JPH08249938A - フレキシブルフラットケーブル - Google Patents

フレキシブルフラットケーブル

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Publication number
JPH08249938A
JPH08249938A JP7079743A JP7974395A JPH08249938A JP H08249938 A JPH08249938 A JP H08249938A JP 7079743 A JP7079743 A JP 7079743A JP 7974395 A JP7974395 A JP 7974395A JP H08249938 A JPH08249938 A JP H08249938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductors
flat cable
flexible flat
distance
insulating sheets
Prior art date
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Pending
Application number
JP7079743A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Murano
廣昭 村野
Chihiro Nakagawa
千尋 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP7079743A priority Critical patent/JPH08249938A/ja
Publication of JPH08249938A publication Critical patent/JPH08249938A/ja
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  • Insulated Conductors (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 端末処理時の導体及び金属端子の位置ずれに
対処する。 【構成】 フレキシブルフラットケーブル11とフレキ
シブルフラットケーブル12は、導体21、22と導体
31、32の両面に絶縁シート23、24と絶縁シート
33、34がそれぞれ貼着され、絶縁シート23、24
と絶縁シート33、34がそれぞれ外形抜きされて形成
される。フレキシブルフラットケーブル11の端末部の
導体21、22同士の間隔d4を他部の間隔d3よりも広く
し、同様にフレキシブルフラットケーブル12の端末部
の導体31、32同士の間隔d6を他部の間隔d5よりも広
くする。端末処理時に、導体21、22、31、32や
金属端子が熱膨張したりして位置ずれが生じても、不必
要な接触を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の配線に使用さ
れ、特に導体の端末部に金属端子が溶着されるフレキシ
ブルフラットケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】フレキシブルフラットケーブルは複数本
の偏平導体の両面が絶縁シートにより貼着され、それら
の絶縁フィルムが外形抜きされることにより形成され
る。通常では、導体同士は所定の間隔を有するものとさ
れ、導体の両面に貼着される絶縁シートは極めて薄いも
のとされている。このようなフレキシブルフラットケー
ブルの端末部には、金属端子が接続されて端末処理が行
われ、多くの場合に金属端子が端末部に溶着されるか、
又は他のフレキシブルフラットケーブルの導体が溶着さ
れる。
【0003】例えば、図3の部分平面図に示すように、
一方のフレキシブルフラットケーブル1では2本の導体
2、3が間隔d1を有して抜き加工され、両面に絶縁シー
ト4、5が貼着されて外形抜きされている。このフレキ
シブルフラットケーブル1に接続される他方のフレキシ
ブルフラットケーブル6も、2本の導体7、8が間隔d2
を有して抜き加工され、両面に絶縁シート9、10が貼
着されて外形抜きされている。端末処理に際しては、フ
レキシブルフラットケーブル1の導体2、3とフレキシ
ブルフラットケーブル6の導体7、8がそれぞれ重合さ
れ、この重合部が図示しない溶接機を用いて溶接され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来例では、導体2、3、7、8と絶縁シート4、5、
9、10の熱膨張率が異なるため、それらが溶接等によ
り加熱された際に、絶縁シート4、5、9、10が導体
2、3、7、8よりも大きく膨張し、導体同士の間隔d
1、d2が例えば1mm程度である場合には、導体2、3
同士及び導体7、8同士が接触してしまう虞れがある。
【0005】また、間隔d1及び間隔d2が1〜3mmとさ
れた場合でも、絶縁フィルム4、5、9、10の外形抜
きの誤りにより導体2、3及び導体7、8が偏在した
り、絶縁フィルム4、5及び絶縁フィルム9、10の幅
が狭くなったり、導体2、3及び導体7、8の先端同士
が接近或いは離間又は平行移動したりして、接続する必
要のない導体2、3、7、8同士が接触してしまうとい
う問題点がある。
【0006】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、端末処理の際に導体及び金属端子の位置ずれにも対
処することができるフレキシブルフラットケーブルを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るフレキシブルフラットケーブルは、複数
本の偏平導体の両面に絶縁シートを貼着して外形抜きし
たフレキシブルフラットケーブルにおいて、端末部にお
ける前記導体同士の間隔を中間部の間隔よりも広くした
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】上述の構成を有するフレキシブルフラットケー
ブルでは、導体同士の端末部の間隔を他部の間隔よりも
広くしたため、端末部が加熱されて導体及び絶縁シート
が膨張しても、導体同士が接触する虞れがない。
【0009】
【実施例】本発明を図1、図2に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1は実施例の部分平面図であり、
第1のフレキシブルフラットケーブル11と第2のフレ
キシブルフラットケーブル12のそれぞれの端末部を対
向させた状態を示している。第1のフレキシブルフラッ
トケーブル11は、例えば2本の偏平導体21、22の
両面が絶縁シート23、24により貼着され、これらの
絶縁シート23、24が外形抜きされることにより形成
されている。導体21、22同士の中間部は間隔d3とさ
れ、端末部は間隔d4とされている。ここで、一方の導体
21の端末部は真直状とされ、他方の導体22の端末部
は導体21との間に間隔d3を有する近接部22aと、導
体21から離間するように弯曲する弯曲部22bと、導
体21との間に間隔d3よりも大きい間隔d4を有する離間
部22cとが設けられている。
【0010】同様に、第2のフレキシブルフラットケー
ブル12にも、第1のフレキシブルフラットケーブル1
1の導体21、22、絶縁シート23、24、近接部2
2a、弯曲部22b、離間部22cにそれぞれ対応する
導体31、32、絶縁シート33、34、間隔d5の近接
部31a、弯曲部31b、間隔d6の離間部31cが形成
されている。
【0011】このように形成されたフレキシブルフラッ
トケーブル11とフレキシブルフラットケーブル12を
接続する際には、導体21と導体31を重合すると共
に、導体22と導体32を重合し、これらの重合部を図
示しない溶接機により溶接する。
【0012】このとき、図2に示すように導体21、2
2、31、32のそれぞれの幅を6mmとし、絶縁シー
ト23、24及び絶縁シート33、34のそれぞれの端
部からの突出長を10mmとした場合に、導体21、2
2と導体31、32が傾いて重合され、一方の導体2
1、22の先端と他方の導体31、32との間に1mm
のずれが発生するためには、 tanθ=1/10となっ
て、傾きθは約5.7°となる。
【0013】換言すれば、同様な条件のフレキシブルフ
ラットケーブル11及びフレキシブルフラットケーブル
12のそれぞれの間隔d4及び間隔d6を間隔d3及び間隔d4
の1.1倍とし、かつフレキシブルフラットケーブル1
1及びフレキシブルフラットケーブル12を5.7°以
内の傾きで接続すれば、導体21、22、31、32の
中で接触する必要のない導体同士が接触することはな
い。
【0014】上述の寸法とした場合におけるフレキシブ
ルフラットケーブル11及びフレキシブルフラットケー
ブル12のそれぞれの端末部の導体21、22の間隔d4
及び導体31、32の間隔d6を、それぞれの端末部以外
の間隔d3及び間隔d5よりも1.1倍程度に広くすれば、
端末処理の際に導体21、22、31、32や金属端子
が熱膨張しても、導体21、22、31、32や金属端
子の不必要な接触を防止することができる。
【0015】このため、製造用機械系の誤差や位置ずれ
に対応することができると共に、溶接用電極の位置ずれ
や溶融による歪み、はみ出し等に対応することができ
る。また、端末部に図示しない絶縁シートを融着する際
に、導体21、22、31、32同士の不必要な接触を
防止することができる。
【0016】なお、上述した実施例では、フレキシブル
フラットケーブル11及びフレキシブルフラットケーブ
ル12のそれぞれの導体21、22及び導体31、32
が2本の場合について説明したが、それらが3本以上の
場合でも同様である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るフレキ
シブルフラットケーブルは、導体同士の端末部の間隔を
他部の間隔よりも広くしたため、端末処理の際に導体及
び金属端子が熱膨張や位置ずれをしても、接触する必要
のない導体や金属端子の接触を防止することができる。
また、製造の際や端末処理の際の或る程度の誤差も許容
されるため、製造作業や端末処理作業の能率を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の要部平面図である。
【図2】作用説明図である。
【図3】従来例の平面図である。
【符号の説明】
11、12 フレキシブルフラットケーブル 21、22、31、32 導体 23、24、33、34 絶縁シート d3〜d6 間隔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の偏平導体の両面に絶縁シートを
    貼着して外形抜きしたフレキシブルフラットケーブルに
    おいて、端末部における前記導体同士の間隔を中間部の
    間隔よりも広くしたことを特徴とするフレキシブルフラ
    ットケーブル。
  2. 【請求項2】 端末部の前記導体同士の間隔を前記中間
    部の間隔の1.1倍以上とした請求項1に記載のフレキ
    シブルフラットケーブル。
JP7079743A 1995-03-10 1995-03-10 フレキシブルフラットケーブル Pending JPH08249938A (ja)

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JP7079743A JPH08249938A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 フレキシブルフラットケーブル

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JPH08249938A true JPH08249938A (ja) 1996-09-27

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JP7079743A Pending JPH08249938A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 フレキシブルフラットケーブル

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