JP3232905B2 - 電極形成用マスク - Google Patents

電極形成用マスク

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JP3232905B2 JP21661094A JP21661094A JP3232905B2 JP 3232905 B2 JP3232905 B2 JP 3232905B2 JP 21661094 A JP21661094 A JP 21661094A JP 21661094 A JP21661094 A JP 21661094A JP 3232905 B2 JP3232905 B2 JP 3232905B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電極形成用マスクに関
し、詳しくは、チップ型素子に電極を形成する際に使用
される電極形成用マスクに関する。
【0002】
【従来の技術】チップ型素子に電極を形成するためのマ
スクとしては、例えば、図5に示すようなマスクが提案
されている(特開平3−180016号)。
【0003】このマスクは、2枚の重ね合わせ板51
a,51bから構成されており、チップ型素子52を位
置決め及び挾持するための凹部53を、重ね合わせ板5
1a,51bの対向面に設けるとともに、電極(外部電
極)56(図6)を形成するための開口部54を前記凹
部53に重なるようにして設けることにより形成されて
いる。
【0004】このマスクを用いてチップ型素子52に外
部電極56(図6)を形成する場合、2枚の重ね合わせ
板51a,51bの間の、前記凹部53により位置決め
される所定の位置にチップ型素子52を挾持し、ビス5
5により2枚の重ね合わせ板51a,51bを接合、固
定した後、スパッタリング法や蒸着法などのいわゆる乾
式メッキ法により、開口部54からチップ型素子52の
所定の位置に電極材料(外部電極)を付与する。そし
て、このようにして外部電極56が形成されたチップ型
素子52を所定の位置(例えば図6の線Aで示す位置)
でカットすることにより個々のチップ型電子部品52a
が切り出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のマ
スクを用いて、スパッタリング法や蒸着法などにより電
極を形成する場合、マスクの温度が上昇し、かつ、周辺
部が支持部材により冷却されるため、マスクに温度分布
が生じ、熱歪が発生して、図7に示すように、開口部5
4に挟まれた部分(すなわち、チップ型素子52と当接
して、所定の電極パターンを形成することを可能にする
ための部分(当接部))57が外側に盛り上がるように
湾曲して、該当接部57とチップ型素子52の間に隙間
Gが生じ、その結果、電極のにじみやぼけが発生して得
られるチップ型電子部品の特性が低下するという問題点
がある。
【0006】そこで、従来は、図8に示すように、U字
状の押圧治具58を用いて上下両面側から当接部57を
チップ型素子52に押圧することにより、当接部57と
チップ型素子52の間に隙間が生じないようにするとい
うような方策がとられているが、多連のマスクになる
と、一つの当接部ごとに一つずつ押圧治具を取り付ける
必要があり、作業効率が悪いばかりでなく、隙間が形成
されることを完全に防止することができないという問題
点がある。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、マスクの一部が浮き上がってマスクとチップ型素子
の間に隙間が形成されることを確実に防止し、所望のパ
ターンを有する電極を確実に形成することが可能な電極
形成用マスクを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電極形成用マスクは、チップ型素子に所定
のパターンの電極を形成するための電極形成用マスクに
おいて、チップ型素子をその両面側から挟み込む2枚の
重ね合わせ板から構成されており、少なくとも一方の重
ね合わせ板には、チップ型素子に形成すべき電極パター
ンに対応する形状を有する1以上の開口部が形成されて
いるとともに、前記重ね合わせ板のうち、前記開口部が
形成された重ね合わせ板の、チップ型素子と対向、接触
する部分(当接部)の両側に、該当接部と略平行にスリ
ットが形成されており、かつ、少なくとも、前記スリッ
トの長手方向と略直交する方向の端部から、該端部に最
も近いスリットに達する切込みが形成されていることを
特徴とする。
【0009】また、前記開口部が前記スリットを兼ねて
いることを特徴とする。
【0010】さらに、前記重ね合わせ板の互に対向する
面の少なくとも一方の面に、チップ型素子を位置決め及
び挾持するための凹部が形成され、かつ、重ね合わせた
ときに前記開口部が前記凹部と重なるように形成されて
いることを特徴とする。
【0011】さらに、対向する2枚の重ね合わせ板を結
合するための複数の結合部材の少なくとも一部に、各重
ね合わせ板が、互に対向する他方の重ね合わせ板に対し
て、前記スリットの長手方向に自由に伸長、収縮するこ
とを妨げない結合部材を用いたことを特徴とする。
【0012】さらに、前記少なくとも一部の結合部材
が、ばね力により、各重ね合わせ板を互に圧着するクリ
ップであることを特徴とする。
【0013】
【作用】開口部が形成された重ね合わせ板の、チップ型
素子と対向、接触する部分(当接部)の両側に、該当接
部と略平行にスリットが形成されているとともに、スリ
ットの長手方向と略直交する方向の端部から、該端部に
最も近いスリットに達する切込みが形成されており、当
接部への周囲からの干渉が少なくなっているため、例え
ば、帯状の当接部が、熱によって伸長(膨張)したり収
縮したりすることがほとんど妨げられなくなる。それゆ
え、前述の従来の電極形成用マスクにおいては防止する
ことができなかった、熱ストレスが加わったときに発生
する当接部の湾曲を確実に防止することができるように
なる。
【0014】したがって、マスクの一部が浮き上がっ
て、マスクとチップ型素子の間に隙間が形成されること
を確実に防止して、チップ型素子の所定の位置に所望の
パターンを有する電極を確実に形成することが可能にな
る。
【0015】また、前記開口部が前記スリットを兼ねる
ように構成することも可能であり、その場合、重ね合わ
せ板の構造を簡略化して小型化を図ることが可能にな
る。
【0016】さらに、前記重ね合わせ板の互に対向する
面の少なくとも一方の面に、位置決め用の凹部を形成す
るとともに、重ね合わせたときに凹部と重なるように開
口部を形成することにより、チップ型素子の位置決めを
容易かつ確実に行うことが可能になり、チップ型素子の
所定の位置に容易かつ確実に電極を形成することができ
るようになる。
【0017】また、2枚の重ね合わせ板を結合するため
の複数の結合部材の少なくとも一部として、各重ね合わ
せ板が、互に対向する他方の重ね合わせ板に対して、ス
リットの長手方向に自由に伸長、収縮することを妨げな
いような結合部材を用いることにより、当接部の自由な
伸長・収縮を確実に可能ならしめることができるように
なる。また、マスク全体のそりを防止することができる
ようになる。
【0018】さらに、前記少なくとも一部の結合部材と
して、ばね力により、各重ね合わせ板を互に圧着するク
リップを用いることにより、容易かつ確実に、当接部の
自由な伸長・収縮を確実に可能ならしめ、本発明をより
実効あらしめることが可能になる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例にかかる電極形成用マスク
を示す分解斜視図である。
【0020】この実施例の電極形成用マスクは、チップ
型素子に所定のパターンの電極(外部電極)を形成する
ための電極形成用マスクであって、図1に示すように、
チップ型素子2をその両面側から挟み込む2枚の重ね合
わせ板1a,1bから構成されており、各重ね合わせ板
1a,1bの対向面の所定の位置には、チップ型素子2
を位置決め及び挾持するための凹部3が形成され、か
つ、該凹部3と重なるように、チップ型素子2に形成す
べき電極パターンに対応する形状を有する開口部4が形
成されている。
【0021】なお、この実施例においては、開口部をス
リット状にしているため、各重ね合わせ板1a,1bに
それぞれ形成された2つの開口部4の間の帯状の部分が
チップ型素子2と当接する当接部7となっており、ま
た、開口部4が本発明の当接部7の両側のスリットを兼
ねている。
【0022】そして、重ね合わせ板1a,1bの開口部
(スリット)4の長手方向と略直交する方向の端部か
ら、各開口部(スリット)4に達する切込み11が形成
されている。なお、各重ね合わせ板1a,1bを重ね合
わせたときにマスク全体としての機械的な強度が低下す
ることを防止するために、各重ね合わせ板1a,1bを
重ね合わせたときに、重ね合わせ板1aに形成された切
込み11と、重ね合わせ板1bに形成されたの切込み1
1が互に離れた位置にくるように、切込み11の形成位
置が設定されている。
【0023】そして、各重ね合わせ板1a,1bは、そ
の一端側をビス5aを用いて固定するとともに、他端側
をばね力により2枚の重ね合わせ板1a,1bを互に圧
着するクリップ5bを用いて結合することにより、重ね
合わせ板1a,1b(の当接部7)が、互に対向する他
方の重ね合わせ板(1aまたは1b)に対して、開口部
(スリット)4の長手方向に自由に伸長、収縮(スライ
ド)することが可能な状態で、チップ型素子2を挾持す
ることができるように構成されている。
【0024】上記のように構成された電極形成用マスク
においては、重ね合わせ板1a,1bの当接部7の両側
に、該当接部7と略平行にスリットを兼ねる開口部4が
形成されているとともに、開口部(スリット)4の長手
方向と略直交する方向の端部から、開口部(スリット)
4に達する切込み11が形成されており、当接部7が周
囲からほとんど干渉されることがない。しかも、当接部
7が熱ストレスにより伸張した場合、図2に示すよう
に、クリップ5bにより結合された部分がスライドする
ため、帯状の当接部7が、周囲から干渉されずに確実に
伸張する。
【0025】したがって、当接部7に熱ストレスが加わ
ったときに当接部7が湾曲し、チップ型素子2の間に隙
間が形成されたり、マスク全体にそりが生じたりするこ
とを確実に防止して、チップ型素子2の所定の位置に、
ぼけやにじみのない所望のパターンを有する電極を確実
に形成することができる。
【0026】なお、上記実施例では、開口部4がスリッ
トを兼ねている場合について説明したが、例えば、図3
に示すように、開口部4とスリット14とを別に形成し
た場合にも、同様の効果を得ることが可能である。ま
た、開口部がスリット状ではなく、素子個々に対応して
形成されている場合にも同様の効果を得ることができ
る。なお、図3において、図1と同一の符号を付した部
分は、図1の電極形成用マスクと同一または相当部分を
示している。
【0027】また、図4は、本発明のさらに他の実施例
を示す図である。この実施例の電極形成用マスクは、チ
ップ型素子(図示せず)をその両面側から挟み込む2枚
の重ね合わせ板21a,21bから構成されており、各
重ね合わせ板21a,21bの対向面の所定の位置に
は、チップ型素子を位置決め及び挾持するための凹部
(図示せず)が複数形成され、かつ、該凹部と重なるよ
うに、チップ型素子に形成すべき電極パターンに対応す
る形状を有する複数の開口部24が形成されている。な
お、この実施例の電極形成用マスクにおいては、例え
ば、2列×25連の合計50個の開口部24が形成され
ているが、図4ではその一部のみを示している。
【0028】また、この実施例の電極形成用マスクにお
いても、各重ね合わせ板21a,21bにそれぞれ形成
された2つの開口部24の間の帯状の部分がチップ型素
子と当接する当接部27となっており、また、開口部2
4が本発明の当接部27の両側のスリットを兼ねてい
る。
【0029】そして、この実施例の電極形成用マスクに
おいては、開口部(スリット)24の長手方向と略直交
する方向の端部から、該端部に最も近い開口部(スリッ
ト)24(24a)に達する切込み31が形成されてい
る。
【0030】そして、各重ね合わせ板21a,21b
は、その中央部がビス25aにより固定され、両端部が
クリップ25bによってスライド可能に結合されてい
る。
【0031】この実施例の電極形成用マスクにおいて
も、上記のように、重ね合わせ板21a,21bの所定
の位置に、開口部24を兼ねるスリットが形成されてい
るとともに、開口部(スリット)24の長手方向と略直
交する方向の端部から、該端部に最も近い開口部(スリ
ット)24(24a)に達する切込み31が形成されて
おり、かつ、各当接部27の両端側には開口部(スリッ
ト)27が形成されているので、当接部27が周囲から
干渉されることが少なく、かつ、当接部27が熱ストレ
スにより伸張した場合、クリップ25bにより結合され
た部分がスライドするため、帯状の当接部27が、周囲
から干渉されずに確実に伸張する。
【0032】したがって、当接部27に熱ストレスが加
わったときに当接部27が湾曲し、チップ型素子2の間
に隙間が形成されたり、マスク全体にそりが生じたりす
ることを確実に防止して、チップ型素子2の所定の位置
に、ぼけやにじみのない所望のパターンを有する電極を
確実に形成することができる。
【0033】なお、上記実施例では、2枚の重ね合わせ
板の両方に開口部が形成されている電極形成用マスクを
例にとって説明したが、いずれか一方の重ね合わせ板に
のみ開口部が形成されているような電極形成用マスクに
も本発明を適用することが可能であり、その場合にも、
上記実施例と同様の効果を得ることが可能である。
【0034】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、重ね合わせ板の細部の構造や形状、開口
部の形状(すなわちチップ型素子に形成すべき電極の形
状)及び配設数、スリットを開口部と兼用させるか否
か、当接部の形状、チップ型素子の位置決め用の凹部の
有無、2枚の重ね合わせ板を結合する結合部材(クラン
プなど)の種類、切込みの形成位置などに関し、発明の
要旨の範囲内において、種々の応用、変形を加えること
が可能である。また、本発明の電極形成用マスクは外部
電極を形成する場合に限らず、回路導体や他の電極を形
成するような場合にも適用することが可能である。
【0035】
【発明の効果】上述のように、本発明の電極形成用マス
クは、開口部が形成された重ね合わせ板の、チップ型素
子との当接部の両側に、該当接部と略平行にスリットを
形成するとともに、前記スリットの長手方向と略直交す
る方向の端部から、該端部に最も近いスリットに達する
切込みを形成するようにしているので、従来の電極形成
用マスクにおいては防止することができなかった、熱ス
トレスが加わったときに発生する当接部の湾曲を確実に
防止することができる。
【0036】したがって、マスクの一部が浮き上がっ
て、マスクとチップ型素子の間に隙間が形成されること
を確実に防止して、チップ型素子の所定の位置に所望の
パターンを有する電極を確実に形成することができる。
【0037】また、開口部が前記スリットを兼ねるよう
に構成することも可能であり、その場合、重ね合わせ板
の構造を簡略化して小型化を図ることができる。
【0038】さらに、重ね合わせ板の互に対向する面の
少なくとも一方の面に、位置決め用の凹部を形成すると
ともに、重ね合わせたときに凹部と重なるように開口部
を形成することにより、チップ型素子の位置決めを確実
に行うことが可能になり、チップ型素子の所定の位置に
容易かつ確実に電極を形成することができる。
【0039】また、2枚の重ね合わせ板を結合するため
の複数の結合部材の少なくとも一部として、各重ね合わ
せ板が、互に対向する他方の重ね合わせ板に対して、ス
リットの長手方向に自由に伸長、収縮することを妨げな
いような結合部材を用いることにより、当接部の自由な
伸長・収縮を確実に可能ならしめることができるように
なる。また、マスクのそりなどの変形を防止することが
できるため、繰返して使用することが可能になる。
【0040】さらに、前記少なくとも一部の結合部材と
して、ばね力により、各重ね合わせ板を互に圧着するク
リップを用いることにより、容易かつ確実に、当接部の
自由な伸長・収縮を確実に可能ならしめ、本発明をより
実効あらしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる電極形成用マスクを
示す分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例にかかる電極形成用マスクを
構成する重ね合わせ板の、クリップにより結合された部
分がスライドした状態を示す側面図である。
【図3】本発明の他の実施例にかかる電極形成用マスク
を示す平面図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例にかかる電極形成用
マスクを示す斜視図である。
【図5】従来の電極形成用マスクを示す分解斜視図であ
る。
【図6】所定の位置に電極が形成されたチップ型素子を
示す斜視図である。
【図7】従来の電極形成用マスクにおいて当接部が湾曲
してマスクとチップ型素子の間に隙間が形成された状態
を示す図である。
【図8】従来の電極形成用マスクにおいて、U字状の押
圧治具を用いて上下両面側から当接部を押圧した状態を
示す図である。
【符号の説明】
1a,1b,21a,21b 重ね合わせ板 2 チップ型素子 3 凹部 4,24 開口部 5a,25a ビス 5b,25b クリップ 7,27 当接部 11,31 切込み

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ型素子に所定のパターンの電極を
    形成するための電極形成用マスクにおいて、 チップ型素子をその両面側から挟み込む2枚の重ね合わ
    せ板から構成されており、 少なくとも一方の重ね合わせ板には、チップ型素子に形
    成すべき電極パターンに対応する形状を有する1以上の
    開口部が形成されているとともに、 前記重ね合わせ板のうち、前記開口部が形成された重ね
    合わせ板の、チップ型素子と対向、接触する部分(当接
    部)の両側に、該当接部と略平行にスリットが形成され
    ており、かつ、 少なくとも、前記スリットの長手方向と略直交する方向
    の端部から、該端部に最も近いスリットに達する切込み
    が形成されていることを特徴とする電極形成用マスク。
  2. 【請求項2】 前記開口部が前記スリットを兼ねている
    ことを特徴とする請求項1記載の電極形成用マスク。
  3. 【請求項3】 前記重ね合わせ板の互に対向する面の少
    なくとも一方の面に、チップ型素子を位置決め及び挾持
    するための凹部が形成され、かつ、重ね合わせたときに
    前記開口部が前記凹部と重なるように形成されているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の電極形成用マス
    ク。
  4. 【請求項4】 対向する2枚の重ね合わせ板を結合する
    ための複数の結合部材の少なくとも一部に、各重ね合わ
    せ板が、互に対向する他方の重ね合わせ板に対して、前
    記スリットの長手方向に自由に伸長、収縮することを妨
    げない結合部材を用いたことを特徴とする請求項1,2
    または3記載の電極形成用マスク。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも一部の結合部材が、ばね
    力により、各重ね合わせ板を互に圧着するクリップであ
    ることを特徴とする請求項4記載の電極形成用マスク。
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US6322902B1 (en) 1998-01-28 2001-11-27 Komatsu Ltd. Sliding contact material, sliding contact element and producing method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6322902B1 (en) 1998-01-28 2001-11-27 Komatsu Ltd. Sliding contact material, sliding contact element and producing method
US6428744B1 (en) 1998-01-28 2002-08-06 Komatsu Ltd. Sliding contact material, sliding contact element and producing method

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