JP4210157B2 - ラーメン式橋梁の橋桁間を連結する方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路や鉄道などが立体的に交差する場合などに構築する橋梁において、交差する道路等を挟んで両側から構築してきた橋梁の橋桁間を連結桁で連結する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
都市部の道路、線路又は河川等の上空を跨いで新たに道路等を構築する場合に、従来から橋桁と橋脚の頭部を剛結合したラーメン式橋梁が架設されることがある。ラーメン式橋梁は、橋脚の頭部と橋桁を剛結合させるため橋脚の頭部をスリムにすることができるが、橋脚上に橋桁を載せるだけの桁橋に比べて高精度の架設作業が要求される。
ラーメン式橋梁の一般的な架設方法は、先端に細長い手延機を取り付けた橋桁を一方の側から送り出し架設する手延式架設法である。また、交差する道路を挟んだ両側に橋梁を構築し、最後にその橋桁間にクレーンで吊り上げた連結桁bを配置して連結する方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記した従来のラーメン式橋梁の橋桁間を連結する方法は、以下のような課題がある。
<イ>手延式架設方法は下から足場を組むことの難しい谷を渡すときにも利用できる実績の多い方法ではあるが、少しずつ橋桁を送り出していくため架設に時間がかかる。このため、交通量が多く、交通規制をし難い都市部の道路上に架設する場合には、長期にわたって交通渋滞などの問題を引き起こす要因となる。
<ロ>橋桁a間をクレーンで吊り上げた連結桁bで連結する方法は、一度に連結を行うことができる方法であり、手延式架設方法に比べて短時間で架設することができる。しかし、連結桁bが長くなればなるほど、ワイヤcで吊り上げた連結桁bはたわみが生じ、連結桁bの端面と橋桁aの端面を合わせるのが難しくなる。特にボルト接合する場合は、既設の橋桁aの端面と連結桁bの端面を正確に合わせなければボルトが挿入できず、接合が完了するまでに時間がかかる。
【0004】
【発明の目的】
本発明は上記したような従来の問題を解決するためになされたもので、短時間で連結作業が終了するラーメン式橋梁の橋桁間を連結する方法を提供することを目的とする。特に、架設する橋梁の下を通過する道路等の交通規制を短時間にできるラーメン式橋梁の橋桁間を連結する方法を提供することを目的とする。
また、容易かつ正確に橋桁の接合をおこなうことができるラーメン式橋梁の橋桁間を連結する方法を提供することを目的とする。
本発明は、これらの目的の少なくとも一つを達成するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本発明のラーメン式橋梁の橋桁間を連結する方法は、橋桁と橋脚の頭部を剛結合したラーメン式橋梁の橋桁間を連結する方法において、橋桁間を連結する連結桁を仮置きするための送出し側橋桁と、橋脚と橋桁が一体となって移動可能な出迎え側橋桁を構築し、前記送出し側橋桁の先端から突出した前記連結桁を、下方から昇降台付き搬送車で支持しながら前記出迎え側橋桁方向に送り出し、前記連結桁の長さよりも広い間隔を有する前記送出し側橋桁と前記出迎え側橋桁の間に、前記昇降台付き搬送車によって搬送した前記連結桁を配置し、対向する前記連結桁の端部と前記送出し側橋桁の端部を接合し、前記出迎え側橋桁を剛結合した橋脚と共に前記連結桁方向に移動させ、対向する前記連結桁の端部と前記出迎え側橋桁の端部を接合し、前記出迎え側橋桁は、前記連結桁の端部と前記出迎え側橋桁の端部を接合するまでは、橋桁に剛結合した橋脚と、橋桁を摺動可能に支承する仮設支持台によって支持する方法である。
また、橋桁と橋脚の頭部を剛結合したラーメン式橋梁の橋桁間を連結する方法において、橋桁間を連結する連結桁を仮置きするための送出し側橋桁と、橋脚と橋桁が一体となって移動可能な出迎え側橋桁を構築し、前記送出し側橋桁の先端から突出した前記連結桁を、下方から昇降台付き搬送車で支持しながら前記出迎え側橋桁方向に送り出し、前記連結桁の長さよりも広い間隔を有する前記送出し側橋桁と前記出迎え側橋桁の間に、前記昇降台付き搬送車によって搬送した前記連結桁を配置し、対向する前記連結桁の端部と前記送出し側橋桁の端部を接合し、前記出迎え側橋桁を剛結合した橋脚と共に前記連結桁方向に移動させ、対向する前記連結桁の端部と前記出迎え側橋桁の端部を接合し、前記連結桁と反対側に張り出した前記出迎え側橋桁の重量を調整することによって、前記連結桁の端部と前記出迎え側橋桁の端部を接合したときに、出迎え側橋桁に剛結合した橋脚の下部が連結桁と反対側の方向に移動することを防止することができる。
ここで、「対向する前記連結桁の端部と前記送出し側橋桁の端部を接合し、」でいうところの「接合」は、本接合の他に仮接合も含まれる。すなわち、この時点では仮接合をしておき、これ以降の作業と並行又は単独で本接合作業を行うことができる。また、最初から本接合の一部又は全部をおこなうことでこの時点での接合とすることもできる。この「接合」の定義については、「対向する前記連結桁の端部と前記出迎え側橋桁の端部を接合する、」においても同じである。また、前記出迎え側橋桁は、基礎構造物の上面で橋脚を摺動させることによって移動することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0007】
<イ>連結桁
本発明では、橋桁2と橋桁3の間を連結桁1によって一度に連結する。すなわち連結桁1は、橋桁間を連結する長さを有する橋桁である。例えば、交通量の多い道路の上空に架橋する場合に、出来るだけ道路の交通規制を少なくすることが望まれる。そこで、道路の幅員よりも広い連結桁1によって一度に連結することができれば、交通規制の時間を最小限に抑えることができる。
連結桁1は、鋼板や形鋼材を組み合わせるなどして所定の長さに製作する。工場などでブロック単位の桁部材を製作し、送出し側橋桁2の上まで運搬して複数の桁部材を接合することで連結桁1を製作することもできる。また、連結桁1を製作する際に、側壁11なども予め取り付けておけば、架設後にクレーン8などを使用して下から取り付ける手間を省くことができる。連結桁1は、後述する送出し側橋桁2上で製作することができるため、製作ヤードを別途確保する必要がない。
【0008】
<ロ>送出し側橋桁
送出し側橋桁2は、連結桁1を送り出す側に架設する橋桁である。送出し側橋桁2は連結桁1を製作する前に現地に架設する。
送出し側橋桁2は、杭などの基礎構造物上に設けた橋脚21上に設置する。橋脚21は、鋼製又は鉄筋コンクリート等によって構築する。
ラーメン式橋梁は、橋桁2と橋脚21の頭部を剛結合して構築する。送出し側橋桁2と橋脚21を結合した状態の実施例を図6に示す。橋梁の架設は立体交差部のためだけにおこなうこともでき、この場合は交差点へのアプローチ部となる送出し側橋桁2は斜路となる(図1参照)。
送出し側橋桁2の上面には、延伸方向に伸びる軌条71などを設けて連結桁1がスライド移動できるようにする。
【0009】
<ハ>出迎え側橋桁
出迎え側橋桁3は、連結桁1と送出し側橋桁2を接合した後に、連結桁1方向に移動する橋桁である。出迎え側橋桁3には少なくとも一本の橋脚31が剛結合されている。そして、橋桁3が移動するときには橋脚31も一緒に移動する。
橋脚31は杭などの基礎構造物33上に設置する外殻部312と、外殻部312から柱状に延伸する柱部311からなる(図4,5参照)。土留め6をして掘削した開削部の底盤から突出した杭などの基礎構造物33の上面に、摩擦抵抗の小さい低摩擦板34を介して外殻部312を設置する。ここで、低摩擦板34には四フッ化エチレン板、ステンレス板等が使用できる。低摩擦板34は基礎構造物33の上面だけでなく、外殻部312側にも取り付けるのが好ましい。外殻部312は移動後に内部に打設するコンクリート等の硬化材の型枠となる外周部312aと、硬化材を充填する前の橋桁3及び橋脚31の荷重を基礎構造物33に伝達するための梁部312bで構成することができる。外殻部312を設置した後は柱部311を所定の高さになるまで延伸する。ここで、外殻部312及び柱部311は、鋼板、形鋼材、鋼管などを使用して製作することができる。
橋脚31の頭部には出迎え側橋桁3を剛結合する。橋桁3は1本の橋脚31のみで安定して支持させることが難しいため、橋桁3の他の一端は仮設支持台32で支持する。なお、前述した橋脚31と同様の移動式の橋脚31をもう一本構築して支持させることもできる。
仮設支持台32は、橋桁の接合が完了して構造的に安定した後に撤去する一時的な支持台である。出迎え側橋桁3は、仮設支持台32上に摺動可能に支承させる。なお、出迎え側橋桁3に伴って移動可能な仮設支持台32を使用する場合は、橋桁3と架設支持台32の頭部は接合しておく。
【0010】
本発明では、出迎え側橋桁3と後方の既設橋桁5の間には間隔が開いており、送出し側橋桁2と連結桁1と出迎え側橋桁3を接合した時点では出迎え側橋桁3の後端は拘束されていない。このため、連結桁1に出迎え側橋桁3を接合したときに、出迎え側橋桁3に剛結合した橋脚31の頭部が連結桁1側に引き寄せられ、その反作用として橋脚31の下部が連結桁1と反対側の方向に移動するおそれがある。
そこで、仮設支持台32側に張り出した出迎え側橋桁3の桁長を長めにしたり、カウンターウエイトを置いたりして、連結桁1と反対側に張り出した出迎え側橋桁3の重量を大き目に調整しておく。このようにしておくことで、連結桁1の端部と出迎え側橋桁3の端部を接合したときに、出迎え側橋桁3の既設橋桁5側の張り出し部の重量が、連結桁1側に引き寄せられる力に対抗することになり、橋脚31の下部が連結桁1と反対側の方向に移動することを防止することができる。
【0011】
<ニ>昇降台付き搬送車
搬送車4は、連結桁1を支持して所定の位置まで搬送する台車である。搬送車4に備えた昇降台41は、連結桁1を持ち上げたり、降下させたりするときに使用する。
搬送車4は、連結桁1を所定の位置まで移動させるために自在に動くことができる公知の大型搬送車である。例えば、6軸48輪の油圧サスペンション装置によって路面への集中載荷を回避でき、方向転換などが自在に行える搬送車が使用できる。
【0012】
以下、図面を参照しながら本発明のラーメン式橋梁の橋桁間を連結する方法について説明する。
【0013】
<イ>連結桁の送り出し(図1,2)
橋脚21上に送出し側橋桁2を架設して、橋桁2の上面に軌条71を設ける。そして軌条71の上に連結桁1を製作する部材を搬入して組み立てる。連結桁1は、台車72を介して軌条71に配置されるようにしておく。
次に、自走式の台車72を駆動させることによって製作した連結桁1の先端を出迎え側橋桁3方向に送り出し、橋桁2の端部付近で待機している搬送車4の昇降台41に連結桁1の先端を載せる。昇降台41の頭部に連結桁1を固定し、搬送車4を出迎え側橋桁3方向に走行させる(図1参照)。
所定の長さまで連結桁1が送り出された時点で、2台目の搬送車4を連結桁1の下に潜り込ませて、2台の搬送車4,4で連結桁1を支持させる(図2参照)。連結桁1の長さによって搬送車4の数をさらに増やすこともできる。
【0014】
<ロ>送出し側橋桁と連結桁の接合(図3)
所定の位置に到達した時点で昇降台41を降下させることによって、連結桁1の高さを送出し側橋桁2の高さに合わせる(図6参照)。送出し側橋桁2の端部と、出迎え側橋桁3の端部の間隔は、連結桁1の長さよりも広くなっているため、容易に連結桁1を橋桁2,3間に配置することができる。連結桁1の長さにもよるが、例えば100mm程度の隙間が確保できるように橋桁2,3間の間隔を決めると連結桁1の挿入が迅速におこなえる。
連結桁1は、複数の搬送車4の昇降台41によって下から支持されているため、応力状態が架設完了後の状態に近く、連結桁1をほとんどたわませることなく搬送することができる。このため、送出し側橋桁2の端面に連結桁1の端面を容易に合わせることができる。そして、送出し側橋桁2の端面と連結桁1の端面が接触するように接合を行う。この時点での接合は、仮ボルトやパイロット孔を使用した仮接合であってもよい。本接合は、これ以降の作業と並行又は単独で行うことができる。仮接合及び本接合は、ボルトを所定の孔に挿入してボルト接合によって行うことができる。ボルト接合であれば、短時間に接合を終了することができる。なお、他の公知の接合方法を採用することもできる。
【0015】
<ハ>出迎え側橋桁との接合(図3,4)
送出し側橋桁2の端面と連結桁1の端面を接合した後に、出迎え側橋桁3を橋脚31と共に連結桁1の端面に向けて移動させる。
例えば、土留め6の腹起し61などに反力をとって油圧ジャッキ62等で外殻部312を押せば、基礎構造物33の上面で外殻部312の梁部312bが摺動して、橋脚31及び橋桁3が移動することができる。ここで、基礎構造物33の上面と梁部312bは低摩擦板34を介して接触しているため容易に摺動できる。また、外周部312aの下端と底板331の間に隙間を設けておけば、移動時の障害になることもない。
出迎え側橋桁3は、予め設けた隙間(例えば100mm程度)の分だけ移動させるだけなので、基礎構造物33上の移動で充分に対応できる。外殻部312を設置するときに後で移動させる分だけ予めずらして設置し、後で移動させることによって基礎構造物33の中央に据え付けるようにしておくのが好ましい。
出迎え側橋桁3を移動させた後に、出迎え側橋桁3の端面と連結桁1の端面をボルト接合する。そして、外殻部312の内部にはコンクリート等の硬化材を充填して橋脚31と基礎構造物33を一体化する。
出迎え側橋桁3の後方に間隔を開けて橋桁が架設されている場合(図1参照)は、クレーン8などを使用して既設橋桁5と出迎え側橋桁3の間を連結する。既設橋桁5と出迎え側橋桁3の間隔が狭ければ、クレーン8によって連結する橋桁を吊り上げたとしてもたわみが少なく、容易に接合することができる。
【0016】
【発明の効果】
本発明のラーメン式橋梁の橋桁間を連結する方法は、以上説明したようになるから次のような効果を得ることができる。
<イ>出迎え側橋桁が移動できるため、連結桁の長さよりも広い間隔を連結する橋桁間に確保しておくことができる。このため、連結桁の挿入が迅速に行え、短時間で連結作業が終了する。
<ロ>搬送車を使用して下から連結桁を支持することで、連結桁をほとんどたわませることなく搬送できる。このため、端面の位置合わせが容易で、連結桁と橋桁の接合を迅速におこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラーメン式橋梁の橋桁間を連結する方法の実施例の説明図。
【図2】連結桁を搬送車で送り出している状態を示した実施例の説明図。
【図3】出迎え側橋桁を連結桁側に移動させる状態を示した実施例の全体説明図。
【図4】出迎え側橋桁を連結桁側に移動させる状態を示した実施例の部分説明図。
【図5】基礎構造物の頭部に橋脚を配置した実施例の斜視図。
【図6】送出し側橋桁の高さに連結桁を合わせる状態を示した実施例の説明図。
【図7】従来のラーメン式橋梁の橋桁間を連結する方法の実施例の説明図。
【符号の説明】
1・・・連結桁
2・・・送出し側橋桁
3・・・出迎え側橋桁
31・・橋脚
32・・仮設支持台
33・・基礎構造物
4・・・搬送車
41・・昇降台

Claims (3)

  1. 橋桁と橋脚の頭部を剛結合したラーメン式橋梁の橋桁間を連結する方法において、
    橋桁間を連結する連結桁を仮置きするための送出し側橋桁と、橋脚と橋桁が一体となって移動可能な出迎え側橋桁を構築し、
    前記送出し側橋桁の先端から突出した前記連結桁を、下方から昇降台付き搬送車で支持しながら前記出迎え側橋桁方向に送り出し、
    前記連結桁の長さよりも広い間隔を有する前記送出し側橋桁と前記出迎え側橋桁の間に、前記昇降台付き搬送車によって搬送した前記連結桁を配置し、
    対向する前記連結桁の端部と前記送出し側橋桁の端部を接合し、
    前記出迎え側橋桁を剛結合した橋脚と共に前記連結桁方向に移動させ、
    対向する前記連結桁の端部と前記出迎え側橋桁の端部を接合
    前記出迎え側橋桁は、前記連結桁の端部と前記出迎え側橋桁の端部を接合するまでは、橋桁に剛結合した橋脚と、橋桁を摺動可能に支承する仮設支持台によって支持されることを特徴とする、
    ラーメン式橋梁の橋桁間を連結する方法。
  2. 橋桁と橋脚の頭部を剛結合したラーメン式橋梁の橋桁間を連結する方法において、
    橋桁間を連結する連結桁を仮置きするための送出し側橋桁と、橋脚と橋桁が一体となって移動可能な出迎え側橋桁を構築し、
    前記送出し側橋桁の先端から突出した前記連結桁を、下方から昇降台付き搬送車で支持しながら前記出迎え側橋桁方向に送り出し、
    前記連結桁の長さよりも広い間隔を有する前記送出し側橋桁と前記出迎え側橋桁の間に、前記昇降台付き搬送車によって搬送した前記連結桁を配置し、
    対向する前記連結桁の端部と前記送出し側橋桁の端部を接合し、
    前記出迎え側橋桁を剛結合した橋脚と共に前記連結桁方向に移動させ、
    対向する前記連結桁の端部と前記出迎え側橋桁の端部を接合し、
    前記連結桁と反対側に張り出した前記出迎え側橋桁の重量を調整することによって、前記連結桁の端部と前記出迎え側橋桁の端部を接合したときに、出迎え側橋桁に剛結合した橋脚の下部が連結桁と反対側の方向に移動することを防止したことを特徴とする、
    ラーメン式橋梁の橋桁間を連結する方法。
  3. 請求項1又は2のいずれか1項に記載したラーメン式橋梁の橋桁間を連結する方法において、
    前記出迎え側橋桁は、基礎構造物の上面で橋脚を摺動させることによって移動することを特徴とする、
    ラーメン式橋梁の橋桁間を連結する方法。
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