JPH08246696A - 立体駐車装置 - Google Patents

立体駐車装置

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Publication number
JPH08246696A
JPH08246696A JP14823093A JP14823093A JPH08246696A JP H08246696 A JPH08246696 A JP H08246696A JP 14823093 A JP14823093 A JP 14823093A JP 14823093 A JP14823093 A JP 14823093A JP H08246696 A JPH08246696 A JP H08246696A
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JP
Japan
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tray
time
columns
plane
laser beam
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Pending
Application number
JP14823093A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Shimizu
清 清水
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Daisei Kogyo Kk
Original Assignee
Daisei Kogyo Kk
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Publication date
Application filed by Daisei Kogyo Kk filed Critical Daisei Kogyo Kk
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Publication of JPH08246696A publication Critical patent/JPH08246696A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】機械構造をシンプルとする事と、現場基礎工事
を不要とする事で低コストと1日程度で据付及び撤去が
済む立体駐車装置を目的とする。 【構成】列の昇降は1台の駆動装置で作動される。4点
の吊下部材で各段のトレーは吊下げられる。横梁から出
入する4本のピンに乗る状態で自動レベル出しを行な
う。このトレー上に車が乗る駆動部付横移動パレットが
置かれ横移動する機能を持っている。又、4本の装置柱
下部に大きめの厚板をあてがい基礎コンクリートを構築
しない仮設基礎とする。地盤沈下により発生する傾きを
回転レーザービームにより絶対基準平面を作ってこれに
脚柱に設置された電動ジャッキを連動させ追従補正する
ことで水平を自己保持出来るのを特長とする立体駐車装
置。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0002】本発明は狭い土地及び建設工事現場での仮
設駐車場等の使用を目的とした立体駐車装置に関するも
のである。
【従来の技術】従来の立体駐車装置の自由入出庫式装置
は各パレットが単独となっており部品点数が多く、コス
ト的に高いものとなっている。比較的安いものは各段下
の車を出さないと入出庫出来ない等の欠点が有った。
又、従来の装置の基礎は次の方法により行なわれてい
る。まず設計図に基ずき装置投影面積の10%増程度の
面積で深さ約400m/mの堀削り)をする。次に堀削
した所にグリ石を敷設したあと、ランマー等の機械で上
から均等にたゝき平らにする。次にグリ石の上部になら
し用の捨コンを流し乾燥固化を待つ。乾燥固化後型枠と
鉄筋を組み生コンクリートを流しこむ。これを乾燥し固
化後上記枠を取外し整地することにより装置の基礎構築
を行なっている。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】装置の構造をシンプルなものにし、駆動系
を少なくする事で車1台当りのコストが低い装置を作る
目的とするが、上、下各段が単独でなく1つの駆動系で
連結されている事、チェーン及吊下部材は荷重条件の変
化及び季節の温度変化で長さが伸縮する弾性体である等
が原因で、各段共停止した時レール上面レベルが同時に
合わず横梁レール及隣間口レールに段差が生じてしまう
点に問題が有った。又、従来の基礎工事の方法には次の
点において問題を有している。二度による生コンの乾燥
固化養生時間、型枠取付、はずし、鉄筋組み、アンカー
ボルト設置、又、冬期凍結対策、降雨時のロスタイム等
を入れると2〜3週間必要となる問題点が有る。他に材
料費によるコスト高、産業廃棄物となる残土処理の問
題、仮設で使用した場合、移設後のコンクリート基礎は
同様に産業廃棄物処理が必要となる。一例として3層4
段、3間口の装置基礎の堀削後の産業廃棄物残土は8.
m・L×6.5m・w×0.4m・H×1.6(土の
比重)=34TONにもなる。
【課題を解決するための手段】
【0004】縦列の各段トレーのレベル出しを行なうの
にトレーが4点の吊下部材により吊下げられた状態で2
段速度での位置決めをしても作動をくりかえしたり、
又、負荷が変わるごとに4ヶ所の吊下部材の伸縮誤差、
停止までの加速度の変化により横梁上レールと台車が横
移動出来なくなる程の段差が生じて来る。これを解決す
るため、まずトレー上昇作動時、レベル出し停止位置よ
りやや高めの所で止め、大まかな位置決めを行なう。次
に横梁から4ヶ所のピンを出したあと、トレーを下降さ
せこれに乗せる事で自動レベル出しを実現した。基礎コ
ンクリートを構築せず駐車装置本体の4本柱毎に厚板を
地面にベタ置きする事で柱にかかる集中荷重を分散荷重
とする。この時当初、装置の水平は出ているが時間の経
過と共に地盤沈下が生じて来る。4本柱が均等にする沈
下は水平が保たれ問題を生じないが、図4のA部のごと
く厚板のそり具合、地表の地耐力差等で4本柱の沈下量
に差が生じると、装置が傾き始める。これが一度生じる
と加速度的に増加する。それゆえその装置全体を常時水
平に保つ必要がある。駐車装置上部中心に常時回転しな
がら、光学系で平行にしぼられたレーザービームを回転
しながら出すレーザー発振機と各4本柱上部に設置され
るレーザー受信機及びこの出力信号と連動する各柱下部
に取付けられ電動ジャッキとの組合せからなるレーザー
自己自動レベル保持システムを本装置に加える事で基礎
コンクリートを構築せずに常時安定して水平を保つ立体
駐車装置が実現した。
【実施例】
【0005】図1にて説明すると▲13▼トレーをA点
で停止させる。▲A▼点高さは▲15▼トレーレール▲
18▼横梁上レール経由して隣に乗移り出来るレベル精
度の出た▲B▼点より上部に位置しており正確な停止精
度を必要としない。次に左右の▲17▼横梁に設置され
ている▲12▼ロックピンが出きった事を確認後、吊下
部材張力がゼロになるまでトレーを下降させる。これに
より吊下部材に異状張力がかゝる事なく、又、吊下部材
が原因となる水平誤差が全くなくなる。▲12▼ロック
ピンは▲18▼トレー長穴の下部に差し込まれた状態と
なっている為トレーが下降し▲12▼ロックピンの上面
に▲18▼トレー長穴の上面が乗る時▲17▼横梁上レ
ールと▲15▼トレーレールのレベルが合う様あらかじ
め設定されている事によりレール乗移りの4ヶ所共自動
的にレベルが出せる機構が実現した。
【0006】図2、3、及び4にて説明すると、装置
本体は25m/m厚さの仮設基礎プレート上に乗って
いる。車は鋼板製斜路を使い駐車装置内に出入りす
る。鋼板製斜路は装置全体の沈下に対応出来るよう付
根がピン構造としている。1段目台車は各柱間四隅に有
る下部横梁を骨組とした鋼板製床に取付られたレール
に乗り横移動する。転倒防止ウェイトは仮設基礎プ
レート上にボルトでセットされ地震荷重が1.0として
も装置が転倒しない重量としている。この時電動ジャ
ッキ先端の球面受座付ジョイントは圧縮、及び反対側
では引張力に耐えられる構造となっている。装置本体の
垂直荷重は4本の装置柱から下部横梁電動ジャッ
キ球面受座付ジョイント、仮設基礎プレートを経て
分散荷重となり地盤に伝えられる。2本づつ4ヶ所に有
るガイドホイルは装置の上、下ガイド機能と共に地震
時の横方向荷重を受ける。レーザービーム発信機は4
台の受信機と共に最上段収容車屋根の上側にビームを
通す為▲11▼支持柱上部にセットされている。▲10
▼レーザービームは18m/mφ径で780NMの波長
よりなりレーザービーム発信機から常時300回転/
分の速さで回転して発射される為駐車装置上部にレーザ
ー平面が形成された状態が出来る。これを基準平面とす
る事で、各柱上部に有る受信機の下側への変動、すな
わち地面沈下による柱の下がりをとらえられる。この変
動量に見合った分を電動ジャッキのストロークを伸ば
してやる事でたえず装置の水平が保たれる。図4に示す
例のごとく▲A▼部柱だけが軟弱地盤の為傾いた時、
レーザービーム発信機及び受信機本体は▲11▼支持
柱に固定されている為、同時に傾くが▲10▼レーザー
ビーム平面は最大10°まで本体が傾いても水平を保持
出来る自動レベル保持構造を持っている。これにより▲
10▼レーザービーム平面は固定座の傾きに影響を受け
ず常時変わらない絶対基準平面を形成する。装置が傾斜
しても基準平面が変わらない故、受信機がレーザービ
ームをとらえる時沈下した柱は中心点より上側で、反対
側の柱は下側で感知する。装置を水平に戻すには上側で
感知した柱の電動ジャッキモーターのみ上昇方向に回
転させてやり受信機中心部にビームが感知した時電
動ジャッキモーターを停止させる。装置停止までの加速
が有る為、受信機の中心は点での感知デはなく4m/
m長さの中心部ビーム感知ゾーンとする。停止精度は±
2m/m。外部制御盤への出力は、0・5V信号を使
う。地震及び異状衝撃発生時はレーザービーム発信機
を一時停止させる。又、電動ジャッキストロークが伸
びきっても水平が出ない時異状発生信号を出す。
【発明の効果】
【0007】以上説明したごとく常時変わらぬ絶対平面
をレーザービームで作り、この平面に装置レベルを補正
追従させることで自己自動レベル保持機構を持ち、機械
構造がシンプルで低コストな立体駐車装置が実現した。
【図面の簡単な説明】
図1:トレー及び横梁との停止位置の図面である。 図2:本発明の立体駐車装置の図面である。 図3: 〃 〃 図4:レーザー基準レベル面、受信機、水平戻しジャッ
キ作動関連図面である。
【符号の説明】
1……電動ジャッキ 2……球面受座付ジ
ョイント 3……転倒防止ウェイト 4……仮設基礎プレ
ート 5……下部横梁 6……装置柱 7……鋼板製斜路 8……レーザービー
ム発信機 9……レーザービーム受信機 10……レーザービー
ム形成平面 11……支持柱 12……ロックピン 13……台車乗せ用トレー 14……吊下部材 15……トレーレール 16……車乗せ用台
車 17……横梁上レール 18……トレー長穴 19……ガイドホイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 【0001】他の車を外に移動させることなく任意の場
    所へ自由に入出庫できる、3層4段から2段までの昇降
    横行式駐車装置で、最上段、下段を除き車はトレー上に
    置かれたモーター付、横行台車に乗り収容される。各段
    トレーは4ヶ所でチェーン及び吊下部材を介し吊下げら
    れており昇降は1つの駆動装置で一列毎で行なわれる
    が、各列の停止位置決めを吊下部材に異状な力を加える
    事なしに、横梁上レールと精度良く水平出す事で隣列ど
    うし台車がスムーズに横移動出来る機構を持つのを特長
    とする立体駐車装置。
  2. 【請求項2】地盤の比較的良くない場所でもコンクリー
    ト打設等の基礎工事を必要とせず、短時間での設置を可
    能としたレーザービームによる自己自動レベル保持機構
    を持つ事を特長とする請求項1の立体駐車装置。
JP14823093A 1993-05-15 1993-05-15 立体駐車装置 Pending JPH08246696A (ja)

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JP14823093A JPH08246696A (ja) 1993-05-15 1993-05-15 立体駐車装置

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JP14823093A JPH08246696A (ja) 1993-05-15 1993-05-15 立体駐車装置

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JPH08246696A true JPH08246696A (ja) 1996-09-24

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JP14823093A Pending JPH08246696A (ja) 1993-05-15 1993-05-15 立体駐車装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112325806A (zh) * 2020-11-05 2021-02-05 湖南天桥利亨停车装备有限公司 梳齿交换机械式立体车库车位平行检测装置及其纠偏方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112325806A (zh) * 2020-11-05 2021-02-05 湖南天桥利亨停车装备有限公司 梳齿交换机械式立体车库车位平行检测装置及其纠偏方法

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