JPH0818646B2 - 走行クレーンの操作装置 - Google Patents

走行クレーンの操作装置

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JPH0818646B2
JPH0818646B2 JP12462788A JP12462788A JPH0818646B2 JP H0818646 B2 JPH0818646 B2 JP H0818646B2 JP 12462788 A JP12462788 A JP 12462788A JP 12462788 A JP12462788 A JP 12462788A JP H0818646 B2 JPH0818646 B2 JP H0818646B2
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crane
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switch
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和史 辻本
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Daifuku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動倉庫に於いて使用される入出庫用走行
クレーン、特に運転用搭乗部を持たない小型の走行クレ
ーンの操作装置で、主として保守点検作業時等にクレー
ンを手動運転する場合に使用される操作装置に関するも
のである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題) 前記のような走行クレーンは、地上側の主操作盤に設
定された条件に従って自動運転されるのが普通である
が、非常時や保守点検作業時に作業者がクレーンを手動
運転するための補助的な操作盤がクレーン自体に取り付
けられる場合がある。
このようなクレーン備えつけの操作盤には、地上の主
操作盤と同様に、クレーンの走行操作、昇降キャレッジ
の昇降操作、及びランニングフォーク等の荷移載手段の
操作等を行う操作釦等が設けられるが、前記のように運
転用搭乗部を持たない小型のクレーンでは、地上の操作
者が直接操作し得る位置に前記操作盤が取り付けられな
ければならない。
しかしながら、この種のクレーンは並列する棚間の狭
い通路内を走行するものであるから、前記操作盤はクレ
ーンの前後方向一端部、例えば後端部に取り付けられる
ことになり、当該操作盤を操作する操作者は当然クレー
ンの走行通路内で且つクレーンの後端部に接するような
位置に立つことになるから、係る状態でクレーンを自分
に接近する後退方向に走行させることは、仮にその走行
速度が低速に限定されるような状況であっても極めて危
険である。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記のような従来の問題点を解決し得る走行
クレーンの操作装置を提供することを目的とするもので
あって、その構成は、入出庫用走行クレーンの走行方向
一端部で、地上の操作者が直接操作し得る位置に設けら
れた操作盤と、インターロック解除操作スイッチとを有
し、前記操作盤は、前記走行クレーンの走行操作、昇降
キャレッジの昇降操作、荷移載手段の操作等を行うため
のもので、前記走行クレーンに対し取外し可能であっ
て、取り外して走行クレーンから適当距離離した状態で
の遠隔操作も可能であり、前記インターロック解除操作
スイッチは、前記操作盤をクレーンから外したときのみ
操作し得る位置で当該操作盤に取付けられ、このインタ
ーロック解除操作スイッチでインターロックを解除しな
い状態では当該操作盤でのクレーンの走行操作を不能に
するようになっている。
(発明の効果) 上記の本発明装置に於いては、保守点検作業等のため
にクレーンを手動運転する場合、操作者は当該クレーン
に取り付けられている操作盤に対面するように地上に立
って当該操作盤を操作するのであるが、操作盤がクレー
ンに取り付けられた状態では前記インターロック解除操
作スイッチを操作することは出来ないので、昇降キャレ
ッジを昇降させることと荷移載手段を駆動することは出
来ても、当該クレーンを前後に走行させることは、イン
ターロックが働いているので出来ない。
従ってクレーンを前後に走行させる必要がある場合に
は、前記操作盤をクレーンから取り外して前記インター
ロック解除操作スイッチを操作し、インターロックを解
除してクレーンを前後に走行駆動させることが出来る状
態に切り換える。そして操作者はクレーンから取り外さ
れた操作盤を持ち、当該クレーンから安全距離だけ離れ
た位置から操作盤を操作してクレーンの走行操作を含む
必要な操作を行うことが出来る。この場合には、仮にク
レーンを自分に接近する方向へ走行させても、操作者は
当該クレーンから安全距離だけ離れているので、クレー
ンの移動に伴って後退歩行することも簡単容易に行うこ
とが出来、安全である。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、クレーンを走行させる
必要のない状況では、操作盤をクレーンに取り付けたま
まで操作し得るので、一々操作盤を手で持っておかなけ
ればならない場合に比べて作業性が向上する。勿論、こ
のような状態ではクレーンを走行させることは出来ない
ので、安全性も確保出来る。そしてクレーンを走行させ
る必要のあるときは、必然的に操作盤をクレーンから外
して手で持つことになり、しかも操作者はクレーンから
安全距離だけ離れることが出来るので、操作者がクレー
ンに追従するように歩行しながらクレーンを走行させる
作業が極めて安全に行える。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説
明する。
第1図及び第2図に於いて、1は入出庫用走行クレー
ンであって、下部ガイドレール2に案内される下部フレ
ーム3と上部ガイドレール4に案内される上部フレーム
5とを前後一対の支柱6で連結一体化すると共に、両支
柱6間で昇降する昇降キャレッジ7上にランニングフォ
ーク等の荷移載手段8を設けた従来周知のものである。
9は前記下部フレーム3の後端部上に搭載した制御装
置であって、当該クレーン1の走行用駆動装置10、昇降
キャレッジ7の昇降駆動装置11、及び荷移載手段8の駆
動装置(図示省略)を制御するものであり、斜め後方上
方に面する操作パネル12を備えている。
この操作パネル12には、第3図に示すように手持ち可
能な大きさの操作盤13が取り外し可能に嵌合保持される
凹部14が形成されている。15は自動運転モードかた点検
モードに切り換えるキースイッチ、16は運転中に点灯す
る表示ランプ、17は非常停止用押し釦スイッチである。
前記操作盤13と制御装置9とは適当長さのコード18で
制御回路的に接続されており、当該コード18は、操作盤
13を凹部14から取り外すのに伴って凹部14内のコード孔
19から引き出すことが出来る。従って操作盤13を凹部14
に嵌合保持させるときには、コード18をコード孔19に挿
入する必要が生じるが、コード18の自動巻き取り装置を
操作パネル12の内側に設けておくことにより、コード18
の仕舞いを容易に行うことが出来る。勿論、超音波や光
線を利用して制御信号を制御装置9に伝達することが出
来るコードレス(ワイヤレス)タイプの操作盤を使用す
ることも可能である。
前記操作盤13には、走行クレーン1を前後に走行させ
るための操作釦20a,20b、昇降キャレッジ7を昇降させ
るための操作釦21a,21b、荷移載手段8を左右に進出移
動させるための操作釦22a,22b等が設けられており、更
にこの操作盤13を操作パネル12の凹部14に嵌合保持させ
たときに隠れてしまう側面13aにインターロック解除操
作スイッチ23が取り付けられている。
前記制御装置9は、操作盤13上の各操作釦20a〜22bの
操作に応じて対応する各駆動装置を制御するものである
が、前記インターロック解除操作スイッチ23によってイ
ンターロックが解除されない限り、走行操作釦20a,20b
で走行駆動装置10を制御することが出来ないようにする
インターロック機能を備えている。従って、走行操作釦
20a,20bで走行駆動装置10を制御するためには、前記イ
ンターロック解除操作スイッチ23を操作してインターロ
ックを解除しなければならない。又、前記キースイッチ
15は、図示省略している地上側の主操作盤に使用される
主キースイッチのキーによって切り換え操作されるもの
であり、従って走行クレーン1を地上側の主操作盤と前
記操作盤13の両方から同時に運転操作することは不可能
である。
然して第4図のフローチャートに示すように、前記キ
ースイッチ15を所定のキーにより自動運転モードから点
検モードに切り換えると、昇降駆動回路及び荷移載手段
(ランニングフォーク)8の駆動回路が共にオンされる
ので、第1図に示すように走行クレーン1の制御装置9
の直後で地上に立つ操作者OPが操作パネル12上の操作盤
13の操作釦21a〜22bを操作して、昇降駆動装置11と荷移
載手段8の駆動装置とを任意に制御し、以て昇降キャレ
ッジ7と荷移載手段8とを任意に駆動することが出来
る。
走行クレーン1を走行させる必要があるときは、第2
図に示すように操作盤13を操作パネル12から取り外して
安全距離だけクレーン1から離れた位置で当該操作盤13
を持った状態で、インターロック解除操作スイッチ23を
操作してインターロックを解除する。この結果、第4図
に示すように走行駆動回路もオンされるので、操作釦20
a,20bにより走行駆動装置10を制御して走行クレーン1
を前後任意の方向に走行させることが出来る。勿論この
場合にはクレーン1は低速でのみ走行可能である。又、
このようにクレーン1を走行させるために操作盤13を取
り外した状態でも、操作釦21a〜22bを操作して昇降キャ
レッジ7や荷移載手段8を駆動し得ることは勿論であ
る。
尚、作業終了後は、インターロック解除操作スイッチ
23を初期状態、即ちインターロックが働く初期状態に戻
してから、操作盤13を操作パネル12の凹部14内に嵌合保
持させるのであるが、インターロック解除操作スイッチ
23として、当該スイッチ23を操作している指先を離せば
初期状態に自動的に復帰するタイプのスイッチを使用す
れば、インターロック解除操作スイッチ23を初期状態に
戻す操作が省けることになる。又、インターロック解除
操作スイッチ23を1回操作すればインターロックが解除
され、キースイッチ15を元の自動運転モードに切り換え
れば自動的にインターロックが働くように回路的に構成
することも出来る。
前記キースイッチ15を自動運転モードに切り換えてキ
ーを抜き、当該キーで地上側の主操作盤の主キースイッ
チを自動運転モードにセットすることにより、走行クレ
ーン1を地上側の主操作盤に設定した条件で自動運転す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は操作盤をクレーン側にセットした状態で手動運
転している状態を示す全体の側面図、第2図は操作盤を
引き出して手動運転している状態を示す要部の側面図、
第3図は操作盤と操作パネルとを示す斜視図、第4図は
制御手順を説明するフローチャートである。 1……入出庫用走行クレーン、7……昇降キャレッジ、
8……ランニングフォーク等の荷移載手段、9……制御
装置、12……操作パネル、13……操作盤、14……凹部、
18……コード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入出庫用走行クレーンの走行方向一端部
    で、地上の操作者が直接操作し得る位置に設けられた操
    作盤と、インターロック解除操作スイッチとを有し、 前記操作盤は、前記走行クレーンの走行操作、昇降キャ
    レッジの昇降操作、荷移載手段の操作等を行うためもの
    で、前記走行クレーンに対し取外し可能であって、取り
    外して走行クレーンから適当距離離した状態での遠隔操
    作も可能であり、 前記インターロック解除操作スイッチは、前記操作盤を
    クレーンから外したときのみ操作し得る位置で当該操作
    盤に取付けられ、このインターロック解除操作スイッチ
    でインターロックを解除しない状態では当該操作盤での
    クレーンの走行操作を不能にする 走行クレーンの操作装置。
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