JPH08249947A - ワイヤハーネス分岐治具兼用クランプおよびワイヤハーネスの組立方法 - Google Patents

ワイヤハーネス分岐治具兼用クランプおよびワイヤハーネスの組立方法

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JPH08249947A
JPH08249947A JP7056126A JP5612695A JPH08249947A JP H08249947 A JPH08249947 A JP H08249947A JP 7056126 A JP7056126 A JP 7056126A JP 5612695 A JP5612695 A JP 5612695A JP H08249947 A JPH08249947 A JP H08249947A
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Ryusuke Ito
隆介 伊藤
Toshihisa Miyazaki
稔久 宮崎
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤハーネスの分岐の形成と、この分岐位
置への車体への係止用クランプの取付の作業性の向上及
びこの作業に要するコスト低減。 【構成】 ワイヤハーネス用分岐治具兼用クランプ(1
5)は、ワイヤハーネス組立用図板(6)に立設した支
軸(26)の上端の保持板(27)に着脱自在に取り付
けられる基板(17)と、基板の下面より突設された車
体係止部(19)と、基板の上面の所要位置より突設さ
れたワイヤハーネス分岐用の複数の支柱(22a〜22
d)と、各支柱の上端に設けられたロック爪(22)
と、支柱に沿って分岐されたワイヤハーネス(W/H)
を挟んだ状態で基板と間隔をあけて配置される蓋板(1
8)と、蓋板の所要位置に設けられ、ロック爪と係止さ
れるロック孔(24a〜24d)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネスの分岐
治具兼用クランプおよび該クランプを用いたワイヤハー
ネスの組立方法に関するもので、詳しくは、車両の所要
経路に沿って配索したワイヤハーネスを分岐位置で車体
に係止するものにおいて、ワイヤハーネスの分岐の形成
作業や、この分岐位置の車体への係止用クランプの取付
の作業性の向上等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の車体パネル等に沿って配索
するワイヤハーネスは、その分岐位置で、車体に係止す
る場合が多く、その場合、ワイヤハーネスの組立時に、
電線群を分岐させると共に、分岐させた電線群を結束し
た後に、分岐位置に車体係止用のクランプを取り付ける
必要がある。
【0003】上記分岐位置にクランプを取り付けたワイ
ヤハーネスでは、図8(A),(B)に示すように、ワ
イヤハーネスW/Hの分岐部分をテープ1で巻き付けて
結束した後に、長方形状で中央に車体係止部3を突設し
たクランプ4の基板2の両端をテープ5でワイヤハーネ
スW/Hに巻き付けて固定している。
【0004】上記クランプ4をワイヤハーネスに固定す
る作業は、図9(A)〜(C)に示すような、ワイヤハ
ーネス組立用図板6(以下、単に図板6という。)上で
行っている。この図板6には、支軸7aの上端にU字状
の電線保持部7bを備える一方、下端にヒンジ部7cを
備える可倒式の分岐治具7を設けている。また、図板6
には、支軸8aの上端にワイヤハーネス載置部8bを備
える一方、下端にヒンジ部8cを備える可倒式のクラン
プ取付用治具8を上記分岐治具7に隣接して設けてい
る。
【0005】上記クランプ4の固定作業では、まず、図
10(A)に示すように、上記分岐治具によりワイヤハ
ーネスW/Hを構成する電線を分岐させ、テープ1で結
束した後、図10(B)で示すように、ワイヤハーネス
W/Hを分岐治具7の電線保持部7bから外し、分岐治
具7を倒す。次に、図10(C)に示すように、クラン
プ取付用治具8を起こし、ワイヤハーネス載置部8b
に、クランプ4を載置し、図10(D)で示すように、
クランプ4の基板2の両端にテープ5を巻き付けてワイ
ヤハーネスW/Hに固定する。
【0006】上記クランプ取付用治具8は、ワイヤハー
ネスW/Hの分岐位置にクランプ4を取り付けるために
用いるものであるため、分岐治具7と同一位置に配置す
ることが好ましいが、分岐治具7とクランプ取付用治具
8を同一位置に配置することは不可能である。よって、
上記図9及び図10に示すように、分岐治具7及びクラ
ンプ取付用治具8を可倒式として、分岐治具7とクラン
プ取付治具8を可能な限り近接した位置に配置してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
分岐治具7とクランプ取付用治具8を使用してクランプ
4を取り付ける場合、分岐治具7とクランプ取付用治具
8という2種類の治具が必要であり、しかも、これらの
分岐治具7とクランプ取付用治具8はいずれも可倒式と
する必要があり構造が複雑であるため、コストが高くな
る。
【0008】また、クランプ4をワイヤハーネスW/H
の分岐位置に固定するためには、上記図10(A)〜
(D)において説明したように、分岐治具7やクランプ
取付用治具8を倒したり、起こしたりする作業が必要で
あるため、作業工程数が多く、作業性が良好でない
【0009】さらに、図11に示すように、例えば、ワ
イヤハーネスW/Hの外径が分岐位置の両側で相違する
ような場合には、クランプ4は基板2が傾いた状態でワ
イヤハーネスW/Hに取り付けられることがある。この
場合、ワイヤハーネスW/Hの車体パネル11への取付
時に、クランプ4の車体取付部3と車体パネル11側の
取付孔11aの位置がずれてしまい、車体取付部3を取
付孔11aに挿入するのが困難となる。また、無理に車
体取付部3を取付孔11aに挿入しようとすると、テー
プ5に切れが発生し、クランプ4がワイヤハーネスW/
Hから脱落したり、クランプ4が破損するおそれがあ
る。
【0010】本発明は、上記従来の問題を解決し、ワイ
ヤハーネスの分岐部分を車体に係止するものにおいて、
ワイヤハーネスの分岐の形成と、この分岐位置への車体
への係止用クランプの取付の作業性の向上及びこの作業
に要するコストの低減を図ることを目的としてなされた
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】従って、請求項1は、ワ
イヤハーネス組立用図板に立設した支軸の上端の保持板
に着脱自在に取り付けられる基板と、上記基板の下面よ
り突設された車体係止部と、上記基板の上面の所要位置
より突設されたワイヤハーネス分岐用の支柱と、上記支
柱に沿って分岐されたワイヤハーネスを挟んだ状態で上
記基板と間隔をあけて配置される蓋板とを備え、上記支
柱と蓋板のいずれか一方にロック爪を設ける共に、いず
れか他方に上記ロック爪を係止するロック孔を設けてい
ることを特徴とするワイヤハーネス分岐治具兼用クラン
プを提供するものである。
【0012】請求項2は、ワイヤハーネス組立用図板に
立設した支軸の上端の保持板に着脱自在に取り付けられ
る基板と、上記基板の下面より突設された車体係止部
と、上記基板の上面の所要位置より突設されたワイヤハ
ーネス分岐用の支柱と、上記基板にヒンジ部を介して連
結され、上記支柱に沿って分岐させたワイヤハーネスを
挟んだ状態で上記基板と間隔をあけて配置される蓋板と
を備え、上記支柱と蓋板のいずれか一方にロック爪を設
ける共に、いずれか他方に上記ロック爪を係止するロッ
ク孔を設けていることを特徴とするワイヤハーネス分岐
治具兼用クランプを提供するものである。
【0013】請求項3は、請求項1又は請求項2におい
て、樹脂製であることを特徴とするワイヤハーネス分岐
治具兼用クランプを提供するものである。
【0014】請求項4は、請求項1から請求項3におい
て、上記基板および蓋板は矩形状で、上記基板の対向す
る両側縁を上記保持板の両側に設けたガイド溝に沿って
取り付けるようにしていると共に、該基板より立設する
上記支柱を基板の4隅に設ける一方、上記ロック孔を蓋
板の4隅に形成し、かつ、ロック孔の両側にロック孔に
係止したロック爪より突出した保護用リブを設けている
ワイヤハーネス分岐治具兼用クランプを提供するもので
ある。
【0015】請求項5は、ワイヤハーネス組立用図板に
支軸を介して立設され、該支軸の上端に、両側にガイド
溝を設けた保持板を固定している分岐専用治具と、上記
保持板のガイド溝に両側縁を挿入して取り付けられる基
板と、該基板の下面より突設された車体係止部と、上記
基板の上面の所要位置より突設されたワイヤハーネス分
岐用の支柱と、蓋板とを備え、上記支柱と蓋板のいずれ
か一方にロック爪を設ける共に、いずれか他方に上記ロ
ック爪を係止するロック孔を設けたワイヤハーネス分岐
治具兼用クランプを設け、ワイヤハーネス組立用図に上
記分岐専用治具を立設し、上記ワイヤハーネス分岐治具
兼用クランプの基板を上記分岐専用治具に取り付け、ワ
イヤハーネスの電線を上記基板の支柱に沿って分岐して
配線した後、ワイヤハーネス分岐治具兼用クランプの蓋
板を基板の上面に配置し、上記ロック爪をロック孔に係
止することにより蓋板を支柱に取り付けて、基板と蓋板
との間に電線群を分岐状態で保持した後、ワイヤハーネ
ス分岐治具兼用クランプを分岐専用治具より取り外し
て、ワイヤハーネスの分岐位置にワイヤハーネス分岐治
具兼用クランプを取り付けることを特徴とするワイヤハ
ーネスの組立方法を提供するものである。
【0016】請求項6は、請求項5において、上記支柱
に沿って分岐させたワイヤハーネスの電線群を、クラン
プの基板と蓋板との間から突出する位置で、それぞれテ
ープ巻きしているワイヤハーネスの組立方法を提供する
ものである。
【0017】
【作用】請求項1のワイヤハーネス分岐治具兼用クラン
プでは、基板の上面の所要位置より突設された支柱にワ
イヤハーネスを分岐させた後、ロック爪とロック孔を係
合させて蓋板を基板に固定し、その後、ワイヤハーネス
組立用図板に立設した支軸の上端の保持板から外し、基
板の下面より突設された車体係止部を車体パネルに係止
する。
【0018】請求項2のワイヤハーネス分岐治具兼用ク
ランプでは、基板の上面の所要位置より突設された支柱
とにワイヤハーネスを分岐させた後、ヒンジを支点とし
て蓋板側を折り曲げることにより、ロック爪とロック孔
を係合させて蓋板を基板に固定し、その後、ワイヤハー
ネス組立用図板に立設した支軸の上端の保持板から外
し、基板の下面より突設された車体係止部を車体パネル
に係止する。
【0019】請求項3では、ワイヤハーネス分岐治具兼
用クランプを樹脂製としているため、製造が容易であ
る。
【0020】請求項4のワイヤハーネス分岐治具兼用ク
ランプでは、基板および蓋板が矩形状で、基板の対向す
る両側縁を上記保持板の両側に設けたガイド溝に沿って
取り付けるようにしているため、基板を容易に分岐専用
治具に着脱することができる。また、請求項4のワイヤ
ハーネス分岐治具兼用クランプでは、ロック孔の両側に
ロック孔に係止したロック爪より突出した保護用リブを
設けているため、運搬時や車体パネルへの取付時のロッ
ク爪の外れや破損を防止することができる。
【0021】請求項5のワイヤハーネスの組立方法で
は、ワイヤハーネス組立用図面に固定した分岐専用治具
に取り付けたワイヤハーネス分岐治具兼用クランプの基
板に突設した支柱に沿って、ワイヤハーネスの電線を分
岐して配索した後、ロック爪をロック孔に係止して、基
板と蓋板との間に電線群を分岐状態で保持し、この状態
でクランプを分岐専用治具より取り外して、ワイヤハー
ネスの分岐位置にクランプを取り付けるため、クランプ
を保持するためのテープの巻き付け作業や、可倒式の治
具を起こしたり倒したりする作業が不要である。
【0022】請求項6のワイヤハーネスの組立方法で
は、クランプの基板と蓋板との間から突出する位置で、
ワイヤハーネスの電線をテープ巻きしているため、ワイ
ヤハーネスが引っ張られた場合のクランプの位置のずれ
が防止される。
【0023】
【実施例】次に、図面に示す実施例に基づいて本発明に
ついて詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施例に
係るワイヤハーネス分岐治具兼用クランプ15(以下、
治具兼用クランプという。)及びこの治具兼用クランプ
15を図板6上に保持するための、分岐専用治具16を
示している。
【0024】上記治具兼用クランプ15は、樹脂製であ
って、図板6に固定状態で立設した分岐専用治具16の
保持板27に着脱自在に取り付けられる平板状の基板1
7と、この基板17に取り付けられる蓋板18とを備え
ている。
【0025】上記基板17は、矩形状であって、下面1
7aに車体パネル11の取付孔11aに挿入、係止され
る矢尻状の車体係止部19を突設している。また、基板
17の上面17bの4隅には、支柱21a,21b,2
1c,21dを突設している。この支柱21a〜21d
は円柱状であって、上端にフック状のロック爪22を設
けている。また、基板17の各側縁には、後述するガイ
ド溝29A,29Bへの挿入を円滑に行うことができる
ように、切欠17cを設けている。
【0026】第1実施例では、上記蓋板18は、上記基
板17とは別体であって、基板17と同様の寸法の矩形
状である。蓋板18の4隅には、上記基板17のロック
爪22と係合する、ロック孔24a,24b,24c,
24dを形成している。また、蓋板18の上面18aの
各ロック孔24a〜24dの両側には、ロック孔24a
〜24dにロック爪22を係止した状態でロック爪22
より突出するように、対向する一対の保護リブ25,2
5を設けている。
【0027】上記分岐専用治具16は、支軸26の上端
に上記治具兼用クランプ15を着脱自在に取り付けるた
めの保持板27を備えている。一方、支軸26の下端は
図板6上に固定されている。上記保持板27は図中左右
方向に対向する両側縁を上面側に断面コ字状に屈曲した
形状として、基板17を保持するためのガイド溝29
A,29Bを設けている。また、保持板27の図中手前
側の縁部には、上記治具兼用クランプ15の車体取付部
19を配置するための矩形状の切欠部27aを設けてい
る。さらに、保持板27の図中向こう側の縁部には、基
板17を位置決めするための係止部27bを上方に向け
て突設している。
【0028】次に、上記治具兼用クランプ15及び分岐
専用治具16を使用したワイヤハーネスW/Hの組立方
法について説明する。上記したように分岐専用治具16
は、その支軸26の下端側が図板6に固定された状態で
立設されている。まず、図2(A)に示すように、この
分岐専用治具16の保持板27に設けたガイド溝29
A,29Bに対して治具兼用クランプ15の基板15を
挿入し、治具兼用クランプ15を分岐専用治具16の保
持板27に取り付ける。
【0029】次に、上記図2(A)に示すように、上記
基板6に突設した支柱21a〜21dに沿って、ワイヤ
ハーネスW/Hを構成する電線wを分岐させて配索し、
ワイヤハーネスW/Hの分岐部31を形成する。この状
態で、図2(B)に示すように、上記蓋板18を基板1
7の上面17b側に配置して、支柱21a〜21dの上
端のロック爪22をロック孔24a〜24dに挿入、係
止させて蓋板18を基板17に固定し、基板17と蓋板
18の間にワイヤハーネスW/Hを構成する電線wを分
岐状態で保持する。さらに、ワイヤハーネスW/Hを構
成する電線wの蓋板18と基板17の間から突出する部
分にテープ1を巻き付ける。その後、図2(B)中、矢
印Aで示すように、基板17を上記ガイド溝29A,2
9Bから引き抜いて、治具兼用クランプ15を分岐専用
治具16から取り外す。
【0030】この第1実施例では、分岐専用治具16に
取り付けた治具兼用クランプ15の基板17に電線wを
分岐させて配索し、蓋板18を閉じた後、分岐専用治具
16から取り外すという簡単な作業により、ワイヤハー
ネスW/Hを組み立てることができ、上記図8に示す従
来のクリップ4を使用した場合のテープ5の巻き付け作
業や、可倒式の治具7,8を倒したり起こしたりする作
業のような面倒な作業を行う必要がないため、ワイヤハ
ーネスW/Hの組立作業の作業性を向上することができ
る。また、第1実施例では、図板6に設ける治具は、分
岐専用治具16のみであり、この分岐専用治具16は図
板6に固定されているため、治具に要するコストを低減
することができる。
【0031】上記のようにして組み立てたワイヤハーネ
スW/Hを車体パネル11に取り付ける場合には、図2
(C)に示すように、治具兼用クリップ15の車体取付
部19を車体パネル11に設けた取付孔11aに挿入、
係止する。このとき、上記のように治具兼用クリップ1
5の車体取付部19は、基板17の下面17aに突設さ
れ、また、ワイヤハーネスW/Hを構成する電線wは基
板17と蓋板18の間に保持されているため、分岐位置
の両側でワイヤハーネスW/Hの外径が異なるような場
合でも基板17が傾いて、車体取付部19の向きが変わ
ってしまうことがない。よって、治具兼用クリップ15
の車体取付部19と取付孔11aの位置にずれが生じる
ことがなく、確実に治具兼用クリップ15を車体パネル
に取り付けることができる。
【0032】また、図3に示すように、上記分岐専用治
具16から取り外した状態の治具兼用クリップ15で
は、ロック爪22の先端より、保護リブ25,25が蓋
板18の上面から突出しているため、運搬時や上記した
車体パネル11への取付時におけるロック爪22の外れ
や破損を防止することができる。
【0033】次に、図4(A),(B)に示す、本発明
の第2実施例について説明する。この第2実施例では、
治具兼用クリップ15’は、基板17の一方の側縁に第
1薄肉ヒンジ31を介して側板32を連結し、この側板
32の他方の側縁に第2薄肉ヒンジ33を介して蓋板1
8を連結した構造としている。第2実施例における治具
兼用用クリップ15’のその他の構造は、上記第1実施
例と同一であるので、同一の要素には同一の符号を付し
て詳細な説明を省略する。
【0034】この第2実施例の治具兼用クリップ15’
を使用してワイヤハーネスを組み立てる場合には、上記
第1実施例と同様に、図板6に立設した分岐専用治具1
6の保持板27のガイド溝29A,29Bに、第1薄肉
ヒンジ31、側板32、第2薄肉ヒンジ33及び蓋板1
8側が手前となるように基板17を挿入して治具兼用ク
ランプ15’を分岐専用治具16に取り付けた後、ワイ
ヤハーネスW/Hを構成する電線wを支柱に沿って分岐
させて配索し、ワイヤハーネスW/Hの分岐部31を形
成する。次に、上記治具兼用クランプ15’の蓋板18
側を第1薄肉ヒンジ31及び第2薄肉ヒンジ32を支点
として折り曲げ、蓋板18のロック孔24a〜24dに
各支柱21a〜21dのロック爪22を挿入、係止す
る。さらに、蓋板18と基板17の間から突出する部分
にテープ1を巻き付けた後、基板17を上記ガイド溝2
9A,29Bから引き抜いて、治具兼用クランプ15’
を分岐専用治具16から取り外す。
【0035】この第2実施例では、基板17と蓋板18
とを側板32、第1薄肉ヒンジ31及び第2薄肉ヒンジ
32を介して一体に形成しているため、基板17と蓋板
32を常時一緒に取り扱うことができ、作業性が一層向
上する。第2実施例のその他の構造及び作用は上記した
第1実施例と同一である。
【0036】図5及び図6(A),(B)は、本発明の
第3実施例を示している。この第3実施例における治具
兼用クランプ15’’では、基板17の中央部分に1本
の支柱21を突設し、この支柱21の外周に環状のロッ
ク爪22を複数個設けている。また、蓋板18は細幅の
ヒンジ40を介して基板17に一体に連結しており、中
央部分に丸孔からなるロック孔24を設けている。な
お、図5及び図6(A),(B)には図示していない
が、分岐専用治具の構造は第1及び第2実施例と同一で
ある。
【0037】この第3実施例においてワイヤハーネスW
/Hを組み立てる場合には、図6(A)に示すように、
支柱21に沿ってワイヤハーネスW/Hの電線wを配索
した後、図6(A)中矢印Bで示すようにヒンジ40を
折り曲げて、ロック爪22をロック孔24に挿入、係止
させて蓋板18を基板17に固定し、その後、ワイヤハ
ーネスW/Hを構成する電線wの蓋板18と基板17の
間から突出する部分にテープ1を巻き付ける。第3実施
例のその他の構成及び作用は、上記第1及び第2実施例
と同様である。
【0038】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記
基板の形状は、矩形状に限定されず、例えば、基板を三
角形状として、3箇所の隅に支柱を設けてもよい。ま
た、支柱は基板の形状に応じて、上面の所要位置に設け
ればよい。さらに、図7に示すように、基板17を曲面
形状としてもよい。さらにまた、蓋板側にロック爪を設
ける一方、支柱側にロック孔を設けてもよい。
【0039】
【発明の効果】請求項1のワイヤハーネス分岐治具兼用
クランプでは、基板の上面の所要位置より突設された支
柱とにワイヤハーネスを分岐させた後、ロック爪とロッ
ク孔を係合させて蓋板を基板に固定し、その後、ワイヤ
ハーネス組立用図板に立設した支軸の上端の保持板から
外せば、基板の下面より突設された車体係止部を車体パ
ネルに係止することができる。よって、このワイヤハー
ネス分岐治具兼用クランプを使用すれば、クリップを固
定するためのテープの巻き付け作業や、可倒式の治具を
倒したり起こしたりする作業のような面倒な作業を行う
必要がないため、ワイヤハーネスの組立作業の作業性を
向上することができる。また、図板に設ける治具は、固
定式でよいため、治具に要するコストを低減することが
できる。さらに、ワイヤハーネスを構成する電線は基板
と蓋板の間に保持されているため、分岐位置の両側でワ
イヤハーネスの外径が異なるような場合で車体取付部の
向きが変わってしまうことがない。よって、車体取付部
と取付孔の位置にずれが生じることがなく、確実に治具
兼用クリップを車体パネルに取り付けることができる。
【0040】請求項2のワイヤハーネス分岐治具兼用ク
ランプでは、基板の上面の所要位置より突設された支柱
とにワイヤハーネスを分岐させた後、第1及び第2薄肉
ヒンジを支点として蓋板側を折り曲げることにより、ロ
ック爪とロック孔を係合させて蓋板を基板に固定し、そ
の後、ワイヤハーネス組立用図板に立設した支軸の上端
の保持板から外し、基板の下面より突設された車体係止
部を車体パネルに係止することができる。よって、この
ワイヤハーネス分岐治具兼用クランプを使用すれば、ク
リップを固定するためのテープの巻き付け作業や、可倒
式の治具を倒したり起こしたりする作業のような面倒な
作業を行う必要がないため、ワイヤハーネスの組立作業
の作業性を向上することができる。また、図板に設ける
治具は、固定式でよいため、治具に要するコストを低減
することができる。さらに、ワイヤハーネスを構成する
電線は基板と蓋板の間に保持されているため、分岐位置
の両側でワイヤハーネスの外径が異なるような場合で車
体取付部の向きが変わってしまうことがない。よって、
車体取付部と取付孔の位置にずれが生じることがなく、
確実に治具兼用クリップを車体パネルに取り付けること
ができる。さらにまた、上記蓋板と基板が一体であるた
め、蓋板と基板を常時一緒に取り扱うことができ、作業
性が一層向上する。
【0041】請求項3のように、ワイヤハーネス分岐治
具兼用クランプを樹脂製とすれば、製造が容易である。
【0042】請求項4のワイヤハーネス分岐治具兼用ク
ランプでは、基板および蓋板が矩形状で、基板の対向す
る両側縁を上記保持板の両側に設けたガイド溝に沿って
取り付けるようにしているため、基板を容易に分岐専用
治具に着脱することができる。また、請求項4のワイヤ
ハーネス分岐治具兼用クランプでは、ロック孔の両側に
ロック孔に係止したロック爪より突出した保護用リブを
設けているため、運搬時や車体パネルへの取付時のロッ
ク爪の外れや破損を防止することができる。
【0043】請求項5のワイヤハーネスの組立方法で
は、ワイヤハーネス組立用図面に固定した分岐専用治具
に取り付けたワイヤハーネス分岐治具兼用クランプの基
板に突設した支柱に沿って、ワイヤハーネスの電線を分
岐して配索した後、ロック爪とロック孔に係止して、基
板と蓋板との間に電線群を分岐状態で保持し、この状態
でクランプを分岐専用治具より取り外して、ワイヤハー
ネスの分岐位置にクランプを取り付けるため、クランプ
を保持するためのテープの巻き付け作業や、可倒式の治
具を起こしたり倒したりする作業が不要であるため、作
業性が向上する。
【0044】請求項6のワイヤハーネスの組立方法で
は、クランプの基板と蓋板との間から突出する位置で、
ワイヤハーネスの電線をテープ巻きしているため、ワイ
ヤハーネスが引っ張られた場合のクランプの位置のずれ
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係るワイヤハーネス分
岐治具兼用クランプと分岐専用治具を示す概略図であ
る。
【図2】 (A),(B)は第1実施例のワイヤハーネ
ス分岐治具兼用クランプを使用したワイヤハーネスの組
立方法を説明するための斜視図、(C)はワイヤハーネ
ス分岐治具兼用クランプの車体パネルへの取付作業を説
明するための斜視図である。
【図3】 図2(C)のIII−III線での断面図である。
【図4】 本発明の第2実施例に係るワイヤハーネス分
岐治具兼用クランプを示し、(A)は蓋板が開いた状態
での斜視図、(B)は蓋板を閉じた状態での斜視図であ
る。
【図5】 本発明の第3実施例にかかるワイヤハーネス
分岐治具兼用クランプを示す斜視図である。
【図6】 第3実施例に係るワイヤハーネス分岐治具兼
用クランプを示し、(A)は蓋板が開いた状態での斜視
図、(B)は蓋板を閉じた状態での斜視図である。
【図7】 本発明の変形例を示す斜視図である。
【図8】 (A)は従来のクリップをワイヤハーネスに
取り付けた状態を示す斜視図、(B)は従来のクリップ
を示す斜視図である。
【図9】 従来のクリップを使用したワイヤハーネスを
組立を行うための図板を示し、(A)は図板の概略斜視
図、(B)は(A)の要部拡大斜視図、(C)は(A)
の一部を断面とした要部拡大側面図である。
【図10】 (A)〜(D)は従来のクリップをワイヤ
ハーネスに取り付ける作業を説明するための斜視図であ
る。
【図11】 従来のクリップを使用したワイヤハーネス
を車体に取り付ける作業の問題点を示す斜視図である。
【符号の説明】
15 ワイヤハーネス用分岐治具兼用クランプ 16 分岐専用治具 17 基板 18 蓋板 22 ロック爪 24a〜24d ロック孔 25 保護用リブ 26 支軸 27 保持板 29A,29B ガイド溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネス組立用図板に立設した支
    軸の上端の保持板に着脱自在に取り付けられる基板と、 上記基板の下面より突設された車体係止部と、 上記基板の上面の所要位置より突設されたワイヤハーネ
    ス分岐用の支柱と、 上記支柱に沿って分岐されたワイヤハーネスを挟んだ状
    態で上記基板と間隔をあけて配置される蓋板とを備え、
    上記支柱と蓋板のいずれか一方にロック爪を設ける共
    に、いずれか他方に上記ロック爪を係止するロック孔を
    設けていることを特徴とするワイヤハーネス分岐治具兼
    用クランプ。
  2. 【請求項2】 ワイヤハーネス組立用図板に立設した支
    軸の上端の保持板に着脱自在に取り付けられる基板と、 上記基板の下面より突設された車体係止部と、 上記基板の上面の所要位置より突設されたワイヤハーネ
    ス分岐用の支柱と、 上記基板にヒンジ部を介して連結され、上記支柱に沿っ
    て分岐させたワイヤハーネスを挟んだ状態で上記基板と
    間隔をあけて配置される蓋板とを備え、上記支柱と蓋板
    のいずれか一方にロック爪を設ける共に、いずれか他方
    に上記ロック爪を係止するロック孔を設けていることを
    特徴とするワイヤハーネス分岐治具兼用クランプ。
  3. 【請求項3】 樹脂製であることを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載のワイヤハーネス分岐治具兼用クラ
    ンプ。
  4. 【請求項4】 上記基板および蓋板は矩形状で、上記基
    板の対向する両側縁を上記保持板の両側に設けたガイド
    溝に沿って取り付けるようにしていると共に、該基板よ
    り立設する上記支柱を基板の4隅に設ける一方、上記ロ
    ック孔を蓋板の4隅に形成し、かつ、ロック孔の両側に
    ロック孔に係止したロック爪より突出した保護用リブを
    設けている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載
    のワイヤハーネス分岐治具兼用クランプ。
  5. 【請求項5】 ワイヤハーネス組立用図板に支軸を介し
    て立設され、該支軸の上端に、両側にガイド溝を設けた
    保持板を固定している分岐専用治具と、 上記保持板のガイド溝に両側縁を挿入して取り付けられ
    る基板と、該基板の下面より突設された車体係止部と、
    上記基板の上面の所要位置より突設されたワイヤハーネ
    ス分岐用の支柱と、蓋板とを備え、上記支柱と蓋板のい
    ずれか一方にロック爪を設けると共に、いずれか他方に
    上記ロック爪を係止するロック孔を設けたワイヤハーネ
    ス分岐治具兼用クランプを設け、 ワイヤハーネス組立用図に上記分岐専用治具を立設し、 上記ワイヤハーネス分岐治具兼用クランプの基板を上記
    分岐専用治具に取り付け、 ワイヤハーネスの電線を上記基板の支柱に沿って分岐し
    て配線した後、 ワイヤハーネス分岐治具兼用クランプの蓋板を基板の上
    面に配置し、 上記ロック爪をロック孔に係止することにより蓋板を支
    柱に取り付けて、基板と蓋板との間に電線群を分岐状態
    で保持した後、ワイヤハーネス分岐治具兼用クランプを
    分岐専用治具より取り外して、ワイヤハーネスの分岐位
    置にワイヤハーネス分岐治具兼用クランプを取り付ける
    ことを特徴とするワイヤハーネスの組立方法。
  6. 【請求項6】 上記支柱に沿って分岐させたワイヤハー
    ネスの電線群を、クランプの基板と蓋板との間から突出
    する位置で、それぞれテープ巻きしている請求項5に記
    載のワイヤハーネスの組立方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007026988A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Yazaki Corp 電線位置決め治具と該電線位置決め治具を備えた布線板
EP2385174A1 (en) * 2010-12-27 2011-11-09 Centrum Dopravního Vyzkumu, V.v.i. Fastening pin for geosynthetics
JP2013143311A (ja) * 2012-01-12 2013-07-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd ターン電線保持具およびそれを用いたワイヤハーネス
CN103413626A (zh) * 2013-08-23 2013-11-27 江苏句容联合铜材有限公司 一种漆包线盘下架方法
KR102039142B1 (ko) * 2019-06-07 2019-10-31 주식회사 프로텍타코리아 분전기능을 갖는 저압부싱 및 이를 포함하는 주상변압기

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