JPH0824458B2 - 自走式農作業機の切り替え操作装置 - Google Patents
自走式農作業機の切り替え操作装置Info
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- JPH0824458B2 JPH0824458B2 JP2092789A JP9278990A JPH0824458B2 JP H0824458 B2 JPH0824458 B2 JP H0824458B2 JP 2092789 A JP2092789 A JP 2092789A JP 9278990 A JP9278990 A JP 9278990A JP H0824458 B2 JPH0824458 B2 JP H0824458B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、乗用型田植機、歩行型田植機や乗用型管
理機、歩行型管理機などのエンジンを搭載した自走式農
作業機の作動状態を切り替える切り替え操作装置に関
し、例えば、走行速を切り替える主変速レバーや副変速
レバー、また作業機の駆動入り切りや昇降を切り替える
作業機レバー、或はメインスイッチや各自動制御装置の
作動を入り切りするスイッチなどの切り替え操作装置に
関する。
理機、歩行型管理機などのエンジンを搭載した自走式農
作業機の作動状態を切り替える切り替え操作装置に関
し、例えば、走行速を切り替える主変速レバーや副変速
レバー、また作業機の駆動入り切りや昇降を切り替える
作業機レバー、或はメインスイッチや各自動制御装置の
作動を入り切りするスイッチなどの切り替え操作装置に
関する。
[従来技術] 従来、エンジンを搭載した乗用型、或は歩行型の走行
車体に農作業機が連結された自走式農作業機に、該自走
式農作業機の作動状態を切り替える複数の切り替え操作
具、例えば、走行速を切り替える主変速レバーや副変速
レバー、また作業機の駆動入り切りや昇降を切り替える
作業機レバー、或はメインスイッチや各自動制御装置の
作動を入り切りするスイッチなどが設けられ、該切り替
え操作具の近傍には、各操作具の各操作位置に対応する
作動状態を示す表示部、例えば、主変速レバーの基部側
にレバー案内板が設けられ、その案内板上にそのレバー
の各操作位置に対応する各変速状態(例えば高速、低
速、中立、後進などの表示)を指示したものがあった。
車体に農作業機が連結された自走式農作業機に、該自走
式農作業機の作動状態を切り替える複数の切り替え操作
具、例えば、走行速を切り替える主変速レバーや副変速
レバー、また作業機の駆動入り切りや昇降を切り替える
作業機レバー、或はメインスイッチや各自動制御装置の
作動を入り切りするスイッチなどが設けられ、該切り替
え操作具の近傍には、各操作具の各操作位置に対応する
作動状態を示す表示部、例えば、主変速レバーの基部側
にレバー案内板が設けられ、その案内板上にそのレバー
の各操作位置に対応する各変速状態(例えば高速、低
速、中立、後進などの表示)を指示したものがあった。
[発明が解決しようとする課題] 農作業は、例えば、圃場をトラクターで整地し、育苗
して田植機で苗移植し、更に管理機で施肥や防除の管理
作業をし、そしてコンバインで収穫するというように、
栽培過程にあわせて専用の農作業機を別々に操縦しなけ
ればならない。このため、農業を営む者は、一年に多く
の種類の農作業機を操縦しなければならない。更に、各
専用の農作業機は自家用車のように一年中操縦する機械
ではなく、一年に数日から数週間程度の短期間しか操縦
する機会がないのである。そしてこのような作業を営む
者は、最近の農業における後継者不足の問題から、老人
や婦人などの機械操作に不慣れな人であったりすること
が多い。以上のように農作業機の操縦者は、常に初めて
その機械を操縦する不慣れな初心者とみなすことが妥当
である。よって、農作業機においては、それに対応した
操作性の高い切り替え操作装置が要求される。
して田植機で苗移植し、更に管理機で施肥や防除の管理
作業をし、そしてコンバインで収穫するというように、
栽培過程にあわせて専用の農作業機を別々に操縦しなけ
ればならない。このため、農業を営む者は、一年に多く
の種類の農作業機を操縦しなければならない。更に、各
専用の農作業機は自家用車のように一年中操縦する機械
ではなく、一年に数日から数週間程度の短期間しか操縦
する機会がないのである。そしてこのような作業を営む
者は、最近の農業における後継者不足の問題から、老人
や婦人などの機械操作に不慣れな人であったりすること
が多い。以上のように農作業機の操縦者は、常に初めて
その機械を操縦する不慣れな初心者とみなすことが妥当
である。よって、農作業機においては、それに対応した
操作性の高い切り替え操作装置が要求される。
さて、自走式農作業機は走行することで作業が進行す
る構成なので、その操縦は、操縦者が進行方向をハンド
ル等などで操作しながら作業する形態をとる。よって、
作業走行中の走行速の変速や作業機の駆動入り切りなど
各種の作動状態を切り替える操作は、進行方向をハンド
ルで操作しながらの操作となる。作業走行中は、進行方
向の操作や作業状態の確認などに注意を注がなければな
らないから、前記の操作具の操作は、その操作に注意が
奪われてしまわないように一目で判る工夫が為されてい
なければならない。
る構成なので、その操縦は、操縦者が進行方向をハンド
ル等などで操作しながら作業する形態をとる。よって、
作業走行中の走行速の変速や作業機の駆動入り切りなど
各種の作動状態を切り替える操作は、進行方向をハンド
ルで操作しながらの操作となる。作業走行中は、進行方
向の操作や作業状態の確認などに注意を注がなければな
らないから、前記の操作具の操作は、その操作に注意が
奪われてしまわないように一目で判る工夫が為されてい
なければならない。
しかし、従来技術のように、農作業機の機能向上に伴
って切り替え操作具の数が多くなると、その分その操作
具の操作案内の表示部も多くなる。また、各操作具はハ
ンドル等の近傍の操作性の高い位置に各操作具を集中配
置することになり、多くなった分だけ各操作具の配置が
近接し、その表示部も接近してくる。そのため、各操作
具とその案内の表示部の対応が付き難くなっていた。更
に、その表示の対応を見間違ってしまい操作具の誤操作
を起こしてしまうこともあった。
って切り替え操作具の数が多くなると、その分その操作
具の操作案内の表示部も多くなる。また、各操作具はハ
ンドル等の近傍の操作性の高い位置に各操作具を集中配
置することになり、多くなった分だけ各操作具の配置が
近接し、その表示部も接近してくる。そのため、各操作
具とその案内の表示部の対応が付き難くなっていた。更
に、その表示の対応を見間違ってしまい操作具の誤操作
を起こしてしまうこともあった。
[課題を解決するための手段] 上述の課題を解決するために、この発明は、エンジン
3を搭載した乗用型、或は歩行型の走行車体1に農作業
機2が連結された自走式農作業機に、該自走式農作業機
の作動状態を切り替える複数の切り替え操作具L1、L2、
L3…が設けられ、該切り替え操作具L1、L2、L3…の近傍
には各操作具の各操作位置に対応する作動状態を示す表
示部G1、G2、G3…が付設され、該表示部G1、G2、G3…の
各表示色C1、C2、C3…はそれぞれに対応する切り替え操
作具L1、L2、L3…の少なくとも一部の外装色C1′、C
2′、C3′…と同一、或は近い色に配色されていること
を特徴とする自走式農作業機の切り替え操作装置とし
た。
3を搭載した乗用型、或は歩行型の走行車体1に農作業
機2が連結された自走式農作業機に、該自走式農作業機
の作動状態を切り替える複数の切り替え操作具L1、L2、
L3…が設けられ、該切り替え操作具L1、L2、L3…の近傍
には各操作具の各操作位置に対応する作動状態を示す表
示部G1、G2、G3…が付設され、該表示部G1、G2、G3…の
各表示色C1、C2、C3…はそれぞれに対応する切り替え操
作具L1、L2、L3…の少なくとも一部の外装色C1′、C
2′、C3′…と同一、或は近い色に配色されていること
を特徴とする自走式農作業機の切り替え操作装置とし
た。
[発明の効果] 切り替え操作具L1、L2、L3…の少なくとも一部の外装
色C1′、C2′、C3′…と、その操作具に対応する表示部
G1、G2、G3…の各表示色C1、C2、C3…が同一、或は近い
色に配色されているので、機能向上にともない切り替え
操作具L1、L2、L3…の数が多くなってそれに対応する操
作案内の表示部G1、G2、G3…も多くなても、そのそれぞ
れの対応は一目で判る。また、各操作具L1、L2、L3…を
ハンドル9等の近傍の操作性の高い位置に各操作具L1、
L2、L3…を集中配置して各操作具とそれに対応する表示
部G1、G2、G3…も接近してきても、各操作具L1、L2、L3
…とその案内の表示部G1、G2、G3…の対応は一目で判
る。よって、初めて機械を操縦する操縦者であっても、
各操作具L1、L2、L3…の操作は容易に判り、誤操作が防
止される。
色C1′、C2′、C3′…と、その操作具に対応する表示部
G1、G2、G3…の各表示色C1、C2、C3…が同一、或は近い
色に配色されているので、機能向上にともない切り替え
操作具L1、L2、L3…の数が多くなってそれに対応する操
作案内の表示部G1、G2、G3…も多くなても、そのそれぞ
れの対応は一目で判る。また、各操作具L1、L2、L3…を
ハンドル9等の近傍の操作性の高い位置に各操作具L1、
L2、L3…を集中配置して各操作具とそれに対応する表示
部G1、G2、G3…も接近してきても、各操作具L1、L2、L3
…とその案内の表示部G1、G2、G3…の対応は一目で判
る。よって、初めて機械を操縦する操縦者であっても、
各操作具L1、L2、L3…の操作は容易に判り、誤操作が防
止される。
[実施例] 自走式農作業機の一例として乗用型田植機に対する、
この発明の一実施例を図面に基いて詳細に説明する。
この発明の一実施例を図面に基いて詳細に説明する。
1は乗用型走行車体で、後方にリンク22を介して苗移
植作業機2を連結している。
植作業機2を連結している。
3はエンジンであって、座席4の下側で、リヤアクス
ルケース5上に搭載されている。エンジン3の側方から
上側はステップフロア6と一体的に設けられたエンジン
カバー7で覆われている。座席4はそのカバー7の上に
設けられている。また、エンジン3はリコイルスタート
式のエンジンであり、スターター用リコイルロープの牽
引把持部となるノブ8は、エンジンカバー7の前側壁部
に設けられた段差部に右に傾いた状態で取り付け支持さ
れている。
ルケース5上に搭載されている。エンジン3の側方から
上側はステップフロア6と一体的に設けられたエンジン
カバー7で覆われている。座席4はそのカバー7の上に
設けられている。また、エンジン3はリコイルスタート
式のエンジンであり、スターター用リコイルロープの牽
引把持部となるノブ8は、エンジンカバー7の前側壁部
に設けられた段差部に右に傾いた状態で取り付け支持さ
れている。
9は操縦ハンドルで、座席4の前方に配設され、ミッ
ションケース10の前方に固着されたステアリングギヤケ
ース11内から上方へ延出したステアリング軸12の上端に
連結されている。操縦ハンドル9を回動させれば、ステ
アリング軸12も一体的に回動する。
ションケース10の前方に固着されたステアリングギヤケ
ース11内から上方へ延出したステアリング軸12の上端に
連結されている。操縦ハンドル9を回動させれば、ステ
アリング軸12も一体的に回動する。
13は副変速装置で、ミッションケース10の前側に配設
されている。副変速装置13には、エンジン3から発生し
た回転出力が油圧ポンプ14の駆動を介して伝動軸13aに
より伝動されている。副変速装置13を介してミッション
10に伝えられた動力は走行、作業機系へと伝達される。
されている。副変速装置13には、エンジン3から発生し
た回転出力が油圧ポンプ14の駆動を介して伝動軸13aに
より伝動されている。副変速装置13を介してミッション
10に伝えられた動力は走行、作業機系へと伝達される。
この副変速装置13は、エンジン3から動力入力する駆動
軸13aとミッション6に動力入力する入力軸との間をベ
ルトで伝動し、そのベルト伝動において高速、低速の2
段階の減速比を選択的に伝動できるように設けた構成と
している。
軸13aとミッション6に動力入力する入力軸との間をベ
ルトで伝動し、そのベルト伝動において高速、低速の2
段階の減速比を選択的に伝動できるように設けた構成と
している。
15、15は前輪で、ミッションケース10の後方に一体的
に固設されたフロントデフケース16の左右両側にエクス
テンションを介して下方向に縦に配設された前輪伝動ケ
ースの下側ケース16a、16aに軸架されている。前輪15、
15の駆動は、ミッション10内で減速された回転動力が、
フロントデフケース16内の差動装置を介して、エクステ
ンションケースと前輪伝動ケース16a、16a内の伝動機構
を経て、左右の前輪15、15に伝動し駆動される。また、
前輪15、15は操向車輪として、ハンドル9の操向操作が
ステアリング軸12で伝達されステアリングギヤケース11
を介し、更にアーム17、ロッド18、18を介して前輪伝動
ケース16a、16aに伝達され、操縦ハンドル9の回動に対
応して前輪15、15が回動するようになっている。
に固設されたフロントデフケース16の左右両側にエクス
テンションを介して下方向に縦に配設された前輪伝動ケ
ースの下側ケース16a、16aに軸架されている。前輪15、
15の駆動は、ミッション10内で減速された回転動力が、
フロントデフケース16内の差動装置を介して、エクステ
ンションケースと前輪伝動ケース16a、16a内の伝動機構
を経て、左右の前輪15、15に伝動し駆動される。また、
前輪15、15は操向車輪として、ハンドル9の操向操作が
ステアリング軸12で伝達されステアリングギヤケース11
を介し、更にアーム17、ロッド18、18を介して前輪伝動
ケース16a、16aに伝達され、操縦ハンドル9の回動に対
応して前輪15、15が回動するようになっている。
19、19は後輪で、リヤアクスル5の左右両側にエクス
テンションケースを介して設けられた後輪伝動ケース2
0、20の後方に軸架されている。ミッション6内の動力
はリヤアクスル5に伝達され、リヤアクスル5内の差動
装置を介して後輪伝動ケース20、20内の伝動機構を経
て、左右後輪19、19に回転が伝えられている。
テンションケースを介して設けられた後輪伝動ケース2
0、20の後方に軸架されている。ミッション6内の動力
はリヤアクスル5に伝達され、リヤアクスル5内の差動
装置を介して後輪伝動ケース20、20内の伝動機構を経
て、左右後輪19、19に回転が伝えられている。
21は油圧ピストンである。油圧ピストン21の油圧シリ
ンダの基部側がリヤアクスル5の後部に軸支され、ピス
トンロッドの先端が走行車体1と作業機2を連結する昇
降リンク22のアッパーリンク22aの走行車体1側基部付
近に枢着されている。油圧ピストン21のシリンダ内へオ
イルが流入、流出することによって、ピストンロッドが
突出、引退し、昇降リンク22の走行車体1側を回動支点
として上下し、作業機が昇降する。
ンダの基部側がリヤアクスル5の後部に軸支され、ピス
トンロッドの先端が走行車体1と作業機2を連結する昇
降リンク22のアッパーリンク22aの走行車体1側基部付
近に枢着されている。油圧ピストン21のシリンダ内へオ
イルが流入、流出することによって、ピストンロッドが
突出、引退し、昇降リンク22の走行車体1側を回動支点
として上下し、作業機が昇降する。
リンク22は、一枚の幅広で厚い板バネからなるアッパ
ーリンク22aと、2本の鉄鋼角材からなるロアーリンク2
2b、22bが、走行車体1側の後輪伝動ケース20に固着さ
れた走行車体側リンクベース23にリンク回動支点として
連結され、作業機2側には作業機2を左右ローリング自
在に軸支している作業機側リンクベース24が連結されて
いる。
ーリンク22aと、2本の鉄鋼角材からなるロアーリンク2
2b、22bが、走行車体1側の後輪伝動ケース20に固着さ
れた走行車体側リンクベース23にリンク回動支点として
連結され、作業機2側には作業機2を左右ローリング自
在に軸支している作業機側リンクベース24が連結されて
いる。
25は作業機伝動軸で、ミッション6内から取り出され
たPTO軸の回転動力を、作業機2の駆動軸へ自在継手を
介して伝達する。
たPTO軸の回転動力を、作業機2の駆動軸へ自在継手を
介して伝達する。
26は苗載台で、前側が上位に後側が下位になるよう傾
斜させて植付部伝動ケース27に固定されているレール上
に左右スライド可能に取り付けられている。伝動ケース
27内の左右往復機構により苗載せ台26は左右に往復移動
して、植付装置28…にその植え付けサイクルに合わせて
一株づつ苗を供給する。
斜させて植付部伝動ケース27に固定されているレール上
に左右スライド可能に取り付けられている。伝動ケース
27内の左右往復機構により苗載せ台26は左右に往復移動
して、植付装置28…にその植え付けサイクルに合わせて
一株づつ苗を供給する。
植付装置28…は、植付部伝動ケース26の左右端側から
それぞれ後方に向かって延びる2本の植付伝動フレーム
29、29の後側に、左右両側2条分づつ取り付けられ全体
で4条植え分装着されている。各条の植え付け装置28…
は植付伝動フレーム29、29内のチェーン伝動機構を介し
て伝動ケース26の動力が伝達されている。また、植付装
置28は、回転ケース30とそれに装着された2基の植付具
31、31から構成されている。この2基の植付具31、31の
それぞれに植付爪31a、31aが設けられ、その先端が回転
ケース30の回転に伴うケース内のギヤ列の回転伝動によ
って楕円状の軌跡を描く運動を行い、苗載台26の苗供給
に合わせて一株づつ苗を取って圃場に植え付けていく。
それぞれ後方に向かって延びる2本の植付伝動フレーム
29、29の後側に、左右両側2条分づつ取り付けられ全体
で4条植え分装着されている。各条の植え付け装置28…
は植付伝動フレーム29、29内のチェーン伝動機構を介し
て伝動ケース26の動力が伝達されている。また、植付装
置28は、回転ケース30とそれに装着された2基の植付具
31、31から構成されている。この2基の植付具31、31の
それぞれに植付爪31a、31aが設けられ、その先端が回転
ケース30の回転に伴うケース内のギヤ列の回転伝動によ
って楕円状の軌跡を描く運動を行い、苗載台26の苗供給
に合わせて一株づつ苗を取って圃場に植え付けていく。
32a、32b、32cはそれぞれ左側、中央側、及び右側の
整地フロートで、植付伝動フレーム29、29の下側にそれ
ぞれ吊り下げられ、植え付け圃場の泥面を整地しながら
滑走していく。
整地フロートで、植付伝動フレーム29、29の下側にそれ
ぞれ吊り下げられ、植え付け圃場の泥面を整地しながら
滑走していく。
33は操作パネルで、操縦ハンドル9の下側に配設され
て、このパネル33の下側はパネルカバーで覆われてい
る。
て、このパネル33の下側はパネルカバーで覆われてい
る。
34はステアリングポストで、前記ステアリング軸12を
支持している。このポスト34の外周付近はポストカバー
34aで覆われ、そのカバー34aの左右、前後の幅はハンド
ル9の外径よりも細く設けられている。このポストカバ
ー34aの下端基部周辺には、操縦者の足場となるステッ
プフロア8が座席4の下側周辺から延設されていて、操
縦ハンドル9の周りにも操縦者が立てるようになってい
る。
支持している。このポスト34の外周付近はポストカバー
34aで覆われ、そのカバー34aの左右、前後の幅はハンド
ル9の外径よりも細く設けられている。このポストカバ
ー34aの下端基部周辺には、操縦者の足場となるステッ
プフロア8が座席4の下側周辺から延設されていて、操
縦ハンドル9の周りにも操縦者が立てるようになってい
る。
35は乗車ステップで、走行車体1の座席4の左右側下
方にステップフロア8と一体に設けられている。
方にステップフロア8と一体に設けられている。
36は前側乗車ステップで、走行車体1の前方の左右両
側に設けられている。この前側乗車ステップ36、36は、
重量物で構成されていてバランスウェイトを兼用し、ミ
ッション6にその基部が固着されていて、乗車ステップ
35、35からだけでなく、走行車体1の前側からも乗り降
りが容易にできる。
側に設けられている。この前側乗車ステップ36、36は、
重量物で構成されていてバランスウェイトを兼用し、ミ
ッション6にその基部が固着されていて、乗車ステップ
35、35からだけでなく、走行車体1の前側からも乗り降
りが容易にできる。
37はクラッチペダル、38a、38bはそれぞれ後輪の左右
ブレーキペダル、39はデフロックペダルで、それぞれ操
作パネル33の下方左右側でステップフロア6上に突設さ
れている。
ブレーキペダル、39はデフロックペダルで、それぞれ操
作パネル33の下方左右側でステップフロア6上に突設さ
れている。
以下に切り替え操作具L1、L2、L3…のそれぞれについ
て説明する。
て説明する。
L1は主変速レバーで、前記ハンドル9の左側に延設さ
れている。このレバーL1の基部は、ポストカバー34aの
基部の側近から立設され、ポストカバー34aの側部に近
接して上方に延びている。レバーL1の上端部は、ハンド
ル9の近傍まで延びていて、平面視でハンドル9の内側
に重ならないで、ハンドル9の外側に位置するよう屈曲
して延設されている。また、レバーL1の上端部は、操縦
者がこのレバーを操作するときに掴む部分のグリップ部
であり、赤色の外装色C1が施されている。
れている。このレバーL1の基部は、ポストカバー34aの
基部の側近から立設され、ポストカバー34aの側部に近
接して上方に延びている。レバーL1の上端部は、ハンド
ル9の近傍まで延びていて、平面視でハンドル9の内側
に重ならないで、ハンドル9の外側に位置するよう屈曲
して延設されている。また、レバーL1の上端部は、操縦
者がこのレバーを操作するときに掴む部分のグリップ部
であり、赤色の外装色C1が施されている。
この主変速レバーL1は、ミッションケース10内の変速
ギヤの噛み合い切り替えをさせるシフターに連結されて
いて、前進2段(作業速(S1)、路上走行速(S2))、
後進1段(B)、中立(N)の変速操作ができるように
なっている。また、このレバーL1の操作は前後に操作す
るようになっていて、前述のそれぞれのレバー位置は、
座席側の操作最後位置から前方へ順に、後進(B)→作
業走行速(S1)→中立(N)→路上走行速(S2)となっ
ている。
ギヤの噛み合い切り替えをさせるシフターに連結されて
いて、前進2段(作業速(S1)、路上走行速(S2))、
後進1段(B)、中立(N)の変速操作ができるように
なっている。また、このレバーL1の操作は前後に操作す
るようになっていて、前述のそれぞれのレバー位置は、
座席側の操作最後位置から前方へ順に、後進(B)→作
業走行速(S1)→中立(N)→路上走行速(S2)となっ
ている。
L2は作業機レバーで、作業機2を昇降させる油圧ピス
トン21への圧油の流れを切り替える油圧バルブを操作す
るレバーと、苗植付作業機2を駆動させる伝動経路に設
けられた植付クラッチの入り切りを操作するレバーとを
兼ねた油圧、植付レバーである。主変速レバL1と左右対
称で反対側右側に、基部から上方に向けてポストカバー
34aに沿うようにしてハンドル9外側近傍まで延設され
ている。レバー上端部のグリップ部は、赤色の外装色C2
が施されている。
トン21への圧油の流れを切り替える油圧バルブを操作す
るレバーと、苗植付作業機2を駆動させる伝動経路に設
けられた植付クラッチの入り切りを操作するレバーとを
兼ねた油圧、植付レバーである。主変速レバL1と左右対
称で反対側右側に、基部から上方に向けてポストカバー
34aに沿うようにしてハンドル9外側近傍まで延設され
ている。レバー上端部のグリップ部は、赤色の外装色C2
が施されている。
この作業機レバーL2を操作すると、油圧バルブに連結
する油圧ワイヤーと、植付クラッチに連結する植付ワイ
ヤーとが連動操作され、レバーL2の各操作位置にしたが
って、作業機2の「上げ」、「下げ」、「固定」と、作
業機2の駆動の「入り」、「切り」が切替られる。ま
た、この作業機レバーL2の各レバー操作位置における作
動状態は、座席側の操作最後位置(P1)から前方へ順
に、作業機2の「上げ」(植付「切り」)(P1)→「固
定」(植付「切り」)(P2)→「下げ」(植付「切
り」)(P3)→植付(作業機駆動)「入り」(作業機
「下げ」:植付深さ自動制御位置)(P4)となってい
る。
する油圧ワイヤーと、植付クラッチに連結する植付ワイ
ヤーとが連動操作され、レバーL2の各操作位置にしたが
って、作業機2の「上げ」、「下げ」、「固定」と、作
業機2の駆動の「入り」、「切り」が切替られる。ま
た、この作業機レバーL2の各レバー操作位置における作
動状態は、座席側の操作最後位置(P1)から前方へ順
に、作業機2の「上げ」(植付「切り」)(P1)→「固
定」(植付「切り」)(P2)→「下げ」(植付「切
り」)(P3)→植付(作業機駆動)「入り」(作業機
「下げ」:植付深さ自動制御位置)(P4)となってい
る。
L3は副変速レバーで、作業機レバーL2に並列して、ポ
ストカバー34aに沿ってハンドル9外側近傍まで延設さ
れている。レバー上端部のグリップ部は、緑色の外装色
C3が施されている。
ストカバー34aに沿ってハンドル9外側近傍まで延設さ
れている。レバー上端部のグリップ部は、緑色の外装色
C3が施されている。
副変速の切替は、カム機構を介して選択的に「低
速」、「高速」の各伝動状態に切り替えられるようにな
っている。また、この副変速レバーL3の各レバー操作位
置における作動状態は、座席側の操作最後位置(P5)の
レバー位置で「低速」、機体先端側の操作最前位置(P
6)のレバー位置で「高速」に切り替わるようになって
いる。
速」、「高速」の各伝動状態に切り替えられるようにな
っている。また、この副変速レバーL3の各レバー操作位
置における作動状態は、座席側の操作最後位置(P5)の
レバー位置で「低速」、機体先端側の操作最前位置(P
6)のレバー位置で「高速」に切り替わるようになって
いる。
L4はスロットルレバーで、L5はメインスイッチであ
る。
る。
G1、G2、G3…は、それぞれの操作具(レバー)L1、L
2、L3…の各レバー位置における作動状態を指示する表
示部(文字及び図形、或はどちらか一方)で、操作パネ
ル33上の各操作具の近傍位置に付設されている。しか
も、この表示部G1、G2、G3…の指示文字を囲む枠図の表
示色C1′、C2′、C3′…を、前記各操作具のグリップ部
の外装色C1、C2、C3…と同じ、或は近い色に採択してい
る。
2、L3…の各レバー位置における作動状態を指示する表
示部(文字及び図形、或はどちらか一方)で、操作パネ
ル33上の各操作具の近傍位置に付設されている。しか
も、この表示部G1、G2、G3…の指示文字を囲む枠図の表
示色C1′、C2′、C3′…を、前記各操作具のグリップ部
の外装色C1、C2、C3…と同じ、或は近い色に採択してい
る。
また、表示部G2では、レバー位置(P4)の作動状態、
即ち植付(作業機駆動)「入り」(作業機「下げ」:植
付深さの自動制御位置)の状態を示す表示を、レバーL2
がこのレバー位置(P4)に位置したとき、ランプL2aの
スイッチが入り、点灯するようになっている。これで、
植付作業機2が駆動状態に切り替わったことを、はっき
りと確認することができる。
即ち植付(作業機駆動)「入り」(作業機「下げ」:植
付深さの自動制御位置)の状態を示す表示を、レバーL2
がこのレバー位置(P4)に位置したとき、ランプL2aの
スイッチが入り、点灯するようになっている。これで、
植付作業機2が駆動状態に切り替わったことを、はっき
りと確認することができる。
尚、操作具L1、L2、L3…の外装色C1、C2、C3…はグリ
ップ部に限定することはなく、レバー全体でもよい。ま
た、表示部G1、G2、G3…の表示色C1′、C2′、C3′…
は、枠図部分に限定することはなく、文字部分の色であ
ってもよく、また文字のバックグランドの色であっても
よい。即ち、操作具L1、L2、L3…と表示部G1、G2、G3…
の各対応が、考えることなく感覚的に一目で、且つ迅速
に判るように色をあわせておけばよく、また、そのそれ
ぞれの色付け個所は、少なくとも操縦者がハンドル9等
を掴んで通常の操縦位置に位置するときに見える部分で
あればよい。
ップ部に限定することはなく、レバー全体でもよい。ま
た、表示部G1、G2、G3…の表示色C1′、C2′、C3′…
は、枠図部分に限定することはなく、文字部分の色であ
ってもよく、また文字のバックグランドの色であっても
よい。即ち、操作具L1、L2、L3…と表示部G1、G2、G3…
の各対応が、考えることなく感覚的に一目で、且つ迅速
に判るように色をあわせておけばよく、また、そのそれ
ぞれの色付け個所は、少なくとも操縦者がハンドル9等
を掴んで通常の操縦位置に位置するときに見える部分で
あればよい。
以上のように、この発明の一実施例を構成したので、
切り替え操作具L1,L2,L3…の少なくとも一部の外装色C
1′,C2′,C3′… と、その操作具に対応する表示部G1,
G2,G3…の各表示色C1,C2,C3…が同一、或は近い色に配
色されているので、機能向上にともない切り替え操作具
L1,L2,L3…の数が多くなってそれに対応する操作案内の
表示部G1,G2,G3,…も多くなっても、そのそれぞれの対
応は一目で判る。また、各操作具L1,L2,L3,…をハンド
ル9等の近傍の操作性の高い位置に各操作具L1,L2,L3…
を集中配置して各操作具とそれに対応する表示部G1,G2,
G3…も接近してきても、各操作具L1,L2,L3…とその案内
の表示部G1,G2,G3…の対応は一目で判る。よって、初め
て機械を操縦する人が操縦者であっても、各操作具L1,L
2,L3…の操作は容易に判り、誤操作が防止される。
切り替え操作具L1,L2,L3…の少なくとも一部の外装色C
1′,C2′,C3′… と、その操作具に対応する表示部G1,
G2,G3…の各表示色C1,C2,C3…が同一、或は近い色に配
色されているので、機能向上にともない切り替え操作具
L1,L2,L3…の数が多くなってそれに対応する操作案内の
表示部G1,G2,G3,…も多くなっても、そのそれぞれの対
応は一目で判る。また、各操作具L1,L2,L3,…をハンド
ル9等の近傍の操作性の高い位置に各操作具L1,L2,L3…
を集中配置して各操作具とそれに対応する表示部G1,G2,
G3…も接近してきても、各操作具L1,L2,L3…とその案内
の表示部G1,G2,G3…の対応は一目で判る。よって、初め
て機械を操縦する人が操縦者であっても、各操作具L1,L
2,L3…の操作は容易に判り、誤操作が防止される。
以上の実施例は、乗用型の農作業機における一実施例
であるが、歩行型の農作業機においてこの発明を実施し
ても同様の効果が得られる。
であるが、歩行型の農作業機においてこの発明を実施し
ても同様の効果が得られる。
図は、この発明の一実施例を示す。 第1図:乗用型田植機の側面図 第2図:乗用型田植機の一部省略した正面図 第3図:切り替え操作具の操作状態を示す側面図 第4図:切り替え操作具を示す平面図 図中の符号の主なものを簡単に説明する。 1:走行車体、2:農作業機 3:エンジン L1、L2、L3…:切り替え操作具 G1、G2、G3…:表示部 C1、C2、C3…:切り替え操作具の外装色 C1′、C2′、C3′…:表示部の表示色
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−317321(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】エンジン3を搭載した乗用型、或は歩行型
の走行車体1に農作業機2が連結された自走式農作業機
に、該自走式農作業機の作動状態を切り替える複数の切
り替え操作具L1、L2、L3…が設けられ、該切り替え操作
具L1、L2、L3…の近傍には各操作具の各操作位置に対応
する作動状態を示す表示部G1、G2、G3…が付設され、該
表示部G1、G2、G3…の各表示色C1、C2、C3…はそれぞれ
に対応する切り替え操作具L1、L2、L3…の少なくとも一
部の外装色C1′、C2′、C3′…と同一、或は近い色に配
色されていることを特徴とする自走式農作業機の切り替
え操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2092789A JPH0824458B2 (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | 自走式農作業機の切り替え操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2092789A JPH0824458B2 (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | 自走式農作業機の切り替え操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03290104A JPH03290104A (ja) | 1991-12-19 |
JPH0824458B2 true JPH0824458B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=14064189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2092789A Expired - Fee Related JPH0824458B2 (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | 自走式農作業機の切り替え操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0824458B2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-06 JP JP2092789A patent/JPH0824458B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03290104A (ja) | 1991-12-19 |
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Legal Events
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