JPH0429078Y2 - - Google Patents

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JPH0429078Y2
JPH0429078Y2 JP4945987U JP4945987U JPH0429078Y2 JP H0429078 Y2 JPH0429078 Y2 JP H0429078Y2 JP 4945987 U JP4945987 U JP 4945987U JP 4945987 U JP4945987 U JP 4945987U JP H0429078 Y2 JPH0429078 Y2 JP H0429078Y2
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intake
cylinder
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branch pipe
pipe
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は直列4気筒エンジンの吸気構造に関す
る。
(従来の技術及び考案が解消しようとする問題
点) 直列4気筒エンジンの吸気構造には、従来より
第3図に示すようにエンジンE′の近傍に2つのキ
ヤブレター120,130を並設し、キヤブレタ
ー120から延出する吸気管140の先端を2つ
の分岐管141a,141bで構成するとともに
これらの分岐管141a,141bをシリンダ1
01,102の吸気ポート101a,102aに
夫々接続し、同様にキヤブレター130から延出
する吸気管150の先端を2つの分岐管151
a,151bで構成するとともにこれらの分岐管
151a,151bをシリンダ103,104の
吸気ポート103a,104aに夫々接続し、以
上の構成によりキヤブレター120,130の混
合気を吸気管140,150、分岐管141a,
141b,151a,151b等を介してシリン
ダ101,102,103,104に送りこむよ
うにしたものがある。
斯かる吸気構造にあつては、キヤブレター12
0は通常シリンダ101,102の中間線l1′
上に、又キヤブレター130はシリンダ103,
104の中間線l2′上に夫々配置されるが、こ
のようにキヤブレター120,130を配置した
場合キヤブレター120,130間の間〓S′があ
いてしまい吸気構造のコンパクト化を図れないと
いう不具合がある。
そこで斯かる不具合を解消するため、キヤブレ
ター120,130の中央寄りに、即ちシリンダ
102,103の中間線l3′側に近づけて配置
してキヤブレター120,130間の間隔を狭く
する構造が提案されるが、このような構造にする
と、キヤブレター120からシリンダ101,1
02への距離、及びキヤブレター130からシリ
ンダ103,104への距離が夫々異なることに
なつてしまう。そして吸気慣性上、分岐管141
b,151aは分岐管141a,151bと同じ
長さにしなければならないので分岐管141b,
151aを屈曲、湾曲して形成しなければならな
くなり、このため分岐管141b,151aの吸
気抵抗が増加してシリンダ102,103に多く
の混合気が送れなくなり、吸気効率が悪化すると
いう不具合を生じる。これは、エンジンの高回転
時において特に著しい。
そこで分岐管141b,151aを連通管で連
通して、シリンダ102に送られる混合気を分岐
管141bのみならず分岐管151aからも供給
できるように、又シリンダ103に送られる混合
気を分岐管151aのみならず分岐管141bか
らも供給できるようにしてシリンダ102,10
3により多くの混合気を送れるようにすることが
考えられる。
しかしながら4つの分岐管のうち中央の2つの
分岐管を連通路で連通するようにする構造という
のは従来に於いては第4図に示す如くで、分岐管
141b′上部と連通路170′との成す角度α1、
及び分岐管151a′上部と連通路170′との成
す角度α2はともに鋭角になり、即ちキヤブレタ
ー120′から連通路170′を介して分岐管15
1a′側へ送られる混合気及びキヤブレター13
0′から連通路170′を介して分岐管141b側
へ送られる混合気の流路はともに大きく屈曲し、
このため混合気が流れにくくなり、結局、吸気効
率を上げることができなくなるという不具合があ
つた。
本考案は斯かる従来の事情に鑑み成されたもの
であつてその目的とする処はコンパクトでありな
がら吸気効率を著しく上昇させることのできる直
列4気筒エンジンの吸気構造を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するため本考案は一端より他端
側へ第1のシリンダ10、第2のシリンダ20、
第3のシリンダ30、第4のシリンダ40のシリ
ンダを直列に配置した直列4気筒エンジンEの吸
気構造であつて、前記エンジンEの側方に2つの
キヤブレター50,60を並設し、一方のキヤブ
レター50から延出する第1の吸気管70の先端
部を2本の分岐管70b,70cで構成するとと
もにこれらの分岐管70b,70cの先端を前記
第1、第2のシリンダ10,20の各吸気ポート
11,21に接続し、他方のキヤブレター60か
ら延出する第2の吸気管80の先端部を2本の分
岐管80b,80cで構成するとともにこれらの
分岐管80b,80cの先端を前記第3、第4の
シリンダ30,40の各吸気ポート31,41に
接続した直列4気筒エンジンの吸気構造に於い
て、前記2つのキヤブレター50,60を、前記
第2のシリンダ20と前記第3のシリンダ30の
中間線l3側に近づけて配置し、前記第2のシリ
ンダ20の吸気ポート21及び該吸気ポート21
に接続する分岐管70cにより形成される通路B
と、前記第3のシリンダ30の吸気ポート31及
び該吸気ポート31に接続する分岐管80bによ
り形成される通路Cとを両通路B,Cが接近する
ように前記中間線l3側に湾曲して形成し、前記
両通路B,Cの最接近部分を連通路90で連通
し、前記第1のシリンダ10の吸気ポート11及
び該ポート11に接続する分岐管70bにより形
成される吸気通路Aと、前記第4のシリンダ40
の吸気ポート41及び該ポート41に接続する分
岐管80cにより形成される吸気通路Dを夫々直
線状に形成したことを特徴とする。
(作用) 2つのキヤブレター50,60を中央寄りに配
置してキヤブレター50,60間の間隔を狭める
ので吸気構造のコンパクト化を図ることができ、
又一方のキヤブレターと第2のシリンダとを接続
する吸気通路と、他方のキヤブレターと第3のシ
リンダとを接続する吸気通路とを双方が接近する
ように湾曲させるとともにこれらの最接近部分を
連通管で連通させるようにしたので、第1の吸気
管から連通路を介して第3のシリンダの燃料室へ
至る吸気通路と第2の吸気管から連通路を介して
第2のシリンダの燃焼室へ至る吸気通路を夫々直
線に近いものとすることができ、夫々の吸気通路
を流れる混合気の流れをスムーズにしてエンジン
の吸気効率を向上させることができる。
(実施例) 以下に本考案に好適一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
第1図はエンジン及びこれに付随するキヤブレ
ター、吸気通路等の横断面図、第2図は第1図
−線断面図を示し、図中Eはエンジンで、該エ
ンジンEは一端より他端側へ第1のシリンダ1
0、第2のシリンダ20、第3のシリンダ30、
第4のシリンダ40を直列に配置した直列4気筒
エンジンで、各シリンダ10,20,30,40
には夫々2つの吸入口10a,10b,20a,
20b,30a,30b,40a,40bと、1
つの排気口10c,20c,30c,40cが
夫々形成されるとともにこれらの吸入口、排気口
には図示しない吸入弁、排気弁が開閉自在に取付
けられている。
前記各シリンダの吸入口10a,10b,20
a,20b,30a,30b,40a,40bは
一方では図示しない各シリンダの燃焼室に連通す
るとともに他方ではシリンダブロツク15に形成
した各吸気ポート11、21、31、41を介し
て後述する吸気管70,80に連通しており、又
各シリンダの排気口10c,20c,30c,4
0cはシリンダブロツク15に形成した各排気ポ
ート12,22,32,42を介して図示しない
排気管に連通する。
50,60はエンジンEに並設したキヤブレタ
ーで、これらのキヤブレター50,60はエンジ
ンEのシリンダ102,103の中間線l3′よ
りに、即ちキヤブレター50の中心はシリンダ1
0,20の中間線l1よりも右側に、又キヤブレ
ター60の中心はシリンダ30,40の中間線l
2よりも左側に配置されている。尚、50a,6
0aは各キヤブレター50、60のスロツトルバ
ルブである。
70は前記キヤブレター50と前記吸気ポート
11,21とを接続する吸気管、80は前記キヤ
ブレター60と前記吸気ポート31,41とを接
続する吸気管であり、図面からも明らかなように
これらの吸気管70,80は基部70a,80a
と、これら基部70a,80aから二股状に延出
する分岐管70b,70c,80b,80cとに
よつて構成されており、分岐管70bの先端は前
記吸気ポート11に、分岐管70cの先端は前記
吸気ポート21に、分岐管80bの先端は前記吸
気ポート31に、分岐管80cの先端は前記吸気
ポート41に夫々接続している。
前記吸気ポート11と前記分岐管70bとによ
り形成される吸気通路Aと、前記吸気ポート41
と前記分岐管80cとにより形成される吸気通路
Dはともに略直線状に形成され、一方分岐管70
cと吸気ポート21とにより形成される吸気通路
Bと、分岐管80bと吸気ポート31とにより形
成される吸気通路Cは、両通路B,Cが接近する
ようにその中間部B1,C1をシリンダ20,3
0の中間線l3側に湾曲させた略くの字状に形成
し、吸気通路B,Cと吸気通路A,Dとの通路長
さを略等しく設定する。又前記両通路B,Cの中
間部B1,C1には連通路90を設けて両通路
B,Cを連通し、シリンダ20の燃焼室には、吸
気通路Bを介してキヤブレター50から送られる
混合気の他に、分岐管80b、連通路90、吸気
ポート21よりなる吸気通路Dを介してキヤブレ
ター60からも混合気を送れるようにし、同様に
シリンダ30の燃焼室には吸気通路cを介してキ
ヤブレター60から送られる混合気の他に、分岐
管70c,連通路90、吸気ポート31よりなる
吸気通路Eを介してキヤブレター50からも混合
気を送れるようにする。
ところで前記連通路90は、吸気通路B,Cの
中間部B1、C1即ち吸気通路B,Cが互いに最
も接近した部分を連通しているので吸気通路D,
Eは直線に近いものとなり吸気通路D,Eを流れ
る混合気は少ない抵抗で夫々シリンダブロツク3
0,20へ流れ込むことができ、吸気効率の向上
を図ることができる。
尚、本実施例では前記連通路90を、分岐管7
0cと分岐管80bとの間でシリンダブロツク1
5に接する肉厚部85で形成するとともにこの肉
厚部85の前記シリンダブロツク15接合面側に
凹部86を設けることにより形成しており、これ
により、製造の容易化を図つている。
以上本実施例によればキヤブレター50,60
を中央寄り即ち中間線l3寄りに配置してキヤブ
レター50,60間の間隔を狭めるので吸気構造
のコンパクト化を図ることができ、又その一方で
吸気通路B,Cの最接近部を連通路90で連通し
て前記吸気通路D,Eを直線に近いものとするこ
とにより混合気の流れをスムーズにすることがで
き、エンジンの吸気効率を向上させることができ
る。
(考案の効果) 以上述べたように本考案によれば、2つのキヤ
ブレターの間隔を狭めるので吸気構造のコンパク
ト化を図ることができ、又一方のキヤブレター5
0から連通路90を介して第3のシリンダ30の
燃焼室へ至る吸気通路Eと他方のキヤブレター6
0から連通路90を介して第2のシリンダ20の
燃焼室へ至る吸気通路Dとを直線に近いものとす
ることでエンジンの吸気効率の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はエンジン及びこれに付随するキヤブレ
ター、吸気通路等の横断面図、第2図は第1図
−線断面図、第3図、第4図は従来例を示す図
である。 尚、図面中、10は第1のシリンダ、11は第
1のシリンダの吸気ポート、20は第2のシリン
ダ、21は第2のシリンダの吸気ポート、30は
第3のシリンダ、31は第3のシリンダの吸気ポ
ート、40は第4のシリンダ、41は第4のシリ
ンダの吸気ポート、50,60はキヤブレター、
70は第1の吸気管、70b,70cは第1の吸
気管の分岐管、80は第2の吸気管、80b,8
0cは第2の吸気管の分岐管、85は肉厚部、9
0は連通路である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端より他端側へ第1、第2、第3、第4の
    各シリンダ10,20,30,40を直列に配
    置した直列4気筒エンジンEの吸気構造であつ
    て、 前記エンジンEの側方に2つのキヤブレター
    50,60を並設し、 一方のキヤブレター50から延出する第1の
    吸気管70の先端部を2本の分岐管70b,7
    0cで構成するとともにこれらの分岐管70
    b,70cの先端を前記第1、第2のシリンダ
    10,20の各吸気ポート11,21に接続
    し、 他方のキヤブレター60から延出する第2の
    吸気管80の先端部を2本の分岐管80b,8
    0cで構成するとともにこれらの分岐管80
    b,80cの先端を前記第3、第4のシリンダ
    30,40の各吸気ポート31,41に接続し
    た直列4気筒エンジンの吸気構造に於いて、 前記2つのキヤブレター50,60を、前記
    第2のシリンダ20と前記第3のシリンダ30
    の中間線l3側に近づけて配置し、 前記第2のシリンダ20の吸気ポート21及
    び該吸気ポート21に接続する分岐管70Cに
    より形成される通路Bと、前記第3のシリンダ
    30の吸気ポート31及び該吸気ポート31に
    接続する分岐管80bにより形成される通路C
    とを両通路B,Cが接近するように前記中間線
    l3側に湾曲して形成し、 前記両通路B,Cの最接近部分を連通路90
    で連通し、 前記第1のシリンダ10の吸気ポート11及
    び該ポート11に接続する分岐管70bにより
    形成される吸気通路Aと、前記第4のシリンダ
    40の吸気ポート41及び該ポート41に接続
    する分岐管80Cにより形成される吸気通路D
    と、を夫々直線状に形成したことを特徴とする
    直列4気筒エンジンの吸気構造。 (2) 前記第2のシリンダ20に接続する分岐管7
    0Cと前記第3のシリンダ30に接続する分岐
    管80bとの間を前記エンジンのシリンダ面に
    接する肉厚部85で連結するとともにこの肉厚
    部85の前記シリンダ面との接合面側に凹部8
    6を形成して前記連通路90を構成したことを
    特徴とする前記実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の直列4気筒エンジンの吸気構造。
JP4945987U 1987-04-01 1987-04-01 Expired JPH0429078Y2 (ja)

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JPS63156459U JPS63156459U (ja) 1988-10-13
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