JPH10257629A - プロテクタ - Google Patents

プロテクタ

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JPH10257629A
JPH10257629A JP9054385A JP5438597A JPH10257629A JP H10257629 A JPH10257629 A JP H10257629A JP 9054385 A JP9054385 A JP 9054385A JP 5438597 A JP5438597 A JP 5438597A JP H10257629 A JPH10257629 A JP H10257629A
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JP
Japan
Prior art keywords
locking
body panel
vehicle body
wire harness
locking pieces
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Withdrawn
Application number
JP9054385A
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English (en)
Inventor
Satoshi Wakabayashi
智 若林
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、しかも、専用の治具を用いる
ことなく簡単に車体パネルから取り外すことができるワ
イヤハーネス用プロテクタを提供する。 【解決手段】 剛性材からなる保護部材10aの上板1
1の外面内のワイヤハーネスの軸線に平行な軸線16を
隔てた一方の領域の軸線16近傍位置に係止片12a、
12cを、軸線16を隔てた他方の領域の軸線16近傍
位置に係止片12bを、夫々が軸線16方向で離間し、
かつ、夫々の係止爪15が軸線16に対して直交する方
向で軸線16側とは反対の外側に向くように立設する。
係止片12a〜12cを車体パネル20の取付穴に挿入
係止して保護部材10aを固定する。該固定状態で保護
部材10aを変形させて係止片12cの係止を解除した
後、保護部材10aを係止片12aと12bの間の略真
ん中を中心に車体パネル20に対する平行平面内で回転
させ、係止片12aと12bの係止を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤハーネスを保
護すると共に車体パネルへの係止部を備えたプロテクタ
に関し、特に、車体パネルへの取付後、車体パネルから
係止部を簡単に取り外すことができるプロテクタを提供
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の車体パネルに沿って配索さ
れるワイヤハーネスW/Hは、図7(A)に示すよう
に、ワイヤハーネスを保護するため、コルゲートチュー
ブ1、プロテクタ3に通したり、または、ビニールテー
プ5でワイヤハーネスを巻き付けて保護している。ま
た、ワイヤハーネスW/Hの車体パネルへの固定は、プ
ロテクタ3より突設した係止部2aを、図7(B)に示
すように、車体パネル4に穿設した取付孔4aに差し込
み係止して固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近時、自動車の車体を
リサイクルするという要求が高まっている。自動車の車
体は主として鉄からなるため、車体をリサイクルする場
合には銅の塊であるワイヤハーネスを取り外す必要があ
る。しかしながら、従来のプロテクタの係止部2aは車
体パネルの取付孔に一旦差し込み係止すると、簡単に取
り外すことができない。このため、一般に、専用の機械
によりプロテクタ3をワイヤハーネスW/H毎引っ張っ
て、プロテクタ3の係止部2aを車体パネルから引きち
ぎるようにしていた。
【0004】上記の車体リサイクルのために車体パネル
に係止した係止部を車体から簡単に取り外せるようにす
る課題は、クランプにおいても同様である。そこで、例
えば、実開平2−5682号公報には、車体パネルへの
係止部をその根元部で容易に分断できる構造にしたクラ
ンプが、また、実開平3−30682号公報には、係止
部の係止を専用の治具により容易に解除できる構造(係
止羽根を可撓性の帯片で連結する一方、ワイヤハーネス
を取り付ける基板に治具棒を挿入する穴を設け、該穴か
ら治具棒を挿入して係止羽根の係止を解除する構造)に
したクランプが提案されている。
【0005】しかしながら、ワイヤハーネスW/Hの保
護すべき部分に対応して設けられるプロテクタにおいて
は、プロテクタの全長が自ずと長くなるため、車体パネ
ルへの固定を確実に行うためには、係止部を所要の間隔
を空けて複数個設ける必要がある。このため、上記実開
平2−5682号公報に提案のクランプの係止部をプロ
テクタに適用した場合、プロテクタを車体パネルから取
り外す場合に、複数の係止部をその根元部分で引きちぎ
らなければならないため、取り外し作業が煩雑になる。
また、係止部を確実に分断できない場合があり、取り外
しの信頼性が乏しいという問題もある。更にまた、個々
の係止部はその根元部分で容易に分断されるように、根
元部分を他の部分に比べて薄肉乃至小径にしているた
め、係止部が根元部分で折れ曲がり易く、プロテクタ
(保護部)をワイヤハーネスに外装し、車体パネルの貫
通穴にクランプを挿入係止する作業の作業性が悪くなる
という問題もある。
【0006】一方、実開平3−30682号公報に提案
のクランプの係止部をプロテクタに適用した場合、複雑
な構造の係止部を複数個設けなければならないためコス
ト高になり、また、クランプの場合はワイヤハーネスを
取り付ける基板に治具棒を挿入する穴を空けても問題は
ないが、プロテクタ(保護部)に治具棒を挿入する穴を
空けるのはワイヤハーネスの保護という観点からは好ま
しくない。また、治具棒による係止部の係止を解除する
作業自体、作業性が悪く、複数個の係止部の係止を解除
する作業に長時間を要するという問題もある。
【0007】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たものであり、ワイヤハーネスを保護すると共に車体パ
ネルへの係止部を備えたプロテクタであって、構造が簡
単で、しかも、専用の治具を用いることなく、ワイヤハ
ーネスを所定方向に移動させるだけで簡単に車体パネル
から取り外すことができるプロテクタを提供することを
課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、請求項1で、ワイヤハーネスを保護する
と共に車体パネルへの取付部を備えたプロテクタであっ
て、ワイヤハーネスに外装する保護部を剛性材で形成す
る一方、該保護部の外面に、支柱の先端側面に係止爪を
突出させた第1及び第2の係止片を互いの係止爪が略1
80°反対方向を向くように立設すると共に、上記第1
及び第2の係止片とは別にこれらと同一形状の第3の係
止片を立設し、これら第1〜第3の係止片を夫々に対応
して設けた車体パネルの貫通孔に挿入係止すると、3点
支持により上記保護部が車体パネルに固定されるように
し、かつ、該固定状態において、ワイヤハーネスを所定
方向に移動させると、上記第1及び第2の係止片の係止
点を支点にして上記保護部が変形し、該保護部の変形に
より上記第3の係止片が車体パネルに対して平行移動し
て係止が解除し、次いで、ワイヤハーネスとともに上記
保護部を上記第1及び第2の係止片の立設位置間の略真
ん中を中心に車体パネルに対する平行平面内で回転させ
ると、上記第1及び第2の係止片の係止が同時または順
次に解除して、上記保護部が上記車体パネルから離脱す
るように構成したことを特徴とするプロテクタを提供し
ている。
【0009】また、上記第1〜第3の係止片とは別に、
これらと同一形状の係止片を1個または複数個追加して
立設する一方、該追加した係止片を挿入係止する貫通穴
を車体パネルに形成して、4点以上の支持により上記保
護部が車体パネルに固定されるようにし、上記追加した
係止片の係止の解除が上記第3の係止片の係止解除と同
様に上記保護部を変形させることにより行われる構成と
している(請求項2)。
【0010】上記の構成とすると、車体パネルへの取付
時は、3個の係止片による3点支持また、4個以上の係
止片により4点以上の支持により、車体パネルに安定に
固定することができ、車体パネルからの取り外し時は、
ワイヤハーネスを手で持ってワイヤハーネスを所定方向
に移動させるという簡単な作業で、3個の係止片、また
は、4個以上の係止片の係止を解除することができる。
【0011】上記全ての係止片は、上記保護部の外面内
のワイヤハーネスの軸線と平行な軸線上または該軸線の
周辺部上に互いに軸線方向に離間して立設し、上記第1
及び第2の係止片の係止爪が上記軸線と直交する方向を
向き、かつ、上記第3の係止片の係止爪、または、上記
第3の係止片及び上記追加した係止片の夫々の係止爪
が、上記第1及び第2の係止片のいずれか一方の係止爪
と同一方向を向いているのが好ましい(請求項3)。こ
のようにすると、ワイヤハーネスの保護すべき部分が長
くなり、保護部の全長が長くなっても、上記3個以上の
係止片により、車体パネルに保護部を安定に固定するこ
とができ、しかも、車体パネルからの取り外し時は、ワ
イヤハーネスを大きく移動させることなく、保護部を変
形させることができ、作業が簡単である。
【0012】また、上記保護部は、剛性材の板体を断面
がコの字となるように屈曲成形した角筒であって、その
側方よりワイヤハーネスを挿入して挟持するものである
のが好ましい(請求項4)。なお、保護部をかかる角筒
にすると、ワイヤハーネスに保護部を簡単に外装でき好
ましいが、円筒等の他の形状であってもよいことは言う
までもない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1乃至図4は本発明の第
1の実施形態を示す。ワイヤハーネスW/Hに外装して
配索するプロテクタ10は、PP(ポリプロピレン)製
の板体を断面がコの字となるように屈曲成形した角筒か
らなる保護部材10aの上板11の外面に係止片12a
〜12cを一体に形成して構成している。
【0014】所要部位をテープ等で結束したワイヤハー
ネスW/Hは保護部材10aの側方より保護部材10a
の上板11と下板13との間に挿入し、上板11と下板
13の間に挟持されている。なお、上板11と下板13
による挟み付けによりワイヤハーネスW/Hを保持でい
ない場合は、保護部材10aの長さ方向の両端とワイヤ
ハーネスW/Hをテープ巻きで固定してもよい。
【0015】保護部材10aの上板11の外面に立設し
た係止片12a〜12cは、撓みが生じにくい比較的太
径の支柱14の先端側面に係止爪15が突出した形状か
らなる。係止片12a、12cは上板11の外面内のワ
イヤハーネスW/Hの軸線と平行な軸線16を隔てた一
方の領域の軸線16近傍位置に立設し、その係止爪15
が軸線16に対して直交する方向で軸線16側とは反対
の外側に向いている。また、係止片12bは上板11の
外面内の上記軸線16を隔てた他方の領域の軸線16近
傍位置に立設し、その係止爪15が軸線16に対して直
交する方向で軸線16側とは反対の外側(係止片12
a、12cの係止爪とは180°反対方向)に向いてい
る。
【0016】車体パネル20への取付けは以下のように
して行う。すなわち、ワイヤハーネスW/Hの保護すべ
き部分に保護部材10aを外装した後、保護部材10a
の上板11の外面に立設した係止片12a〜12cを、
夫々に対応するように車体パネル20に形成している矩
形の貫通穴21a〜21cに順次挿入し、各係止片の支
柱14の係止爪15の下に位置する側面上端部を各穴2
1a〜21cの内側面に当接させ、係止爪15をパネル
20の上面に突出させて係止する。
【0017】ここで、車体パネル20に設けた貫通穴2
1a〜21cは車体パネル20の上面内の同一直線上に
等間隔を空けて並んでおり、係止片12a〜12cを軸
線16の近傍に立設していることから、係止片12a〜
12cは、矩形の貫通穴21a〜21cの一辺の内側面
と支柱の側面との間に充分な摩擦力を形成して、係止
し、保護部材10aは3点支持によりパネル20に固定
される。
【0018】車体パネル20からの取り外しは以下のよ
うにして行う。まず、ワイヤハーネスW/Hの保護部材
10aの外側部分を手で持って、ワイヤハーネスW/H
を車体パネル20に対して平行に図中の矢印Dの方向に
移動させる。このようにすると、保護部材10aが変形
して係止片12cは図4(A)の状態から図4(B)の
状態に移動して係止が解除する。続けて、ワイヤハーネ
スW/Hを車体パネル20に対して下方(図中の矢印E
の方向)に引き降ろすと、係止片12cは貫通穴21c
から抜け落ちる(図4(C))。
【0019】次に、ワイヤハーネスW/Hの保護部材1
0aより導出している部分を手で持って、ワイヤハーネ
スW/Hとともに保護部材10aを係止片12a及び1
2bの立設位置間の略真ん中を中心に車体パネル20に
対する平行平面内で回転させると、係止片12a、12
bが穴21a、21bの内側面から離れ、ワイヤハーネ
スW/Hを下げ降ろすと、係止片12a、12bが穴2
1a、21bから抜け落ち、保護部材10aが車体パネ
ルから取り外される。
【0020】このように本実施形態のプロテクタ10で
は、人間がワイヤハーネスW/Hを手で持って、所定方
向に移動させるだけで、車体パネル20の取付穴から係
止片を容易に離脱させることができ、車体パネル20か
ら保護部材10aを簡単に取り外すことができる。
【0021】図5は第2の実施形態を示す。第1の実施
形態のプロテクタ10との相違点は、保護部材10bの
上板11の外面に4個の係止片12a〜12dを立設し
ている点である。係止片12a〜12cの立設位置及び
係止爪の向きは、第1の実施形態のそれと同じであり、
ここでは、保護部材10bが保護部材10aよりも長尺
である分、係止片12dを追加し、これを上板11の外
面内の軸線を隔てた他方側、すなわち、係止片12bと
同じ側に立設している。このようなプロテクタ30で
は、4個の係止片12a〜12dによる4点支持で保護
部材10bを車体パネルに取付け固定し、取り外し時
は、係止片12dの係止を解除する工程(係止片12b
の係止を解除する工程と同じ)が1工程増えるが、簡単
に行える。このように、本発明では、保護部材の全長が
長くなり、それに応じて係止爪の数を4個以上に増やし
ても同様の効果を得ることができる。
【0022】図6は第3の実施形態を示す。第1の実施
形態のプロテクタ10との相違点は、保護部材10c
が、その長手方向の所要箇所で屈曲した形状(ブーメラ
ン形状)にした点である。係止片12cは護部材10c
の短手部40aの軸線16aの近傍に係止爪15を軸線
16aに対して直交する方向に向けている。このような
プロテクタ40においても、第1の実施形態と同様の作
業で車体パネルに対して容易に着脱できる。すなわち、
保護部材10cを変形させて係止片12cの係止を解除
し、次いで、ワイヤハーネスとともに保護部材10cを
係止片12aと係止片12bの立設位置間の略真ん中を
中心に車体パネルに対する平行平面内で回転させると、
係止片12aと係止片12bの係止が同時または順次に
解除し、保護部材10cが車体パネルから離脱する。こ
のように、本発明では保護部材がその長手方向の所要箇
所で屈曲した形状のプロテクタにも適用できる。
【0023】なお、上記実施形態では車体パネル20の
取付穴を矩形の穴にしたが、丸穴等の他の形状の穴であ
ってもよい。
【0024】また、上記実施形態では、係止片の係止爪
を保護部材の軸線と直交する方向に向けているが、他の
方向に向けてもよく、3個以上の係止片にうちの隣接す
る2個の係止片の係止爪が互いに略180゜反対方向に
向くようにし、これら2個の係止片による係止とこれら
以外の他の係止片による係止とで保護部材が車体パネル
に固定されるように各係止片の係止爪の方向をきめれば
よい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプロテク
タによれば、車体パネルへの取付時は、ワイヤハーネス
に外装した保護部の外面に立設した3個以上の係止片を
車体パネルの貫通穴に挿入係止するだけで、車体パネル
に安定に固定することができ、車体パネルからの取り外
し時は、ワイヤハーネスを手で持ってワイヤハーネスを
所定方向に移動させるだけで、上記貫通穴に挿入係止し
た3個以上の係止片の係止を解除することができ、専用
の治具を用いることなく、簡単に車体パネルから取り外
すことができる。また、構造が簡単であり、製造コスト
も低減できる。また、取り外しのための専用治具が不要
であり、汎用性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態のプロテクタと車体
パネルとともに示した斜視図である。
【図2】 図1のプロテクタをワイヤハーネスに外装し
た状態を示す斜視図である。
【図3】 ワイヤハーネスに外装した図1のプロテクタ
の係止片を車体パネルの貫通穴に挿入係止した状態を車
体パネルの上方から見た平面図である。
【図4】 (A)、(B)、(C)はプロテクタを車体
パネルから取り外す工程の工程別断面図で、図3のX−
X線における断面図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態のプロテクタを示す
斜視図である。
【図6】 本発明の第3の実施形態のプロテクタを示す
上面図である。
【図7】 従来のワイヤハーネスの車両取付構造を示
し、(A)は全体の斜視図、(B)はプロテクタの車体
パネルへの係止部を示す断面図である。
【符号の説明】
W/H ワイヤハーネス 10 プロテクタ 10a 保護部材 11 上板 12a〜12d 係止片 13 下板 14 支柱 15 係止爪 20 車体パネル 20a〜20c 貫通穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスを保護すると共に車体パ
    ネルへの係止部を備えたプロテクタであって、 ワイヤハーネスに外装する保護部を剛性材で形成する一
    方、該保護部の外面に、支柱の先端側面に係止爪を突出
    させた第1及び第2の係止片を互いの係止爪が略180
    °反対方向を向くように立設すると共に、上記第1及び
    第2の係止片とは別にこれらと同一形状の第3の係止片
    を立設し、これら第1〜第3の係止片を夫々に対応して
    設けた車体パネルの貫通孔に挿入係止すると、3点支持
    により上記保護部が車体パネルに固定されるようにし、
    かつ、該固定状態において、ワイヤハーネスを所定方向
    に移動させると、上記第1及び第2の係止片の係止点を
    支点にして上記保護部が変形し、該保護部の変形により
    上記第3の係止片が車体パネルに対して平行移動して係
    止が解除し、次いで、ワイヤハーネスとともに上記保護
    部を上記第1及び第2の係止片の立設位置間の略真ん中
    を中心に車体パネルに対する平行平面内で回転させる
    と、上記第1及び第2の係止片の係止が同時または順次
    に解除して、上記保護部が上記車体パネルから離脱する
    ように構成したことを特徴とするプロテクタ。
  2. 【請求項2】 上記第1〜第3の係止片とは別に、これ
    らと同一形状の係止片を1個または複数個追加して立設
    する一方、該追加した係止片を挿入係止する貫通穴を車
    体パネルに形成して、4点以上の支持により上記保護部
    が車体パネルに固定されるようにし、上記追加した係止
    片の係止の解除が上記第3の係止片の係止解除と同様に
    上記保護部を変形させることにより行われる構成として
    いる請求項1に記載のプロテクタ。
  3. 【請求項3】 上記全ての係止片は、上記保護部の外面
    内のワイヤハーネスの軸線と平行な軸線上または該軸線
    の周辺部上に互いに軸線方向に離間して立設し、上記第
    1及び第2の係止片の係止爪が上記軸線と直交する方向
    を向き、かつ、上記第3の係止片の係止爪、または、上
    記第3の係止片及び上記追加した係止片の夫々の係止爪
    が、上記第1及び第2の係止片のいずれか一方の係止爪
    と同一方向を向いている請求項1または2に記載にプロ
    テクタ。
  4. 【請求項4】 上記保護部は、剛性材の板体を断面がコ
    の字となるように屈曲成形した角筒であって、その側方
    よりワイヤハーネスを挿入して挟持するものである請求
    項1に記載のプロテクタ。
JP9054385A 1997-03-10 1997-03-10 プロテクタ Withdrawn JPH10257629A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002176716A (ja) * 2000-12-11 2002-06-21 Yazaki Corp ハーネスプロテクタ
JP2009243506A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 化粧カバー

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Effective date: 20040511