JPH08245149A - エレベータ乗降装置 - Google Patents

エレベータ乗降装置

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Publication number
JPH08245149A
JPH08245149A JP5025295A JP5025295A JPH08245149A JP H08245149 A JPH08245149 A JP H08245149A JP 5025295 A JP5025295 A JP 5025295A JP 5025295 A JP5025295 A JP 5025295A JP H08245149 A JPH08245149 A JP H08245149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elevator
floor surface
floor
guided vehicle
iron plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5025295A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeomi Miyafusa
武臣 宮房
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP5025295A priority Critical patent/JPH08245149A/ja
Publication of JPH08245149A publication Critical patent/JPH08245149A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロアの床面とエレベータの床面との間の段
差が大きくても、エレベータに無人搬送車が乗り降りで
きるようにする。 【構成】 エレベータの床面4がフロアの床面5よりも
高くなったことを検出するためのセンサ6,ミラー7
と、これとは反対の状態を検出するためのセンサ8,ミ
ラー9とを設け、フロアの床面5には鉄板11の左端を
エアーで持ち上げるための膨張チューブ13を設ける一
方、鉄板10の右端を持ち上げるためにモータ15とド
ラム16とドラム16に巻回されて鉄板10に結合され
たロープ17とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータ乗降装置に関
し、エレベータへの無人搬送車の乗降に用いて好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】無人搬送車を走行させるためには、エレ
ベータに乗せて昇降させることが必要になることがあ
る。無人搬送車のエレベータへの乗降を行えるようにす
るためには、以下の条件を満たさなければならない。ま
ず、ワークを乗せた無人搬送車の総重量が250kg以
内であること。次に、エレベータへ乗り入れる際の速度
が20m/分以上であること。そして、図3においてエ
レベータの床面1とフロアの床面2との隙間Gが30m
m以内であって、エレベータの床面1とフロアの床面2
との鉛直方向での段差がH=10mm以内であることが
必要になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、標準的なエ
レベータの鉛直方向での停止精度では段差がH=±15
mmになる。このため、図4(a)のようにエレベータ
の床面1がフロアの床面2よりも低い場合は問題ない
が、図4(b)のようにエレベータの床面1が高い場合
は衝撃吸収機能がないことから車輪3が破損したり制御
用のプリント板がずれて接触不良を生じたり、無人搬送
車に積載したワークが荷くずれを起こしたりする。
【0004】一方、エレベータの停止精度を向上させて
段差がH=±10mm以下にすればよいが、現在の技術
水準では困難である。
【0005】そこで本発明は、斯る課題を解決したエレ
ベータ乗降装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の本発明の構成は、エレベータが停止したときのエレベ
ータの床面とフロアの床面との段差を検出する検出手段
と、エレベータの床面及びフロアの床面とに夫々設けら
れたスロープ板と、夫々のスロープ板の対向する側を個
別に昇降可能に設けられるとともに検出手段の検出値に
基づいてエレベータ又はフロアの床面のうちの低い方の
スロープ板の対向側を持ち上げるように設定した昇降手
段とで構成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】エレベータが停止したときのエレベータとフロ
アとの床面の高さが一定値よりも大きいと、検出手段が
これを検出し、昇降手段がエレベータ又はフロアの床面
上のスロープ板の対向側を持ち上げる。これにより、エ
レベータとフロアとの床面の高さに段差がなくなり、無
人搬送車等をエレベータ内へ乗り入れたり出したりする
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
【0009】本発明によるエレベータ乗降装置の構成
を、図1に示す。図中、4はエレベータの床面、5はフ
ロアの床面である。図1(a)の下部ではフロアの床面
5上に検出手段としてのセンサ6が設けられる一方、セ
ンサ6と対向するエレベータの床面4の近傍の鉛直面に
はミラー7が設けられている。そして、図1(a)の上
部では逆にエレベータの床面4上にセンサ8が設けられ
る一方、フロアの床面5の近傍の鉛直面にミラー9が設
けられている。センサ6,ミラー7は図1(b)のよう
にエレベータの床面4がフロアの床面5よりも10mm
以上高くなった場合を検出するために設けられ、センサ
8,ミラー9はフロアの床面5がエレベータの床面4よ
りも10mm以上高くなった場合を検出するために設け
られる。センサ6,8は光を照射する発光素子と、ミラ
ー7,9で反射した光を受光する受光素子とで構成され
る。
【0010】エレベータの床面4とフロアの床面5とに
はそれぞれスロープ板としての鉄板10,11が設けら
れる。そして、鉄板10,11の上には無人搬送車を誘
導するための誘導線12が夫々貼着される。
【0011】エレベータが止まったときにエレベータの
床面4とフロアの床面5との間にできる段差をなくすた
めに、鉄板10,11の対向側を持ち上げるための昇降
手段が夫々設けられる。鉄板11の対向側を持ち上げる
ために、内部に空気を入れることで膨らむ膨張チューブ
13が鉄板11の対向側の鉄板11の下に設けられ、膨
張チューブ13に接続されたエアホース14が図示しな
い開閉弁を介してエアタンクに接続される。このほか、
膨張チューブ13には図示しない放圧弁が設けられる。
エレベータ内にエアホースを接続するのは困難なことか
ら、鉄板10の対向側を持ち上げるのに一対のモータ1
5が用いられる。即ち、夫々のモータ15の出力軸にド
ラム16が取り付けられ、ドラム16に巻回されたワイ
ヤ入りのロープ17の端部が鉄板10の対向側の隅部に
夫々結合されている。モータ15にはオンオフスイッチ
と逆転スイッチが設けられる。
【0012】このほか、エレベータ内に無人搬送車が存
在することを検出するための一対の光電スイッチ18が
設けられる。そして、無人搬送車が走行できるように鉄
板10,11の傾斜は2%以下となるように設定され
る。
【0013】次に、斯かるエレベータ乗降装置の作用を
説明する。無人搬送車をエレベータに乗せる際に、例え
ば図1(b)においてフロアの床面5の高さとエレベー
タの床面4の高さの差が10mm以内であれば無人搬送
車は容易に段差を乗り越えることができ、この場合は問
題はない。高さの差が10mm以上であって最大値の1
5mm以下の場合には、例えば図2(a)のようにエレ
ベータの床面4の方が高いと、センサ6から発射された
光がミラー7で反射して再びセンサ6にはいるため、エ
レベータの床面4の方が高いということが検出される。
この検出信号が図示しない開閉弁へ送られると、開閉弁
が開いてエアタンクからエアホースを介して膨張チュー
ブ13内へ空気が流れ、膨張チューブ13が膨張してふ
くらみ鉄板11の対向側が上昇する。このため、段差が
なくなり、無人搬送車19はフロアの床面5からエレベ
ータの床面4上へ移動することができる。一対の光電ス
イッチ18により無人搬送車の移動の完了が検出される
と、図示しない放圧弁が開いて膨張チューブ13内の空
気が抜けるとともに鉄板11の対向側が降下する。逆に
図2(b)のようにフロアの床面5の方が10〜15m
m高い場合には、同様にしてセンサ8とミラー9とがこ
れを検出し、検出信号がオンオフスイッチへ送られる。
すると、一対のモータ15が回転してドラム16がロー
プ17を巻き取り、鉄板10の対向側が上昇して段差が
なくなる。そして、前記と同様にして無人搬送車の移動
の完了が一対の光電スイッチ18によって検出される
と、逆転スイッチが動作してモータ15が逆転し、鉄板
10の対向側が下降する。従って、無人搬送車19が傾
いたままでエレベータが昇降し無人搬送車19上のワー
ク20が落下するようなことはない。エアを使うと応答
性が早いので、スピーディなシステム構築が可能にな
る。また、膨張チューブ上を無人搬送車が走行するの
で、多少段差があってもその段差による衝撃を緩和する
ことができる。
【0014】なお、本実施例は検出手段として光電スイ
ッチ式のものを用い、昇降手段としてエアとモータを用
いた構造のものを示したが、これらの構造に限定される
ものではなく、種々の構成のものが考えられる。また、
本実施例では無人搬送車がエレベータに乗り降りする場
合について述べたが、車輪を有する他の台車等であって
もよい。更に、段差の大きさが10mmまでは許容して
10〜15mmになるとこれを検出して昇降手段が動作
するようにしたが、ミラーの取付高さを変えたりするこ
とにより検出範囲を増減することができる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明に
よるエレベータ乗降装置によればエレベータの床面とフ
ロアの床面との段差が許容値以上に大きくても、スロー
プ板の対向側を持ち上げることによって段差をなくする
ので、無人搬送車等のエレベータへの乗降が容易に行え
る。また、段差をなくして無人搬送車等を低速度でエレ
ベータ内へ乗り入れることができることから、危険性が
少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエレベータ乗降装置に係り、
(a)は平面図、(b)は正面図。
【図2】本発明によるエレベータ乗降装置の作用説明
図。
【図3】エレベータの床面とフロアの床面との関係を示
す説明図。
【図4】フロアの床面からエレベータの床面へ無人搬送
車が移動するときの説明図。
【符号の説明】
4…エレベータの床面 5…フロアの床面 6,8…センサ 7,9…ミラー 10,11…鉄板 13…膨張チューブ 14…エアホース 15…モータ 16…ドラム 17…ロープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータが停止したときのエレベータ
    の床面とフロアの床面との段差を検出する検出手段と、
    エレベータの床面及びフロアの床面とに夫々設けられた
    スロープ板と、夫々のスロープ板の対向する側を個別に
    昇降可能に設けられるとともに検出手段の検出値に基づ
    いてエレベータ又はフロアの床面のうちの低い方のスロ
    ープ板の対向側を持ち上げるように設定した昇降手段と
    で構成したことを特徴とするエレベータ乗降装置。
JP5025295A 1995-03-10 1995-03-10 エレベータ乗降装置 Pending JPH08245149A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5025295A JPH08245149A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 エレベータ乗降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5025295A JPH08245149A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 エレベータ乗降装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08245149A true JPH08245149A (ja) 1996-09-24

Family

ID=12853798

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5025295A Pending JPH08245149A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 エレベータ乗降装置

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JP (1) JPH08245149A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103663051A (zh) * 2013-11-19 2014-03-26 中国矿业大学 一种柔性导向特种电梯承接与稳定装置及方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103663051A (zh) * 2013-11-19 2014-03-26 中国矿业大学 一种柔性导向特种电梯承接与稳定装置及方法

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