JPH082430Y2 - 内燃機関における吸気マニホールド - Google Patents

内燃機関における吸気マニホールド

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JPH082430Y2
JPH082430Y2 JP1990064525U JP6452590U JPH082430Y2 JP H082430 Y2 JPH082430 Y2 JP H082430Y2 JP 1990064525 U JP1990064525 U JP 1990064525U JP 6452590 U JP6452590 U JP 6452590U JP H082430 Y2 JPH082430 Y2 JP H082430Y2
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JP
Japan
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shape
cylinder
cylinder row
intake
cross
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伸一 難波
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エアクリーナからの吸気を、各気筒に分配
する吸気マニホールドの改良に関するものである。
〔従来の技術〕
最近の内燃機関には、気筒列の方向に延びるように配
設したチャンバーと、各気筒における吸気ポートとを、
各気筒の各々について互いに独立した分岐吸気通路を介
して接続することによって、慣性過給の効果を得ること
ができるようにした吸気マニホールドが適用されてい
る。
そして、先行技術としての特開昭61−101661号公報
は、各気筒に二つの吸気弁を設けた内燃機関に、前記慣
性過給式の吸気マニホールドを適用する場合において、
各分岐吸気管路を側面視において略L字状に湾曲し、該
各分岐吸気管路の間隔を、チャンバー側において各気筒
の間隔よりも狭くすることによって、チャンバーの長さ
を短くして、吸気マニホールドの小型化を図る一方、前
記各分岐吸気管路のチャンバーに対する接続部における
断面形状を、気筒列と直角方向を長径にした略長円形
に、各分岐吸気管路における気筒の吸気ポートへの接続
部における断面形状を、二つの吸気弁に対する吸気ポー
トの形状に合わせて、気筒列の方向を長径にした略長円
形することによって、充填効率を向上することを提案し
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
この先行技術のものは、略L字状に湾曲した各分岐吸
気管路における断面形状を、チャンバーに対する接続部
において気筒列と直角方向を長径にした略長円形に、吸
気ポートに対する接続部において気筒列の方向を長径に
した略長円形するに際して、断面形状を、各分岐吸気管
路のうち前記湾曲部の途中において、一旦、略真円形又
は略正方形にし、これにより上流側及び下流側の部分に
おいて略真円形又は略正方形断面から略長円形断面に変
化するように構成している。
しかし、各分岐吸気管路における断面形状を、前記の
ように、湾曲部の途中において一旦略真円形又は略正方
形にし、これより上流側及び下流側の部分において略真
円形又は略正方形断面から略長円形断面に変化するよう
に構成することは、湾曲部における断面形状を略真円形
又は略正方形断面に近似した形状になって、当該湾曲部
における吸気の流れ抵抗が大きくなるから、出力の低下
を招来することになる。
本考案は、各分岐吸気管路内における吸気の流れ抵抗
が、断面形状の変化によって増大するのを防止すること
を技術的課題とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この技術的課題を達成するため本考案は、気筒列の方
向に延びるチャンバーと、各気筒における吸気ポートと
の間を、各気筒の各々について独立する分岐吸気管路に
て接続し、該各分岐吸気管路を側面視において略L字状
に湾曲する一方、前記各分岐吸気管路における断面形状
を、チャンバーに対する接続部において気筒列と直角方
向を長径にした略長円形に、吸気ポートへの接続部にお
いて気筒列の方向を長径にした略長円形に形成して成る
吸気マニホールドにおいて、前記各分岐吸気管路のうち
湾曲部における断面形状を、気筒列の方向を長径にした
略長円形、又は気筒列の方向を長辺にした略長方形にし
て、この湾曲部とチャンバーに対する接続部との間にお
いて気筒列と直角方向を長径にした略長円形から気筒列
の方向を長径にした略長円形、又は気筒列の方向を長辺
にした略長方形に変化するように構成した。
〔実施例〕 以下、本考案の実施例を図面について説明するに、図
において符号1は、四つの気筒2を備えた四気筒内燃機
関を示し、その各気筒2には、二つの吸気弁3a,3bを備
え、且つ、シリンダヘッド4の長手側面4aには、前記二
つの吸気弁3a,3bに対して共通の吸気ポート5が開口し
ており、この吸気ポート5における前記長手側面4aに対
する開口部における断面形状は、第7図に示すように、
気筒列の方向を長径にした略長円形に形成されている。
符号6は、前記内燃機関1に対する慣性過給式の吸気
マニホールドを示し、該吸気マニホールド6は、前記内
燃機関1の側方に気筒列の方向に延びるように配設した
チャンバー7と、該チャンバー7と、前記各吸気ポート
5との間を各々別々に接続する四本の分岐吸気管路8と
によって構成されている。
前記各分岐吸気管路8は、側面視において略L字状に
湾曲されており、この各分岐吸気管路8のチャンバー7
への接続部8aにおける間隔寸法L2は、各気筒2間の間隔
寸法L1よりも狭い寸法に構成され、また、各分岐吸気管
路8のチャンバー7への接続部8aにおける断面形状は、
第3図に示すように、気筒列と直角方向を長径にした略
長円形に形成され、更にまた、前記各分岐吸気管路8の
前記吸気ポート5への接続部8bにおける断面形状は、第
6図に示すように、気筒列の方向を長径にした略長円形
に形成されている。
そして、各分岐吸気管路8のうち前記湾曲部8cにおけ
る断面形状を、第4図及び第5図に示すように、気筒列
の方向を長径にした略長円形にするか、又は、気筒列の
方向を長辺にした略長方形に形成して、この湾曲部8cと
前記チャンバー7に対する接続部8aとの間の部分におい
て、気筒列と直角方向を長径にした略長円形から気筒列
の方向を長径にした略長円形、又は気筒列の方向を長辺
にした略長方形に変化するように構成する。
このように構成すると、各分岐吸気管路8における断
面形状を気筒列と直角方向を長径にした略長円形から気
筒列の方向を長径にした略長円形することの変化を、各
分岐吸気管路8の前半部において大きく、後半部におい
て小さくすることができる一方、湾曲部8cにおける断面
形状は、従来のように、略真円形又は略正方形に代え
て、気筒列の方向を長径にした略長円形、又は気筒列の
方向を長辺にした略長方形にすることができるので、当
該湾曲部8cにおける吸気の流れ抵抗を、前記従来の場合
よりも大幅に低減することができるのである。
〔考案の効果〕
従って本考案によると、慣性過給式の吸気マニホール
ドにおける各分岐吸気管路の断面形状を、吸気マニホー
ルドの小型化を図ると共に各気筒の各々二つの吸気弁を
備えたものに適用するために、気筒列と直角方向を長径
にした略長円形から気筒列の方向を長径にした略長円形
に変化する場合において、吸気の流れ抵抗を確実に低減
することができるから、内燃機関における出力をより向
上できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は平面図、第2図
は第1図のII−II視断面図、第3図は第2図のIII−III
視断面図、第4図は第2図のIV−IV視断面図、第5図は
第2図のV−V視断面図、第6図は第2図のVI−VI視断
面図、第7図は第2図のVII−VII視側面図である。 1……内燃機関、2……気筒、3a,3b……吸気弁、4…
…シリンダヘッド、5……吸気ポート、6……吸気マニ
ホールド、7……チャンバー、8……分岐吸気管路、8a
……分岐吸気管路のチャンバーに対する接続部、8b……
分岐吸気管路の吸気ポートに対する接続部、8c……分岐
吸気管路の湾曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】気筒列の方向に延びるチャンバーと、各気
    筒における吸気ポートとの間を、各気筒の各々について
    独立する分岐吸気管路にて接続し、該各分岐吸気管路を
    側面視において略L字状に湾曲する一方、前記各分岐吸
    気管路における断面形状を、チャンバーに対する接続部
    において気筒列と直角方向を長径にした略長円形に、吸
    気ポートへの接続部において気筒列の方向を長径にした
    略長円形に形成して成る吸気マニホールドにおいて、前
    記各分岐吸気管路のうち湾曲部における断面形状を、気
    筒列の方向を長径にした略長円形、又は気筒列の方向を
    長辺にした略長方形にして、この湾曲部とチャンバーに
    対する接続部との間において気筒列と直角方向を長径に
    した略長円形から気筒列の方向を長径にした略長円形、
    又は気筒列の方向を長辺にした略長方形に変化するよう
    に構成にしたことを特徴とする内燃機関における吸気マ
    ニホールド。
JP1990064525U 1990-06-18 1990-06-18 内燃機関における吸気マニホールド Expired - Lifetime JPH082430Y2 (ja)

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JP5228069B2 (ja) * 2011-01-21 2013-07-03 株式会社小松製作所 送気管及び過給器
JP5855495B2 (ja) * 2012-02-29 2016-02-09 愛三工業株式会社 インテークマニホールド

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