JPH066239U - 液体容器 - Google Patents
液体容器Info
- Publication number
- JPH066239U JPH066239U JP10771691U JP10771691U JPH066239U JP H066239 U JPH066239 U JP H066239U JP 10771691 U JP10771691 U JP 10771691U JP 10771691 U JP10771691 U JP 10771691U JP H066239 U JPH066239 U JP H066239U
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- liquid
- liquid container
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 積み重ねることができ、搖動する床上に置い
ても転倒することがなく、容器内液体を他に移すときの
容器制御が容易であり、かつ、充満した容器の持運びが
容易な液体容器を提供する。 【構成】 上部に給排口24、26を有する液体容器の
上面部に突出状把手12および凹部14a、14bを設
け、底面部に上面部の把手12に対応する溝18および
凹部14a、14bに対応する脚16a、16bを設
け、容器の両側面に把手20、22を設け、容器の高さ
に対する横幅及び奥行の寸法比を1:1〜2とした。
ても転倒することがなく、容器内液体を他に移すときの
容器制御が容易であり、かつ、充満した容器の持運びが
容易な液体容器を提供する。 【構成】 上部に給排口24、26を有する液体容器の
上面部に突出状把手12および凹部14a、14bを設
け、底面部に上面部の把手12に対応する溝18および
凹部14a、14bに対応する脚16a、16bを設
け、容器の両側面に把手20、22を設け、容器の高さ
に対する横幅及び奥行の寸法比を1:1〜2とした。
Description
【0001】
本考案は液体を収納する容器に係わり、詳しくは、灯油などの液体を収納する 可搬型容器に関する。
【0002】
従来のこの種液体容器は、上面が滑面で、形状が縦長で、上部に把手とねじ蓋 付給排口を設けたものである。
【0003】
この従来の液体容器は、容器の上下面が滑面であるため、容器を重ねることは 極めて困難であった。
【0004】 また、容器形状が縦長であるため、車載運搬時における姿勢の安定性を欠き、 特別な支持手段を設けない限り容器が転倒して液体が給排口から漏出するという 問題点があった。
【0005】 さらに、容器の把手は上部に設けられた1つだけであったため、容器内の液体 を他に移すときなど容器を傾斜させるときの容器の制御が難しく、また、容器を 持運ぶときは、容器を片手で持つことになるため持つ人の姿勢が不安定になると いう問題点があった。
【0006】 本考案は従来の液体容器の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであ り、その目的とするところは、容器の車載運搬、および、容器の積み重ねにおけ る容器姿勢の安定性が優れ、また、容器を傾斜させるときの容器の制御が容易で あり、さらに、容器を持運ぶときに持つ人の姿勢が安定となる液体容器を提供す ることにある。
【0007】
本考案は上記課題のもとになされたものであって、容器の上面部に少なくとも 1つの凹/凸部を設けるとともに、容器の底面部に上面部の凹/凸部に対応する 凸/凹部を設けたものである。
【0008】 また、容器の姿勢安定性を向上させるために、容器の高さに対する横幅および 奥行の寸法比は1:1〜2とすることが好ましい。
【0009】 さらに、容器の制御および容器の持運びを容易にするために、把手は容器の上 面部および両側面部に設けることが好ましい。
【0010】
本考案の容器は、積み重ねられると容器上面部の凹/凸部が容器底面部の凸/ 凹部に嵌合されて積み重ねられた容器相互の水平相対移動が阻止される。
【0011】 また、単体の容器は、車床のような搖動する面に置かれても、容器の横幅およ び奥行の寸法が高さに対比して大きくなっているので、特別の支持手段がなくて も容器は転倒しない。
【0012】 さらに、容器内液体を他に移すときなど容器を傾斜させるとき、上面部および 側面部の把手を左右の手でそれぞれに把持すると容器の制御が容易となり、また 、容器を持って歩行するときは、容器の両側面部の把手を左右の手でそれぞれに 把持すると容器を持つ人の姿勢が安定となる。
【0013】
図1は本考案に係る液体容器の一実施例を示す斜視図である。図2は図1のII −II線に沿った断面図である。
【0014】 10は容器本体で、この容器本体10は、突出状上面部把手12と、容器の上 面を横断する溝形凹部14a、14bと、容器の底面に設けられた、上面部把手 12と相補する形状の溝18と、凹部14a、14bと相補する形状の脚16a 、16bと、容器の側面に設けられた、容器の前面と同一面となるように形成さ れた前面部把手20と、容器の後面と同一面となるように形成された後面部把手 22と、ねじ蓋付の前側液給排口24と、ねじ蓋付の後側液給排口26とからな り、溝18は上面部把手12の真下に位置し、脚16a、16bは凹部14a、 14bの真下にそれぞれ位置し、ねじ蓋付液給排口24、26の上端は容器上面 28より僅か低いレベルに位置し、容器本体10の寸法は、高さが約23cm、 横幅が約34cm、奥行が約34cmとなっている。
【0015】 次に本実施例の作用について説明する。本実施例の液体容器は、横幅、および 、奥行の寸法が高さに対比して大きくなっているので容器が載置された床が搖動 しても転倒することがない。
【0016】 また、容器を重ねると、上側容器の溝18が下側容器の上面部把手12と嵌合 し、上側容器の脚16a、16bが下側容器の凹部14a、14bにそれぞれ嵌 合する。そして、溝18と把手12とが嵌合することによって上側容器と下側容 器相互の水平相対移動が阻止され、上側容器の脚16a、16bと下側容器の凹 部14a、14bとが嵌合することによって前記水平相対移動の阻止が一層確実 となる。
【0017】 また、上面部把手12と後面部把手22とを左右の手でそれぞれに把持すると 、容器内液体を他に移すときなど容器を傾斜させるときの容器制御が容易となり 、前面部把手20と後面部把手22を左右の手でそれぞれに把持して容器を持上 げると、持つ人に対する重量負荷が左右均等となる。
【0018】 さらに、凹部14a、14bは容器の上面を横断しているのでその長手方向に 沿って掃くことによって凹部内の塵が排出される。
【0019】 なお、上記実施例では、容器上面に凹部14a、14bを設けるとともに容器 の下面にその凹部に嵌合する凸部16a、16bを設けたが、容器上面に凸部を 設けるとともに容器下面にその凸部に嵌合する凹部を設けてもよく、また、凹部 ならびに凸部の個数および形状は種々変更し得ることはいうまでもない。さらに 、上面部把手を、前面部把手と同様に把手上面を容器上面と同一面となるように するとともに、凹部または凸部の横断面形状を四角形などとして、重ねられた容 器相互の水平相対移動が四方において阻止されるようにしてもよい。
【0020】
以上説明したとおり、本考案に係る液体容器は、容器の上面部に凹/凸部を設 けるとともに底面部に上面部の凹/凸部に対応する凸/凹部設けたので、容器を 積み重ねても上側容器は滑り落ちることがない。
【0021】 また、容器の横幅及び奥行の寸法が高さに対比して大きいので、容器を車のト ランクなど搖動する床面に載置し、特別の支持手段を設けなくても容器は転倒す ることがない。
【0022】 また、把手を容器の上面部および側面部に設けたので、それらの把手を両手で それぞれに把持することにより、容器内液体を他に移すときなど容器を傾斜させ るときの容器の制御を確実に行うことができる。
【0023】 さらに、把手を容器の両側面部に設けたので、それらの把手を両手でそれぞれ に把持することにより、充満状態の容器を持って階段を昇り降りするときなどに おける容器を持つ人の姿勢を安定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る液体容器の一実施例を示す斜視図
である。
である。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
10 容器本体 12 凸部(上面部把手) 14a 凹部 14b 凹部 16a 凸部(脚) 16b 凸部(脚) 18 凹部(溝) 20 前面部把手 22 後面部把手
Claims (3)
- 【請求項1】 上部に給排口を有する液体容器におい
て、その容器の上面部に少なくとも1つの凹/凸部14
a、14b、12を設けるとともに、底面部に上面部の
凹/凸部14a、14b、12に対応する凸/凹部16
a、16b、18を設けたことを特徴とする液体容器。 - 【請求項2】 前記液体容器の高さに対する横幅および
奥行の寸法比が1:1〜2であることを特徴とする請求
項1記載の液体容器。 - 【請求項3】 前記液体容器の上面部および両側面部に
把手12、20、22を設けたことを特徴とする請求項
1または2記載の液体容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10771691U JPH066239U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 液体容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10771691U JPH066239U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 液体容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066239U true JPH066239U (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=14466139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10771691U Pending JPH066239U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 液体容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066239U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011115438A3 (en) * | 2010-03-17 | 2012-01-26 | Cj Cheiljedang Corp. | Fluid storage tank |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS498656U (ja) * | 1972-04-28 | 1974-01-24 | ||
JPS5280995A (en) * | 1975-12-25 | 1977-07-07 | Kyowa Electric & Chemical | Portable container for four or greater even number of cans or bottles |
JPS5282598A (en) * | 1975-12-27 | 1977-07-09 | Kyowa Electric & Chemical | Portable container for two or greater even number of cans or bottles |
JPS534678A (en) * | 1976-06-30 | 1978-01-17 | Kyowa Electric & Chemical | Handy receptacle for carrying eight cans or bottles |
JPS5643710B2 (ja) * | 1979-10-17 | 1981-10-14 | ||
JPS62286854A (ja) * | 1986-06-05 | 1987-12-12 | セツトフオ−ド コ−ポレ−シヨン | リクレ−ション用車両 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP10771691U patent/JPH066239U/ja active Pending
Patent Citations (6)
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