JPH07215419A - スタッカクレーンにおける走行および昇降制御方法 - Google Patents

スタッカクレーンにおける走行および昇降制御方法

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JPH07215419A
JPH07215419A JP930694A JP930694A JPH07215419A JP H07215419 A JPH07215419 A JP H07215419A JP 930694 A JP930694 A JP 930694A JP 930694 A JP930694 A JP 930694A JP H07215419 A JPH07215419 A JP H07215419A
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traveling
rail
speed
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Mitsuo Sawada
光男 澤田
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Komatsu Forklift KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 レール1に沿って走行する台車2と、台車2
上部に立設したガイド柱3に沿って昇降自在となるキャ
リッジ4とを設けたスタッカクレーンにおいて、台車2
に当該台車2とレール1の両端部との距離を検出する走
行用距離検出センサ21を、キャリッジ4に当該キャリ
ッジ4とガイド柱3の上下両端部との距離を検出する昇
降用距離検出センサ23をそれぞれ設け、CPU7にお
いて、検出した台車2とレール1の両端部との距離と台
車2の走行速度とから該台車2の走行の減速制御すると
共に、検出したキャリッジ4とガイド柱3の上下両端部
との距離とキャリッジ4の昇降速度とからキャリッジ4
の昇降の減速制御する。 【効果】 レールにおける台車走行部の隣部やガイド柱
におけるキャリッジ昇降部の隣部に台車やキャリッジの
位置を検出するためのプレート等の部品を設けるのをな
くすことで、台車の走行移動あるいはキャリッジの昇降
移動を良好にかつ安全に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動倉庫のスタッカク
レーンにおける走行および昇降制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動倉庫のスタッカクレーンは、
図1に示すように、床面上に左右方向に敷設されたレー
ル1に沿って走行する台車2が設けられ、該台車2の上
部に左右一対のガイド柱3が立設され、該ガイド柱3に
沿って昇降動自在となり荷を載置可能とするキャリッジ
4が設けられ、該キャリッジ4が昇降装置5により巻き
取り・繰り出しされるリフトチェーン6によって昇降動
されるようになっていると共に、前記台車2の走行移動
とキャリッジ4の昇降移動とを制御するCPU7が設け
られていた。
【0003】一方、自動倉庫は前記スタッカクレーンの
走行部分に沿ってラックが備えられており、該ラックは
スタッカクレーンの走行方向と上下方向にわたって棚部
が複数設けられていた。そして、前記スタッカクレーン
においては、前記キャリッジ4上に荷が載置されて前記
台車2の走行移動とキャリッジ4の昇降移動とによりラ
ックの所望の棚部にあるいは所望の棚部より荷が搬送さ
れるようになっていた。
【0004】そして、前記レール1には当該レール1の
両端部より所定距離離れた位置に第一プレート8aが左
右それぞれに設けられ、該第一プレート8aより所定距
離離れた位置に第二プレート8bが、該第二プレート8
bより所定距離離れた位置に第三プレート8cが左右そ
れぞれに設けられており、レール1の両端部と第一プレ
ート8a間を第一ゾーン9aとし、第一プレート8aと
第二プレート8b間を第二ゾーン9bとし、第二プレー
ト8bと第三プレート8c間を第三ゾーン9cとしてい
た。一方、前記台車2には前記左右の第一プレート8a
を検出する第一センサ10aと前記左右の第二プレート
8bを検出する第二センサ10bと前記左右の第三プレ
ート8cを検出する第三センサ10cとがそれぞれ並設
されていた。
【0005】そして、前記スタッカクレーンの台車2の
走行移動の際、台車2に設けた第一センサ10a、第二
センサ10b、第三センサ10cによって、第一プレー
ト8a、第二プレート8b、第三プレート8cが検出さ
れて、この検出データが前記CPU7に入力されて、該
CPU7において、台車2が今どこのゾーンに位置して
いるのか、すなわち台車2の走行位置が算出されると共
に、走行速度も算出されて、この走行位置と走行速度か
らレール1の端部に衝突しないように減速制御を行うよ
うになっていた。この減速制御は、CPU7において台
車2がどこのゾーン(第一ゾーン9a、第二ゾーン9
b、第三ゾーン9c)に位置しているのかを判断し、そ
のゾーンより台車2が通常の減速を行ってレール1の端
部までに停止可能となる速度すなわち停止限界速度以下
と判断すると通常の減速を行い、また、停止限界速度以
上と判断すると急ブレーキを行うようになっていた。
【0006】また、前記ガイド柱3には当該ガイド柱3
の上下両端部より所定距離離れた位置に第四プレート1
1aが上下それぞれに設けられ、該第四プレート11a
より所定距離離れた位置に第五プレート11bが、該第
五プレート11bより所定距離離れた位置に第六プレー
ト11cが上下それぞれに設けられており、ガイド柱3
の上下両端部と第四プレート11a間を第四ゾーン12
aとし、第四プレート11aと第五プレート11b間を
第五ゾーン12bとし、第五プレート11bと第六プレ
ート11c間を第六ゾーン12cとしていた。一方、前
記キャリッジ4には前記上下の第四プレート11aを検
出する第四センサ13aと前記上下の第五プレート11
bを検出する第五センサ13bと前記上下の第六プレー
ト11cを検出する第六センサ13cとがそれぞれ並設
されていた。
【0007】そして、前記スタッカクレーンのキャリッ
ジ4の昇降移動の際、キャリッジ4に設けた第四センサ
13a、第五センサ13b、第六センサ13cによっ
て、第四プレート11a、第五プレート11b、第六プ
レート11cが検出されて、この検出データが前記CP
U7に入力されて、該CPU7において、キャリッジ4
が今どこのゾーンに位置しているのか、すなわちキャリ
ッジ4の昇降位置が算出されると共に、昇降速度も算出
されて、この昇降位置と昇降速度からガイド柱3の上下
端部に衝突しないように減速制御を行うようになってい
た。この減速制御は、CPU7においてキャリッジ4が
どこのゾーン(第四ゾーン12a、第五ゾーン12b、
第六ゾーン12c)に位置しているのかを判断し、その
ゾーンよりキャリッジ4が通常の減速を行ってガイド柱
3の上下端部までに停止可能となる速度すなわち停止限
界速度以下と判断すると通常の減速を行い、また、停止
限界速度以上と判断すると急ブレーキを行うようになっ
ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のスタッカクレー
ンにあっては、前記レールにおいて台車が走行する部分
に隣接した位置に第一プレート、第二プレート、第三プ
レートが設けられており、また、前記ガイド柱において
キャリッジが昇降する部分に隣接した位置に第四プレー
ト、第五プレート、第六プレートが設けられていたた
め、前記レールやガイド柱に生じる振動等により前記各
プレートが外れたりずれたりして、台車の走行あるいは
キャリッジの昇降を妨げる恐れがあると共に、台車の走
行移動やキャリッジの昇降移動の際に正常に減速制御を
行うことができず、台車がレールの両端部に衝突、ある
いはキャリッジがガイド柱の上下両端部に衝突してしま
うという問題が生じる恐れがあった。
【0009】また、前記レールに第一プレート、第二プ
レート、第三プレートを設けると共に、前記台車に第一
センサ、第二センサ、第三センサを設け、また、前記ガ
イド柱に第四プレート、第五プレート、第六プレートを
設けると共に、前記キャリッジに第四センサ、第五セン
サ、第六センサを設けており、このため、これら部品の
点数が多くなり、組み付け作業に手間がかかるという問
題があった。しかも、これら部品を組み付ける際の位置
決め作業はなかなか困難なものであり、作業性がとても
悪かった。本発明は、これらの問題を解消することを、
その課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題を解
消するため、台車に当該台車とレールの両端部との距離
を検出する走行用距離検出センサを設けると共に、キャ
リッジに当該キャリッジとガイド柱の上下両端部との距
離を検出する昇降用距離検出センサを設け、前記走行用
距離検出センサと昇降用距離検出センサとにより検出し
たデータをCPUに入力し、該CPUにおいて、台車と
レールの両端部との距離と台車の走行速度とから該台車
をレールの両端部に衝突しないように減速制御すると共
に、キャリッジとガイド柱の上下両端部との距離とキャ
リッジの昇降速度とから該キャリッジをガイド柱の上下
両端部に衝突しないように減速制御するようにする。
【0011】
【作用】本発明は、台車の走行移動の際にレールの両端
部に台車が衝突するのを防止すると共に、キャリッジの
昇降移動の際にガイド柱の上下両端部にキャリッジが衝
突するのを防止しつつ、レールにおける台車が走行する
部分に隣接した位置やガイド柱におけるキャリッジが昇
降する部分に隣接した位置にプレートといった部品を設
けることをなくすことで、台車の走行移動あるいはキャ
リッジの昇降移動を妨げるのを防止すると共に、台車の
走行移動やキャリッジの昇降移動の際に正常に減速制御
を行うことができる。
【0012】
【実施例】スタッカクレーンは、図2に示すように、床
面上に左右方向に敷設したレール1に沿って走行する台
車2と、該台車2の上部に立設した左右一対のガイド柱
3と、該ガイド柱3に沿って昇降動自在となり荷を載置
可能とするキャリッジ4と、該キャリッジ4を巻き取り
・繰り出しされるリフトチェーン6によって昇降動する
昇降装置5と、前記台車2の走行移動とキャリッジ4の
昇降移動とを制御するCPU7とからなっており、前記
台車2には下部に車輪14を設けると共に走行モータ1
5を有している。前記左右一対のガイド柱3には上端に
天材16を架設している。そして、前記キャリッジ4に
はガイド柱3を転動するローラ17を有しており、ま
た、前記昇降装置5は昇降モータ18と当該昇降モータ
18によって正逆回転する出力軸19とを有すると共
に、該出力軸19にリフトチェーン6の一端側を固着す
るようになっており、該リフトチェーン6は昇降装置5
の出力軸20より上方に向かい前記天材16に設けたプ
ーリ20を経て下方に向かってキャリッジ4に連結する
ようになっている。なお、前記リフトチェーン6は前後
両側にそれぞれ設けている。
【0013】そして、このように構成したスタッカクレ
ーンにおいて、前記台車2に当該台車2とレール1の両
端部との距離を検出する光反射型の走行用距離検出セン
サ21を左右それぞれに向けて左右に設けると共に、前
記レール1の左右両端部に反射板22をそれぞれ設けて
おり、前記走行用距離検出センサ21より光を投光して
反射板22に当てて該反射板22より反射した光を該走
行用距離検出センサ21で受光することで、台車2とレ
ール1の左右両端部との距離を検出するようになってい
る。また、前記キャリッジ4に当該キャリッジ4とガイ
ド柱3の上下両端部との距離を検出する光反射型の昇降
用距離検出センサ23を上下それぞれに向けて上下に設
けると共に、前記ガイド柱3の上下両端部に反射板24
をそれぞれ設けており、前記昇降用距離検出センサ23
より光を投光して反射板24に当てて該反射板22より
反射した光を該昇降用距離検出センサ19で受光するこ
とで、キャリッジ4とレール1の左右両端部との距離を
検出するようになっている。
【0014】そして、前記走行用距離検出センサ21と
前記昇降用距離検出センサ23は前記CPU7に接続し
ており、走行用距離検出センサ21で検出した台車2と
レール1の両端部との距離データと昇降用距離検出セン
サ23で検出したキャリッジ4とガイド柱3の上下両端
部との距離データとがCPU7に入力するようになって
いる。
【0015】一方、前記台車2の車輪14には走行用エ
ンコーダ25を設けており、該走行用エンコーダ25は
車輪14の回転数を検出してこれをパルス信号に変換
し、前記CPU7に出力するようになり、該CPU7に
おいて、これを基に台車2の走行速度を算出するように
なっている。また、前記キャリッジ4のローラ17には
昇降用エンコーダ26を設けており、該昇降用エンコー
ダ26はローラ17の回転数を検出してこれをパルス信
号に変換し、前記CPU7に出力するようになり、該C
PU7において、これを基にキャリッジ4の昇降速度を
算出するようになっている。
【0016】そして、前記CPU7においては、台車2
の走行移動の際に台車2とレール1の両端部との距離と
走行速度とから台車2を減速制御すると共に、キャリッ
ジ4の昇降移動の際にキャリッジ4とガイド柱3の上下
両端部との距離と昇降速度とからキャリッジ4を減速制
御するようになっている。このそれぞれの減速制御は、
台車2の走行移動の際、CPU7において台車2とレー
ル1の両端部との距離を判断し、その距離より台車2が
通常の減速を行ってレール1の端部までに停止可能とな
る速度すなわち停止限界速度以下と判断すると通常の減
速を行い、また、停止限界速度以上と判断すると急ブレ
ーキを行うようになっており、台車2がレール1の端部
に衝突しないようにしている。一方、キャリッジ4の昇
降移動の際、CPU7においてキャリッジ4とガイド柱
3の上下両端部との距離を判断し、その距離よりキャリ
ッジ4が通常の減速を行ってガイド柱3の上下端部まで
に停止可能となる速度すなわち停止限界速度以下と判断
すると通常の減速を行い、また、停止限界速度以上と判
断すると急ブレーキを行うようになっており、キャリッ
ジ4がガイド柱3の上下端部に衝突しないようにしてい
る。
【0017】このようにスタッカクレーンにおいては、
前記台車2を走行移動した際に台車2とレール1の両端
部との距離と走行速度とから台車2を減速制御すると共
に、前記キャリッジ4を昇降移動した際にキャリッジ4
とガイド柱3の上下端部との距離と昇降速度とからキャ
リッジ4を減速制御することで、台車2をレール1の端
部に衝突することなく停止することができると共に、キ
ャリッジ4をガイド柱3の上下端部に衝突することなく
停止することができる。
【0018】さらに、従来のようなレール1における台
車2の走行する部分に隣接した位置やガイド柱3におけ
るキャリッジ4の昇降する部分に隣接した位置に部品を
設けることをなくすことができ、これにより、この部品
が外れたりずれたりして、台車2の走行移動あるいはキ
ャリッジ4の昇降移動を妨げるといった問題をなくすと
共に、台車2の走行移動やキャリッジ4の昇降移動の際
に正常にしかも安全に減速制御を行うことができる。
【0019】また、前記走行用距離検出センサ21と前
記昇降用距離検出センサ23とにおいては、台車2とレ
ール1の両端部との距離、またはキャリッジ4とガイド
柱3の上下両端部との距離を常に検出することができ、
台車2の位置またはキャリッジ4の位置をきめ細かく検
出することができ、これにより、CPU7においてきめ
の細かい減速制御を行うことができる。
【0020】また、スタッカクレーンにおいては、前記
台車2に走行用距離検出センサ21を設けると共に、前
記レール1の両端部に反射板22を設け、また、前記キ
ャリッジ4に昇降用距離検出センサ23を設けると共
に、前記ガイド柱3の上下両端部に反射板24を設ける
ようになっており、これにより部品の点数を少なくする
ことができ、組み付け作業を容易に、しかも、組み付け
の際の部品の位置決めも容易に行うことができ、作業性
を向上することができる。
【0021】次に、本発明による他の実施例について述
べる。前述の実施例において、前記走行用距離検出セン
サ21を台車2の左右それぞれに設け、前記反射板22
をレールの両端部それぞれに設けると共に、前記昇降用
距離検出センサ23をキャリッジ4の上下それぞれに設
け、前記反射板24をガイド柱3の上下両端部それぞれ
に設けているが、走行用距離検出センサ21を台車2の
左右一方に設けると共に、反射板22もレール1の一端
部のみに設け、また、昇降用距離検出センサ23をキャ
リッジ4の上下一方に設けると共に、反射板24もガイ
ド柱3の上下一端部のみに設ける。そして、前記CPU
7においては、台車2とレール1の一端部との距離を算
出すると共に、台車2とレール1の他端部との距離も算
出するようになり、これはレール1の全長より台車2と
レール1の一端部との距離を減算することで算出が可能
となっている。また、キャリッジ4とガイド柱3の他端
部との距離も同様に算出が可能となっている。これによ
り、部品の点数を少なくして、組み付け作業をさらに容
易に行えるようにすることができる。
【0022】また、前述の実施例において、前記台車2
の車輪14に走行用エンコーダ25を、前記キャリッジ
4のローラ17に昇降用エンコーダ26をそれぞれ設
け、前記CPU7においてこれらからのデータより台車
2の走行速度とキャリッジ4の昇降速度とを算出してい
たが、走行用エンコーダ25や昇降用エンコーダ26を
設けずにCPU7において走行用距離検出センサ21や
昇降用距離検出センサ23より入力したそれぞれの距離
データを基に台車2の走行速度とキャリッジ4の昇降速
度とを算出するようになっている。これは例えば、CP
U7内に設けたタイマーを用いて、所定の時間ごとに複
数回にわたって前記走行用距離検出センサ21あるいは
昇降用距離検出センサ23より距離データを入力し、こ
の時間と距離とから台車2の走行速度あるいはキャリッ
ジ4の昇降速度が算出可能となっている。これにより、
走行用エンコーダ25や昇降用エンコーダ26を設ける
ことなく走行速度や昇降速度を算出することができ、部
品点数をさらに少なくすることができる。
【0023】また、前述の実施例において、前記走行用
距離検出センサ21と昇降用距離検出センサ23とに光
反射型の距離検出センサを用いていたが、この代わりに
超音波反射型の距離検出センサを用いてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は、台車の走行移動の際にレール
の両端部に台車が衝突するのを防止すると共に、キャリ
ッジの昇降移動の際にガイド柱の上下両端部にキャリッ
ジが衝突するのを防止しつつ、レールにおける台車が走
行する部分に隣接した位置やガイド柱におけるキャリッ
ジが昇降する部分に隣接した位置にプレートといった部
品を設けるのをなくして、台車の走行移動あるいはキャ
リッジの昇降移動を妨げるのを防止すると共に、台車の
走行移動やキャリッジの昇降移動の際に正常にしかも安
全に減速制御を行うことができる。また、走行用距離検
出センサと昇降用距離検出センサとにおいては、台車と
レールの両端部との距離、またはキャリッジとガイド柱
の上下両端部との距離を常に検出することができ、台車
の位置またはキャリッジの位置をきめ細かく検出するこ
とで、CPUにおいてきめの細かい減速制御を行うこと
ができる。さらに、スタッカクレーンにおいては、前記
台車に走行用距離検出センサを設けると共に、前記レー
ルの両端部に反射板を設け、また、前記キャリッジに昇
降用距離検出センサを設けると共に、前記ガイド柱の上
下両端部に反射板を設けるようになっており、これによ
り部品の点数を少なくすることができ、組み付け作業を
容易に、しかも、組み付けの際の部品の位置決めも容易
に行うことができ、作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスタッカクレーンの側面図である。
【図2】本発明におけるスタッカクレーンの側面図であ
る。
【符号の説明】
1…レール、2…台車、3…ガイド柱、4…キャリッ
ジ、5…昇降装置、6…リフトチェーン、7…CPU、
8a…第一プレート、8b…第二プレート、8c…第三
プレート、9a…第一ゾーン、9b…第二ゾーン、9c
…第三ゾーン、10a…第一センサ、10b…第二セン
サ、10c…第三センサ、11a…第四プレート、11
b…第五プレート、11c…第六プレート、12a…第
四ゾーン、12b…第五ゾーン、12c…第六ゾーン、
13a…第四センサ、13b…第五センサ、13c…第
六センサ、14…車輪、15…走行モータ、16…天
材、17…ローラ、18…昇降モータ、19…出力軸、
20…プーリ、21…走行用距離検出センサ、22…反
射板、23…昇降用距離検出センサ、24…反射板、2
5…走行用エンコーダ、26…昇降用エンコーダ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール1に沿って走行移動する台車2を
    設け、該台車2の上部に一対のガイド柱3を立設し、該
    ガイド柱3に沿って昇降動自在となり荷を載置可能とす
    るキャリッジ4を設け、前記台車2の走行移動とキャリ
    ッジ4の昇降移動とを制御するCPU7を有するスタッ
    カクレーンにおいて、 前記台車2に当該台車2とレール1の両端部との距離を
    検出する走行用距離検出センサ21を設けると共に、前
    記キャリッジ4に当該キャリッジ4とガイド柱3の上下
    両端部との距離を検出する昇降用距離検出センサ23を
    設け、前記走行用距離検出センサ21と昇降用距離検出
    センサ23とにより検出したデータを前記CPU7に入
    力し、該CPU7において、台車2とレール1の両端部
    との距離と台車2の走行速度とから該台車2をレール1
    の両端部に衝突しないように減速制御すると共に、キャ
    リッジ4とガイド柱3の上下両端部との距離とキャリッ
    ジ4の昇降速度とから該キャリッジ4をガイド柱3の上
    下両端部に衝突しないように減速制御するようにしたこ
    とを特徴とするスタッカクレーンにおける走行および昇
    降制御方法。
  2. 【請求項2】 前記走行用距離検出センサ21と前記昇
    降用距離検出センサ23として、光反射型の距離検出セ
    ンサを用いたことを特徴とする請求項1記載のスタッカ
    クレーンにおける走行および昇降制御方法。
  3. 【請求項3】 前記走行用距離検出センサ21と前記昇
    降用距離検出センサ23として、超音波反射型の距離検
    出センサを用いたことを特徴とする請求項1記載のスタ
    ッカクレーンにおける走行および昇降制御方法。
  4. 【請求項4】 前記CPU7において、走行用距離検出
    センサ21と昇降用距離検出センサ23とから入力した
    データを基に台車2の走行速度とキャリッジ4の昇降速
    度とを算出するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載のスタッカクレーンにおける走行および昇降制御方
    法。
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