JPH0711483Y2 - チップ部品の接続固定装置 - Google Patents

チップ部品の接続固定装置

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JPH0711483Y2
JPH0711483Y2 JP1989142693U JP14269389U JPH0711483Y2 JP H0711483 Y2 JPH0711483 Y2 JP H0711483Y2 JP 1989142693 U JP1989142693 U JP 1989142693U JP 14269389 U JP14269389 U JP 14269389U JP H0711483 Y2 JPH0711483 Y2 JP H0711483Y2
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JP
Japan
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hole
chip
chip component
piece
hook
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JPH0381675U (ja
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恒助 高野
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T AN T KK
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はチップ部品の接続固定装置に係り、さらに詳
しくはチップダイオードなどの電気的チップ部品を他の
導体にハンダ付けすることなく圧接させることで確実に
接続して取着する装置に関する。
[従来の技術」 この種のチップ部品の接続固定装置としては従来例えば
実開昭58−12971号公報に記載されているものがある。
この従来の技術はチップ部片の電気的被膜に直接に弾接
する通電金具を前記部片の両端に弾力的に嵌着するとと
もに、前記通電金具を介して前記チップ部片を印刷基板
の所要個所にハンダ付けして実装するようにしたことを
特徴とするチップ素子の取付金具である。
[考案が解決しようとする課題] 前記した従来の技術はチップ部片の電気的被膜部に挟持
した通電金具を介して印刷基板の導電パターンにチップ
の部片をハンダ付けして接続固定するものであるので、
ハンダ付けという高温加熱工程が必要であり、熱に弱い
チップ部片には採用できず、接続作業の自動化もし辛い
し、ハンダ付け位置は位置決め治具を用いないと正確に
は定まらず、ハンダ付不良による誤接事故も起きかねな
い。
また印刷基板の面上にチップ部片が載置固定された状態
で使用されるため、基板上にチップ部品が出しゃばって
突出状態にあるので、機器の扁平化が阻害されるし、チ
ップ部片の下面が基板に密着しているため、通気が悪く
放熱不良による事故も生じ易いという問題点があった。
この考案は前記した各問題点を除去するために、ハンダ
付けを行なうことなくチップ部品をその電極片により絶
縁基体の孔(穴)に対向配置した小幅導電板の対向折曲
片間にきつく圧入することで接続固定すると共に、基体
の面上からチップ部品を突出させないようにすることと
放熱を良くすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記したこの考案の目的は、プラスチック成形した絶縁
基体に孔(穴)を形成するとともに、この孔(穴)を挟
んで前記絶縁基体上に配置された対をなす小幅導電板の
対向辺に前記孔(穴)の対向縁に沿う折曲片を形成して
これらの折曲片を上記対向縁に沿わせて対向配置し、か
つ前記の孔(穴)に沿わせて少くとも1個の鉤状弾片と
弾片逃がし溝とを形成し、また前記各折曲片間に前記鉤
状弾片を経てチップダイオードなどのチップ部品をその
一対の電極片の外面できつく圧入することで、これら電
極片を前記小幅導電板に電気的に接続して取付けること
で達成される。
また、前記孔(穴)の下部にチップ部品に対するストッ
パ部を突設してもよい。
[作用] チップ部品をその電極片により絶縁基体の孔(穴)に対
向配置した小幅導電板の対向折曲片間にきつく圧入する
ことで接続固定することができ、ハンダ付けが不要とな
ると共に、孔(穴)内にチップ部品を実装したことで基
体全体としての扁平化が可能である。
またチップ部品の下部は大気中にさらされているので通
気性がよく、したがって放熱が良好である。
そしてチップ部品は絶縁基体の孔(穴)に挿入するに当
り、先ずチップ部品の側縁で鉤状弾片がその弾力に抗し
て外側つまり弾片逃がし溝bに向かってしなり、チップ
部品の上縁が鉤状弾片の鉤部から外れるとこの鉤状弾片
がその弾力でパチンと復帰し、上記鉤部でチップ部品の
上縁を押さえ込んで係止することができる。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
先ずこの考案の基本構成は第1図、第2図に示すよう
に、プラスチック成形した絶縁基体1に第1図および第
4図に示すような孔(穴)2を形成するとともに、この
孔(穴)2を挟んで前記絶縁基体1に第2図および第5
図に示すように銅や真鍮などの良導体金属帯板で作った
小幅導電板3,3を第2図および第5図に示すように配置
する。
すなわち前記孔(穴)2の対向縁2a,2aに沿う折曲片4,4
を予じめ小幅導電板3,3に形成してこれらの折曲片4,4を
上記対向縁2a,2aに沿わせて第2図および第5図に示す
ように対向配置する。
そして前記の孔(穴)2に沿わせて少くとも1個の鉤状
弾片aと弾片逃がし溝bとを第1図および第7図に示す
ように形成し、また前記各折曲片4,4間に第8図に示す
ように前記鉤状弾片aの弾力に抗して第1図、第4図に
示すようなチップダイオードなどのチップ部品5をその
一対の電極片6,6の外面で第3図および第6図に示すよ
うにきつく圧入することで、これら電極片6,6を前記小
幅導電板3,3に電気的に接続して上記チップ部品5を絶
縁基体1に鉤状弾片aの弾力復帰係止作用により第9図
に示すように取付けたものである。
なお前記の実施例では孔(穴)2の下部にチップ部品5
に対するストッパ部2bを突設した場合を示したが、この
ストッパ部2bは多数枚の絶縁基体1,1を積み重ねて用い
る場合などは不要となる。
なお第1図および第4図中符号1aで示す部分は小幅導電
板3を埋設するための浅溝であり、また4bで示すものは
折曲片4に形成した突部である。
そしてチップ部品5は絶縁基体1の孔(穴)2に挿入す
るに当り、先ずチップ部品5の側縁で鉤状弾片aが第8
図に示すようにその弾力に抗して外側つまり弾片逃がし
溝bに向かってしなり、チップ部品5の上縁が鉤状弾片
aの鉤部a′から外れるとこの鉤状弾片aがその弾力で
パチンと第9図に示すように復帰し、上記鉤部a′でチ
ップ部品5の上縁を押さえ込んで第3図に示すように係
止することができる。
なお前記鉤状弾片aは第2図に示すように1個だけ絶縁
基体1に突設して用いてもチップ部品5を係止できる。
第10図から第13図までの各図に示すものはそれぞれ前記
折曲片4の他の例を示すもので第10図および第12図に示
すものは折曲片4をく字形に折曲したものとその使用状
態の断面図である。
第11図および第13図に示すものは折曲片4の下縁から切
起し爪4aを設けたものであって、この切起し爪4aの有す
る若干の弾力で第13図に示すように、チップ部品5をそ
の電極片6,6の外面に弾接保持した例である。
なお上記第10図から第13図までに示す例においては前記
実施例と同一符号部分はそれぞれ同効部分を示すもので
ある。
また上記各実施例において、チップ部品5の周囲と孔2
との間に僅かでも間隙を設ければ通風性がより一層向上
し放熱性もよくなる。
[考案の効果] この考案は以上説明したように構成されているので、以
下に記載する効果を奏する。
請求項1のチップ部品の接続固定装置においては、チッ
プ部品5は絶縁基体1の孔(穴)2に挿入するに当り、
先ずチップ部品5の側縁で鉤状弾片aがその弾力に抗し
て外側つまり弾片逃がし溝bに向かってしなり、チップ
部品5の上縁が鉤状弾片aの鉤部a′から外れるとこの
鉤状弾片aがその弾力でパチンと復帰し、上記鉤部a′
でチップ部品5の上縁を押さえ込んで係止することがで
きる。
そしてチップ部品はその電極片により絶縁基体の孔
(穴)に対向配置した小幅導電板の対向折曲片間にきつ
く圧入することができ、電極片を小幅導電板に接続した
状態でチップ部品を絶縁基体にいわゆる「カセットポ
ン」式にワンタッチで取着できるので、電装製品の組立
性が格段に向上するとともに、組立の自動化が容易であ
る。
また特にこの考案ではチップ部品を基体の孔(穴)内に
実装したので、基体の表裏両面からチップ部品が出しゃ
ばらず機器の扁平化が計れるし、チップ部品の放熱も良
好になされる等の効果を有する。
請求項2によれば、絶縁基体1の孔(穴)2の下部にチ
ップ部品5に対するストッパ部2bつまり庇片があること
で、チップ部品5が係止されることになり、凹所の下方
に向けてチップ部品5が抜去することがなくなり、自動
装填の上下の位置決めが精確となるとともに、使用途上
においても安全である等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の1実施例を示すもので、第1図
は各部品要素を分離した状態の斜視図、第2図は絶縁基
体の孔(穴)に折曲片を対向配置した状態の斜視図、第
3図は同上にチップ部品を取付けた状態の斜視図、第4
図は各部品を分離した状態の断面図、第5図は絶縁基体
に折曲片を対向配置した状態の断面図、第6図は同上に
チップ部品を取付けた状態の断面図、第7図は第5図と
切断方向を異にした絶縁基体とチップ部品を分離した状
態の断面図、第8図は同上のチップ部品を取付け途中の
状態の断面図、第9図は同上を取付けた状態の断面図、
第10図および第11図はそれぞれ小幅導電板の折曲片の他
の例を示す斜視図、第12図および第13図は同じく折曲片
の他の例を示す絶縁基体にチップ部品を取付けた状態の
断面図である。 1…絶縁基体、4…折曲片、 2…孔(穴)、5…チップ部品 2a…対向縁、6…電極片 2b…ストッパ部、a…鉤状弾片 3…小幅導電板、b…弾片逃がし溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック成形した絶縁基体1に孔
    (穴)2を形成するとともに、この孔(穴)2を挟んで
    前記絶縁基体1に配置された小幅導電板3,3の対向辺に
    前記孔(穴)2の対向縁2a,2aに沿う折曲片4,4を形成し
    てこれらの折曲片4,4を上記対向縁2a,2aに沿わせて対向
    配置し、かつ前記の孔(穴)2に沿わせて少くとも1個
    の鉤状弾片aと弾片逃がし溝bとを形成し、また前記各
    折曲片4,4間に前記鉤状弾片aを経てチップダイオード
    などのチップ部品5をその一対の電極片6,6の外面でき
    つく圧入することで、これら電極片6,6を前記小幅導電
    板3,3に電気的に接続して取付けてなるチップ部品の接
    続固定装置。
  2. 【請求項2】孔(穴)2の下部にチップ部品5に対する
    ストッパ部2bを突設してなる請求項1記載のチップ部品
    の接続固定装置。
JP1989142693U 1989-12-08 1989-12-08 チップ部品の接続固定装置 Expired - Lifetime JPH0711483Y2 (ja)

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JPH0381675U JPH0381675U (ja) 1991-08-21
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