JP2009243506A - 化粧カバー - Google Patents

Abstract

【課題】 化粧カバーとしての外観の意匠性が優れ、且つ、長尺体の補修・点検等の作業も能率良く容易に行うことができるとともに、壁際での配管施工も容易に行うことができるものでありながら、製造コストの低廉化を図ることができる。
【解決手段】 長尺体配設経路の長手方向に間隔おいた被取付け面Ｗの複数位置に固定される取付け基材１と、複数の取付け基材１を通して配設される長尺体Ｐの所定長さを複数の取付け基材１と共に覆うカバー２とを備え、前記各取付け基材２の幅方向両側部には被係合部３が形成されているとともに、前記カバー２の幅方向両側部に位置する側板部２Ｂには、複数の取付け基材１の被係合部３に対して弾性的に係脱可能な係合部４がカバー全長にわたって形成されている。
【選択図】図２

Description

本発明は、例えば、建築物の壁面に沿って配設される冷媒管やドレン管、ケーブル等の長尺体の直線部分を覆う化粧カバーに関する。

従来の化粧カバーの一例としては、図１０に示すように、上方に開口する横断面略扁平Ｕの字状の半筒状に形成された合成樹脂製の取付け部材２０と、該取付け部材２０と同じ開口幅と長さを有し、且つ、下方に開口する横断面略扁平Ｕの字状の半筒状に形成された合成樹脂製の蓋部材２１とにより、配設経路に沿って配設される長尺体を収納するための管状カバーを構成し、前記取付け部材２０の底板部２０Ａの幅方向中央位置には、被取付け面にビス止めするための取付け部２０ａを形成するとともに、前記取付け部材２０の左右の側板部２０Ｂの上端縁には、外方下方に向かって開口するＵ字状の係合凹条部２２を上端縁全域に一体形成し、さらに、前記蓋部材２１の左右の側板部２１Ｂの下端縁には、前記係合凹部２２に対して弾性的に係脱可能な係合突条２３が下端縁全域に一体形成されている（特許文献１，２参照）。

また、他の化粧カバーとしては、図１１に示すように、被取付け面に沿って配設される長尺体を覆う下向き開口の半筒状に形成された合成樹脂製のカバー本体３０のうち、長尺体配設経路の左右両側脇に位置する両側板部３０Ｂの下端縁には、被取付け面に対するビス止め用の取付け孔３１ａを備えた取付けフランジ部３１が幅方向外方に張り出す状態で一体形成されているものが存在する（特許文献３参照）。

実開昭５７−１７９０８２号公報 実公平３−１５９４０号公報 特開平９−４２７１１号公報

従来の前者の化粧カバーでは、被取付け面にビスで締め付け固定する取付け構造が取付け部材２０の底板部２０Ａの内面側に表れるため、化粧カバーとしての外観の意匠性を高めることができるとともに、前記取付け部材２０の両側板部２０Ｂの上端縁に一体形成された係合凹条部２２に対して、前記蓋部材２１の両側板部２１Ｂの下端縁に一体形成された係合突条２３を弾性力で簡単に係脱することができるから、長尺体の補修・点検等の作業も能率良く容易に行うことができる。
しかしながら、同じ長さに構成された半筒状の取付け部材２０と半筒状の蓋部材２１とをもって、配設経路に沿って配設される長尺体を収納するための管状カバーが構成されているため、輸送時や保管時に嵩張るとともに、製造コストの高騰化を招来する不都合がある。

また、後者の化粧カバーによる場合は、前者のような半筒状の取付け部材２０が存在しないため、前者の蓋部材２１よりも使用材料が増えるものの、全体としては製造コストの低廉化を図ることができる。
その反面、カバー本体３０の両側板部３０Ｂの下端縁から幅方向外方に張り出す状態で帯板状の取付けフランジ部３１が一体形成されているため、外部に露出するビス等の取付け構造によって化粧カバーとしての外観の意匠性が損なわれるばかりでなく、被取付け面における化粧カバーの取付け幅が大きくなり、しかも、長尺体の補修・点検等には、カバー本体３０をその都度取り外す必要があるとともに、壁際での配管施工ができない不都合がある。

本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、化粧カバーとしての外観の意匠性が優れ、且つ、長尺体の補修・点検等の作業も能率良く容易に行うことができるとともに、壁際での配管施工も容易に行うことができるものでありながら、製造コストの低廉化を図ることのできる化粧カバーを提供する点にある。

本発明による第１の特徴構成は、長尺体配設経路の長手方向に間隔おいた被取付け面の複数位置に固定される取付け基材と、複数の取付け基材を通して配設される長尺体の所定長さを複数の取付け基材と共に覆うカバーとを備え、前記各取付け基材の幅方向両側部には被係合部が形成されているとともに、前記カバーの幅方向両側部に位置する側板部には、複数の取付け基材の被係合部に対して弾性的に係脱可能な係合部がカバー全長にわたって形成されている点にある。

上記特徴構成によれば、長尺体配設経路の長手方向に間隔おいて被取付け面に固定される複数の取付け基材と、これを通して配設される所定長さの長尺体部分とをカバーで共に覆うことができるので、前記取付け基材を被取付け面にビス等で締め付け固定するための取付け構造が外部に露出することがなく、しかも、前記カバーの両側板部に形成されたカバー全長にわたる係合部により、カバー装着領域の複数位置に固定されている各取付け基材の被係合部に対して弾性力で簡単に係脱することができ、長尺体の補修・点検等の作業も能率良く容易に行うことができる。

従って、小さな複数の取付け基材とカバーとの組合せにより、化粧カバーとしての外観の意匠性が優れ、且つ、長尺体の補修・点検等の作業も能率良く容易に行うことができるとともに、壁際での配管施工も容易に行うことができるものでありながら、製造コストの低廉化を図ることができる。

本発明による第２の特徴構成は、前記被係合部が、取付け基材の底板部とそれの幅方向両側部に連設される側板部との交差箇所の角部外面に形成された係合凹部から構成されているとともに、前記係合部が、前記係合凹部に対して係脱可能な状態でカバーの両側板部の下端に形成された係合突条から構成されている点にある。

上記特徴構成によれば、小さな取付け基材を用いながら、この取付け基材の底板部と側板部との交差箇所である剛性高い角部外面に係合凹部を形成することにより、カバーの両側板部の下端に形成された係合突条を確実に係合保持することができ、カバーの両側板部の下端を被取付け面に近接させた美麗な状態で安定的に維持することができる。

本発明による第３の特徴構成は、前記取付け基材には、隣接する他の取付け基材との取付け位置を合わせるための指標となる索状体又は棒状体が挿通される位置合せ用筒部が形成されている点にある。

上記特徴構成によれば、被取付け面のカバー装着領域に取付けられる複数の取付け基材を配設中心線に沿って位置合せする際、各取付け基材に形成されている位置合せ用筒部にわたって指標用索状体又は指標用棒状体を挿通することにより、長尺体配設経路に沿って点在する各取付け基材の位置合せを能率良く容易に行うことができる。

本発明による第４の特徴構成は、前記位置合せ用筒部には、指標用索状体又は指標用棒状体を筒径方向から脱着するためのスリットが形成されている点にある。

上記特徴構成によれば、前記各取付け基材の位置合せ用筒部に形成されたスリットを通して指標用索状体又は指標用棒状体を筒径方向から脱着することができるから、指標用索状体又は指標用棒状体の挿通作業を容易に行うことができる。

本発明による第５の特徴構成は、前記位置合せ用筒部が、取付け基材の底板部の上面における幅方向中央位置で、且つ、長尺体配設経路の長手方向両端部に設けられているとともに、前記スリットが両位置合せ用筒部の互いに異なる位置に形成されている点にある。

上記特徴構成によれば、前記各取付け基材の位置合せ用筒部に形成されたスリットを通して指標用索状体又は指標用棒状体を筒径方向から脱着することができるようにしながらも、各取付け基材の長手方向両端部に設けられた両位置合せ用筒部のスリット形成位置を変えることにより、指標用索状体又は指標用棒状体の振動等に起因する抜け出しを抑制することができる。

〔第１実施形態〕
図１は、空調用室内機側から外部に導出された長尺体の一例である可撓性のある空調用配管（冷媒管，ドレン管，アース線等）Ｐを建物の外壁面（被取付け面の一例）Ｗに沿って空調用室外機Ａにまで配設してある空調設備の一例を示し、室外側に導出された曲がり配管部分を覆う合成樹脂製のコーナー用化粧カバーＢと、これから空調用室外機Ａまでの直線状の配管部分を覆う合成樹脂製の直線用化粧カバーＣが配設されている。

前記直線用化粧カバーＣは、図２、図３に示すように、配管配設経路（長尺体配設経路の一例）の長手方向に間隔おいた外壁面Ｗの複数位置に固定される合成樹脂製（例えば、ポリ塩化ビニル樹脂）の取付け基材１と、複数の取付け基材１を通して配設される空調用配管Ｐの所定長さを複数の取付け基材１と共に覆う合成樹脂製（例えば、ポリ塩化ビニル樹脂）のカバー２とを備え、前記各取付け基材1の幅方向両側部には被係合部３が形成されているとともに、前記カバー２の幅方向両側部に位置する側板部２Ｂには、複数の取付け基材１の被係合部３に対して弾性的に係脱可能な係合部４がカバー全長にわたって形成されている。

前記取付け基材１は、配管配設経路の長手方向での奥行き寸法（長さ）が左右方向の幅よりも小なる板状の底板部１Ａと、これの左右方向両端部から同じ奥行き寸法で垂直方向に立設される一対の側板部１Ｂとをもって略コの字状に一体成形されている。

また、前記取付け基材１の底板部１Ａの左右方向の二箇所には、外壁面Ｗにビス等で固定するための取付け孔１ａが貫通形成されているとともに、前記底板部１Ａと側板部１Ｂとの交差箇所の角部１Ｃを内方側にＬ字状に屈曲させて、その角部１Ｃ外面に下方及び左右方向外方に向かって開口する前記被係合部３の一例である係合凹部が形成されている。

前記カバー２は、配管配設経路に沿って細長い板状の天井板部２Ａと、これの左右方向両端部から同じ長さで、且つ、前記取付け基材１の両側板部１Ｂの外側面間寸法を内側面間寸法とする状態で垂直方向に垂設される一対の側板部１Ｂとをもって、天井板部２Ａと側板部１Ｂとの交差箇所である両角部２Ｃが弧状となる扁平Ｕ字状に一体成形されているとともに、前記両側板部１Ｂの下端には、該側板部１Ｂの弾性変形を利用して複数の取付け基材１の係合凹部３に対して弾性的に係脱可能な係合部４の一例である三角柱状の係合突条がカバー全長にわたって一体形成されている。

そして、長尺体配設経路の長手方向に間隔おいて外壁面Ｗに固定される複数の取付け基材１と、これを通して配設される空調用配管Ｐにおける所定長さの配管部分とをカバー２で共に覆うことができるので、前記取付け基材１を外壁面Ｗにビス等で締め付け固定するための取付け構造が外部に露出することがなく、しかも、前記カバー２の両側板部２Ｂに形成されたカバー全長にわたる係合突条４により、カバー装着領域の複数位置に固定されている各取付け基材１の係合凹部３に対して弾性力で簡単に係脱することができ、空調用配管Ｐの補修・点検等の作業も能率良く容易に行うことができる。

さらに、前記配管配設経路の長手方向での奥行き寸法が小さな取付け基材１を用いながら、この取付け基材１の底板部１Ａと側板部１Ｂとの交差箇所である剛性高い角部１Ｃ外面に係合凹部３を形成することにより、カバー２の両側板部２Ｂの下端に形成された係合突条４を確実に係合保持することができ、カバー２の両側板部２Ｂの下端縁を外壁面Ｗに近接させた美麗な状態で安定的に維持することができる。

〔第２実施形態〕
図４〜図６は化粧用カバーの改良を示し、前記取付け基材１の底板部１Ａの上面における幅方向中央位置で、且つ、配管配設経路の長手方向両端部に、隣接する他の取付け基材１との取付け位置を合わせるための指標となる索状体の一例で、下端に錘５Ａを取付けてある指標糸５、又は、自重に複数の取付け基材１の荷重が加わっても一直線状を維持することのできる剛性の高い金属製の指標用棒状体６が挿通可能な挿通孔７ａを備えた位置合せ用筒部７が一体形成されている。

図５は、複数の取付け基材１を上下方向の配管配設経路に沿って取付ける場合で、位置合せ用指標具として錘５Ａを備えた指標糸５を用いる実施形態を示す。

図６は、複数の取付け基材１を水平方向の配管配設経路に沿って取付ける場合で、位置合せ用指標具として剛性の高い金属製の指標用棒状体６を用いる実施形態を示す。
尚、その他の構成は、第１実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第１実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。

また、前記位置合せ用筒部７を、前記取付け基材１の底板部１Ａの上面における幅方向中央位置の一箇所に設けてもよく、さらに、配管作業や外壁面Ｗへの取付けに邪魔にならず、かつ、接する他の取付け基材１との取付け位置を合わせることのできる状況であれば、前記位置合せ用筒部７を取付け基材１のいずれの位置にもうけてもよい。

〔第３実施形態〕
上述の第２実施形態の改良を示し、前記取付け基材１の底板部１Ａの上面における幅方向中央位置で、且つ、配管配設経路の長手方向両端部に、隣接する他の取付け基材１との取付け位置を合わせるための指標となる索状体の一例で、下端に錘５Ａを取付けてある指標糸５、又は、剛性の高い金属製の指標用棒状体６が挿通可能な挿通孔７ａを備えた位置合せ用筒部７が一体形成されているとともに、前記両位置合せ用筒部７には、指標糸５筒径方向から脱着するためのスリット８が形成され、さらに、一方の位置合せ用筒部７のスリット８と他方の位置合せ用筒部７のスリット８とが１８０度位相を異にした状態で形成されている。

そして、当該実施形態の場合は、前記各取付け基材１の位置合せ用筒部７に形成されたスリット８を通して指標糸５を筒径方向から脱着することができるから、指標糸５の挿通作業を容易に行うことができる。しかも、前記両位置合せ用筒部７に形成されるスリット８の形成位置が１８０度位相を異にするから、指標糸５の振動等に起因する抜け出しを抑制することができる。
尚、その他の構成は、第１実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第１実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
また、上述の第３実施形態では、前記指標糸５を筒径方向から脱着することができるスリット８を位置合せ用筒部７に形成したが、前記スリット８は、剛性の高い金属製の指標用棒状体６を筒径方向から脱着することができるものであってもよい。

さらに、上述の第３実施形態では、前記両位置合せ用筒部７に形成されるスリット８の形成位置を１８０度位相を異にしたが、位相を異にする角度を１２０度、９０度等の他の角度に設定してもよい。
要するに、前記スリット８が両位置合せ用筒部７の互いに異なる位置に形成されていれば、指標糸５又は指標用棒状体６の振動等に起因する抜け出しを抑制することができる

〔その他の実施形態〕
（１）上述の各実施形態では、前記被係合部３を、前記取付け基材１の底板部１Ａと側板部１Ｂとの交差箇所の角部に形成し、前記係合部４を、前記被係合部３に対して係脱可能な状態でカバー２の両側板部２Ｂの下端に形成したが、前記カバー２が取付け基材１に係止保持されている状態において、前記カバー２の両側板部２Ｂの下端が外壁面（被取付け面の一例）Ｗに近接するように構成されている場合では、前記取付け基材１の両側板部１Ｂの上端に、前記被係合部３の一例である係合凹部を形成するとともに、前記カバー２の両側板部２Ｂの内側面の上下中間位置には、該側板部１Ｂの弾性変形を利用して複数の取付け基材１の係合凹部３に対して弾性的に係脱可能な係合部４の一例である三角柱状の係合突条をカバー全長にわたって一体形成してもよい。

（２）上述の各実施形態では、前記取付け基材１に被係合部３である係合凹部を形成し、前記カバー２に係合部４の一例である係合突条を形成したが、前記取付け基材１に被係合部３である係合突条を形成し、前記カバー２に係合部４の一例である係合凹部を形成してもよい。

（３）上述の各実施形態では、前記取付け基材１を底板部１Ａと一対の側板部１Ｂとから構成したが、底板部１Ａのみから構成してもよい。

（４）上述の各実施形態では、前記取付け基材１の底板部１Ａにおける配管配設経路の長手方向での奥行き寸法（長さ）を、該取付け基材１の左右方向の幅よりも小なる寸法に構成したが、前記底板部１Ａにおける配管配設経路の長手方向での奥行き寸法（長さ）を、該取付け基材１の左右方向の幅と同一又はそれよりも少し大に構成してもよい。

（５）上述の各実施形態では、前記複数の取付け基材１とカバー２を共に合成樹脂殻製作したが、前記カバー２の係合部４が複数の取付け基材１の被係合部３に対して弾性的に係脱することのできるものであれば、前記複数の取付け基材１及びカバー２をアルミニウム合金等の金属から構成してもよい。

本発明の第１実施形態の化粧カバーを適用した空調設備の配管カバー形態図 本発明の化粧カバーの分解斜視図 本発明の化粧カバーの側面図 本発明の第２実施形態の取付け基材の斜視図 本発明の取付け基材の施工説明図 本発明の取付け基材の他の施工説明図 本発明の第３実施形態の取付け基材の斜視図 一方の位置合せ用筒部を通る断面側面図 他方の位置合せ用筒部を通る断面側面図 従来の化粧カバーを示す正面図 他の従来の化粧カバーを示す斜視図

符号の説明

Ｐ 長尺体（空調用配管）
Ｗ 被取付け面（外壁面）
１ 取付け基材
１Ａ 底板部
１Ｂ 側板部
１Ｃ 角部
２ カバー
２Ｂ 側板部
３ 被係合部（係合凹部）
４ 係合部（係合突条）
５ 指標用索状体（指標糸）
６ 指標用棒状体
７ 位置合せ用筒部
８ スリット

Claims (5)

1. 長尺体配設経路の長手方向に間隔おいた被取付け面の複数位置に固定される取付け基材と、複数の取付け基材を通して配設される長尺体の所定長さを複数の取付け基材と共に覆うカバーとを備え、前記各取付け基材の幅方向両側部には被係合部が形成されているとともに、前記カバーの幅方向両側部に位置する側板部には、複数の取付け基材の被係合部に対して弾性的に係脱可能な係合部がカバー全長にわたって形成されている化粧カバー。
2. 前記被係合部が、取付け基材の底板部とそれの幅方向両側部に連設される側板部との交差箇所の角部外面に形成された係合凹部から構成されているとともに、前記係合部が、前記係合凹部に対して係脱可能な状態でカバーの両側板部の下端に形成された係合突条から構成されている請求項１記載の化粧カバー。
3. 前記取付け基材には、隣接する他の取付け基材との取付け位置を合わせるための指標となる索状体又は棒状体が挿通される位置合せ用筒部が形成されている請求項１又は２記載の化粧カバー。
4. 前記位置合せ用筒部には、指標用索状体又は指標用棒状体を筒径方向から脱着するためのスリットが形成されている請求項３記載の化粧カバー。
5. 前記位置合せ用筒部が、取付け基材の底板部の上面における幅方向中央位置で、且つ、長尺体配設経路の長手方向両端部に設けられているとともに、前記スリットが両位置合せ用筒部の互いに異なる位置に形成されている請求項４記載の化粧カバー。

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