JP2000335327A - 自動車ルーフ部へのワイヤハーネス配索用の治具および該治具を用いた配索方法 - Google Patents

自動車ルーフ部へのワイヤハーネス配索用の治具および該治具を用いた配索方法

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JP2000335327A
JP2000335327A JP11151724A JP15172499A JP2000335327A JP 2000335327 A JP2000335327 A JP 2000335327A JP 11151724 A JP11151724 A JP 11151724A JP 15172499 A JP15172499 A JP 15172499A JP 2000335327 A JP2000335327 A JP 2000335327A
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harness
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Kenichi Uchiyama
賢一 内山
Takeji Ito
武治 伊藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルーフライニングにルーフハーネスを簡単確
実に取り付ける。 【解決手段】 布線治具13を立設した図板12よりな
るワイヤハーネス配策用治具11にルーフハーネス1を
配策してから、ルーフライニング8に反転して配策し、
溶融樹脂を図板12に設けられた樹脂注入穴12fより
注入してルーフライニング8にルーフハーネス1を固着
させている。その後上記治具11のみを取り外すように
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車ルーフ部のワ
イヤハーネス配索構造、配索方法およびワイヤハーネス
配索用治具に関し、特に、自動車のルーフ・ボデイの内
面側に配置されるルーフライニングに予めワイヤハーネ
スを取り付けてモジュール化するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に配索するワイヤハーネス
は、ワイヤハーネス・メーカーにおいて製造し、カー・
メーカーにおいて自動車組み立てラインで自動車のボデ
イにワイヤハーネスをクランプ等を用いて固定して配索
している。自動車のルーフにルーフ用のワイヤハーネス
(以下、ルーフハーネスと称する)を配索する場合も同
様であり、ワイヤハーネス・メーカーで製造されたルー
フハーネスをカー・メーカーにおいて自動車組み立てラ
インにおいてルーフ・ボデイに固定して配索している。
【0003】即ち、図7(A)(B)に示す自動車の車
体Sのルーフ部Rにおいて、ルーフハーネス1をルーフ
・ボデイ2の内面側にクランプ3で固定した後、ルーフ
ハーネス1に取り付けたコネクタ4A、4B、4C…を
バニティーランプ5、マップランプ6、ルームランプ
7、空気清浄器等の各種の機器に接続している。その
後、室内側に面する位置にルーフライニング8をルーフ
・ボデイ2にルーフハーネス1を挟んだ状態で取り付け
ている。
【0004】近年、カー・メーカーでワイヤハーネスを
ボデイに取り付けて配索する方法に代えて、自動車のボ
デイに取り付けるパネル等に予めワイヤハーネスを取り
付けてモジュール化を図り、カー・メーカーの自動車組
み立てラインでは、ボデイへのワイヤハーネスの取り付
け工程を省き、パネルをボデイに組みつけるだけで良い
ようにすることが要望されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記モジュール化の要
望に応えて、ルーフハーネスについても、図8に示すよ
うに、予めルーフライニング8にルーフハーネス1に取
り付けておき、ルーフライニング8をルーフ・ボデイ2
に取り付けるだけで良いようにすることが検討されてい
る。
【0006】しかしながら、ルーフライニング8はフェ
ルト等の素材で形成されており、ルーフハーネス1をボ
デイに取り付けるクランプ3を用いてルーフライニング
8に取り付けることはできない。そのため、ルーフハー
ネス1をガムテープ等を用いてルーフライニングに取り
付ける試みがなされているが、ルーフライニング8に対
してルーフハーネス1を所定位置に確実に固定できない
問題がある。
【0007】そのため、ルーフハーネス1がズレてルー
フ・ボデイ2と干渉して、異音の発生要因となるととも
にルーフハーネス1に損傷が発生しやすい問題がある。
また、ルーフライニング8からピラーへと延在するルー
フハーネス1aの寸法Lを所要寸法に規制することが困
難で、ルーフハーネス1がジャンクションボックスに届
かなくなる可能性もある。
【0008】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、ルーフハーネスをルーフライニングに正確に位置
決め固定できるようにすることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、まず、自動車のルーフ部に取り付けられ
るルーフライニングの室内側から見て裏面側の上面に、
ルーフハーネスを部分的に絶縁樹脂により固着して、ル
ーフライニングにルーフハーネスを所定の配索形態で一
体化するために用いるワイヤハーネス配索用の治具であ
って、図板上面にルーフハーネスの配線形態に沿って布
線治具を立設していると共に該図板の外周部に布線治具
の上端より少し高い側壁を立設し、上記布線治具は電線
挿入枠の内周面より電線挿入時に押し開かれる弾性片が
突出した形状とし、かつ、上記図板には、少なくとも上
記布線治具の立設位置に近接した位置に溶融樹脂の樹脂
注入穴を設けていることを特徴とする自動車ルーフ部へ
のワイヤハーネス配索用の治具を提供している。
【0010】さらに、本発明は上記ワイヤハーネス配索
用の治具を用い、該治具の図板より突設した布線治具に
電線を通してルーフハーネスを形成し、ついで、該治具
を反転してルーフライニングのルーフハーネス取付面の
所定位置に側壁の上端を当接させてセットし、ついで、
治具の上面となった図板に開けている樹脂注入穴より溶
融樹脂を注入してルーフハーネスをルーフライニングに
部分的に樹脂固着して一体化させ、その後、治具を取り
外している自動車ルーフ部のワイヤハーネス配索方法を
提供している。
【0011】上記治具を用いると、ルーフハーネスを配
索形態に保持でき、この配索形態を保持した状態で治具
とともに反転してルーフライニングの取付面に移し替え
られる。この反転状態で、図板に設けた樹脂注入穴より
溶融樹脂を注入すると、溶融樹脂はルーフハーネスとル
ーフライニングに塗布され、5〜10秒程度で硬化し、
ピンポイント的にルーフハーネスをルーフライニングに
簡単に取り付けることができる。
【0012】上記治具を用いて形成したルーフハーネス
をルーフライニングの取付面に対して治具を反転してセ
ットした時、図板から突設した側壁を布線治具の上端よ
り少し高くしているため、布線治具の上端が当接してル
ーフライニングを傷つけること無く、安定した状態でセ
ットできる。また、布線治具で保持されたルーフハーネ
スは、布線治具の弾性片で抜け出せないようになってい
るため、布線治具で形成された配索形態を保持した状態
で、樹脂によりルーフライニングに固着される。
【0013】上記治具を反転した状態で溶融樹脂を注入
する前、あるいは、樹脂固着して治具を取り外した後
に、ルーフハーネスに取り付けているコネクタをバニテ
ィーランプ、マップランプ、ルームランプ等のルーフ部
に取り付ける各種機器に接続している。
【0014】上記注入される溶融樹脂としてはポリアミ
ド系の接着性を有する絶縁樹脂が好適に用いられる。な
お、樹脂固着する位置は上記した布線治具の近傍とし
て、ルーフハーネスの屈曲位置および分岐位置で固着し
ているが、上記位置に限定されず、ルーフハーネスの直
線部分が長い場合には、所要間隔をあけた位置で樹脂固
着することが好ましい。
【0015】上記のように、フエルト材等からなるルー
フライニングに対してルーフハーネスを絶縁樹脂で固着
することにより、従来提案されているガムテープによる
取り付けと比較すると強固にルーフライニングに固定で
き、ルーフハーネスの位置ずれや、ルーフライニングか
らの離脱を無くすことができ、かつ、ルーフライニング
の所定位置にルーフハーネスを取り付けることができ
る。さらに、ルーフハーネスをルーフライニングに予め
固定してモジュール化しているため、カー・メーカーに
おける自動車組み立てラインでは、ルーフライニングを
ルーフ・ボデイに取り付けるだけで良く、ルーフ・ボデ
イへのルーフハーネスの取付工程を除くことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1に示すように、フェルト材等か
らなるルーフライニング8にルーフハーネス1を部分的
に溶融樹脂塗布部17で固着してモジュール化してい
る。ルーフハーネス1に取り付けたコネクタ4A、4
B、4C、4Dはバニティーランプ5、マップランプ
6、ルームランプ7に接続し、かつ、ジャンクションボ
ックス(図示せず)に接続する支線1aをルーフライニ
ング8より延在させている。
【0017】図1に示すルーフライニング8とルーフハ
ーネス1とを一体化したモジュールは、図2に示すワイ
ヤハーネス配策用の治具11を用いて作成されている。
上記治具11は、ルーフライニング8のルーフハーネス
1の配策面積を被う寸法を有する図板12と、この図板
12の上面12aよりルーフハーネス1の配策経路に沿
って立設された複数のワイヤハーネスの布線治具13よ
り構成されている。
【0018】上記図板12は、木製あるいは樹脂製で、
ワイヤハーネスの配策に対応し得る所要の剛性を有する
ようにしており、本実施形態では木板で矩形状に形成さ
れている。また、上記図板12の周囲の4隅には、後述
する反転時の支持用に側壁12b〜12eを立設してい
る。この側壁12b〜12eは当該治具11を支持する
のに充分な厚みを有しており、また、高さは図板12上
に立設する布線治具13より少し高く設定しており、本
実施形態では、2〜4mm程度高くなるようにしてい
る。なお、上記側壁12b等は必ずしも周囲の4隅に立
設する必要はなく、ルーフハーネス1の配策経路やルー
フライニング8の形状に合わせて当該治具11を確実に
支持できるように、適宜所要位置に立設するようにして
もよい。また、ピラーへ延在するルーフハーネス1a等
が上記側壁12b等と干渉する場合は側壁12b等を切
り欠いて逃げ部12gを設けるようにしてもよい。
【0019】さらに、図板12には、上面12aより樹
脂注入穴12fが複数設けられている。この樹脂注入穴
12fは、ルーフハーネス1の配策経路上で、かつ、上
記布線治具13の立設位置に近接する箇所に穿孔されて
いる。本実施形態では、各布線治具13の両側に夫々樹
脂注入穴12fを設けている。これら樹脂注入穴12f
の大きさは、後述する樹脂注入用のハンドガンの注入ノ
ズルを入れることができる寸法を設定している。なお、
ルーフハーネス1の配策経路に長い直線部分等がある場
合は、布線治具13の立設位置にとらわれることなく、
所要箇所に間隔を開けて樹脂注入穴12fを設けるよう
にしてもよい。
【0020】一方、図3(A)に示す布線治具13は、
金属製の支持棒13aの上部に略U字状の電線挿入枠1
3bを連続させて形成していると共に、この電線挿入枠
13bの内周面に弾性材14を装着している。この弾性
材14はゴム等の弾力性を有するもので形成されてお
り、略中央部を略円形状に切り欠いて電線挿通部14a
を設けると共に、この電線挿通部14aの周囲上部から
上面部14bまで連続して切り欠いてスリット14cを
設け、一対の弾性片14d、14eが突出するようにし
ている。この弾性片14d、14eの幅Wは、治具11
の反転時に、電線挿通部14aに挿通されている電線を
支えるのに、最低限必要な剛性を有する中で最小の寸法
になるように設定している。
【0021】上記布線治具13は、ルーフハーネス1の
配策経路上における、ハーネスの分岐箇所や屈曲箇所等
に該当する箇所で図板12の上面12aに取り付けてい
る。この布線治具13の取り付けは、支持棒13aの下
端にネジ部を形成して図板にネジ止めする方法を用いて
いる。
【0022】上記のように布線治具13の取り付けられ
た図板12から構成されるワイヤハーネス用の治具に、
コネクタ4A〜4Dが端部に取り付けられたルーフハー
ネス1を布線治具13に通して布線している。この布線
において、ルーフハーネス1を構成する各電線Dを布線
治具13に通すには、図3(B)に示すように、電線D
を弾性材14のスリット14cに押し当てることで、一
対の弾性片14d、14eを押し開けて電線挿通部14
aに挿通して行っている。なお、押し開けられた弾性片
14d、14eは電線Dが通されると、弾性力により電
線挿通部14aの上部を閉じた元の状態に復元してい
る。このようにして、ルーフハーネス1を布線治具13
に通していき、テープ巻き等の所要作業を行ってルーフ
ハーネス1を配策形態に保持した状態で形成している。
【0023】次に、図5に示すように、ルーフハーネス
1が布線された治具11を180度反転させると共に、
ルーフライニング8のルーフハーネス取付面8aの所定
位置に側壁12b〜12dの上端を当接させてセットし
ている。上記治具11の反転の際には、布線されている
ルーフハーネス1は夫々布線治具13の一対の弾性片1
4d、14eにより支持されるので治具11より脱落す
ることはない。また、ルーフライニング8へのセット状
態では、図6に示すように、上記弾性片14d、14e
の幅を必要最小限の寸法に設定しているため、ルーフハ
ーネス取付面8aに載置される電線Dの高低差も最小限
に抑えられると共に布線治具13の挿通箇所以外では、
電線Dはルーフハーネス取付面8aに確実に載置されて
移しかえられている。
【0024】なお、製作される車種や製作工程等によっ
ては、上記状態でルーフハーネス1の各コネクタ4A〜
4Dをバニティーランプ5、マップランプ6、ルームラ
ンプ7と接続するようにしてもよい。この接続作業を行
う際には、側壁12b〜12eは周囲4隅にしか設けて
いないので、各側壁間に充分な作業空間が確保されてい
るので、確実に接続作業を行える。また、上記接続作業
は後述する治具11の取り外し後に行うようにしてもよ
い。
【0025】このように治具11をセットした状態で、
図5および図6に示す注入ノズル18aを先端に有する
ハンドガン18を用いて、溶融樹脂を樹脂注入穴12f
より注入してルーフハーネス1をルーフライニング8に
樹脂固着して一体化させている。使用される溶融樹脂は
ポリアミド系の接着性を有する絶縁樹脂であり、塗布後
5〜10秒程度で硬化する特性を有している。上記溶融
樹脂は注入ノズル18aからルーフハーネス1に塗布さ
れてピンポイント的にルーフライニング8にルーフハネ
ース1を固着している。
【0026】上記の際、樹脂注入穴12fは注入ノズル
18aに対して余裕のある寸法を有しているので、注入
ノズル18aを確実に適切な塗布箇所より塗布すること
ができ、また、ルーフハーネス1はルーフハーネス取付
面8aに浮き上がること無く載置されているので、溶融
樹脂により確実にルーフライニング8に固着することが
できる。
【0027】このようにルーフハーネス1を固着してか
ら、治具11を上方に持ち上げ、取り外している。この
治具11の取り外しの際には、ルーフハーネス1はルー
フライニング8に固着されているため、ルーフハーネス
1を通している布線治具13の弾性片14d、14eが
再度押し開かれて、ルーフハーネス1が電線挿通部14
aより抜け出て、治具11のみ取り外されている。ま
た、この時も、上記弾性片14d、14eはルーフハー
ネス1を保持するのに最小限の剛性しか有していないた
めに、治具11の持ち上げにより弾性片14d、14e
は変形して容易にスリット14cを拡げてルーフハーネ
ス1を抜き出すことができる。
【0028】上記のようにして、治具11を取り外す
と、ルーフハーネス1は所要の配策形態でルーフライニ
ング8に固着されており、ルーフハーネスを予めルーフ
ライニングに固定するというモジュール化を容易に行う
ことができる。
【0029】
【発明の効果】上記の説明より明らかなように、本発明
の治具を使用することにより、容易にルーフハーネスを
所要配策形態に保持した状態でルーフライニングに固着
することができ、カー・メーカーが要求するモジュール
化にも品質の高い状態で充分に対応することができる。
さらに、上記モジュール化により種々の製作工程の効率
化を図ることができる。また、ルーフライニングへのル
ーフハーネスの固着は、溶融樹脂で行うことより確実に
固定されているので、車体の振動や熱等に対しても位置
ズレや離脱することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のルーフハーネスを取り付けたルーフ
ライニングの概略斜視図である。
【図2】 ルーフハーネスの配索用治具の斜視図であ
る。
【図3】 ハーネスの布線治具であり、(A)は電線挿
通前の斜視図、(B)は電線挿通時の斜視図である。
【図4】 布線治具の配策用治具への取付状態を示す断
面図である。
【図5】 配策用治具をルーフライニングへセットした
状態の概略斜視図である。
【図6】 溶融樹脂の塗布状態を示す概略断面図であ
る。
【図7】 (A)(B)は従来例を示す図面である。
【図8】 従来の問題点を示す図面である。
【符号の説明】
1 ルーフハーネス 2 ルーフ・ボデイ 4A〜4D コネクタ 5 バニティーランプ 6 マップランプ 7 ルームランプ 8 ルーフライニング 11 ワイヤハーネス配策用治具 12 図板 12b〜12e 側壁 12f 樹脂注入穴 13 布線治具 14 弾性材 14d、14e 弾性片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のルーフ部に取り付けられるルー
    フライニングの室内側から見て裏面側の上面に、ルーフ
    ハーネスを部分的に絶縁樹脂により固着して、ルーフラ
    イニングにルーフハーネスを所定の配索形態で一体化す
    るために用いるワイヤハーネス配索用の治具であって、 図板上面にルーフハーネスの配線形態に沿って布線治具
    を立設していると共に該図板の外周部に布線治具の上端
    より少し高い側壁を立設し、上記布線治具は電線挿入枠
    の内周面より電線挿入時に押し開かれる弾性片が突出し
    た形状とし、かつ、上記図板には、少なくとも上記布線
    治具の立設位置に近接した位置に溶融樹脂の樹脂注入穴
    を設けていることを特徴とする自動車ルーフ部へのワイ
    ヤハーネス配索用の治具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のワイヤハーネス配索用
    の治具を用い、該治具の図板より突設した布線治具に電
    線を通してルーフハーネスを形成し、ついで、該治具を
    反転してルーフライニングのルーフハーネス取付面の所
    定位置に側壁の上端を当接させてセットし、ついで、治
    具の上面となった図板に開けている樹脂注入穴より溶融
    樹脂を注入してルーフハーネスをルーフライニングに部
    分的に樹脂固着して一体化させ、その後、治具を取り外
    している自動車ルーフ部のワイヤハーネス配索方法。
JP11151724A 1999-05-31 1999-05-31 自動車ルーフ部へのワイヤハーネス配索用の治具および該治具を用いた配索方法 Withdrawn JP2000335327A (ja)

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