JPH08242767A - 油脂組成物、臭味抑制方法及び用途 - Google Patents
油脂組成物、臭味抑制方法及び用途Info
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- JPH08242767A JPH08242767A JP7078089A JP7808995A JPH08242767A JP H08242767 A JPH08242767 A JP H08242767A JP 7078089 A JP7078089 A JP 7078089A JP 7808995 A JP7808995 A JP 7808995A JP H08242767 A JPH08242767 A JP H08242767A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ω3系多価不飽和脂肪酸を含有する油脂の特
有の油臭および不快臭を継続的に抑制し、香料の香りが
残らない油脂組成物。 【構成】 ω3系多価不飽和脂肪酸を含有する油脂に、
ローレルの油溶性抽出物またはローレルの油溶性抽出物
と柑橘系の香料とを微量添加する。
有の油臭および不快臭を継続的に抑制し、香料の香りが
残らない油脂組成物。 【構成】 ω3系多価不飽和脂肪酸を含有する油脂に、
ローレルの油溶性抽出物またはローレルの油溶性抽出物
と柑橘系の香料とを微量添加する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドコサヘキサエン酸、
エイコサペンタエン酸等のω3系多価不飽和脂肪酸を含
有する油脂において、特有の油臭、例えば魚油臭や酸敗
による不快臭をマスキングし香味を改善あるいは消臭
し、良好な嗜好性を有するω3系多価不飽和脂肪酸含有
油脂組成物、臭味抑制方法及びこれを用いた食品に関す
る。
エイコサペンタエン酸等のω3系多価不飽和脂肪酸を含
有する油脂において、特有の油臭、例えば魚油臭や酸敗
による不快臭をマスキングし香味を改善あるいは消臭
し、良好な嗜好性を有するω3系多価不飽和脂肪酸含有
油脂組成物、臭味抑制方法及びこれを用いた食品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】種々の不飽和脂肪酸の中でω3系多価不
飽和脂肪酸すなわちドコサヘキサエン酸、エイコサペン
タエン酸およびアルファリノレン酸等が注目されてい
る。これらのω3系多価不飽和脂肪酸は、血中のコレス
テロール・中性脂肪の低下、血小板凝集抑制、血圧降
下、抗腫瘍、糖尿病の血糖値低下、抗炎症、抗アレルギ
ー、学習機能向上等が報告されている。これらの多価不
飽和脂肪酸は、天然物から製造されているため、不飽和
脂肪酸特有の油臭さを有し、特にドコサヘキサエン酸お
よびエイコサペンタエン酸は、魚油から製造されるの
で、魚油臭が感じられる。 また、多価不飽和脂肪酸
は、初期の自動酸化により発現する特有の魚油臭があ
り、さらに酸素の存在や光等により容易に酸化変質する
ため、酸敗による不快臭が発生しやすい。このマスキン
グ技術として、ライムフレーバーを含有させて不快臭、
嘔吐感を除去した海産動物脂質濃縮物(特公昭60−1
8382号公報)が提案されている。また、同様にペパ
ーミント系の香料をω3系多価不飽和脂肪酸を含有する
油脂に添加することにより、特有の油臭さや不快臭を改
善した多価不飽和脂肪酸含有油脂組成物の香味改善法お
よびその利用食品(特開平6−133707)がある。
飽和脂肪酸すなわちドコサヘキサエン酸、エイコサペン
タエン酸およびアルファリノレン酸等が注目されてい
る。これらのω3系多価不飽和脂肪酸は、血中のコレス
テロール・中性脂肪の低下、血小板凝集抑制、血圧降
下、抗腫瘍、糖尿病の血糖値低下、抗炎症、抗アレルギ
ー、学習機能向上等が報告されている。これらの多価不
飽和脂肪酸は、天然物から製造されているため、不飽和
脂肪酸特有の油臭さを有し、特にドコサヘキサエン酸お
よびエイコサペンタエン酸は、魚油から製造されるの
で、魚油臭が感じられる。 また、多価不飽和脂肪酸
は、初期の自動酸化により発現する特有の魚油臭があ
り、さらに酸素の存在や光等により容易に酸化変質する
ため、酸敗による不快臭が発生しやすい。このマスキン
グ技術として、ライムフレーバーを含有させて不快臭、
嘔吐感を除去した海産動物脂質濃縮物(特公昭60−1
8382号公報)が提案されている。また、同様にペパ
ーミント系の香料をω3系多価不飽和脂肪酸を含有する
油脂に添加することにより、特有の油臭さや不快臭を改
善した多価不飽和脂肪酸含有油脂組成物の香味改善法お
よびその利用食品(特開平6−133707)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
海産動物脂質濃縮物は、添加使用するライムフレーバー
の量が1〜10重量%と非常に多く、ライムフレーバー
の香りが残存するし、また、製造コストの面で不利であ
る。また後者は、ω3系多価不飽和脂肪酸含有油脂特有
の油臭や不快臭を改善するもののペパーミント系香料の
香りもまた多価不飽和脂肪酸含有油脂に残る。そのた
め、商品化において一部の商品にのみ限定され、広く様
々な商品に使用することは、風味の面で不利である。最
近では、菓子および飲料類だけでなくパンおよび麺類な
ど、多くの種類の食品においてω3系多価不飽和脂肪酸
含有油脂の配合が望まれている。そのため、多価不飽和
脂肪酸含有油脂特有の油臭および不快臭を抑制し、なお
かつ香料の香りが残らず長期間無味無臭に近く、広く様
々な商品に使用できることが望まれている。
海産動物脂質濃縮物は、添加使用するライムフレーバー
の量が1〜10重量%と非常に多く、ライムフレーバー
の香りが残存するし、また、製造コストの面で不利であ
る。また後者は、ω3系多価不飽和脂肪酸含有油脂特有
の油臭や不快臭を改善するもののペパーミント系香料の
香りもまた多価不飽和脂肪酸含有油脂に残る。そのた
め、商品化において一部の商品にのみ限定され、広く様
々な商品に使用することは、風味の面で不利である。最
近では、菓子および飲料類だけでなくパンおよび麺類な
ど、多くの種類の食品においてω3系多価不飽和脂肪酸
含有油脂の配合が望まれている。そのため、多価不飽和
脂肪酸含有油脂特有の油臭および不快臭を抑制し、なお
かつ香料の香りが残らず長期間無味無臭に近く、広く様
々な商品に使用できることが望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ローレル
の油溶性抽出物を、ドコサヘキサエン酸、エイコサペン
タエン酸等多価不飽和脂肪酸を含有する油脂に微量添加
することにより特有の油臭さや不快な臭味が著しく改善
されることを見いだし本発明を完成した。また、さらに
柑橘系抽出成分を含有する香料を微量添加することによ
りさらに特有の油臭さや不快な臭味が著しく改善し、な
おかつ香料の香りが残らず無味無臭に近いものとなるこ
とを見いだし本発明を完成した。すなわち、本発明の第
1はローレルの油溶性抽出物0.0005〜0.05重
量%を含有してなるω3系多価不飽和脂肪酸含有油脂組
成物であり、本発明の第2はローレルの油溶性抽出物
0.0005〜0.05重量%および柑橘系香料0.0
1〜1.5重量%を含んでなるω3系多価不飽和脂肪酸
含有油脂組成物であり、本発明の第3はω3系多価不飽
和脂肪酸含有油脂に0.0005〜0.05重量%のロ
ーレルの油溶性抽出物を添加することを特徴とする油脂
の臭味抑制方法であり、本発明の第4はω3系多価不飽
和脂肪酸含有油脂に0.0005〜0.05重量%のロ
ーレルの油溶性抽出物および0.01〜1.5重量%の
柑橘系香料を添加することを特徴とする油脂の臭味抑制
方法であり、本発明の第5は前記の油脂組成物を含有す
る食品である。
の油溶性抽出物を、ドコサヘキサエン酸、エイコサペン
タエン酸等多価不飽和脂肪酸を含有する油脂に微量添加
することにより特有の油臭さや不快な臭味が著しく改善
されることを見いだし本発明を完成した。また、さらに
柑橘系抽出成分を含有する香料を微量添加することによ
りさらに特有の油臭さや不快な臭味が著しく改善し、な
おかつ香料の香りが残らず無味無臭に近いものとなるこ
とを見いだし本発明を完成した。すなわち、本発明の第
1はローレルの油溶性抽出物0.0005〜0.05重
量%を含有してなるω3系多価不飽和脂肪酸含有油脂組
成物であり、本発明の第2はローレルの油溶性抽出物
0.0005〜0.05重量%および柑橘系香料0.0
1〜1.5重量%を含んでなるω3系多価不飽和脂肪酸
含有油脂組成物であり、本発明の第3はω3系多価不飽
和脂肪酸含有油脂に0.0005〜0.05重量%のロ
ーレルの油溶性抽出物を添加することを特徴とする油脂
の臭味抑制方法であり、本発明の第4はω3系多価不飽
和脂肪酸含有油脂に0.0005〜0.05重量%のロ
ーレルの油溶性抽出物および0.01〜1.5重量%の
柑橘系香料を添加することを特徴とする油脂の臭味抑制
方法であり、本発明の第5は前記の油脂組成物を含有す
る食品である。
【0005】本発明で用いられるω3系多価不飽和脂肪
酸とは、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸お
よびその混合物から選ばれたものである。本発明で用い
られるω3系多価不飽和脂肪酸含有油脂としては、例え
ばイワシ油、カツオ油、マグロ油またはその配合油等で
あり、ω3系多価不飽和脂肪酸が通常1〜50重量%含
まれている油脂である。本発明で用いられるローレル
は、クスノキ科に属する植物を指しておりローリエ、月
桂樹、ベイ等とも呼ばれているもので、葉のみ、枝ごと
を生のままあるいは乾燥させたものから抽出して用いる
ことが可能である。使用するローレルの油溶性抽出物
は、ローレルから溶剤や超臨界二酸化炭素ガスなどによ
り抽出された油溶性成分を含有するものであればよく、
ローレル精油、ローレルフレーバー等の形でω3系多価
不飽和脂肪酸含有油脂に添加することができる。また、
柑橘系香料は柑橘系果実、例えば、レモン、ライム、ユ
ズ、オレンジ、グレープフルーツ、ナツミカン等から抽
出された成分を含有するものであればよいが、レモンか
ら抽出された成分を含有するものが最適である。柑橘系
香料はオイル、フレーバー等の形でローレルの油溶性抽
出物と混合して、ω3系多価不飽和脂肪酸含有油脂に添
加することができる。その添加量は、油脂に対してロー
レルの油溶性抽出物は0.0005重量%以上で有効で
あるが、0.05重量%を越えるとローレル抽出物特有
の香りが強くなりすぎる。好ましくは0.001〜0.
01重量%の範囲である。さらに、柑橘系香料の添加量
は、油脂に対して0.01重量%以上で有効であるが、
1.5重量%を越えると香料の香りが強くなりすぎる。
好ましくは0.1〜1重量%の範囲がよい。なおローレ
ルフレーバーは通常ローレル精油を油脂や溶剤で20倍
程度に希釈したものである。したがつて、ローレルの油
溶性抽出物としてローレル精油を使用する場合は0.0
005〜0.05重量%の範囲であり、ローレルフレー
バーを使用する場合は0.01〜1重量%の範囲であ
る。柑橘系香料を混合したものをω3系多価不飽和脂肪
酸含有油脂に添加し攪拌均質化して使用することによ
り、ごく微量の添加によって特有の油臭さや不快な臭味
の抑制ができ、なおかつ無味無臭に近いものとなる。ロ
ーレルの油溶性抽出物と柑橘系香料、好ましくはローレ
ル精油とレモン系香料を混合したものをω3系多価不飽
和脂肪酸含有油脂に添加使用することにより、ごく微量
の添加によって単独で添加した場合に比べ特有の油臭さ
や不快な臭味の抑制ができ、なおかつ無味無臭に近いも
のとなる。したがつて、ω3系多価不飽和脂肪酸、すな
わち、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸等を
含有する油脂を利用した健康食品や一般向け商品へも低
コストで使用でき、安全性の面からも有利である。ロー
レル精油あるいはローレルフレーバーに柑橘系香料を混
合したものを添加して臭味が改善されたω3系多価不飽
和脂肪酸含有油脂に、さらに他の香料を添加したり、ロ
ーレル系香料と他の香料をあらかじめ組み合わせること
により他の香味を付加させることもできる。
酸とは、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸お
よびその混合物から選ばれたものである。本発明で用い
られるω3系多価不飽和脂肪酸含有油脂としては、例え
ばイワシ油、カツオ油、マグロ油またはその配合油等で
あり、ω3系多価不飽和脂肪酸が通常1〜50重量%含
まれている油脂である。本発明で用いられるローレル
は、クスノキ科に属する植物を指しておりローリエ、月
桂樹、ベイ等とも呼ばれているもので、葉のみ、枝ごと
を生のままあるいは乾燥させたものから抽出して用いる
ことが可能である。使用するローレルの油溶性抽出物
は、ローレルから溶剤や超臨界二酸化炭素ガスなどによ
り抽出された油溶性成分を含有するものであればよく、
ローレル精油、ローレルフレーバー等の形でω3系多価
不飽和脂肪酸含有油脂に添加することができる。また、
柑橘系香料は柑橘系果実、例えば、レモン、ライム、ユ
ズ、オレンジ、グレープフルーツ、ナツミカン等から抽
出された成分を含有するものであればよいが、レモンか
ら抽出された成分を含有するものが最適である。柑橘系
香料はオイル、フレーバー等の形でローレルの油溶性抽
出物と混合して、ω3系多価不飽和脂肪酸含有油脂に添
加することができる。その添加量は、油脂に対してロー
レルの油溶性抽出物は0.0005重量%以上で有効で
あるが、0.05重量%を越えるとローレル抽出物特有
の香りが強くなりすぎる。好ましくは0.001〜0.
01重量%の範囲である。さらに、柑橘系香料の添加量
は、油脂に対して0.01重量%以上で有効であるが、
1.5重量%を越えると香料の香りが強くなりすぎる。
好ましくは0.1〜1重量%の範囲がよい。なおローレ
ルフレーバーは通常ローレル精油を油脂や溶剤で20倍
程度に希釈したものである。したがつて、ローレルの油
溶性抽出物としてローレル精油を使用する場合は0.0
005〜0.05重量%の範囲であり、ローレルフレー
バーを使用する場合は0.01〜1重量%の範囲であ
る。柑橘系香料を混合したものをω3系多価不飽和脂肪
酸含有油脂に添加し攪拌均質化して使用することによ
り、ごく微量の添加によって特有の油臭さや不快な臭味
の抑制ができ、なおかつ無味無臭に近いものとなる。ロ
ーレルの油溶性抽出物と柑橘系香料、好ましくはローレ
ル精油とレモン系香料を混合したものをω3系多価不飽
和脂肪酸含有油脂に添加使用することにより、ごく微量
の添加によって単独で添加した場合に比べ特有の油臭さ
や不快な臭味の抑制ができ、なおかつ無味無臭に近いも
のとなる。したがつて、ω3系多価不飽和脂肪酸、すな
わち、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸等を
含有する油脂を利用した健康食品や一般向け商品へも低
コストで使用でき、安全性の面からも有利である。ロー
レル精油あるいはローレルフレーバーに柑橘系香料を混
合したものを添加して臭味が改善されたω3系多価不飽
和脂肪酸含有油脂に、さらに他の香料を添加したり、ロ
ーレル系香料と他の香料をあらかじめ組み合わせること
により他の香味を付加させることもできる。
【0006】さらに、本発明のω3系多価不飽和脂肪酸
含有油脂をそのまま用いてもよく、また必要に応じてビ
タミンA、ビタミンD、ビタミンE等の脂溶性ビタミン
類やレシチン等を添加して用いてもよい。またこれらを
ゼラチンを用いたソフトカプセルあるいはハードカプセ
ルに充填し、製品化することも可能である。このほか
に、ドレッシング、マーガリン、サラダオイル、マヨネ
ーズ等に前記油脂を添加して製品化したり、粉末化する
ことにより、パン、麺類、菓子類等に添加し製品化する
ことも可能である。なおω3系多価不飽和脂肪酸含有油
脂の添加量は食品に対して通常0.001〜99重量%
の範囲である。
含有油脂をそのまま用いてもよく、また必要に応じてビ
タミンA、ビタミンD、ビタミンE等の脂溶性ビタミン
類やレシチン等を添加して用いてもよい。またこれらを
ゼラチンを用いたソフトカプセルあるいはハードカプセ
ルに充填し、製品化することも可能である。このほか
に、ドレッシング、マーガリン、サラダオイル、マヨネ
ーズ等に前記油脂を添加して製品化したり、粉末化する
ことにより、パン、麺類、菓子類等に添加し製品化する
ことも可能である。なおω3系多価不飽和脂肪酸含有油
脂の添加量は食品に対して通常0.001〜99重量%
の範囲である。
【0007】
【実施例】以下、実施例、比較例により本発明を詳述す
る。
る。
【0008】実施例1、比較例1 エイコサペンタエン酸7重量%およびドコサヘキサエン
酸22重量%含む精製魚油に対してローレル精油を0.
003重量%添加混合し、常温放置し経時的に臭味を評
価した。また、比較例1として、ローレル精油の代わり
に表1に示す他の精油を用いたものを同様に調製し、官
能検査として10名のパネラーにより臭味を評価した。
その評価基準を下記に、またその結果を表1に示す。 [評価基準] ○ :良好 ± :ほとんど異味異臭を感じない + :若干異味異臭を感じる ++ :魚油臭を感じる +++:魚油臭を強く感じる <使用したサンプル> ・ローレル精油(商品名:ローレルオイル 小川香料
(株)製) ・コリアンダー精油(商品名:コリアンダーオイル 小
川香料(株)製) ・アニス精油(商品名:アニスオイル 小川香料(株)
製) ・セージ精油(商品名:セージオイル 小川香料(株)
製) ・キャラウェー精油(商品名:キャラウェーオイル 小
川香料(株)製) ・タイム精油(商品名:タイムオイル 小川香料(株)
製) ・ジンジャー精油(商品名:ジンジャーオイル 小川香
料(株)製) ・ナツメグ精油(商品名:ナツメグオイル 小川香料
(株)製) ・クローブ精油(商品名:クローブオイル 小林香料
(株)製) ・ペッパー精油(商品名:ペッパーオイル 小川香料
(株)製) ・ローズマリー精油(商品名:OLEORESIN ROSEMARY 848
5LKALSEC.INC製)
酸22重量%含む精製魚油に対してローレル精油を0.
003重量%添加混合し、常温放置し経時的に臭味を評
価した。また、比較例1として、ローレル精油の代わり
に表1に示す他の精油を用いたものを同様に調製し、官
能検査として10名のパネラーにより臭味を評価した。
その評価基準を下記に、またその結果を表1に示す。 [評価基準] ○ :良好 ± :ほとんど異味異臭を感じない + :若干異味異臭を感じる ++ :魚油臭を感じる +++:魚油臭を強く感じる <使用したサンプル> ・ローレル精油(商品名:ローレルオイル 小川香料
(株)製) ・コリアンダー精油(商品名:コリアンダーオイル 小
川香料(株)製) ・アニス精油(商品名:アニスオイル 小川香料(株)
製) ・セージ精油(商品名:セージオイル 小川香料(株)
製) ・キャラウェー精油(商品名:キャラウェーオイル 小
川香料(株)製) ・タイム精油(商品名:タイムオイル 小川香料(株)
製) ・ジンジャー精油(商品名:ジンジャーオイル 小川香
料(株)製) ・ナツメグ精油(商品名:ナツメグオイル 小川香料
(株)製) ・クローブ精油(商品名:クローブオイル 小林香料
(株)製) ・ペッパー精油(商品名:ペッパーオイル 小川香料
(株)製) ・ローズマリー精油(商品名:OLEORESIN ROSEMARY 848
5LKALSEC.INC製)
【0009】
【表1】
【0010】表1から明らかなように、ローレル精油に
おいてごく微量の添加で臭味改善効果が顕著に見られ
た。他の精油成分を添加したものの中にも、臭味改善効
果を示したものがあったが、常温放置日数が延びるにつ
れ、魚油臭が感じられた。
おいてごく微量の添加で臭味改善効果が顕著に見られ
た。他の精油成分を添加したものの中にも、臭味改善効
果を示したものがあったが、常温放置日数が延びるにつ
れ、魚油臭が感じられた。
【0011】実施例2、比較例2 実施例1で用いたものと同じ精製魚油に対して、実施例
2、比較例2としてローレル精油を0.0001〜0.
1重量%または実施例3、比較例3としてローレルオイ
ルフレーバーを0.001〜1.5重量%の範囲で添加
量を変化させて添加混合し、官能検査により臭味を評価
した。評価基準を下記にその結果を表2に示す。 [評価基準] ( 魚油臭 ) ○ :異味異臭を感じない + :若干異味異臭を感じる ++ :魚油臭を感じる ( ローレル臭 ) ◎ : 全くローレル臭を感じない ○ : 若干のローレル臭を感じる △ : ローレル臭を感じる × : ローレル臭を強く感じる <使用したサンプル> ・ローレル精油(商品名:ローレルオイル 小川香料
(株)製) ・ローレルオイルフレーバー(商品名:ローレルオイル
C63904:小川香料(株)製)
2、比較例2としてローレル精油を0.0001〜0.
1重量%または実施例3、比較例3としてローレルオイ
ルフレーバーを0.001〜1.5重量%の範囲で添加
量を変化させて添加混合し、官能検査により臭味を評価
した。評価基準を下記にその結果を表2に示す。 [評価基準] ( 魚油臭 ) ○ :異味異臭を感じない + :若干異味異臭を感じる ++ :魚油臭を感じる ( ローレル臭 ) ◎ : 全くローレル臭を感じない ○ : 若干のローレル臭を感じる △ : ローレル臭を感じる × : ローレル臭を強く感じる <使用したサンプル> ・ローレル精油(商品名:ローレルオイル 小川香料
(株)製) ・ローレルオイルフレーバー(商品名:ローレルオイル
C63904:小川香料(株)製)
【0012】
【表2】
【0013】表2から明らかなように、ローレル精油に
おいては0.0005〜0.05重量%、ローレル系オ
イルフレーバーでは0.01〜1.0重量%の添加範囲
で臭味改善効果を示し、特有の油臭さを改善していた。
また、前記添加範囲より添加量が少ない場合は特有の油
臭さや不快臭が残り、添加量が多い場合は特有の油臭さ
や不快臭はないもののローレル臭を強く感じた。
おいては0.0005〜0.05重量%、ローレル系オ
イルフレーバーでは0.01〜1.0重量%の添加範囲
で臭味改善効果を示し、特有の油臭さを改善していた。
また、前記添加範囲より添加量が少ない場合は特有の油
臭さや不快臭が残り、添加量が多い場合は特有の油臭さ
や不快臭はないもののローレル臭を強く感じた。
【0014】実施例4、比較例4 実施例1で用いたものと同じ精製魚油に対して、ローレ
ル精油0.003重量%とレモンオイル等の柑橘系香料
0.4重量%を混合したものを添加混合し、常温放置し
経時的に官能検査により臭味を評価した。また、比較例
4として、レモンオイルの代わりに他のフレーバーを
0.4重量%を用い、またローレル精油を0.003重
量%とミントオイルを0.4重量%を混合したものを同
様に調製し、官能検査により臭味評価を行った。評価基
準を下記に、またその結果を表3に示す。 [評価基準] ◎ :最も良好 ○ :良好 ± :ほとんど異味異臭を感じない + :若干異味異臭を感じる ++ :魚油臭を感じる +++:魚油臭を強く感じる △ :ミント風味が強い <使用したサンプル> ・ローレル精油(商品名:ローレルオイル 小川香料
(株)製) ・レモンオイル(商品名:レモンオイルBKY-6481 協和香料化
学(株)製) ・ミカンオイル(商品名:ミカンオイル BKY-6480 協和香料
化学(株)製) ・ライムオイル(商品名:ライムオイル BKY-6481 協和香料
化学(株)製) ・ユズオイル(商品名:ユス゛オイル BKY-6483 協和香料化
学(株)製) ・オレンジオイル(商品名:オレンシ゛オイル NP9707-AH 長岡
香料(株)製) ・グレープフルーツオイル(商品名:ク゛レーフ゜フルーツオイル NP
9717-AH 長岡香料(株)製) ・ナツミカンオイル(商品名:ナツミカンオイル BKY-6486 協
和香料化学(株)製) ・ミントオイル(商品名:ミントオイル BKY-6487 協和香料
化学(株)製) ・グリーンミントオイル(商品名:ク゛リーンミントオイル NP9907
-AH長岡香料(株)製)
ル精油0.003重量%とレモンオイル等の柑橘系香料
0.4重量%を混合したものを添加混合し、常温放置し
経時的に官能検査により臭味を評価した。また、比較例
4として、レモンオイルの代わりに他のフレーバーを
0.4重量%を用い、またローレル精油を0.003重
量%とミントオイルを0.4重量%を混合したものを同
様に調製し、官能検査により臭味評価を行った。評価基
準を下記に、またその結果を表3に示す。 [評価基準] ◎ :最も良好 ○ :良好 ± :ほとんど異味異臭を感じない + :若干異味異臭を感じる ++ :魚油臭を感じる +++:魚油臭を強く感じる △ :ミント風味が強い <使用したサンプル> ・ローレル精油(商品名:ローレルオイル 小川香料
(株)製) ・レモンオイル(商品名:レモンオイルBKY-6481 協和香料化
学(株)製) ・ミカンオイル(商品名:ミカンオイル BKY-6480 協和香料
化学(株)製) ・ライムオイル(商品名:ライムオイル BKY-6481 協和香料
化学(株)製) ・ユズオイル(商品名:ユス゛オイル BKY-6483 協和香料化
学(株)製) ・オレンジオイル(商品名:オレンシ゛オイル NP9707-AH 長岡
香料(株)製) ・グレープフルーツオイル(商品名:ク゛レーフ゜フルーツオイル NP
9717-AH 長岡香料(株)製) ・ナツミカンオイル(商品名:ナツミカンオイル BKY-6486 協
和香料化学(株)製) ・ミントオイル(商品名:ミントオイル BKY-6487 協和香料
化学(株)製) ・グリーンミントオイル(商品名:ク゛リーンミントオイル NP9907
-AH長岡香料(株)製)
【0015】
【表3】
【0016】表3から明らかなように、柑橘系フレーバ
ーおよびミント系フレーバーを単独で使用する方法より
も、ローレル精油0.003重量%と柑橘系フレーバー
0.4重量%とを混合使用する方法が臭味改善効果が顕
著に見られた。また、ローレル精油0.003重量%と
ミント系オイル0.4重量%を混合したものを添加混合
したものは魚油臭は感じないがミント風味が強く感じら
れた。
ーおよびミント系フレーバーを単独で使用する方法より
も、ローレル精油0.003重量%と柑橘系フレーバー
0.4重量%とを混合使用する方法が臭味改善効果が顕
著に見られた。また、ローレル精油0.003重量%と
ミント系オイル0.4重量%を混合したものを添加混合
したものは魚油臭は感じないがミント風味が強く感じら
れた。
【0017】実施例5、比較例5 実施例1で用いたものと同じ精製魚油に対して、ローレ
ル精油を0.003重量%添加混合し、さらにレモン系
オイルフレーバーを0.005〜2.0重量%の範囲で
添加量を変化させて添加混合し、官能検査により臭味を
評価した。評価基準を下記に、その結果を表4に示す。 [評価基準] ( 魚油臭 ) ○ :異味異臭を感じない + :若干異味異臭を感じる ++:魚油臭を感じる ( ローレル臭・レモン臭 ) ◎ : 全くローレル臭またはレモン臭を感じない ○ : 若干のレモン臭を感じる △ : レモン臭を感じる × : レモン臭を強く感じる <使用したサンプル> ・ローレル精油(商品名:ローレルオイル 小川香料
(株)製) ・レモンオイル(商品名:レモンオイル BKY-6481 協
和香料化学(株)製)
ル精油を0.003重量%添加混合し、さらにレモン系
オイルフレーバーを0.005〜2.0重量%の範囲で
添加量を変化させて添加混合し、官能検査により臭味を
評価した。評価基準を下記に、その結果を表4に示す。 [評価基準] ( 魚油臭 ) ○ :異味異臭を感じない + :若干異味異臭を感じる ++:魚油臭を感じる ( ローレル臭・レモン臭 ) ◎ : 全くローレル臭またはレモン臭を感じない ○ : 若干のレモン臭を感じる △ : レモン臭を感じる × : レモン臭を強く感じる <使用したサンプル> ・ローレル精油(商品名:ローレルオイル 小川香料
(株)製) ・レモンオイル(商品名:レモンオイル BKY-6481 協
和香料化学(株)製)
【0018】
【表4】
【0019】表4から明らかなように、レモン系オイル
フレーバーを0.05〜1.5重量%の添加範囲で臭味
改善効果を示し、特有の油臭さをローレル精油単独添加
のものより改善していた。また、前記添加範囲より添加
量が少ない場合は特有の油臭さや不快臭を残していま
い、添加量が多い場合は特有の油臭さや不快臭はないも
ののレモン臭を強く感じた。
フレーバーを0.05〜1.5重量%の添加範囲で臭味
改善効果を示し、特有の油臭さをローレル精油単独添加
のものより改善していた。また、前記添加範囲より添加
量が少ない場合は特有の油臭さや不快臭を残していま
い、添加量が多い場合は特有の油臭さや不快臭はないも
ののレモン臭を強く感じた。
【0020】実施例6 実施例1で用いたものと同じ精製魚油に対して、ローレ
ル精油を0.003重量%添加混合し、さらにレモンオ
イルを0.4重量%添加混合して、これをー般のショー
トニングに10重量%添加混合して原料油脂とした。次
に通常の方法で下記の配合でクッキーを作り、10名の
パネラーによる官能検査により臭味を評価した。評価基
準を下記に、その結果を表5に示す。 [配合] 薄力粉 100 重量部 原料油脂 50 重量部 砂糖 50 重量部 全卵 20 重量部 [焼成条件] 180℃、20分 [クッキーの評価基準] ( 魚油臭 ) ○ :異味異臭を感じない + :若干異味異臭を感じる ++:魚油臭を感じる +++ :魚油臭を強く感じる ( ローレル臭・レモン臭 ) ◎ : 全くローレル臭またはレモン臭を感じない ○ : 若干のレモン臭を感じる △ : レモン臭を感じる × : レモン臭を強く感じる ( ミント臭 ) △ : ミント臭を強く感じる
ル精油を0.003重量%添加混合し、さらにレモンオ
イルを0.4重量%添加混合して、これをー般のショー
トニングに10重量%添加混合して原料油脂とした。次
に通常の方法で下記の配合でクッキーを作り、10名の
パネラーによる官能検査により臭味を評価した。評価基
準を下記に、その結果を表5に示す。 [配合] 薄力粉 100 重量部 原料油脂 50 重量部 砂糖 50 重量部 全卵 20 重量部 [焼成条件] 180℃、20分 [クッキーの評価基準] ( 魚油臭 ) ○ :異味異臭を感じない + :若干異味異臭を感じる ++:魚油臭を感じる +++ :魚油臭を強く感じる ( ローレル臭・レモン臭 ) ◎ : 全くローレル臭またはレモン臭を感じない ○ : 若干のレモン臭を感じる △ : レモン臭を感じる × : レモン臭を強く感じる ( ミント臭 ) △ : ミント臭を強く感じる
【0021】比較例6 無添加および0.4重量%のミントオイルまたはグリー
ンミントオイルを添加した油脂を使用する以外は実施例
6と同じ方法でクッキーを作り、同様に官能検査をおこ
なつた。その結果を表5に示す。
ンミントオイルを添加した油脂を使用する以外は実施例
6と同じ方法でクッキーを作り、同様に官能検査をおこ
なつた。その結果を表5に示す。
【0022】
【表5】
【0023】表5より実施例6の本発明の油脂を使用し
て焼いたクッキーは風味も良く、かなりの保存性もある
ことがわかる。これに対し、比較例6のミントオイルは
15日放置後から魚油臭や油の酸敗臭が感じられ、無添
加のものは始めから魚油臭が感じられた。また、ローレ
ル精油を0.003重量%添加混合し、さらにミントオ
イルを0.4重量%添加した油脂を使用したクッキー
は、魚油臭は感じられないがミント風味が強く感じられ
た。
て焼いたクッキーは風味も良く、かなりの保存性もある
ことがわかる。これに対し、比較例6のミントオイルは
15日放置後から魚油臭や油の酸敗臭が感じられ、無添
加のものは始めから魚油臭が感じられた。また、ローレ
ル精油を0.003重量%添加混合し、さらにミントオ
イルを0.4重量%添加した油脂を使用したクッキー
は、魚油臭は感じられないがミント風味が強く感じられ
た。
【0024】
【発明の効果】本発明の油脂組成物は、ω3系多価不飽
和脂肪含有油脂において特有の油臭や不快臭を効果的に
かつ容易に抑制することができ、無臭に近い状態にする
ことにより臭味が改善され、常温での安定性も高いω3
系多価不飽和脂肪酸含有油脂組成物が得られることによ
り食品への様々な用途に適用できる。
和脂肪含有油脂において特有の油臭や不快臭を効果的に
かつ容易に抑制することができ、無臭に近い状態にする
ことにより臭味が改善され、常温での安定性も高いω3
系多価不飽和脂肪酸含有油脂組成物が得られることによ
り食品への様々な用途に適用できる。
Claims (5)
- 【請求項1】 ローレルの油溶性抽出物0.0005〜
0.05重量%を含んでなるω3系多価不飽和脂肪酸含
有油脂組成物。 - 【請求項2】 ローレルの油溶性抽出物0.0005〜
0.05重量%および柑橘系香料0.01〜1.5重量
%を含んでなるω3系多価不飽和脂肪酸含有油脂組成
物。 - 【請求項3】 ω3系多価不飽和脂肪酸含有油脂に0.
0005〜0.05重量%のローレルの油溶性抽出物を
添加することを特徴とする油脂の臭味抑制方法。 - 【請求項4】 ω3系多価不飽和脂肪酸含有油脂に0.
0005〜0.05重量%のローレルの油溶性抽出物お
よび0.01〜1.5重量%の柑橘系香料を添加するこ
とを特徴とする油脂の臭味抑制方法。 - 【請求項5】 請求項1または2に記載の油脂組成物を
含有する食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7078089A JPH08242767A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | 油脂組成物、臭味抑制方法及び用途 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7078089A JPH08242767A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | 油脂組成物、臭味抑制方法及び用途 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08242767A true JPH08242767A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=13652131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7078089A Pending JPH08242767A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | 油脂組成物、臭味抑制方法及び用途 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08242767A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100720638B1 (ko) * | 2004-10-22 | 2007-05-21 | 액세스 비지니스 그룹 인터내셔날 엘엘씨 | 오메가-3 식품 및 관련 제조방법 |
JP2015002740A (ja) * | 2013-05-20 | 2015-01-08 | 花王株式会社 | 油脂組成物 |
JP2015002739A (ja) * | 2013-05-20 | 2015-01-08 | 花王株式会社 | 油脂組成物 |
-
1995
- 1995-03-09 JP JP7078089A patent/JPH08242767A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100720638B1 (ko) * | 2004-10-22 | 2007-05-21 | 액세스 비지니스 그룹 인터내셔날 엘엘씨 | 오메가-3 식품 및 관련 제조방법 |
JP2015002740A (ja) * | 2013-05-20 | 2015-01-08 | 花王株式会社 | 油脂組成物 |
JP2015002739A (ja) * | 2013-05-20 | 2015-01-08 | 花王株式会社 | 油脂組成物 |
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