JPH0577032U - ポリタンク - Google Patents

ポリタンク

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JPH0577032U
JPH0577032U JP2709892U JP2709892U JPH0577032U JP H0577032 U JPH0577032 U JP H0577032U JP 2709892 U JP2709892 U JP 2709892U JP 2709892 U JP2709892 U JP 2709892U JP H0577032 U JPH0577032 U JP H0577032U
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JP
Japan
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plastic tank
handle
upper wall
wall
caster
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Withdrawn
Application number
JP2709892U
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English (en)
Inventor
則之 川辺
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則之 川辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は女性や老人等でも容易に持ち運びが
でき、運搬性に優れ、かつ内容物を完全に取り出すこと
ができ作業性に優れたポリタンクの提供。 【構成】 本考案のポリタンク1は、上壁2乃至は上壁
2近傍の側壁部11に液状物の密閉蓋を備えた出入孔3
を1乃至複数有するポリタンクであって、底部6が端部
に向けて傾斜した傾斜壁からなり他端部の腰高部にキャ
スタ9が配設され、更に上壁2に形成された把手部を収
納する把手収納凹部4と、前記把手収納凹部4内の対向
する側壁部に形成された係合孔に回動又は揺動自在に装
着された把手部5と、及び/又は底部6の液溜部6aの
下部に配設されたキャスタ9aと、を備えた構成を有し
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は灯油や農薬、印刷インキ、化学薬品等の保存・運搬用に使用されるポ リタンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、灯油や各種液状の化学品には各種のポリタンクが使用されている。 以下に従来のポリタンクについて説明する。 図5は従来のポリタンクの全体斜視図であり、図6はその側面図である。 12はポリエチレン等で成形されたポリタンク、13はポリタンク1の上壁、 14は灯油や液状化学品の出入孔の蓋、15は上壁2の略中央部に形成された凹 部、16は凹部4の略中央部の両側壁間に跨がって一体成形された把手部、17 は上壁2と平行でかつ平面状に形成された底部、18は両側壁に凹状に形成され た補強用リブである。上壁13の上面は出入孔の蓋14と把手部16が面一にな るように形成されている。 以上のように構成された従来のポリタンクについて、以下その機能を説明する 。上壁13及び底部17は平面に形成されているので液状物を入れたポリタンク 1を持ち運ぶときは把手部5を持って持ち上げて所定の場所まで運び、所定の場 所で据え置き又は段積して収納し、使用時には先と逆の行動でポリタンク1を所 定位置まで運搬し、簡易ポンプで液状物を汲み出していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、運搬する際、把手部が凹部内に形成されて いるため持ち難く、かつ重量が重いので運搬中に手のひらが痛くなったり腰痛を 起こしたりして運搬性が極めて悪いという問題点を有していた。また、液状物を 取り出す際、底部がフラットに形成されているのでポリタンクを床等に置いたま までは簡易ポンプで内容物を完全に取り出すことができずに内容物が残存すると いう問題点があった。特に液状物を完全に汲み出す際は一々ポリタンクをかかえ て内容物を取り出さねばならず作業性が極めて悪いという問題点を有していた。 本考案は上記従来の問題点を解決するもので、女性や老人等でも容易に持ち運 びができ、運搬性に優れ、かつ内容物を完全に取り出すことができる作業性に優 れたポリタンクを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案の請求項1に記載のポリタンクは、上壁乃至 は上壁近傍の側壁部に液状物の出入孔を1乃至複数有するポリタンクであって、 底部が端部に向けて傾斜した傾斜壁からなり他端部の腰高部にキャスタが配設さ れてなる構成を有している。 請求項2のポリタンクは請求項1において、上壁に形成された把手部を収納す る把手収納凹部と、前記把手収納凹部内の対向する側壁部に形成された係合部に 回動又は揺動自在に装着された把手部と、及び/又は底部の液溜部の下部に配設 されたキャスタと、を備えた構成を有している。 請求項3のポリタンクは、請求項1又は2のいずれか1において、前記上壁の 少なくとも一側部側に前記キャスタの車輪の一部を収容する車輪収容部が形成さ れた構成を有している。
【0005】
【作用】
この構成によって、底部が傾斜壁になっているので内容物は傾斜壁に沿って液 溜まり部に溜まるので簡易ポンプ等で液状物を容易かつ完全に取り出すことがで きる。また、底部の腰高部にキャスタが配設されているので把手部を持ちキャス タ側に倒しながら引っ張ってゆくだけで容易にポリタンクを運搬できる。把手部 が回動自在に上壁の凹部に装設されているので、把手部を最適な角度に調整しポ リタンクを自然な姿勢で速やかに運搬することができるので腰痛等の事故を防ぐ ことができる。 上壁の少なくとも一側部側に一対のキャスタの車輪の一部を収容する車輪収容 部が形成されているので、1つのポリタンクのキャスタの車輪を該車輪収容部に 落とし込むことにより安定した段積を行うことができる。
【0006】
【実施例】
(実施例1) 以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明する。 図1は本考案の一実施例におけるポリタンクの全体斜視図である。 1はポリタンク、2は上壁、3は液状物の出入孔の蓋、4は上壁2の略中央部 に形成された把手収納凹部、5は把手収納凹部4の端部側の側壁の係合孔4aに 回動自在に装着され不使用時は凹部に上壁2や出入孔の蓋3と面一になるように 収容されている把手部、6は傾斜して形成された底部で一端部の傾斜壁の下側に は液溜部6a、他端部には腰高部に回動自在で自由方向性のキャスタ9が腰高部 の高さを補いポリタンク1を垂直に保つ高さで配設されている。7は凹状の補強 用リブ、8は底部6の腰高部に形成された台部、9は基部9aが台部8に溶着又 は接着で固定され車輪部9bが自由方向に回動自在のキャスタ、10は上壁2の 側部側に形成されたキャスタ9の車輪を部分的に収納する一対の車輪収納部であ る。尚、台部8はポリタンク1の壁部の肉厚が厚ければ別途形成する必要はない 。
【0007】 以上のように構成された本実施例のポリタンクについて、以下その機能を説明 する。 液状物を出入孔3から入れ、次いで所定位置にポリタンク1を運ぶ際は、把手部 5を把手収納凹部4から起こし、キャスタ9側にポリタンク1を傾け引っ張るだ けで容易に運ぶことができる。液状物を汲出す際はポンプを出入孔3bに差し込 むと底部6の液溜部6aに溜まった液状物を容易にかつ速やかに全てを汲み出す ことができる。 ポリタンク1を収納する際は、先と同様にして把手部5を持ちキャスタ9側に 傾けて収納場所まで運び、次いで、他のポリタンク1の上壁2に形成された一対 の車輪収納部10にキャスタ9の車輪を収納することにより段積ができる。車輪 収納部10にキャスタ9の車輪が収納され位置決め機能を有するのでポリタンク 1を垂直にかつ安定して段積を行うことができるとともに、従来と異なり多少の 衝撃で段積された上側のポリタンク1が床に落ちたり倒れたりすることもない。
【0008】 (実施例2) 図2は本考案の第2実施例のポリタンクの側面図であり、図3はその平面図で ある。 1はポリタンク、2は上壁、3は液状物の出入孔の蓋、4は把手収納凹部、4 aは把手係合孔、6は傾斜壁からなる底部、7は補強用リブ、8は台部、9は自 由方向性キャスタであり、これらは第1実施例と同様なものなので同一の番号を 付し説明を省略する。 第1実施例と異なるのは傾斜壁の底部6の端部が長さlを有するフラットな底 面からなる液溜部6bに形成され、その下部にも台部8aが形成され、キャスタ 9aが配設され、その上壁2にキャスタ9aの車輪の車輪収納部が形成されてい る点と、把手部5aが凹部4の略中央部に揺動自在に装着されている点である。 底部6の液溜部6bの長さlは台部の幅を基準にするか少なくともポンプ吸い 込み口の幅に形成してもよい。 以上のように構成されたことにより、ポリタンク1を傾けることなくかつ、前 後の方向に自由に移動させることができる。また、段積による保管も容易に行う ことができる。更に液溜部6bの底部が、フラットで少なくともポンプ吸い込み 口の幅と同じ幅なので液状物を洩れなく汲みだすことができる。
【0009】 (実施例3) 図4は本考案の第3実施例の把手部の要部斜視図である。 把手部以外は第1実施例と同様なので説明を省略する。 5bはポリタンク1の上壁2の1角部から側壁11にかけて、把手収納凹部4 が形成され、前記凹部4内の上部両側壁の端部付近で回動自在に装着された把手 部である。 以上のように構成することにより、ポリタンク1の運搬をより簡単に行うこと ができる。 尚、第1実施例や第2実施例のキャスタはストッパ付のものを用いると汲出し や注入作業の際にポリタンク1を固定できるので便利である。また、キャスタは 自由方向性又は一方向性のいずれでもよいが、ポリタンクの1側壁側は自由方向 性のものを用いると持ち運びの際に曲がったりするときに便利である。 また、傾斜壁は直線状や湾曲状のものでもよく、更にその液溜部を形成する端 部は側壁と接するか、底部と接して形成してもよい。
【0010】
【考案の効果】
以上のように本考案は、傾斜した底部を有し底部や側壁で形成された液溜部と 少なくとも底部の腰高部にキャスタを有し、更に上壁に回動自在の把手部を有し ているので、液状物を充満したポリタンクを運ぶ際にも手や腰を痛めないで簡単 にかつ容易に自由方向に移動運搬でき、かつ、液溜部に液が溜まるので汲出し作 業も容易に行うことができる。更に上壁には車輪収納部を有しているので段積す ることも容易で収納に場所をとらない優れたポリタンクを実現できるものである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例におけるポリタンクの全体斜視図
【図2】第2実施例におけるポリタンクの側面図
【図3】第2実施例におけるポリタンクの平面図
【図4】第3実施例におけるポリタンクの把手部の要部
斜視図
【図5】従来のポリタンクの全体斜視図
【図6】従来のポリタンクの側面図
【符号の説明】
1,12 ポリタンク 2,13 上壁 3,14 出入孔の蓋 4 把手収納凹部 4a 把手係合孔 5,5a,5b,16 把手部 6,17 底部 6a,6b 液溜部 7,18 補強用リブ 8,8a 台部 9,91 キャスタ 10,10a 車輪収納部 11 側壁 15 凹部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上壁乃至は上壁近傍の側壁部に液状物の
    出入孔を1乃至複数有するポリタンクであって、底部が
    端部に向けて傾斜した傾斜壁からなり他端部の腰高部に
    キャスタが配設されていることを特徴とするポリタン
    ク。
  2. 【請求項2】 上壁に形成された把手部を収納する把手
    収納凹部と、前記把手収納凹部内の対向する側壁部に形
    成された係合部に回動又は揺動自在に装着された把手部
    と、及び/又は底部の液溜部の下部に配設されたキャス
    タと、を備えたことを特徴とするポリタンク。
  3. 【請求項3】 前記上壁の少なくとも一側部側に前記キ
    ャスタの車輪の一部を収容する車輪収納部が形成されて
    いることを特徴とする請求項1又は2の内いずれか1に
    記載のポリタンク。
JP2709892U 1992-03-30 1992-03-30 ポリタンク Withdrawn JPH0577032U (ja)

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JP2709892U JPH0577032U (ja) 1992-03-30 1992-03-30 ポリタンク

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JP2709892U JPH0577032U (ja) 1992-03-30 1992-03-30 ポリタンク

Publications (1)

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JPH0577032U true JPH0577032U (ja) 1993-10-19

Family

ID=12211614

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JP2709892U Withdrawn JPH0577032U (ja) 1992-03-30 1992-03-30 ポリタンク

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JP (1) JPH0577032U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014231426A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 リョービ株式会社 高圧洗浄機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014231426A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 リョービ株式会社 高圧洗浄機

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Effective date: 19960606