の本発明によれば、収束前と収束後
とでその特性が異なるループフィルタを用いたので、容
易にC/N比、S/N比等を劣化させないシンセサイザ
が得られるという効果を奏する。
【0082】第13の本発明によれば、3値以上のキャ
パシタンスにきり返られるループフィルタを用いたの
で、容易にC/N比、S/N比等を劣化させないシンセ
サイザが得られるという効果を奏する。
【0083】第14の本発明によれば、その周波数特性
を3段階以上に変化させることができるループフィルタ
を用いたので、容易にC/N比、S/N比等を劣化させ
ないシンセサイザが得られるという効果を奏する。
【0084】第15の本発明によれば、その入力感度を
3段階以上に変化させることができる係るVCOを用い
たので、容易にC/N比、S/N比等を劣化させないシ
ンセサイザが得られるという効果を奏する。
【0085】第16の本発明によれば、供給電圧の変化
によりチャージポンプの特性を変化させ、3個以上のフ
ィルタを含むループフィルタを用いているため、容易に
C/N比、S/N比等を劣化させないシンセサイザが得
られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 PLL103のチャージポンプ103aの電
源電圧特性を変化させる実施例を表す構成ブロック図で
ある。
【図2】 チャージポンプ103aの電源電圧の変化の
例を表すグラフである。
【図3】 電流源タイプのチャージポンプ103aの電
流値を切り替えてシンセサイザの特性を変化させる実施
例の構成ブロック図である。
【図4】 図3に示されている電流源の駆動能力を変化
させる例を表すグラフである。
【図5】 ループフィルタの特性を変化させ、シンセサ
イザの特性を変化させる場合の構成ブロック図である。
【図6】 ループフィルタ202のラグリードフィルタ
の回路図である。
【図7】 図6に示されているラグリードフィルタのコ
ンデンサCを変化させる場合の構成ブロック図である。
【図8】 図7に示されているコンデンサCの変化の例
を表すグラフである。
【図9】 ラグフィルタ及びアクティブフィルタの構成
を表す回路図である。
【図10】 ループフィルタ102にスプリアスを減衰
させるフィルタを追加した場合の構成ブロック図であ
る。
【図11】 RCで構成したローパスフィルタの回路図
である。
【図12】 図11に示されているCの値を可変する場
合のブロック構成図である。
【図13】 ローパスフィルタの周波数対振幅特性を表
すグラフである。
【図14】 帯域阻止フィルタの周波数対振幅特性を表
すグラフである。
【図15】 VCOのコントロール電圧感度を切り替え
て、シンセサイザの特性を変化させる実施例を表す構成
ブロック図である。
【図16】 図15に示されているVCOコントロール
電圧感度を変化させた場合を説明するグラフである。
【図17】ループフィルタを多段とした場合の構成ブロ
ック図である。
【図18】 図1及び図3に示されている場合の電圧電
流源駆動能力を3値に切り替えた場合を説明するグラフ
である。
【図19】 図1及び図3に示されている場合の電圧電
流源駆動能力を3値に切り替えた場合を説明するグラフ
である。
【図20】 Cの値の変化を説明するグラフである。
【図21】 図1及び図3の場合の電圧、電流源駆動能
力値を切り替える場合を説明するグラフである。
【図22】 図1及び図3の場合の電圧、電流源駆動能
力値を切り替える場合を説明するグラフである。
【図23】 本実施例を複数個適用した場合のシンセサ
イザの構成ブロック図である。
【図24】 従来のシンセサイザの構成ブロック図であ
る。
【符号の説明】
101 VCO、101a コントロール電圧感度切替
部、102 ループフィルタ、102a ループフィル
タ、102b ループフィルタ、102c ループフィ
ルタ、103 PLL、103a チャージポンプ、1
03b 位相比較器、104 カプラ、105 シンセ
サイザ出力、106 プログラマブルデバイダ、107
a 位相比較器デジタル出力、107b 位相比較器出
力信号、108 コントロール電圧、111 切替制御
信号、112 可変電源、112a VP、113 可
変電流源、113a I、114 スイッチ、115
スイッチ。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される電圧信号に基づいて定められ
    る周波数の信号を発信するVCOと、 前記VCOの出力信号を分周するプログラマブルデバイ
    ダと、 前記プログラマブルデバイダの出力信号を位相比較する
    位相比較器と、 前記位相比較器の出力信号をアナログ信号に変換し、前
    記VCOに前記電圧信号として供給するチャージポンプ
    と、 を含み、前記チャージポンプは、その特性が可変である
    ことと特徴とするシンセサイザ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシンセサイザにおいて、
    さらに、 前記チャージポンプに供給する電圧を可変する可変電圧
    供給手段を備えたことを特徴とするシンセサイザ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシンセサイザにおいて、
    前記チャージポンプは電流源タイプであり、さらに、 前記チャージポンプに供給する電流を可変する可変電流
    供給手段を備えたことを特徴とするシンセサイザ。
  4. 【請求項4】 供給される電圧信号に基づいて定められ
    る周波数の信号を発信するVCOと、 前記VCOの出力信号を分周するプログラマブルデバイ
    ダと、 前記プログラマブルデバイダの出力信号を位相比較する
    位相比較器と、 前記位相比較器の出力信号をアナログ信号に変換するチ
    ャージポンプと、 前記チャージポンプの出力信号をフィルタリングし、フ
    ィルタリング後の信号を前記VCOに前記電圧信号とし
    て供給するループフィルタと、 を含み、前記ループフィルタは、その特性が可変である
    ことと特徴とするシンセサイザ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のシンセサイザにおいて、 前記ループフィルタは、キャパシタンスを可変すること
    ができるラグリードフィルタであることを特徴とするシ
    ンセサイザ。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のシンセサイザにおいて、 前記ループフィルタは、抵抗、キャパシタンスの値を変
    更することができるRCフィルタであることを特徴とす
    るシンセサイザ。
  7. 【請求項7】 請求項4記載のシンセサイザにおいて、 前記ループフィルタは、アクティブフィルタであること
    を特徴とするシンセサイザ。
  8. 【請求項8】 供給される電圧信号に基づいて定められ
    る周波数の信号を発信するVCOと、 前記VCOの出力信号を分周するプログラマブルデバイ
    ダと、 前記プログラマブルデバイダの出力信号を位相比較する
    位相比較器と、 前記位相比較器の出力信号をアナログ信号に変換するチ
    ャージポンプと、 前記チャージポンプの出力信号をフィルタリングし、フ
    ィルタリング後の信号を前記VCOに前記電圧信号とし
    て供給するループフィルタと、 を含み、前記VCOは、その入力感度が可変であること
    と特徴とするシンセサイザ。
  9. 【請求項9】 請求項4記載のシンセサイザにおいて、 前記ループフィルタは、3個以上のフィルタを含み、外
    部からの制御信号により、この3個のフィルタを切り替
    えることを特徴とするシンセサイザ。
  10. 【請求項10】 請求項2記載のシンセサイザにおい
    て、 前記電圧供給手段が供給する電圧信号は、3値以上の値
    を取ることを特徴とするシンセサイザ。
  11. 【請求項11】 請求項3記載のシンセサイザにおい
    て、 前記電流供給手段が供給する電流信号は、3値以上の値
    を取ることを特徴とするシンセサイザ。
  12. 【請求項12】 請求項4記載のシンセサイザにおい
    て、 前記ループフィルタは、発信周波数が収束する前と収束
    した後とにおいて異なる値のキャパシタンスを取ること
    を特徴とするシンセサイザ。
  13. 【請求項13】 請求項4記載のシンセサイザにおい
    て、 前記ループフィルタは、そのキャパシタンスの値を3段
    階以上に変化することが可能であることを特徴とするシ
    ンセサイザ。
  14. 【請求項14】 請求項4記載のシンセサイザにおい
    て、 前記ループフィルタは、その周波数特性を3段階以上に
    変化することが可能であることを特徴とするシンセサイ
    ザ。
  15. 【請求項15】 請求項8記載のシンセサイザにおい
    て、 前記VCOは、外部からの制御電圧によって、その入力
    感度を3段階以上に変化させることが可能であることを
    特徴とするシンセサイザ。
  16. 【請求項16】 供給される電圧信号に基づいて定めら
    れる周波数の信号を発信するVCOと、 前記VCOの出力信号を分周するプログラマブルデバイ
    ダと、 前記プログラマブルデバイダの出力信号を位相比較する
    位相比較器と、 前記位相比較器の出力信号をアナログ信号に変換し、前
    記VCOに前記電圧信号として供給する特性が可変なチ
    ャージポンプと、 前記チャージポンプに供給する電圧を可変する可変電圧
    供給手段と、 を含み、さらに、 前記ループフィルタは、3個以上のフィルタを含み、外
    部からの制御信号により、この3個のフィルタを切り替
    えることを特徴とするシンセサイザ。
JP7051506A 1995-03-10 1995-03-10 シンセサイザ Pending JPH08251022A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7051506A JPH08251022A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 シンセサイザ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7051506A JPH08251022A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 シンセサイザ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08251022A true JPH08251022A (ja) 1996-09-27

Family

ID=12888890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7051506A Pending JPH08251022A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 シンセサイザ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08251022A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100545947B1 (ko) * 1997-03-20 2006-03-23 노오텔 네트웍스 리미티드 위상고정루프
JP2009188811A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Sumitomo Electric Ind Ltd Ponシステムの局側装置、受信方法及びクロックデータ再生回路
JP2017152843A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 日本電波工業株式会社 発振器及び発振器の製造方法
JP2020077960A (ja) * 2018-11-07 2020-05-21 株式会社デンソー Pllシンセサイザ回路

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100545947B1 (ko) * 1997-03-20 2006-03-23 노오텔 네트웍스 리미티드 위상고정루프
JP2009188811A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Sumitomo Electric Ind Ltd Ponシステムの局側装置、受信方法及びクロックデータ再生回路
JP2017152843A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 日本電波工業株式会社 発振器及び発振器の製造方法
JP2020077960A (ja) * 2018-11-07 2020-05-21 株式会社デンソー Pllシンセサイザ回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3001735B2 (ja) 位相同期ループ周波数シンセサイザ
US5057793A (en) Frequency synthesizer PLL having digital and analog phase detectors
US6525615B1 (en) Oscillator with digitally variable phase for a phase-locked loop
JP2798142B2 (ja) 周波数シンセサイザ
US7339420B2 (en) Method of switching PLL characteristics and PLL circuit
JPH01221904A (ja) 位相同期ループ周波数シンセサイザ
US7417477B2 (en) PLL circuit
JP2006222939A (ja) Pll回路
JPH08251022A (ja) シンセサイザ
JP4933635B2 (ja) Pll回路
JPH0340333A (ja) チューナ選局装置
JP2003023353A (ja) Pll回路
KR101874104B1 (ko) 소형 하이브리드 주파수 합성기
JPH05259902A (ja) Pll回路
JP2892886B2 (ja) 周波数シンセサイザ
JP3226838B2 (ja) Pll周波数シンセサイザ
JP2002009618A (ja) Pll回路を用いた公称周波数の生成方法およびpll回路
JPH088735A (ja) Pll回路
JPH0786931A (ja) 周波数シンセサイザ
JP2679032B2 (ja) ビデオデイスク再生装置
JPH02154524A (ja) シンセサイザ
JPH02502960A (ja) 周波数合成器
JPH0529933A (ja) 位相同期発振装置
KR19990030658A (ko) 고속 위상 동기 루프 및 그의 로킹 방법
KR100738334B1 (ko) 가변 밴드폭을 출력시키기 위한 루프 필터 및 그를 이용한위상 동기 루프 주파수 합성기