JPH08244784A - タンク用ラック - Google Patents
タンク用ラックInfo
- Publication number
- JPH08244784A JPH08244784A JP28150895A JP28150895A JPH08244784A JP H08244784 A JPH08244784 A JP H08244784A JP 28150895 A JP28150895 A JP 28150895A JP 28150895 A JP28150895 A JP 28150895A JP H08244784 A JPH08244784 A JP H08244784A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- rack
- kerosene
- rack body
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】タンクの運搬やタンク内の液体をポンプで吸出
する際のタンクの傾け作業などを簡易に行えるようす
る。 【解決手段】タンク３を載置収容するためのラック本体
１と、このラック本体１の底部に取付けられた複数のキ
ャスタ２と、上記ラック本体１に載置収容されたタンク
３を傾けて保持させるための傾斜保持手段１４，１６と
を備えている。
する際のタンクの傾け作業などを簡易に行えるようす
る。 【解決手段】タンク３を載置収容するためのラック本体
１と、このラック本体１の底部に取付けられた複数のキ
ャスタ２と、上記ラック本体１に載置収容されたタンク
３を傾けて保持させるための傾斜保持手段１４，１６と
を備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本願発明は、灯油タンクなどのタ
ンクを取扱うのに好適なタンク用ラックに関する。
ンクを取扱うのに好適なタンク用ラックに関する。
【０００２】
【従来の技術】周知の通り、たとえば１８リットル入り
灯油タンクを一般家庭において取り扱う場合には、この
灯油タンクの上部に設けられている把手を掴み、この灯
油タンクを持ち上げて運搬しているのが通例である。
灯油タンクを一般家庭において取り扱う場合には、この
灯油タンクの上部に設けられている把手を掴み、この灯
油タンクを持ち上げて運搬しているのが通例である。
【０００３】また、この灯油タンクから石油ストーブへ
簡易ポンプを用いて灯油を移すような場合において、灯
油タンク内の灯油残量が少ないと簡易ポンプによる灯油
の吸出が困難である。したがって、従来では、このよう
な場合には人が灯油タンクの一端側を持ち上げるなどし
て灯油タンクを傾けることにより、簡易ポンプの吸入ホ
ース側へ灯油タンク内の灯油を集めるようにしていた。
簡易ポンプを用いて灯油を移すような場合において、灯
油タンク内の灯油残量が少ないと簡易ポンプによる灯油
の吸出が困難である。したがって、従来では、このよう
な場合には人が灯油タンクの一端側を持ち上げるなどし
て灯油タンクを傾けることにより、簡易ポンプの吸入ホ
ース側へ灯油タンク内の灯油を集めるようにしていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように灯油タンクを持ち運んだり、灯油の給油中に灯油
タンクを傾けたまま手で押さえておくといった作業の労
力負担は非常に大きく、しかも強い腕力が要求されると
いう難点があった。したがって、従来では、灯油タンク
の取扱い面で未だ改善の余地があった。また、このよう
な難点は、灯油タンクに限らず、水やその他の液体を収
容する他の種類のタンクにおいても同様に生じていた。
ように灯油タンクを持ち運んだり、灯油の給油中に灯油
タンクを傾けたまま手で押さえておくといった作業の労
力負担は非常に大きく、しかも強い腕力が要求されると
いう難点があった。したがって、従来では、灯油タンク
の取扱い面で未だ改善の余地があった。また、このよう
な難点は、灯油タンクに限らず、水やその他の液体を収
容する他の種類のタンクにおいても同様に生じていた。
【０００５】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、タンクの運搬やタンク内の液体
をポンプで吸出する際のタンクの傾け作業などを簡易に
行えるようにして、タンクの取扱いを良好にすることを
その課題としている。
出されたものであって、タンクの運搬やタンク内の液体
をポンプで吸出する際のタンクの傾け作業などを簡易に
行えるようにして、タンクの取扱いを良好にすることを
その課題としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【０００７】すなわち、本願発明は、タンクを載置収容
するためのラック本体と、このラック本体の底部に取付
けられた複数のキャスタと、上記ラック本体に載置収容
されたタンクを傾けて保持させるための傾斜保持手段と
を備えていることを特徴としている。
するためのラック本体と、このラック本体の底部に取付
けられた複数のキャスタと、上記ラック本体に載置収容
されたタンクを傾けて保持させるための傾斜保持手段と
を備えていることを特徴としている。
【０００８】上記傾斜保持手段としては、タンク底部の
一端部を嵌入保持できるように上記ラック本体の底面部
に設けられた凹部または孔部によって構成することがで
きる。また、この凹部または孔部と、この凹部または孔
部に上記タンク底部の一端部が嵌入されてタンクが傾斜
されたときにこのタンクの他端部の底面を支持するよう
に上記ラック本体に設けられた段部とから構成すること
もできる。
一端部を嵌入保持できるように上記ラック本体の底面部
に設けられた凹部または孔部によって構成することがで
きる。また、この凹部または孔部と、この凹部または孔
部に上記タンク底部の一端部が嵌入されてタンクが傾斜
されたときにこのタンクの他端部の底面を支持するよう
に上記ラック本体に設けられた段部とから構成すること
もできる。
【０００９】さらに、上記ラック本体には、タンク内の
液体を外部に吸出するためのポンプのホルダーをこのラ
ック本体に着脱自在に取付けるための取付手段を設ける
こともできる。
液体を外部に吸出するためのポンプのホルダーをこのラ
ック本体に着脱自在に取付けるための取付手段を設ける
こともできる。
【００１０】
【発明の作用および効果】本願発明においては、ラック
本体の底部に複数のキャスタが取付けられているため
に、このラック本体に灯油タンクなどのタンクを載置収
容させておけば、このタンクの運搬を行うときに、この
タンクをわざわざ手で持ち上げて運ぶ必要はない。キャ
スタを備えたラックを移動させることによってタンクを
所望の場所へ容易に移動させることができる。
本体の底部に複数のキャスタが取付けられているため
に、このラック本体に灯油タンクなどのタンクを載置収
容させておけば、このタンクの運搬を行うときに、この
タンクをわざわざ手で持ち上げて運ぶ必要はない。キャ
スタを備えたラックを移動させることによってタンクを
所望の場所へ容易に移動させることができる。
【００１１】また、上記ラック本体には、タンクを傾け
て保持させるための傾斜保持手段が設けられているため
に、この傾斜保持手段を用いてタンクを傾斜させておく
ことができる。したがって、たとえばタンク内の液体残
量が少ない場合においてこの液体を簡易ポンプによって
吸出する期間中、このタンクの一端側を手で持ち上げて
おくような必要もなくすことができる。
て保持させるための傾斜保持手段が設けられているため
に、この傾斜保持手段を用いてタンクを傾斜させておく
ことができる。したがって、たとえばタンク内の液体残
量が少ない場合においてこの液体を簡易ポンプによって
吸出する期間中、このタンクの一端側を手で持ち上げて
おくような必要もなくすことができる。
【００１２】このように、本願発明によれば、タンクの
運搬やタンク内の液体の排出作業などの容易化が図れ、
タンクの取扱いを良好にできるという効果が得られる。
また、タンクはラック本体内に収容させたまま保管させ
ておけばよいため、タンクの保管などに際しても便宜が
図れる。
運搬やタンク内の液体の排出作業などの容易化が図れ、
タンクの取扱いを良好にできるという効果が得られる。
また、タンクはラック本体内に収容させたまま保管させ
ておけばよいため、タンクの保管などに際しても便宜が
図れる。
【００１３】本願発明において、上記傾斜保持手段を、
ラック本体の底面部に形成された凹部または孔部によっ
て構成した場合には、この凹部または孔部にタンク底部
の一端部を嵌入させることにより、このタンクを傾斜さ
せることができる。このようにラック本体の底面部に凹
部または孔部を形成する手段では、その構成が簡易であ
り、ラックの製造を容易に行うことができる。
ラック本体の底面部に形成された凹部または孔部によっ
て構成した場合には、この凹部または孔部にタンク底部
の一端部を嵌入させることにより、このタンクを傾斜さ
せることができる。このようにラック本体の底面部に凹
部または孔部を形成する手段では、その構成が簡易であ
り、ラックの製造を容易に行うことができる。
【００１４】また、上記傾斜保持手段を、上記凹部また
は孔部のみならず、この凹部または孔部と所定の段部と
によって構成した場合には、凹部または孔部にタンク底
部の一端部を嵌入させて傾斜させたときにこのタンクの
他端部の底面を上記段部によって支持させることができ
るため、タンクの支持を安定させることができる。
は孔部のみならず、この凹部または孔部と所定の段部と
によって構成した場合には、凹部または孔部にタンク底
部の一端部を嵌入させて傾斜させたときにこのタンクの
他端部の底面を上記段部によって支持させることができ
るため、タンクの支持を安定させることができる。
【００１５】さらに、上記ラック本体に所定のホルダー
の取付手段を設けて、タンク内の液体を外部に吸出する
ためのポンプのホルダーをこのラック本体に着脱自在に
取付けておけば、タンクとこのタンクからの液体注出に
使用されるポンプとをセットにして準備しておくことが
できて便利である。
の取付手段を設けて、タンク内の液体を外部に吸出する
ためのポンプのホルダーをこのラック本体に着脱自在に
取付けておけば、タンクとこのタンクからの液体注出に
使用されるポンプとをセットにして準備しておくことが
できて便利である。
【００１６】
【実施例の説明】以下、本願発明の好ましい実施例を、
図面を参照しつつ具体的に説明する。
図面を参照しつつ具体的に説明する。
【００１７】図１は、本願発明に係るタンク用ラックＡ
を示す斜視図である。図２は、図１のＸ１−Ｘ１線断面
図である。このタンク用ラックＡは、合成樹脂製のラッ
ク本体１の底部四箇所に移動用のキャスタ２を各々取付
けて構成されている。
を示す斜視図である。図２は、図１のＸ１−Ｘ１線断面
図である。このタンク用ラックＡは、合成樹脂製のラッ
ク本体１の底部四箇所に移動用のキャスタ２を各々取付
けて構成されている。
【００１８】上記ラック本体１は、ポリタンクとしての
灯油タンク３を載置収容するための上面開口状の収容部
１０を形成したボックス状に形成されたものであり、そ
の後端側の上部には把持部１３が設けられている。ま
た、このラック本体１の前壁部１１ａの高さは後壁部１
１ｂよりも低くなっており、左右両側壁部１１ｃ，１１
ｄの上縁にテーパ部１２，１２が形成されている。この
ような構成にすれば、上記収容部１０内への灯油タンク
３の出し入れや、後述する灯油タンク３の前方への傾斜
保持の容易化が図れる。
灯油タンク３を載置収容するための上面開口状の収容部
１０を形成したボックス状に形成されたものであり、そ
の後端側の上部には把持部１３が設けられている。ま
た、このラック本体１の前壁部１１ａの高さは後壁部１
１ｂよりも低くなっており、左右両側壁部１１ｃ，１１
ｄの上縁にテーパ部１２，１２が形成されている。この
ような構成にすれば、上記収容部１０内への灯油タンク
３の出し入れや、後述する灯油タンク３の前方への傾斜
保持の容易化が図れる。
【００１９】上記ラック本体１の底面部１１ｅの前部に
は、ラック本体１の幅方向に沿って溝状の凹部１４が形
成されている。この凹部１４は、図３に示すように、灯
油タンク３を前側に傾斜させたときにこの灯油タンク３
の底部の一端部３ａを嵌入保持させるためのものであ
り、灯油タンク３の底部の一端部３ａのサイズや形状な
どを予め考慮して形成されている。
は、ラック本体１の幅方向に沿って溝状の凹部１４が形
成されている。この凹部１４は、図３に示すように、灯
油タンク３を前側に傾斜させたときにこの灯油タンク３
の底部の一端部３ａを嵌入保持させるためのものであ
り、灯油タンク３の底部の一端部３ａのサイズや形状な
どを予め考慮して形成されている。
【００２０】また、上記ラック本体１の後壁部１１ｂの
内面には、複数条のリブ１５が突設されており、これら
のリブ１５によって段部１６が形成されている。この段
部１６は、図３に示すように、灯油タンク３を前方へ傾
斜させたときに、この灯油タンク３の他端部３ｂの底面
３０を支持させるためのものである。
内面には、複数条のリブ１５が突設されており、これら
のリブ１５によって段部１６が形成されている。この段
部１６は、図３に示すように、灯油タンク３を前方へ傾
斜させたときに、この灯油タンク３の他端部３ｂの底面
３０を支持させるためのものである。
【００２１】図１において、上記ラック本体１の両側壁
部１１ｃ，１１ｄの各上縁には、貫通孔状の係止用孔１
７が設けられている。この係止用孔１７は、手動式また
は電動式の簡易ポンプ４のホルダー５をラック本体１に
係止させて取付けるためのものである。
部１１ｃ，１１ｄの各上縁には、貫通孔状の係止用孔１
７が設けられている。この係止用孔１７は、手動式また
は電動式の簡易ポンプ４のホルダー５をラック本体１に
係止させて取付けるためのものである。
【００２２】図４は上記ホルダー５の具体例を示す斜視
図、図５はそのＸ２−Ｘ２線断面図である。このホルダ
ー５は、全体が合成樹脂製であり、その上部の背面側に
は、上記ラック本体１の係止用孔１７にこのホルダー５
を係止保持させるための断面略Ｌ字状の係止用突起５０
が設けられている。また、このホルダー５の前面側に
は、簡易ポンプ４のホース４０を両側から保持するため
の一対の保持用突起５１，５１が突設されている。これ
ら一対の保持用突起５１，５１は、相互に対面する方向
に弾発力を発揮するものであり、この弾発力に抗してこ
れらの相互間寸法を広げてからその内部に簡易ポンプ４
のホース４０を嵌入させると、これら保持用突起５１，
５１に復元力が働き、ホース４０が不用意に外部へ抜け
外れないようになっている。
図、図５はそのＸ２−Ｘ２線断面図である。このホルダ
ー５は、全体が合成樹脂製であり、その上部の背面側に
は、上記ラック本体１の係止用孔１７にこのホルダー５
を係止保持させるための断面略Ｌ字状の係止用突起５０
が設けられている。また、このホルダー５の前面側に
は、簡易ポンプ４のホース４０を両側から保持するため
の一対の保持用突起５１，５１が突設されている。これ
ら一対の保持用突起５１，５１は、相互に対面する方向
に弾発力を発揮するものであり、この弾発力に抗してこ
れらの相互間寸法を広げてからその内部に簡易ポンプ４
のホース４０を嵌入させると、これら保持用突起５１，
５１に復元力が働き、ホース４０が不用意に外部へ抜け
外れないようになっている。
【００２３】さらに、上記ホルダー５の最下部には容器
受部５２が設けられている。この容器受部５２は有底の
筒状に形成された部位であり、この容器受部５２内に
は、把手６０を有するカップ状の容器６が着脱自在に装
着されている。図５に示すように、簡易ポンプ４のホー
ス４０は上記容器６内に配置され、このホース４０の先
端から滴る灯油がこの容器６によって受け取られるよう
になっている。この容器６を容器受部５２から取り外せ
ば、この容器６内の灯油を灯油タンク３内へ再度戻すこ
とが可能である。
受部５２が設けられている。この容器受部５２は有底の
筒状に形成された部位であり、この容器受部５２内に
は、把手６０を有するカップ状の容器６が着脱自在に装
着されている。図５に示すように、簡易ポンプ４のホー
ス４０は上記容器６内に配置され、このホース４０の先
端から滴る灯油がこの容器６によって受け取られるよう
になっている。この容器６を容器受部５２から取り外せ
ば、この容器６内の灯油を灯油タンク３内へ再度戻すこ
とが可能である。
【００２４】上記構成のタンク用ラックＡにおいては、
まず図２に示すように、このタンク用ラックＡに灯油タ
ンク３を載置収容させておけば、この灯油タンク３の移
動はキャスタ２を備えたタンク用ラックＡを押すことに
よって容易に行うことができる。また、灯油タンク３内
の灯油を石油ストーブなどへ給油するときには、簡易ポ
ンプ４が用いられるが、上記タンク用ラックＡにこの簡
易ポンプ４を保持したホルダー５を取付けておけば、簡
易ポンプ４を他の場所から探し出してくるような手間が
省け、便利となる。
まず図２に示すように、このタンク用ラックＡに灯油タ
ンク３を載置収容させておけば、この灯油タンク３の移
動はキャスタ２を備えたタンク用ラックＡを押すことに
よって容易に行うことができる。また、灯油タンク３内
の灯油を石油ストーブなどへ給油するときには、簡易ポ
ンプ４が用いられるが、上記タンク用ラックＡにこの簡
易ポンプ４を保持したホルダー５を取付けておけば、簡
易ポンプ４を他の場所から探し出してくるような手間が
省け、便利となる。
【００２５】さらに、灯油の給油中において、灯油タン
ク３内の灯油残量が少なくなったときには、図３に示す
ように、この灯油タンク３の一端部３ａを凹部１４に嵌
入させて傾斜させればよい。また、この際に、灯油タン
ク３の他端部３ｂの底面３０を段部１６に載せて支持さ
せることにより、灯油タンク３の安定化が図れる。この
ようにして灯油タンク３を傾斜させれば、灯油タンク３
の一端部３ａ内に灯油を集めることができ、簡易ポンプ
４を用いた灯油の吸出を適切に行うことができる。ま
た、給油期間中、灯油タンク３を手で持ち上げておく必
要もない。したがって、灯油の給油作業が容易化され
る。
ク３内の灯油残量が少なくなったときには、図３に示す
ように、この灯油タンク３の一端部３ａを凹部１４に嵌
入させて傾斜させればよい。また、この際に、灯油タン
ク３の他端部３ｂの底面３０を段部１６に載せて支持さ
せることにより、灯油タンク３の安定化が図れる。この
ようにして灯油タンク３を傾斜させれば、灯油タンク３
の一端部３ａ内に灯油を集めることができ、簡易ポンプ
４を用いた灯油の吸出を適切に行うことができる。ま
た、給油期間中、灯油タンク３を手で持ち上げておく必
要もない。したがって、灯油の給油作業が容易化され
る。
【００２６】なお、上記実施例では、タンク用ラックＡ
に１個の灯油タンク３を載置収容させた場合について説
明したが、本願発明はこれに限定されない。たとえば、
２個あるいはそれ以上の個数の灯油タンク３をタンク用
ラックＡ上に並べて載置収容させるように構成してもよ
い。
に１個の灯油タンク３を載置収容させた場合について説
明したが、本願発明はこれに限定されない。たとえば、
２個あるいはそれ以上の個数の灯油タンク３をタンク用
ラックＡ上に並べて載置収容させるように構成してもよ
い。
【００２７】また、上記実施例では、灯油タンク３を傾
斜保持させるための手段として、ラック本体１の底面部
１１ｅに凹部１４を形成したが、本願発明はやはりこれ
に限定されない。本願発明では、上記凹部１４に代え
て、ラック本体１の底面部１１ｅにスリット状の孔部を
設けてもよい。この場合であっても、灯油タンク３の底
部の一端部３ａをこの孔部に嵌入させることによって、
灯油タンク３を傾斜保持させることが可能である。
斜保持させるための手段として、ラック本体１の底面部
１１ｅに凹部１４を形成したが、本願発明はやはりこれ
に限定されない。本願発明では、上記凹部１４に代え
て、ラック本体１の底面部１１ｅにスリット状の孔部を
設けてもよい。この場合であっても、灯油タンク３の底
部の一端部３ａをこの孔部に嵌入させることによって、
灯油タンク３を傾斜保持させることが可能である。
【００２８】さらに、上記実施例では、灯油タンク３の
他端部３ｂの底面３０を支持させるための段部１６をリ
ブ１５によって形成しているが、本願発明はこれに限ら
ず、たとえばラック本体１の後壁部１１ｂを段状に形成
することによって上記灯油タンク３を支持するための段
部を設けても構わない。なお、このような段部を設けれ
ば、灯油タンク３の傾斜状態を安定化させることができ
る利点が得られるものの、本願発明では必ずしもこのよ
うな段部を設ける必要はない。たとえば灯油タンク３の
底部の一端部３ａを凹部１４に嵌入させたときに、この
灯油タンク３の他端部３ｂをラック本体１の後壁部１１
ｂに当接させることによって、この灯油タンク３の傾斜
状態を保持させるようにしても構わない。
他端部３ｂの底面３０を支持させるための段部１６をリ
ブ１５によって形成しているが、本願発明はこれに限ら
ず、たとえばラック本体１の後壁部１１ｂを段状に形成
することによって上記灯油タンク３を支持するための段
部を設けても構わない。なお、このような段部を設けれ
ば、灯油タンク３の傾斜状態を安定化させることができ
る利点が得られるものの、本願発明では必ずしもこのよ
うな段部を設ける必要はない。たとえば灯油タンク３の
底部の一端部３ａを凹部１４に嵌入させたときに、この
灯油タンク３の他端部３ｂをラック本体１の後壁部１１
ｂに当接させることによって、この灯油タンク３の傾斜
状態を保持させるようにしても構わない。
【００２９】その他、本願発明は各部の具体的な構成は
種々に設計変更自在である。本願発明の適用対象となる
タンクは灯油タンクまたはポリタンクに限定されず、灯
油以外の燃料や農薬、飲料水、あるいはそれ以外の様々
な種類の液体を収容するタンクのラックとして用いるこ
とが可能である。
種々に設計変更自在である。本願発明の適用対象となる
タンクは灯油タンクまたはポリタンクに限定されず、灯
油以外の燃料や農薬、飲料水、あるいはそれ以外の様々
な種類の液体を収容するタンクのラックとして用いるこ
とが可能である。
【図１】本願発明に係るタンク用ラックの一例を示す斜
視図。
視図。
【図２】図１のＸ１−Ｘ１線断面図。
【図３】タンク用ラック上においてタンクを傾斜させた
状態の一例を示す断面図。
状態の一例を示す断面図。
【図４】簡易ポンプのホルダーの一例を示す斜視図。
【図５】図４のＸ２−Ｘ２線断面図。
１ ラック本体 ２ キャスタ ３ 灯油タンク（タンク） ３ａ 一端部（タンクの） ３ｂ 他端部（タンクの） ４ 簡易ポンプ ５ ホルダー １１ｅ 底面部（ラック本体の） １４ 凹部 １６ 段部 １７ 係止用孔 ３０ 底面（タンクの）
Claims (5)
- 【請求項１】 タンクを載置収容するためのラック本体
と、このラック本体の底部に取付けられた複数のキャス
タと、上記ラック本体に載置収容されたタンクを傾けて
保持させるための傾斜保持手段とを備えていることを特
徴とする、タンク用ラック。 - 【請求項２】 上記タンクが、灯油タンクとして用いら
れるポリタンクである、請求項１に記載のタンク用ラッ
ク。 - 【請求項３】 上記傾斜保持手段は、タンク底部の一端
部を嵌入保持できるように上記ラック本体の底面部に設
けられた凹部または孔部である、請求項１または２に記
載のタンク用ラック。 - 【請求項４】 上記傾斜保持手段は、タンク底部の一端
部を嵌入保持できるように上記ラック本体の底面部に設
けられた凹部または孔部と、この凹部または孔部に上記
タンク底部の一端部が嵌入されてタンクが傾斜されたと
きにこのタンクの他端部の底面を支持するように上記ラ
ック本体に設けられた段部とから構成されている、請求
項１または２に記載のタンク用ラック。 - 【請求項５】 上記ラック本体には、タンク内の液体を
外部に吸出するためのポンプのホルダーをこのラック本
体に着脱自在に取付けるための取付手段が設けられてい
る、請求項１ないし４の何れかに記載のタンク用ラッ
ク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28150895A JPH08244784A (ja) | 1995-01-06 | 1995-10-30 | タンク用ラック |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP72295 | 1995-01-06 | ||
| JP7-722 | 1995-01-06 | ||
| JP28150895A JPH08244784A (ja) | 1995-01-06 | 1995-10-30 | タンク用ラック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08244784A true JPH08244784A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=26333768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28150895A Pending JPH08244784A (ja) | 1995-01-06 | 1995-10-30 | タンク用ラック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08244784A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007263062A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Hokuetsu Kogyo Co Ltd | エンジン駆動型作業機の燃料タンク |
| CN104395182A (zh) * | 2014-08-25 | 2015-03-04 | 株式会社小松制作所 | 作业车辆 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3112636B2 (ja) * | 1995-06-14 | 2000-11-27 | プレスコ株式会社 | 泡生成ポンプ式流体分与容器および気液混合部材 |
-
1995
- 1995-10-30 JP JP28150895A patent/JPH08244784A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3112636B2 (ja) * | 1995-06-14 | 2000-11-27 | プレスコ株式会社 | 泡生成ポンプ式流体分与容器および気液混合部材 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007263062A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Hokuetsu Kogyo Co Ltd | エンジン駆動型作業機の燃料タンク |
| CN104395182A (zh) * | 2014-08-25 | 2015-03-04 | 株式会社小松制作所 | 作业车辆 |
| JP5731721B1 (ja) * | 2014-08-25 | 2015-06-10 | 株式会社小松製作所 | 作業車両 |
| WO2016030935A1 (ja) * | 2014-08-25 | 2016-03-03 | 株式会社小松製作所 | 作業車両 |
| CN104395182B (zh) * | 2014-08-25 | 2017-03-01 | 株式会社小松制作所 | 作业车辆 |
| US9677248B2 (en) | 2014-08-25 | 2017-06-13 | Komatsu Ltd. | Work vehicle |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11849892B2 (en) | Portable extractor | |
| US7240910B2 (en) | Receptacle caddy | |
| US6510583B2 (en) | Cord retainer for vacuum cleaner | |
| US4462415A (en) | Parts cleaner adapted for simplified service | |
| US11844483B2 (en) | Portable extractor | |
| US4863075A (en) | Beach caddy | |
| US6154921A (en) | Vacuum cleaner | |
| US11730333B2 (en) | Portable extractor | |
| US8826490B1 (en) | Accessory holder attachment | |
| JPH08244784A (ja) | タンク用ラック | |
| JP3024200U (ja) | タンク用ラック、および灯油タンク用ラック | |
| JP3033019U (ja) | タンク用ラックとポンプホルダーの組み合わせ | |
| JP3030600U (ja) | キャリアー | |
| JP2002046746A (ja) | ポリタンク | |
| JP3035719U (ja) | タンク用トレイ | |
| JPH0352669Y2 (ja) | ||
| JP3012803U (ja) | 灯油缶用トレー | |
| JPH0669166U (ja) | 大型ポリタンク用コンテナー | |
| CN114786552A (zh) | 用于清洁车的抽屉设备和具有抽屉设备的清洁车 | |
| JP3022758U (ja) | 灯油タンク用台車 | |
| JPH051443U (ja) | 電気掃除機 | |
| JPH0671465U (ja) | 大型ポリタンク用コンテナー | |
| JPH0551730U (ja) | 把手付き合成樹脂製容器 | |
| JPH01268525A (ja) | 電気掃除機の格納装置 | |
| JPH0577032U (ja) | ポリタンク |